JP3699092B2 - マルチシナリオ選択実行ゲームプログラム及びゲーム装置 - Google Patents

マルチシナリオ選択実行ゲームプログラム及びゲーム装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータで実行されるゲームプログラムに関わり、特に、複数のシナリからプレーヤが入力手段を介して実行すべきシナリオを選択することにより、当該選択されたシナリオがゲーム中で実行される、マルチシナリオ選択実行ゲームプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ゲーム中のシナリオ上の分岐で、プレーヤにシナリオ選択に関する選択肢をいくつか呈示して選択させ、該選択されたシナリオに基づいて以後のゲームを進行させるマルチシナリオ選択実行プログラムは知られている。
【0003】
従来、関連する技術としては、特許文献1に開示されたものが知られている。
【特許文献1】
特開2001−314653号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、こうした選択肢は、いずれの場合も、二者択一、又は三者択一程度の単純なものだった。従って、選択肢として多くの要素を盛り込むことが出来ず、分岐後のシナリオとしても、それほどシナリオ相互の内容が異なるものを用いることが出来ず、プレーヤにシナリオ展開の予測がついてしまい、ゲームの興趣を損なう場合も多い。
【0005】
こうしたことから、選択肢として多くの要素を盛り込むことが出来、分岐後のシナリオとしても、シナリオ相互の内容を大幅に異なるものとすることが出来る、マルチシナリオ選択実行ゲームプログラムの開発が望まれる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ゲームプログラム(GPR)に格納された所定のシナリオに沿って所定の画像をコンピュータ(16)を介してモニタ(9)上に表示することにより、ゲームを進行させてゆくゲームプログラム(GPR)であって、
前記ゲームプログラムは、前記コンピュータに、
前記ゲームが所定のシナリオ分岐ステップに入ったところで、該所定のシナリオ分岐ステップに対応したシナリオ選択画像(SSI)を、シナリオ選択画像ファイル(SSF)に格納された複数のシナリオ選択画像の中から選択的に読み出してモニタ上に表示するシナリオ選択画像表示手順(SDC)、
前記モニタに表示されたシナリオ選択画像上に、該シナリオ選択画像に対応したシナリオ分岐ステップにより分岐される可能性のある複数の分岐シナリオに主人公として登場する複数の分岐キャラクタ(CR)を、それら分岐キャラクタが該シナリオ選択画像上で一覧可能な形で、プレーヤが選択可能に表示する(図2に示すように、各分岐キャラクタCRについてカーソルCSを付して表示するなど)、分岐キャラクタ表示手順(SDC)、
前記プレーヤの入力手段を介した前記分岐キャラクタについての選択結果に基づいて、当該分岐キャラクタについて設定された分岐シナリオにおけるシナリオ展開を性格づける行動内容を叙述する文の形式のパラメータである選択パラメータ(例えば、図6の選択データSSDなど)を、前記複数のシナリオ選択画像及び分岐キャラクタに対応した前記選択パラメータを格納する選択パラメータファイル(SST)から選択的に読み出して、前記分岐キャラクタを前記プレーヤが選択した際に前記モニタ上に表示されていたシナリオ選択画像上に、プレーヤが選択可能に表示する(例えば、図4に示す、イメージデータIMG2など)、選択パラメータ表示手順(SDC)、
プレーヤの前記入力手段を介した前記分岐キャラクタ及び選択パラメータの選択結果に基づいて、以後実行すべき分岐シナリオ(DS)を、前記分岐キャラクタ及び選択パラメータの組み合わせに対応する形で前記分岐シナリオが設定された分岐シナリオマップ(DSM)から決定する、分岐シナリオ選択決定手順(SDC)、
該分岐シナリオ選択決定手順により選択決定された分岐シナリオを実行して前記ゲームを進行させてゆくゲーム進行手順(GPR)
を実行させるためのプログラムであることを特徴として構成される。
【0007】
請求項2の発明は、前記ゲームプログラムは、更に前記コンピュータに、
前記各シナリオ選択画像に対応する形でテキストデータ(DTD)を格納したテキストデータファイル(TDF)から、前記シナリオ選択画像表示手順により選択的に読み出されたシナリオ選択画像に対応したテキストデータを、選択的に読み出して、前記読み出されたシナリオ選択画像と共にモニタ上に表示する(例えば、図4に示すテキスト表示領域TDRに示された表示テキストデータDTDなど)テキスト表示手順、
を実行させるためのプログラムであることを特徴として構成される。
【0008】
請求項3の発明は、請求項2記載のマルチシナリオ選択実行プログラムにおいて、前記テキスト表示手順は、前記プレーヤが選択した前記分岐キャラクタに対応する前記表示テキスト(例えば、図5の各分岐キャラクタCRの名前NAMや発言データSDTなど)を、前記シナリオ選択画像及び分岐キャラクタに対応した表示テキストを格納する前記第1選択テーブル(FST)から読み出して、前記シナリオ選択画像に対応して読み出されたテキストデータ(DTD)に埋め込み表示する(例えば、図2に示すテキスト表示領域TDRに示された分岐キャラクタCRの名前NAMが埋め込まれた表示テキストデータDTDなど)ことを特徴として構成される。
【0009】
請求項4の発明は、請求項2記載のマルチシナリオ選択実行プログラムにおいて、前記テキスト表示手順は、前記プレーヤが選択した前記選択パラメータに対応する前記表示テキスト(ADT)を、前記選択パラメータに対応した表示テキストを格納する前記第2選択テーブル(SST)から読み出して、前記シナリオ選択画像に対応して読み出されたテキストデータ(DTD)に埋め込み表示する(例えば、図4に示すテキスト表示領域TDRに示された行動データADTが埋め込まれた表示テキストデータDTDなど)ことを特徴として構成される。
【0010】
請求項5の発明は、請求項3又は4記載のマルチシナリオ選択実行プログラムにおいて、
前記テキスト表示手順は、前記読み出された表示テキスト(NAM、ADT)を、前記シナリオ選択画像に対応して読み出されたテキストデータに埋め込み表示する際に、その表示色や明るさを、他のテキストデータとは異なる形で表示することを特徴として構成される。
【0011】
請求項6の発明は、ゲームプログラムに格納された所定のシナリオに沿って所定の画像をコンピュータを介してモニタ上に表示することにより、ゲームを進行させてゆくゲーム装置(20)であって、該ゲーム装置は、
前記ゲームが所定のシナリオ分岐ステップに入ったところで、該所定のシナリオ分岐ステップに対応したシナリオ選択画像を、シナリオ選択画像ファイルに格納された複数のシナリオ選択画像の中から選択的に読み出してモニタ上に表示するシナリオ選択画像表示手段、
前記モニタに表示されたシナリオ選択画像上に、該シナリオ選択画像に対応したシナリオ分岐ステップにより分岐される可能性のある複数の分岐シナリオに主人公として登場する複数の分岐キャラクタを、それら分岐キャラクタが該シナリオ選択画像上で一覧可能な形で、プレーヤが選択可能に表示する、分岐キャラクタ表示手段、
前記プレーヤの入力手段を介した前記分岐キャラクタについての選択結果に基づいて、当該分岐キャラクタについて設定された分岐シナリオにおけるシナリオ展開を性格づける行動内容を叙述する文の形式のパラメータである選択パラメータを、前記複数のシナリオ選択画像及び分岐キャラクタに対応した前記選択パラメータを格納する選択パラメータファイルから選択的に読み出して、前記分岐キャラクタを前記プレーヤが選択した際に前記モニタ上に表示されていたシナリオ選択画像上に、プレーヤが選択可能に表示する、選択パラメータ表示手段、
プレーヤの前記入力手段を介した前記分岐キャラクタ及び選択パラメータの選択結果に基づいて、以後実行すべきシナリオを、前記分岐キャラクタ及び選択パラメータの組み合わせに対応する形で前記分岐シナリオが設定された分岐シナリオマップから決定する、分岐シナリオ選択決定手段、
該分岐シナリオ選択決定手段により選択決定された分岐シナリオを実行して前記ゲームを進行させてゆくゲーム進行手段、
を有することを特徴として構成される。
【0012】
【発明の効果】
請求項1及びの発明は、プレーヤが選択した分岐キャラクタ及び選択パラメータに基づいて、分岐シナリオマップ(DSM)から以後実行すべき分岐シナリオ(DS)が選択決定され、実行されるので、シナリオ分岐の際の選択肢として多くの要素を盛り込むことが出来、分岐後のシナリオとしても、シナリオ相互の内容を大幅に異なるものとすることが出来る。
【0013】
また、プレーヤが選択可能なパラメータを、各分岐シナリオの主人公のキャラクタと分岐シナリオの内容を叙述する文形式のパラメータとすることにより、プレーヤはあたかも自分が分岐後のシナリオを設計しているような感覚を味わうことが出来、ゲームの興趣を高めることが出来る。
【0014】
請求項2の発明は、テキスト表示手順が、シナリオ選択画像に対応したテキストデータを、選択的に読み出して、シナリオ選択画像と共にモニタ上に表示する(例えば、図4に示すテキスト表示領域TDRに示された表示テキストデータDTDなど)ので、プレーヤはテキストデータ(DTD)を参照することにより、現在のシナリオ分岐ステップの状態を容易に理解することが出来る。
【0015】
請求項3及び4の発明は、テキスト表示手順は、プレーヤが選択した分岐キャラクタ又は選択パラメータに対応する表示テキストを、シナリオ選択画像に対応して読み出されたテキストデータ(DTD)に埋め込み表示するので、プレーヤの選択状態を表示された表示テキストにより容易に理解することが出来る。
【0016】
請求項5の発明は、読み出された表示テキスト(NAM、ADT)を、シナリオ選択画像に対応して読み出されたテキストデータに埋め込み表示する際に、その表示色や明るさを、他のテキストデータとは異なる形で表示するので、プレーヤが選択したパラメータを容易に認識することが出来る。
【0017】
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき、本発明の実施例を説明する。
【0019】
図1は本発明が適用される家庭用ゲーム機のブロック図、図2はシナリオ選択に際してディスプレイに表示されるのシナリオ選択画像の一例を示す図、図3及び図4は、プレーヤのパラメータ選択に応じて図2に示したシナリオ選択画像が変化して表示される状態を示す図、図5は第1選択テーブルの一例を示す模式図、図6は第2選択テーブルの一例を示す模式図、図7は分岐シナリオマップの一例を示す模式図、図8はテキストデータファイルの一例を示す図である。
【0020】
ゲーム装置20は、図1に示すように、記録媒体としてのROMディスク15に記録されたアドベンチャーゲームなどのゲーム用プログラムに従って所定のゲームを実行するものである。ゲーム装置20は、マイクロプロセッサを主体として構成されたCPU1と、そのCPU1に対する主記憶装置としてのROM2およびRAM3と、画像処理装置4およびサウンド処理装置6と、それらの装置に対するバッファ5、7と、ROMディスク読取装置8とを有している。ROM2には、ゲーム機の全体の動作制御に必要なプログラムとしてのオペレーティングシステムが書き込まれる。RAM3には記憶媒体としてのROMティスク15から読み取ったゲーム用のプログラムやデータが必要に応じて書き込まれる。画像処理装置4はCPU1から画像データを受け取ってフレームバッファ5上にゲーム画面を描画するとともに、その描画された画像のデータを所定のビデオ再生信号に変換して所定のタイミングでモニタ9に出力する。サウンド処理装置6は、ROMティスク15から読み出されてサウンドバッファ7に記録された音声、楽音等のデータや音源データ等を再生してスピーカ10から出力させる。ROMディスク読取装置8は、CPU1からの指示に従ってROMディスク15上に記録されたプログラムやデータを読み取り、その読み取った内容に対応した信号を出力する。ROMディスク15にはゲームの実行に必要なプログラムやデータが記録されている。モニタ9には家庭用のテレビ受像機が、スピーカ10にはそのテレビ受像機の内蔵スピーカが一般に使用される。
【0021】
さらに、CPU1にはバス14を介して通信制御デバイス11が接続され、そのデバイス11には入力装置としてのコントローラ12及び補助記憶装置13が適宜な接続ポートを介してそれぞれ着脱自在に接続される。コントローラ12は入力装置として機能するものであり、そこにはプレーヤによる操作を受け付ける操作キーなどの操作部材が設けられる。通信制御デバイス11は一定周期(例えば1/60秒)でコントローラ12の操作状態を走査し、その走査結果に対応した信号をCPU1に出力する。CPU1はその信号に基づいてコントローラ12の操作状態を判別する。コントローラ12及び補助記憶装置13は通信制御デバイス11に対して複数並列に接続可能である。
【0022】
以上の構成において、モニタ9、スピーカ10、コントローラ12、ROMディスク15及び補助記憶装置13を除く他の構成要素は所定のハウジング内に一体的に収容されてゲーム機本体16を構成する。このゲーム機本体16がコンピュータとして機能する。
【0023】
ROMディスク15上にはロールプレイングゲームやアドベンチャーゲームなどの、所定のシナリオに従ってゲームが進行するゲームプログラムGPRが格納されている。
【0024】
ゲーム装置20においては、所定の初期化操作(例えば電源の投入操作)が行われるとCPU1がまずROM2のプログラムに従って所定の初期化処理を実行する。初期化が終わるとCPU1はROMディスク15上に格納された、ゲームプログラムGPRの読み込みを開始し、そのプログラムに従ってゲーム処理を開始する。プレーヤがコントローラ12に対して所定のゲーム開始操作を行うと、CPU1はその指示に基づいたゲームプログラムGPRの手順に従ってゲームの実行に必要な種々の処理を開始する。
【0025】
以後、ゲーム装置20は、読み込んだゲームプログラムGPRに従って、所定の処理を行って、モニタ9上に表示される画像を表示制御して、所定のシナリオを進行制御して行く。
【0026】
ゲームプログラムGPRでは、そのシナリオの途中で、プレーヤに対して以後、プレーヤがプレイすべきシナリオを複数のシナリオの中から選択させるシナリオ分岐ステップが準備されている。即ち、ゲームプログラムGPRは、図1に示すように、シナリオ分岐制御プログラムSDCを有しており、シナリオ分岐制御プログラムSDCは、ゲームがシナリオ分岐ステップに入ったところで、CPU1及び画像処理装置4を介して、図2に示すように、以後プレーヤが選択して実行可能な複数の分岐したシナリオ(以後、単に「分岐シナリオ」と称する)に主人公としてそれぞれ登場するキャラクタCRが一覧可能な形で表示されたシナリオ選択画像SSIを表示する。このシナリオ選択画像SSIは、ゲームプログラムGPR中に格納されたシナリオ選択画像ファイルSSFより読み出して、画像メモリであるフレームバッファ5に格納し、モニタ9上に表示する。
【0027】
なお、シナリオ選択画像ファイルSSFは、ゲーム開始後の適宜な時点で、ゲームプログラムGPRにより、ROMディスク15からRAM3内に格納され、各シナリオ選択画像SSIの読み出しは、該RAM3中に格納されたシナリオ選択画像ファイルSSFから読み出される。しかし、シナリオ選択画像ファイルSSFをRAM3に格納することなく、直接ROMディスク15から読み出すようにしてもよい。
【0028】
このシナリオ選択画像SSIは、ゲーム中で複数のシナリオ分岐ステップが準備されている場合には、それらシナリオ分岐ステップの数に応じた種類のシナリオ選択画像SSIが特定のシナリオ分岐ステップと関連づけられた形でシナリオ選択ファイルSSFに格納されている。そして、ゲームプログラムGPRによるゲームが当該シナリオ分岐ステップに入ったところで、シナリオ分岐制御プログラムSDCはCPU1を介して、対応するシナリオ選択画像SSIをシナリオ選択ファイルSSFから読み出して、フレームバッファ4に書き込み、モニタ9上に表示する。
【0029】
各シナリオ分岐ステップに対応するシナリオ選択画像SSIには、既に述べたように、当該シナリオ分岐ステップにより分岐される可能性のある複数の分岐シナリオに主人公として登場するキャラクタCRが一覧可能な形で表示されている。従って、プレーヤは、シナリオ分岐ステップに入った時点で、これから自分が選択することのできる各分岐シナリオの主人公のキャラクタCR(以後、単に「分岐キャラクタCR」と称し、各分岐キャラクタCRを区別して表示する場合には、分岐キャラクタCR1、CR2……CRnと、CRの後に数字を付して、各分岐キャラクタCRを区別し、各分岐キャラクタCRを区別する必要が無い場合には、単に分岐キャラクタCRと表示する)をシナリオ選択画像SSIが表示されたモニタ9を見ることにより目視で確認することが出来、自ら気に入っているキャラクタや、興味のあるキャラクタについて、その後の分岐シナリオの選択を容易に行うことが出来る。なお、シナリオ選択画像SSIには、分岐キャラクタCR以外のキャラクタの画像や背景画像を同時に表示することも当然可能である。シナリオ選択画像SSIの好ましい例としては、それぞれ独立したオブジェクトからなる複数の分岐キャラクタと、これらキャラクタとは別個のオブジェクトからなる背景画像等をスクリーン画像として描画したものである。ここで言うオブジェクトとは、スプライト、キャラクタ画像をマッピングした単板ポリゴン、3Dポリゴンモデル等のことを意味する。
【0030】
次に、シナリオ分岐制御プログラムSDCは、シナリオ選択画像SSIに付された分岐キャラクタを示すデータなどに基づいて、CPU1及び画像処理装置4を介して、図2に示すように、モニタ9上に表示されたシナリオ選択画像SSI上に表示された分岐キャラクタCRについて、当該分岐キャラクタが、プレーヤがコントローラ12を操作することにより選択可能であることを示すカーソルCSをシナリオ選択画像SSI上にそれぞれ表示する。図2に示すシナリオ選択画像SSIでは、5人の分岐キャラクタCRが表示されており、各分岐キャラクタCRの頭の上に、逆三角形のカーソルCSが表示されている。具体的にはコントローラ12の操作に連動して、各分岐キャラクタCRのオブジェクトを順次指示する。
【0031】
この表示により、プレーヤは、これからシナリオ選択画像SSIに表示された5人についてのシナリオ分岐が行われることを直感的に認識することが出来る。
【0032】
シナリオ分岐制御プログラムSDCは、CPU1及び画像処理装置4を介して各分岐キャラクタCRのカーソルCSを点滅させたり、また図示しないテキスト文字などをモニタ9上に表示させたりして、プレーヤに分岐キャラクタCRの選択を促す。
【0033】
これを受けて、プレーヤはコントローラ12の操作キーを適宜操作して、シナリオ選択画像SSIに表示された複数の分岐キャラクタCRの中から、任意の分岐キャラクタCRを選択する操作を行う。この際、プレーヤがコントローラ12の操作キーを操作する度に、画面上の分岐キャラクタCR及び該分岐キャラクタCRに表示されているカーソルCSの表示態様が変化し、現在プレーヤがどの分岐キャラクタCRを選択しているかをモニタ9上で表示する。なお、シナリオ分岐制御プログラムSDCが、シナリオ選択画像SSI及びカーソルCSをモニタ9上に表示した段階で、シナリオ分岐制御プログラムSDCは、CPU1に対して、プレーヤからのコントローラ12を介したキャラクタ選択の入力を受け付けるように指示し、CPU1は、分岐キャラクタCRの選択受付状態に入る。
【0034】
プレーヤが選択した分岐キャラクタCRの表示態様は、プレーヤが選択している分岐キャラクタCR及び対応するカーソルCSをハイライト表示したり、点滅させたりして行うが、選択している分岐キャラクタCRを他の分岐キャラクタCRから区別することが出来る限り、音声を使用するなどの任意の表示が可能である。
【0035】
また、プレーヤが現在選択している分岐キャラクタCRは、RAM3などの適宜なメモリに一時的にキャラクタ選択データCSDとして格納されている。シナリオ分岐制御プログラムSDCは、CPU1を介してゲームプログラムGPR中の選択パラメータファイルSPFから、図5に示す、現在実行中のシナリオ分岐ステップに対応した第1選択テーブルFSTを読み出し、該第1選択テーブルFSTからメモリ内に格納されたキャラクタ選択データCSDに対応した、プレーヤが現在選択している分岐キャラクタCRに対応するキャラCRの名前NAMを読み出し、シナリオ選択画像SSI中のテキスト表示領域TDRの所定位置、図2に示すように、表示する。
【0036】
なお、選択パラメータファイルSPFは、ゲーム開始後の適宜な時点で、ゲームプログラムGPRにより、ROMディスク15からRAM3内に格納され、各第1選択テーブルFSTなどの読み出しは、該RAM3中に格納された選択パラメータファイルSPFから読み出される。しかし、選択パラメータファイルSPFをRAM3に格納することなく、直接ROMディスク15から読み出すようにしてもよい。
【0037】
即ち、第1選択テーブルFSTには、図5に示すように、各シナリオ選択画像SSI(各シナリオ選択画像SSIを区別する場合には、シナリオ選択画像SSI1、SSI2、SSI3、……SSInと表示する)に対応して、当該シナリオ選択画像SSIに表示されている各分岐キャラクタCRの名前NAMが、シナリオ選択画像SSI上に表示された各分岐キャラクタCRの位置と対応する形で格納されており、図5の場合、図2のシナリオ選択画像SSIに対応して、図2の図中右方から左方に向けて表示された分岐キャラクタCR1、CR2、CR3、CR4、CR5について、その名前NAMがそれぞれ格納されている。従って、プレーヤがコントローラ12を操作して各分岐キャラクタCRを選択すると、対応する分岐キャラクタCRの名前NAMが、第1選択テーブルFSTより読み出され、シナリオ選択画像SSIのテキスト表示領域TDRに表示される。
【0038】
また、シナリオ分岐制御プログラムSDCは、CPU1に対して、モニタ9上にシナリオ選択画像SSIが表示された段階で、テキストデータファイルTDFから、モニタ9上に表示されたシナリオ選択画像SSIに対応した表示テキストデータDTDを読み出して、シナリオ選択画像SSIのテキスト表示領域TDRに表示する。図8に示すように、各シナリオ選択画像SSI1、SSI2、SSI3……についてあらかじめ所定の表示テキストデータDTDが格納されたテキストデータファイルTDFがゲームプログラムGPR中に格納されており、シナリオ分岐制御プログラムSDCは、CPU1を介して、シナリオ選択画像SSIに対応する表示テキストデータDTDをテキストデータファイルTDFから選択的に読み出して表示する。
【0039】
なお、テキストデータファイルTDFは、ゲーム開始後の適宜な時点で、ゲームプログラムGPRにより、ROMディスク15からRAM3内に格納され、各テキストデータDTDは、該RAM3中に格納されたテキストデータファイルTDFから読み出される。しかし、テキストデータファイルTDFをRAM3に格納することなく、直接ROMディスク15から読み出すようにしてもよい。
【0040】
各表示テキストデータDTDは、予め決定されている文章からなる不動テキストNMT(図8の場合、「この時は」と「が、」、「と言ったので、」が、不動テキストNMTとなる)と、プレーヤが第1選択テーブルFSTより選択した分岐キャラクタCRの名前NAMや当該名前データに付随して第1選択テーブルに格納されている発言データSDT、更には後述するように第2選択テーブルSSTからプレーヤが選択する行動データADTが埋め込まれるブランクテキストBKTから構成されている。
【0041】
従って、シナリオ分岐制御プログラムSDCは、まず、プレーヤがシナリオ選択画像SSIを見ながら、分岐キャラクタCRをコントローラ12を操作しながら選択する度に、対応する分岐キャラクタCRの名前NAMを、第1選択テーブルFSTより読み出して、表示テキストデータDTDの対応する位置に埋め込む演算を行い、それをフレームバッファ4内に格納された対応するシナリオ選択画像SSIのテキスト表示領域TDRに格納し、モニタ9上に図2に示すように表示する。
【0042】
なお、このとき、テキスト表示領域TDRに表示されているプレーヤが選択している分岐キャラクタCRの名前NAMは、他の表示テキストと区別する形で、その表示色や明るさなどの表示態様を変えて表示すると、プレーヤが自己の選択状態を容易に認識することが出来る。
【0043】
こうして、プレーヤが分岐キャラクタCRを選択したところで、シナリオ分岐制御プログラムSDCは、当該選択を確定する操作をコントローラ12で行うようにモニタ9上に適宜な表示を行い、当該表示に促されて、プレーヤがコントローラ12を操作して選択確定の信号S1を出力する。
【0044】
こうして、分岐キャラクタCRがシナリオ選択画像SSI上に表示された特定の分岐キャラクタCR(例えば、分岐キャラクタCR1の「あやのさん」)に確定したところで、シナリオ分岐制御プログラムSDCは、CPU1に対して、更に第1選択テーブルFSTより、当該選択された分岐キャラクタCRに対応する発言データを読み出すように、指令する。これを受けて、CPU1は、第1選択テーブルFSTの対応する分岐キャラクタCR1に対応して格納されている発言データSDTを読み出して、画像処理装置4に、図3に示すように、シナリオ選択画像SSI上のプレーヤによる選択された分岐キャラクタCR1について、吹き出しの画像内に当該発言データSDTを埋め込んだ形のイメージデータIMG1生成させ、フレームバッファ4内のシナリオ選択画像SSI上の選択された分岐キャラクタCR1と対応する位置に上書きする処理を行い、それにより得られた画像をモニタ9上に表示する。
【0045】
また、シナリオ分岐制御プログラムSDCは、この際、読み出された発言データSDTを、シナリオ選択画像SSIに対応した、図8に示す表示テキストデータDTDの対応するブランクテキストBKT位置に埋め込んで、当該埋め込まれたテキストデータDTDを、フレームバッファ4内のシナリオ選択画像SSIのテキスト表示領域TDRに、図3に示すように、書き込み、モニタ9上に表示する。
【0046】
次に、シナリオ分岐制御プログラムSDCは、選択パラメータファイルSPFの中から、第2選択テーブルSSTを読み出し、第2選択テーブルSSTの対応するシナリオ選択画像SSI1の選択された分岐キャラクタCR1に対応する3個の選択データSSDを全て読み出して、図4に示すように、吹き出しの画像内に3個の選択データSSDを埋め込んだ形のイメージデータIMG2を生成し、フレームバッファ4内のシナリオ選択画像SSI1上に上書きする処理を行い、それにより得られた画像をモニタ9上に表示する。
【0047】
第2選択テーブルSSTには、プレーヤが選択することの出来る複数の選択肢として、各シナリオ選択画像SSIの各分岐キャラクタCRについて、それぞれ内容の異なる複数の選択データSSDが格納されており、それら選択データSSDは、プレーヤがモニタ9の画像を見ながらコントローラ12を操作して選択可能な形で表示される。図6の場合、シナリオ選択画像SSI1の分岐キャラクタCR1の「あやのさん」についての、第2選択テーブルSSTに示された選択データSSDは、3個(種類)であり(この選択データSSDは、3個(種類)に限らず、2個(種類)以上、何個でもよい)、それらは、「僕が行くよ」、「買ってきてよ」、「無しで行こう」の3個(種類)である。いずれの場合も、後に決定される分岐シナリオにおけるシナリオ展開を性格づける行動内容を叙述する文の形式のパラメータとなっている。
【0048】
シナリオ分岐制御プログラムSDCは、CPU1及び画像処理装置4を介して、図4に表示された各イメージデータIMG2を点滅させたり、また図示しないテキスト文字などをモニタ9上に表示させたりして、プレーヤに表示された複数のイメージデータIMG2の中から、プレーヤが選択したい選択データSSDが表示されたイメージデータIMG2の選択を促す。
【0049】
これを受けて、プレーヤはコントローラ12の操作キーを適宜操作して、シナリオ選択画像SSIに表示された複数の選択データSSDの中から、自分が興味のある選択データSSDを選択する操作を行う。この際、プレーヤがコントローラ12の操作キーを操作する度に、シナリオ分岐制御プログラムSDCは、画面上の各イメージデータIMG2の表示態様を、画像処理装置4を介して変化するように制御し、現在プレーヤがどのイメージデータIMG2を選択しているかをモニタ9上で容易に認識できるように表示する。
【0050】
なお、シナリオ分岐制御プログラムSDCが、シナリオ選択画像SSI及イメージデータIMG2をモニタ9上に表示した段階で、シナリオ分岐制御プログラムSDCは、CPU1に対して、プレーヤからのコントローラ12を介したキャラクタ選択の入力を受け付けるように指示し、CPU1は、イメージデータIMG2の選択受付状態に入る。
【0051】
プレーヤが選択したイメージデータIMG2の表示は、プレーヤが選択しているイメージデータIMG2を、図4に示すように、ハイライト表示(図中、吹き出し内にハッチングが無い状態)したり、点滅させたりして行うが、選択しているイメージデータIMG2(選択データSSD)を他のイメージデータIMG2(選択データSSD)から区別することが出来る限り、音声を使用するなどの任意の表示が可能である。
【0052】
また、こうしてプレーヤがイメージデータIMG2、即ち、選択データSSDを選択している状態で、プレーヤにより選択されている選択データSSDは、RAM3などの適宜なメモリに一時的に、選択データASDとして格納されている。シナリオ分岐制御プログラムSDCは、CPU1を介して第2選択テーブルSSTから、メモリ内に格納された選択データASDに対応した、プレーヤが現在選択している行動データADTを読み出し、シナリオ選択画像SSI中のテキスト表示領域TDRの所定位置に、図4に示すように、表示する。
【0053】
即ち、第2選択テーブルSSTには、図6に示すように、各選択データSSDに対応する形で、その具体的な行動内容が示された行動データADTが格納されており、プレーヤが図4に示す選択データSSDの選択画面で、任意の選択データSSDを選択すると、対応する行動データADTは、シナリオ分岐制御プログラムSDCの指示によりCPU1を介して直ちに第2選択テーブルSSTより読み出され、画像処理装置4を介してシナリオ選択画像SSI中のテキスト表示領域TDRの所定位置に表示される。
【0054】
この行動データADTは、前述の選択データSSDの内容をより詳細に規定したものであり、各選択データSSDと1対1に対応するものである。例えば、図6の場合、シナリオ選択画像SSI1の分岐キャラクタCR1についての、選択データSSD1の「僕が行くよ」には、行動データADT1の「僕は、市場に買い物に行った。」が対応しており、選択データSSD2の「買ってきてよ」には、行動データADT2の「彼女に市場に買いに行かせた。」が対応しており、選択データSSD3の「無しで行こう」には、行動データADT3の「その日の夕食は抜きとなった。」が対応している。
【0055】
従って、プレーヤがコントローラ12を操作して選択データSSDを選択すると、対応する行動データADTが、第2選択テーブルSSTより読み出され、前述の表示テキストデータDTDのブランクテキストBKTの対応する部分を埋める形で表示テキストデータDTDが演算生成され、それ以前にプレーヤが選択した分岐キャラクタCR1に対応する名前NAMや発言データSDT及び不動テキストNMTと共に、シナリオ選択画像SSI1のテキスト表示領域TDRに表示される。
【0056】
従って、シナリオ分岐制御プログラムSDCは、プレーヤがシナリオ選択画像SSI及び選択データSSDが表示されたイメージデータIMG2の映像を見ながら、選択すべき選択データSSDをコントローラ12を操作しながら選択する度に、対応する行動データADTを、第2選択テーブルSSTより読み出して、表示テキストデータDTDの対応する位置に埋め込む演算を行い、それをフレームバッファ4内に格納された対応するシナリオ選択画像SSIのテキスト表示領域TDRに格納し、モニタ9上に図4に示すように表示する。
【0057】
なお、このとき、テキスト表示領域TDRに表示されているプレーヤが選択している行動データADTの表示は、他の不動テキストNMTや選択済みの分岐キャラクタCR1の名前データNAMなどと区別する形で、その表示色や明るさを変えて表示すると、プレーヤが自己の選択状態を容易に認識することが出来る。
【0058】
こうして、プレーヤが選択データSSDを選択したところで、シナリオ分岐制御プログラムSDCは、当該選択を確定する操作をコントローラ12で行うようにモニタ9上に適宜な表示を行い、当該表示に促されて、プレーヤがコントローラ12を操作して選択確定の信号S1を出力する。
【0059】
こうして、特定のシナリオ分岐ステップにおいて、プレーヤが当該シナリオ分岐ステップに対応するシナリオ選択画像SSIをモニタ9上で参照しながら、分岐キャラクタCR1や選択データSSDを選択したところで、シナリオ選択画像SSIのテキスト表示領域TDRには、図4に示すように、特定の意味を持った、文章がプレーヤの選択により生成されることとなる。
【0060】
シナリオ分岐制御プログラムSDCは、CPU1を介して、このシナリオ分岐ステップにおいて、プレーヤがコントローラ12を介して選択し分岐キャラクタCR及び当該分岐キャラクタCRについて引き続き選択した選択データSSDに基づいて、選択パラメータファイルSPFから、分岐シナリオマップDSMを読み出して、対応する分岐シナリオDSを選択する。分岐シナリオマップDSMには、図7に示すように各シナリオ分岐ステップ、即ちシナリオ選択画像SSIについて、選択可能な複数の分岐キャラクタCR及び各分岐キャラクタCRについて選択可能な複数の選択データSSDについて、それぞれの組み合わせについて、異なる分岐シナリオDSが、第1シナリオから第15シナリオまで、15本準備されており、各シナリオ分岐ステップで、プレーヤが選択した分岐キャラクタCR1及び選択データSSDに対応した、唯一の分岐シナリオDSが選択される。
【0061】
こうして、実行すべき分岐シナリオDSが分岐シナリオマップDSMに基づいて決定されたところで、シナリオ分岐制御プログラムSDCは、CPU1を介してゲームプログラムGPRのシナリオファイルSNFから選択された分岐シナリオDSを読み出して、以後のシナリオを展開する。シナリオファイルSNFには、図7に示された、全ての分岐シナリオDSについてのシナリオデータが格納されているので、実行すべき分岐シナリオDSが分岐シナリオマップDSMに基づいて決定されると、直ちに対応するシナリオデータが、シナリオファイルSNFから読み出され、ゲームプログラムGPRに格納された図示しないシナリオ進行プログラムに基づいてCPU1により実行され、ゲームは当該選択された分岐シナリオDSに沿った形で展開進行してゆく。
【0062】
各分岐シナリオDSは、当然、プレーヤが選択した分岐キャラクタCRや選択データSSDに対応した内容で構成されているので、プレーヤは、自ら作成したシナリオに基づいた形でゲームを進行する形となり、ゲームの興趣を高めることが出来る。
【0063】
なお、各シナリオ分岐ステップにおいて、プレーヤが選択できるパラメータは、分岐キャラクタCRや選択データSSDの2種に限られるものでは無く、3種以上、何種類でも選択可能に構成することが出来る。
【0064】
以上の実施形態においては、CPU1がゲーム制御装置を構成し、そのCPU1と特定のソフトウエアとの組み合わせによってゲーム制御装置の各種の手段を構成したが、それらの手段の少なくとも一部は論理回路に置換してもよい。また、本発明は家庭用ゲームシステムに限らず、種々の規模のゲームシステムとして構成してよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明が適用される家庭用ゲーム機のブロック図である。
【図2】 図2はシナリオ選択に際してディスプレイに表示されるのシナリオ選択画像の一例を示す図である。
【図3】 図3は、プレーヤのパラメータ選択に応じて図2に示したシナリオ選択画像が変化して表示される状態を示す図、
【図4】 図4は、プレーヤのパラメータ選択に応じて図2に示したシナリオ選択画像が変化して表示される状態を示す図、
【図5】 図5は第1選択テーブルの一例を示す模式図、
【図6】 図6は第2選択テーブルの一例を示す模式図、
【図7】 図7は分岐シナリオマップの一例を示す模式図、
【図8】図8はテキストデータファイルの一例を示す図である。
【符号の説明】
9……モニタ
16……コンピュータ(ゲーム機本体)
20……ゲーム装置
CR……分岐キャラクタ
DS……分岐シナリオ
ADT……表示テキスト(行動データ)
DSM……分岐シナリオマップ
DTD……テキストデータ
FST……第1選択テーブル
GPR……ゲームプログラム、ゲーム進行手順
NAM……表示テキスト(分岐キャラクタの名前)
SSD……選択パラメータ(選択データ)
SST……選択パラメータファイル(第2選択テーブル)
SSI……シナリオ選択画像
SSF……シナリオ選択画像ファイル
SDC……シナリオ選択画像表示手順、分岐キャラクタ表示手順、選択パラメータ表示手順、分岐シナリオ選択決定手順(シナリオ分岐制御プログラム)
TDF……テキストデータファイル

Claims (6)

  1. ゲームプログラムに格納された所定のシナリオに沿って所定の画像をコンピュータを介してモニタ上に表示することにより、ゲームを進行させてゆくゲームプログラムであって、
    前記ゲームプログラムは、前記コンピュータに、
    前記ゲームが所定のシナリオ分岐ステップに入ったところで、該所定のシナリオ分岐ステップに対応したシナリオ選択画像を、シナリオ選択画像ファイルに格納された複数のシナリオ選択画像の中から選択的に読み出してモニタ上に表示するシナリオ選択画像表示手順、
    前記モニタに表示されたシナリオ選択画像上に、該シナリオ選択画像に対応したシナリオ分岐ステップにより分岐される可能性のある複数の分岐シナリオに主人公として登場する複数の分岐キャラクタを、それら分岐キャラクタが該シナリオ選択画像上で一覧可能な形で、プレーヤが選択可能に表示する、分岐キャラクタ表示手順、
    前記プレーヤの入力手段を介した前記分岐キャラクタについての選択結果に基づいて、当該分岐キャラクタについて設定された分岐シナリオにおけるシナリオ展開を性格づける行動内容を叙述する文の形式のパラメータである選択パラメータを、前記複数のシナリオ選択画像及び分岐キャラクタに対応した前記選択パラメータを格納する選択パラメータファイルから選択的に読み出して、前記分岐キャラクタを前記プレーヤが選択した際に前記モニタ上に表示されていたシナリオ選択画像上に、プレーヤが選択可能に表示する、選択パラメータ表示手順、
    プレーヤの前記入力手段を介した前記分岐キャラクタ及び選択パラメータの選択結果に基づいて、以後実行すべき分岐シナリオを、前記分岐キャラクタ及び選択パラメータの組み合わせに対応する形で前記分岐シナリオが設定された分岐シナリオマップから決定する、分岐シナリオ選択決定手順、
    該分岐シナリオ選択決定手順により選択決定された分岐シナリオを実行して前記ゲームを進行させてゆくゲーム進行手順、
    を実行させるためのプログラムであることを特徴とする、マルチシナリオ選択実行ゲームプログラム。
  2. 前記ゲームプログラムは、更に前記コンピュータに、
    前記各シナリオ選択画像に対応する形でテキストデータを格納したテキストデータファイルから、前記シナリオ選択画像表示手順により選択的に読み出されたシナリオ選択画像に対応したテキストデータを、選択的に読み出して、前記読み出されたシナリオ選択画像と共にモニタ上に表示するテキスト表示手順、
    を実行させるためのプログラムであることを特徴とする、請求項1記載のマルチシナリオ選択実行ゲームプログラム。
  3. 前記テキスト表示手順は、前記プレーヤが選択した前記分岐キャラクタに対応する前記表示テキストを、前記シナリオ選択画像及び分岐キャラクタに対応した表示テキストを格納する第1選択テーブルから読み出して、前記シナリオ選択画像に対応して読み出されたテキストデータに埋め込み表示することを特徴とする、請求項2記載のマルチシナリオ選択実行プログラム。
  4. 前記テキスト表示手順は、前記プレーヤが選択した前記選択パラメータに対応する前記表示テキストを、前記選択パラメータに対応した表示テキストを格納する第2選択テーブルから読み出して、前記シナリオ選択画像に対応して読み出されたテキストデータに埋め込み表示することを特徴とする、請求項2記載のマルチシナリオ選択実行プログラム。
  5. 前記テキスト表示手順は、前記読み出された表示テキストを、前記シナリオ選択画像に対応して読み出されたテキストデータに埋め込み表示する際に、その表示色 や明るさを、他のテキストデータとは異なる形で表示することを特徴とする、請求項3又は4記載のマルチシナリオ選択実行プログラム。
  6. ゲームプログラムに格納された所定のシナリオに沿って所定の画像をコンピュータを介してモニタ上に表示することにより、ゲームを進行させてゆくゲーム装置であって、該ゲーム装置は、
    前記ゲームが所定のシナリオ分岐ステップに入ったところで、該所定のシナリオ分岐ステップに対応したシナリオ選択画像を、シナリオ選択画像ファイルに格納された複数のシナリオ選択画像の中から選択的に読み出してモニタ上に表示するシナリオ選択画像表示手段、
    前記モニタに表示されたシナリオ選択画像上に、該シナリオ選択画像に対応したシナリオ分岐ステップにより分岐される可能性のある複数の分岐シナリオに主人公として登場する複数の分岐キャラクタを、それら分岐キャラクタが該シナリオ選択画像上で一覧可能な形で、プレーヤが選択可能に表示する、分岐キャラクタ表示手段、
    前記プレーヤの入力手段を介した前記分岐キャラクタについての選択結果に基づいて、当該分岐キャラクタについて設定された分岐シナリオにおけるシナリオ展開を性格づける行動内容を叙述する文の形式のパラメータである選択パラメータを、前記複数のシナリオ選択画像及び分岐キャラクタに対応した前記選択パラメータを格納する選択パラメータファイルから選択的に読み出して、前記分岐キャラクタを前記プレーヤが選択した際に前記モニタ上に表示されていたシナリオ選択画像上に、プレーヤが選択可能に表示する、選択パラメータ表示手段、
    プレーヤの前記入力手段を介した前記分岐キャラクタ及び選択パラメータの選択結果に基づいて、以後実行すべきシナリオを、前記分岐キャラクタ及び選択パラメータの組み合わせに対応する形で前記分岐シナリオが設定された分岐シナリオマップから決定する、分岐シナリオ選択決定手段、
    該分岐シナリオ選択決定手段により選択決定された分岐シナリオを実行して前記ゲームを進行させてゆくゲーム進行手段、
    を有することを特徴とするゲーム装置。
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