JP3697768B2 - 自動充電システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、指定された場所まで自己の判断により移動する無人車のバッテリを自動的に充電する自動充電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、無人車は、現在位置から外部より指定される目的地までの走行ルートを求め、その走行ルートに従って走行する。この種の無人車の中にはバッテリを搭載し、これによりモータを駆動して走行するものがある。また、そのような無人車のバッテリを自動的に充電するシステムとして、従来では次のようなものがあった。
【0003】
まず、無人車においては、常にバッテリの電圧を監視し、電圧が所定値以下となり、かつ、その状態が一定時間継続すると、通信手段により充電を要求する旨と共に、自己に付与されたID番号、搭載しているバッテリの容量等の情報を、無人車の待機場所に設置された自動充電装置に対し通知し、自動充電装置までの走行ルートを算出して移動を開始する。
【0004】
一方、自動充電装置においては、上記各種情報を通信手段によって受信、記憶し、無人車が到着して再度自己のID番号を送信すると、そのID番号と先に記憶したID番号とを照合し、一致した場合はその旨を無人車に通知すると共に、予め記憶している各種バッテリ容量に応じた複数の充電パターンの中から通知を受けたバッテリ容量に合う充電パターンを読み出す。ここで、上述した充電パターンは、充電中のバッテリ電圧に応じて変化させる充電電流の値と、バッテリ容量に応じた充電時間を定めたものである。
【0005】
そして、無人車においてID番号が一致した旨を受け取ると、搭載しているバッテリと自動充電装置とを電気的に接続させ、自動充電装置においてそれを確認すると、読み出した充電パターンに従って充電電流を制御し、無人車のバッテリの充電を行う。
【0006】
このような自動充電システムにおいては、自動充電装置が予め各種バッテリ容量に応じた充電パターンを何種類か記憶しており、その中から実際に充電を行うバッテリの容量に応じた充電パターンを読み出して充電を行うので、搭載しているバッテリの容量が異なる無人車が複数混在する場合でも、1台の自動充電装置により過不足無く充電を行うことができるという利点を持っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した無人車では、待機状態においてもモータや操舵輪を制御する各種制御部や通信手段、また、各部が具備する冷却ファン等により、バッテリの電力が消費されている。このため充電完了後、無人車が長時間されない場合、いざ使用する段になってバッテリに十分な電力が残っていないことがあった。
そのような場合、使用者は手動により再充電を行わなければならず、再充電に要する時間を浪費し、また、無人車を使用する必要が生じた場合でも即対応ができないという問題があった。
【0008】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、充電完了後、無人車が長時間使用されない場合、自動的に再充電を行う自動充電システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、バッテリを搭載し、該バッテリにより駆動する走行モータによって移動する無人車と、該無人車の待機位置に設置され、前記バッテリを充電する充電装置とからなり、前記無人車が前記バッテリを充電する必要があると判断した場合、前記充電装置の設置場所まで走行し、該無人車が到達すると前記充電装置が自動的に該無人車のバッテリを充電する自動充電システムにおいて、前記無人車は、予め設定された所定時間を計時し、該所定時間が経過すると所定時間経過信号を出力するタイマと、前記充電装置によりバッテリの充電が開始されると前記タイマに計時を開始させるタイマ制御手段と、前記充電装置の設置場所において直前の充電が完了した後も待機状態が継続中であるときに、前記タイマから所定時間経過信号が出力された場合に、該充電装置に対して再充電を要求する再充電要求手段とを具備してなり、前記充電装置は、前記再充電要求手段からの要求に応じて前記無人車のバッテリを充電することを特徴とする自動充電システムである。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の自動充電システムにおいて、前記タイマに予め設定される所定時間が、前記無人車が待機状態時に消費する電力に基づいて決定されていることを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項1または2いずれか記載の自動充電システムにおいて、前記タイマ制御手段が前記充電装置により前記無人車の再充電が開始されると、前記タイマをリセットし、再度計時を開始させることを特徴とする。
【0012】
請求項4記載の発明は、バッテリを搭載し、該バッテリにより駆動する走行モータによって移動する無人車と、該無人車の待機位置に設置され、前記バッテリを充電する充電装置とからなる自動充電システムにおいて、前記無人車は、現時点の日付及び時刻を出力する計時手段と、前記計時手段により、前記無人車が前記待機位置に到着した時点の日付及び時刻を求め、この日付及び時刻を記憶しておく記憶手段と、前記待機位置において待機中の間に前記無人車の電源が一旦OFFにされ、再度電源をONにされた時点の日付及び時刻を前記計時手段により求め、前記記憶手段に記憶された日付及び時刻と再度電源をONにされた時点の日付及び時刻から、前記無人車が前記待機位置に到着し、電源が一旦OFFにされ、再度電源をONにされるまでの経過時間を求め、該求めた経過時間が予め設定された所定時間を超えていた場合、前記充電装置に対してバッテリの充電を要求する充電要求手段とを具備してなり、前記充電装置は、前記充電要求手段からの要求に応じて前記無人車のバッテリを充電することを特徴とする自動充電システムである。
【0013】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の自動充電システムにおいて、前記充電要求手段に予め設定される所定時間は、前記無人車が電源OFF時に消費する電力に基づいて決定されていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態による自動充電システムの構成を示すブロック図である。この図において、10は走行モータ(図示略)により走行する無人車、30は無人車10の待機場所等に設置された自動充電装置である。無人車10において、11は主制御部であり、無人車内の各部を制御する。
【0015】
12は走行制御部であり、主制御部11からの指令に基づいて上記走行モータおよび操舵輪を制御する。13はバッテリであり、無人車10の各部および走行モータに電力を供給する。14は位置検出部であり、無人車10の走行領域内に敷設された誘導線を検出するガイドセンサと、該誘導線に沿って配設されている各種マークを読み取るマークセンサとからなっている。
【0016】
また、15はバッテリ13の電圧を検出する電圧検出器、16は自動充電装置30と各種情報を無線通信によりやりとりするための無人車通信部、17は自動充電装置30と電気的に接続するための自動充電接続部、18はバッテリ13と自動充電接続部17との間の電気的な接続を開閉する電磁開閉器である。さらに、19は充電タイマであり、バッテリ13の充電に要する最大時間が予め設定され、その時間を計時し終わると充電完了信号を出力する。
【0017】
ここで充電タイマ19には、バッテリ13の容量に基づいて求めた充電に要する最大時間が設定されており、ここでは10時間と設定されているものとする。20は再充電タイマであり、予め充電開始から再充電を行うまでの時間が設定され、その時間を計時し終わると再充電開始信号を出力する。ここで、再充電タイマ20には、無人車10が待機状態時に消費する電力を考慮し、待機状態時に無人車10が電力を消費してもバッテリ13に十分な電力が確保される時間が設定されており、ここでは48時間と設定されているものとする。
【0018】
自動充電装置30において、31は自動充電装置30の装置各部を制御する充電制御部である。また、充電制御部31は、種々のバッテリ容量をいくつかのクラスに分け、各クラスに対応する充電パターンと充電時間を記憶した充電パターン記憶部31aおよび自動充電を行う過程で各種情報を一時的に記憶する情報記憶部31bを有している。
【0019】
また、32は電源開閉器であり、外部から供給される電力をオン/オフする。33はインバータ式充電器であり、外部から供給される電力をPWM(pulse width modulation)制御し、バッテリ13に対して充電電流を出力する。34はバッテリ電圧検出部であり、充電中のバッテリ13の電圧を検出する。35は充電電流供給部であり、無人車10の自動充電接続部17と接触しインバータ式充電器33から出力される充電電流を無人車10に供給する。
【0020】
36は接続検出器であり、自動充電接続部17と充電電流供給部35とが接触した後、電磁開閉器18が閉路することによりバッテリ13の電圧が印加され、それによる電圧の立ち上がりを検出して接続信号を出力する。37は充電装置通信部であり、無線通信により無人車10と各種情報をやりとりする。
【0021】
上述した無人車10においては、通常時は主制御部11が位置検出部14のマークセンサの出力により、無人車10の現在位置を認識しつつ外部から指定された走行ルートに従って移動するよう走行制御部12に指令を発すると共に、位置検出部14のガイドセンサの出力により上記誘導線からのずれを検知し、そのずれを無くすように走行制御部12に指令を発し、これにより走行制御部12は無人車10を誘導線から逸脱せずに外部から指定された走行ルート従って走行するよう、モータおよび操舵輪を制御する。
【0022】
また、無人車10は、電圧検出器15により主制御部11でバッテリ13の電圧を監視し、バッテリ13の電圧が所定値以下となり、かつ、その状態が一定時間継続した場合、充電を要求する旨と自己のID番号およびバッテリ13の容量等の充電情報を無人車通信部16を介して自動充電装置30に送信した後、自動充電装置30が設置されている場所までの走行ルートを求める。
【0023】
一方、自動充電装置30においては、無人車通信部16から送信された各種情報を充電装置通信部37により受信すると、充電制御部31はその情報を情報記憶部31bに記憶させる。そして、自動充電装置30が充電可能な状態にあった場合、その旨を充電装置通信部37を介して無人車10に対して送信する。これにより無人車10は、自動充電装置30が充電可能状態であることを認識し、上記求めた走行ルートに従って自動充電装置30まで移動する。
【0024】
そして、無人車10が自動充電装置30の設置場所に到着し、正規停止位置(自動充電接続部17と充電電流供給部35が接触する位置)に無人車10が停止すると、主制御部11は位置検出部14のマークセンサにより、誘導線に沿って配設された正規停止位置を知らせるマークを読み取り、無人車通信部16から再度自己のID番号を送信する。
【0025】
充電制御部31が送信されたID番号を認識すると、情報記憶部31bに記憶したID番号と照合し、一致した場合は一致した旨を知らせる一致信号を無人車10へ返信する。そして、充電パターン記憶部31aに記憶した充電パターンの中から情報記憶部31bに記憶されているバッテリ容量が属するクラスの充電パターンと、その充電時間を読み出す。
【0026】
一方、無人車10の主制御部11は、上述した一致信号を受信すると、充電タイマ19および再充電タイマ20の計時を開始させると共に、電磁開閉器18を閉路させる。これにより、自動充電装置30の接続検出器36はバッテリ13による電圧の立ち上がりを感知し、無人車10と電気的に接続されたことを示す接続信号を充電制御部31に出力する。この接続信号が入力されると充電制御部31は、電源開閉器32を閉路しバッテリ13に充電電流の供給を開始する。
【0027】
すなわち、充電制御部31は読み出した充電パターンに従って充電電流指令値をインバータ式充電器33に出力し、インバータ式充電器33は、充電電流が入力される充電電流指令値に一致するようPWM制御する。また、充電制御部31はバッテリ電圧検出部34によりバッテリ13の充電電圧を監視しており、充電電圧が所定電圧に達する毎に充電パターンによって定められた充電電流指令値を出力する。さらに、充電制御部31は、充電パターンと共に読み出した充電時間が経過すると、充電制御部31は電源開閉器32を開路し充電を終了させる。
【0028】
無人車10では所定の時間(10時間)が経過すると充電タイマ19から充電完了信号が出力され、これにより主制御部11は電磁開閉器18を開路させ、自動充電装置30との電気的な接続を断つ。また、充電中、もしくは、充電完了から充電タイマ19により上記所定の時間を計時中において、無人車10に対して外部より指定された目的地へ移動するよう指示があった場合、主制御部11は、充電タイマ19および再充電タイマ20における計時を停止、リセットすると共に、電磁開閉器18を開路させ、指定された目的地への移動を開始する。
【0029】
一方、充電を完了した後、無人車10が待機状態のまま長時間自動充電装置30に置かれた場合は、再充電タイマ20による計時を続行し、所定時間(48時間)が経過した時点で再充電開始信号が出力される。これにより、主制御部11は充電タイマ19および再充電タイマ20をリセットした後、計時を開始させると共に、再度電磁開閉器18を閉路させ、上述した手順に従ってバッテリ13の自動充電を行う。
【0030】
なお、上述した自動充電システムにおいては、無人車10から充電要求と共に自己のID番号およびバッテリ13の容量を通知するようになっているが、自動充電装置30において各ID番号に対して各自搭載しているバッテリの容量を記憶しているようにし、無人車10は充電要求と自己のID番号のみを通知するようにしてもよい。
【0031】
このように、本実施形態においては再充電タイマにより、充電完了後、無人車が長時間使用されない場合でも自動的に再充電を行うので、無人車を使用する時になってバッテリに十分な電力が残っていないという事態を避けることができる。また、再充電タイマ20には、無人車10が待機状態時に消費する電力を考慮し、待機状態時に無人車10が電力を消費してもバッテリ13に十分な電力が確保される時間が設定されているので、バッテリの再充電を行う前に無人車が使用される場合でも、バッテリに十分な電力を確保しておくことができる。
【0032】
〔第2実施形態〕
上述した第1実施形態においては、充電完了後、無人車が長時間待機状態に置かれた場合、自動的に再充電を実行させる自動充電システムについて説明したが、本実施形態では、予め長時間使用されないことがわかっているため無人車の電源をOFFにし、再度無人車の電源をONにした時、OFFになっていた時間を認識して必要に応じて再充電を行う自動充電システムについて説明する。
【0033】
図2は本実施形態における自動充電システムの構成を示すブロック図である。図2において、図1の各部と対応する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。この図において図1と異なるのは、主制御部11が時計機能を有し、再充電タイマ20の代わりに時刻記憶部21を具備する点である。この時刻記憶部21は不揮発性メモリであり、主制御部11により指示された日付および時刻を記憶する。
【0034】
以下、第2実施形態における自動充電システムの動作について説明する。
無人車10が所定の作業を終え、待機場所でもある自動充電装置30の設置場所に戻り、正規停止位置に停止すると、主制御部11は位置検出部14のマークセンサにより、誘導線に沿って配設された正規停止位置を知らせるマークを読み取る。これにより、主制御部11はその時点の日付および日時を不揮発メモリ21に記憶する。
【0035】
また、主制御部11は無人車通信部16から自己のID番号とバッテリ13の容量を送信すると、充電制御部31は充電パターン記憶部31aに記憶している充電パターンの中からバッテリ13の容量が属するクラスの充電パターンを読み出す。次に使用者が無人車10の電源をOFFし、暫く後、再度無人車10の電源をONすると、まず主制御部11は時刻記憶部21に記憶された日付および時刻を読み出す。
【0036】
そして、現時点の日付および時刻と比較し、所定時間経過していた場合、電磁開閉器18を閉路すると共に充電タイマ19に計時を開始させる。これにより、第1実施形態と同様にバッテリ13の充電が行われる。ここで、上述した所定時間は、電磁開閉器18等における若干量の電力消費や、バッテリ13の自然放電による電力の低下等を考慮に入れて定められている。また、無人車10の電源ON時の時刻が上述した所定時間を経過していない場合は、無人車10はそのまま待機状態となる。
【0037】
なお、上述した実施形態では、無人車10の電源が再度ONされた時、時刻記憶部21に記憶された日付,時刻と、電源ON時の日付,時刻とを比較し、所定時間が経過している時、バッテリ13を充電するが、再度無人車10の電源をONすると同時に充電を行うようにしても良い。
また、第1実施形態における再充電タイマ20を具備し、電源が再度ONされた時、所定時間が経過していなかったため、そのまま待機状態に入る場合、再充電タイマ20により再充電開始時間を計時後、自動的にバッテリ13の充電を行うようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、無人車が、予め設定された所定時間を計時し、該所定時間が経過すると所定時間経過信号を出力するタイマと、充電装置によりバッテリの充電が開始されると前記タイマに計時を開始させるタイマ制御手段と、前記充電装置の設置場所において直前の充電が完了した後も待機状態が継続中であるときに、前記タイマから所定時間経過信号が出力された場合に、該充電装置に対して再充電を要求する再充電要求手段とを具備し、前記充電装置は、前記再充電要求手段からの要求に応じて前記無人車のバッテリを充電するので、充電完了後、無人車が長時間使用されない場合でも自動的に再充電を行うことができ、無人車を使用する時になってバッテリに十分な電力が残っていないという事態を避けることができる。
【0039】
また、請求項2記載の発明によれば、前記タイマに予め設定される所定時間は、無人車が待機状態時に消費する電力に基づいて決定されているので、無人車がバッテリの充電完了後そのまま待機状態に入った後、バッテリの再充電を行う前に無人車が使用される場合でも、バッテリに十分な電力を確保しておくことができる。
【0040】
また、請求項3記載の発明によれば、充電装置により無人車の再充電が開始されると、タイマ制御手段がタイマをリセットし、再度計時を開始させるので、バッテリの再充電完了後さらに待機状態に入った場合でも、適切な時間間隔で再充電を行うことできる。
【0041】
また、請求項4記載の発明によれば、現時点の日付及び時刻を出力する計時手段と、前記計時手段により、前記無人車が前記待機位置に到着した時点の日付及び時刻を求め、この日付及び時刻を記憶しておく記憶手段と、前記待機位置において待機中の間に前記無人車の電源が一旦OFFにされ、再度電源をONにされた時点の日付及び時刻を前記計時手段により求め、前記記憶手段に記憶された日付及び時刻と再度電源をONにされた時点の日付及び時刻から、前記無人車が前記待機位置に到着し、電源が一旦OFFにされ、再度電源をONにされるまでの経過時間を求め、該求めた経過時間が予め設定された所定時間を超えていた場合、前記充電装置に対してバッテリの充電を要求する充電要求手段とを具備し、また、充電装置は前記充電要求手段からの要求に応じて前記無人車のバッテリを充電するので、無人車の電源を一旦OFFにした後、再度ONした場合、バッテリに対し適切な充電を行うことができる。
【0042】
さらに、請求項5記載の発明によれば、前記充電要求手段に予め設定される所定時間は、前記無人車が電源OFF時に消費する電力に基づいて決定されているので、的確で無駄のない充電を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態における自動充電システムの構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の第2実施形態における自動充電システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10……無人車、11……主制御部、20……再充電タイマ、21……時刻記憶部、30……自動充電装置、31……充電制御部

Claims (5)

  1. バッテリを搭載し、該バッテリにより駆動する走行モータによって移動する無人車と、該無人車の待機位置に設置され、前記バッテリを充電する充電装置とからなり、前記無人車が前記バッテリを充電する必要があると判断した場合、前記充電装置の設置場所まで走行し、該無人車が到達すると前記充電装置が自動的に該無人車のバッテリを充電する自動充電システムにおいて、
    前記無人車は、
    予め設定された所定時間を計時し、該所定時間が経過すると所定時間経過信号を出力するタイマと、
    前記充電装置によりバッテリの充電が開始されると前記タイマに計時を開始させるタイマ制御手段と、
    前記充電装置の設置場所において直前の充電が完了した後も待機状態が継続中であるときに、前記タイマから所定時間経過信号が出力された場合に、該充電装置に対して再充電を要求する再充電要求手段と
    を具備してなり、
    前記充電装置は、前記再充電要求手段からの要求に応じて前記無人車のバッテリを充電することを特徴とする自動充電システム。
  2. 前記タイマに予め設定される所定時間は、前記無人車が待機状態時に消費する電力に基づいて決定されていることを特徴とする請求項1記載の自動充電システム。
  3. 前記タイマ制御手段は、前記充電装置により前記無人車の再充電が開始されると、前記タイマをリセットし、再度計時を開始させることを特徴とする請求項1または2いずれか記載の自動充電システム。
  4. バッテリを搭載し、該バッテリにより駆動する走行モータによって移動する無人車と、該無人車の待機位置に設置され、前記バッテリを充電する充電装置とからなる自動充電システムにおいて、
    前記無人車は、
    現時点の日付及び時刻を出力する計時手段と、
    前記計時手段により、前記無人車が前記待機位置に到着した時点の日付及び時刻を求め、この日付及び時刻を記憶しておく記憶手段と、
    前記待機位置において待機中の間に前記無人車の電源が一旦OFFにされ、再度電源をONにされた時点の日付及び時刻を前記計時手段により求め、前記記憶手段に記憶された日付及び時刻と再度電源をONにされた時点の日付及び時刻から、前記無人車が前記待機位置に到着し、電源が一旦OFFにされ、再度電源をONにされるまでの経過時間を求め、該求めた経過時間が予め設定された所定時間を超えていた場合、前記充電装置に対してバッテリの充電を要求する充電要求手段とを具備してなり、
    前記充電装置は、前記充電要求手段からの要求に応じて前記無人車のバッテリを充電することを特徴とする自動充電システム。
  5. 前記充電要求手段に予め設定される所定時間は、前記無人車が電源OFF時に消費する電力に基づいて決定されていることを特徴とする請求項4記載の自動充電システム。
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