JP3696989B2 - 焦点検出装置とこれを用いたカメラ - Google Patents

焦点検出装置とこれを用いたカメラ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカメラ、ビデオ等の撮影装置、又は種々の観察装置の焦点検出装置に関するものである。さらに詳しくは、撮影画面又は観察画面上の広い範囲に渡り二次元的、連続的に焦点検出を可能とする焦点検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12は従来の焦点検出装置が組み込まれたカメラの例を示したものである。
図中、101は対象画像を呼び込み撮影を行う対物レンズ、102は対物レンズ101からの画像光線を反射する半透過性の主ミラー、103は対物レンズ101の焦点位置に配置される焦点板、104は光線方向を変更するペンタプリズム、105は撮影者に対する接眼レンズ、106は焦点検出時に動作するサブミラー、107は銀塩フィルム等のフィルム、108は焦点検出装置をそれぞれ示している。
【0003】
この図において、不図示の被写体からの光は対物レンズ101を透過後、主ミラー102により上方に反射され、焦点板103上に像を形成する。焦点板103上に形成された像はペンタプリズム104による複数回の反射を経て接眼レンズ105を介して撮影者又は観測者によって視認される。また、主ミラー102を透過した光線はフィルム107を露光して対象物の画像を得ることができる。
【0004】
一方、対物レンズ101から主ミラー102に到達した光束のうちの一部は主ミラー102を透過し、サブミラー106により下方に反射され焦点検出装置108に導かれる。
【0005】
図13は焦点検出の原理を説明するために、図12における対物レンズ101と焦点検出装置108のみを取り出し、展開して示した図である。
【0006】
図13の焦点検出装置108内において、109は対物レンズ101の予定焦点面即ちフィルム面と共役な面付近に配置された視野マスク、110は同じく予定焦点面の付近に配置されたフィールドレンズ、111は2つのレンズ111−1,111−2からなる2次結像系、112は2つのレンズ111−1,111−2に対応してその後方に配置された2つのセンサ列112−1,112−2を含む光電変換素子、113は2つのレンズ111−1,111−2に対応して配置された2つの開口部113−1,113−2を有する絞り、114は分割された2つの領域114−1,114−2を含む対物レンズ101の射出瞳をそれぞれ示している。尚、フィールドレンズ110は、対物レンズ101の射出瞳114の領域114−1,114−2に対応して、絞り113の開口部113−1,113−2の近傍に結像する作用を有しており、射出瞳114の各領域114−1,114−2を透過した光束115−1,115−2が2つのセンサ列112−1,112−2にそれぞれ光量分布を形成するようになっている。
【0007】
図13に示す焦点検出装置108は一般的に位相差検出方式と呼ばれているもので、対物レンズ101の結像点が予定焦点面の前側にある場合、即ち対物レンズ101側にある場合には、2つのセンサ列112−1,112−2上にそれぞれ形成される物体像に関する光量分布が互いに近づいた状態となり、また対物レンズ101の結像点が予定焦点面の後側にある場合、2つのセンサ列112−1,112−2上に夫々形成される光量分布が互いに離れた状態となる。しかも2つのセンサ列112−1,112−2上にそれぞれ形成される光量分布のずれ量は対物レンズ101のデフォーカス量即ち焦点はずれ量とある関数関係にあるので、そのずれ量を適当な演算手段で算出すると、対物レンズ101の焦点はずれの方向と量を検出することができる。この方向と量により測距すると共に、この方向と量に応じて、レンズ系の位置を移動して、そのずれ量をほぼ零となるように設定して、焦点検出の動作を終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図12に示す従来の焦点検出装置108を組み込んだカメラにおいては、焦点検出領域は図14に示す様に撮影画面Aに対しBに示す領域のごとく狭く一次元的な範囲となる。これは図13に示す1組のラインセンサ列112−1,112−2を用いての検出装置であることで決定される。ここで、ラインセンサ列への結像倍率等光学的要因を同じとして考えるならば、焦点検出可能範囲(視野長や奥行き)は画素数が多いほど広く、深くなる。
【0009】
一方、焦点検出範囲を一次元ではなく、ある広がりを持った二次元的な面とすると、より使い易い検出装置を提供できることとなる。
【0010】
そこで、更なる検出領域の拡張を目指していくと、二次元的に広がった受光部を有する光電変換素子、即ちエリアセンサを用いての焦点検出装置が必要となる。
【0011】
図15はエリアセンサを用いた焦点検出装置での検出領域(B)を示したもので、図14に比較して大幅に検出領域を拡大している。ここで用いる光電変換素子は、位相差検出方式を行うならば図16の様に2つのエリア領域が並んだエリアセンサ対112ー1,112ー2となる。このエリアセンサ対の受光領域を複数に分割し、各々で位相差を検出することで二次元的に広がりを持った焦点検出が可能となる。
【0012】
ところが、ここで問題となるのが、先述した検出能力と画素数の関係である。
即ち、広がった測距領域を十分に活用しようとして分割領域、つまり検出領域数を増やしてしまうと、個々の領域の画素数が減ってしまい、検出能力の不十分な装置となる。しかし、分割領域内の画素数を十分に多数として確保すると、今度は各検出領域間が広がってしまい、検出領域が点在する使用感の悪い装置となってしまう。
【0013】
これを具体的に説明すると、図15の検出領域(B)、即ち図16のエリアセンサ112ー1,112ー2に対して、図17の様な測距領域(縦方向に5領域、横方向に9領域)が設定できれば、検出領域の数の上ではほぼ問題がなくなる。しかし単純にこの領域分割(縦方向に5領域、図18(A))を行うと個々の領域の画素数が少なくなる。センサの微細化で画素数を稼ぐことは十分可能であるが、これにはより狭い開口部での高効率な光電変換の実現という別の課題が出てくる。
【0014】
一方、分割数を減らした図18(B)(縦方向3分割)や同図(C)(縦方向2分割)の様な領域設定では個々の分割領域の測距能力は十分となるが、検出領域数では満足出来ない。そこで、この2種の分割を併用することも考えられるが、個々の領域での像信号を最適にするためには蓄積をそれぞれの分割状態で2回行う必要がある。
【0015】
これについて、以下に説明を行う。通常図19の様なエリアセンサ対112ー1,112ー2に対する蓄積制御は、図20に示した様な共通なダーク画素125と最大値検出回路122及び蓄積制御部124による全域一括の制御となる。
エリアセンサ対121の各画素出力からその最大値を出力する画素の出力値VPと、エリアセンサ対112ー1,112ー2(両者で121となる)の共通なダーク画素125の出力VDとが差動増幅器123に入力されて差を取り、蓄積制御部124に入力され、基準レベルVRと比較され、差動増幅器123の出力が基準レベルVRを越えたときに読みだし信号ΦRを出力する。この読みだし信号φRはエリアセンサ対121に入力され、エリアセンサ対121の各光電変換素子の蓄積終了を指示すると共に、各光電変換素子の読み出しを開始する。
【0016】
この図20によれば、2つのエリアセンサ部112ー1,112ー2に対して共通な遮光されたダーク画素125の出力と2つのエリアセンサ対112ー1,112ー2に共通な最大検出回路122の出力、即ち最大値を示す画素の出力との差が所定のレベルVRに到達するまで蓄積を行い、到達時点で蓄積動作終了、読みだし信号(ΦR)が蓄積制御部124からエリアセンサ列121に送られるものである。
【0017】
ここで説明を簡略にするため、図21の様な像信号Yがエリアセンサ上に結像されたとし、エリアセンサ領域を図の様にG〜Jの4領域に分割して考える。
【0018】
図22は図21での4つの領域各々に対応する像信号の様子を表したものである。図から分かるように、全域一括の制御のため、最大出力画素をその領域内に持つ分割領域Hに対しては適切な蓄積状態となっているが、他の分割領域に対しては不十分な結果となってしまっている。これでは、せっかく検出領域を2次元として拡張しても検出可能な領域が広がらず、エリアセンサを用いた意味がなくなってしまう。
【0019】
つまり、検出領域個々の能力を最大限に引き出すには、分割した領域毎に画素数を十分確保するとともに、分割領域単位での蓄積制御も可能でなければならない。
【0020】
しかし、このために上述の2回に分けて蓄積を行うような使い方では応答性等で満足出来ないものとなる。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した問題点の解決を目的としており、その要旨は次の通りである。即ち、撮影画面又は観察画面上の広い範囲に渡り二次元的、連続的に焦点検出を可能とする焦点検出装置において、受光部である連続した二次元的な広がりを有する複数の光電変換手段を複数の領域に分割して設定する各焦点検出領域が撮影画面領域内でお互いに千鳥配置となることを特徴とする。
また、本発明は、撮影レンズを通過した被写体からの光束を受光する連続した二次元的な広がりを有する複数の光電変換手段と、前記光電変換手段の出力から前記撮影レンズのデフォーカス量を検出する焦点検出装置において、前記光電変換手段を複数の領域に分割して設定する各焦点検出領域が、撮影画面領域内に、互いに位相差検出方向にそれぞれ位置がずれて配置され、一つの焦点検出の視野の長さは、隣接する焦点検出の視野と位相差検出方向で重なることを特徴とする。
【0022】
更に上記複数の光電変換手段の分割は、撮影画面の中心を含む上下、左右の領域が奇数に分割されるものとし、前記中心を含む上下、左右に線対称に分割領域を設定する。また、前記複数の焦点検出領域の配置間隔は上下と左右で非同等であることを特徴とする。前記配置間隔は、通常の使用状態で上下方向よりも左右方向が狭いことを特徴とする。前記配置間隔の広い方向は、位相差検出方式の焦点検出において位相差の発生する方向であることを特徴とする。
【0023】
さらに、上記焦点検出装置をカメラに用い、エリアセンサを分割して最適な焦点検出領域とその配置により、正確な焦点検出信号を得ることとした。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は撮影画面内の各領域での焦点検出を行うための各構成要素の光学的配置図である。
【0025】
[第1の実施形態]
図1は撮影画面内の各領域での焦点検出を行うための各構成要素の光学的配置図である。図において、1は図上左側に配置された不図示の対物レンズの光軸、2は対物レンズの焦点位置に配置された銀塩系のフィルム、3は対物レンズの光軸1上に配置された半透過性の主ミラー、4は同様に対物レンズの光軸1上に斜めに配置された第1の反射鏡、5は第1の反射鏡4によるフィルム2に共役な近軸的結像面、6は焦点検出用の第2の反射鏡、7は赤外線を阻止する赤外カットフィルタ、8は2つの開口8−1,8−2を有する絞り、9は絞り8の2つの開口8−1,8−2に対応して配置された2つのレンズ9−1,9−2を有する2次結像系、10は焦点検出用の第3の反射鏡、11は2つのエリアセンサ11−1,11−2を有する光電変換素子をそれぞれ示している。
【0026】
ここで、第1の反射鏡4は曲率を有し、絞り8の2つの開口8−1,8−2を不図示の対物レンズの射出瞳付近に投影する収束性のパワーを持っている。また第1の反射鏡4は必要な領域のみが光を反射するようにアルミや銀等の金属膜が蒸着されていて、焦点検出を行う範囲を制限する視野マスクの働きを兼ねている。他の反射鏡6,10においても、光電変換素子11上に入射する迷光を減少させるため、必要最小限の領域のみが蒸着されている。各反射鏡4,6,10の反射面として機能しない領域に光吸収性の塗料等を塗布したり、遮光部材を近接して設けることも有効である。
【0027】
図2は絞り8の平面図であり、横長の2つの開口8−1,8−2を開口幅の狭い方向に並べた構成となっている。図中点線で示されているのは、絞り8の開口8−1,8−2に対応してその後方に配置されている前記2次結像系9の各レンズ9−1,9−2である。
【0028】
図3は光電変換素子11の概略平面図であり、図1で示した2つのエリアセンサ11−1,11−2は、この図に示すように2次元的に多数の画素を配列したエリアセンサを2つ並べたものである。
【0029】
以上の構成において、図1の不図示の撮影レンズの一つの対物レンズからの光束12−1,12−2は主ミラー3を透過後、第1の反射鏡4により、ほぼ主ミラー3の傾きに沿った方向に反射され、第2の反射鏡6により再び方向を変えた後、赤外カットフィルタ7、絞り8の2つの開口8−1,8−2を経て、2次結像系9の各レンズ9−1,9−2により集光され、第3の反射鏡10を介して光電変換素子11のエリアセンサ11−1,11−2上にそれぞれ到達する。図中の光束12−1,12−2はフィルム2の中央に結像する光束を示したものであるが、他の位置に結像する光束についても同様の経路を経て、光電変換素子11に達し、全体として、フィルム2上の所定の2次元領域に対応する2つの光量分布が光電変換素子11の各エリアセンサ11−1,11−2上に形成される。
【0030】
本実施形態において、第1の反射鏡4は、2次曲線を軸回りに回転してできる曲面の一部で構成されていて、特に回転楕円面が好適に用いられる。図1においては、第1の反射鏡4の表面形状は点20を頂点とする楕円21を楕円21の軸22の回りに回転してできる回転楕円面の一部からなり、その焦点は第2の反射鏡6による絞り8の中心の像位置23付近と、主ミラー3透過後の光軸24の延長上の点(不図示)の付近に設定されている。もし、対物レンズの光軸24の延長上の点が対物レンズの射出瞳位置(種々の対物レンズが交換して用いられる場合にはそれらの平均的な射出瞳位置)の付近にあれば対物レンズの射出位置と2次結像系の入射位置がほぼ結像されることになり、第1の反射鏡4は理想的なフィールドレンズとしての機能を果たすことになる。図1から明らかなように、第1の反射鏡4として光学的に使用しているのは回転楕円面の回転軸及び頂点を含まない領域である。本実施形態の回転楕円面の具体的な形状は図1の座標軸に対して、
【0031】
【数1】
Figure 0003696989
但し、x,y,zは3軸座標であり、数1式は2次曲線を表す式であり、k=0で球面を、k=−1で放物面を、k>−1で回転楕円面となる。また、h2=y2+z2であり、rは軸上の曲率を表す。通常のカメラと対物レンズ(撮影レンズ)を想定した場合、rとkの範囲は、
−20≦ r ≦20 −1< k ≦−0.2
程度が好ましい。
【0032】
また本実施形態においては、2次結像系9の第一面を凹面形状とすることで、2次結像系9に入射する光が無理に屈折されることがないような構成とし、光電変換素子11の二次元領域の広い範囲にわたって良好で一様な結像性能を確保している。このようにして得られた2つの光量分布に対して、図13において説明したのと同様な原理に基づき、分離方向即ち図3に示す2つのエリアセンサ11−1,11−2の上下方向の相対的位置関係をエリアセンサ11−1,11−2の各位置で算出することで、対物レンズの焦点状態を二次元的に検出することができる。尚、第1の反射鏡4は、撮影に際し、主ミラー3と同様に撮影光路外に退避されるものである。
【0033】
図4は本実施形態における焦点検出領域の分布の様子をカメラのファインダから見た状態で描いたものである。図のように、本実施形態では撮影画面31の中央部分に上下3分割及び2分割の検出領域を交互に配置し、全体で計27分割領域(図中、□が1領域を表す)を千鳥状態に設定したものとなっている。
【0034】
これにより、図17ほどではないが二次元的な領域を扱うには必要かつ十分な領域数が確保されている。
【0035】
又、撮影画面31の中心には、基本的に検出領域が設定されるべきと考える。
そこで本実施形態では、図4の焦点検出領域の分布を拡大した図5に示した様に撮影画面中心(図中、■で表示)を含む上下、左右方向には奇数(3及び5)の分割領域を設定し、更に見た目にも安定して使い易くなるよう、中心に対して上下、左右に、線対称となるよう領域設定を行っている。
【0036】
また本実施形態では、撮影画面の長辺方向に検出領域を数多く配置するために左右方向に密、上下方向に粗となる分割状態を行っている。図5で説明すると、左右、上下各方向の測距領域の配置間隔h,vについて、h<vなる関係を設定している。これは撮影画面31の上下、左右の辺の長さと、配置間隔が逆の関係であり、分割数では同じ関係となる。これにより、測距点を二次元的により密に分布させることが可能となった。
【0037】
尚、本実施形態では、h<vであるが、v<2hでもある。2hとは上下方向に同じ分割状態(即ち、3分割あるいは2分割)となる左右の間隔である。
【0038】
v>2h あるいは 2v<h
とすると、間のあいた配置という印象が大きくなってしまう。
【0039】
以上の様な27個の分割領域の各々に対応するように、光電変換素子11の2つのエリアセンサ11−1,11−2をそれぞれ27分割して用いる。
【0040】
図6は、エリアセンサ対の1つのエリアセンサについて分割の様子を示した図である。図からわかるように、限られた画素数のセンサを縦方向に3分割及び2分割で用いることで、個々の領域に対し十分な画素数を割り当てて検出能力を高めるとともに、一度で分割形態の異なる全領域の蓄積が終了し、検出動作の応答性も良いものとなる。
【0041】
又、図6での撮影画面の上下のライン方向(3分割及び2分割方向)が位相差の発生する方向であり、エリアセンサを構成している光電変換素子の1画素の短辺方向となっている。この光電変換素子の配置は、エリアセンサに効率よく測距点を密に配置するために大変有効である。
【0042】
図7は本実施形態のエリアセンサ用蓄積制御回路部の概要である。図20とは異なり、各分割領域(対)毎にセンサ領域52ー1,52ー2,……52ーnと、最大値検出回路部53ー1,53ー2,……53ーnと、差動アンプ(AP1〜APn)55ー1,55ー2,……55ーnと、各センサ領域毎にダーク領域54ー1,54ー2,……54ーnを持ち、各差動アンプ(AP1〜APn)の出力が共通の所定レベル(VR)に到達するまで蓄積を行い、到達時点で蓄積動作終了、読みだし信号(φR)が、各分割領域のセンサ領域52ー1,52ー2,……52ーn毎に送られるものである。ここで、各分割領域毎の独立蓄積制御を可能にしながら回路規模の縮小を計るため、制御回路部51が基準クロック信号ICLKに基づいて、各分割領域毎に設けられたアナログスイッチ対AS1a,AS1b〜ASna,ASnbを順次走査し、共通のコンパレータCOM56で、全センサ領域の蓄積終了判断を行っている。上記の各センサ領域はエリアセンサ対に対応してセンサ領域対として最大値を検出していて、各センサ領域について各光電変換素子の最大値を検出して光電荷の蓄積を終了し、その後不図示の各センサ領域の各光電変換素子の電荷量を読み出すことで、焦点検出のための所定の配置となるように撮影レンズの位置を調節する。
【0043】
なお、上述したように、図3での光電変換素子11の2つのエリアセンサ部11−1,11−2は同時に、そして各分割領域対においては、共通信号(各分割領域対毎の最大出力値)に基づいて蓄積制御が行われている。
【0044】
又、本実施形態では焦点検出領域を27分割しているので、上記nは27となる。この27分割は左右に5分割を加えて37分割と、又は左右に5分割を引いて17分割としてもよいし、上下に2分割の列と3分割の列に分割した上記実施形態に対して、上下に3分割の列と4分割の列とを対としてもよく、上記実施形態に限られない。
【0045】
[第2の実施形態]
図8は上記のごとき各実施形態に示した各焦点検出装置を備えたカメラの具体的な構成の一例を示す回路図であり、先ず各部の構成について説明する。
【0046】
図8において、PRSはカメラの制御装置で、例えば、内部にCPU(中央処理装置)、ROM、RAM、A/D、D/A変換機能を有する1チップのマイクロコンピュータである。マイクロコンピュータPRSはROMに格納されたカメラのシーケンス・プログラムに従って、自動露出制御機能、自動焦点調節機能、フィルムの巻き上げ・巻き戻し等のカメラの一連の動作を行っている。そのために、マイクロコンピュータPRSは通信用信号SO、SI、SCLK、通信選択信号CLCM、CDDR、CICCを用いて、カメラ本体内の周辺回路およびレンズ内制御装置と通信を行って、各々の回路やレンズの動作を制御する。
【0047】
SOはマイクロコンピュータPRSから出力されるデータ信号、SIはマイクロコンピュータPRSに入力されるデータ信号、SCLKは信号SO、SIの同期クロックである。
【0048】
LCMはレンズ通信バッファ回路であり、カメラが動作中のときにはレンズ用電源端子VLに電力を供給するとともに、マイクロコンピュータPRSからの選択信号CLCMが高電位レベル(以下、‘H’と略記し、低電位レベルは‘L’と略記する)のときには、カメラとレンズ間の通信バッファとなる。
【0049】
マイクロコンピュータPRSが選択信号CLCMを‘H’にして、同期クロックSCLKに同期して所定のデータをデータ信号SOから送出すると、レンズ通信バッファ回路LCMはカメラ・レンズ間通信接点を介して、同期クロックSCLK、データ信号SOの各々のバッファ信号LCK、DCLをレンズへ出力する。それと同時に、レンズLNSからの信号DLCのバッファ信号をデータ信号SIに出力し、マイクロコンピュータPRSは同期クロックSCLKに同期してデータ信号SIからレンズのデータを入力する。
【0050】
DDRは各種のスイッチSWSの検知および表示用回路であり、信号CDDRが‘H’のとき選択され、データ信号SO、SI、同期クロックSCLKを用いてマイクロコンピュータPRSから制御される。即ち、マイクロコンピュータPRSから送られてくるデータに基づいてカメラの表示部材DSPの表示を切り替えたり、カメラの各種操作部材のオン・オフ状態を通信によってマイクロコンピュータPRSに報知する。OLCはカメラ上部に位置する外部液晶表示装置であり、ILCはファインダ内部液晶表示装置である。本実施形態では、焦点検出の動作領域の設定等は、この検知および表示用回路DDRに属するスイッチSWSにて行っている。
【0051】
SW1、SW2は不図示のレリーズボタンに連動したスイッチで、レリーズボタンの第一段階の押下によりSW1がオンし、引き続いて第2段階の押下でSW2がオンする。マイクロコンピュータPRSはSW1オンで測光、自動焦点調節を行い、SW2オンをトリガとして露出制御とその後のフィルムの巻き上げを行う。
【0052】
なお、SW2はマイクロコンピュータであるPRSの「割り込み入力端子」に接続され、SW1オン時のプログラム実行中でもSW2オンによって割り込みがかかり、直ちに所定の割り込みプログラムへ制御を移すことができる。
【0053】
MTR1はフィルム給送用、MTR2はミラーアップ・ダウンおよびシャッタばねチャージ用のモータであり、各々の駆動回路MDR1、MDR2により正転、逆転の制御が行われる。マイクロコンピュータPRSから駆動回路MDR1、MDR2に入力されている信号M1F、M1R、M2F、M2Rはモータ制御用の正転及び反転制御信号である。
【0054】
MG1、MG2は各々シャッタ先幕・後幕走行開始用マグネットで、制御信号SMG1、SMG2、増幅トランジスタTR1、TR2により通電され、マイクロコンピュータPRSによりシャッタ制御が行われる。
【0055】
なお、モーター駆動回路MDR1、MDR2、シャッタ制御は、本発明と直接関わりがないので、詳しい説明は省略する。
【0056】
レンズLNS内制御回路LPRSにバッファ信号LCKと同期して入力されるバッファ信号DCLは、カメラからレンズLNSに対する命令のデータであり、命令に対するレンズLNSの動作は予め決められている。レンズLNS内制御回路LPRSは、所定の手続きに従ってその命令を解析し、焦点調節や絞り制御の動作や、出力DLCからレンズLNSの各部動作状況(焦点調節光学系の駆動状況や、絞りの駆動状態等)や、各種パラメータ(開放Fナンバ、焦点距離、デフォーカス量対焦点調節光学系の移動量の係数、各種ピント補正量等)の出力を行う。
【0057】
本実施形態では、ズームレンズの例を示しており、カメラから焦点調節の命令が送られた場合には、同時に送られてくる駆動量・方向に従って焦点調節用モータLMTRを信号LMF、LMRによって駆動して、光学系を光軸方向に正逆移動させて焦点調節を行う。光学系の移動量は光学系に連動して回動するパルス板のパターンをフォトカプラーにて検出し、移動量に応じた数のパルスを出力するエンコーダ回路ENCFのパルス信号SENCFでモニタし、レンズLNS内制御回路LPRS内のカウンタで計数しており、焦点調節用レンズの所定の移動が完了した時点でレンズLNS内制御回路LPRS自身が信号LMF、LMRを‘L’にしてモータLMTRを制動する。
【0058】
このため、一旦カメラから焦点調節の命令が送られた後は、カメラの制御装置であるマイクロコンピュータPRSはレンズの駆動が終了するまで、レンズ駆動に関して全く関与する必要がない。また、カメラから要求があった場合には、上記カウンタの内容をカメラに送出することも可能な構成になっている。
【0059】
カメラから絞り制御の命令が送られた場合には、同時に送られてくる絞り段数に従って、絞り駆動用としては公知のステッピング・モータDMTRを駆動する。なお、ステッピング・モータDMTRはオープン制御が可能なため、動作をモニタするためのエンコーダを必要としない。
【0060】
ENCZはズーム光学系に付随したエンコーダ回路であり、レンズLNS内制御回路LPRSはエンコーダ回路ENCZからの信号SENCZを入力してズーム位置を検出する。レンズLNS内制御回路LPRS内には各ズーム位置におけるレンズ・パラメータが格納されており、カメラ側のマイクロコンピュータPRSから要求があった場合には、現在のズーム位置に対応したパラメータをカメラ側に送出する。
【0061】
ICCは、光電変換素子であるCCD等から構成される焦点検出用エリアセンサ及びその駆動制御回路である焦点検出回路であり、選択信号CICCが‘H’のとき選択されて、データ信号SO、SI、同期信号SCLKを用いてマイクロコンピュータPRSから制御される。
【0062】
ΦV、ΦH、ΦRはエリアセンサ出力の読み出し、リセット信号であり、マイクロコンピュータPRSから信号に基づいて焦点検出回路ICC内の駆動回路によりセンサ制御信号が生成される。センサ出力はセンサ部からの読み出し後増幅され、出力信号IMAGEとしてマイクロコンピュータPRSのアナログ入力端子に入力され、マイクロコンピュータPRSは出力信号IMAGEをA/D変換後、そのデジタル値をRAM上の所定のアドレスへ順次格納してゆく。これらデジタル変換された信号を用いて焦点検出を行っていく。
【0063】
VRは前述した各差動アンプに共通の蓄積終了判定レベルであり、INTEは蓄積終了出力信号、ICLKは焦点検出回路ICC内の制御回路部の基準クロック信号である。
【0064】
上述のカメラの全システム中、特に焦点検出回路ICCの動作は第1乃至第6の実施形態で説明したようにエリアセンサによる焦点検出の動作を行ない、その結果はマイクロコンピュータPRSを介してレンズLNS内制御回路LPRSにより適切な焦点ポイントにレンズ系を移動・保持し、その後シャッターが動作することで、焦点のあった画像を取得することができる。
【0065】
尚、上記図8ではカメラとレンズLNSが別体(レンズ交換が可能)となるもので表現されているが、本発明はカメラ・レンズ一体なるものでも何等問題なく、これ等に限定されるものではない。
【0066】
[第3実施形態]
以上の実施形態においては、焦点検出のエリアセンサによる測距点の配置間隔をあえて上下、左右方向で非同等としている。しかし、例えばカメラにおいては縦位置撮影のように上下、左右の定義が反転する使い方もある。この場合でも違和感無く使用できるようにするには上下、左右の配置間隔を同等にすればよい。
【0067】
この場合の測距点配置を図9に示した。ここでの先述したh,vの関係は
h=v
である。
【0068】
一方、使用するエリアセンサ等の制約から、上下、左右方向には同数の測距点を配置する場合も考えられる。この場合は、測距点の配置間隔を撮影画面の辺の長さの関係と同等にすると使い易いものとなる。図10はその一例で、上下、左右の両方向において、撮影画面の辺の長さに対し同じ比率の測距領域の広がりを有する装置となる。図11におけるhとvの関係が撮影画面の左右と上下の辺の長さの関係と同じになるわけで、今度は逆に撮影画面の設定をhとvの関係が良好になるようにすると良い。
【0069】
【発明の効果】
以上説明してきた本発明によれば、撮影画面又は観察画面上の広い範囲に渡り二次元的、連続的に焦点検出をする焦点検出装置において、個々の焦点検出領域の能力が最大限に引き出され、必要十分な数の検出領域が無駄無く配置され、全領域の蓄積制御が一度で可能となる。
【0070】
また、本発明の焦点検出装置によれば、エリアセンサを焦点検出に用いる場合、エリアセンサを、最大効率で合理的に使用することができる。さらに、この焦点検出装置を撮影装置のカメラに用いることで、構成的に小型で簡易に且つ正確な高密度の焦点位置を得ることができる。従って、検出能力、操作性、更に応答性も良い検出装置の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の焦点検出装置の概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の絞りおよび2次結像系を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態の光電変換素子を示す図である。
【図4】本発明の実施形態の焦点検出領域の分布を示す図である。
【図5】本発明の実施形態の焦点検出領域の分布を説明する図である。
【図6】本発明の実施形態の光電変換素子の領域分割を説明する図である。
【図7】本発明の実施形態のエリアセンサ用蓄積制御回路部の概要を示す図である。
【図8】本発明の実施形態であるカメラおよびレンズの回路図である。
【図9】本発明の第2の実施形態の焦点検出領域の分布を説明する図である。
【図10】本発明の第3の実施形態の焦点検出領域の分布を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施形態の焦点検出領域の分布を説明する図である。
【図12】従来の焦点検出装置のカメラ内配置図である。
【図13】従来の焦点検出装置を説明する図である。
【図14】従来の焦点検出領域の分布を示す図である。
【図15】焦点検出領域を二次元に拡大した場合を示す図である。
【図16】焦点検出領域を二次元に拡大した場合の光電変換素子を示す図である。
【図17】焦点検出領域が二次元の場合の理想的な測距点配置図である。
【図18】二次元に測距点配置を行った場合の問題点の説明図である。
【図19】二次元に測距点配置を行った場合のエリアセンサの平面図である。
【図20】従来の二次元に測距点配置を行った場合の焦点検出装置のブロック図である。
【図21】二次元に測距点配置を行った場合の焦点検出領域と画面の信号図である。
【図22】二次元に測距点配置を行った場合の各領域の画素の電荷蓄積の出力図である。
【符号の説明】
1 対物レンズの光軸
2 フィルム
3 主ミラー
4 第1の反射鏡
5 結像面
6 第2の反射鏡
7 赤外カットフィルタ
8 絞り
9 2次結像系
10 第3の反射鏡
11 光電変換素子
12 光束
24 対物レンズの光軸
31 撮影画面領域
101 対物レンズ
102 主ミラー
103 焦点板
104 ペンタプリズム
105 接眼レンズ
106 サブミラー
107 フィルム
108 焦点検出装置
109 視野マスク
110 フィールドレンズ
111 2次結像系
112 光電変換素子
113 絞り
114 対物レンズの射出瞳
115 光束
A 撮影画面領域
B 焦点検出領域
PRS カメラ内制御装置
LCM レンズ通信バッファ回路
SDR センサ駆動回路
LNS レンズ
LPRS レンズ内制御回路
ENCF 焦点調節用レンズの移動量検出エンコーダ

Claims (12)

  1. 撮影レンズを通過した被写体からの光束を受光する連続した二次元的な広がりを有する複数の光電変換手段と、前記光電変換手段の出力から前記撮影レンズのデフォーカス量を検出する焦点検出装置において、
    前記光電変換手段を複数の領域に分割して設定する各焦点検出領域が、撮影画面領域内に、互いに位相差検出方向にそれぞれ位置がずれて配置され、一つの焦点検出の視野の長さは、隣接する焦点検出の視野と位相差検出方向で重なることを特徴とする焦点検出装置。
  2. 前記複数の焦点検出領域の分割数は撮影画面の中心(撮影レンズの光軸)を含む上下、左右の領域においては奇数であることを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
  3. 前記複数の焦点検出領域の設定位置は撮影画面の中心(撮影レンズの光軸)を含む上下、左右に線対称であることを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
  4. 前記複数の焦点検出領域の配置間隔は上下と左右で非同等であることを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
  5. 前記配置間隔は、通常の使用状態で上下方向よりも左右方向が狭いことを特徴とする請求項4に記載の焦点検出装置。
  6. 前記配置間隔の広い方向は、位相差検出方式の焦点検出において位相差の発生する方向であることを特徴とする請求項4に記載の焦点検出装置。
  7. 前記配置間隔の長さの関係が撮影画面の辺の長さの関係と反対となることを特徴とする請求項4に記載の焦点検出装置。
  8. 前記配置間隔の長さの関係は、上下、左右のお互いが他方の2倍を越えないことを特徴とする請求項4に記載の焦点検出装置。
  9. 前記複数の焦点検出領域の方向別の分割数の関係が、撮影画面の辺の長さの関係と同じとなることを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
  10. 前記複数の焦点検出領域の配置間隔は、上下、左右で同等であることを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
  11. 前記配置間隔の長さの関係が、撮影画面の辺の長さの関係と同じとなることを特徴とする請求項4に記載の焦点検出装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の焦点検出装置を用いたことを特徴とするカメラ。
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