JP3690338B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はモータの位置を検出するためにモータの磁束を検出する磁束検出器を具備する同期モータ等の磁石を有するモータを制御するモータ制御装置において、起動時から正弦波駆動を可能とし、さらに過渡時においても、常に正弦波駆動が可能とするモータ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のモータを駆動するモータ制御装置について、以下に図面を参照しながら説明する。
【0003】
同期モータを駆動するには、ブラシ付きの直流モータと異なり、モータの磁極の位置を検出し、磁極に応じてモータの巻線に流す電流や電圧を制御する必要がある。そのため、三相のモータを駆動する場合は、図17に示すような磁極位置信号であるCS信号を取り付け、三相のCS信号であるCS1,CS2,CS3の論理により三相のu,v,w相にいわゆる120度通電の矩形波駆動するのが一般的である。
【0004】
また、モータの振動が少なく高効率駆動が可能な正弦波駆動する際には、一定回転の場合は、例えば特開平10−201284号公報のように、磁極信号の論理の変化点の間隔をタイマーで測定し、そのタイマーの値により分割して正弦波駆動を実現するか、別にエンコーダ等の精度の良い位置検出器を取り付け、図18に示すように三相のCS信号の論理の変化点からのエンコーダ等の位置検出器の位置情報を併用して三相のu,v,w相にいわゆる180度通電の正弦波駆動を実現していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の磁極位置信号のみでは矩形波駆動しか実現できず、正弦波駆動を具現化するにはエンコーダ等の位置検出器を別途取り付けなければならず、大きさの面でも、コストの面でも不利となるといった問題点を有していた。
【0006】
また、タイマーで分割する場合は、過渡応答時や速度変化の大きい場合には対応できず、正弦波が連続でないといった問題点を有していた。
【0007】
さらに、エンコーダを取り付けた場合でも、電源を投入後の起動時には、磁極位置信号の論理が変化するまでは、絶対位置が検出できないため正弦波で駆動することができず矩形波で駆動せざるをえないといった問題点を有していた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために本発明のモータ制御装置は、ロータに永久磁石を有するモータと、前記ロータの互いに位相差がほぼ120度である三相の磁束を直接的にあるいは間接的に検出する磁束検出手段と、前記磁束検出手段の位置領域を用いて演算して高分解能のロータ位置に変換する位置検出手段と、前記位置検出手段の検出位置を用いて前記モータを正弦波駆動する制御手段とを具備するものである。また、ロータに永久磁石を有するモータと、前記ロータの互いに位相差がほぼ90度である二相の磁束を直接的にあるいは間接的に検出する磁束検出手段と、前記磁束検出手段の二相の磁束量位置領域を用いて演算して高分解能のロータ位置に変換する位置変換手段と、前記位置変換手段の検出位置を用いて前記モータを駆動する制御手段とを具備するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施例のモータ制御装置について、図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1は本発明の第1の実施例におけるモータ制御装置の構成を示す全体図である。
【0011】
図1において、100はモータ、102は磁束検出器、104はPWM制御器、106は速度制御器、108は微分器、110は位置信号変換器である。
【0012】
図2は磁束検出器102の出力である磁束信号の一例を示す説明図である。
【0013】
図3は磁束検出器102の出力である磁束信号とモータ駆動波形の一例を示す説明図である。
【0014】
図4は磁束検出器102の出力である磁束信号の他の一例を示す説明図である。
【0015】
以上のように構成されたモータ制御装置について、以下図1、図2、図3、図4を用いてその動作を説明する。
【0016】
モータ100にモータの磁束を検出する磁束検出器102が取り付けられている。本実施例では説明の都合上、モータ100は三相の同期モータであるとする。磁束検出器102は図2に示すように、モータの磁石が発生する磁束を検出して、それぞれの位相差が約120度の正弦波状の磁極信号CS1,CS2,CS3を出力する。
【0017】
この磁極検出器は、従来のモータ制御装置と同様に、三相モータの線間の誘起電圧と位相が合うようにモータの固定子巻線に固定されている。そのため、従来のモータ制御装置の矩形波駆動では、比較器等により図17のようなパルス状の信号を生成し、信号の論理によって矩形波を生成していた。
【0018】
本発明では、これらのCS1,CS2,CS3の正弦波信号を、位置信号変換器110に入力しモータの位置を検出する。
【0019】
この位置信号変換器110の動作は、例えばCS1,CS2,CS3の磁極信号のアナログ値をマイコンのA/D変換器で取り込み、マイコン内で逆三角関数演算等で求めればよい。
【0020】
ここで、逆三角関数演算は、CS1,CS2,CS3の磁極信号のいずれかで演算してもよいが、図2からも分かるように、演算精度がよい各磁極信号が交わる振幅の半分以下の領域を使う方がよい。即ち、振幅の半分のしきい値で磁極信号を切り替えて演算し、磁極信号の符号を用いて磁極信号1周期の位置に換算すればよい。
【0021】
そして、この位置信号変換器110の位置情報から、図3に示すような三相のu,v,w相に正弦波駆動が可能となる。このu,v,w相の電流波形は各相の誘起電圧と位相を合わせればよいが、磁極信号が線間の誘起電圧と合わせているため、この磁極信号とu,v,w相の位相を30度ずらせばよい。なお、電圧駆動する場合は、電流の位相が合うように、モータ速度や負荷に応じて、位相を進ませればよい。
【0022】
さらに、この位置信号を微分器108によりモータの速度に変換される。速度制御器106はこの検出された速度が速度指令値に追従するように、例えば公知のPI制御等で制御すればよく、そのための制御指令をPWM制御器104に出力する。なお、ここでは、速度制御の例について説明したが、公知の位置制御やトルク制御でも同様に制御可能である。
【0023】
そして、PWM制御器104は、指令された制御指令を発生するようにモータ100へ公知のPWM制御する。なお、PWM制御でなくても、パワーオペアンプのようなリニア駆動でも構わない。
【0024】
以上の構成により、磁束検出器のアナログ量の磁束量を検出することにより、電源投入時の起動時から磁極位置を把握することができるため、起動時から正弦波駆動を行うことが容易に実現できる。また、過渡応答時等の速度の変化が大きい場合でもエンコーダ等の位置検出器を設けなくても正弦波駆動が安価にかつ容易に実現できる。
【0025】
なお、本実施例では説明の都合上、回転型の三相の同期モータで説明したが、二相のモータなど多相の同期モータやステッピングモータでも、直線型のリニアモータでも同様な手法で実現できる。
【0026】
また、本実施例から明らかなように、モータの相数と磁束検出器の数を合わせる必要はなく、例えば図4に示すような、位相差が90度の正弦波を出力する二相の磁束検出器や、多相の磁束検出器でも構わないという効果も有する。二相の場合、逆三角関数演算は、図4に示すCS1,CS2の磁極信号のいずれかで演算してもよいが、ここでも、演算精度がよい各磁極信号が交わる振幅に0.5の平方根を乗じた値以下の領域を使う方がよい。即ち、振幅に0.5の平方根を乗じた値をしきい値として磁極信号を切り替えて演算すればよい。
【0027】
さらに、本実施例から明らかなように、モータの磁束を直接検出しなくても、磁束が発生する周期と同じ周期の正弦波を出力する、例えば、センサマグネットとMRセンサ等の検出器でもよい。
【0028】
次に、第1の実施例では、磁束検出器のCS1,CS2,CS3の磁極信号が理想的な正弦波に近い場合には有効であるが、磁極信号にオフセットがある場合や3次の高調波成分等が加わっている場合には、位置の検出精度が著しく劣化するといった問題点があった。
【0029】
そこで、本発明の第2の実施例として、磁束検出器がCS1,CS2,CS3の三相の磁極信号検出するモータ制御装置において、簡便にオフセットや3次の高調波成分の影響を補正することを可能とするモータ制御装置を提供する。
【0030】
以下本発明の第2の実施例のモータ制御装置について、図面を参照しながら説明する。
【0031】
図5は本発明の第2の実施例におけるモータ制御装置の構成を示す全体図である。
【0032】
図5において、100はモータ、102は磁束検出器、104はPWM制御器、106は速度制御器、108は微分器、110は位置信号変換器、200は中性点補正器である。
【0033】
図6は磁束検出器102の出力である磁束信号の一例を示す説明図である。
【0034】
図7は磁束検出器102の出力である磁束信号の他の一例を示す説明図である。
【0035】
以上のように構成されたモータ制御装置について、以下、図5、図6、図7を用いてその動作を説明する。
【0036】
第1の実施例と同様にモータ100にモータの磁束を検出する磁束検出器102が取り付けられている。磁束検出器102はモータの磁石が発生する磁束を検出して、それぞれの位相差が約120度の正弦波状の三相の磁極信号CS1,CS2,CS3を出力するが、実際の波形は、図6に示すように三相の磁極信号に同じようにオフセットがあったり、図7に示すような3次の高調波成分を含んだ歪んだ波形となる場合が多い。
【0037】
このような磁極信号を補正する本発明の中性点補正器200の動作について詳細に説明する。
【0038】
磁極信号CS1,CS2,CS3のそれぞれの理想的な信号CS1r,CS2r,CS3rは磁極信号の角度θと振幅Aを用いて次のように表される。
【0039】
【数1】
Figure 0003690338
【0040】
【数2】
Figure 0003690338
【0041】
【数3】
Figure 0003690338
【0042】
この時、3つの信号の和は、
【0043】
【数4】
Figure 0003690338
【0044】
となり0となる。
【0045】
一方、実際の磁極信号CS1,CS2,CS3にオフセットoffsetや振幅がBの3次の高調波成分が加わった次式で表されるとする。
【0046】
【数5】
Figure 0003690338
【0047】
【数6】
Figure 0003690338
【0048】
【数7】
Figure 0003690338
【0049】
この時、3つの信号の和を3で割った値、つまり平均値CSaveは、
【0050】
【数8】
Figure 0003690338
【0051】
となる。そこで、この総和の平均値を測定した磁極信号から減算することで、理想的な磁極信号に変換することができる。
【0052】
つまり、この中性点補正器200の動作は、三相の磁極信号の総和を求め、平均値を各々の磁極信号から減算することで、オフセットや3次の高調波成分を取り除くことができる。
【0053】
なお、平均値を求めずに、三相の磁極信号から直接、
【0054】
【数9】
Figure 0003690338
【0055】
【数10】
Figure 0003690338
【0056】
【数11】
Figure 0003690338
【0057】
としても全く同じである。
【0058】
そして、第1の実施例と同様に、位置信号変換器110に入力され、補正されたCS1,CS2,CS3の磁極信号から逆三角関数演算等で求めればよい。
【0059】
さらに、この位置信号を微分器108によりモータの速度に変換され、速度制御器106はこの検出された速度が速度指令値に追従するように、例えば公知のPI制御等で制御すればよく、そのための制御指令をPWM制御器104に出力し制御する。なお、ここでも、速度制御の例について説明したが、公知の位置制御やトルク制御でも同様に制御可能である。
【0060】
以上の構成により、磁束検出器で検出した三相の磁極信号に同じようにオフセットがあったり、3次の高調波成分を含んだ歪んだ波形であっても、容易に補正が可能となり、起動時や過渡応答時等の速度の変化が大きい場合でもエンコーダ等の位置検出器を設けなくても正弦波駆動が安価にかつ容易に実現できる。
【0061】
なお、本実施例から明らかなように、オフセットと高調波成分を両方含んでいても、容易に補正可能であることは言うまでもない。
【0062】
また、本実施例でも説明の都合上、回転型の三相同期モータで説明したが、二相のモータなど多相の同期モータやステッピングモータでも、直線型のリニアモータでも同様な手法で実現できる。
【0063】
さらに、本実施例でも、モータの磁束を直接検出しなくても、磁束が発生する周期と同じ周期の正弦波を出力する例えば、センサマグネットとMRセンサ等の検出器でもよい。
【0064】
次に、第2の実施例では、磁束検出器で検出した三相の磁極信号に同じようにオフセットがあったり、3次の高調波成分を含んだ歪んだ波形の場合は容易に補正できるものの、磁極信号の1つにオフセットや高次の高調波成分があったり、三相の磁極信号の振幅が異なったり、三相の磁極信号の位相差が120度からずれた場合等には、これらの影響を小さくすることはできるものの、十分な補正が不可能であるといった問題点を有していた。
【0065】
そこで、本発明の第3の実施例として、理想的な正弦波からずれた場合でも、ずれの影響を抑え、位置の検出値の単調増加性を保証することを可能とするモータ制御装置を提供する。
【0066】
以下本発明の第3の実施例のモータ制御装置について、図面を参照しながら説明する。
【0067】
図8は本発明の第3の実施例におけるモータ制御装置の構成を示す全体図である。
【0068】
図8において、100はモータ、102は磁束検出器、104はPWM制御器、106は速度制御器、108は微分器、110は位置信号変換器、300は磁束写像器である。
【0069】
図9は磁束検出器102の出力である磁束信号の一例を示す説明図である。
【0070】
図10は磁束写像器300で補正した磁束信号の一例を示す説明図である。
【0071】
図11は位置信号変換器110の出力である位置信号の一例を示す説明図である。
【0072】
以上のように構成されたモータ制御装置について、以下、図8、図9、図10、図11を用いてその動作を説明する。
【0073】
第1及び第2の実施例と同様にモータ100にモータの磁束を検出する磁束検出器102が取り付けられている。磁束検出器102はモータの磁石が発生する磁束を検出して、それぞれの位相差が約120度の正弦波状の三相の磁極信号CS1,CS2,CS3を出力するが、実際の波形は、図9に示すように三相の磁極信号にオフセットがあったり、高調波成分を含んだ歪んだ波形であったり、各々の振幅が異なる場合がある。
【0074】
このような磁極信号の歪みの影響を補正する本発明の磁束写像器300の動作について詳細に説明する。
【0075】
磁極信号CS1,CS2,CS3のそれぞれの理想的な信号CS1r,CS2r,CS3rは、第2の実施例と同様に、(数1)、(数2)、(数3)で表される。これらの3つの信号の自乗和CSgainは、
【0076】
【数12】
Figure 0003690338
【0077】
となり、振幅Aの自乗の1.5倍となる。
【0078】
一方、実際の磁極信号CS1,CS2,CS3のそれぞれの振幅A1,A2,A3が変動したり、オフセットや高調波成分等のずれ量offset1,offset2,offset3や位相のずれθ1,θ2,θ3が加わった次式で表されるとする。
【0079】
【数13】
Figure 0003690338
【0080】
【数14】
Figure 0003690338
【0081】
【数15】
Figure 0003690338
【0082】
そこで、それぞれの3つの磁極信号を、3つの信号の自乗和CSgain信号の平方根で割った値とすることで、図10のような、三相の振幅が一定の磁極信号に補正することができる。
【0083】
つまり、この磁束写像器300の動作は、三相の磁極信号の自乗和を求め、各々の磁極信号をこの自乗和の平方根で除算することで、三相の磁極信号の自乗和が一定となるように写像することで、源信号の歪みを補正することができる。なお、源波形の振幅と合わせる必要はなく、補正後の振幅は任意の値に設定すればよい。
【0084】
そして、第1や第2の実施例と同様に、位置信号変換器110に入力し、補正されたCS1,CS2,CS3の磁極信号値から、モータの位置を逆三角関数演算等で求めればよい。
【0085】
ここで、逆三角関数演算は、補正されたCS1,CS2,CS3の磁極信号のいずれかで演算してもよいが、演算精度がよい補正された磁極信号が交わる振幅の半分以下の領域を使う方がよい。即ち、振幅の半分のしきい値で磁極信号を切り替えて演算し、磁極信号の符号を用いて磁極信号1周期の位置に換算すればよい。
【0086】
この演算精度がよい各磁極信号が交わる振幅の半分以下の領域を使う場合に、補正された振幅の半分のしきい値で磁極信号を切り替えて演算しても、図10に示したように、第2の実施例の中性点補正器200と併用し、磁束写像器300の歪み補正により、切替時でも単調増加性は保証される。このため、逆三角関数演算をテーブルで行う場合、テーブルの量を少なくできるという効果がある。
【0087】
磁束写像器300で写像された図10の信号から、位置信号に変換した結果を図11に示す。このように、源信号に歪みがある場合でも、歪みの影響を抑えて、誤差の小さな位置信号を得ることができる。
【0088】
さらに、この位置信号を微分器108によりモータの速度に変換され、速度制御器106はこの検出された速度が速度指令値に追従するように、例えば公知のPI制御等で制御すればよく、そのための制御指令をPWM制御器104に出力し制御する。なお、ここでも、速度制御の例について説明したが、公知の位置制御やトルク制御でも同様に制御可能である。
【0089】
以上の構成により、磁束検出器で検出した三相の磁極信号が理想的な正弦波からずれた場合でも、ずれの影響を抑え、位置の検出値の単調増加性を保証することが可能となり、起動時や過渡応答時等の速度の変化が大きい場合でもエンコーダ等の位置検出器を設けなくても正弦波駆動が安価にかつ容易に実現できる。
【0090】
なお、本実施例では、三相の磁極信号の自乗和を求め、各々の磁極信号をこの自乗和の平方根で除算し、逆三角関数演算等でモータ位置を求めたが、各々の磁極信号のそれぞれの自乗も三角関数となるため、各々の磁極信号のそれぞれの自乗を三相の磁極信号の自乗和で除算し、逆三角関数演算等でモータ位置を求めてもよい。
【0091】
また、本実施例でも説明の都合上、回転型の三相同期モータで説明したが、二相のモータなど多相の同期モータやステッピングモータでも、直線型のリニアモータでも同様な手法で実現できる。
【0092】
さらに、本実施例でも、モータの磁束を直接検出しなくても、磁束が発生する周期と同じ周期の正弦波を出力する例えば、センサマグネットとMRセンサ等の検出器でもよい。
【0093】
次に、第2、第3の実施例では、磁束検出器で検出した三相の磁極信号が理想的な正弦波からずれた場合でも正弦波駆動を可能としたが、三相の磁極信号から位置情報に変換しているため、三相の磁極信号をほぼ同時に検出する必要があり、磁束検出器が3つ必要となり、マイコン等で実現する場合にもA/D変換器が3つ必要となるといった問題点があった。
【0094】
そこで、本発明の第4の実施例として、三相の磁極信号のうちの任意の二相の磁極信号をほぼ同時に検出するだけで、正弦波駆動を可能とするモータ制御装置を提供する。
【0095】
以下本発明の第4の実施例のモータ制御装置について、図面を参照しながら説明する。
【0096】
図12は本発明の第4の実施例におけるモータ制御装置の構成を示す全体図である。
【0097】
図12において、100はモータ、102は磁束検出器、104はPWM制御器、106は速度制御器、108は微分器、400は二相変換器、402は位置信号変換器である。
【0098】
以上のように構成されたモータ制御装置について、以下、図12を用いてその動作を説明する。
【0099】
第1及び第2及び第3の実施例と同様にモータ100にモータの磁束を検出する磁束検出器102が取り付けられている。磁束検出器102はモータの磁石が発生する磁束を検出して、それぞれの位相差が約120度の正弦波状の三相の磁極信号CS1,CS2,CS3のうちの任意の2つを出力する。
【0100】
このような任意の2つの磁極信号のみを検出する場合の本発明の二相変換器400の動作について詳細に説明する。
【0101】
磁極信号CS1,CS2,CS3は、位相差が約120度の正弦波状の波形であるが、次の三相/二相変換を行うと、位相差が90度の二相CSa,CSbの正弦波状の波形に変換される。
【0102】
【数16】
Figure 0003690338
【0103】
ここで、Kは任意の定数である。
【0104】
一方、第1の実施例でも説明したように、磁極信号CS1,CS2,CS3の総和は0であるため、(数16)の任意の2つの磁極信号が検出できれば、三相/二相変換は実現可能である。
【0105】
したがって、二相変換器400により、三相の磁極信号のうちの任意の2つのアナログ値をマイコンのA/D変換器で取り込み、位相差が90度の二相の正弦波状の磁極信号CSa,CSbに変換される。
【0106】
なお、磁極信号CS1,CS2,CS3が理想の正弦波に近い場合は、任意の2つの磁極信号が検出できれば差がないが、理想の正弦波からの誤差が大きい場合は(数16)を変形して、CS2,CS3を用いて、
【0107】
【数17】
Figure 0003690338
【0108】
と、2つの信号の和と差を用いる方がずれの影響を分散することができてよい。
【0109】
そして、位置信号変換器402に入力され、変換されたCSa,CSbの磁極信号からマイコン内で逆三角関数演算等で求めればよい。二相の場合、逆三角関数演算は、CSa,CSbの磁極信号のいずれかで演算してもよいが、ここでも、演算精度がよい各磁極信号が交わる振幅に0.5の平方根を乗じた値以下の領域を使う方がよい。即ち、振幅に0.5の平方根を乗じた値をしきい値として変換されたCSa,CSbの磁極信号を切り替えて演算し、変換されたCSa,CSbの符号を用いて磁極信号1周期の位置に換算すればよい。このため、逆三角関数演算をテーブルで行う場合、テーブルの量を少なくできるという効果がある。
【0110】
さらに、第1の実施例と同様に、この位置信号を微分器108によりモータの速度に変換され、速度制御器106はこの検出された速度が速度指令値に追従するように、例えば公知のPI制御等で制御すればよく、そのための制御指令をPWM制御器104に出力し制御する。なお、ここでも、速度制御の例について説明したが、公知の位置制御やトルク制御でも同様に制御可能である。
【0111】
以上の構成により、三相の磁極信号のうちの任意の2つの磁極信号を検出しても、位置検出が可能となり、起動時や過渡応答時等の速度の変化が大きい場合でもエンコーダ等の位置検出器を設けなくても正弦波駆動が安価にかつ容易に実現できる。
【0112】
なお、本実施例でも説明の都合上、回転型の三相同期モータで説明したが、二相のモータなど多相の同期モータやステッピングモータでも、直線型のリニアモータでも同様な手法で実現できる。
【0113】
また、本実施例でも、モータの磁束を直接検出しなくても、磁束が発生する周期と同じ周期の正弦波を出力する例えば、センサマグネットとMRセンサ等の検出器でもよい。
【0114】
次に、第4の実施例では、三相の磁極信号のうちの任意の2つの磁極信号を検出しても位置検出が可能となったが、磁極信号にオフセットや高次の高調波成分があったり、三相の磁極信号の振幅が異なったり、三相の磁極信号の位相差が120度からずれた場合等には、位置検出に誤差が生ずるといった問題点を有していた。
【0115】
そこで、本発明の第5の実施例として、理想的な正弦波からずれた場合でも、ずれの影響を抑え、三相の磁極信号のうちの任意の2つの信号でも位置の検出値の単調増加性を保証することを可能とするモータ制御装置を提供する。
【0116】
以下本発明の第5の実施例のモータ制御装置について、図面を参照しながら説明する。
【0117】
図13は本発明の第5の実施例におけるモータ制御装置の構成を示す全体図である。
【0118】
図13において、100はモータ、102は磁束検出器、104はPWM制御器、106は速度制御器、108は微分器、400は二相変換器、402は位置信号変換器、500は磁束写像器である。
【0119】
図14は磁束写像器500で補正した磁束信号の一例を示す説明図である。
【0120】
図15は位置信号変換器402の出力である位置信号の一例を示す説明図である。
【0121】
以上のように構成されたモータ制御装置について、以下、図9、図13、図14、図15を用いてその動作を説明する。
【0122】
第4の実施例と同様にモータ100にモータの磁束を検出する磁束検出器102が取り付けられている。磁束検出器102はモータの磁石が発生する磁束を検出して、それぞれの位相差が約120度の正弦波状の三相の磁極信号CS1,CS2,CS3を出力するが、実際の波形は、第3の実施例と同様に図9に示すように三相の磁極信号にオフセットがあったり、高調波成分を含んだ歪んだ波形であるとする。
【0123】
この時、第4の実施例と同様にこの三相の磁極信号CS1,CS2,CS3の任意の2つの磁極信号を、二相変換器400により、位相差が90度の二相CSa,CSbの正弦波状の波形に変換するが、三相の磁極信号の歪みの影響で、二相のCSa,CSbの信号も歪む。
【0124】
このような磁極信号の歪みの影響を補正する本発明の磁束写像器500の動作について詳細に説明する。
【0125】
二相のそれぞれの理想的な信号CSar,CSbrは、磁極信号の角度θと振幅Aを用いて次のように表される。
【0126】
【数18】
Figure 0003690338
【0127】
【数19】
Figure 0003690338
【0128】
これらの2つの信号の自乗和CSgainは、
【0129】
【数20】
Figure 0003690338
【0130】
となり、振幅Aの自乗となる。
【0131】
一方、実際の磁極信号CSa,CSbはそれぞれの振幅が変動したり、オフセットや高調波成分等のずれ量や位相のずれが加わるが、それぞれの磁極信号を、自乗和CSgain信号の平方根で割った値とすることで、図14のような、二相の振幅が一定の磁極信号に補正することができる。
【0132】
つまり、この磁束写像器500の動作は、二相の磁極信号の自乗和を求め、各々の磁極信号をこの自乗和の平方根で除算することで、二相の磁極信号の自乗和が一定となるように写像することで、源信号の歪みを補正することができる。なお、源波形の振幅と合わせる必要はなく、補正後の振幅は任意の値に設定すればよい。
【0133】
そして、位置信号変換器402に入力され、補正されたCSa,CSbの磁極信号からマイコン内で逆三角関数演算等で求めればよい。二相の場合、逆三角関数演算は、CSa,CSbの磁極信号のいずれかで演算してもよいが、ここでも、演算精度がよい各磁極信号が交わる振幅に0.5の平方根を乗じた値以下の領域を使う方がよい。即ち、振幅に0.5の平方根を乗じた値をしきい値として変換されたCSa,CSbの磁極信号を切り替えて演算し、変換されたCSa,CSbの符号を用いて磁極信号1周期の位置に換算すればよい。このため、逆三角関数演算をテーブルで行う場合、テーブルの量を少なくできるという効果がある。
【0134】
この演算精度がよい各磁極信号が交わる振幅に0.5の平方根を乗じた値以下の領域を使う場合に、図14のように、補正された振幅に0.5の平方根を乗じた値のしきい値で磁極信号を切り替えて演算しても、磁束写像器500の歪み補正により、切替時でも単調増加性は保証されるという効果がある。
【0135】
磁束写像器500で写像された図14の信号から、位置信号に変換した結果を図15に示す。このように、源信号に歪みがある場合でも、歪みの影響を抑えて、誤差の小さな位置信号を得ることができる。
【0136】
さらに、この位置信号を微分器108によりモータの速度に変換され、速度制御器106はこの検出された速度が速度指令値に追従するように、例えば公知のPI制御等で制御すればよく、そのための制御指令をPWM制御器104に出力し制御する。なお、ここでも、速度制御の例について説明したが、公知の位置制御やトルク制御でも同様に制御可能である。
【0137】
以上の構成により、理想的な正弦波からずれた三相の磁極信号のうちの任意の2つの磁極信号を検出して用いた場合でも、ずれの影響を抑え、位置の検出値の単調増加性を保証することが可能となり、起動時や過渡応答時等の速度の変化が大きい場合でもエンコーダ等の位置検出器を設けなくても正弦波駆動が安価にかつ容易に実現できる。
【0138】
なお、本実施例では、二相の磁極信号の自乗和を求め、各々の磁極信号をこの自乗和の平方根で除算し、逆三角関数演算等でモータ位置を求めたが、各々の磁極信号のそれぞれの自乗も三角関数となるため、各々の磁極信号のそれぞれの自乗を二相の磁極信号の自乗和で除算し、逆三角関数演算等でモータ位置を求めればよい。
【0139】
また、第1の実施例でも説明したように、モータの相数と磁束検出器の数を合わせる必要がないため、三相のモータであっても、予め位相差が90度の正弦波を出力する二相の磁束検出器とすることも可能である。この場合も、本実施例の磁束写像器500により、同様な効果が得られることは、本発明の構成上、明らかである。
【0140】
さらに、本実施例でも説明の都合上、回転型の三相同期モータで説明したが、二相のモータなど多相の同期モータやステッピングモータでも、直線型のリニアモータでも同様な手法で実現できる。
【0141】
そして、本実施例でも、モータの磁束を直接検出しなくても、磁束が発生する周期と同じ周期の正弦波を出力する例えば、センサマグネットとMRセンサ等の検出器でもよい。
【0142】
次に、これまでの実施例では、磁極信号から磁極信号の周期内の位置検出が可能となったが、モータを高速で回し、磁極信号検出の時間間隔が十分小さくとれない場合には、位置検出が磁極信号の周期の整数倍ずれるといった問題点を有していた。
【0143】
そこで、本発明の第6の実施例として、磁極信号検出の時間間隔が大きい場合でも、位置検出が可能とするモータ制御装置を提供する。
【0144】
以下本発明の第6の実施例のモータ制御装置について、図面を参照しながら説明する。
【0145】
図16は本発明の第6の実施例におけるモータ制御装置の構成を示す全体図である。
【0146】
図16において、100はモータ、102は磁束検出器、104はPWM制御器、106は速度制御器、108は微分器、600は比較器、602はカウンター、604は位置信号変換器である。
【0147】
以上のように構成されたモータ制御装置について、以下、図16を用いてその動作を説明する。
【0148】
第1の実施例と同様にモータ100にモータの磁束を検出する磁束検出器102が取り付けられており、磁束検出器102はモータの磁石が発生する磁束を検出して、それぞれの位相差が約120度の正弦波状の三相の磁極信号CS1,CS2,CS3を出力する。
【0149】
以下に、本発明のカウンター602を併用する場合の動作について説明する。
【0150】
三相の磁極信号CS1,CS2,CS3のうちの任意の2つを比較器600により矩形波に変換する。これを、公知のアップダウンカウンターであるカウンター602に入力し、磁極信号の周期の4逓倍の値をカウントする。
【0151】
そして、位置信号変換器604で、第1の実施例と同様に、磁束検出器で検出されたCS1,CS2,CS3の磁極信号から逆三角関数演算等で求めた詳細な位置信号と、カウンター602でカウントされたカウント値とを併用してモータの位置信号に変換する。
【0152】
これにより、モータが高速に回転しており、位置信号変換器604が磁極信号を検出する周期が、磁極信号の半周期よりも長い場合でも、位置検出が磁極信号の周期の整数倍ずれることなく、位置信号を検出可能となる。
【0153】
さらに、この位置信号を微分器108によりモータの速度に変換され、速度制御器106はこの検出された速度が速度指令値に追従するように、例えば公知のPI制御等で制御すればよく、そのための制御指令をPWM制御器104に出力し制御する。なお、ここでも、速度制御の例について説明したが、公知の位置制御やトルク制御でも同様に制御可能である。
【0154】
以上の構成により、モータを高速で回し、磁極信号検出の時間間隔が十分小さくとれない場合でも、位置検出が容易に実現できる。
【0155】
なお、第1の実施例でも説明したように、モータの相数と磁束検出器の数を合わせる必要がないため、三相のモータであっても、予め位相差が90度の正弦波を出力する二相の磁束検出器とすることも可能である。この場合も、本実施例により、同様な効果が得られることは、本発明の構成上、明らかである。
【0156】
さらに、本実施例でも説明の都合上、回転型の三相同期モータで説明したが、二相のモータなど多相の同期モータやステッピングモータでも、直線型のリニアモータでも同様な手法で実現できる。
【0157】
そして、本実施例でも、モータの磁束を直接検出しなくても、磁束が発生する周期と同じ周期の正弦波を出力する例えば、センサマグネットとMRセンサ等の検出器でもよい。
【0158】
【発明の効果】
上記実施例の記載から明らかなように、本発明のモータ制御装置は、モータと、前記モータの磁束を直接的にあるいは間接的に検出する磁束検出手段を有するモータ制御装置において、前記磁束検出手段の磁束量から前記モータの位置に変換する位置検出手段と、前記位置検出手段の検出位置を用いて前記モータを正弦波駆動する制御手段とを具備することで、起動時から正弦波駆動を可能とし、さらに過渡時においても、常に正弦波駆動が安価に実現可能とするものである。
【0159】
また、正弦波駆動に係わらず、位置検出手段の検出位置を用いて、モータの位置を検出し、位置制御、速度制御が可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるモータ制御装置の構成を示す全体図
【図2】磁束検出器102の出力である磁束信号の一例を示す説明図
【図3】磁束検出器102の出力である磁束信号とモータ駆動波形の一例を示す説明図
【図4】磁束検出器102の出力である磁束信号の他の一例を示す説明図
【図5】本発明の第2の実施例におけるモータ制御装置の構成を示す全体図
【図6】磁束検出器102の出力である磁束信号の一例を示す説明図
【図7】磁束検出器102の出力である磁束信号の他の一例を示す説明図
【図8】本発明の第3の実施例におけるモータ制御装置の構成を示す全体図
【図9】磁束検出器102の出力である磁束信号の一例を示す説明図
【図10】磁束写像器300で補正した磁束信号の一例を示す説明図
【図11】位置信号変換器110の出力である位置信号の一例を示す説明図
【図12】本発明の第4の実施例におけるモータ制御装置の構成を示す全体図
【図13】本発明の第5の実施例におけるモータ制御装置の構成を示す全体図
【図14】磁束写像器500で補正した磁束信号の一例を示す説明図
【図15】位置信号変換器402の出力である位置信号の一例を示す説明図
【図16】本発明の第6の実施例におけるモータ制御装置の構成を示す全体図
【図17】従来例における磁極位置センサの波形と矩形波駆動を示す説明図
【図18】従来例における磁極位置センサの波形と正弦波駆動を示す説明図
【符号の説明】
100 モータ
102 磁束検出器
104 PWM制御器
106 速度制御器
108 微分器
110、402、604 位置信号変換器
200 中性点補正器
300、500 磁束写像器
400 二相変換器
600 比較器
602 カウンター

Claims (15)

  1. ロータに永久磁石を有するモータと、前記ロータの互いに位相差がほぼ120度である三相の磁束を直接的にあるいは間接的に検出する磁束検出手段と、前記磁束検出手段の磁束量の位置領域を用いて演算し前記ロータの位置に変換する位置検出手段と、前記位置検出手段の検出位置を用いて前記モータを駆動する制御手段とを具備し、
    前記位置検出手段は、前記磁束検出手段で検出した三相のそれぞれの磁束量の値の総和を演算する磁束総和演算手段と、
    前記磁束検出手段で検出した三相のそれぞれの磁束量の値から前記磁束総和演算手段で演算した磁束量の値の総和の平均値を減算して三相のそれぞれの補正磁束値に補正する磁束中性点補正手段と、
    前記磁束中性点補正手段で補正された各々の前記補正磁束値の振幅が小さい範囲を用いて前記ロータの位置に変換する位置変換手段とによって、高分解能のロータ位置に変換することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 位置検出手段は、前記磁束検出手段で検出した三相のそれぞれの磁束量の値の自乗の総和を演算する磁束自乗演算手段と、前記磁束検出手段で検出した三相のそれぞれの磁束量の値を前記磁束自乗演算手段で三相位置信号に補正する磁束写像手段と、
    前記磁束写像手段で補正された各々の前記三相位置信号の振幅が小さい範囲を用いてロータの位置に変換する位置変換手段とを具備した請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 磁束写像手段が、磁束検出手段で検出した三相のそれぞれの磁束量の値を磁束自乗演算手段の出力の平方根で除算して三相位置信号に補正することを特徴とする請求項2記載のモータ制御装置。
  4. 磁束写像手段が、磁束検出手段で検出した三相のそれぞれの磁束量の値を自乗した値を磁束自乗演算手段の出力で除算して三相位置信号に補正することを特徴とする請求項2記載のモータ制御装置。
  5. 位置検出手段は、磁束検出手段で検出した三相のそれぞれの磁束量の値の総和を演算する磁束総和演算手段と、
    前記磁束検出手段で検出した三相のそれぞれの磁束量の値から前記磁束総和演算手段で演算した磁束量の値の総和の平均値を減算して三相のそれぞれの補正磁束値に補正する磁束中性点補正手段と、
    前記磁束中性点補正手段で補正された補正磁束値の自乗の総和を演算する磁束自乗演算手段と、
    前記磁束検出手段で検出した三相のそれぞれの磁束量の値を前記磁束自乗演算手段で三相位置信号に補正する磁束写像手段と、
    前記磁束写像手段で補正された各々の前記三相位置信号の振幅が小さい範囲を用いてロータの位置に変換する位置変換手段とを具備することを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  6. 磁束写像手段で補正されたそれぞれの三相位置信号の振幅の半分以下の値からロータの位置に変換することを特徴とする請求項5記載のモータ制御装置。
  7. 位置検出手段は、磁束検出手段で検出する少なくとも2つの相の磁束量から互いに位相差が90度である2相の正弦波状の磁束信号に変換する二相変換手段と、
    前記二相変換手段の各々の前記磁束信号の振幅が小さい範囲を用いてロータの位置に変換する位置変換手段とを具備することを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  8. 二相変換手段が、磁束検出手段で検出する任意の2つの相の磁束量の和と差から互いに位相差がほぼ90度である2相の正弦波状の磁束信号に変換することを特徴とする請求項7記載のモータ制御装置。
  9. ロータに永久磁石を有するモータと、前記ロータの互いに位相差がほぼ90度である二相の磁束を直接的にあるいは間接的に検出する磁束検出手段と、前記磁束検出手段の二相の磁束量の位置領域の振幅が小さい範囲を用いて演算し高分解能のロータ位置に変換する位置変換手段と、前記位置変換手段の検出位置を用いて前記モータを駆動する制御手段とを有することを特徴とするモータ制御装置。
  10. 位置変換手段が、二相のそれぞれの磁束信号の値の自乗の和を演算する磁束信号自乗演算手段と、
    二相のそれぞれの磁束信号の値を前記磁束信号自乗演算手段で二相位置信号に補正する磁束写像手段と、
    前記磁束写像手段で補正された各々の前記二相位置信号の振幅が小さい範囲を用いてロータの位置に変換することを特徴とする請求項7あるいは請求項9記載のモータ制御装置。
  11. 磁束写像手段が、二相のそれぞれの磁束信号の値を磁束信号自乗演算手段の出力の平方根で除算して二相位置信号に補正することを特徴とする請求項10記載のモータ制御装置。
  12. 磁束写像手段が、二相のそれぞれの磁束信号の値を自乗した値を磁束信号自乗演算手段の出力で除算して二相位置信号に補正することを特徴とする請求項10記載のモータ制御装置。
  13. 磁束写像手段で補正されたそれぞれの二相位置信号の振幅に0.5の平方根を乗じた値以下の値からロータの位置に変換することを特徴とする請求項10記載のモータ制御装置。
  14. ロータに永久磁石を有するモータと、前記ロータの磁束を直接的にあるいは間接的に検出する磁束検出手段と、前記磁束検出手段の二相の磁束量の位置領域を用いて演算し前記ロータの位置に変換する位置変換手段と、前記位置変換手段の検出位置を用いて前記モータを駆動する制御手段とを具備し、
    前記位置検出手段が、前記磁束検出手段で検出する磁束の周期をカウントする磁束カウント手段のカウント値と前記磁束検出手段の磁束量の振幅が小さい範囲を用いて高分解能のロータ位置に変換することを特徴とするモータ制御装置。
  15. 磁束検出手段が、ロータの互いに位相差がほぼ120度である三相の磁束を直接的にあるいは間接的に検出する手段であって、
    磁束カウント手段が、前記磁束検出手段で検出する少なくとも2つの相の磁束の周期からカウントすることを特徴とする請求項14記載のモータ制御装置。
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