JPH0614580A - モータの制御装置 - Google Patents

モータの制御装置

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Publication number
JPH0614580A
JPH0614580A JP4162735A JP16273592A JPH0614580A JP H0614580 A JPH0614580 A JP H0614580A JP 4162735 A JP4162735 A JP 4162735A JP 16273592 A JP16273592 A JP 16273592A JP H0614580 A JPH0614580 A JP H0614580A
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JP
Japan
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light
slit
optical sensor
pitch
transmitting
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Application number
JP4162735A
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English (en)
Inventor
Yutaka Ono
裕 小野
Yutaka Koizumi
豊 小泉
Mitsuhiro Nikaido
光宏 二階堂
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの回転角を高精度に検出して転流制御
を行うことができ、しかもモータが持っている出力トル
クを最大限に発揮させることを可能にしたモータの制御
装置を実現することを目的とする。 【構成】 円板形状の符号板に円周方向に沿って一定ピ
ッチで透光スリットを形成し、この符号板をブラシレス
モータのロータに連結し、透光スリットに光を照射し、
透光スリットの通過光をもとにしてモータの転流制御の
ための信号を得るモータの制御装置において、幅がsi
n関数に従って変化する透光スリットを符号板に形成
し、この透光スリットの通過光の検出信号をもとにブラ
シレスモータを転流制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式エンコーダの検
出信号を用いてブラシレスモータを転流制御するモータ
の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなモータの制御装置とし
ては、例えば図5に示す構成のものがあった。図5で、
1は転流制御が行われるブラシレスモータである。この
モータ1のコイルは3相コイルになっている。2は円板
形状の符号板であり、モータ1のロータに連結されてい
て、円周方向に沿って3列に透光スリット3,4,5が
形成されている。6,7,8は透光スリット3,4,5
にそれぞれ光を照射する光源、9,10,11は各透光
スリットの通過光をそれぞれ検出する光センサ、12は
光センサ9,10,11の検出信号をもとにモータ1を
転流制御する転流制御部である。
【0003】図6は符号板2に形成した透光スリット
3,4,5の形状を示した図である。図6において、透
光スリット3,4,5は、符号板1の径方向の幅は一定
で、一定ピッチで各列に3個ずつ形成されている。透光
スリット3,4,5は、位相が1/6ピッチずつずれて
いる。図7は光センサ9,10,11の検出信号の波形
図である。図7で、u相信号、v相信号、w相信号はそ
れぞれ光センサ9,10,11の検出信号である。これ
らの信号は位相が1/6ピッチずつずれている。
【0004】このようなモータの制御装置では、各列の
透光スリットは位相が1/6ピッチずつずれているた
め、u相v相及びw相の信号は符号板が1/6ピッチ分
だけ回転するごとに変化する。これにより、回転角の検
出分解能は1/6ピッチになる。しかし、1/6ピッチ
の分解能では十分な検出精度が得られない。また、u相
v相及びw相の信号をもとにして得られる検出値は、符
号板が1/6ピッチ回転するごとに階段状に変化するも
のであるため、転流タイミングに遅れが生じる。例え
ば、ブラシレスモータでは、ロータの歯とステータの歯
の位相差が1/4ピッチになったときに、モータコイル
の励磁電流を最大値にすると最大トルクを出力できる。
ところが、上述した従来例では、転流タイミングの遅れ
により励磁電流を最大値にするタイミングを逃してしま
う。これにより、モータが持っている出力トルクを十分
に発揮できないという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点を解決するためになされたものであり、モータの回転
角を高精度に検出して転流制御を行うことができ、しか
もモータが持っている出力トルクを最大限に発揮させる
ことを可能にしたモータの制御装置を実現することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は次のとおりの構
成になったモータの制御装置である。 (1)円板形状の符号板に円周方向に沿って一定ピッチ
で透光スリットを形成し、この符号板をブラシレスモー
タのロータに連結し、前記透光スリットに光を照射し、
透光スリットの通過光をもとにして前記モータの転流制
御のための信号を得るモータの制御装置において、前記
ブラシレスモータは、極数がn(nは整数)で、コイル
が3相コイルになったモータであり、前記符号板に透光
スリットがn個設けられたスリット列を2列設け、各列
の透光スリットは、符号板の径方向の幅がK1(1+s
inθe)なる関数でスリットの1ピッチについて1周
期分変化し(K1は定数、θeはスリットの1ピッチ分を
360°とする角度)、外側の列にある透光スリットは
内側の列にある透光スリットに対して1/3ピッチだけ
位相がずれていて、所定の基準位置に配置されていて、
前記外側の列にある透光スリットを通過した光の光量を
検出する第1の光センサと、所定の基準位置に配置され
ていて、前記内側の列にある透光スリットを通過した光
の光量を検出する第2の光センサと、前記基準位置と1
/2ピッチだけ位相が異なる位置に配置されていて、前
記外側の列にある透光スリットを通過した光の光量を検
出する第3の光センサと、前記基準位置と1/2ピッチ
だけ位相が異なる位置に配置されていて、前記内側の列
にある透光スリットを通過した光の光量を検出する第4
の光センサと、前記第1の光センサと第3の光センサの
検出信号の差と、前記第2の光センサと第4の光センサ
の検出信号の差を求め、K2sinθeとK2sin(θe
+120°)なる転流制御のもとになる信号を生成する
減算器と、を具備したことを特徴とするモータの制御装
置。 (2)円板形状の符号板に円周方向に沿って一定ピッチ
で透光スリットを形成し、この符号板をブラシレスモー
タのロータに連結し、前記透光スリットに光を照射し、
透光スリットの通過光をもとにして前記モータの転流制
御のための信号を得るモータの制御装置において、前記
ブラシレスモータは、極数がn(nは整数)で、コイル
が3相コイルになったモータであり、前記符号板に透光
スリットがn個形成されたスリット列を1列設け、透光
スリットは、符号板の径方向の幅がK1(1+sin
θe)なる関数(K1は定数、θeはスリットの1ピッチ
分を360°とする角度)でスリットの1ピッチについ
て1周期分変化するものであり、所定の基準位置に配置
されていて、前記透光スリットを通過した光の光量を検
出する第1の光センサと、前記基準位置と1/3ピッチ
だけ位相が異なる位置に配置されていて、前記透光スリ
ットを通過した光の光量を検出する第2の光センサと、
前記基準位置と1/2ピッチだけ位相が異なる位置に配
置されていて、前記透光スリットを通過した光の光量を
検出する第3の光センサと、前記基準位置と5/6ピッ
チだけ位相が異なる位置に配置されていて、前記透光ス
リットを通過した光の光量を検出する第4の光センサ
と、前記第1の光センサと第3の光センサの検出信号の
差と、前記第2の光センサと第4の光センサの検出信号
の差を求め、K1sinθeとK1sin(θe+120
°)なる転流制御のもとになる信号を生成する減算器
と、を具備したことを特徴とするモータの制御装置。 (3)円板形状の符号板に円周方向に沿って一定ピッチ
で透光スリットを形成し、この符号板をブラシレスモー
タのロータに連結し、前記透光スリットに光を照射し、
透光スリットの通過光をもとにして前記モータの転流制
御のための信号を得るモータの制御装置において、前記
ブラシレスモータは、極数がn(nは整数)で、コイル
が3相コイルになったモータであり、前記符号板に透光
スリットがn個設けられたスリット列を2列設け、各列
の透光スリットは、符号板の径方向の幅がK1(1+s
inθe)なる関数でスリットの1ピッチについて1周
期分変化し(K1は定数、θeはスリットの1ピッチ分を
360°とする角度)、外側の列にある透光スリットは
内側の列にある透光スリットに対して1/2ピッチだけ
位相がずれていて、所定の基準位置に配置されていて、
前記外側の列にある透光スリットを通過した光の光量を
検出する第1の光センサと、所定の基準位置に配置され
ていて、前記内側の列にある透光スリットを通過した光
の光量を検出する第2の光センサと、前記基準位置と1
/3ピッチだけ位相が異なる位置に配置されていて、前
記外側の列にある透光スリットを通過した光の光量を検
出する第3の光センサと、前記基準位置と1/3ピッチ
だけ位相が異なる位置に配置されていて、前記内側の列
にある透光スリットを通過した光の光量を検出する第4
の光センサと、前記第1の光センサと第3の光センサの
検出信号の差と、前記第2の光センサと第4の光センサ
の検出信号の差を求め、K1sinθeとK1sin(θe
+120°)なる転流制御のもとになる信号を生成する
減算器と、を具備したことを特徴とするモータの制御装
置。
【0007】
【作用】このような本発明では、幅がsin関数に従っ
て変化する透光スリットを光学式エンコーダの符号板に
形成し、この透光スリットの通過光の検出信号をもとに
ブラシレスモータを転流制御する。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を説明する。図1
は本発明にかかるモータの制御装置に用いる符号板の構
成例を示した図である。図1では、極数が3になったブ
ラシレスモータの場合について例示している。図1にお
いて、20は円板形状の符号板である。21及び22は
透光スリットであり、符号板20の円周方向に沿って一
定ピッチで2列に形成されている。モータの極数が3で
あるため、各列には3個ずつ透光スリットが形成されて
いる。透光スリット21の符号板20の径方向の幅は、
1(1+sinθe)なる関数でスリットの1ピッチに
ついて1周期分変化する(K1は定数、θeはスリットの
1ピッチ分を360°とする角度)。すなわち、θe
0°となる基準位置P0からθe=360°となる位置P
1までの1ピッチ分の間に、透光スリット21の幅は1
周期分変化する。透光スリット22の幅も透光スリット
21と同様に変化する。ただし、透光スリット22の位
相は透光スリット21に対して1/3ピッチだけずれて
いる。このため、透光スリット22の幅はK1{1+s
in(θe+120°)}で表される。23及び24は
光センサであり、基準位置P0に配置されていて、透光
スリット21及び22を通過した光をそれぞれ検出す
る。25及び26は光センサであり、基準位置P0と1
/2ピッチだけ位相が異なる位置P2に配置されてい
て、透光スリット21及び22を通過した光をそれぞれ
検出する。これらの光センサ23〜26は、例えばフォ
トダイオードであり、検出信号の大きさは受光量に比例
する。
【0009】なお、ブラシレスモータ1の極数は3に限
らずこれ以外の数であってもよい。極数がn(nは整
数)のときは、符号板20に形成される透光スリットの
数も1列につきn個になる。極数が変わってもブラシレ
スモータ1のコイルは3相コイルである。
【0010】図2は本発明の一実施例の構成図である。
図2で図1及び図5と同一のものは同一符号を付ける。
図2において、30は図1に示す符号板を用いた光学式
エンコーダである。図示されていないが、光学式エンコ
ーダには図5の光学式エンコーダと同様に光源が設けら
れている。31〜34は光センサ23〜26の検出信号
をそれぞれ増幅するOPオンプ、35はOPアンプ31
と33の出力の差をとる減算器、36はOPアンプ32
と34の出力の差をとる減算器である。37はOPアン
プ34の出力信号の低周波成分を抽出するローパスフィ
ルタ(以下、LPFとする)、38はLPF37で抽出
した信号を2値化するコンパレータ、39はコンパレー
タ38の出力の周波数に比例したアナログ電圧信号を出
力するF/V変換器である。F/V変換器39の出力が
モータの速度フィードバック信号になる。40は速度指
令値と速度フィードバック信号の値の偏差をとる減算
器、41は偏差をもとにモータ1の回転速度をフィード
バック制御するための制御信号を出力する速度制御部で
ある。この制御信号の値がモータのトルク指令値にな
る。42及び43はトルク指令値と減算器35及び36
の出力を掛け合わせて転流制御信号を生成する乗算器、
44及び45はモータ1の2つの相のコイルに流れる電
流を検出する電流検出回路、46及び47は乗算器42
及び43の出力と電流検出回路44及び45の検出値の
差をとる減算器である。48及び49は減算器46及び
47により得た信号を一定レベルの基準信号と比較して
パルス幅変調信号(以下、パルス幅変調をPWMとす
る)を得るPWM回路、50はトランジスタ素子を用い
て構成され、PWM回路48及び49から得たPWM信
号によりトランジスタ素子をスイッチングしてモータ1
のコイルに励磁電流を供給する駆動回路である。駆動回
路50は、2相のPWM信号しか入力されていないが、
3相の励磁電流を出力する。他の1相の励磁電流の位相
は次式から求める。 sinθe+sin(θe+120°)+sin(θe−120°)=0
【0011】このように構成したモータの制御装置の動
作を説明する。光センサ23と24は基準位置P0に配
置されている。また、透光スリット21と22の位相は
1/3ピッチだけずれている。このことから、OPアン
プ31と33を経た光センサ23と24の検出信号は、
それぞれK2(1+sinθe)とK2{1+sin(θe
+120°)}になる。光センサ25と26は光センサ
23と24に対して1/2ピッチだけ位相がずれた位置
2に配置されている。このことから、OPアンプ32
と34を経た光センサ25と26の検出信号は、それぞ
れK2(1−sinθe)とK2{1−sin(θe+12
0°)}になる。減算器35は、信号K2(1+sin
θe)とK2(1−sinθe)の差をとる。減算器36
は、信号K2{1+sin(θe+120°)}とK
2{1−sin(θe+120°)}の差をとる。これに
よって、信号2K2sinθeと2K2sin(θe+12
0°)なる転流に必要な2相信号が得られる。乗算器4
2及び43により、2相信号にトルク指令値が乗算され
る。この乗算信号をもとに、PWM回路48,49と駆
動回路50により、励磁電流が生成され、モータ1が転
流制御される。
【0012】図3及び図4は本発明の他の実施例を示し
た図である。図3及び図4は透光スリットと光センサの
位相関係を示した図である。この図では、符号板の円周
方向を直線方向に展開して示している。
【0013】図3では、透光スリット60が1列形成さ
れている。透光スリット60も図1に示す透光スリット
と同一形状になっている。Pは透光スリットのピッチで
ある。61は基準位置に配置された光センサ、62,6
3,64は光センサ61に対して位相がそれぞれP/
3,P/2,5P/6だけずれた位置に配置された光セ
ンサである。光センサ61,62,63,64によりそ
れぞれ1+sinθe,1+sin(θe+120°),
1−sinθe,1−sin(θe+120°)なる位相
の信号が得られる。
【0014】図4で、透光スリットは70と71が2列
に形成されている。透光スリット70,71の形状も図
1に示す透光スリットと同一形状になっている。これら
の透光スリットの位相は1/2ピッチだけずれている。
72及び73は基準位置に形成されていて透光スリット
70及び71の通過光を検出する光センサ、74及び7
5は基準位置に対して1/3ピッチだけ位相がずれた位
置に形成されていて透光スリット70及び71の通過光
を検出する光センサである。光センサ72,73,7
4,75によりそれぞれ1−sinθe,1+sin
θe,1−sin(θ e+120°),1+sin(θe
+120°)なる位相の信号が得られる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば次の効果が得られる。 図6の従来例では、光学式エンコーダは、透光スリッ
トの有無でしか回転を検出できないため、検出信号は階
段状に変化するものになる。従って、検出分解能が悪
い。これに対して本発明では、光学式エンコーダの符号
板には、sin関数に従って幅が変化する透光スリット
を形成しているため、光学式エンコーダの検出信号の大
きさはsin関数に従って連続的に変化する。従って、
検出分解能が従来例に比べて良好になる。これによっ
て、モータの回転角を高精度に検出して転流制御を行う
ことができる。 本発明では、光学式エンコーダの検出信号がsin関
数に従って連続的に変化するため、従来例のような階段
状波形に比べ、モータの回転角に対して検出値が追従性
する。従って、転流タイミングの遅れが小さくなり、モ
ータの出力トルクが最大になるタイミングを適切に捕え
て転流を行うことができる。これによって、モータが持
っている出力トルクを最大限に発揮させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるモータの制御装置に用いる符号
板の構成例を示した図である。
【図2】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図3】本発明の他の実施例の構成図である。
【図4】本発明の他の実施例の構成図である。
【図5】従来におけるモータの制御装置の構成図であ
る。
【図6】図5の装置に用いる符号板の構成図である。
【図7】図6の符号板を用いた光学式エンコーダの検出
信号の波形図である。
【符号の説明】
1 モータ 6,7,8 光源 20 符号板 21,22,60,70,71 透光スリット 23〜25,61〜64,72〜75 光センサ 35,36 減算器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板形状の符号板に円周方向に沿って一
    定ピッチで透光スリットを形成し、この符号板をブラシ
    レスモータのロータに連結し、前記透光スリットに光を
    照射し、透光スリットの通過光をもとにして前記モータ
    の転流制御のための信号を得るモータの制御装置におい
    て、 前記ブラシレスモータは、極数がn(nは整数)で、コ
    イルが3相コイルになったモータであり、 前記符号板に透光スリットがn個設けられたスリット列
    を2列設け、各列の透光スリットは、符号板の径方向の
    幅がK1(1+sinθe)なる関数でスリットの1ピッ
    チについて1周期分変化し(K1は定数、θeはスリット
    の1ピッチ分を360°とする角度)、外側の列にある
    透光スリットは内側の列にある透光スリットに対して1
    /3ピッチだけ位相がずれていて、 所定の基準位置に配置されていて、前記外側の列にある
    透光スリットを通過した光の光量を検出する第1の光セ
    ンサと、 所定の基準位置に配置されていて、前記内側の列にある
    透光スリットを通過した光の光量を検出する第2の光セ
    ンサと、 前記基準位置と1/2ピッチだけ位相が異なる位置に配
    置されていて、前記外側の列にある透光スリットを通過
    した光の光量を検出する第3の光センサと、 前記基準位置と1/2ピッチだけ位相が異なる位置に配
    置されていて、前記内側の列にある透光スリットを通過
    した光の光量を検出する第4の光センサと、 前記第1の光センサと第3の光センサの検出信号の差
    と、前記第2の光センサと第4の光センサの検出信号の
    差を求め、K2sinθeとK2sin(θe+120°)
    なる転流制御のもとになる信号を生成する減算器と、 を具備したことを特徴とするモータの制御装置。
  2. 【請求項2】 円板形状の符号板に円周方向に沿って一
    定ピッチで透光スリットを形成し、この符号板をブラシ
    レスモータのロータに連結し、前記透光スリットに光を
    照射し、透光スリットの通過光をもとにして前記モータ
    の転流制御のための信号を得るモータの制御装置におい
    て、 前記ブラシレスモータは、極数がn(nは整数)で、コ
    イルが3相コイルになったモータであり、 前記符号板に透光スリットがn個形成されたスリット列
    を1列設け、透光スリットは、符号板の径方向の幅がK
    1(1+sinθe)なる関数(K1は定数、θeはスリッ
    トの1ピッチ分を360°とする角度)でスリットの1
    ピッチについて1周期分変化するものであり、 所定の基準位置に配置されていて、前記透光スリットを
    通過した光の光量を検出する第1の光センサと、 前記基準位置と1/3ピッチだけ位相が異なる位置に配
    置されていて、前記透光スリットを通過した光の光量を
    検出する第2の光センサと、 前記基準位置と1/2ピッチだけ位相が異なる位置に配
    置されていて、前記透光スリットを通過した光の光量を
    検出する第3の光センサと、 前記基準位置と5/6ピッチだけ位相が異なる位置に配
    置されていて、前記透光スリットを通過した光の光量を
    検出する第4の光センサと、 前記第1の光センサと第3の光センサの検出信号の差
    と、前記第2の光センサと第4の光センサの検出信号の
    差を求め、K1sinθeとK1sin(θe+120°)
    なる転流制御のもとになる信号を生成する減算器と、 を具備したことを特徴とするモータの制御装置。
  3. 【請求項3】 円板形状の符号板に円周方向に沿って一
    定ピッチで透光スリットを形成し、この符号板をブラシ
    レスモータのロータに連結し、前記透光スリットに光を
    照射し、透光スリットの通過光をもとにして前記モータ
    の転流制御のための信号を得るモータの制御装置におい
    て、 前記ブラシレスモータは、極数がn(nは整数)で、コ
    イルが3相コイルになったモータであり、 前記符号板に透光スリットがn個設けられたスリット列
    を2列設け、各列の透光スリットは、符号板の径方向の
    幅がK1(1+sinθe)なる関数でスリットの1ピッ
    チについて1周期分変化し(K1は定数、θeはスリット
    の1ピッチ分を360°とする角度)、外側の列にある
    透光スリットは内側の列にある透光スリットに対して1
    /2ピッチだけ位相がずれていて、 所定の基準位置に配置されていて、前記外側の列にある
    透光スリットを通過した光の光量を検出する第1の光セ
    ンサと、 所定の基準位置に配置されていて、前記内側の列にある
    透光スリットを通過した光の光量を検出する第2の光セ
    ンサと、 前記基準位置と1/3ピッチだけ位相が異なる位置に配
    置されていて、前記外側の列にある透光スリットを通過
    した光の光量を検出する第3の光センサと、 前記基準位置と1/3ピッチだけ位相が異なる位置に配
    置されていて、前記内側の列にある透光スリットを通過
    した光の光量を検出する第4の光センサと、 前記第1の光センサと第3の光センサの検出信号の差
    と、前記第2の光センサと第4の光センサの検出信号の
    差を求め、K1sinθeとK1sin(θe+120°)
    なる転流制御のもとになる信号を生成する減算器と、 を具備したことを特徴とするモータの制御装置。
JP4162735A 1992-06-22 1992-06-22 モータの制御装置 Pending JPH0614580A (ja)

Priority Applications (1)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6631551B1 (en) 1998-06-26 2003-10-14 Delphi Technologies, Inc. Method of forming integral passive electrical components on organic circuit board substrates
JP2007259517A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Ricoh Co Ltd 回転体駆動制御装置、画像形成装置および位置ずれ補正方法
CN107276463A (zh) * 2017-08-09 2017-10-20 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 一种四相开关磁阻电机的转子位置检测装置

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