JP3689215B2 - 半導体デバイスのテスト用搬送装置 - Google Patents

半導体デバイスのテスト用搬送装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体デバイスの電気的特性をテストする際に使用される半導体デバイスのテスト搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は代表的な半導体デバイス1(以下デバイスと略す)の外観図を示すもので、それぞれ外部出力端子1a,1b,1cを有している。
【0003】
図28は従来の半導体テスト装置の概略図である。図において、テストヘッド111は前記デバイス1の外部出力端子と接する接触子を内蔵しており、ケーブル112を介して半導体装置の電気的特性テストを行うテスター本体110に電気的に接続されている。また、ハンドラー本体部113とローダ部114とアンローダ部115とが一体となってテストハンドラー116を構成しており、ハンドラー本体部113はテストヘッド111を取り付けると共に、前記デバイス1の搬送を行う。ローダ部114はハンドラー本体部113に隣接しハンドラー本体部113にテスト前のデバイス1の入ったパレットを供給する。アンローダ部115は前述のローダ部114と同様ハンドラー本体部113に隣接しローダ部114と反対側に設置されハンドラー本体部113から排出されるテスト後のデバイス1が入ったパレットを収納する。
【0004】
次に、従来の半導体テスト装置の動作について説明する。テスト前のデバイス1の入ったパレットをローダ部114に投入すると、ローダ部114からパレットがハンドラー本体部113に供給される。ハンドラー本体部113に供給されパレットに収納されたデバイス1は突き上げられ、外部出力端子とテストヘッド111に収納された接触子が当接する。この状態でテスター本体110によりデバイスの電気的項目についてテストが実行される。テストが終了すると、デバイス1はパレットに収納されハンドラー本体部113より排出されアンローダ部115に収納される。
【0005】
ここで、図28の従来装置はテスター本体1台に対して各々4つのテストヘッド111とテストハンドラー116を有する場合を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の半導体デバイスのテスト装置は以上のように構成されているので、テスター本体110に接続されているテストヘッド111に対してテストハンドラー116が必要なため、広い設置面積を必要とし、また、テストハンドラー116にはテスト前のデバイス1を収納したパレットをハンドラー本体部113に供給するローダ部114、ハンドラー本体部113より排出されたテスト後のデバイス1を収納したパレットを収納するアンローダ部115及びそれらの制御装置が必要で半導体テスト装置として非常に高価な構成となっていた。
【0007】
また、テスター本体110は非常に高価なため稼働率を高める必要がある。そのために各々のテストハンドラー116の仕事がほぼ同時刻に終わるようデバイス1を収納したパレットを均等に配分し、各テストハンドラー116に投入するなどの作業の手間を発生させていた。さらに、各々のテストハンドラー116は独立しているため、パレットの給排作業及び運転操作が各々に必要でテスト効率の悪い構成となっていた。
【0008】
この発明は前記のような問題点を解消するためになされたもので、設置面積効率が高く製作コストが廉価で、且つ、テスト効率の高い半導体デバイスのテスト用搬送装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、複数個の半導体デバイスを配置したパレットを複数段に積み上げて収納したマガジンと、前記マガジン内の前記パレットを分配ストッカーに移し替え、更に分配ストッカーから前記パレットをキャリア上に複数枚載置する分配ストッカー機構部と、前記キャリアに搭載された前記パレット上の前記半導体デバイスをテストする恒温槽内のテストステーションと、前記パレットを搭載した前記キャリアを前記恒温槽内のテストステーションに搬送するIN側キャリア搬送機構と、テスト終了した前記キャリアを恒温槽外に搬送するOUT側キャリア搬送機構よりなるキャリア搬送機構部と、テスト終了した前記キャリア上の前記パレットを回収ストッカーに移し替え、更に回収ストッカーから前記マガジン内に複数段に積み上げて収納する回収ストッカー機構部を備え、前記分配ストッカー機構部は、前記分配ストッカーの下部に搬送された前記マガジン下面の開口部から進退してパレットを前記分配ストッカー内に持ち上げるパレット突き上げユニットと、突き上げられた前記パレットを保持すると共に最下部のパレットから一枚ずつ分離する機能と、分離したパレットを保持して昇降する機能を有する分配ストッカー部と、この分配ストッカー部を水平に移動させてIN側キャリア載置台上の前記キャリアにパレットを整列載置する分配ストッカー移動機構とを備えることを特徴とする半導体デバイスのテスト用搬送装置である。
【0010】
請求項2の発明は、前記マガジン内に収納された前記半導体デバイスのテスト前の情報が書き込まれた記録媒体から前記情報を読み取り制御部に伝送すると共に、前記マガジンを前記分配ストッカー機構部に搬送するマガジンローダー部と、前記分配ストッカーにより前記パレットを移し替えられた空のマガジンを回収ストッカー機構部に搬送するマガジントラバース部と、前記回収ストッカーから前記パレットを移し替えられた前記マガジンを搬送すると共に、前記制御部から前記半導体デバイスのテスト結果を前記記録媒体に書き込むマガジンアンローダー部とを備えたものである。
【0011】
請求項3の発明は、テスト前の前記パレットを載置した前記キャリア、又はテスト後の前記パレットを載置した前記キャリアを、複数段に収納し一時保持するキャリアバッファ部を備えたものである。
【0012】
請求項4の発明は、テスト前の前記パレットを載置した前記キャリアを複数段に収納し一時保持するキャリアバッファ部をテスト用の恒温槽内に設置したものである。
【0013】
請求項5の発明は、テスト後の前記パレットを載置した前記キャリアを複数段に収納し一時保持するキャリアバッファ部を外部に取り出すための恒温槽内に設置したものである。
【0014】
請求項6の発明は、前記キャリア搬送機構部が、前記恒温槽内に設置されていることを特徴とする。
【0015】
請求項7の発明は、前記キャリア搬送機構部が、前記恒温槽外に設置されていることを特徴とする。
【0016】
請求項8の発明は、前記テストステーションを有する恒温槽を複数ユニット設置し、前記キャリア搬送機構部により前記各々のテストステーションに前記キャリアを供給または排出することを特徴とする。
【0018】
請求項の発明は、OUT側キャリア載置台上の前記キャリアに整列配置されたパレットを把持して持ち上げ順次積み上げて収納する回収ストッカーと、前記回収ストッカーの下部に搬送された空のマガジン下面の開口部から進退して回収ストッカー内のパレットを持ち上げた後、前記回収ストッカーのパレット保持機構が解除されると下降してパレットをマガジンに収納させるパレット突き上げユニットを備えたものである。
【0019】
請求項10の発明は、前記分配ストッカー又は前記回収ストッカーにおいて、当該ストッカー内に収納された前記パレットの上面に当接する重しを設けたものである。
【0020】
請求項11の発明は、IN側キャリア載置台上の前記キャリアの各半導体デバイスの有無を検出する手段と、OUT側キャリア載置台上の前記キャリアの各半導体デバイスの有無を検出する手段とを備え、それぞれの検出結果を比較することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
(実施の形態1の概要)
まず、図1及び図2により実施の形態1の概要を説明する。図1は実施の形態1の半導体デバイスのテスト用搬送装置を示す全体構成図であり、図2は図1の概略平面配置図を示す。
【0024】
本実施の形態1に係るテスト用搬送装置は、複数の半導体デバイス(以下、デバイスと呼ぶ)1を整列載置したパレット11を複数段積み上げ収納したマガジン12を備え、このマガジン12には収納されたデバイス1の情報を記録するICカード13が側面に取り付けられている。そして、マガジンローダー14により前記マガジン12を供給位置Aから分配ユニットに移し替える位置Bまで搬送すると共に、前記ICカード13に書き込まれたデバイス1の情報をICカード読み取り装置16により読み取り制御部17に伝送する。
【0025】
移し替え位置Bに搬送されたマガジン12内のパレット11は、分配ストッカー31内に持ち上げられて保持され、その後、分配ストッカー31の最下部のパレットから1枚ずつ分離されてIN側キャリア載置台36上のキャリア35に整列載置される。
【0026】
パレット11を整列載置したキャリア35は、複数段の棚を有するキャリアバッファ50内に一旦保持され、その後キャリアバッファ50から取り出されてIN側シャトル56上に位置決め載置される。そして、IN側シャトル搬送機構55により恒温槽62内へ搬送され、IN側キャリア昇降機構63により第3のキャリア移動機構64に受け渡される。そして、キャリア35は第3のキャリア移動機構64によりテストステーションT/Sに移送され、パレット11に収納されたデバイス1をダイセット65により突き上げてテストヘッド66によりテストを行う。
【0027】
テスト終了後、パレット11を収納したキャリア35は、第3のキャリア移動機構64によりOUT側キャリア昇降機構69に移送され、そこからテストステーションT/Sに対してIN側シャトル搬送機構55の反対側に平行に設置されたOUT側シャトル搬送機構57により移送される。
【0028】
OUT側シャトル58により恒温槽62の外に搬送されたキャリア35は、IN側と同じくキャリアバッファ50に一時保持された後、OUT側キャリア載置台48上に引き出される。OUT側キャリア載置台48上のキャリア35に整列載置されたパレット11は、回収ストッカー32により順次積み上げて1マガジン分の数を収納する。
【0029】
一方、パレット11を分配ストッカー31に移し替えて空になったマガジン12は、第2のマガジン搬送装置26により回収ストッカー32の下部に移送され、この空マガジン内に回収ストッカー32内のパレット11を移し替える。移し替え位置Cでパレットを回収したマガジン12は、マガジンアンローダー22により取り出し位置Dに移動させられる。また、マガジン12が移し替え位置Cから取り出し位置Dに搬送される際に、制御部17に蓄積されたデバイス1のテスト結果がマガジンの側面に取り付けられたICカード13にICカード書き込み装置25により書き込まれる。
【0030】
以上のように、本実施の形態1のテスト用搬送装置は、まず複数個の半導体デバイス1を配置したパレット11を複数段に積み上げて収納したマガジン12を用意することにより、テスト前又はテスト後の設置面積を大幅に軽減する。また、マガジン12を分配ストッカー機構部D/Sに搬送するマガジンローダー14と、空のマガジンを回収ストッカー機構部R/Sに搬送するマガジントラバース29と、テスト後のパレットを回収したマガジンを搬送するマガジンアンローダー22とコの字、U字状等に形成されたマガジン搬送機構部M/Tを備えることにより設置効率が向上する。更に前記設置効率を高めるために、マガジン12内のパレット11を分配ストッカー部31に移し替え、更に分配ストッカー部31からキャリア35上に複数枚載置する分配ストッカー機構部D/Sと、テスト終了したキャリア35上のパレット11を回収ストッカー部32に移し替え、更に回収ストッカー部32からマガジン12内に収納する回収ストッカー機構部R/Sを備える。更に、キャリア35に搭載されたパレット11上の半導体デバイス1を一括してテストする恒温槽62に配置されたテストステーションT/Sと、キャリア35をテストステーションT/Sに搬送するIN側キャリア搬送機構(IN側シャトル搬送機構55,IN側シャトル昇降機構63,第3キャリア移動機構64)及びテスト終了したキャリア35を恒温槽外に搬送するOUT側キャリア搬送機構(OUT側シャトル搬送機構57,OUT側シャトル昇降機構69,第3キャリア移動機構64)よりなる環状のキャリア搬送機構部を備える。
【0031】
(実施の形態1の詳細な構成)
次に、図1〜図19により実施の形態1の半導体デバイスのテスト用搬送装置の詳細について説明する。
【0032】
まず、図3は半導体デバイス(以下、デバイスと呼ぶ)1の外観図を示すものであり、図4は図3のデバイス1を位置決め載置して本テスト用搬送装置に用いるパレットの一例を示す。図4において、パレット11には複数個のデバイス1を整列収納する凹部11aが形成されると共に、この凹部11aにはデバイス1を突き上げるための貫通穴11bが形成されている。また、パレット11の側縁部には凹部11aの中心線P−Pと一致するように貫通穴11cが形成されると共に、底面の両側に所定の幅および深さで形成された爪受け用凹部11dが形成されている。
【0033】
図5は図4のパレット11を複数段に積層して工程間搬送に用いるマガジン12であり、その上面にはパレット11を出し入れする開口部12aと、底面にはパレット11の受け面となると共にパレット11を突き上げるための開口部12bが形成されている。また、マガジン12の側面部には、収納されたデバイス1のテスト前の情報を書き込んだICカード13を保持するポケット12cが設けられている。なお、ICカード13にはマガジン内のデバイスの種類、テスト工程、パレット枚数、パレット内のデバイス数等が記録されている。
【0034】
図6はマガジン搬送機構部M/Tを表わす詳細斜視図であり、図7はマガジン搬送機構部M/Tと分配ストッカー機構部D/S(回収ストッカー機構部R/S)の関係を示した断面図である。
【0035】
マガジン搬送機構部M/Tは、マガジンローダー14と、マガジンアンローダー22と、空になったマガジン12をマガジンローダー14からマガジンアンローダー22に移送するマガジントラバース29から構成されている。マガジンローダー14はベルト式、チェーン式コンベア等より構成される第1のマガジン搬送装置15を備え、マガジン供給位置Aにセットされたマガジン12をパレットの移し替え位置Bに搬送するもので、複数のマガジン12を間隔を空けて搬送する。マガジン供給位置AにはICカード読み取り装置16が設置され、マガジン12に取付けられたICカード13と対向するとICカード13に書き込まれたデバイス1の情報を光通信によって読み込み、図1に示す制御部17に伝送する。第1マガジン昇降板18は、パレットの移し替え位置Bに搬送されたマガジン12を位置決め載置する。
【0036】
第1マガジン昇降機構19はマガジン昇降板18を上下駆動し、このマガジン昇降板18の底部に取付けたパレット突き上げユニットA20の可動部の先端にはパレット突き上げ板A21が装着されている。
【0037】
マガジンアンローダー22は、マガジンローダー14と同様の構造からなり、後述の回収ストッカー46からマガジン12にパレット11を移し替える位置Cからマガジン12を取出す位置Dに搬送する第3のマガジン搬送装置23と、パレットの移し替え位置Cに搬送されたマガジン12を位置決め載置する第2マガジン昇降板24と、第2マガジン昇降板24を上下動する第2マガジン昇降機構(図示せず)、第2マガジン昇降板24に取付け可動部の先端にパレット突き上げ板B(図示せず)を装着したパレット突き上げユニットB(図示せず)などから構成され、位置Eではマガジン12に取付けられたICカード13と対向すると制御部17に蓄積されたデバイス1のテスト結果を光通信によってICカード13に書き込むICカード書き込み装置25を設置している。
【0038】
マガジントラバース29は、第2のマガジン搬送装置26と、パレットの移し替え位置Bで空になったマガジン12を第2のマガジン搬送装置26に移動させる第1マガジン移動機構27と、空になったマガジン12を第2のマガジン搬送装置26から移し替え位置Cに移動させる第2マガジン移動機構28により成る。
【0039】
分配ストッカー機構部D/S(分配ストッカー部31)と回収ストッカー機構部R/S(回収ストッカー部32)は同様の構造からなり、後述のキャリアバッファ部C/Bに対して対称に取り付けられている。以下、分配ストッカー機構部D/S(分配ストッカー部31)について説明する。図8はマガジン12に収納されていたパレット11を分配ストッカー33内に突き上げた状態を示す側面断面図、図9はパレットの突き上げ板A21が下降した際のパレット11の支持状態を示す側面断面図、図10は図9の平面断面図を示す。また、図11は分配ストッカー33内でのパレット11の分離状態を示す側面断面図、図12はキャリア35を示す斜視図、図13はパレット11をキャリア35へ搭載したときの側面断面図を示している。
【0040】
図7において、分配ストッカー機構部D/Sは、マガジン12からのパレット11を保持する分配ストッカー部31、分配ストッカー部31を水平に移動させる分配ストッカー移動機構34、分配ストッカー部31内のパレット11を整列載置するキャリア35、ローダー架台37に取り付けられたIN側キャリア載置台36を有している。
【0041】
分配ストッカー部31は、パレット11を収納する筒状の分配ストッカー33と、分配ストッカー33内のパレット11を一枚ずつ分離・保存して昇降しキャリア35に搭載するパレット搭載機構38と、分配ストッカー33に取り付けられパレット搭載機構38を2段階に昇降させる2段ストロークシリンダ39を備えている。
【0042】
図8は2段ストロークシリンダ39のストロークがゼロの状態を、図11は1段ストロークした状態を、図13は2段ストロークした状態を示している。
【0043】
パレット搭載機構38は、分配ストッカー33内の最下段のパレット11の両側から爪受け用凹部11d内に進退する一対の第1の昇降爪40を支承しており、この第1の昇降爪40はシリンダ41及びシリンダ42によって進退する。
【0044】
分配スットカー33には、分配ストッカー33内の下から2枚目のパレット11の両側から爪受け用凹部11d内に進退する一対の第2の爪43を取付けており、この第2の爪43はシリンダ44及びシリンダ45によって進退する。
【0045】
図12において、キャリア35には、パレット位置決めピン35aが打込まれ、搭載されるパレット11の側縁部に形成された貫通穴11cと係合しパレット11を位置決め載置する。またキャリア35は、後述のダイセット65によりパレット11の凹部11aに収納されたデバイス1を突き上げるための開口部35bと、後述のキャリアバッファ50に出し入れする際に用いる開口穴35cを有している。
【0046】
回収ストッカー部32は回収ストッカー移動機構47に支承されて水平に移動しキャリアバッファ50からOUT側キャリア載置台48に引き出されたキャリア35に搭載されたパレット11を一枚ずつ回収する。
【0047】
図14はキャリアバッファ部C/Bを示す正面図である。図14において、キャリアバッファ50はキャリア35を一時収納する棚50aを複数段設けている。キャリアバッファ昇降機構51はキャリアバッファ50を昇降させるためのもので、ローダー架台37に取り付けられている。第1のキャリア移動機構52はIN側キャリア載置台36の下方に設けられ、キャリア移動ピン52aを進退させてキャリア35に設けられた貫通穴35cと係合させることによりキャリア35をIN側キャリア載置台36からキャリアバッファ50へ移し替えを行うものである。
【0048】
第2のキャリア移動機構53は、第1のキャリア移動機構52の下方に設けられると共に該移動機構52と同様の構造からなり、キャリア移動ピン53aを進退させてキャリア35に設けられた貫通穴35cと係合させることによりキャリアバッファ50に収納されたキャリア35をIN側昇降ステージ54に位置決め載置する。
【0049】
IN側シャトル搬送機構55は、IN側昇降ステージ54の下降によりIN側シャトル56上に乗せ替えられたキャリア35を、IN側昇降ステージ54から後述の恒温槽62に設けられたIN側キャリア昇降機構63へ搬送するためのものである。
【0050】
OUT側シャトル搬送機構57は、後述する恒温槽62に設けられたOUT側キャリア昇降機構69部でOUT側シャトル58に乗せ替えられたテストの終了したキャリア35をOUT側昇降ステージ59へ搬送するためのものである。
【0051】
第4のキャリア移動機構60は、第1のキャリア移動機構52と同様の構造からなり、キャリア移動ピン60aを進退させてキャリア35に設けられた貫通穴35cと係合させることによりOUT側昇降ステージ59に位置決め載置されたキャリア35をキャリアバッファ50に収納する。
【0052】
第5のキャリア移動機構61は、第4のキャリア移動機構60の上方に設けられると共に同様の構造からなり、キャリア移動ピン61aを進退させてキャリア35に設けられた貫通穴35cと係合させることによりキャリアバッファ50に収納されたキャリア35をOUT側キャリア載置台48へ移し替えを行う。
【0053】
次に、恒温槽62の内部構成について図1及び図2に基づいて説明する。恒温槽62は熱交換機(図示せず)で槽内温度が一定になるよう制御されている。キャリア35は、IN側シャトル56によって恒温槽62内のIN側シャトル昇降機構63の上方に搬送される。なお、IN側シャトル搬送機構55の恒温槽62に入る境界部分にはシャッターが設けられ、IN側シャトル56の移動時以外はシャッターが閉じられ槽内温度が保たれるようになっている。
【0054】
キャリア35はIN側シャトル昇降機構63が上昇することにより位置決めされ、IN側シャトル搬送機構55と直交する第3のキャリア移動機構64のIN側開閉式のレールに乗せ替えられる。このレールはIN側キャリア昇降機構63が上昇する際に上部を支点として下方に開き、定位置に上昇してしまうと閉じてキャリア35を受ける構造となっている。この開閉式レールは反対側のOUT側にも設けられている。第3のキャリア移動機構64はキャリア35をIN側の開閉式レールからテストステーションT/Sに、またテストステーションT/SからOUT側の開閉式レールへ搬送する機能を果す。
【0055】
テストステーションT/Sのダイセット65は、第3のキャリア移動機構64の下方位置であって恒温槽62内のほぼ中央に設けられている。テストヘッド66は恒温槽62上に支持されダイセット65の上方に取り付けられている。ダイセット65にはデバイス1を突き上げ支持するためのポジショナー65aが設けられ、テストヘッド66にはケーブル67を介してテスター本体68に電気的に接続されたコンタクター80が内蔵されている。なお、図15、図16はそれぞれテスト前、テスト中のテストヘッドとデバイス及びダイセットの位置関係を示す正面図及び拡大図である。
【0056】
OUT側キャリア昇降機構69は上昇することによりテストを終了し第3のキャリア移動機構64の開閉式レールに乗ったキャリア35を位置決めし、前記開閉式レールを開くとキャリア35が下降してOUT側シャトル58に位置決め載置される。
【0057】
(実施の形態1の動作)
次に、実施の形態1の半導体デバイスのテスト用搬送装置の動作について図17〜図19のフローチャートにより説明する。
【0058】
まずS100において、マガジンローダー14の供給位置Aにセットされたマガジン12は、ICカード読み取り装置16と対向し、マガジン12に取り付けられたICカード13に書き込まれたデバイス1の情報を光通信によって読み込み、制御部17に伝送する。そして、S101で第1マガジン搬送装置15によってパレットの移し替え位置Bに搬送される。なお、この第1マガジン搬送装置15は複数のマガジン12を間隔を空けて搬送することができる。
【0059】
次に、S102によりパレット11をマガジン12から分配ストッカー33へと移し替えを行う。すなわち、パレットの移し替え位置Bに搬送されたマガジン12は、第1マガジン昇降機構19が作動すると第1マガジン昇降板18によって位置決め載置されつつ、マガジン12の上面がマガジン12の上方に位置した分配ストッカー33の下面と隙間が空かないよう持ち上げられる。この状態でパレット突き上げユニットA20が作動すると、マガジン12の底面に設けられた開口部12bからパレット突き上げ板A21が上昇し、パレット11を分配ストッカー33内に持ち上げる(この状態を図8に示す)。この状態でシリンダ41及びシリンダ42が作動すると、パレット搭載機構38によって支承された一対の第1の昇降爪40が分配ストッカー33内に進入する。その後、パレット突き上げ板A21が下降するとパレット11はその底面に形成された爪受け用凹部11dを一対の第1の昇降爪40によって支持され、パレット11の分配ストッカー33への移し替えを完了する。この状態でシリンダ44及びシリンダ45を作動させると、一対の第2の爪43は下から2枚目のパレット11の爪受け用凹部11d内に進入する(この状態を図11に示す)。
【0060】
次に、S103により分配ストッカー33内のパレット11をキャリア35に載置する。すなわち、パレット11を収納した分配ストッカー33を分配ストッカー移動機構34によってIN側キャリア載置台36に載置されたキャリア35上に移動する。そして、2段ストロークシリンダ39が2段ストロークすると、下から2枚目以上のパレット11は一対の第2の爪43によって支持されて分配ストッカー33内に残り、最下段のパレット11は一対の第1の昇降爪40によって支持されて下降し、側縁部に形成された貫通穴11cとキャリア35のパレット位置決めピン35aが係合して位置決め載置される。パレット11をキャリア35に載置すると一対の第1の昇降爪40は一旦開いて上昇し、最下段のパレット11を分離した位置まで上昇して再び閉じる。そして2段ストロークシリンダ39のストロークがゼロの位置まで上昇するが、このとき一対の第2の爪43によって支持されていたパレット11を持ち上げる。そして、一対の第2の爪43が開くと2段ストロークシリンダ39が1段ストロークして最下段のパレット11を分離した位置まで下降する。以上の動作を繰り返してキャリア35に所定の枚数のパレット11を載置する。
【0061】
次に、S104によりキャリア35をキャリアバッファ50内に収納する。すなわち、図14において、パレット11を載置したキャリア35は第1のキャリア移動機構52が作動すると、IN側キャリア載置台36からキャリアバッファ50の空き棚50aへ移動する。そして、キヤリア移動ピン52aとキャリア貫通穴35cの係合が外れる位置までキャリアバッファ昇降機構51によってキャリアバッファ50を上昇させた後、キヤリア移動ピン52aを所定の位置まで後退させる。
【0062】
次に、S105によりキャリアバッファ50内に一時収納したキャリア35をIN側昇降ステージ54に引き出す。すなわち、キャリアバッファ50を下降させ、IN側昇降ステージ54への引き出し位置より収納したキャリア35が下に来るよう移動させる。そして第2のキャリア移動機構53によってキャリア移動ピン53aをキャリアバッファ50側に移動させた後、キャリア移動ピン53aとキャリア35の貫通穴35cが係合する位置までキャリアバッファ50を上昇させる。そしてキャリア移動ピン53aを後退させキャリア35をIN側昇降ステージ54に引き出す。
【0063】
次に、S106によりキャリア35をIN側キャリア搬送機構55により恒温槽62内のIN側キャリア昇降機構63へ搬送する。すなわち、IN側昇降ステージ54が下降するとキャリア35は、下方に待機しているIN側シャトル56に乗せ替えられ、IN側シャトル搬送機構55によって恒温槽62内に設けられたIN側キャリア昇降機構63部へ搬送される。
【0064】
そして、S107において、IN側キャリア昇降機構63及び第3のキャリア移動機構64によるキャリア35の移送が行われる。すなわち、IN側キャリア昇降機構63が上昇すると、キャリア35は第3のキャリア移動機構64に設けられたIN側開閉式のレールに乗せ替えられ第3のキャリア移動機構64によってテストステーションT/S内のダイセット65部へ搬送される。
【0065】
次に、S108においてデバイス1のテストが行われる。すなわち、図15及び図16において、テストステーションT/S内のダイセット65が上方に作動すると、ポジショナー65aがキャリア35の開口部35b及びパレット11の貫通穴11bを通ってデバイス1を位置決めして突き上げる。この時、デバイス1の外部出力端子がテストヘッド66のコンタクター80と当接する。この状態で、テスター本体68によりデバイス1の電気的項目についてテストが実行される。テストが終了するとダイセット65が元の位置に戻り、デバイス1はパレット11に収納される。なお、前記テスト結果はテスター本体68から制御部17へ送られる。
【0066】
その後、S109において、キャリア35は第3のキャリア移動機構64によってOUT側開閉式レールへ搬送される。そして、OUT側キャリア昇降機構69が上昇しキャリア35の位置決めを行って下降し下方に待機しているOUT側シャトル58に位置決め載置する。
【0067】
S110では、OUT側シャトル58上のキャリア35を、OUT側シャトル搬送機構57によって恒温槽62外のOUT側昇降ステージ59へ搬送する。
【0068】
そしてS111では、OUT側昇降ステージ59上のキャリア35をキャリアバッファ50内に一時保持する。すなわち、OUT側昇降ステージ59を上昇させることによりキャリア35の貫通穴35cとキャリア移動ピン60aを係合させ第4のキャリア移動機構60によってキャリア35をキャリアバッファ50の空き棚50aに収納する。そして、キャリア移動ピン60aと貫通穴35cの係合が外れる位置までキャリアバッファ昇降機構51によってキャリアバッファ50を下降させた後、キャリア移動ピン60aを所定の位置まで後退させる。
【0069】
次に、S112では、キャリアバッファ50内からキャリア35をOUT側キャリア載置台48に引き出す。すなわち、キャリアバッファ50を上昇させOUT側昇降ステージ59への引き出し位置より収納したキャリア35が上に来るよう移動させる。そして第5のキャリア移動機構61によってキャリア移動ピン61aをキャリアバッファ50側に移動させた後、キャリア移動ピン61aとキャリア35の貫通穴35cが係合する位置までキャリアバッファ50を下降させる。そしてキャリア移動ピン61aを後退させキャリア35をOUT側キャリア載置台48に引き出す。
【0070】
そして、S113では、OUT側キャリア載置台48上のキャリア35に搭載されたパレット11を、分配ストッカー部31と同様の構造からなる回収ストッカー部32によって回収する。回収動作は分配ストッカー部31と同様であるので説明は省略する。なお、パレット11の回収を終わったキャリア35は、第5のキャリア移動機構61によってキャリアバッファ50に収納される。
【0071】
S114は、マガジントラバース29による空のマガジンの移送を表わしたもので、マガジンローダー14のパレットの移し替え位置Bでパレット11を分配ストッカー33に移し替えて空になったマガジン12は、第1マガジン移動機構27によって一旦、第2マガジン搬送装置26に移動させた後、第2マガジン移動機構28によってマガジンアンローダー22の移し替え位置Cに移動させる。
【0072】
S115では、回収ストッカー部32からマガジン12へのパレット11の移し替えを行う。すなわち、パレットの移し替え位置Cに搬送されたマガジン12は、第2マガジン昇降機構(図示せず)が作動すると第2マガジン昇降板24によって位置決め載置されつつ、マガジン12の上面がマガジン12の上方に移動した回収ストッカー部32の下面と隙間が空かないよう持ち上げられる。この後、パレット突き上げユニットBが作動して回収ストッカー部32に収納したパレット11をパレット突き上げ板Bにより一旦持ち上げ、回収ストッカー部32のパレット受け爪を解放した後、下降してパレット11をマガジン12に収納する。
【0073】
S116では、第2マガジン昇降板24が下降してマガジン12を第3のマガジン搬送装置23に載置する。そして、マガジン12を位置Eに搬送し、ICカード13とICカード書き込み装置25を対向させて制御部17に蓄積されたデバイス1のテスト結果を光通信によってICカード13に書き込む。
【0074】
(実施の形態1による効果)
以上のようにこの半導体デバイスのテスト用搬送装置では、デバイス1を収納した複数のパレット11をキャリア35に搭載して搬送すると共に、テストヘッド66が内蔵するコンタクター(接触子)80を搬送された全デバイス1の外部端子に対応するよう配置し、全デバイス1をダイセット65により一度に突き上げて外部出力端子とコンタクター(接触子)を当接させテストを行うようにした。従って、従来は複数のテストハンドラーが必要であったが1台のテスト用搬送装置に集約した。
【0075】
また、パレット11をマガジン12に収納して供給し、テストの終了したパレット11をマガジン12に回収するようにしたので、設置面積効率が高くパレット11の供給・回収作業並びに運転操作効率の良いテストハンドラーを供給することが可能となった。
【0076】
更に、パレット11をキャリア35上に複数個載置して、テストステーションT/Sに搬送するようにしたので、多数個のデバイス1を一度に搬送してテストすることができ、テスト効率が飛躍的に上がる。
【0077】
また、キャリアバッファ50を設けると共に、恒温槽62内に設置したシャトルによってキャリア35を搬送する方式としたので、テストを行っている間にキャリア35をテストヘッドの手前まで搬送し、デバイス1を恒温槽62の温度に昇温させて待機させることができるので、昇温並びに搬送でのロス時間を無くすことによりテスト効率を高めることが可能となった。
【0078】
また、パレット11に複数枚位置決めするパレット位置決めピン11aを備えると共に、パレット11に搭載されたデバイス1を突き上げる開口部35b、及び環状に形成されたキャリア35の搬送機構群で搬送と位置決めができるようにした開口穴35c等を形成したキャリア35を用いることにより、従来は複数のテストハンドラーが必要であったものを1台のテスト用搬送装置に集約することが可能となった。
【0079】
実施の形態2.
図20は実施の形態2による半導体デバイスのテスト用搬送装置の概略構成図を示す。本実施の形態では、実施の形態1に記載したIN側シャトル搬送機構55とIN側キャリア昇降機構63並びにOUT側シャトル搬送機構57とOUT側キャリア昇降機構69を恒温槽62の外に設置すると共に、第3のキャリア移動機構64の両側に設けたIN側及びOUT側の開閉式レールも恒温槽62の外に設置する。そして、キャリア35をIN側シャトル56から第3のキャリア移動機構64に、またテストの終了したキャリア35を第3のキャリア移動機構64からOUT側シャトル58に受け渡ししてキャリア35を環状に搬送するものである。
【0080】
本実施の形態によれば、シャトル搬送機構を恒温槽62の外に設けたので、シャトル搬送系におけるデバイス1の状態確認やシャトル搬送系の点検が容易となる。なお、この場合、安全面からシャトル搬送系をカバーで覆ったり、前面に安全ガードを設けるなどの必要がある。すなわち、実施の形態2は実施の形態1に比べて設置面積が大きくなるため、実施の形態1の方が設置面積効率を高める点では好ましい。
【0081】
実施の形態3.
図21は実施の形態3による半導体デバイスのテスト用搬送装置の概略構成図を示す。本実施の形態では、ダイセット65及びテストヘッド66を有するテストステーションT/S、第3のキャリア移動機構64、IN側キャリア昇降機構63、OUT側キャリア昇降機構69、恒温槽62等をユニットで構成し、このユニットを複数台接続し、IN側シャトル搬送機構55やOUT側シャトル搬送機構57によりキャリア35を各々のテストステーションT/Sに供給あるいは排出するように構成するとともに、各々のテストステーションT/Sを1台のテスター本体68に接続する。その結果、近年益々大容量化しテスト時間の掛かるデバイス1のテストに効果を奏する。
【0082】
実施の形態4.
実施の形態4によるこの発明のテストヘッド昇降装置を図22及び図23に示す。図において、テストボード81にはコンタクター80が複数個配置され、このコンタクター80はデバイス1の外部出力端子が当接する接触子を有する。テストボード81の上部には電気的にコンタクター80に接続されているコネクター82が設けられ、このコネクター82を介してテストボード81はテストヘッド66に接続されている。テストヘッド支持機構83はテストヘッド66を位置決め保持するためのものであり、テストヘッド昇降機構84に取付けられている。そして、テストヘッド昇降機構84は恒温槽62に取付けられている。テストボード支持機構85はテストボード81を位置決め保持するためのものであり、テストボード昇降機構86を介してテストヘッド支持機構83に取付けられている。
【0083】
また、テストヘッド支持機構83を昇降するためにテストヘッド支持機構83の背部にガイド軸87が設けられており、このガイド軸87は恒温槽62に取付けられたガイド88によって支持されている。テストヘッド66の一方端側には当該ヘッド66を傾斜させるための回転軸89が設けられ、固定金具90によってテストヘッド支持機構83に支承されている。また、テストヘッド66の他方端側にはストッパー91が設けられ、テストヘッド支持機構83に当たることによってテストヘッド66を水平に保つ役割を果す。なお、補助装置92はテストヘッド66を傾斜させる力を軽減するために設けられた伸縮自在のガイド棒である。
【0084】
次に、実施の形態4の動作について説明する。図22aは通常試験時のテストヘッド66の状態を示す。テストボード81を取り外す際は、まず図22bのように、テストヘッド昇降機構84の上昇動作によりテストヘッド66が上昇して、テストボード81が恒温槽62の外部に露出される。次に、テストヘッド昇降機構86の下降動作によりコネクター82の接続が解除され図22cの状態になる。この状態でテストボード81の取り外しが可能となる。試験するデバイス1の形状が変わりテストボード81の交換が必要な場合は、この状態で交換を実施する。また、テストボード81の点検、修理などが必要な場合もテストボード81を取り外すことで簡単に実施できる。なお、テストボード81の取付は前記手順の逆を踏むことで行う。
【0085】
また、更にテストヘッド66の点検や修理を行う場合には、図22cの状態でテストボード81を取り外し図23aの状態とする。そして、図23bの一点鎖線に示すように、人手によりテストヘッド66を後方に持上げると、テストヘッド支持機構83に支持された回転軸89を中心として、テストヘッド66が傾斜する。なおこの時、補助装置92の働きにより回転軸89を中心に所定位置まで簡単に傾斜させることができる。
【0086】
以上のように実施の形態4によれば、テストヘッド66を上昇させて恒温槽62の外部に露出させることができるので、テストボード81の点検や交換を容易に行うことができる。また、テストヘッド66を傾けることにより、テストヘッド66の点検や恒温槽62の内部点検も容易にできる利点がある。
【0087】
実施の形態5.
図24は実施の形態5による分配ストッカー並びに回収ストッカーを示す側面図である。パレット11を収納する分配ストッカー33又は回収ストッカー46内には矩型板95が設けられており、この矩型板95は昇降ガイド96によりストッカー内を昇降可能に支持されている。そして、前記矩型板95は分配ストッカー33又は回収ストッカー46に収納される最上段のパレット11の上面に接しパレット11の上下動に追従して上下する。
【0088】
実施の形態5によれば、パレット11をマガジン12から分配ストッカー33に移し替える場合、分配ストッカー33からキャリア35に分配する場合、キャリア35から回収ストッカー46に回収する場合、さらには回収ストッカー46からマガジン12に収納する場合のそれぞれにおいて、パレット11の収納凹部11aからデバイス1の飛び出しを防止する効果がある。
【0089】
実施の形態6.
図25は実施の形態6によるパレットに収納したデバイスの有無検出手段を示す平面図及び正面図である。図において、透過式光電センサー98が設置されたセンサーブラケット99は、それぞれIN側キャリア載置台36とOUT側キャリア載置台48のキャリアバッファ50側に2箇所に取付けられている。このセンサーブラケット99には、第1のキャリア移動機構52、第5のキャリア移動機構61、並びにパレット11を載置したキャリア35が通過する開口穴99aが設けられている。
【0090】
透過式光電センサー98は投光側センサー98aと受光側センサー98bで一対を成し、センサーの光軸がパレット11のデバイス収納凹部11aに設けた貫通穴11bを通過するように配設されている。更に、センサーブラケット99には、投光側センサー100aと受光側センサー100bで一対を成す透過式光電センサー100が設けられており、そのセンサーの光軸はパレット11の側縁部貫通穴11cを通過するように位置している。また、一対の透過式光電センサー98は、キャリア35の移動方向に一列に取付けられ、直交する複数枚のパレット11の収納凹部11aの数と同じ個数が取付けられている。
【0091】
次に実施の形態6の動作について説明する。パレット11を載置したキャリア35が第1のキャリア移動機構52によってIN側キャリア載置台36からキャリアバッファ50に収納されるとき、あるいは第5のキャリア移動機構61によってキャリアバッファ50からOUT側キャリア載置台48に引き出されるとき、パレット11を載置したキャリア35はセンサーブラケットの開口穴99aを通過する。この時、パレット11の側縁部貫通穴11cを一対の透過式光電センサー100の光軸が通過するタイミングをとらえて、一対の透過式光電センサー98がパレット11のデバイス収納凹部11aにデバイス1が収納されているか否かのチェックを行う。
【0092】
この実施の形態6によれば、パレット11を載置したキャリア35がIN側キャリア載置台36からキャリアバッファ50に移動するときの一対の透過式光電式センサー98によるデバイス1の有無のチェック結果と、キャリアバッファ50からOUT側キャリア載置台48に引き出すときの一対の透過式光電センサー98によるデバイス1の有無のチェック結果を制御部17で比較する。各データが不一致であればデバイス1が搬送系で脱落したことを示しており、搬送系での異常が早期に発見できる。
【0093】
実施の形態7.
図26は実施の形態7による半導体デバイスのテスト用搬送装置の概略図を示し、ここでは実施の形態1のキャリアバッファを恒温槽内に設置した。すなわち図26において、IN側キャリア移動機構101は、分配ストッカー部31によりパレット11を整列載置したキャリア35を、IN側キャリア載置台36から恒温槽62内に設けた槽内キャリアバッファ102の最上段に搬送する。槽内キャリアバッファ102は、複数枚のキャリア35を多段に収納することができ、最上段にキャリア35を載置すると一段下降し、次のキャリア35が上部に載置されると、また一段下降する動作を繰り返し、キャリア35が最下部に到達すると、IN側シャトル搬送機構55のIN側シャトル56に載置する。キャリア35はIN側シャトル搬送機構55や第3のキャリア移動機構64などによってテストステーションT/Sに搬送され、デバイス1のテストを行い、OUT側シャトル58とOUT側シャトル搬送機構57によって恒温槽62の外に搬送される。恒温槽62外に搬送されたOUT側シャトル58上のキャリア35は、キャリア昇降機構A103により回収ストッカー部32に持ち上げられ、回収ストッカー部32によってパレット11をマガジン12内に回収する。パレット11の回収が終わったキャリア35は、OUT側キャリア移動機構104により分配ストッカー部31の下部に移動する。
【0094】
実施の形態7によれば、デバイス1を収納したパレット11を載置したキャリア35を恒温槽62内に設けた槽内キャリアバッファ102でストックする。デバイス1はこの間に恒温槽62の温度、即ち、デバイス1のテスト温度に到達するので、テストステーションT/Sに送られると直ちにテストを開始することができる。従って、デバイス1を所定の温度に上昇させるための待ち時間を考慮しない効率の良い半導体デバイスのテスト用搬送装置が提供できる。
【0095】
実施の形態8.
図27は実施の形態8による半導体デバイスのテスト用搬送装置の概略図を示し、この実施の形態ではIN側及びOUT側搬送経路にそれぞれ恒温槽を設けたものである。図26において、IN側キャリア搬送経路には槽内キャリアバッファ102が恒温槽105内に設置され、IN側キャリア移動機構101は、分配ストッカー部31によりパレット11を載置したキャリア35を、IN側キャリア載置台36から恒温槽105内に設けた槽内キャリアバッファ102の最上段に搬送する。
【0096】
一方、OUT側シャトル搬送機構57が通過する位置であって恒温槽62とキャリア昇降機構A103の間に、恒温槽106が配置されている。なお、その他の構成は実施の形態7と同様であるので省略する。
【0097】
テストステーションT/Sのある恒温槽62の温度はデバイス1の低温テストを行うため、約摂氏マイナス55℃に設定している。IN側搬送経路の恒温槽105はデバイス1を予冷するため恒温槽62と同じ温度に設定している。またOUT側搬送経路の恒温槽106は恒温槽62から搬送されたデバイス1が結露するのを防止するためデバイス1に温風を吹き付ける構造としている。
【0098】
実施の形態8によれば、デバイス1を収納したパレット11を載置したキャリア35を恒温槽105内に設けた槽内キャリアバッファ102でストックする。デバイス1はこの間にテスト温度に到達するので、テストステーションT/Sに送られると直ちにテストを開始することができる。また、低温でテストしたデバイス1は室温に取り出すと結露し、絶縁耐力や特性が低下するので、恒温槽106内に取り入れ加熱して結露を防止する。
【0099】
従って、デバイス1を恒温槽105で予冷してテストステーションT/Sに搬送するので、温度を下げるための待ち時間を考慮しない効率の良いテストが実施できると共に、恒温槽106ではデバイス1の結露を防止することにより品質の良い半導体デバイスのテスト用搬送装置が提供できる。
【0100】
【発明の効果】
請求項1〜請求項11の発明によれば、複数個の半導体デバイスを配置したパレットをマガジン内に複数段に収納し、更にマガジン内からパレットを取り出してキャリア上に複数枚載置してテストステーションに供給すると共に、テストの終了したキャリア上のパレットをマガジンに回収するようにしたので、設置面積効率が高く、パレットの供給・回収作業並びに運転操作効率の良いテスト用搬送装置を供給することができる。しかも、分配ストッカー機構部を簡単な構造により構成することができ、さらに設置面積の効率化が図れる。
【0101】
また、複数個のデバイスを搭載したパレットをキャリア上に複数個載置して、テストステーションT/Sに搬送するようにしたので、多数個のデバイスを一度に搬送してテストすることができ、テスト効率が飛躍的に上がる。
【0102】
請求項2の発明によれば、半導体デバイスの多数個同時搬送及び搬送設置面積の効率化が可能に図れると共に、マガジン内の半導体デバイスの測定結果が直ちに判明するという効果がある。
【0103】
請求項3の発明によれば、キャリアバッファを設けることにより、多数個のキャリアの搬送が行える。
【0104】
請求項4の発明によれば、テスト前のキャリアを一時保持するキャリアバッファ部をテスト用の恒温槽内に設置したので、キャリアがテストステーションT/Sに送られると直ちにテストを開始することができ、デバイスを所定の温度にもっていく待ち時間を考慮しない効率の良い半導体デバイスのテスト用搬送装置が提供できる。
【0105】
請求項5の発明によれば、テスト後のキャリアを一時保持するキャリアバッファ部を外部に取り出すための恒温槽に設置したので、テストステーションT/Sから搬送されるキャリアを外部に取り出す時間が早くなり、結露等を防止できる。
【0106】
請求項6の発明によれば、キャリア搬送機構部を恒温槽内に設置することにより、一のキャリアがテストを行っている間に他のキャリアをテストステーションの手前まで搬送し、デバイスを恒温槽の温度に昇温等させて待機させることができるので、昇温等並びに搬送のロス時間を無くすことができ、テスト効率を高めることができる。
【0107】
請求項7の発明によれば、キャリア搬送機構部を恒温槽外に設置することにより、搬送機構部を通過するデバイスの状態確認や搬送機構部の点検が容易となる。
【0108】
請求項8の発明によれば、テストステーションを有する恒温槽を複数ユニット設置したので、大容量化する半導体デバイスのテスト時間を短縮する効果を有する。
【0109】
請求項の発明によれば、回収ストッカー機構部を簡単な構造により構成することができ、さらに一層設置面積の効率化が図れる。
【0110】
請求項10の発明によれば、分配ストッカー又は回収ストッカー内のパレットの上面に当接する重しを設けたので、デバイス1の飛び出しを防止する効果がある。
【0111】
請求項11の発明によれば、IN側キャリア載置台上及びOUT側キャリア載置台上のキャリアの各半導体デバイスの有無をそれぞれ検出することにより、デバイスの搬送系での脱落を発見することができ、搬送系での異常が早期に判明できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体デバイスのテスト用搬送装置の全体構成図である。
【図2】 実施の形態1の半導体デバイスのテスト用搬送装置の概略平面配置図である。
【図3】 代表的な半導体デバイスの外観図である。
【図4】 この発明の半導体デバイスのテスト用搬送装置に用いるパレットの一例を示す斜視図である。
【図5】 この発明の半導体デバイスのテスト用搬送装置に用いるマガジンの斜視図である。
【図6】 この発明のマガジン搬送機構部M/Tの詳細斜視図である。
【図7】 この発明のマガジン搬送機構部M/Tと分配ストッカー機構部D/S(回収ストッカー機構部R/S)の関係図である。
【図8】 この発明の分配ストッカー内のパレット詳細図である。
【図9】 この発明の分配ストッカー内のパレット支持状態図である。
【図10】 図9の平面断面図である。
【図11】 この発明の分配ストッカー内のパレット分離状態図である。
【図12】 この発明の半導体デバイスのテスト用搬送装置に用いるキャリアの斜視図である。
【図13】 この発明のパレットのキャリアへの搭載図である。
【図14】 この発明の実施の形態1によるキャリアバッファ部C/Bの正面図である。
【図15】 この発明のテストヘッドによるテスト前の状態を示す正面図である。
【図16】 この発明のテストヘッドによるテスト中の状態を示す正面図である。
【図17】 実施の形態1の動作を説明するためのフローチャートである。
【図18】 実施の形態1の動作を説明するためのフローチャートである。
【図19】 実施の形態1の動作を説明するためのフローチャートである。
【図20】 実施の形態2による半導体デバイスのテスト用搬送装置の概略構成図を示す。
【図21】 実施の形態3による半導体デバイスのテスト用搬送装置の概略構成図を示す。
【図22】 実施の形態4によるテストヘッド昇降装置を示す。
【図23】 実施の形態4によるテストヘッド昇降装置を示す。
【図24】 実施の形態5による分配ストッカー並びに回収ストッカーを示す側面図である。
【図25】 実施の形態6によるパレットに収納したデバイスの有無検出手段を示す平面図及び正面図である。
【図26】 実施の形態7による半導体デバイスのテスト用搬送装置の概略図を示す。
【図27】 実施の形態8による半導体デバイスのテスト用搬送装置の概略図を示す。
【図28】 従来の半導体デバイスのテスト装置の概略図を示す。
【符号の説明】
1 半導体デバイス、11 パレット、12 マガジン、13 ICカード、14 マガジンローダー、15 第1マガジン搬送装置、16 ICカード読み取り装置、17 制御部、18 第1マガジン昇降板、19 第1マガジン昇降機構、20 パレット突き上げユニットA、21 パレット突き上げ板A、22マガジンアンローダー、23 第3マガジン搬送装置、24 第2マカジン昇降板、25 ICカード書き込み装置、26 第2のマガジン搬送装置、27 第1マガジン移動機構、28 第2マガジン移動機構、29 マガジントラバース、31 分配ストッカー部、32 回収ストッカー部、33 分配ストッカー、34 分配ストッカー移動機構、35 キャリア、36 IN側キャリア載置台、38 パレット搭載機構、39 2段ストロークシリンダ、47 回収ストッカー移動機構、48 OUT側キャリア載置台、50 キャリアバッファ、51 キャリアバッファ昇降機構、52 第1のキャリア移動機構、53 第2のキャリア移動機構、54 IN側キャリア昇降ステージ、55 IN側シャトル搬送機構、56 IN側シャトル、57 OUT側シャトル搬送機構、58 OUT側シャトル、59 OUT側昇降ステージ、60 第4のキャリア移動機構、61 第5のキャリア移動機構、62 恒温槽、63 IN側キャリア昇降機構、64 第3のキャリア移動機構、65 ダイセット、66 テストヘッド、68 テスター本体、69 OUT側キャリア昇降機構、80 コンタクター、81 テストボード、82 コネクター、83 テストヘッド支持機構、84 テストヘッド昇降機構、85 テストボード支持機構、86 テストボード昇降機構、87 ガイド軸、88 ガイド、89 回転軸、90 固定金具、91 ストッパー、92 補助装置、95 矩型板、96 昇降ガイド、98,100透過式光電センサー、99 センサーブラケット、101 IN側キャリア移動機構、102 槽内キャリアバッファ、103 キャリア昇降機構A、104OUT側キャリア移動機構、105,106 恒温槽。

Claims (11)

  1. 複数個の半導体デバイスを配置したパレットを複数段に積み上げて収納したマガジンと、
    前記マガジン内の前記パレットを分配ストッカーに移し替え、更に分配ストッカーから前記パレットをキャリア上に複数枚載置する分配ストッカー機構部と、
    前記キャリアに搭載された前記パレット上の前記半導体デバイスをテストする恒温槽内のテストステーションと、
    前記パレットを搭載した前記キャリアを前記恒温槽内のテストステーションに搬送するIN側キャリア搬送機構と、テスト終了した前記キャリアを恒温槽外に搬送するOUT側キャリア搬送機構よりなるキャリア搬送機構部と、
    テスト終了した前記キャリア上の前記パレットを回収ストッカーに移し替え、更に回収ストッカーから前記マガジン内に複数段に積み上げて収納する回収ストッカー機構部を備え、
    前記分配ストッカー機構部は、前記分配ストッカーの下部に搬送された前記マガジン下面の開口部から進退してパレットを前記分配ストッカー内に持ち上げるパレット突き上げユニットと、突き上げられた前記パレットを保持すると共に最下部のパレットから一枚ずつ分離する機能と、分離したパレットを保持して昇降する機能を有する分配ストッカー部と、この分配ストッカー部を水平に移動させてIN側キャリア載置台上の前記キャリアにパレットを整列載置する分配ストッカー移動機構とを備えることを特徴とする半導体デバイスのテスト用搬送装置。
  2. 前記マガジン内に収納された前記半導体デバイスのテスト前の情報が書き込まれた記録媒体から前記情報を読み取り制御部に伝送すると共に、前記マガジンを前記分配ストッカー機構部に搬送するマガジンローダー部と、前記分配ストッカーにより前記パレットを移し替えられた空のマガジンを前記回収ストッカー機構部に搬送するマガジントラバース部と、前記回収ストッカーから前記パレットを移し替えられた前記マガジンを搬送すると共に、前記制御部から前記半導体デバイスのテスト結果を前記記録媒体に書き込むマガジンアンローダー部とを備えた請求項1記載の半導体デバイスのテスト用搬送装置。
  3. テスト前の前記パレットを載置した前記キャリア、又はテスト後の前記パレットを載置した前記キャリアを、複数段に収納し一時保持するキャリアバッファ部を備えた請求項1又は請求項2記載の半導体デバイスのテスト用搬送装置。
  4. テスト前の前記パレットを載置した前記キャリアを複数段に収納し一時保持するキャリアバッファ部をテスト用の恒温槽内に設置したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体デバイスのテスト用搬送装置。
  5. テスト後の前記パレットを載置した前記キャリアを複数段に収納し一時保持するキャリアバッファ部を外部に取り出すための恒温槽内に設置したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体デバイスのテスト用搬送装置。
  6. 前記キャリア搬送機構部が、前記恒温槽内に設置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体デバイスのテスト用搬送装置。
  7. 前記キャリア搬送機構部が、前記恒温槽外に設置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体デバイスのテスト用搬送装置。
  8. 前記テストステーションを有する恒温槽を複数ユニット設置し、前記キャリア搬送機構部により前記各々のテストステーションに前記キャリアを供給または排出することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体デバイスのテスト用搬送装置。
  9. OUT側キャリア載置台上の前記キャリアに整列配置されたパレットを把持して持ち上げ順次積み上げて収納する回収ストッカーと、前記回収ストッカーの下部に搬送された空のマガジン下面の開口部から進退して回収ストッカー内のパレットを持ち上げた後、前記回収ストッカーのパレット保持機構が解除されると下降してパレットをマガジンに収納させるパレット突き上げユニットを備えた請求項1又は請求項2記載の半 導体デバイスのテスト用搬送装置。
  10. 前記分配ストッカー又は前記回収ストッカーにおいて、当該ストッカー内に収納された前記パレットの上面に当接する重しを設けた請求項1又は請求項9記載の半導体デバイスのテスト用搬送装置。
  11. IN側キャリア載置台上の前記キャリアの各半導体デバイスの有無を検出する手段と、OUT側キャリア載置台上の前記キャリアの各半導体デバイスの有無を検出する手段とを備え、それぞれの検出結果を比較することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体デバイスのテスト用搬送装置。
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