JP3687425B2 - ディジタル信号再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディジタル信号再生装置に係り、特に光ディスク等の記録媒体から再生された、ランレングス制限符号を所望のビットレートでリサンプリング演算してリサンプリングデータを生成してイコライザへ出力するリサンブリング演算位相同期ループ回路を備えたディジタル信号再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は従来のディジタル信号再生装置の一例のブロック図を示す。同図において、光ディスク等の記録媒体51に記録されている、情報信号がディジタル変調されてなるディジタル信号は、図示しない再生手段により再生され、前置増幅器52で前置増幅され、図示しないA/D変換器でサンプリングされた後、ATC回路53で直流成分(DC成分)が阻止され、AGC回路54で振幅が一定になるように自動利得制御(AGC)される。PLL回路55はAGC回路54から入力される入力信号を所望のビットレートでリサンプリングしたディジタルデータを生成して適応イコライザ(クロストークキャンセラ(CTC))56に供給する。
【0003】
適応イコライザ56は、入力信号に対して例えばパーシャルレスポンス(PR)特性を付与して、波形等化を行う。適応イコライザ56の出力信号は、復号回路57に供給され、ここで例えば公知のビタビ復号された後、ECC回路58に供給され、復号データ列中の誤り訂正符号を用いて、その誤り訂正符号の生成要素の符号誤りが訂正され、誤りの低減された復号データが出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記の図10に示した従来のディジタル信号再生装置では、特に記録媒体51がランレングス制限符号が記録されている光ディスクである場合は、以下の問題がある。
【0005】
第1の問題は、ディジタル信号再生装置が高域減衰特性のため、反転間隔の短い信号のレベルが小さく、記録信号に存在しない反転間隔が生じることもあり、そのサンプル点から得られる位相誤差に信頼性が低いということである。これは、記録媒体51の記録密度が高密度化されればされるほど、影響が大きくなる。誤った位相誤差がフィードバックされると、当然エラレートは悪くなる。
【0006】
第2の問題は、記録されているランレングス制限符号の反転間隔が長ければ長いほど位相誤差が累積するため、ビットスリップが生じ易くなるということである。ビットスリップが生じると、位相誤差は全く異なる値を示すため、自分で位相揺れを誘発する可能性が高い。つまり、あまり反転間隔の長い信号付近の位相誤差も信頼性が低い。この現象は、特に周波数引き込みの段階で影響を及ぼし、最悪の場合には、引き込めない状態も起こる。
【0007】
第3の問題は、DVD(Digital Versatile Disc)などでは、誤り訂正符号(ECC)などに用いる同期信号には、信号のランレングス制限内に存在しないパターン(3T〜11Tまでのランレングス制限に対して14T;Tはチャンネルクロック周期)が選ばれており、検出し易くしているが、反転間隔が長くなればなるほど、信号のDC成分が大きくなるため、正しい反転位置からずれやすくなるということである。つまり、正しい位相誤差が得られず、フィードバック制御により、自ら位相揺れを生じてしまいがちとなる。
【0008】
同期信号付近で位相揺れが生じてビットスリップなどが起きると、その同期信号ブロックすべてが誤ったデータとして検出されるため、バーストエラーとなり、ビットエラーレートなどは著しく悪化する。これが頻繁に発生するようでは、システムとしては致命的である。
【0009】
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、自ら位相揺れ、ビットスリップなどを誘発せず、安定した位相の追従を行いながら、確実に記録媒体の記録情報を再生し得るディジタル信号再生装置を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明の他の目的は、高密度記録された記録媒体の記録情報をパーシャルレスポンス等化を用いて正確に再生し得るディジタル信号再生装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、第1の発明は、ランレングス制限規則に基づいて記録された記録信号を再生して得られたディジタル再生信号からビットクロックの発生位置を調整して、少なくとも1つのビットクロックの発生位置がディジタル再生信号のゼロクロス位置に一致するようにしてビットクロックを生成してビットクロックを用いてリサンプリングしたリサプリングディジタル再生信号を出力するリサンプリング演算位相同期ループ回路と、リサンプリングされたディジタル再生信号をパーシャルレスポンス等化するイコライザと、パーシャルレスポンス等化されたディジタル再生信号をビタビ復号化するビタビ復号回路とを有するディジタル信号再生装置において、
リサンプリング演算位相同期ループ回路は、リサンプリングディジタル再生信号のゼロクロス位置に対する直前直後のビットクロック位置におけるリサンプリングディジタル再生信号のレベル値を用いてリサンプリングディジタル再生信号のゼロクロス点を推定する補間データ値を出力する補間器と、補間器から出力された補間データ値を用いて時間軸上におけるゼロクロス位置とゼロクロス位置の直前のビットクロック位置又はゼロクロス位置の直後のビットクロック位置との時間ずれに基づいた位相誤差信号を出力する位相検出器と、ディジタル再生信号のゼロクロスポイントの時間間隔がランレングス制限規則により定められた所定の時間間隔を超えた場合に、所定の時間間隔を超えたゼロクロス点における位相誤差信号のうちの一方を無効化信号に置き換えて、位相誤差信号を新しい位相誤差信号として生成して出力するエラー選択回路と、エラー選択回路から出力される新しい位相誤差信号を積分するループフィルタと、ループフィルタの出力信号を受け、ビットクロックを生成して補間器へ出力するタイミング発生器とより構成したことを特徴とする。
【0013】
この第1の発明では、エラー選択回路により位相誤差信号のうちの有効な成分だけを選択して、設定した範囲以外の反転間隔の後に発生する位相誤差信号を無効化して新しい位相誤差信号を生成して出力するようにしているため、確からしくない位相誤差に基づくリサンプリング動作を行わないようにできる。
【0014】
また、上記の目的を達成するため、第2の発明は、第1の発明におけるエラー選択回路を、位相検出器から出力された、2つのゼロクロス点間のビットクロック数をカウントするカウンタ回路と、カウンタ回路でカウントされたビットクロック数がランレングス制限規則により定められた所定の時間間隔にあるかどうかを判定して、カウンタ回路でカウントされたビットクロック数がランレングス制限規則により定められた所定の時間間隔にあるか、所定の時間間隔を超えているかを示すエラー選択制御信号を出力するエラー選択制御信号発生器と、エラー選択制御信号が、カウンタ回路でカウントされたビットクロック数が所定の時間間隔にあることを示しているときには位相検出器の位相誤差信号を選択出力し、所定の時間間隔を超えていることを示しているときには論理”0”を選択出力するスイッチ回路とよりなることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になるディジタル信号再生装置の一実施の形態のブロック図を示す。同図において、光ディスクから公知の光ヘッドにより再生された信号は、A/D変換器11に供給され、ここでマスタークロックでサンプリングされてディジタル信号に変換されて、次段のAGC・ATC回路12に供給され、ここで振幅が一定に制御される自動振幅制御(AGC)及び2値コンパレートの閾値を適切に直流(DC)制御する自動閾値制御(ATC)が行われる。
【0017】
AGC・ATC回路12の出力信号は、後述する減算回路13を通してリサンプリングDPLL14に供給される。リサンプリングDPLL14は、自分自身のブロックの中でループが完結しているディジタルPLL(位相同期ループ)回路で、入力信号を所望のビットレートでリサンプリング(間引き補間)演算して生成したリサンプリングデータ(すなわち、リサンプリングデータの位相0°、180°のうち、180°のリサンプリングデータ)を、イコライザ16内のトランスバーサルフィルタとエラー演算器15にそれぞれ供給する。
【0018】
また、リサンプリングDPLL14は、位相0°のリサンプリングデータのゼロクロスを検出しており、それにより得られる0ポイント情報をイコライザ16内のタップ遅延回路とエラー演算器15にそれぞれ供給する。なお、上記0ポイント情報は、ビットサンプリングのデータが、ゼロレベルとクロスするポイントをビットクロック単位で示している。更に、リサンプリングDPLL14は、この0ポイント情報が示すゼロクロスポイントに相当する位相180°のリサンプリングデータの値に基づいて、それが0になるように、リサンプリングのタイミング、つまり周波数及び位相をロックさせる。
【0019】
リサンプリングDPLL14は、例えば図2のブロック図に示す如き構成とされている。同図において、補間器141は図1の減算回路13からの入力ディジタル信号と後述のタイミング発生器145からの信号とを入力信号として受け、タイミング発生器145から入力されるデータ点位相情報とビットクロックから位相点データのデータ値を補間により推定して出力する。この補間器141の出力データ値は位相検出器142に供給される。
【0020】
位相検出器142は、入力データ値、つまり、位相0°のリサンプリングデータから位相180°のリサンプリングデータを生成し、出力する。例えば、1ビット前のデータDt-1と現時点でのデータDtに対して(Dt-1+Dt)/2を演算することにより、位相180°のリサンプリングデータが得られる。更に、位相検出器142は入力データ値、つまり位相0°のサンプリングデータからゼロクロス点を検出し、ゼロクロス点でのデータ値を利用して位相誤差として出力する。例えば、1ビット前のデータDt-1と現時点でのデータDtとからゼロクロス点を検出し、Dt-1の極性に(Dt-1+Dt)/2を乗ずることにより、位相誤差が得られる。
【0021】
従来は位相検出器からは位相誤差のみを出力するようにしているが、この実施の形態では、位相検出器142からゼロクロス点を示す0ポイント情報も出力するようにしている。この0ポイント情報は、リサンプリングDPLL14がロックすべきゼロクロス点に相当する、前述の位相180°のサンプルポイントが存在するタイミングを示す。
【0022】
位相検出器142から出力された位相誤差信号と0ポイント情報は、エラー選択回路143に供給される。エラー選択回路143は上記の0ポイント情報のタイミングのビットサンプリング間隔をカウントし、そのカウント値Tcountが設定した範囲(最大値Tcmax、最小値Tcmin)に存在しない場合には、その直後あるいは直前と直後に出力される位相誤差信号を無効化した、新しい位相誤差信号を生成してループフィルタ144に供給する。すなわち、設定した範囲以外の反転間隔の直後、又は反転間隔の直前直後の両方に発生する位相誤差信号を無効化して新しい位相誤差信号を生成してループフィルタ144に供給する。
【0023】
ループフィルタ144で積分された位相誤差信号は、タイミング発生器145に供給され、ここでループフィルタ144の出力の次のデータ点位相の推定が行われ、このデータ点位相情報と、同じく生成されたビットクロックが補間器141に供給される。
【0024】
再び図1に戻って説明するに、エラー演算器15は、リサンプリングDPLL14の出力信号から0ポイント情報に基づいてDCオフセット情報のみを抽出し、積分処理したものをDCずれ成分として、減算回路13に供給する。減算回路13はAGC・ATC回路12の出力信号からDC成分を取り除いてリサンプリングDPLL14に供給する。リサンプリングDPLL14は、減算回路13からの入力信号を所望のビットレートでリサンプリング(間引き補間)演算して生成したリサンプリングデータを、イコライザ16に供給する。
【0025】
イコライザ16は、リサンプリングDPLL14の出力信号に対してパーシャルレスポンス(PR)特性を付与して波形等化した後、ビタビ復号回路(図示せず)に供給して、ビタビ復号させる。このビタビ復号の回路構成は公知であり、例えば等化後再生波形のサンプル値からブランチメトリックを計算するブランチメトリック演算回路と、そのブランチメトリックを1クロック毎に累積加算してパスメトリックを計算するするパスメトリック演算回路と、パスメトリックが最小となる、最も確からしいデータ系列を選択する信号を記憶するパスメモリとよりなる。このパスメモリは、複数の候補系列を格納しており、パスメトリック演算回路からの選択信号に従って選択した候補系列を復号データ系列として出力する。
【0026】
次に、本発明の要部をなすリサンプリングDPLL14の構成と動作について、更に詳細に説明する。図3はリサンプリングDPLL14を構成するエラー選択回路143の一実施の形態のブロック図を示す。同図に示すように、エラー選択回路143は、位相検出器142から出力される0ポイント情報の時間間隔に応じたビットサンプリング間隔のカウント値Tcountを得るTカウント回路21と、このカウント値Tcountが最大値Tcmaxと最小値Tcminとの間の設定範囲内にあるか否かに応じて異なる論理値のエラー選択制御信号を出力するエラー選択制御信号発生器22と、固定の値0を発生する0発生器24と、エラー選択制御信号により位相検出器142からの位相誤差信号と0発生器24からの固定の値0のいずれかを選択して新しい位相誤差信号として出力するスイッチ回路23とより構成されている。
【0027】
また、上記のTカウント回路21は、図4のブロック図に示すように、スイッチ回路211と、1発生器212と、加算器213と、0発生器214と、D型フリップフロップ(D−FF)215とより構成されており、D−FF215のイネーブル端子には位相検出器142からビットクロックBCLKが入力され、クロック端子CLKには再生装置に設けられた発振器からのマスタークロックMCLKが入力されるようになされている。D−FF215の出力信号は、カウント値Tcountとして出力される一方、加算器213にフィードバックされる。
【0028】
更に、エラー選択制御信号発生器22は、図5に示すように、カウント値Tcountが、Tcmin≦Tcount<Tmaxの不等式を満足する場合、すなわち、設定範囲内にカウント値Tcountが存在するときは論理”1”、それ以外のときには論理”0”のエラー選択制御信号を出力する構成とされている。
【0029】
次に、この実施の形態の動作について、図6のタイムチャートを併せ参照して説明する。エラー選択回路143をオフとしたときのリサンプリングDPLL14の出力信号が図6(A)に実線で示すような信号の、×又は○で示す位相180°のリサンプリングデータである場合を例にとると、図2の位相検出器142からは図6(B)に模式的に示す如き位相誤差信号が取り出されて、エラー選択回路143に入力される。なお、図6(B)中、E1〜E6は位相誤差値を示す。
【0030】
一方、Tカウント回路21内の図4に示すD−FF215は、イネーブル端子ENに入力されるビットクロックBCLKがアクティブの期間、スイッチ回路211からデータ端子Dに入力される信号をマスタクロックMCLKによりラッチする。ここで、スイッチ回路211は端子aに入力される0発生器214からの固定の0値と、端子bに入力される加算器213の出力信号とを入力として受け、位相検出器142からの0ポイント情報が”1”のとき(このときは、ゼロクロスポイントを示しており、リサンプリングによって形成されたサンプルポイントが存在するタイミングを示す)のみ、端子aに入力される”0”を選択し、0ポイント情報が”0”のときは、D−FF215の出力値と1発生器212の出力とを加算器213で加算した値を選択する。
【0031】
従って、D−FF215は、0ポイント情報が”1”のとき(図6(A)に丸印で示すゼロクロスポイントに相当するデータが入力されたとき)は、0をラッチし、図6(A)に×印で示すそれ以外のサンプルが入力されるときには加算器213の出力値をラッチし、1ビットクロック分遅れて図6(C)に示すカウント値Tcountを出力する。このカウント値Tcountは、ゼロクロスサンプルが入力されると0にリセットされ、次のゼロクロスサンプルが入力されるまで、ビットクロック周期で、すなわち、サンプルデータ入力毎に1ずつカウントアップする値であり、隣り合う2つの0ポイント情報の時間間隔におけるビットクロック数(ゼロクロスサンプル以外のサンプル数)を示している。
【0032】
エラー選択制御信号発生器22は、上記のカウント値TcountがTcmin≦Tcount<Tmaxの不等式を満足する場合、論理”1”、それ以外のときには論理”0”のエラー選択制御信号を出力する構成とされているので、最大値Tmaxが「9」、最小値Tminが「3」に設定されている場合は、図6(D)に示すエラー選択制御信号を出力する。
【0033】
スイッチ回路23はこのエラー選択制御信号をスイッチング信号として受けると共に、端子23aに位相検出器142から図6(B)に模式的に示した位相誤差信号が入力され、端子23bに0発生器24から論理”0”が入力され、エラー選択制御信号が”1”のとき、すなわち、カウント値Tcountが設定した最大値と最小値の範囲内にあるときには、端子23aに入力される位相誤差信号を選択し、エラー選択制御信号が”0”のとき、すなわち、カウント値Tcountが設定した最大値と最小値の範囲内に無いときには、端子23bに入力される”0”を選択して出力する。従って、このスイッチ回路23からは、図6(E)に模式的に示す如き信号が新しい位相誤差信号として出力され、図2のループフィルタ144及びタイミング発生器145をそれぞれ通して補間器141に入力される。
【0034】
このように、エラー選択回路143からは、隣り合う2つのゼロクロスポイントの時間間隔が、設定した最大値と最小値の範囲内のビットクロック時間間隔であるときには、位相検出器142の出力位相誤差信号はほぼ正確な位相誤差を示しているものと判断して位相検出器142の出力位相誤差信号を出力し、設定した最大値と最小値の範囲外のビットクロック時間間隔であるときには、位相検出器142の出力位相誤差信号は確からしくないので無効化し、”0”を出力する。
【0035】
これにより、リサンプリングDPLL14の出力信号は、図6(F)に示すようになり、黒丸がほぼ正しい位相誤差を示しているものとして出力されるゼロクロスサンプルであり、白三角印が無効化された結果の位相誤差出力タイミングのサンプルを示しており、×印がそれ以外のサンプルデータを示している。この結果、自ら位相揺れ、ビットスリップなどを誘発せず、安定した位相の追従を行いながら、確実に記録媒体の記録情報を再生できる。
【0036】
図7はエラー選択回路143をオンにしたときと、オフにしたときのエラーレート計測結果を示し、縦軸がビットエラーレート(BER)、横軸が時間を示す。ビットエラーレートの計測は、例えば、既知のデータを光ディスクから再生して図1の再生装置を通し、更にビタビ復号して得られた復号データと既知の記録データとを比較することにより行える。
【0037】
図7にIで示すように、エラー選択回路143をオンにした状態のBERは、極めて小さく安定しているのに対し、エラー選択回路143をオフにした状態(従来のディジタル信号再生装置と同じ状態)のBERは、II及びIIIで示すように、時折著しく劣化している。これは、14Tの反転間隔を有する同期信号付近でビットスリップが生じたために、その同期信号ブロック全体に対して誤りが増加したことによる。このようなバーストエラーは、後段のビタビ復号器や誤り訂正回路を用いても訂正しきれず、システムとして障害となる。
【0038】
このように、本実施の形態によれば、BERが小なる値に安定しており、位相揺れ、ビットスリップなどを誘発せず、安定した位相の追従を行いながら、確実に記録媒体の記録情報を再生できることがわかる。
【0039】
次に、エラー選択回路143の他の実施の形態について説明する。図8は本発明の要部のエラー選択回路の他の実施の形態の回路系統図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図8において、エラー選択制御信号発生器22とスイッチ回路23の間に、第1のD−FF26及び2入力AND回路27が設けられており、また位相検出器142の出力位相誤差信号のスイッチ回路23への信号経路中に、第2のD−FF28とスイッチ回路29及び0発生器30が設けられている。この実施の形態は、位相誤差信号のうち有効な成分だけを選択して、設定した範囲以外の反転間隔の前後に発生する不正確な位相誤差信号を無効化したものである。
【0040】
次に、この実施の形態の動作について図8と図9のタイムチャートを併せ参照して説明する。図9(A)〜(D)は図6(A)〜(D)と同一の信号であり、その説明は省略する。図8に示すD−FF26はイネーブル端子ENに0ポイント情報が入力され、クロック端子CLKにマスタークロックMCLKが入力され、位相検出器142から論理”1”の0ポイント情報(このときは、ゼロクロスポイントを示しており、リサンプリングによって形成されたサンプルポイントが存在するタイミングを示す)が入力される毎に、エラー選択制御信号発生器23からデータ入力端子に入力されるエラー選択制御信号をラッチする。従って、0ポイント情報が図9(E)に示す波形であるときには、D−FF26の出力端子からは図9(F)に示す信号が取り出される。
【0041】
AND回路27は、このD−FF26の出力信号とエラー選択制御信号発生器22からのエラー選択制御信号とを入力として受け、これらの論理積演算をして図9(G)に示す信号を最終的なエラー選択制御信号としてスイッチ回路23にスイッチング信号として供給する。
【0042】
ここで、D−FF26の出力信号は、エラー選択制御信号発生器22の出力エラー選択制御信号を、次のゼロクロスポイント入力時点まで遅延させた信号であるから、AND回路27の出力信号は、隣り合う3つのゼロクロスポイントのうち、1番目と2番目のゼロクロスポイントの時間間隔が、設定した最大値と最小値の範囲内であるかどうかを示す1つ前の(過去の)エラー選択制御信号と、2番目と3番目のゼロクロスポイントの時間間隔が、設定した最大値と最小値の範囲内であるかどうかを示す現在のエラー選択制御信号とが共に論理”1”であるときのみ論理”1”となる。
【0043】
一方、D−FF28はイネーブル端子ENに0ポイント情報が入力され、クロック端子CLKにマスタークロックMCLKが入力され、論理”1”の0ポイント情報が入力される毎に、位相検出器142から出力された図9(B)に模式的に示す位相誤差信号をラッチする。このD−FF28はD−FF26の出力信号との時間合わせのために位相誤差信号を、次のゼロクロスポイントまで遅延させるものであるが、D−FF28の出力信号は、次に論理”1”の0ポイント情報が入力されるまでの期間保持され続けてしまう。
【0044】
そこで、スイッチ回路29により0ポイント情報が論理”1”である期間中はD−FF28から出力されて端子29aに入力される遅延位相誤差信号を選択し、0ポイント情報が論理”0”である期間中は0発生器30より端子29bに入力された値”0”の信号を選択させることにより、論理”1”の0ポイント情報の期間のみ位相誤差情報を示す位相誤差信号を得ることができる。従って、0ポイント情報が図9(E)に示す波形であるときには、スイッチ回路29からは図9(H)に模式的に示す位相誤差信号が出力され、スイッチ回路23の端子23aに入力される。
【0045】
このスイッチ回路23は、図3と同様の動作を行い、AND回路27からのエラー選択制御信号が”1”のとき、すなわち、前後2つのカウント値Tcountが設定した最大値と最小値の範囲内にあるときには、端子23aに入力される位相誤差信号を選択し、エラー選択制御信号が”0”のとき、すなわち、前後2つのカウント値Tcountのいずれか一方又は両方が設定した最大値と最小値の範囲内に無いときには、端子23bに入力される値”0”を選択して出力する。
【0046】
従って、このスイッチ回路23からは、図9(I)に模式的に示す如き信号が新しい位相誤差信号として出力され、図2のループフィルタ144及びタイミング発生器145をそれぞれ通して補間器141に入力される。
【0047】
このように、図8に示す構成のエラー選択回路143からは、現在のゼロクロスポイントの時間間隔と1つ前のゼロクロスポイントの時間間隔が、共に設定した最大値と最小値の範囲内のビットクロック時間であるときには、位相検出器142の出力位相誤差信号はほぼ正確な位相誤差を示しているものと判断して位相検出器142の出力位相誤差信号を出力し、少なくともいずれか一方が設定した最大値と最小値の範囲外のビットクロック時間であるときには、位相検出器142の出力位相誤差信号は確からしくないので無効化し、”0”を出力する。つまり、設定した範囲以外の反転間隔の前後に発生する不正確な位相誤差信号は無効化する。
【0048】
これにより、リサンプリングDPLL14の出力信号は、図9(J)に示すようになり、黒丸がほぼ正しい位相誤差を示しているものとして出力されるゼロクロスサンプルであり、白三角印が無効化された結果の位相誤差出力タイミングのサンプルを示しており、×印がそれ以外のサンプルデータを示している。この結果、自ら位相揺れ、ビットスリップなどを誘発せず、安定した位相の追従を行いながら、確実に記録媒体の記録情報を再生できる。
【0049】
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図1の減算回路13とエラー演算器15とは設けなくともよい。また、光ディスクなどの記録媒体はもとより、帯域制限を生ずるDCフリーでない信号の伝送においても本発明を適用し得る。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、位相誤差信号のうちの有効な成分だけを選択して、設定した範囲以外の反転間隔の前と後の少なくとも一方に発生する位相誤差信号を無効化して新しい位相誤差信号を生成して出力することにより、確からしくない位相誤差に基づくリサンプリング動作を行わないようにしたため、従来に比べて自らの位相揺れ、ビットスリップなどを誘発することなく、安定した位相の追従を行いながら、安定した性能により、確実に記録媒体の記録情報を再生することができる。
【0051】
これにより、本発明によれば、パーシャルレスポンス等化を行うイコライザの後段のビタビ復号回路において、理論値に近い、高エラーレート低減効果を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施の形態のブロック図である。
【図2】本発明の要部であるリサンプリングDPLLの一例のブロック図である。
【図3】図2中のエラー選択回路の一実施の形態のブロック図である。
【図4】図3中のTカウント回路の一例のブロック図である。
【図5】図3中のエラー選択制御信号発生器の動作説明図である。
【図6】図2及び図3の動作説明用タイムチャートである。
【図7】本発明装置の一実施の形態の効果の説明図である。
【図8】図2中のエラー選択回路の他の実施の形態の回路系統図である。
【図9】図2及び図8の動作説明用タイムチャートである。
【図10】一般的なディジタル信号再生装置の一例のブロック図である。
【符号の説明】
11 A/D変換器
12 AGC・ATC回路
14 リサンプリングDPLL回路
16 イコライザ
21 Tカウント回路
22 エラー選択制御信号発生器
23、29、211 スイッチ回路
24、30、214 0発生器
26、28、215 D型フリップフロップ(D−FF)
27 2入力AND回路
141 補間器
142 位相検出器
143 エラー選択回路
144 ループフィルタ
145 タイミング発生器
212 1発生器
213 加算器

Claims (2)

  1. ランレングス制限規則に基づいて記録された記録信号を再生して得られたディジタル再生信号からビットクロックの発生位置を調整して、少なくとも1つのビットクロックの発生位置が前記ディジタル再生信号のゼロクロス位置に一致するようにして前記ビットクロックを生成して前記ビットクロックを用いてリサンプリングしたリサプリングディジタル再生信号を出力するリサンプリング演算位相同期ループ回路と、前記リサンプリングされたディジタル再生信号をパーシャルレスポンス等化するイコライザと、前記パーシャルレスポンス等化されたディジタル再生信号をビタビ復号化するビタビ復号回路とを有するディジタル信号再生装置において、
    前記リサンプリング演算位相同期ループ回路は、
    前記リサンプリングディジタル再生信号のゼロクロス位置に対する直前直後のビットクロック位置における前記リサンプリングディジタル再生信号のレベル値を用いて前記リサンプリングディジタル再生信号のゼロクロス点を推定する補間データ値を出力する補間器と、
    前記補間器から出力された前記補間データ値を用いて時間軸上における前記ゼロクロス位置と前記ゼロクロス位置の直前のビットクロック位置又は前記ゼロクロス位置の直後のビットクロック位置との時間ずれに基づいた位相誤差信号を出力する位相検出器と、
    前記ディジタル再生信号のゼロクロスポイントの時間間隔が前記ランレングス制限規則により定められた所定の時間間隔を超えた場合に、前記所定の時間間隔を超えた前記ゼロクロス点における前記位相誤差信号のうちの一方を無効化信号に置き換えて、前記位相誤差信号を新しい位相誤差信号として生成して出力するエラー選択回路と、
    前記エラー選択回路から出力される前記新しい位相誤差信号を積分するループフィルタと、
    前記ループフィルタの出力信号を受け、前記ビットクロックを生成して前記補間器へ出力するタイミング発生器と
    より構成したことを特徴とするディジタル信号再生装置。
  2. 前記エラー選択回路は、前記位相検出器から出力された、前記ゼロクロスポイント時間間隔のビットクロック数をカウントするカウンタ回路と、前記カウンタ回路でカウントされた前記ビットクロック数が前記ランレングス制限規則により定められた前記所定の時間間隔にあるかどうかを判定して、前記カウンタ回路でカウントされた前記ビットクロック数が前記所定の時間間隔にあるか、前記所定の時間間隔を超えているかを示すエラー選択制御信号を出力するエラー選択制御信号発生器と、前記エラー選択制御信号が、前記カウンタ回路でカウントされた前記ビットクロック数が前記所定の時間間隔にあることを示しているときには前記位相検出器の前記位相誤差信号を選択出力し、前記所定の時間間隔を超えていることを示しているときには論理”0”を選択出力するスイッチ回路とよりなることを特徴とする請求項1記載のディジタル信号再生装置。
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