JP3681040B2 - 飲料ディスペンサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本体内に設けられた混合容器に粉末原料と飲用液とを供給し、撹拌混合して飲料を生成するようにした飲料ディスペンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の飲料ディスペンサとしては、粉末茶を用いた給茶機が知られている。このタイプの給茶機は、図8に示すように、本体内の上部に位置して、粉末茶Tを貯留するキャニスタ1が設けられているとともに、その下部に、粉末茶Tと湯(あるいは冷水)とを混合するための混合容器2が設けられている。キャニスタ1の底部には粉末茶Tを定量供給するためのスクリュ装置3が設けられ、キャニスタ1から放出される粉末茶Tが角筒状のシュータ4を通して混合容器2内に供給されるようになっている。
そして、混合容器2には図示しない給液管から湯(あるいは冷水)が供給されるようになっており、混合容器2内に供給された粉末茶Tと湯とが、インペラ5の回転により撹拌混合されてお茶が生成され、混合容器2の底部に形成された注出口6から注出されるようになっている。この注出口6部分には、溶け切れていない粉末茶Tがそのまま流出されることを防止するためのフィルタ7が装着されている。
【0003】
また、混合容器2の背面側には、ケース内に吸引ファン及び微粉除去フィルタ8(下端の一部のみ図示)を備える蒸気除去装置9が設けられており、混合容器2の後壁部の上部にホース10を介して接続されている。これにより、お茶の注出後に、混合容器2内に残存する蒸気(湯気)や粉末茶Tの微粉が、蒸気除去装置9に吸引されて除去されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記構成では、混合容器2のオーバフローについては考慮されておらず、仮に、注出口6部分(フィルタ7)が詰まったり、あるいは、混合容器2への給液を行うためのバルブが故障するなどして、混合容器2内の液位が異常に上昇することがあると、その液がホース10を通して蒸気除去装置9に流れ込んでしまい、吸引ファンなどを故障させたり、混合容器2から溢れて本体内を水浸しにして他の機器を故障させてしまうなどのおそれがある。また、上記従来構成では、ホース10の内壁に、吸引した粉末茶Tの微粉が付着して堆積してしまう事情があるが、ホース10や蒸気除去装置9のケース内の清掃がしにくい構造となっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、混合容器内に残存する蒸気や粉末原料の微粉を良好に除去し、かつ混合容器内の液位が異常に上昇したときの液の排出もスムーズに行えるようにするところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、本体内に設けられた混合容器に、粉末原料と飲用液とを供給し、撹拌混合して飲料を生成するようにした飲料ディスペンサにおいて、前記混合容器に上端部が接続され、オーバフローパイプを兼用する蒸気抜きパイプと、この蒸気抜きパイプの下端側が上壁部の接続口を通して接続される上下方向に薄形の容器状をなすダクトと、これら蒸気抜きパイプ及びダクトを通して前記混合容器からの排気を行うための吸引装置とを具備し、前記ダクトは、その内底面が傾斜状に構成されその最低部に排水口が設けられているとともに、前記排水口よりも高い位置に前記吸引装置に接続される排気口が設けられている構成としたところに特徴を有する。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の記載において、前記ダクトは、ダクト本体に対して蓋部を着脱可能に有して構成されているとともに、前記本体に対して着脱可能に取り付けられるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の記載において、前記ダクトの内底部には、前記蒸気抜きパイプの接続部分と前記排気口との間に位置して、このダクトの上壁部との間に隙間を存した状態に立上る仕切壁部が設けられているところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
吸引装置が駆動されると、混合容器内の蒸気が蒸気抜きパイプ及びダクトを通して吸引され、ダクトの排気口から排気され、これとともに、混合容器内に残存していた粉末原料の微粉も蒸気抜きパイプを通してダクト内に吸引される。そして、蒸気抜きパイプがオーバフローパイプを兼用するので、混合容器内の液位が異常に上昇したときには、その液が蒸気抜きパイプからオーバフローしてダクト内に流れ落ちる。ダクト内に流れ落ちた液は、傾斜状とされたダクトの内底面を低い側に流れ、最低部に設けられた排水口から排出される。このとき、蒸気を排出するための排気口は、排水口よりも高い位置に設けられているから、排気口から液が排出されることはなく、ダクト内で液と蒸気とが分離されて排水口及び排気口からそれぞれ排出される。
従って請求項1の発明によれば、混合容器内に残存する蒸気や粉末原料の微粉を除去することができるとともに、混合容器内の液位が異常に上昇したときの液の排出を行うことができる。しかも、1個の蒸気抜きパイプ及びダクトにより、蒸気排出とオーバフロー液の排出との両方を行うことができるから、簡単な構造にまとめられる。
【0008】
<請求項2の発明>
本体からダクトを容易に取り外すことができ、さらに、そのダクトにおいて蓋部を容易に取り外すことができる。従って、ダクトの内部に付着した粉末原料の微粉などの清掃を容易に行うことができる。
<請求項3の発明>
蒸気抜きパイプの接続部分と排気口との間に位置して仕切壁部が設けられているから、オーバフロー時においてダクト内に流入した液が、排気口側に流れることが仕切壁部によって遮られ、液が排気口に入ることをより確実に防止することができる。また、蒸気については、仕切壁部によって遮られることなく、その上方の隙間を通して排気口から排出することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を給茶機に適用した一実施形態について図1ないし図7に基づいて説明する。
図2は、本実施形態に係る飲料ディスペンサたる給茶機の本体11の全体構成を概略的に示している。この給茶機本体11は、全体として縦長の矩形箱状をなしており、その下部部分には、前面が開口とされた飲料受け部12が設けられている。この飲料受け部12には、飲料(お茶)を受けるコップAを載置するための載置部13が設けられている。また、給茶機本体11の前面には、図示しない飲料注出スイッチ等が設けられている。
【0010】
給茶機本体11内には、上部に位置して、粉末原料としての粉末茶Tが貯留されるキャニスタ14等が設けられ、中段部に位置して、粉末茶Tと飲用液(湯あるいは冷水)とを混合してお茶を生成する混合容器15が設けられている。キャニスタ14は前面側が下方に行くほど窄まる形状をなし、その前面の下端部には前方に突出する放出口16が設けられている。この放出口16は、先端が鉤形となって下方に開口しており、先端側の上面側も開口されている。また、その放出口16の先端の上面開口部の上部に位置して、湿気を除去するためのヒータ17が配設されている。
【0011】
放出口16内には、定量放出装置であるスクリュ装置18が設けられており、貯留されている粉末茶Tを定量ずつ放出できるようになっている。この放出口16から放出された粉末茶Tは、上下方向に延びる角筒状のシュータ19を通して上記の混合容器15内に落下するようになっている。これにより、混合容器15内に粉末茶Tを供給する原料供給機構が構成されている。
【0012】
上記の混合容器15は例えばプラスチックから構成され、図1にも示すように、全体としてやや縦長の矩形状をなすとともに、上端部が後方に向けて膨出した形態の箱状をなしている。これにより、混合容器15内には、前側に位置して、粉末茶Tと湯(あるいは冷水)とが混合されるミキシング部20が設けられ、後方への膨出部分に位置して、このミキシング部20の上部後面側から連続して後方に延びる流入路21が設けられている。上記したシュータ19の下端部は、混合容器15の上壁部の前部に接続され、もってミキシング部20内に上方から粉末茶Tが供給されるようになっている。
【0013】
また、給茶機本体11の後部には、飲用液供給機構を構成する給液管22が設けられている。この給液管22の先端部が、混合容器15の上壁部の後端部に接続され、バルブ23を介して飲用液たる湯(あるいは冷水)を供給するようになっている。給液管22から供給された湯は、流入路21の後部側からこの流入路21を通ってミキシング部20に流入されるようになっている。このとき、流入路21内の途中部には、後述するように、オーバフローパイプを兼用する蒸気抜きパイプ24が設けられており、流入路21を流れる湯を左右に分流させるようになっている。
【0014】
さらに、混合容器15(ミキシング部20)内の下部には、後壁面から前方に延びる駆動軸25(図1参照)が設けられ、この駆動軸25にインペラ26が取付けられるようになっている。駆動軸25には、混合容器15の外側に設けられたモータ27の駆動力が、マグネットカップリングを介して伝達されるようになっている。さらに、混合容器15の底部中央部には、下方に突出する注出口28が設けられており、この注出口28が上記の飲料受け部12の上部に臨んでいる。この注出口28の上部にはフィルタ29が設けられている。なお、詳しく図示はしないが、これらのキャニスタ14、シュータ19、混合容器15及び給液管22等は、給茶機本体11内に左右に並んで2組が設けられており、種類の異なるお茶を生成できるようになっている。
【0015】
さて、図1に示すように、上記した蒸気抜きパイプ24は、円筒パイプ状をなし、混合容器15の流入路21(背面側への膨出部分)の底部を構成する壁部を上下方向に貫通するようにして設けられている。この蒸気抜きパイプ24は、その上端部が流入路21内に突出されているとともに、下端部が、混合容器15外に位置している。そして、混合容器15の背面側(膨出部分の下側)には、蒸気抜きパイプ24の下端部が接続状態とされる例えばプラスチック製のダクト30が設けられている。従って、蒸気抜きパイプ24の上端部は、混合容器15内の上壁部よりわずかに低い位置に開口している。このダクト30は、2組の混合容器15(2個の蒸気抜きパイプ24)に対して1個が設けられている。
【0016】
図3ないし図7は、ダクト30の構成を示している。このダクト30は、全体として、上下方向に薄形で左右方向に横長なほぼ矩形容器状(箱状)をなすとともに、図4にも示すように、その左端部側が若干量だけ前方に突出した(前後方向に幅広となった)形状をなしている。また、図3に示すように、このダクト30は、上面が開口したダクト本体31に対して、その上面開口部を塞ぐ板状の蓋部32を着脱可能に有して構成されている。
【0017】
このダクト30は、詳しくは図示しないが、給茶機本体11の左側面側からこの給茶機本体11に対して着脱可能に取付けられるようになっている。ダクト30の給茶機本体11に対する取付け状態では、その左端部の突出部分が、左側の混合容器15の左側部に位置され、左端の幅広部分を除いた部分(前後方向に幅狭で左右に横長な部分)が、左右2個の混合容器15の背面側に跨がるように位置されるようになっている。ここで、上記した蓋部32には、幅狭部分の前側寄り部分に位置して、上記2個の蒸気抜きパイプ24の下端部が夫々接続状態とされる左右2個の接続口33が形成されている。
【0018】
これに対しダクト本体31は、図3,4等に示すように、その内底部の背面側の縁部に沿って、左右方向ほぼ全体に延びる小幅の排水溝部34が形成されている。この排水溝部34は、図5に示すように、その底面が左側に向けて緩やかに下降傾斜しており、その左端部(ダクト30の内底面の最低部)に排水口35が形成されている。この排水口35は、下方に若干量だけ突出する円筒状をなし、その下端部には図示しないドレンホースが接続され、そのドレンホースが例えば給茶機本体11の外部の排水設備に接続されるようになっている。
【0019】
そして、このダクト本体31の内底面は、排水溝部34を除く部分が、図7に示すように、背面側すなわち排水溝部34に向けて緩やかに下降傾斜する傾斜面36とされている。図4、図6等に示すように、このダクト本体31の内底面(傾斜面36)のうち左端部(前方へ突出した幅広部分)には、比較的大きな円形の排気口37が形成されている。この排気口37は、下方に若干量だけ突出する円筒状をなし、その下端部が例えば図示しない吸引ホースを介して吸引ファン等からなる吸引装置に接続されるようになっている。なお、この排気口37の上端は、上記の排水口35よりも高い位置に設けられていることになる。
【0020】
さらに、ダクト本体31の内底面(傾斜面36)には、図3,4等に示すように、幅広部分と幅狭部分との間、すなわち蒸気抜きパイプ24の接続部分と排気口37との間に位置して、それらを左右に仕切るように仕切壁部38が一体に設けられている。この仕切壁部38は、上記の排水溝部34を除いて傾斜面36の前後方向全体に延び、図6,7にも示すように、ダクト30内の空間の高さ方向のほぼ半分の位置まで立上がるように設けられている。従って、仕切壁部38の上端と、ダクト30の上壁部(蓋部32)との間には、蒸気の流通が可能な隙間が確保されている。
【0021】
続いて、本実施形態の作用を説明する。飲料注出スイッチがオン操作されると、キャニスタ14に設けられたスクリュ装置18が所定時間だけ駆動され、放出口16から所定量の粉末茶Tが放出され、シュータ19を通って落下し、混合容器15(ミキシング部20)に供給される。これとともに、バルブ23が所定時間だけ開放され、所定量の湯(あるいは冷水)が給液管22から供給される。その湯は、流入路21を流れてミキシング部20に供給される。また、モータ27によりインペラ26が回転駆動され、ミキシング部20に供給された湯と粉末茶Tとが撹拌混合され、湯に粉末茶Tが溶解してお茶が生成される。ミキシング部20で生成されたお茶は、注出口28から飲料受け部12のコップAに注がれる。
【0022】
そして、この飲料注出動作後、吸引装置(吸引ファン)が一定時間駆動される。これにより、混合容器15内に残存していた蒸気(湯気)や粉末茶Tの微粉が、蒸気抜きパイプ24を通って接続口33からダクト30内に吸込まれ、さらに、図4の鎖線の矢線に示すように、ダクト30内を左方に流通して排気口37から排出され、もって混合容器15内から除去されるようになっている。このとき、既述したように、仕切壁部38がダクト30内での蒸気の流通を妨げることはない。また、ダクト30内に吸引された粉末茶Tの微粉は、図7に示すように、ダクト30の内壁面(傾斜面36)に付着する。
【0023】
一方、仮に注出口28(フィルタ29)が詰まったり、あるいは、混合容器15への給液を行うためのバルブ23が故障するなどすると、混合容器15内の液位が異常に上昇することがある。ところが、上記した蒸気抜きパイプ24は、オーバフローパイプを兼用しているので、混合容器15内の液位が異常に上昇したときには、その液が蒸気抜きパイプ24からオーバフローして接続口33からダクト30内の傾斜面36に流れ落ちる。そのオーバフロー液は、図4の実線の矢線に示すように、傾斜面36を後方に流れて排水溝部34内に流入し、さらにその排水溝部34内を左方に流れて最低部に設けられた排水口35から排出される。
【0024】
このとき、蒸気を排出するための排気口37は、その排水口35よりも高い位置に設けられているから、オーバフロー液が排気口37に流れ込むことはなく、また、仮にオーバフロー液が傾斜面36を左方に流れることがあっても、その液は仕切壁部38によって遮られ、排気口37に至ることが確実に防止される。このように、ダクト30内には蒸気とオーバフロー液との双方が流入されるものの、それらの蒸気及びオーバフロー液をダクト30内で分離して排気口37及び排水口35から夫々排出することができる。
【0025】
さらに、使用を続けることにより、ダクト30内に吸込まれた粉末茶Tなどによってダクト30内が次第に汚れてくる。そこで、ダクト30内の清掃(洗浄)を行う必要が生ずるが、給茶機本体11からダクト30を容易に取り外すことができ、さらに、そのダクト30においてダクト本体31から蓋部32を容易に取り外すことができる。従って、そのようにダクト30を取外してさらに蓋部32を分離した状態で、ダクト30の内部に付着した粉末茶Tの微粉などの清掃(手洗い)を容易に行うことができる。なお、混合容器15内に多量の湯(水)を供給して意図的にオーバフローさせることによって、混合容器15内やダクト30内の自動洗浄(混合容器15の内面やダクト30の内面等に付着していた粉末茶Tの洗い流し)を行うことも可能となる。
【0026】
以上説明したように本実施形態によれば、混合容器15にオーバフローパイプを兼用する蒸気抜きパイプ24を設けるとともに、その蒸気抜きパイプ24を通って流入した蒸気及びオーバフロー液を分離して排出するダクト30を設けたから、混合容器15内に残存する蒸気や粉末茶Tの微粉を除去することができるとともに、混合容器15内の液位が異常に上昇したときの液の排出を行うことができる。しかも1個の蒸気抜きパイプ24及びダクト30により、蒸気の排出とオーバフロー液の排出との両方を行うことができ、構造が簡単にできる。
【0027】
また、給茶機本体11からダクト30を容易に取り外すことができ、さらに、そのダクト30においてダクト本体31から蓋部32を容易に取り外すことができるから、ダクト30の清掃を容易に行うことができる。また、ダクト30の内底部に、蒸気抜きパイプ24の接続部分と排気口37との間に位置して仕切壁部38を設けたので、蒸気の流通を確保しつつもオーバフロー液が排気口37に入ることをより確実に防止することができるといった利点も得ることができる。
【0028】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々の拡張、変更が可能である。
(1)上記実施形態では、ダクト30内に仕切壁部38を設けるようにしたが、必ずしも仕切壁部を設ける必要はなく、また、排気口37を囲むように円形(半円形)に立上がる仕切壁部を設けるようにしても良い。
(2)本発明は給茶機に限らず、原料粉末を飲用液に溶解して飲料を得るタイプの飲料ディスペンサ全般に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る混合容器及びダクト部分の縦断面図
【図2】 給茶機本体の縦断面図
【図3】 ダクト本体の一部を破断したダクトの背面側からの分解斜視図
【図4】 ダクト本体の平面図
【図5】 図4のX−X線に沿うダクト本体の断面図
【図6】 図4のY−Y線に沿うダクトの分解断面図
【図7】 図4のZ−Z線に沿うダクトの分解断面図
【図8】 従来例の断面図
【符号の説明】
11…給茶機本体 14…キャニスタ 15…混合容器 19…シュータ 20…ミキシング部 21…流入路 22…給液管 24…蒸気抜きパイプ 28…注出口 30…ダクト 31…ダクト本体 32…蓋部 33…接続口 34…排水溝部 35…排水口 36…傾斜面部 37…排気口 38…仕切壁部 T…粉末茶(粉末原料)

Claims (3)

  1. 本体内に設けられた混合容器に、粉末原料と飲用液とを供給し、撹拌混合して飲料を生成するようにした飲料ディスペンサにおいて、
    前記混合容器に上端部が接続され、オーバフローパイプを兼用する蒸気抜きパイプと、
    この蒸気抜きパイプの下端側が上壁部の接続口を通して接続される上下方向に薄形の容器状をなすダクトと、
    これら蒸気抜きパイプ及びダクトを通して前記混合容器からの排気を行うための吸引装置とを具備し、
    前記ダクトは、その内底面が傾斜状に構成されその最低部に排水口が設けられているとともに、前記排水口よりも高い位置に前記吸引装置に接続される排気口が設けられていることを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 前記ダクトは、ダクト本体に対して蓋部を着脱可能に有して構成されているとともに、前記本体に対して着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の飲料ディスペンサ。
  3. 前記ダクトの内底部には、前記蒸気抜きパイプの接続部分と前記排気口との間に位置して、このダクトの上壁部との間に隙間を存した状態に立上る仕切壁部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の飲料ディスペンサ。
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