JP2584001Y2 - 冷水機付き飲料製造機 - Google Patents

冷水機付き飲料製造機

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JP2584001Y2 JP1992025450U JP2545092U JP2584001Y2 JP 2584001 Y2 JP2584001 Y2 JP 2584001Y2 JP 1992025450 U JP1992025450 U JP 1992025450U JP 2545092 U JP2545092 U JP 2545092U JP 2584001 Y2 JP2584001 Y2 JP 2584001Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は冷水タンクを備えた冷水
機付き飲料製造機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の飲料製造機は、図6に示すよう
に装置内部に冷水タンク1を配置すると共に、この冷水
タンク1に貯留した水を冷却装置(図示せず)によって
冷却し、その冷水を給水ポンプ2にて汲み上げて装置上
部の飲料製造部に供給する構成が一般的である。
【0003】ところで、衛生上の観点からは、冷水タン
ク1内は定期的に水を排出して清掃することが好まし
い。そこで、従来の冷水機付き飲料製造機では、給水ポ
ンプ2の関連配管系3の最下部にキャップ4付きのドレ
ン口5を設け、冷水タンク1内の清掃を行おうとする際
には、ドレン口5のキャップ4を外してここに排水ホー
ス6を接続し、もって冷水タンク1内の残水を排出する
ようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
構成では、ドレン口5は一般に装置最下部の奥部に位置
しているため、ドレン口5に排水ホース6を接続する作
業に手間取り易く、その間に冷水タンク1内の水が飲料
製造機の内底部や設置床面にこぼれ落ち易い。このた
め、冷水タンク1内の排水の度に機器内部や床面が水で
汚されて不衛生になり易く、その掃除にも煩わされると
いう問題があった。
【0005】そこで、同図に一点鎖線で示すように、ド
レン口5の下方位置に予め小形のドレン受け皿7を着脱
可能に設けておく構成も考えられている。しかし、この
ような小物部品では、長期間使用している間にユーザー
が紛失し易く、紛失してしまえば上述と同様な問題を抱
えてしまうから、十分な解決策にはなり得ない。また、
このような小形のドレン受け皿7では、冷水タンク1内
の残水の量によってはドレン受け皿7にて十分に受ける
ことができないことがあるため、やはり不衛生になった
り、掃除に煩わされることが多い。
【0006】これに対処するには、同図に二点鎖線で示
すように大容量のバケツ8等を近くに置いてここに排水
ホース6の先端を投げ込むことが考えられる。ところ
が、このようにすると排水ホース6の途中部分が給水ポ
ンプ2の関連配管系3の最下部よりも上に位置してしま
うことになるため、冷水タンク1内の水を完全に排出す
ることができなくなってしまう。
【0007】本考案は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、冷水タンク内の残水を簡単に且つ周
囲を汚すこと無く確実に排出できる冷水機付き飲料製造
機を提供するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案に係る冷
水機付き飲料製造機は、冷却装置によって冷水タンクに
貯留した水を冷却し、その冷水を給水ポンプにて汲み上
げて飲料製造部に供給するものにおいて、前記冷水タン
ク及び前記給水ポンプの関連配管系よりも下方となる位
置にドレンタンクを配置するとともに、前記冷水タンク
及び前記給水ポンプの関連配管系の中で最下部となる位
置に前記ドレンタンクの開口部に連なる開閉可能なドレ
ン口を設け、かつ前記ドレンタンクの容量を前記冷水タ
ンクの容量よりも大きく設定した構成としたところに特
徴を有する。請求項2の考案に係る冷水機付き飲料製造
機は、冷却装置によって冷水タンクに貯留した水を冷却
し、その冷水を給水ポンプにて汲み上げて飲料製造部に
供給するものにおいて、前記冷水タンク及び前記給水ポ
ンプの関連配管系よりも下方となる位置にドレンタンク
を配置し、前記冷水タンク及び前記給水ポンプの関連配
管系の中で最下部となる位置に前記ドレンタンクの開口
部に連なる開閉可能なドレン口を設けるとともに、前記
飲料製造部の注出口に対応して設けられた容器載置部に
ドレンパイプを接続して前記ドレンタンクの開口部に臨
ませ、前記給水ポンプの出口側に設けられた冷水弁を開
放してこの給水ポンプを駆動することで、前記冷水タン
ク内の水を前記ドレンタンクに排出可能とし、かつ前記
ドレンタンクが満水となったことを検知するセンサと、
このセンサの検知に基づいて前記冷水弁を閉弁する弁制
御手段とを備えた構成としたところに特徴を有する。請
求項3の考案は、請求項2の考案において、前記ドレン
タンクの容量を前記冷水タンクの容量よりも大きく設定
したところに特徴を有する。
【0009】
【考案の作用及び効果】<請求項1の考案> 掃除等のために冷水タンク内の水を抜き取るには、単に
ドレン口を開放させるだけでよい。ドレン口は、その下
方に位置するドレンタンクの開口部に連なっているか
ら、ここから流れ出す水はドレンタンク内に流入して貯
留される。また、ドレン口は冷水タンク及び給水ポンプ
の関連配管系の最下部となる位置に設けられているか
ら、このドレン口を開放させれば、冷水タンク及び給水
ポンプの関連配管系内に残っている水がほぼ完全に排出
されることになる。しかも、ドレンタンクの容量が冷水
タンクの容量よりも大きく設定されているため、予めド
レンタンクを空にさえしておけば、例え冷水タンクから
満杯の残水を排出したとしても、ドレンタンクがオーバ
ーフローすることはない。すなわち、単にドレン口を開
放させるだけで、水を周囲にこぼすおそれなく冷水タン
ク内の残水を簡単に排出でき、また例え冷水タンクから
満杯の残水をすべてドレン口から排出したとしても、ド
レンタンクがオーバーフローすることを防止できる。
【0010】<請求項2の考案> 請求項2の考案によれば、冷水タンク内の水を抜き取る
場合に次のような使い方をすることができる。容器載置
部に何も置かない状態で、給水ポンプを運転するととも
に冷水弁を開くと、冷水タンク内の残水は飲料製造部の
注出口から容器載置部に落ちたのち、ドレンパイプを通
ってドレンタンクに排出される。この間ドレンタンクが
満水となれば、それがセンサで検知されることで冷水弁
が閉弁され、ドレンパイプからの排水が停止される。そ
のためドレンタンクがオーバーフローすることがない。
ドレンタンクを空にしたのち再度セットしてドレン口を
開放すれば、冷水タンク及び給水ポンプの関連配管系内
に残っている水がほぼ完全に排出される。すなわち、冷
水タンクの水を抜き取るに当たって、給水ポンプの駆動
力を利用する容器載置部とドレンパイプを通した排水を
併用することが可能であるから、能率良く水の抜き取り
を行うことができ、かつこの容器載置部とドレンパイプ
を通した排水を行う場合に、ドレンタンクがオーバーフ
ローすることを防止できる。
【0011】<請求項3の考案> 予めドレンタンクを空にしておけば、冷水タンクに満杯
の残水をドレンパイプとドレン口の両方を併用して排出
した場合でも、ドレンタンクがオーバーフローすること
はない。
【0012】
【実施例】以下、本考案を温冷両用の給茶機に適用した
一実施例について図1ないし図5を参照して説明する。
【0013】本実施例の給茶機は、下段の冷水機ユニッ
ト10と、その上に重ねて設置した注出ユニット30と
から構成されている。まず、注出ユニット30について
述べるに、これは本体箱31の内部に貯湯タンク32及
び粉末原料供給機構33を備える。粉末原料供給機構3
3は、原料粉末を貯えたキャニスタ34、その原料粉末
を所定量だけ送り出すスクリュー機構35及び原料粉末
をミクシングボール36に供給するシュータ37からな
る公知の構成である。また、貯湯タンク32も、内部に
所定範囲の水位となるように清水を供給すると共にこれ
を所定の温度に加熱するヒータ(図示せず)を備えた公
知の構成であり、内部の湯は図示しない給湯弁を介して
飲料製造部の一部を構成するミクシングボール36内に
供給されるようになっている。
【0014】ミクシングボール36は閉鎖形のロート状
をなしており、下部の注出口36aは本体箱31の前面
扉38に設けたコップ置き台39の上方に臨んでいる。
本体箱31前面の図示しない操作パネルに設けた温茶注
出ボタンを操作すると、まず粉末原料供給機構33のス
クリュー機構35が作動して所定量の原料粉末がミクシ
ングボール36内に供給され、次いで給湯弁が開放して
貯湯タンク32内の熱湯がミクシングボール36内に供
給されて温かいお茶が注出され、これが注出口36aか
らコップ置き台39に置いたコップ40内に注がれる。
【0015】なお、コップ置き台39はすのこ状をなす
と共に、その下方に受け皿41が設けられており、コッ
プ40から溢れたり、コップ置き台39に捨てられたお
茶をこの受け皿41にて受け止めることができるように
なっている。この受け皿41の底部には流出口41aが
形成され、この流出口41aから流れ落ちる水を上下二
段に設けた集水器42,43にて受けることができる。
【0016】一方、冷水機ユニット10は次の通りの構
成である。本体箱11の内部には、外表面が断熱材12
aによって断熱された冷水タンク12が設けられてい
る。この冷水タンク12内に貯留された水は周知の冷却
装置によって冷却され、底部に連通させた給水管13を
介して給水ポンプ14に流れ込むようになっている。給
水ポンプ14は冷水タンク12の下方に配置されてお
り、その吐出側に連通させた揚水管16を通して冷水を
注出ユニット30側に汲み上げることができる。この揚
水管16は外表面に断熱材が設けられており、冷水機ユ
ニット10内を上向きに延びて注出ユニット30内に導
入され、注出ユニット30内の最上部に設けた冷水弁4
4の入口側に連結されている。
【0017】この冷水弁44の入口側にはやはり断熱さ
れた還流管17が併せて連結され、これの先端が再び冷
水機ユニット10内に戻されて上記冷水タンク12内に
連通されている。また、冷水弁44の出口側には冷水供
給管45が連結され、その先端が前記ミクシングボール
36に連通されている。なお、上記給水ポンプ14は冷
水機ユニット10の作動中は常時運転されており、従っ
て、冷水タンク12内の冷水は、冷水弁44が閉じてい
るときには、給水管13、給水ポンプ14、揚水管1
6、冷水弁44及び還流管17を順に流れて冷水タンク
12内に循環するようになっている。
【0018】さて、冷水機ユニット10の下部は隔壁1
8にて区分され、その下方にドレンタンク19が本体箱
11の前面側から出し入れ可能に収納されている。この
ドレンタンク19は例えばプラスチックのブロー成形に
より製造され、詳細には図3ないし図5に示す通りの構
造であり、一方側寄り(図中左側寄り)に円形の開口部
20が形成されている。この開口部20を取り囲む長方
形領域はテーパー状にくぼんで斜状壁20aが形成され
ており、その斜状壁20aの下端部に開口部20が位置
する形態となっている。また、その開口部20の形成側
の側部に取っ手部19aが形成されており、この取っ手
部19aを持って下げることによってドレンタンク19
を開口部20を上にして持ち運ぶことができる。なお、
取っ手部19aの近傍にはキャップ21aにて開閉され
る排水口21が形成されている。
【0019】上記ドレンタンク19は本体箱11の前面
扉22を開放すると、図2に示すように冷水機ユニット
10内にセットでき、その状態でこのドレンタンク19
は冷水タンク12及び給水ポンプ14の関連配管系(給
水管13、揚水管16及び還流管17)の下方に位置す
る。また、このセット状態では、ドレンタンク19の後
端部が計量板バネ23の上に乗り上げて僅かに後上がり
の傾斜状態となる。なお、本体箱31の右側壁部の最下
部にはドレンタンク19の位置決め用の板バネ31aが
設けられている。
【0020】計量板バネ23の後端部は上向き屈曲して
おり、そこにマグネット24が取り付けられている。一
方、冷水機ユニット10の底面部にはやはりL字形の取
付具25を介してリードスイッチ26が固定されてい
る。ドレンタンク19が満水状態(例えば約8リットル
を貯水した状態)になると、その重量によって計量板バ
ネ23の弾発力に抗してドレンタンク19が傾斜状態か
ら水平状態に移行し、これに伴い計量板バネ23のマグ
ネット24がリードスイッチ26に対向してスイッチン
グ動作が行われる。
【0021】そして、本体箱11の内部には、上下に延
びてドレンパイプ27が取り付けられ、その上端が前記
注出ユニット30の底部に位置する集水器43に連なる
と共に、下端がドレンタンク19の開口部20の上方に
位置している。また、冷水タンク12及び給水ポンプ1
4の関連配管系の中で最下部となる位置である給水管1
3の途中部位には、本体箱31の前面下部中央に位置す
る部分にドレン排出管28が下向きに分岐して設けられ
ており、その先端のドレン口にキャップ29が着脱可能
に取り付けられている。
【0022】次に、本実施例の作用について説明する。
温かいお茶を注出するには、注出ユニット30の前面扉
38に設けた温茶注出ボタン(図示せず)をオン操作す
る。すると、まず粉末原料供給機構33により所定量の
原料粉末がミクシングボール36内に供給され、次に給
湯弁が開放して貯湯タンク32内の熱湯がミクシングボ
ール36内に供給される。これにより、ミクシングボー
ル36内で温かいお茶が製造され、これが注出口36a
からコップ40内に注がれる。
【0023】また、冷たいお茶を注出するには、前面扉
38に設けた冷茶注出ボタン(図示せず)をオン操作す
る。すると、まず粉末原料供給機構33により所定量の
原料粉末がミクシングボール36内に供給され、次に給
湯弁が短時間開放してミクシングボール36内に少量の
熱湯が供給され、更に冷水弁44が所定時間開放して循
環していた冷水が冷水供給管45を介してミクシングボ
ール36内に供給される。これにて冷たいお茶が製造さ
れ、これが注出口36aからコップ40内に注がれるこ
とになる。
【0024】なお、コップ置き台39に水やお茶を捨て
た場合には、受け皿41で受けられて集水器42,43
及びドレンパイプ27を通って開口部20からドレンタ
ンク19内に流れ込み、ここに貯留される。従って、飲
料製造機からの廃水を流し出すために排水ホースを接続
してその先端を設置床面の排水口等に差し込んでおく等
の準備は不要である。
【0025】さて、熱湯が貯留される注出ユニット30
の貯湯タンク32とは異なり、冷水機ユニット10の冷
水タンク12内は雑菌が繁殖し易い条件にあるから、定
期的に水を排出して清掃することが衛生上好ましい。本
実施例において、冷水タンク12内の水を排出するに
は、次のようにすれば良い。
【0026】即ち、まずコップ置き台39に何も置かな
い状態で、図示しない冷水排水スイッチをオン操作して
給水ポンプ14を運転すると共に冷水弁44を開放させ
る。これにより、冷水タンク12内の残水はコップ置き
台39から受け皿41に流れ落ち、ドレンパイプ27を
通ってドレンタンク19内に流れ込む。ここで、仮にド
レンタンク19内が満水状態になれば、その重量によっ
て計量板バネ23が撓み変形してマグネット24がリー
ドスイッチ26に対向するようになるから、リードスイ
ッチ26にてスイッチング動作が行われる。この結果、
冷水弁44が閉鎖されるため冷水タンク12からの冷水
は循環状態に戻り、ドレンタンク19への冷水の流入が
停止される。そこで、冷水機ユニット10の前面扉22
を開放し、取っ手部19aを持ってドレンタンク19を
手前に引き出し、冷水機ユニット10から取り出して排
水場所まで運んで捨てる。この後は、ドレンタンク19
を再び冷水機ユニット10内にセットし、冷水タンク1
2の下方に手を差し入れてドレン排出管28に取り付け
たキャップ29を外してドレン口28aを開放する。す
ると、揚水管16及び還流管17内に残留している水は
ドレン排出管28からドレンタンク19の開口部20に
流し落とされドレンタンク19内に流れ込むから、必要
に応じてドレンタンク19を再び冷水機ユニット10か
ら取り出して排水場所まで運んで捨てれば良い。
【0027】なお、本実施例ではドレンタンク19の容
量は冷水タンク12の容量よりも大きく設定してあるか
ら、ドレンタンク19内を予め空にしておいてキャップ
29を取り外してもよい。キャップ29を取り外せば、
ドレン排出管28は最下部に設けられているから、冷水
タンク12内の残水は全てドレンタンク19内に貯留さ
れ、ドレンタンク19から水が溢れ出ることがない。
【0028】このように本実施例によれば、冷水機ユニ
ット10の前面扉22を開放し、ドレン排出管28に設
けたキャップ29を外すことにより、冷水タンク12や
給水ポンプ14の関連配管系内に残っている水を完全に
排出することができる。しかも、ドレン排出管28は冷
水機ユニット10の前面下部のほぼ中央に位置している
から、前面扉22を開放するだけで、簡単に作業を行う
ことができる。このように冷水タンク12内の清掃作業
が極めて容易であるから、冷水タンク12内を常に清潔
に保つことができ、またその掃除作業の度に周囲を汚す
こともないから、いっそう清潔である。
【0029】また、本実施例では、計量板バネ23、マ
グネット24及びリードスイッチ26等を設けてドレン
タンク19が満水状態になった場合には、冷水弁44を
閉じて排水を中断できるようにしたから、仮に、ドレン
タンク19内に既に多量の廃水が入っていたり、冷水タ
ンク12内に多量の冷水が入っていた場合でも、ドレン
タンク19から水が溢れ出してしまうことを確実に防ぐ
ことができる。
【0030】更に、本実施例では、ドレンタンク19の
開口部20の周囲には、開口部20に向かって下降傾斜
する斜状壁20aを形成したから、例えドレンタンク1
9のセット位置に多少のずれがあったとしても、ドレン
パイプ27やドレン排出管28から流れ落ちる廃水を確
実に受けとめることができ、機器底面や設置床面を水で
汚すことを防止することができる。
【0031】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えばドレン排出管に電磁弁や手動弁を設
けて排水時にこれを開放する構成としてもよい等、要旨
を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断正面図
【図2】同じく縦断側面図
【図3】ドレンタンクの縦断面図
【図4】ドレンタンクの平面図
【図5】図4中のV−V線にて切断したドレンタンクの
縦断面図
【図6】従来の冷水機ユニットにおける排水構造を示す
正面図
【符号の説明】
10…冷水機ユニット 12…冷水タンク 13…給水管 14…給水ポンプ 19…ドレンタンク 20…開口部 20a…斜状壁 27…ドレンパイプ 28…ドレン排出管 30…注出ユニット 44…冷水弁

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却装置によって冷水タンクに貯留した
    水を冷却し、その冷水を給水ポンプにて汲み上げて飲料
    製造部に供給するものにおいて、 前記冷水タンク及び前記給水ポンプの関連配管系よりも
    下方となる位置にドレンタンクを配置するとともに、前
    記冷水タンク及び前記給水ポンプの関連配管系の中で最
    下部となる位置に前記ドレンタンクの開口部に連なる開
    閉可能なドレン口を設け、かつ前記ドレンタンクの容量
    を前記冷水タンクの容量よりも大きく設定したことを特
    徴とする冷水機付き飲料製造機。
  2. 【請求項2】 冷却装置によって冷水タンクに貯留した
    水を冷却し、その冷水を給水ポンプにて汲み上げて飲料
    製造部に供給するものにおいて、 前記冷水タンク及び前記給水ポンプの関連配管系よりも
    下方となる位置にドレンタンクを配置し、前記冷水タン
    ク及び前記給水ポンプの関連配管系の中で最下部となる
    位置に前記ドレンタンクの開口部に連なる開閉可能なド
    レン口を設けるとともに、 前記飲料製造部の注出口に対応して設けられた容器載置
    部にドレンパイプを接続して前記ドレンタンクの開口部
    に臨ませ、前記給水ポンプの出口側に設けられた冷水弁
    を開放してこの給水ポンプを駆動することで、前記冷水
    タンク内の水を前記ドレンタンクに排出可能とし、 かつ前記ドレンタンクが満水となったことを検知するセ
    ンサと、このセンサの検知に基づいて前記冷水弁を閉弁
    する弁制御手段とを備えたことを特徴とする冷水機付き
    飲料製造機。
  3. 【請求項3】 前記ドレンタンクの容量を前記冷水タン
    クの容量よりも大きく設定したことを特徴とする請求項
    2記載の冷水機付き飲料製造機。
JP1992025450U 1992-03-25 1992-03-25 冷水機付き飲料製造機 Expired - Lifetime JP2584001Y2 (ja)

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