JP3676598B2 - Sash door seal mounting structure - Google Patents

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JP3676598B2 JP35532698A JP35532698A JP3676598B2 JP 3676598 B2 JP3676598 B2 JP 3676598B2 JP 35532698 A JP35532698 A JP 35532698A JP 35532698 A JP35532698 A JP 35532698A JP 3676598 B2 JP3676598 B2 JP 3676598B2
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栄蔵 工藤
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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体のサッシュドアのシール取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、例えば、バス等の大型車両の運転席ドアには、サッシュドアが用いられている。図６はサッシュドアの要部断面図である。サッシュドア２０のドア本体の上部にはサッシュホルダー２１が設けられており、サッシュホルダー２１の内側にはサッシュ２２が取り付けられている。
【０００３】
サッシュホルダー２１は、サッシュホルダー本体２１ａの車外側端部にルーフレール２３に向かって屈曲するフランジ部２１ｂを有しており、サッシュ２２は、サッシュ本体２２ａの車外側端部にルーフレール２３に向かって延出するサッシュ延出部２２ｂを有している。
【０００４】
サッシュホルダー２１とルーフレール２３との間には隙間２４が生じているので、サッシュホルダー本体２１ａにフランジ部２１ｂと対向して延出するホルダー延出部２１ｃを設けて、ホルダー延出部２１ｃからルーフレール２３にかけてシール２５を取り付けることにより隙間２４を塞いで、雨水等がサッシュドア２０内部に侵入するのを防止している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなシール取付構造においては、サッシュホルダー２１にホルダー延出部２１ｃを設けることにより車体の部品点数が増加するので、コストがかかる問題があった。
【０００６】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、シールを取り付ける際のコストを抑えることができるサッシュドアのシール取付構造を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために請求項１の発明においては、サッシュドアのドア本体の上部にサッシュホルダーが設けられ、前記サッシュホルダーは、車幅方向に延在するサッシュホルダー本体を有し、該サッシュホルダー本体の車内側端部には、サッシュホルダー本体から下方に屈曲して内方屈曲部が連続して形成され、前記サッシュホルダー本体の車外側端部には、フロントピラーに向かって屈曲するフランジ部が形成され、前記サッシュホルダーの内側には、サッシュが取り付けられ、該サッシュは車幅方向に延在するサッシュ本体を有し、該サッシュ本体の内側には、ウインドガラスが支持されているとともに、該サッシュ本体の車外側端部には、フロントピラーに向かって延出する延出部が形成され、延出部は、サッシュホルダーのフランジ部よりも車外側に設定され、下部が前記サッシュの延出部と、サッシュホルダーのフランジ部との間の隙間に密着して取り付けられ、端部が前記サッシュドア閉鎖時にフロントピラーに当接するシール材が設けられたものとしている。
【０００８】
かかる構成においては、サッシュドアの構成部材であるサッシュホルダー及びサッシュと、フロントピラーにシールが直接取り付けられて、サッシュドアとフロントピラーとの間に生じる隙間を塞いで雨水等の侵入を防止している。
【０００９】
また、請求項２の発明においては、サッシュドアのドア本体の上部にサッシュホルダーが設けられ、前記サッシュホルダーは、車幅方向に延在するサッシュホルダー本体を有し、該サッシュホルダー本体の車内側端部には、サッシュホルダー本体から下方に屈曲して内方屈曲部が連続して形成され、前記サッシュホルダー本体の車外側端部には、ドリップ外周部に向かって屈曲するフランジ部が形成され、前記サッシュホルダーの内側には、サッシュが取り付けられ、該サッシュは車幅方向に延在するサッシュ本体を有し、該サッシュ本体の内側には、ウインドガラスが支持されているとともに、該サッシュ本体の車外側端部には、ドリップ外周部に向かって延出する延出部が形成され、延出部は、サッシュホルダーのフランジ部よりも車外側に設定され、下部が前記サッシュの延出部と、サッシュホルダーのフランジ部との間の隙間に密着して取り付けられ、端部が前記サッシュドア閉鎖時にドリップチャンネルに当接するシール部材が設けられたものとしている。
【００１０】
かかる構成においては、サッシュドアの構成部材であるサッシュホルダー及びサッシュと、ドリップチャンネルにシールが直接取り付けられて、サッシュドアとドリップチャンネルとの間に生じる隙間を塞いで雨水等の侵入を防止している。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。図１は本発明の一実施の形態を示すサッシュドア１の正面図であり、図２は図１のＡ−Ａ断面図である。サッシュドア１のドア本体２の上部にはサッシュホルダー３が設けられている。
【００１４】
サッシュホルダー３の外側には、ドリップチャンネル５のドリップ外周部５ａと、ドリップ外周部５ａの車内側でドリップ外周部５ａと接合するルーフレール６のルーフ外周部６ａとが車幅方向に延在しており、ルーフ外周部６ａに連続してルーフ側部６ｂが車体側面方向に延在している。
【００１５】
サッシュホルダー３は、ドリップ外周部５ａとルーフ外周部６ａに対向して車幅方向に延在するサッシュホルダー本体３ａを中心に構成されている。
【００１６】
サッシュホルダー本体３ａの車内側端部には、サッシュホルダー本体３ａから下方に屈曲する内方屈曲部３ｂと、内方屈曲部３ｂから外方に屈曲する外方屈曲部３ｃと、外方屈曲部３ｃから上方へ屈曲する上方屈曲部３ｄと、上方屈曲部３ｄから再び外方に屈曲してサッシュホルダー本体３ａと当接している当接部３ｅが連続して形成されている。
【００１７】
サッシュホルダー本体３ａの車外側端部には、ドリップ外周部５ａに向かって屈曲するフランジ部３ｆが形成されている。
【００１８】
サッシュホルダー３の内側には、サッシュ４が取り付けられており、ドリップ外周部５ａ及びルーフ外周部６ａと対向して車幅方向に延在するサッシュ本体４ａを中心に構成されている。
【００１９】
サッシュ本体４ａの内側には、２枚のウィンドウガラス７，８を前後方向にスライド自在に支持する保持部９を取り付ける車外側保持片４ｂ，中央保持片４ｃ，車内側保持片４ｄが形成されている。
【００２０】
サッシュ本体４ａの車内側端部には、サッシュホルダー３の上方屈曲部３ｄと対向して固定片４ｅが下方へ垂直に設けられており、固定片４ｅと上方屈曲部３ｄとの間にはラバーシール材１０が取り付けられている。
【００２１】
そして、サッシュ本体４ａとサッシュホルダー本体３ａとの間に固定部材１１を取り付け、固定片４ｅと車内側保持片４ｄの間からネジ１２をサッシュ本体４ａからサッシュホルダー本体３ａへ止めることにより、サッシュ４がサッシュホルダー３に取り付けられている。
【００２２】
一方、サッシュ本体４ａの車外側端部には、ドリップ外周部５ａに向かって延出する延出部４ｆが形成されている。延出部４ｆは、サッシュホルダー３のフランジ部３ｆよりも車外側に位置しており、延出部４ｆの延出部先端４ｇがサッシュホルダー３のフランジ部先端３ｇよりもドリップ外周部５ａに対して近くなるように延出部４ｆの長さ寸法を設定している。
【００２３】
これにより、サッシュ４の延出部４ｆと、サッシュホルダー３のフランジ部３ｆとの間には小隙間１３ａが生じており、サッシュ４の延出部４ｆとサッシュホルダー本体３ａと固定部材１１との間には中隙間１３ｂが生じている。また、サッシュホルダー３と、ドリップ外周部５ａ，ルーフ外周部６ａとの間には、大隙間１３ｃが生じている。
【００２４】
図３は、図２におけるシール材１４の取付構造を示しているＢ部の拡大図である。このシール材１４は、弾性変形可能なゴム状の部材である。
【００２５】
シール材１４の取付構造は、シール材１４の下部１４ａの下部外側面１４ｂと延出部４ｆの延出部内側面４ｈとを両面テープで接着しているとともに、フランジ部３ｆのフランジ部外側面３ｈに下部１４ａの下部内側面１４ｃが面接して、シール材１４の下部１４ａが小隙間１３ａに密着している。
【００２６】
そして、シール材１４の下部１４ａから中央部１４ｄが内方へ屈曲し、中央部１４ｄから上部１４ｅがドリップ外周部５ａに向かって屈曲して、さらに上部１４ｅから端部１４ｆが外方へ屈曲してサッシュドア１の閉鎖時にドリップ外周部５ａに当接した構造となっている。
【００２７】
かかる構成においては、サッシュドア１の構成部材であるサッシュホルダー３及びサッシュ４と、ドリップチャンネル５にシール材１４が直接取り付けられ、各隙間１３ａ，１３ｂ，１３ｃを塞いで雨水等の侵入を防止している。
【００２８】
このため、シール材１４をサッシュドア１に取り付ける際に、サッシュホルダー３やサッシュ４やドリップチャンネル５等に別部材を新たに設ける必要がなくなるので、車体に部品点数を追加せずに済み、シール材１４を取り付ける際のコストを抑えることができる。
【００２９】
また、シール材１４の端部１４ｆをドリップ外周部５ａに当接させていることにより、ルーフレール６のルーフ外周部６ａに当接させる場合に比べて、大隙間１３ｃをより車外側で塞ぐことができるので、シールの機能性を高めることができる。
【００３０】
一方、図４は図１におけるサッシュ４の後方下部であるＣ部を拡大した図である。サッシュ４の後方下部は、後部サッシュ４１と下部サッシュ４２とで構成されており、両サッシュ４１，４２の内部には、直線形の第１ブラケット１５と、Ｌ字形の第２ブラケット１６がそれぞれ取り付けられている。そして、両ブラケット１５，１６をネジ１７で止めることにより、後部サッシュ４１と下部サッシュ４２とが接合されている。
【００３１】
このため、ネジ１７を緩めて後部サッシュ４１を後方にずらすことにより、ウィンドウガラス７，８を、サッシュ４に容易にはめこむことが可能となるので、ウィンドウガラスの取付作業効率を向上させることができる。
【００３２】
なお、本実施の形態とは別に、シール材１４をサッシュドア１に取り付ける際に、シール材１４の端部１４ｆを、図５に示すようにサッシュドア１の車体前方で隣接して取り付けられているフロントピラー１８の外周部１８ａに当接してもよい。この場合においても、フロントピラー１８とサッシュドア１の間に生じている隙間１３ｄを塞ぐことができるので、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【００３３】
また、シール材１４の端部１４ｆを、ドリップチャンネルのドリップ外周部５ａと、フロントピラー１８の外周部１８ａとにそれぞれ当接した場合には、シール材１４の取付時のコストを抑えつつ、雨水等の侵入を防止する範囲を広げることができる。
【００３４】
また、サッシュ４の延出部４ｆの長さ寸法は、サッシュホルダー３のフランジ部３ｆとの間に生じた小隙間１３ａに、シール材１４を密着できるように設定すればよいが、小隙間１３に密着している部分が多いほど、シール材１４の取付状態が安定するので、シール材１４の端部１４ｆが、ドリップチャンネルのドリップ外周部５やフロントピラー１８の外周部１８ａに容易に当接できる範囲で長く設定したほうが好ましい。
【００３５】
【発明の効果】
以上説明したように請求項１のサッシュドアのシール取付構造においては、サッシュドアの構成部材であるサッシュホルダー及びサッシュと、フロントピラーにシールが直接取り付けられて、サッシュドアとフロントピラーとの間に生じる隙間を塞いで雨水等の侵入を防止している。よって、シールを取り付ける際に、車体に部品点数を追加しなくても済むので、シールを取り付ける際のコストを抑えることができる。
【００３６】
また、請求項２のサッシュドアのシール取付構造においては、サッシュドアの構成部材であるサッシュホルダー及びサッシュと、ドリップチャンネルにシールが直接取り付けられて、サッシュドアとドリップチャンネルとの間に生じる隙間を塞いで雨水等の侵入を防止している。よって、シールを取り付ける際に、車体に部品点数を追加しなくても済むので、シールを取り付ける際のコストを抑えることができる。
【００３８】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態を示すサッシュドアの正面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】図２のＢ部拡大図である
【図４】図１のＣ部拡大図である。
【図５】別の実施の形態を示すサッシュドアの要部断面図である。
【図６】従来のサッシュドアの要部断面図である。
【符号の説明】
１ サッシュドア
２ ドア本体
３ サッシュホルダー
３ｆ フランジ部
４ サッシュ
４ｆ 延出部
５ ドリップチャンネル
１３ａ 小隙間
１４ シール材
１８ フロントピラー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a seal mounting structure for a sash door of a vehicle body.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, a sash door is used for a driver's seat door of a large vehicle such as a bus. FIG. 6 is a cross-sectional view of the main part of the sash door. A sash holder 21 is provided on the upper portion of the door body of the sash door 20, and a sash 22 is attached to the inside of the sash holder 21.
[0003]
The sash holder 21 has a flange portion 21b that bends toward the roof rail 23 at the vehicle outer end portion of the sash holder main body 21a. The sash 22 extends toward the roof rail 23 at the vehicle outer end portion of the sash main body 22a. It has the sash extension part 22b to take out.
[0004]
Since a gap 24 is formed between the sash holder 21 and the roof rail 23, the sash holder main body 21a is provided with a holder extension portion 21c that extends to face the flange portion 21b, and the roof rail extends from the holder extension portion 21c. 23, the seal 24 is attached to close the gap 24, and rainwater or the like is prevented from entering the sash door 20.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a seal mounting structure, since the number of parts of the vehicle body is increased by providing the holder extension portion 21c in the sash holder 21, there is a problem that costs are increased.
[0006]
The present invention has been made in view of such a conventional problem, and an object of the present invention is to provide a sash door seal mounting structure capable of suppressing the cost for mounting a seal.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention of claim 1 , a sash holder is provided on an upper portion of a door body of a sash door, and the sash holder has a sash holder body extending in a vehicle width direction, and the sash An inwardly bent portion is continuously formed by bending downward from the sash holder main body at the vehicle inner end portion of the holder main body, and a flange bent toward the front pillar is formed at the vehicle outer end portion of the sash holder main body. A sash is attached to the inside of the sash holder, the sash has a sash body extending in the vehicle width direction, and a wind glass is supported inside the sash body An extension portion extending toward the front pillar is formed at the vehicle outer end portion of the sash body, and the extension portion is formed on the sash holder. Is set in the vehicle outside than Nji portion and extending portion of the lower said sash, mounted in close contact with the gap between the flange portion of the sash holder end is brought into contact with the front pillar when the sash door closure It is assumed that a sealing material is provided .
[0008]
In such a configuration, a seal is directly attached to the sash holder and sash, which are constituent members of the sash door, and the front pillar, and a gap formed between the sash door and the front pillar is blocked to prevent intrusion of rainwater and the like. Yes.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, a sash holder is provided on an upper portion of a door body of the sash door, and the sash holder has a sash holder body extending in the vehicle width direction, and the vehicle interior side of the sash holder body. An inward bent portion is continuously formed by bending downward from the sash holder main body at the end portion, and a flange portion that is bent toward the outer periphery of the drip is formed at the outer end portion of the sash holder main body. A sash is attached to the inside of the sash holder, the sash has a sash body extending in the vehicle width direction, and a wind glass is supported inside the sash body, and the sash body An extension portion extending toward the outer periphery of the drip is formed at the outer end of the vehicle, and the extension portion is located outside the vehicle than the flange portion of the sash holder. Is set to, and extending portion of the lower said sash, mounted in close contact with the gap between the flange portion of the sash holder abuts the seal member in the drip channel is provided at the the ends sash door closed It is supposed to be.
[0010]
In such a configuration, a seal is directly attached to the sash holder and the sash, which are constituent members of the sash door, and the drip channel, and a gap formed between the sash door and the drip channel is blocked to prevent intrusion of rainwater or the like. Yes.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view of a sash door 1 showing an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA of FIG. A sash holder 3 is provided on the upper portion of the door body 2 of the sash door 1.
[0014]
Outside the sash holder 3, a drip outer periphery 5a of the drip channel 5 and a roof outer periphery 6a of the roof rail 6 joined to the drip outer periphery 5a inside the drip outer periphery 5a extend in the vehicle width direction. In addition, the roof side portion 6b extends in the vehicle body side direction continuously to the roof outer peripheral portion 6a.
[0015]
The sash holder 3 is configured around a sash holder main body 3a extending in the vehicle width direction so as to face the drip outer peripheral portion 5a and the roof outer peripheral portion 6a.
[0016]
At the vehicle inner end of the sash holder main body 3a, an inward bent portion 3b bent downward from the sash holder main body 3a, an outer bent portion 3c bent outward from the inner bent portion 3b, and an outer bent portion An upper bent portion 3d bent upward from 3c and an abutting portion 3e bent outward again from the upper bent portion 3d and in contact with the sash holder body 3a are continuously formed.
[0017]
A flange portion 3f that is bent toward the drip outer peripheral portion 5a is formed at the vehicle outer end portion of the sash holder main body 3a.
[0018]
A sash 4 is attached to the inside of the sash holder 3, and is configured around a sash body 4a extending in the vehicle width direction so as to face the drip outer peripheral portion 5a and the roof outer peripheral portion 6a.
[0019]
Inside the sash body 4a, an outer holding piece 4b, a central holding piece 4c, and an inner holding piece 4d for attaching a holding portion 9 that slidably supports the two window glasses 7, 8 in the front-rear direction are formed. Yes.
[0020]
A fixed piece 4e is vertically provided at the vehicle inner end of the sash body 4a so as to face the upper bent portion 3d of the sash holder 3, and a rubber is provided between the fixed piece 4e and the upper bent portion 3d. A sealing material 10 is attached.
[0021]
Then, the fixing member 11 is attached between the sash body 4a and the sash holder body 3a, and the screw 12 is fixed from the sash body 4a to the sash holder body 3a between the fixing piece 4e and the vehicle interior holding piece 4d, thereby the sash 4 Is attached to the sash holder 3.
[0022]
On the other hand, an extended portion 4f extending toward the drip outer peripheral portion 5a is formed at the vehicle outer end portion of the sash body 4a. The extension portion 4f is positioned on the vehicle outer side than the flange portion 3f of the sash holder 3, and the extension portion distal end 4g of the extension portion 4f is closer to the drip outer peripheral portion 5a than the flange portion tip 3g of the sash holder 3. The length dimension of the extending part 4f is set so as to be close to each other.
[0023]
As a result, a small gap 13a is formed between the extension portion 4f of the sash 4 and the flange portion 3f of the sash holder 3, and the extension portion 4f of the sash 4, the sash holder body 3a, and the fixing member 11 are A middle gap 13b is formed between them. A large gap 13c is formed between the sash holder 3, the drip outer peripheral portion 5a, and the roof outer peripheral portion 6a.
[0024]
FIG. 3 is an enlarged view of a portion B showing the mounting structure of the sealing material 14 in FIG. The sealing material 14 is a rubber-like member that can be elastically deformed.
[0025]
The attachment structure of the seal member 14 is such that the lower outer surface 14b of the lower portion 14a of the seal member 14 and the extended portion inner surface 4h of the extended portion 4f are bonded with a double-sided tape, and the flange portion outer surface 3h of the flange portion 3f. The lower inner side surface 14c of the lower portion 14a is in contact with the lower portion 14a, and the lower portion 14a of the sealing material 14 is in close contact with the small gap 13a.
[0026]
Then, the central portion 14d is bent inward from the lower portion 14a of the sealing material 14, the upper portion 14e is bent from the central portion 14d toward the drip outer peripheral portion 5a, and the end portion 14f is further bent outward from the upper portion 14e. The sash door 1 is in contact with the drip outer peripheral portion 5a when the sash door 1 is closed.
[0027]
In such a configuration, the seal member 14 is directly attached to the sash holder 3 and sash 4 which are constituent members of the sash door 1, and the drip channel 5, and the gaps 13a, 13b and 13c are blocked to prevent intrusion of rainwater and the like. ing.
[0028]
For this reason, when attaching the sealing material 14 to the sash door 1, it is not necessary to provide a separate member for the sash holder 3, the sash 4, the drip channel 5 or the like, so that it is not necessary to add parts to the vehicle body. The cost at the time of attaching the material 14 can be suppressed.
[0029]
Further, since the end portion 14f of the sealing material 14 is in contact with the drip outer peripheral portion 5a, the large gap 13c can be blocked more on the vehicle outer side than in the case of contacting the roof outer peripheral portion 6a of the roof rail 6. As a result, the functionality of the seal can be increased.
[0030]
On the other hand, FIG. 4 is an enlarged view of a C portion which is a lower rear portion of the sash 4 in FIG. The rear lower portion of the sash 4 is composed of a rear sash 41 and a lower sash 42, and a linear first bracket 15 and an L-shaped second bracket 16 are mounted inside the sash 41 and 42, respectively. It has been. The rear sash 41 and the lower sash 42 are joined by fixing the brackets 15 and 16 with the screws 17.
[0031]
For this reason, by loosening the screw 17 and shifting the rear sash 41 rearward, the window glasses 7 and 8 can be easily fitted into the sash 4, so that the window glass mounting work efficiency can be improved. it can.
[0032]
In addition, when attaching the sealing material 14 to the sash door 1 separately from this embodiment, the end portion 14f of the sealing material 14 is attached adjacent to the front of the vehicle body of the sash door 1 as shown in FIG. You may contact | abut to the outer peripheral part 18a of the front pillar 18 which is. Even in this case, since the gap 13d generated between the front pillar 18 and the sash door 1 can be closed, the same effect as the present embodiment can be obtained.
[0033]
Further, when the end portion 14f of the sealing material 14 is brought into contact with the drip outer peripheral portion 5a of the drip channel and the outer peripheral portion 18a of the front pillar 18, the rainwater The range which prevents invasion etc. can be expanded.
[0034]
Further, the length dimension of the extended portion 4f of the sash 4 may be set so that the sealing material 14 can be brought into close contact with the small gap 13a generated between the sash holder 3 and the flange portion 3f. The more the portion that is in close contact with the seal, the more stable the mounting state of the seal material 14 is. Therefore, the end portion 14f of the seal material 14 easily abuts the drip outer peripheral portion 5 of the drip channel and the outer peripheral portion 18a of the front pillar 18. It is preferable to set as long as possible.
[0035]
【The invention's effect】
As described above, in the sash door seal mounting structure according to the first aspect, the sash holder and sash, which are constituent members of the sash door, and the seal are directly mounted on the front pillar, and between the sash door and the front pillar. The gap that occurs is blocked to prevent intrusion of rainwater and the like. Therefore, when attaching the seal, it is not necessary to add the number of parts to the vehicle body, so that the cost for attaching the seal can be reduced.
[0036]
In the sash door seal mounting structure according to claim 2, the seal is directly attached to the sash holder and the sash, which are constituent members of the sash door, and the drip channel, and a gap generated between the sash door and the drip channel is formed. It is blocked to prevent intrusion of rainwater. Therefore, when attaching the seal, it is not necessary to add the number of parts to the vehicle body, so that the cost for attaching the seal can be reduced.
[0038]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a sash door showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG.
3 is an enlarged view of a portion B in FIG. 2. FIG. 4 is an enlarged view of a portion C in FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a main part of a sash door showing another embodiment.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a main part of a conventional sash door.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Sash door 2 Door main body 3 Sash holder 3f Flange part 4 Sash 4f Extension part 5 Drip channel 13a Small gap 14 Sealing material 18 Front pillar

Claims (2)

サッシュドアのドア本体の上部にサッシュホルダーが設けられ、
前記サッシュホルダーは、車幅方向に延在するサッシュホルダー本体を有し、
該サッシュホルダー本体の車内側端部には、サッシュホルダー本体から下方に屈曲して内方屈曲部が連続して形成され、
前記サッシュホルダー本体の車外側端部には、フロントピラーに向かって屈曲するフランジ部が形成され、
前記サッシュホルダーの内側には、サッシュが取り付けられ、該サッシュは車幅方向に延在するサッシュ本体を有し、該サッシュ本体の内側には、ウインドガラスが支持されているとともに、該サッシュ本体の車外側端部には、フロントピラーに向かって延出する延出部が形成され、延出部は、サッシュホルダーのフランジ部よりも車外側に設定され、下部が前記サッシュの延出部と、サッシュホルダーのフランジ部との間の隙間に密着して取り付けられ、端部が前記サッシュドア閉鎖時にフロントピラーに当接するシール材が設けられたことを特徴とするサッシュドアのシール取付構造。 A sash holder is provided at the top of the door body of the sash door,
The sash holder has a sash holder body extending in the vehicle width direction,
An inwardly bent portion is continuously formed by bending downward from the sash holder body at the vehicle inner end of the sash holder body,
A flange portion that bends toward the front pillar is formed at the vehicle outer end portion of the sash holder body,
A sash is attached to the inside of the sash holder, the sash has a sash body extending in the vehicle width direction, and a wind glass is supported inside the sash body, and the sash body An extension part extending toward the front pillar is formed at the vehicle outer end, the extension part is set on the vehicle outer side than the flange part of the sash holder, and the lower part is the extension part of the sash, A seal attachment structure for a sash door, characterized in that a seal member is provided in close contact with a gap between the flange portion of the sash holder, and an end portion is in contact with the front pillar when the sash door is closed. サッシュドアのドア本体の上部にサッシュホルダーが設けられ、
前記サッシュホルダーは、車幅方向に延在するサッシュホルダー本体を有し、
該サッシュホルダー本体の車内側端部には、サッシュホルダー本体から下方に屈曲して内方屈曲部が連続して形成され、
前記サッシュホルダー本体の車外側端部には、ドリップ外周部に向かって屈曲するフランジ部が形成され、
前記サッシュホルダーの内側には、サッシュが取り付けられ、該サッシュは車幅方向に延在するサッシュ本体を有し、該サッシュ本体の内側には、ウインドガラスが支持されているとともに、該サッシュ本体の車外側端部には、ドリップ外周部に向かって延出する延出部が形成され、延出部は、サッシュホルダーのフランジ部よりも車外側に設定され、下部が前記サッシュの延出部と、サッシュホルダーのフランジ部との間の隙間に密着して取り付けられ、端部が前記サッシュドア閉鎖時にドリップチャンネルに当接するシール部材が設けられたことを特徴とするサッシュドアのシール取付構造。 A sash holder is provided at the top of the door body of the sash door,
The sash holder has a sash holder body extending in the vehicle width direction,
An inwardly bent portion is continuously formed by bending downward from the sash holder body at the vehicle inner end of the sash holder body,
A flange portion that bends toward the outer periphery of the drip is formed at the vehicle outer end of the sash holder body,
A sash is attached to the inside of the sash holder, the sash has a sash body extending in the vehicle width direction, and a wind glass is supported inside the sash body, and the sash body An extension portion extending toward the outer periphery of the drip is formed at the outer end portion of the vehicle, the extension portion is set on the vehicle outer side with respect to the flange portion of the sash holder, and the lower portion is the extension portion of the sash. A seal mounting structure for a sash door, characterized in that a seal member is provided in close contact with a gap between the flange portion of the sash holder, and an end portion is in contact with the drip channel when the sash door is closed.
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