JP3673096B2 - 地中埋設箱への鞘管の接続構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、離間配置された地中埋設箱同士を地中で連結する外筒内に挿通される鞘管を、同地中埋設箱に接続する地中埋設箱への鞘管の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、地中に光ファイバーケーブル等の配線を布設するときは、まず、マンホールやハンドホール等の地中埋設箱を地中に複数個離間配設し、隣り合う地中埋設箱間を外筒により連結する。次に、外筒内に配線の外面を保護するポリエチレン製の鞘管を複数本挿通して、その両端部を地中埋設箱内にそれぞれ臨ませるとともに、鞘管の両端部を地中埋設箱の側壁に支持されて外筒開口を塞ぐプレートにそれぞれ固定する。続いて、地中埋設箱内の対向するプレートから突出した鞘管の端部同士を連結管を介して連結する。同様の作業を繰り返し、全ての鞘管を連結管により連結する。
【0003】
配線を鞘管内に挿通させるときは、まず、引き込みロープの先端にパラシュート体を連結し、そのパラシュート体を地中埋設箱内へ突出した鞘管の一端側から鞘管内に投入する。そして、エアーを鞘管の一端側からその内部に送り込み、エアーを受けたパラシュート体の鞘管の他端側方向への移動により、引き込みロープを鞘管内を通過させ、鞘管の他端側へ送り出す。次いで、鞘管の他端側に送り出された引き込みロープに配線を連結し、鞘管の一端側から引き込みロープを引き戻すことにより、配線が鞘管内に布設される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、ポリエチレン製の鞘管は所定以上の温度差が生じると、伸縮する性質を有している。そのため、前記鞘管の設置作業を夏に行った場合には、冬になると、その鞘管は夏に比べて収縮する。従って、このような場合、冬に配線の布設作業を行おうとしても、鞘管の両端は地中埋設箱の側壁に支持されたプレートに固定されているため、鞘管はその縮みに耐えきれず破断したり、鞘管の端部が外筒内に入り込んだりして、配線の布設作業が非常に困難になるという問題があった。
【0005】
一方、前記鞘管の設置作業を冬に行った場合には、夏になると、鞘管は冬に比べて伸長する。従って、このような場合には、夏に配線の布設作業を行おうとしても、鞘管の伸長した分が外筒内で蛇行した状態となり、鞘管内におけるパラシュート体の送り込み作業の障害となって、配線の布設作業が非常に困難になるという問題があった。
【0006】
この発明は、このような従来技術に存在する問題に着目してなされたものである。その目的とするところは、鞘管の伸縮による不具合を無くして地中埋設箱間の配線の布設作業を容易に行えるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、地中埋設箱の側壁には貫通孔が形成され、離間配置された前記地中埋設箱同士を地中で連結する外筒内に挿通される鞘管であって、その鞘管内に配線又は配管等が布設される鞘管を前記地中埋設箱に接続する構造において、前記外筒内に挿通された鞘管の両端部を、前記地中埋設箱の側壁に設けられた支持部に挿通支持させて同地中埋設箱内にそれぞれ臨ませ、前記鞘管の少なくとも一端部を前記支持部に対して、鞘管の伸縮に伴う摺動を可能とするように接続してなり、前記支持部は、前記側壁の貫通孔を覆うとともに前記鞘管を挿通支持可能な複数の支持孔が形成されたシール板と、そのシール板全体を押圧して該シール板を前記側壁の内壁に密接させる固定板とを備えたものである。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記鞘管の両端部には、鞘管の支持部からの抜けを規制する規制手段が備えられているものである。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記鞘管の一端部は鞘管の伸縮に伴う摺動を可能とするように前記支持部から地中埋設箱内へ突出するように余長部を有して接続され、他端部は支持部に移動不能に固定して接続されるものである。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の発明において、同じ地中埋設箱内に接続された鞘管の端部同士は連結管を介して連結されるものである。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の発明において、前記支持部は固定板、シール板及び押さえ板を組み付けて構成されるとともに、鞘管を挿通支持可能な支持孔がそれぞれ形成されているものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について詳細に説明する。
図1に示すように、マンホール、ハンドホール等の地中埋設箱13はコンクリートにより四角箱状に形成され、その上面には開口部14が形成されている。また、図2及び図3に示すように、地中埋設箱13の一対の側壁の対向する位置にはそれぞれ円形状の貫通孔15が側壁を貫通して形成されている。地中埋設箱13の内壁において、前記貫通孔15の外縁の近傍には所定間隔をおいて第1固定孔16が8箇所に形成されている。そして、地盤を所定又は任意の間隔をおいて掘り下げ、そこに地中埋設箱13が埋設される。
【0014】
合成樹脂製のスリーブ17は、ほぼ筒状をなす筒部17aと、その筒部17aの一端開口縁に、筒部17aに対して直交するように外方へ延びる鍔部17bとより形成されている。筒部17aの外径は前記地中埋設箱13の貫通孔15の内径と対応し、筒部17aの長さは地中埋設箱13の側壁の厚みと対応するようになっている。そして、図4に示すように、地中埋設箱13の内壁側から貫通孔15にスリーブ17の筒部17aが嵌入され、鍔部17bが内壁に係合して地中埋設箱13に対して抜け止めされるようになっている。
【0015】
外筒18はコンクリート又は塩化ビニールにより筒状に形成され、その内径は前記スリーブ17の筒部17aの外径と対応するようになっている。そして、地中埋設箱13の貫通孔15に嵌入されたスリーブ17の筒部17aを外筒18内に嵌入することにより、外筒18をスリーブ17を介して地中埋設箱13に接続することができるようになっている。また、外筒18内には複数本の鞘管11を挿入することができるようになっている。
【0016】
合成樹脂製の鞘管11は筒状に形成され、内径が異なる複数種類を有している。そして、図1に示すように、その内部に光ファイバー等の配線12、給水管の配管等を挿通して保護するようになっている。また、合成樹脂の中でも、例えばポリエチレン製の鞘管11は250mあたり、プラスマイナス10℃の温度差が生じると約30cm伸縮する性質を有している。
【0017】
図2及び図3に示すように、ステンレス鋼製の支持板としての押さえ板19は円盤状に形成され、その縁部には押さえ板19の周方向へ所定間隔をおいて第1ボルト孔20が6箇所に形成されている。また、押さえ板19には内径の異なる第1支持孔21が7箇所に形成され、その内径は前記鞘管11の外径と対応するようになっている。
【0018】
図2に示すように、支持板としての固定側用固定板22はステンレス鋼によりほぼ四角板状に形成され、その中央には内径の異なる第2支持孔23が7箇所に形成されている。また、第2支持孔23の内径は前記鞘管11の外径と対応するようになっている。第2支持孔23よりやや外方位置には、所定高さのナット部24が所定間隔をおいて6箇所に形成され、そのナット部24の内周面には図示されない雌ねじが形成されている。また、固定側用固定板22の縁部には所定間隔をおいて第2固定孔25が8箇所に形成されている。
【0019】
支持板としての固定側用シール板26は発泡ゴム等の軟質材料によりほぼ四角板状に形成され、その中央には内径の異なる第3支持孔27が7箇所に形成されている。この第3支持孔27の内径は、各第3支持孔27に対応する鞘管11の外径よりやや小さめに形成されている。そのため、鞘管11を第3支持孔27に挿通したとき、第3支持孔27の内周縁が鞘管11の外周面に密接して、鞘管11の外周面と第3支持孔27との間の隙間をシールするようになっている。また、固定側用シール板26の縁部には所定間隔をおいて第3固定孔28が8箇所に形成されている。
【0020】
図3に示すように、支持板としての摺動側用固定板29はステンレス鋼によりほぼ四角板状に形成され、その中央には内径の異なる第4支持孔30が7箇所に形成されている。また、第4支持孔30の内径は前記鞘管11の外径と対応するようになっている。第4支持孔30よりやや外方位置には、図示されない孔に挿通されたボルトの頭部を摺動側用固定板29に溶接したボルト部31が所定間隔をおいて6箇所に形成されている。摺動側用固定板29の縁部には所定間隔をおいて第4固定孔32が8箇所に形成されている。
【0021】
支持板としての摺動側用シール板33は発泡ゴム等の軟質材料によりほぼ四角板状に形成され、その中央には内径の異なる第5支持孔34が形成されている。この第5支持孔34の内径は、各第5支持孔34に対応する鞘管11の外径よりやや小さめに形成されている。そのため、鞘管11を第5支持孔34に挿通したとき、第5支持孔34の内周縁が鞘管11の外周面に密接して、鞘管11の外周面と第5支持孔34との間の隙間をシールするようになっている。また、第5支持孔34よりやや外方位置には第2ボルト孔35が、摺動側用シール板33の周方向へ所定間隔をおいて6箇所に形成されている。摺動側用シール板33の縁部には所定間隔をおいて第5固定孔39が8箇所に形成されている。
【0022】
次に、地中埋設箱13への鞘管11の接続方法について説明する。
まず、図4に示すように、地中埋設箱13は離間配置され、外筒18により地中で連結される。図2に示すように、鞘管11の一端部を地中埋設箱13に接続するときは、まず、固定側用シール板26の第3支持孔27の内径に対応するように2点鎖線で示す鞘管11を挿通させる。このとき、第3支持孔27の内周縁は鞘管11の挿通に伴い鞘管11の外周面に密接して第3支持孔27の内周縁と鞘管11の外周面との間の隙間をシールする。次に、固定側用固定板22の第2支持孔23を固定側用シール板26の第3支持孔27に対応させるとともに、鞘管11を固定側用固定板22において対応する第2支持孔23に挿通させる。
【0023】
続いて、鞘管11の固定側用固定板22より突出した部分において、ステンレス鋼により円環状に形成された鞘管バンド36を、その鞘管11の端部よりやや内方位置に嵌合するとともに、この鞘管バンド36が鞘管11から抜け出ないように鞘管11に押圧固定する。その結果、鞘管バンド36により鞘管11は第2支持孔23及び第3支持孔27から抜け出るのが規制される。このとき、鞘管バンド36の厚みは固定側用固定板22のナット部24の高さと同じになっている。
【0024】
次いで、固定側用固定板22の第2支持孔23と押さえ板19の第1支持孔21とを対応させるとともに、鞘管11を押さえ板19において対応する第1支持孔21に挿通させる。このとき、押さえ板19の第1ボルト孔20と固定側用固定板22のナット部24とは対応し、各第1ボルト孔20から対応するナット部24にそれぞれボルト37を螺合し、押さえ板19と固定側用固定板22とを固定する。また、このとき、固定側用固定板22の第2固定孔25と固定側用シール板26の第3固定孔28とは対応するようになっている。そのため、第2固定孔25から対応する第3固定孔28にそれぞれボルト37を挿通し、さらにボルト37を地中埋設箱13の第1固定孔16に螺合すると、押さえ板19が固定された固定側用固定板22は固定側用シール板26を介して地中埋設箱13に固定される。
【0025】
その結果、図5に示すように、固定側支持部38が構成されるとともに、固定側用固定板22と押さえ板19との間に挟み込まれた鞘管バンド36により鞘管11の一端部が固定側支持部38に対して移動不能に接続される。このとき、鞘管11は押さえ板19から地中埋設箱13内へやや突出した状態になっている。
【0026】
次に、鞘管11の他端部を地中埋設箱13に接続するときは、図3に示すように、まず、押さえ板19の第1支持孔21、摺動側用シール板33の第5支持孔34及び摺動側用固定板29の第4支持孔30の内径がそれぞれ対応するようにする。そして、摺動側用固定板29のボルト部31を摺動側用シール板33の第2ボルト孔35及び押さえ板19の第1ボルト孔20に対応させるとともに、それらにボルト部31を挿通する。次いで、押さえ板19側に突出したボルト部31にワッシャー40aを介してナット40bを螺合して押さえ板19、摺動側用シール板33及び摺動側用固定板29を固定する。
【0027】
続いて、押さえ板19の第1支持孔21、摺動側用シール板33の第5支持孔34及び摺動側用固定板29の第4支持孔30の内径に対応するように2点鎖線で示す鞘管11を、押さえ板19側から摺動側用固定板29方向へ挿通させる。このとき、第5支持孔34の内周縁は鞘管11の挿通に伴い鞘管11の外周面に密接して第5支持孔34の内周縁と鞘管11の外周面との間の隙間をシールする。また、各支持孔21,30,34に挿通された鞘管11は、摺動側用固定板29から所定長さ突出して余長部41を有するように挿通される。
【0028】
摺動側用固定板29より突出した余長部41に、ステンレス鋼により円環状に形成された鞘管バンド36を、鞘管11の端部よりやや内方位置に嵌合するとともに、この鞘管バンド36が鞘管11から抜け出ないように鞘管11に押圧固定する。
【0029】
最後に、ボルト部31とナット40bとの螺合により固定された摺動側用シール板33の第5固定孔39及び摺動側用固定板29の第4固定孔32を地中埋設箱13の第1固定孔16に対応させるとともに、それらにボルト37を挿通し、ボルト37を第1固定孔16に螺合する。その結果、図5に示すように、摺動側支持部42が構成されるとともに、鞘管11が摺動側用固定板29から所定長さ突出して余長部41を有するように接続される。
【0030】
従って、図5に示すように、鞘管11の一端が余長部41をほとんど有しない状態で固定側支持部38に接続され、他端部が地中埋設箱13内方向に余長部41を有するように摺動側支持部42に接続される。
【0031】
図1に示すように、地中埋設箱13内の対向する位置に接続された鞘管11の端部同士を連結管43により連結する。この連結管43は合成樹脂により筒状に形成されるとともに、ねじをねじ込み可能な図示されない雌ねじ部を両開口44a、44bの外周に備えている。そして、その雌ねじ部にねじをねじ込むことにより連結管43の両開口44a、44bの内径を縮径できるようになっている。
【0032】
まず、連結管43のねじ止めを解除し、その両開口44a、44bを拡径状態にして両開口44a、44b内に鞘管11の端部をそれぞれ挿入する。そして、ねじを雌ねじ部にねじ込み連結管43の両開口44a、44bを縮径させる。その結果、連結管43の両開口44a、44bの縮径に伴い、鞘管11の端部を連結管43により押圧固定して鞘管11の端部同士が連結管43を介して連結される。
【0033】
連結管43を介して連結された鞘管11内に配線12を挿通させるときは、まず、引き込みロープの先端にパラシュート体を連結し、そのパラシュート体を鞘管11の一端側から鞘管11内に投入する。そして、エアーを鞘管11の一端側からその内部に送り込み、エアーを受けたパラシュート体の鞘管11の他端側方向への移動により、引き込みロープを鞘管11内を通過させ、鞘管11の他端側へ送り出す。次いで、鞘管11の他端側に送り出された引き込みロープに配線12を連結し、鞘管11の一端側から引き込みロープを引き戻すことにより、図1に示すように、配線12が鞘管11内に布設される。配線12が鞘管11内に布設された後、連結管43のねじを雌ねじ部から抜き取り、連結管43の両開口44a、44bを拡径状態にして、鞘管11の端部から連結管43を取り去る。
【0034】
ここで、鞘管11を布設した時期より10℃以上のマイナス温度差が生じたとき、鞘管11は収縮しようとする。ところが、鞘管11の一端部は、地中埋設箱13の固定側支持部38に余長部41を有しない状態で移動不能に固定して接続され、他端部は鞘管11の伸縮に伴う摺動を可能とするように余長部41を有した状態で摺動側支持部42に接続されている。そのため、余長部41の長さ分だけ鞘管11の他端部が外筒18内に入り込むのが許容される。その結果、鞘管11が破断したり、鞘管11の他端部が外筒18の内奥部に入り込んでしまったりする不具合を防止することができる。
【0035】
一方、鞘管11を布設した時期より10℃以上のプラス温度差が生じたとき、鞘管11は伸長しようとする。ところが、鞘管11の他端部は、鞘管11の伸長に伴う摺動を可能とするように摺動側支持部42に接続されているため、鞘管11が伸びた分だけ地中埋設箱13内へ移動する。その結果、鞘管11の両端部が地中埋設箱13に移動不能に固定されているときのように鞘管11が外筒18内で蛇行する不具合を防止することができる。
【0036】
従って、鞘管11を布設した時期より10℃以上のマイナス又はプラスの温度差が生じたときも、パラシュート体を鞘管11内に送り込む作業を容易に行うことができ、配線12の増設作業を支障をきたすことなく容易に行うことができる。また、摺動側用シール板33は摺動側用固定板29と押さえ板19との間に固定されている。そのため、鞘管11の伸縮が生じた場合、その伸縮に伴う摺動側用シール板33の移動を防止することができる。
【0037】
以上のように、この実施形態の地中埋設箱13への鞘管11の接続構造によれば、次のような効果が発揮される。
(1) この実施形態の地中埋設箱13への鞘管11の接続構造によれば、鞘管11の一端部は、余長部41を有しない状態で地中埋設箱13の固定側支持部38に移動不能に固定して接続され、他端部は鞘管11の伸縮に伴う摺動を可能とするように余長部41を有した状態で地中埋設箱13の摺動側支持部42に接続されている。そのため、鞘管11が収縮した場合も、余長部41の長さ分だけ鞘管11が外筒18内に入り込むのを許容することができる。その結果、鞘管11の収縮により破断したり、鞘管11の端部が外筒18の内奥部に入り込んでしまったりする不具合を防止することができる。一方、鞘管11が伸長した場合も、鞘管11の他端部が伸びた分だけ地中埋設箱13内へ移動する。その結果、鞘管11の両端部が地中埋設箱13に移動不能に固定されているときのように鞘管11が外筒18内で蛇行する不具合を防止することができる。従って、鞘管11内にパラシュート体の送り込み作業を支障をきたすことなく行うことができ、配線12の布設作業を容易に行うことができる。
【0038】
(2) この実施形態の地中埋設箱13への鞘管11の接続構造によれば、地中埋設箱13の両支持部38,42に接続された鞘管11の端部には各支持孔21,23,27,30,34の内径より外径の大きい鞘管バンド36が取り付けられている。そのため、鞘管11が伸縮したとき、鞘管11が各支持孔21,23,27,30,34から抜け出るのを防止することができる。
【0039】
(3) この実施形態の地中埋設箱13への鞘管11の接続構造によれば、鞘管11の一端部は地中埋設箱13に対して移動不能に固定して接続されている。そのため、鞘管11の他端部の余長部41の長さを容易に計測することができ、余長部41の長さの設定をほぼ正確に行うことができる。
【0040】
(4) この実施形態の地中埋設箱13への鞘管11の接続構造によれば、地中埋設箱13の対向する位置に設けられた両支持部38,42に接続された鞘管11の相対向する端部間に連結管43を接続することができる。従って、複数本の鞘管11を連結管43を介して連結することができ、配線12を連結された複数本の鞘管11内を一度に挿通させることができる。
【0041】
(5) この実施形態の地中埋設箱13への鞘管11の接続構造によれば、鞘管11の一端部側の固定側支持部38は、地中埋設箱13の内壁に固定側用シール板26、固定側用固定板22及び押さえ板19を前記の順で取り付けて構成されている。そして、固定側用固定板22と押さえ板19との間には鞘管11の端部に押圧固定された鞘管バンド36が挟み込まれている。そのため、押さえ板19及び固定側用固定板22により鞘管バンド36が移動するのを防止して、鞘管11が移動するのを防止することができる。
【0042】
(6) この実施形態の地中埋設箱13への鞘管11の接続構造によれば、鞘管11の他端部側の摺動側支持部42は、地中埋設箱13の内壁に押さえ板19、摺動側用シール板33及び摺動側用固定板29を前記の順で取り付けて構成されている。そのため、鞘管11の伸縮に伴う摺動側用シール板33の移動を押さえ板19と摺動側固定板29との挟持構成により防止することができる。
【0043】
(7) この実施形態の地中埋設箱13への鞘管11の接続構造によれば、固定側用シール板26の第3支持孔27及び摺動側用シール板33の第5支持孔34の内径は、その内径に対応する鞘管11の外径よりやや小さめに形成されている。そのため、第3支持孔27又は第5支持孔34の内周縁がそれらに挿通された鞘管11の外周面に密接する。従って、第3支持孔27又は第5支持孔34の内周縁とそれらに挿通された鞘管11の外周面との間の隙間をシールして地中埋設箱13内から外筒18内に埃や水等が侵入するのを防止することができる。
【0044】
(8) この実施形態の地中埋設箱13への鞘管11の接続構造によれば、固定側用シール板26及び摺動側用シール板33の一面が地中埋設箱13の内壁に密接するように取り付けられ、内壁と固定側用シール板26及び摺動側用シール板33との間をシールしている。そのため、地中埋設箱13の貫通孔15から外筒18内に埃や水が侵入するのを防止することができる。
【0045】
(9) この実施形態の地中埋設箱13への鞘管11の接続構造によれば、摺動側用固定板29には、ボルト部31が所定間隔をおいて6箇所に形成されている。そのため、そのボルト部31を摺動側用シール板33の第2ボルト孔35及び押さえ板19の第1ボルト孔20に挿通し、押さえ板19側に突出したボルト部31にワッシャー40aを介してナット40bを螺合することにより押さえ板19、摺動側用シール板33及び摺動側用固定板29を固定することができる。従って、例えば、同一軸線上にそれぞれボルト孔が形成された摺動側用固定板、摺動側用シール板及び押さえ板の各ボルト孔に別体のボルトを挿通する場合と比較して、その作業の簡易化を図ることができるとともに、作業時間の短縮を図ることができる。
【0046】
(10) この実施形態の地中埋設箱13への鞘管11の接続構造によれば、固定側用固定板22にはナット部24が所定間隔をおいて6箇所に形成され、そのナット部24の内周面には雌ねじが形成されている。そのため、押さえ板19に形成された第1ボルト孔20からナット部24にボルト37を挿通し、螺合することにより固定側用固定板22に押さえ板19を固定することができる。従って、例えば、同一軸線上にそれぞれボルト孔が形成された押さえ板及び固定側用固定板の各ボルト孔にボルトを挿通し、別体のナットにボルトを螺合する場合と比較して、その作業の簡易化を図ることができるとともに、作業時間の短縮を図ることができる。
【0047】
(11) この実施形態の地中埋設箱13への鞘管11の接続構造によれば、固定側用固定板22に形成されたナット部24の高さは鞘管バンド36の厚みと同じになっている。そのため、鞘管バンド36を押さえ板19と固定側用固定板22との間に挟み込んだとき、押さえ板19が鞘管バンド36に当接して不安定な状態になるのを防止することができる。その結果、固定側用固定板22に押さえ板19を確実に固定することができる。
【0048】
尚、前記実施形態を次のように変更して具体化することも可能である。
・ 例えば、鞘管11の設置作業時期が冬期のように低温時期である場合には、地中埋設箱13の内壁に押さえ板19、摺動側用シール33板及び摺動側用固定板29の順で取り付けられた摺動側支持部42に、鞘管11の一端部を余長部41を有しない状態で接続し、地中埋設箱13の内壁に押さえ板19、摺動側用シール板33及び摺動側用固定板29の順で取り付けられた摺動側支持部42に、鞘管11の他端部も余長部41を有しない状態で接続してもよい。このように構成した場合、夏に前記作業時期よりも所定以上のプラス温度差が生じると、鞘管11は伸長する。しかし、鞘管11の両端部は伸長に伴う鞘管11の摺動を許容するように摺動側支持部42に非固定状態で挿通されているため、鞘管11が伸びた分だけ地中埋設箱13内へ突出するように移動する。その結果、鞘管11の両端部が地中埋設箱13に移動不能に固定されているときのように鞘管11が外筒18内で蛇行するのを防止することができる。
【0049】
・ 地中埋設箱13の内壁に押さえ板19、摺動側用シール板33及び摺動側用固定板29の順で取り付けられた摺動側支持部42に、鞘管11の一端部を余長部41を有した状態で接続し、地中埋設箱13の内壁に押さえ板19、摺動側用シール板33及び摺動側用固定板29の順で取り付けられた摺動側支持部42に、鞘管11の他端部を余長部41を有しない状態で接続してもよい。このように構成した場合も、鞘管11の伸縮による不具合を防止することができる。
【0052】
・ 鞘管バンド36の代わりに、ゴム等の軟質材料により形成されたO−リングを使用してもよい。このように構成した場合、鞘管11の端部にO−リングを嵌合するとき、O−リングは拡径変形するとともに、縮径して鞘管11の外周面を押圧固定する。そのため、鞘管11の端部からO−リングが抜け出るのを防止することができる。
【0053】
・ 地中埋設箱13の側壁に直接支持孔を形成し、その支持孔に鞘管11の少なくとも一端を、その伸縮に伴う摺動を可能とするように接続してもよい。また、このとき、前記支持孔に対応する支持孔が形成されたシール板を、地中埋設箱13の側壁に取り付けてもよい。このように構成した場合も、実施形態と同様の効果を発揮させることができる。
【0054】
・ 鞘管11内に給水管等の配管を挿通する場合に、前記鞘管11の接続構造を採用してもよい。
さらに、前記実施形態より把握される技術的思想について以下に記載する。
【0055】
・ 前記規制手段は支持部に形成された支持孔の内径よりも外径が大きく形成されるとともに、鞘管に嵌合可能な環状体である請求項2に記載の地中埋設箱への鞘管の接続構造。このように構成した場合、鞘管の端部に環状体を嵌合することにより、鞘管の端部の外径を支持孔の内径より大きくすることができる。そのため、鞘管が支持孔から外筒内方向へ抜け出るのを防止することができる。
【0056】
・ 前記シール板に形成された支持孔の内径は、支持孔に挿通される鞘管の外径よりやや小さめに形成される請求項1に記載の地中埋設箱への鞘管の接続構造。このように構成した場合、シール板の支持孔の内周縁が、その支持孔に挿通された鞘管の外周面に密接して支持孔の内周縁と鞘管の外周面との間の隙間をシールする。そのため、外筒内に埃や水が侵入するのを防止することができる。
【0057】
・ 前記規制手段を支持部に形成された支持孔の内径よりも外径が大きくなるように形成するとともに、鞘管に嵌合可能な環状体により構成し、同環状体は鞘管の端部よりやや内方位置に嵌合される請求項2に記載の地中埋設箱への鞘管の接続構造。このように構成した場合、環状体は鞘管の端部よりやや内方位置に嵌合される。そのため、連結管の両端部を鞘管の端部に嵌合させることができ、連結管を介して鞘管を連結することができる。
【0058】
・ 前記鞘管の端部を余長部を有する状態で支持部に接続するとき、支持部は地中埋設箱の内壁側から押さえ板、シール板及び固定板の順で取り付けられて構成される請求項5に記載の地中埋設箱への鞘管の接続構造。このように構成した場合、鞘管の伸縮に伴う摺動によるシール板の移動を押さえ板及び固定板により防止することができる。
【0059】
・ 前記鞘管の端部を支持部に移動不能に固定して接続するとき、支持部は地中埋設箱の内壁側からシール板、固定板及び押さえ板の順で取り付けられて構成され、シール板と押さえ板との間には鞘管の端部に設けられた規制手段が挟み込まれる請求項5に記載の地中埋設箱への鞘管の接続構造。このように構成した場合、鞘管の端部に設けられた規制手段は押さえ板と固定板の間に挟み込まれ、移動不能になっている。そのため、鞘管の伸縮に伴う摺動を防止することができるとともに、鞘管が外筒内へ入り込むのを防止することができる。
【0060】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、鞘管の伸縮による不具合を無くして地中埋設箱間の配線の布設作業を容易に行うことができる。また、地中埋設箱の貫通孔から外筒内に埃や水が侵入するのを防止することができるとともに、シール板により支持孔の内周縁と鞘管の外周面との間の隙間をシールして外筒内に埃や水が侵入するのを防止することができる。さらに、地中埋設箱に支持孔を加工する場合と比較して作業の簡易化を図ることができるとともに、作業時間の短縮を図ることができる。
【0061】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、鞘管が外筒内へ入り込むのを防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、鞘管の他端部の余長部の長さを容易に計測することができ、余長部の長さの設定をほぼ正確に行うことができる。
【0062】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の発明の効果に加え、対向するように位置する鞘管の端部を連結することができ、配線の布設作業を容易に行うことができる。
【0063】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の発明の効果に加え、押さえ板と固定板又は固定板によりシール板を地中埋設箱に移動不能に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の地中埋設箱への鞘管の接続構造を示す断面図。
【図2】固定側支持部を示す分解斜視図。
【図3】摺動側支持部を示す分解斜視図。
【図4】地中埋設箱間に外筒を接続した状態を示す断面図。
【図5】外筒内の鞘管の両端部を接続した状態を示す断面図。
【符号の説明】
11…鞘管、12…配線、13…地中埋設箱、18…外筒、19…支持板としての押さえ板、21…支持孔としての第1支持孔、22…支持板としての固定側用固定板、23…支持孔としての第2支持孔、26…支持板としての固定側用シール板、27…支持孔としての第3支持孔、29…支持板としての摺動側用固定板、30…支持孔としての第4支持孔、33…支持板としての摺動側用シール板、34…支持孔としての第5支持孔、36…規制手段としての鞘管バンド、38…支持部としての固定側支持部、41…余長部、42…支持部としての摺動側支持部、43…連結管。
Claims (5)
- 地中埋設箱の側壁には貫通孔が形成され、離間配置された前記地中埋設箱同士を地中で連結する外筒内に挿通される鞘管であって、その鞘管内に配線又は配管等が布設される鞘管を前記地中埋設箱に接続する構造において、
前記外筒内に挿通された鞘管の両端部を、前記地中埋設箱の側壁に設けられた支持部に挿通支持させて同地中埋設箱内にそれぞれ臨ませ、前記鞘管の少なくとも一端部を前記支持部に対して、鞘管の伸縮に伴う摺動を可能とするように接続してなり、
前記支持部は、前記側壁の貫通孔を覆うとともに前記鞘管を挿通支持可能な複数の支持孔が形成されたシール板と、そのシール板全体を押圧して該シール板を前記側壁の内壁に密接させる固定板とを備えた地中埋設箱への鞘管の接続構造。 - 前記鞘管の両端部には、鞘管の支持部からの抜けを規制する規制手段が備えられている請求項1に記載の地中埋設箱への鞘管の接続構造。
- 前記鞘管の一端部は鞘管の伸縮に伴う摺動を可能とするように前記支持部から地中埋設箱内へ突出するように余長部を有して接続され、他端部は支持部に移動不能に固定して接続される請求項1又は請求項2に記載の地中埋設箱への鞘管の接続構造。
- 同じ地中埋設箱内に接続された鞘管の端部同士は連結管を介して連結される請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の地中埋設箱への鞘管の接続構造。
- 前記支持部は固定板、シール板及び押さえ板を組み付けて構成されるとともに、鞘管を挿通支持可能な支持孔がそれぞれ形成されている請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の地中埋設箱への鞘管の接続構造。
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