JP2600849Y2 - 管路口防水装置の取付構造 - Google Patents

管路口防水装置の取付構造

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JP2600849Y2
JP2600849Y2 JP1993033958U JP3395893U JP2600849Y2 JP 2600849 Y2 JP2600849 Y2 JP 2600849Y2 JP 1993033958 U JP1993033958 U JP 1993033958U JP 3395893 U JP3395893 U JP 3395893U JP 2600849 Y2 JP2600849 Y2 JP 2600849Y2
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conduit opening
bolt
conduit
waterproofing device
mounting structure
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JP1993033958U
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Inventor
克利 岡地
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昭和電線電纜株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電力ケーブル等を布設
した管路の内部に装着された管路口防水装置の取付構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている管路口防水装置
として、図3に示されるように構成されたものがある。
すなわち、管路1内に布設されたケーブル2の周囲の空
間に充填された防水混和物3と、この防水混和物3の両
側に配置された一対の環状ゴムパッキング4と、両環状
ゴムパッキング4に跨がって配設された複数本の締付ボ
ルト5とから構成され、これらの締付ボルト5を締め付
けることにより、一対の環状ゴムパッキング4を介して
防水混和物3を圧縮し液密状態となして管路1内の水が
マンホール側に流出するのを防止するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような管路口防水
装置は、管路口内においては締付ボルト5の締付力によ
ってケーブル2の周上に固持されているだけであり固定
されてはいない。このためケーブル2が熱伸縮やいわゆ
る波乗り現象により移動すると管路口防水装置も同時に
移動することがある。ケーブルが伸びた場合は、管路口
防水装置が管路から飛び出して防水装置としての機能を
果たさなくなり、またケーブルが縮んだ場合は、管路口
防水装置が管路1の内方に入り込んで取り外しがきわめ
て困難になるという事態が生じる。
【0004】本考案は、このような従来の難点を解消す
べくなされたもので、管路口防水装置の取付け位置が変
動することを防止し得る管路口防水装置の取付構造を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の管路口防水装置
の取付構造は、管路口に嵌入された管路口防水装置の締
付ボルトの先端部に延長ボルトが連結され、管路口周縁
の壁面にボルト取付孔を有する支持部材が固設され、前
記支持部材のボルト取付孔に前記延長ボルトの一端部が
挿通されると共に前記支持部材にナットで締結されてい
ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本考案において、管路口防水装置は常法により
管路口に取付けられる。この後、管路口防水装置の締付
ボルトに延長ボルトの一端を連結し、次に延長ボルトの
他端を、管路口周縁の壁面に固定された支持部材に結合
することにより、管路口防水装置が所定位置に保持され
る。
【0007】
【実施例】以下、本考案の管路口防水装置の取付構造を
図につき説明する。図1、図2は本考案の一実施例を示
す断面図である。これらの図において管路口防水装置1
0は図3とほぼ同様の周知構造であり、符号11は防水
混和物、12は一対の環状ゴムパッキング、13は締付
ボルト、14はケーブルをそれぞれ示している。
【0008】締付ボルト13は一対の環状ゴムパッキン
グ12の周囲数箇所に設けられているが、これらの締付
ボルト13の各先端部に延長ボルト15がそれぞれ螺合
されている。これらの延長ボルト15は一端部が円筒体
とされてその軸心に沿ってめねじ15aが設けられ、他
端部の外周面におねじ15bが設けられている。延長ボ
ルト15のおねじ15b側の一部は管路口16の外に突
出している。
【0009】管路口16の周縁の外壁面に平板状の支持
部材17が配置され、2本のアンカボルト18により固
定されている。支持部材17の2箇所に延長ボルト15
を挿通させるボルト取付孔19が設けられている。ボル
ト取付孔19は管路口16の円周方向に長い長孔とされ
ている。
【0010】各延長ボルト15はその先端部が支持部材
17のボルト取付孔19に挿入されそれぞれナット20
により支持部材17に固定されている。
【0011】本考案の管路口防水装置の取付構造は上記
のように構成されるが、取付に際しては先ず管路口防水
装置10が管路口の所定位置でケーブル14周上に嵌入
される。そして一対の環状ゴムパッキング12、押え金
具21に跨がって配設された複数本の締付ボルト13を
それぞれ締め付けてケーブル14の周囲に充填された防
水混和物11を圧縮する。この後、2本の締付ボルト1
3の先端部に延長ボルト15の一端部を連結しその他端
部を支持部材17に固定するようにする。
【0012】なお延長ボルト15は複数本の締付ボルト
13のうち任意のものに取付けられてもよい。また締付
ボルト13としてその一端部が管路口16の外に突出す
る位に長いものを使用した場合は、その突出した部分を
延長ボルト15の替わりとすることができる。
【0013】
【考案の効果】以上、本考案の管路口防水装置の取付構
造によれば管路口周縁の壁面に固定された延長ボルトを
管路口防水装置の締付ボルトに連結したことから、ケー
ブルの伸縮等の影響による管路口防水装置の取付け位置
の変動が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の管路口防水装置の取付構造の一実施例
を示す縦断面図。
【図2】同実施例を示す正面図。
【図3】従来の管路口防水装置の取付状況を示す縦断面
図。
【符号の説明】
10…管路口防水装置、11…防水混和物、12…環状
ゴムパッキング、13…締付ボルト、14…ケーブル、
15…延長ボルト、16…管路口、17…支持部材、1
9…ボルト取付孔、20…ナット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路口に嵌入された管路口防水装置の締
    付ボルトの先端部に延長ボルトが連結され、管路口周縁
    の壁面にボルト取付孔を有する支持部材が固設され、前
    記支持部材のボルト取付孔に前記延長ボルトの一端部が
    挿通されると共に前記支持部材にナットで締結されてい
    ることを特徴とする管路口防水装置の取付構造。
JP1993033958U 1993-06-23 1993-06-23 管路口防水装置の取付構造 Expired - Lifetime JP2600849Y2 (ja)

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JPH073241U JPH073241U (ja) 1995-01-17
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JP6320337B2 (ja) * 2015-03-25 2018-05-09 三菱重工業株式会社 放射性物質収納容器の蓋ボルト穴プラグおよび放射性物質収納方法
WO2016203645A1 (ja) * 2015-06-19 2016-12-22 株式会社インター工業 防水装置、防水栓、および固定部材

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