JP3671874B2 - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に装備される頭部保護エアバッグ装置、特に、車両前後方向の略中央部にインフレータを配置するとともに、同インフレータからデフューザパイプを介してエアバッグの前席用膨張部と後席用膨張部とに連通するガス通路にガスを供給可能に構成した頭部保護エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
米国特許第6,099,029号明細書には、車両前後方向の略中央部にインフレータを配置し、同インフレータからホースとエアバッグのガス通路内に配設したダクトを介してガスをエアバッグの前席用膨張部と後席用膨張部とに供給可能に構成した頭部保護エアバッグ装置が示されている。また、日本の特許第3082140号には、車両前後方向の中間部にインフレータを配置するとともに、同インフレータからデフューザパイプを介してエアバッグの前席用膨張部と後席用膨張部とに連通するガス通路にガスを供給可能に構成した頭部保護エアバッグ装置が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した各頭部保護エアバッグ装置では、折り畳まれて収納されているエアバッグが車室内の側壁に沿ってカーテン状に膨張展開可能であり、エアバッグの中央部(中間部)から前席用膨張部と後席用膨張部とにガスを供給するものであるため、エアバッグの前端部または後端部から前席用膨張部と後席用膨張部とにガスを供給するものに比して、エアバッグの展開完了までの時間を短縮することが可能であるものの、展開途中のエアバッグが、エアバッグの中間部に対応して配置されているピラーガーニッシュの上端部に引っ掛かったり、同ピラーガーニッシュとピラーとの間に潜り込むおそれがある。
【0004】
上記した問題(エアバッグの引っ掛かりや潜り込み)は、ピラーガーニッシュの上端部に対応してバッグ展開ガイド(ジャンプ台)を設けることでも解消し得るものの、かかる場合には、当該頭部保護エアバッグ装置の構成部品にバッグ展開ガイドを加える必要があって、組付性を悪化するおそれがあるばかりか、コストアップの要因ともなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した課題に対処すべく、車両前後方向の略中央部にインフレータを配置するとともに、同インフレータからデフューザパイプを介してエアバッグの前席用膨張部と後席用膨張部とに連通するガス通路にガスを供給可能に構成した頭部保護エアバッグ装置において、折り畳んだ状態の前記エアバッグにおけるピラーガーニッシュに対応する部位が、他の部位よりも車幅方向内側にオフセット配置されて、ルーフヘッドライニングにより被覆されていること(請求項1に係る発明)に特徴がある。この場合において、前記エアバッグのピラーガーニッシュ対応部位が前記デフューザパイプの先端内側に配置され、他の部位が前記デフューザパイプの先端下側に配置されていること(請求項2に係る発明)も可能である。
【0006】
また、本発明は、車両前後方向の略中央部にインフレータを配置するとともに、同インフレータからデフューザパイプを介してエアバッグの前席用膨張部と後席用膨張部とに連通するガス通路にガスを供給可能に構成した頭部保護エアバッグ装置において、前記エアバッグは上下方向で蛇腹折りにて折り畳まれた状態でルーフサイドレールに沿って収納されてルーフヘッドライニングにより被覆されていて、同エアバッグのピラーガーニッシュ対応部位では捩られることで折り畳み端面が車幅方向内側に面し、他の部位では折り畳み端面が下方に面していること(請求項3に係る発明)に特徴がある。
【0007】
【発明の作用・効果】
本発明による頭部保護エアバッグ装置においては、車両の側突時またはロールオーバー時等において、インフレータからガスが噴出し、このガスがデフューザパイプを通してエアバッグのガス通路に供給されると、このガス通路を通してエアバッグの前席用膨張部と後席用膨張部とにガスが供給されて、エアバッグが車室内の側壁に沿ってカーテン状に膨張展開する。
【0008】
ところで、本発明による頭部保護エアバッグ装置(請求項1に係る発明)においては、折り畳んだ状態のエアバッグにおけるピラーガーニッシュに対応する部位が、他の部位よりも車幅方向内側にオフセット配置されているため、エアバッグのピラーガーニッシュに対応する部位では、エアバッグが膨張展開する際のルーフヘッドライニングを押し開く力が大きくて、ルーフヘッドライニングを容易に押し開くことができるとともに、展開途中のエアバッグは、ピラーガーニッシュの上端部に引っ掛かり難く、同ピラーガーニッシュとピラーとの間に潜り込み難い。したがって、エアバッグの上記した引っ掛かりや潜り込みを効果的に抑制することが可能である。
【0009】
また、本発明による頭部保護エアバッグ装置(請求項1に係る発明)においては、折り畳んだ状態のエアバッグにおいて、ピラーガーニッシュに対応する部位を、他の部位よりも車幅方向内側にオフセット配置することで実施できるものであり、バッグ展開ガイド(ジャンプ台)等の付加部品を必要としないため、構成部品の変更・増加がなくて安価に実施することができる。
【0010】
また、本発明による頭部保護エアバッグ装置(請求項2に係る発明)においては、エアバッグのピラーガーニッシュ対応部位がデフューザパイプの先端内側に配置され、他の部位がデフューザパイプの先端下側に配置されるようにしたため、エアバッグのピラーガーニッシュ対応部位では、エアバッグをより上方に位置させることができるとともに、他の部位ではエアバッグを車室側壁に近づけた状態とすることができる。この結果、エアバッグのピラーガーニッシュ対応部位では、展開途中のエアバッグが、ピラーガーニッシュの上端部に更に引っ掛かり難くなり、同ピラーガーニッシュとピラーとの間に更に潜り込み難くなる。また、エアバッグの他の部位では、エアバッグを窓ガラスに沿って適切に展開させることができる。
【0011】
また、本発明による頭部保護エアバッグ装置(請求項3に係る発明)においては、蛇腹折りにて折り畳まれた状態のエアバッグのピラーガーニッシュ対応部位では捩られることで折り畳み端面が車幅方向内側に面し、他の部位では折り畳み端面が下方に面しているため、エアバッグのピラーガーニッシュ対応部位では、エアバッグを車幅方向内側に向けて展開させることができるとともに、他の部位ではエアバッグを車室側壁に沿って展開させることができる。
【0012】
この結果、エアバッグのピラーガーニッシュに対応する部位では、エアバッグが膨張展開する際のルーフヘッドライニングを押し開く力が大きくて、ルーフヘッドライニングを容易に押し開くことができるとともに、展開途中のエアバッグは、ピラーガーニッシュの上端部に引っ掛かり難く、同ピラーガーニッシュとピラーとの間に潜り込み難い。また、エアバッグの他の部位では、エアバッグを窓ガラスに沿って迅速に展開させることができる。
【0013】
また、本発明による頭部保護エアバッグ装置(請求項3に係る発明)においては、蛇腹折にて折り畳んだ状態のエアバッグにおいて、ピラーガーニッシュに対応する部位を、他の部位に対して捩ってルーフサイドレールに組付けることで実施できるものであり、バッグ展開ガイド(ジャンプ台)等の付加部品を必要としないため、構成部品の変更・増加がなくて安価に実施することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図6は本発明を乗用車系車両用の頭部保護エアバッグ装置に実施した一実施形態を示していて、この実施形態のエアバッグ装置は、車室側壁に沿ってカーテン状に膨張展開するエアバッグ11と、このエアバッグ11の前端部に組付けたテンションクロス12と、エアバッグ11のガス供給口11a1,11a2にデフューザパイプ13を介して気密的に組付けられるインフレータ14によって構成されるエアバッグモジュール10を備えている。
【0015】
エアバッグ11は、織目方向が前後上下となるように袋織によって形成されていて、表面に気密保持用のコーティングを施されており、前後方向の中間部位上端に設けたガス供給口11a1,11a2と、これらのガス供給口11a1,11a2から前後方向に延びるガス通路11b1,11b2と、これら各ガス通路11b1,11b2に上端にて連通する前席用膨張部11cおよび後席用膨張部11dを有するとともに、中間非膨張部11e、前端非膨張部11fおよび4個の取付片部11gを有している。なお、各取付片部11gには、ルーフサイドレール21への取付孔11g1が設けられている。
【0016】
前席用膨張部11cは、前席(Bピラー23に対応して配設されている座席)に着座する乗員の頭部(図示省略)を保護するもので、上下方向に延びる複数個の膨張室(図示省略のセル)を有している。一方、後席用膨張部11dは、後席に着座する乗員の頭部(図示省略)を保護するもので、上下方向に延びる複数個の膨張室(図示省略のセル)を有している。
【0017】
テンションクロス12は、エアバッグ11の構成布より薄くて安いノンコート織布によって三角形状(形状は適宜変更可能)に形成されていて、後端部12aにてエアバッグ11の前端非膨張部11fに縫合されており、前端部12bに設けた取付孔12b1にてAピラー22に組付けられる(図1参照)ようになっている。
【0018】
デフューザパイプ13は、図1〜図4にて示したように、先端部がT字状で前後一対のガス噴射口13a1,13a2を有していて、基端のガス流入部13bにてインフレータ14のガス噴射口14aに設けた雄ねじ部14bにフレアナット15を用いて気密的かつ一体的に連結固定されている。また、デフューザパイプ13の各ガス噴射口13a1,13a2には、エアバッグ11の各ガス供給口11a1,11a2が締付バンド16を用いて気密的に組付けられている。
【0019】
インフレータ14は、車両の側突時またはロールオーバー時等にガスをエアバッグ11に向けて噴出供給するものであり、その外周に予め組付けたブラケット(図示省略)にて、ルーフサイドレール21にボルト等(図示省略)を用いて組付けられている。また、インフレータ14は、車両の前後方向略中央部においてエアバッグ11の上方にてルーフサイドレール21に沿って前後方向に配置されていて、折り畳まれた状態のエアバッグ11とともに、ルーフヘッドライニング31によって覆われるようになっている。
【0020】
上記のように構成したこの実施形態のエアバッグ装置においては、通常時、エアバッグ11とテンションクロス12が上下方向にて例えば、蛇腹折りで多重に折り畳まれて破断可能な結束テープ17(図3および図4参照)にて保持された状態で、図2に示したように、Aピラー22とルーフサイドレール21に沿って収納されていて、Aピラーガーニッシュ32とルーフヘッドライニング31により被覆されている。
【0021】
また、車両の側突時またはロールオーバー時等において、インフレータ14からガスが噴出し、このガスがデフューザパイプ13を通して各ガス噴射口13a1,13a2からエアバッグ11の各ガス通路11b1,11b2に供給されると、エアバッグ11がルーフヘッドライニング31の該当部位を車室内に向けて変形させて下方に展開するとともに、テンションクロス12がAピラーガーニッシュ32の該当部位を車室内に向けて変形させて下方に展開し、エアバッグ11が図1にて示したように車室内の側壁に沿ってカーテン状に膨張展開する。この際には、エアバッグ11の各膨張部11c,11dが各乗員の頭部側方に位置する頭部保護エリアに向けて膨張展開する。
【0022】
ところで、この実施形態においては、図3〜図6に示したように、折り畳まれた状態のエアバッグ11におけるBピラーガーニッシュ33に対応する部位P1がデフューザパイプ13の先端内側に配置され、他の部位P2がデフューザパイプ13の先端下側に配置されていて、Bピラーガーニッシュ33に対応する部位P1が他の部位P2よりも車幅方向内側にオフセット配置されており、ルーフヘッドライニング31により被覆されている。なお、Bピラーガーニッシュ33は、図6に示したように、クリップ41等を用いてBピラー23に組付けられている。
【0023】
このため、この実施形態では、エアバッグ11のピラーガーニッシュ対応部位P1では、エアバッグ11を他の部位P2より上方で車幅方向内側に位置させることができるとともに、他の部位P2ではエアバッグ11を車室側壁に近づけた状態とすることができる。この結果、エアバッグ11が膨張展開する際のルーフヘッドライニング31を押し開く力が大きくて、ルーフヘッドライニング31を容易に押し開くことができるとともに、展開途中のエアバッグ11は、Bピラーガーニッシュ33の上端部33aに引っ掛かり難く、同ピラーガーニッシュ33とピラー23との間に潜り込み難い。したがって、エアバッグ11の上記した引っ掛かりや潜り込みを効果的に抑制することが可能である。また、エアバッグ11の他の部位P2では、エアバッグ11を窓ガラスに沿って適切に展開させることができる。
【0024】
また、この実施形態においては、折り畳んだ状態のエアバッグ11において、Bピラーガーニッシュ33に対応する部位P1を、他の部位P2よりも上方で車幅方向内側にオフセット配置することで実施できるものであり、バッグ展開ガイド(ジャンプ台)等の付加部品を必要としないため、構成部品の変更・増加がなくて安価に実施することができる。
【0025】
上記実施形態においては、図3〜図6に示したように、折り畳まれた状態のエアバッグ11におけるBピラーガーニッシュ33に対応する部位P1が他の部位P2よりも車幅方向内側にオフセット配置されるようにして実施したが、図7および図8に示したように、蛇腹折りにて折り畳まれた状態のエアバッグ11におけるBピラーガーニッシュ対応部位P1では略90度捩られることで折り畳み端面S1が車幅方向内側に面し、他の部位P2では折り畳み端面S2が下方に面するようにして実施することも可能である。なお、図8の形態に代えて図9の形態を採用して実施することも可能である。
【0026】
図7および図8(または図9)に示した実施形態においては、蛇腹折りにて折り畳まれた状態のエアバッグ11のピラーガーニッシュ対応部位P1では捩られることで折り畳み端面S1が車幅方向内側に面し、他の部位P2では折り畳み端面S2が下方に面しているため、エアバッグ11のピラーガーニッシュ対応部位P1では、エアバッグ11を車幅方向内側に向けて展開させることができるとともに、他の部位P2ではエアバッグ11を車室側壁に沿って展開させることができる。
【0027】
この結果、エアバッグ11のピラーガーニッシュ対応部位P1では、エアバッグ11が膨張展開する際のルーフヘッドライニング31を押し開く力が大きくて、ルーフヘッドライニング31を容易に押し開くことができるとともに、展開途中のエアバッグ11は、ピラーガーニッシュ33の上端部33aに引っ掛かり難く、同ピラーガーニッシュ33とピラー23との間に潜り込み難い。したがって、エアバッグ11の上記した引っ掛かりや潜り込みを効果的に抑制することが可能である。また、エアバッグの他の部位P2では、エアバッグ11を窓ガラスに沿って迅速に展開させることができる。
【0028】
また、この実施形態においては、蛇腹折にて折り畳んだ状態のエアバッグ11において、ピラーガーニッシュ対応部位P1を、他の部位P2に対して捩ってルーフサイドレール21に組付けることで実施できるものであり、バッグ展開ガイド(ジャンプ台)等の付加部品を必要としないため、構成部品の変更・増加がなくて安価に実施することができる。
【0029】
また、上記実施形態においては、図1〜図4に示したように、エアバッグ11が前後一対のガス供給口11a1,11a2を有し、デフューザパイプ13が前後一対のガス噴射口13a1,13a2を有するエアバッグモジュール10に本発明を実施したが、本発明は、図10〜図12に示した実施形態のエアバッグモジュール10にも同様に実施することが可能である。なお、図10〜図12に示した実施形態では、蛇腹折にて折り畳んだ状態のエアバッグ11を保持するために、破断可能な結束テープ17に代えて、破断可能なソック18と、破断可能でエアバッグ11の取付片部11gと共にルーフサイドレール21に固定されるマウンティングブラケット19が採用されている。
【0030】
図10〜図12に示した実施形態のエアバッグモジュール10は、エアバッグ11が単一のガス供給口11aと、これを両膨張部11b,11cに連通させる単一のガス通路11bを有し、デフューザパイプ13が単一のガス噴射口13aを有している。また、この実施形態においても、折り畳まれた状態のエアバッグ11におけるBピラーガーニッシュ33に対応する部位P1が他の部位P2よりも車幅方向内側にオフセット配置されているため、図1〜図6に示した実施形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
【0031】
また、上記実施形態においては、図3および図4にて示したように、エアバッグ11のガス供給口11a1,11a2を僅かに持ち上げるようにして配置した上で、ピラーガーニッシュ対応部位P1を他の部位P2より僅かに上方で車幅方向内側にオフセット配置させるようにして実施したが、図13および図14にて示したように、エアバッグ11のガス供給口11a1,11a2を僅かに押し下げるようにして配置した上で、ピラーガーニッシュ対応部位P1が他の部位P2よりも車幅方向内側にオフセット配置させるようにして実施することも可能である。この場合において、エアバッグ11のガス供給口11a1,11a2部分を車幅方向外側にオフセット配置させて実施する(図14の位置より上方に移動させて実施する)ことも可能である。
【0032】
また、上記実施形態においては、エアバッグ11として袋織バッグを採用したが、縫製バッグや接着(熱溶着)バッグを採用して実施することも可能である。また、上記実施形態においては、乗用車系車両用の頭部保護エアバッグ装置に本発明を実施したが、乗用車系以外の車両用頭部保護エアバッグ装置にも適宜変更して実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による頭部保護エアバッグ装置(車両の右側に装着されるもの)の一実施形態を概略的に示す側面図である。
【図2】 図1に示したエアバッグとテンションクロスが折り畳まれた状態の概略的な側面図である。
【図3】 図2の要部拡大側面図である。
【図4】 図3に示した部分の平面図である。
【図5】 図3の5−5線に沿った断面図である。
【図6】 図3の6−6線に沿った断面図である。
【図7】 本発明の他の実施形態を示す図5相当の断面図である。
【図8】 本発明の他の実施形態を示す図6相当の断面図である。
【図9】 図8に示した部分の他の実施形態を示す断面図である。
【図10】 本発明のその他の実施形態を示す図3相当の側面図である。
【図11】 図10のX−X線に沿った拡大断面図である。
【図12】 図10のY−Y線に沿った拡大断面図である。
【図13】 図3に示した部分の他の実施形態を示す側面図である。
【図14】 図4に示した部分の他の実施形態を示す平面図である。
【符号の説明】
10…エアバッグモジュール、11…エアバッグ、11a1,11a2,11a…ガス供給口、11b1,11b2,11b…ガス通路、11c…前席用膨張部、11d…後席用膨張部、11e…中間非膨張部、11f…前端非膨張部、11g…取付片部、12…テンションクロス、13…デフューザパイプ、13a1,11a2,13a…ガス噴射口、14…インフレータ、21…ルーフサイドレール、22…Aピラー、23…Bピラー、31…ルーフヘッドライニング、32…Aピラーガーニッシュ、33…Bピラーガーニッシュ、P1…ピラーガーニッシュ対応部位、P2…他の部位、S1…ピラーガーニッシュ対応部位の折り畳み端面、S2…他の部位の折り畳み端面。

Claims (3)

  1. 車両前後方向の略中央部にインフレータを配置するとともに、同インフレータからデフューザパイプを介してエアバッグの前席用膨張部と後席用膨張部とに連通するガス通路にガスを供給可能に構成した頭部保護エアバッグ装置において、折り畳んだ状態の前記エアバッグにおけるピラーガーニッシュに対応する部位が、他の部位よりも車幅方向内側にオフセット配置されて、ルーフヘッドライニングにより被覆されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  2. 請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置において、前記エアバッグのピラーガーニッシュ対応部位が前記デフューザパイプの先端内側に配置され、他の部位が前記デフューザパイプの先端下側に配置されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  3. 車両前後方向の略中央部にインフレータを配置するとともに、同インフレータからデフューザパイプを介してエアバッグの前席用膨張部と後席用膨張部とに連通するガス通路にガスを供給可能に構成した頭部保護エアバッグ装置において、前記エアバッグは上下方向で蛇腹折りにて折り畳まれた状態でルーフサイドレールに沿って収納されてルーフヘッドライニングにより被覆されていて、同エアバッグのピラーガーニッシュ対応部位では捩られることで折り畳み端面が車幅方向内側に面し、他の部位では折り畳み端面が下方に面していることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
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