JP3670749B2 - 潤滑油 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、作動油、エンジン油および塑性加工油等として使用されるのに適した潤滑油、詳しくはジメチロールアルカンと飽和および不飽和直鎖脂肪酸混合物から得られる合成エステルを含む潤滑油に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から作動油、エンジン油および塑性加工油等の潤滑油として使用されている合成エステルにはジエステル系およびヒンダードエステル系があり、これらの潤滑油は一般に低粘性、低温流動性、熱安定性および潤滑性等に優れていることおよび高粘度指数を有することが要求されている。
【0003】
しかしながら、ジエステル系潤滑油およびペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、ネオペンチルグリコールを用いたヒンダードエステル系潤滑油を使用する場合、かかる特性を得るためには脂肪酸の炭素原子数を10以下にする必要があり、それに伴い当該潤滑油を適用する機器のホース、パッキンおよびシール材に使用されるニトリル系ゴムに顕著な劣化が生じ問題となっている。また、金属腐食性(特に銅、銅合金)も問題となっている。
【0004】
このような問題の解決手段として、特開平7−224289号公報ではペンタエリスリトールと混合重量比80/20〜50/50のC6−C14直鎖飽和モノカルボン酸およびC6−C10分岐飽和モノカルボン酸の酸成分とにより合成されたエステル潤滑油が開示されている。しかしながら、かかるヒンダードエステル潤滑油においても、脂肪酸として比較的低分子量のものを使用しているため、ニトリル系ゴムの使用に悪影響を及ぼしたり、金属を腐食し、十分な上記特性を有するには至っていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は高粘度指数、優れた潤滑性、低温流動性および熱安定性を有し、ゴム材、特にニトリル系ゴム材が劣化しにくく、更には天然に産する脂肪酸を使用した生分解性のある潤滑油を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明はジメチロールC5−C7アルカンと混合モル比10/90〜50/50の飽和および不飽和C10−C20直鎖脂肪酸から得られる合成エステルであり、40℃における動粘度(JIS−K−2283に基づく)(以下、単に「粘度」とする)が20〜40cSt、粘度指数(JIS−K−2283に基づく)が120以上、かつ流動点が−30℃以下である合成エステルを含む潤滑油に関する。
【0007】
本発明においては、エステルの脂肪酸の炭素鎖を短くすることなく、エステルの粘度および流動点を下げることを試み、ジメチロールC5−C7アルカンと一定混合比の飽和および不飽和C10−C20直鎖脂肪酸とのエステルがかかる要求を満たすことを見いだした。
【0008】
本発明において用いられるジメチロールC5−C7アルカンとしては、例えば、2,2−ジメチロールペンタン、2,2−ジメチロールヘキサン、2,2−ジメチロールヘプタンおよびこれらの混合物等が挙げられ、好ましくはジメチロールペンタンおよびジメチロールヘプタン、特に好ましくはジメチロールヘプタンである。アルカンの炭素原子数が5より少ないと低流動性に欠けることとなり、7より多いとコスト的に高価となり、実用的には不向きとなる。
【0009】
飽和C10−C20直鎖脂肪酸としては、例えば、カプリン酸、ウンデシル酸、ラウリン酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、ヘプタデシル酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、アラキン酸等が挙げられ、これらの2種以上の混合物を用いてもよく、好ましくはラウリン酸、ミリスチン酸である。飽和脂肪酸および不飽和脂肪酸どちらにおいても炭素原子数が10より少ないとニトリル系ゴムおよび金属(特に銅、銅合金)に悪影響を及ぼし、20より多いと流動性が悪くなる。
【0010】
不飽和C10−C20直鎖脂肪酸としては不飽和結合、例えば、二重結合および/または三重結合を1個以上、好ましくは1〜2個有するC10−C20直鎖脂肪酸であれば制限されず、シス体またはトランス体どちらであってもよい。例えば、オレイン酸、ウンデシレン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸およびステアロール酸等が挙げられ、好ましくはオレイン酸、リノール酸であり、またこれらの混合物を用いてもよい。
【0011】
脂肪酸として上記の直鎖および不飽和脂肪酸の混合物を用いることにより、ジメチロールアルカンの2つの水酸基を異なる脂肪酸でエステル化した分子が生成され、エステル分子の対称性が崩れるため、低温において分子の結晶化が起こりにくくなり、流動点は低下すると考えられる。
【0012】
これら飽和C10−C20直鎖脂肪酸および不飽和C10−C20直鎖脂肪酸の混合モル比は10/90〜50/50が好ましく、さらに好ましくは30/70〜40〜60である。混合脂肪酸中、飽和脂肪酸比率が10モル%未満であると、エステル中の二重結合が多くなり熱安定性が悪くなる。一方、飽和脂肪酸比率が50モル%を越えると流動点が上がり所望の値が得られず低温流動性が悪化して極寒の地での使用に耐えられなくなったり、潤滑性および粘度指数が低下し問題となる。
【0013】
本発明の潤滑油に含まれる合成エステルは、このような混合脂肪酸を上述のジメチロールアルカンで既知の方法によりエステル化させることによって得られる。その方法としては、例えば、180〜280℃にて3〜8時間、ジメチロールヘプタンと脂肪酸混合物を還流させる方法が挙げられる。
【0014】
このようにして得られたエステルは40℃における粘度が20〜40cSt、好ましくは25〜35cSt、粘度指数が120以上、好ましくは130〜180、かつ流動点は−30℃以下が好ましい。
【0015】
40℃における粘度について20cSt未満であると潤滑性能が低下することとなり、40cStを越えると寒冷地における油圧機器の低温始動性が悪化する。粘度指数が120未満であると温度による粘度変化が大きくなり、特に加圧下においては固化傾向が現れ問題となる。
【0016】
流動点の測定はJIS−K−2269に基づき行っているが、ここでは液体を冷却していったとき固化する温度を示している。かかる流動点が−30℃より高くなると、極寒の地で屋外にて使用する機器に適用した場合、流動性が悪くなり結晶化する傾向が大きくなり問題となる。
【0017】
本発明の潤滑油には上記合成エステルが10〜100重量%、好ましくは70〜100重量%含まれる。すなわち、本発明においては上記合成エステルを単独でそのまま用いてもよいし、他の基油、例えば、鉱物油等と混合して用いてもよい。
【0018】
また、従来から潤滑油に添加されるいかなる添加剤、例えば、酸化防止剤、防錆添加剤、清浄分散剤、耐荷重添加剤、粘度指数向上剤および金属不活性剤等を添加して用いてもよい。
以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
【0019】
【実施例】
(アルコールの選定)
下記アルコールとオレイン酸とのエステルを以下のように製造し、それの40℃での粘度および流動点を測定した。これら結果を原料モル比率とともに表1に示す。
NPG(ネオペンチルグリコール)
DMH(2,2−ジメチロールヘプタン)
DMP(2,2−ジメチロールペンタン)
CHDM(シクロヘキサンジメタノール)
(エステルの製造方法)
上記各種アルコールとオレイン酸を表1に示すモル比で反応機に仕込み、180〜280℃で脱水反応(エステル化)を行いエステルを製造した。反応率は98%以上であった。
【0020】
【表1】
【0021】
この結果より、ジメチロールヘプタンまたはジメチロールペンタンを用いたエステルが好ましい流動点を有し、粘度に関しても最も好ましい範囲内の値を有することが明らかとなった。
【0022】
実施例1〜5および比較例1〜3
ラウリン酸とオレイン酸とのモル比を表2に示されるように100/0〜0/100に変化させた混合物を調製し、脂肪酸として該混合脂肪酸を、アルコールとしてジメチロールヘプタンを用いたこと以外、上述の方法と同様にして、これら脂肪酸とジメチロールヘプタンとのエステルA〜Hを製造した。原料モル比を表2に示す。
【0023】
(混合比による粘度、流動点および粘度指数の変化)
エステルA〜Hの原液の40℃における粘度、流動点および粘度指数を測定した。これらの結果を以下の表2に示す。
【0024】
【表2】
【0025】
これらの結果より、ラウリン酸が10〜50モル%のとき、すなわちオレイン酸が90〜50モル%のとき、流動点は最も下がり、粘度および粘度指数に関しても最も好ましい範囲内にあることがわかった。
【0026】
(熱安定性評価)
また、飽和脂肪酸混合によるエステルの熱安定性効果を評価するため、エステルA、D、GおよびHそれぞれの原液50gを、100時間、200時間および300時間150℃にて加熱し、それぞれの時間経過後の40℃における粘度を測定した。その結果を表3に示す。
【0027】
【表3】
【0028】
これらの結果よりラウリン酸含量が増加するにつれてエステルの粘度増加は減少する、すなわち熱安定性は上昇することが明らかとなった。混合脂肪酸中の不飽和脂肪酸比率が90モル%を越えると粘度変化率が著しく高くなり、熱安定性および使用時の始動性が悪化し問題となる。これらからエステルの熱安定性の悪化(熱性劣化)は不飽和脂肪酸二重結合の何等かの関与、例えば、酸化および重合等が原因であると考えられ、脂肪酸にラウリン酸等の飽和脂肪酸を混合することが熱性劣化に伴う粘度増加をある程度抑制できることを示唆するものである。
【0029】
(潤滑性評価)
シェル式特殊高速四球試験機(1800rpm、30kgf、30分間:神鋼造機(株)社製)により室温にてエステルAおよびDの原液を用いたときの摩耗こん径を測定して潤滑性を評価した。また、エステルDに関してはその原液を(財)機械振興協会にて実際のポンプに適用し、カムリングおよびベーンの摩耗量を測定して潤滑性を評価した。その試験条件は温度50℃、エステル量45リットル、圧力14Mpa、回転速度1500rpm、運転時間100時間であった。なお、これらの試験においては既存エステルとしてトリメチロールプロパントリオレエートについても測定した。上記摩耗こん径の測定結果については表4に示し、上記摩耗量の測定結果については表5に示す。
【0030】
【表4】
【0031】
【表5】
【0032】
シェル式特殊高速四球試験において、エステルDについては既存エステルより優れた潤滑性が確認された。エステルAについては油膜切れを起こし測定不能であった。ポンプ試験においても、エステルDの摩耗量は既存エステルの1/2以下であり、優れた潤滑性が示された。
【0033】
(ゴム材浸漬試験)
エステルDのゴム材に対する影響を調べるため、JIS−K−6301に準じ、100℃のエステルDの原液に中ニトリルの断片を168時間浸漬し、浸漬前と比較した。なお、ペンタエリスリトールテトラアルキレート(アルキル鎖は炭素原子数が8および/または10である。以下、「PETA」とする。)についても調べた。これらの結果を表6に示す。
【0034】
【表6】
【0035】
この結果より、本発明の潤滑油をニトリル系ゴム材料のものに適用しても実用上問題ないことがわかった。
【0036】
(生分解性評価)
(財)日本食品分析センター多摩研究所にてCEC L−33−T−82L「Biodegradability of Two-Stroke Cycle Outboard Engine Oil in Water」により、エステルDの生分解性を評価した。結果を表7に示す。なお、エコマーク認定基準は生分解率66.7%以上である。
【0037】
【表7】
【0038】
この結果より、生分解性にも優れていることが明らかとなった。
【0039】
【発明の効果】
本発明により、高粘度指数、優れた潤滑性、低温流動性および良好な熱安定性を有する潤滑油を容易に提供できる。また、本発明の潤滑油はゴム材、特にニトリル系ゴムを劣化させにくく生分解性があり環境性にも優れている。
Claims (1)
- ジメチロールC5−C7アルカンと混合モル比10/90〜50/50の飽和および不飽和C10−C20直鎖脂肪酸から得られる合成エステルであり、40℃における動粘度が20〜40cSt、粘度指数が120以上、かつ流動点が−30℃以下である合成エステルを含む潤滑油。
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