JP3664719B2 - 枝管流路遮蔽装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、水道本管に分岐接続する消火栓用や空気弁用の枝管に介装の仕切弁を、水道本管での送水を行いながらも枝管からの漏水を防止した状態で交換する場合などに用いられる枝管流路遮蔽装置に関する。
従来の枝管流路遮蔽装置では、図19に示すように、流体輸送用の本管に分岐接続され、かつ、その中間に仕切弁が介装された枝管の端部開口を閉塞するようにその仕切弁の下流側端部に装着可能な有底筒状の蓋体7と、この蓋体7を密封状態で軸芯方向に摺動自在に貫通する筒状の第1操作軸8と、この第1操作軸8内を軸芯方向に摺動自在に貫通する第2操作軸9とを設け、それら第1操作軸8及び第2操作軸9の内端側に各別の押圧板10,11を取付けるとともに、両押圧板10,11間に、それら一対の押圧板10,11による軸芯方向からの挟圧で枝管の内周面に密着する拡径状態に弾性変形してその内周面と両押圧板10,11の外周部との間を遮蔽する横断面円形の弾性環状体12を介装し、更に、第2操作軸9の内端側と上流側に位置する第1押圧板10との間に亘って、第1操作軸8に対する第2操作軸9の外端側への摺動に連動して、弾性環状体12による遮蔽箇所よりも上流側に形成された大径管部分に対して係合可能な拡径姿勢に屈曲しながら張り出す係止リンク13,14対を周方向三箇所に備えた抜止め手段Dが設けられている。
前記抜止め手段Dは、第2操作軸9の内端側に摺動自在に外嵌された取付け筒体21の外周面で、その周方向の三箇所に設けられた連結部22に、上流側に位置する係止リンク13の端部を揺動自在に枢支連結するとともに、上流側に位置する第2押圧板11の端面の周方向三箇所に設けた連結部20には、下流側に位置する係止リンク14の端部を揺動自在に枢支連結し、更に、第2操作軸9の内端には、第2操作軸9に対する第2押圧板11の上流側への最大移動位置を設定するストッパー用のナット15及びロック用ナット16が螺合されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
実公平4−3196号公報 特公平7−81669号公報
従来の枝管流路遮蔽装では、係止リンク13,14対が縮径姿勢に伸展されたとき、この係止リンク13,14対と第2操作軸9の外周面との間には、係止リンク13,14対の屈曲枢支連結点S2が、取付け筒体21の連結部22に対する枢支連結点S1と第2押圧板11の連結片20に対する枢支連結点S3とを結ぶ線分よりも第2操作軸9側に突出する状態にまでの屈曲を許容する空間が形成されている。そのため、ナット15に緩みが生じたり、ナット15による初期設定位置に誤りがあったり、或いは、係止リンク13,14対の各枢支連結部に大きなガタが発生した場合、係止リンク13,14対の屈曲枢支連結点S2が、取付け筒体21の連結部22に対する枢支連結点S1と第2押圧板11の連結部20に対する枢支連結点S3とを結ぶ線分上に位置することがあり、その結果、第1操作軸8に対して第2操作軸9を外端側へ摺動操作した際、係止リンク13,14対の屈曲枢支連結点S2が、取付け筒体21の連結部22に対する枢支連結点S1と第2押圧板11の連結部20に対する枢支連結点S3とを結ぶ線分よりも第2操作軸9側に突出する反転状態に屈曲する可能性があり、このような係止リンク13,14対の反転状態が発生すると、係止リンク13,14対による所期の係止機能が喪失することになる。
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、抜止め手段を構成する操作部材の緩みや設定ミス等が発生しても、係止リンク対による所期の係止機能を常に確実、良好に発揮させることのできる枝管流路遮蔽装置を提供する点にある。
本発明の第1の特徴構成は、流体輸送用の本管に分岐接続され、かつ、仕切弁が介装された枝管の端部開口を閉塞するようにその仕切弁の下流側端部又はそれに接続する管部分の端部に装着可能な蓋体と、この蓋体を密封状態で軸芯方向に摺動自在に貫通する筒状の第1操作軸と、この第1操作軸内を軸芯方向に摺動自在に貫通する第2操作軸とを設け、この第1操作軸及び第2操作軸の内端側に取付けられた両押圧板間に、これらによる軸芯方向からの挟圧で枝管の内周面に密着する拡径状態に弾性変形してその内周面と両押圧板の外周部との間を遮蔽する弾性環状体を介装し、更に、第2操作軸の内端側と上流側に位置する押圧板との間に亘って、第1操作軸に対する第2操作軸の外端側への摺動に連動して、弾性環状体による遮蔽箇所よりも上流側の部位に対して係合可能な拡径姿勢に屈曲しながら張り出す係止リンク対を備えた抜止め手段が設けられている枝管流路遮蔽装置であって、
前記第2操作軸に、前記抜止め手段の係止リンク対が縮径姿勢に伸展操作されたとき、係止リンク対の屈曲枢支部が径方向外方に突出位置する外側腰折れ姿勢に接当規制する弾性矯正体を備えた反転防止手段が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、例えば、係止リンク対が縮径姿勢に伸展操作されたとき、この係止リンク対と第2操作軸の内端側外周面との間に、係止リンク対の屈曲枢支連結点が、第2操作軸の内端側に対する枢支連結点と上流側に位置する押圧板に対する枢支連結点とを結ぶ線分よりも第2操作軸側に突出する状態にまでの屈曲を許容する空間が形成されている条件下において、抜止め手段を操作する操作部材の緩みや設定ミスが発生したり、或いは、係止リンク対の各枢支連結部に大きなガタが発生した場合でも、係止リンク対の屈曲枢支連結点が、両端側の枢支連結点を結ぶ線分上に位置することがなく、反転防止手段によって係止リンク対の屈曲枢支部が径方向外方に突出位置する外側腰折れ姿勢に常に接当規制することができる。
従って、抜止め手段を操作する操作部材の緩みや設定ミスが発生したり、或いは、係止リンク対の各枢支連結部に大きなガタが発生した場合でも、係止リンク対による所期の係止機能を常に確実、良好に発揮させることができる。
本発明の枝管流路遮蔽装置による第2の特徴構成は、前記反転防止手段が、縮径姿勢に伸展操作される係止リンク対が所定の外側腰折れ姿勢に到達したとき、少なくとも一方の係止リンクに当接する筒状の弾性矯正体を第2操作軸の内端側に外装して構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、拡径姿勢にある係止リンク対を縮径姿勢に伸展操作するとき、係止リンク対の屈曲枢支連結点が両端側の枢支連結点を結ぶ線分上に到達する前に、第2操作軸の内端側に外装された筒状の弾性矯正体に対して少なくとも一方の係止リンクが当接して、リンク対を所定の外側腰折れ姿勢に確実に維持することができる。
従って、第2操作軸の内端側に筒状の弾性矯正体を外装するだけであるから、構造の簡素化と組付けの容易化を図ることができるとともに、リンク当接時の衝撃の緩和と騒音発生の低減化を図ることができる。
本発明の枝管流路遮蔽装置による第3の特徴構成は、前記反転防止手段が、第2操作軸の内端側に外嵌され、かつ、一方の係止リンクの端部と枢支連結される連結部を備えた取付け筒体に、縮径姿勢に伸展操作される係止リンク対が所定の外側腰折れの姿勢に到達したとき、一方の係止リンクに当接するリング状の弾性矯正体を装着して構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、拡径姿勢にある係止リンク対を縮径姿勢に伸展操作するとき、係止リンク対の屈曲枢支連結点が両端側の枢支連結点を結ぶ線分上に到達する前に、第2操作軸の内端側に外嵌された取付け筒体に装着されているリング状の弾性矯正体に対して、取り付け筒体の連結部に枢支連結されている一方の係止リンクが当接して、リンク対を所定の外側腰折れ姿勢に確実に維持することができる。
従って、一方の係止リンクを枢支連結するための取付け筒体にリング状の弾性矯正体を装着するだけであるから、弾性矯正体を設ける為の大きなスペースを確保する必要がなく、構造の簡素化と組付けの容易化を図ることができるとともに、リンク当接時の衝撃の緩和と騒音発生の低減化を図ることができる。
本発明の枝管流路遮蔽装置による第4の特徴構成は、前記反転防止手段が、縮径姿勢に伸展操作される係止リンク対が所定の外側腰折れ姿勢に到達したときに最初に係止リンクに当接する弾性矯正体と、該弾性矯正体との当接後において設定限界の外側腰折れ姿勢に到達したときに係止リンクに当接する硬質規制部から構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、係止リンク対が縮径姿勢に伸展操作されるとき、所定の外側腰折れ姿勢で係止リンクと当接した弾性矯正体を弾性圧縮しながら径方向内方に伸展揺動する係止リンクの屈曲枢支連結点が両端側の枢支連結点を結ぶ線分上に到達する前に、係止リンクを前記硬質規制部が受け止めることができる。
また、前記弾性環状体の軸芯方向中央部の外周面を、その軸芯方向中央位置が最も外方に突出する部分球状面に形成してもよい
上記構成によれば、一対の押圧板間に介装した筒状の弾性環状体を、これら両押圧板による軸芯方向からの挟圧で拡径状態に弾性変形させる際、弾性環状体の軸芯方向両端部が小径に構成され、かつ、大径中央部の外周面が、その軸芯方向中央位置が最も外方に突出する部分球状面に形成されているため、圧縮時の操作抵抗が小さくなり、それでいて、弾性環状体の軸芯方向中央部が軸芯方向両端部よりも大径に構成されているため、弾性環状体全体としての拡径変形量を確保することができる。
また、前記両押圧板に、筒状の弾性環状体の軸芯方向両端部の外周面に当接可能な環状押さえ部を形成してもよい
上記構成によれば、一対の押圧板間に介装した筒状の弾性環状体を、これら両押圧板による軸芯方向からの挟圧で拡径状態に弾性変形させたとき、両押圧板に形成された環状押さえ部が径方向外方に膨出した弾性環状体の膨出部分に食い込むから、流体圧による弾性環状体の外れを確実に防止することができる。
また、前記弾性環状体の大径中央部の内周面を、その軸芯方向中央位置が最も外方に突出する部分球状面に形成してもよい
上記構成によれば、一対の押圧板間に介装した筒状の弾性環状体を、これら両押圧板による軸芯方向からの挟圧で拡径状態に弾性変形させる際、弾性環状体の軸芯方向両端部が小径に構成され、かつ、大径中央部の外周面及び内周面の各々が、その軸芯方向中央位置が最も外方に突出する部分球状面に形成されているため、圧縮時の操作抵抗を大幅に軽減することができる。
〔第1実施形態〕
図1は流体輸送経路途中の枝管接続構造を示し、流体輸送用本管の一例である水道本管P1の途中に一体的に突出形成された分岐管部1の連結フランジ部1Aに、それの内径よりも小径の接続管部2Aを備えた連結蓋体2が、ボルト3・ナット4を介して密封状態で脱着自在に固定連結され、この連結蓋体2の接続管部2Aに形成された連結フランジ部2Bには、連結フランジ部5A,5Bを両端に備えた分岐管5と、連結フランジ部6A,6Bを両端に備えた仕切弁6が、夫々ボルト3・ナット4を介して密封状態で脱着自在に固定連結されていて、水道本管P1の分岐管部1と連結蓋体2と分岐管5と仕切弁6とをもって枝管P2が構成されているとともに、仕切弁6の下流側連結フランジ部6Bには、空気弁Bや消火栓等の機器或いは水道管等が密封状態で脱着自在に固定連結されている。
次に、枝管P2に介装されている仕切弁6を、水道本管P1での送水を行いながらも枝管P2からの漏水を防止した状態で新しい仕切弁6と交換する場合に用いられる枝管流路遮蔽装置Aについて説明する。
図1〜図11に示すように、枝管P2の端部開口を閉塞するように仕切弁6の下流側連結フランジ部6Bに対して密封状態で連結可能な連結フランジ部7Aを備えた有底筒状の蓋体7の底壁部7Bに、この底壁部7Bの中央部を密封状態で軸芯方向に摺動自在に貫通する筒状の第1操作軸8と、この第1操作軸8内を軸芯方向に摺動自在に貫通する第2操作軸9とが設けられ、この第1操作軸8及び第2操作軸9の内端側には、枝管P2内の流路、つまり、連結蓋体2の接続管部2A内の流路を遮蔽(遮断)するための閉塞手段Cと、この閉塞手段Cによる遮蔽箇所よりも上流側の大径管壁部、つまり、連結蓋体2の蓋板部2Cの流路開口周縁に対して係合可能な拡径姿勢に屈曲しながら張り出す係止リンク13,14対を備えた抜止め手段Dが設けられているとともに、閉塞手段C及び抜止め手段Dを外部から両操作軸8,9を介して操作する操作手段Eが設けられている。
次に、前記閉塞手段Cについて説明する。
図2、図11に示すように、第1操作軸8の内端部に、円環状の押圧面10A及び先端側に向かって同芯円で開口する中空部10Bを備えた第1押圧板10が外嵌固定され、第2操作軸9の内端側には、第1押圧板10の押圧面10Aと軸芯方向で相対向する円環状の押圧面11A及び第1押圧板10の中空部10Bに対して軸芯方向から摺動自在に内嵌する筒状部11Bを備えた第2押圧板11が、軸芯方向に摺動自在に外嵌されているとともに、第2操作軸9に対する第2押圧板11の上流側への最大移動位置を設定するストッパー用のナット15とロック用のナット16が、第2操作軸9の内端側に形成されたネジ軸部9aに螺合されている。
前記第1押圧板10の外径及び第2押圧板11の外径は、蓋体7内の格納室7Cから仕切弁6及び分岐管5を通して連結蓋体2の接続管部2A内に出し入れ操作することができるように、枝管P2の構成部材である連結蓋体2の接続管部2Aの内径よりも小なる外径、換言すれば、枝管P2の構成部材の中で最も小なる内径に構成されている仕切弁6のボール弁体6Cにおける流路6Dの内径よりも小なる外径に形成されている。
また、前記第2押圧板11の筒状部11Bには、非加圧状態(自然状態)で仕切弁6のボール弁体6Cにおける流路6Dの内径よりも小なる外径に形成され、かつ、両押圧板10,11の押圧面10A,11Aによる軸芯方向からの挟圧により、連結蓋体2の接続管部2Aの内周壁面に密着する拡径状態に弾性変形してその内周壁面と両押圧板10,11の外周部との間を遮蔽するウレタンゴム製の弾性環状体12が外装されている。
前記弾性環状体12は、第2押圧板11の筒状部11Bに密着状態で装着自在な円筒状に構成され、それの軸芯方向中央部12aが軸芯方向両端部12bよりも大径に構成されているとともに、その大径中央部12aの外周面12dは、それの軸芯方向中央位置が最も外方に突出する部分球状面に形成され、更に、両小径端部12bの端面の外周側端面部分12cが、軸芯に直交する垂直平面に対して所定角度(当該実施形態では30度)で傾斜する環状傾斜面に形成されている。
前記第1押圧板10の押圧面10Aの外周側端面部分10a及び第2押圧板11の押圧面11Aの外周側端面部分11aの各々が、弾性環状体12の両端面における外周側環状傾斜面12cに対して軸芯方向から密着接当するように、半径方向外方ほど弾性環状体12の軸芯方向中央位置側に位置する環状傾斜押圧面に形成されているとともに、第1押圧板10の押圧面10Aの外周縁側及び第2押圧板11の押圧面11Aの外周縁には、弾性環状体12の軸芯方向両端部12bの外周面に接触状態で外嵌な環状押さえ部10C,11Cが形成されている。
そして、両押圧板10,11間に介装した弾性環状体12を、これら両押圧板10,11による軸芯方向からの挟圧で拡径状態に弾性変形させる際、弾性環状体12の軸芯方向両端部12bが小径に構成され、かつ、軸芯方向中央部12aの外周面12dが、それの軸芯方向中央位置が最も外方に突出する部分球状面に形成されているため、圧縮時の操作抵抗が小さくなり、それでいて、弾性環状体12の軸芯方向中央部12aが軸芯方向両端部12bよりも大径に構成されているため、弾性環状体12全体としての拡径変形量を充分に確保することができる。
しかも、図10、図11に示すように、両押圧板10,11間に介装した筒状の弾性環状体12を、これら両押圧板10,11による軸芯方向からの挟圧で拡径状態に弾性変形させたとき、両押圧板10,11に形成された環状押さえ部10C,11Cが径方向外方に膨出した弾性環状体12の膨出部分に軸芯方向から食い込むから、水道本管P1内を流動する水道水の水圧による弾性環状体12の外れを確実、強力に防止することができる。
次に、前記抜止め手段Dについて説明する。
図2、図9に示すように、第2押圧板11の上流側端面の周方向三箇所に、下流側の係止リンク14の端部が揺動自在に枢支連結される板状の連結部20が固着されているとともに、第2操作軸9の内端側ネジ軸部9aに摺動自在に外嵌された取付け筒体21の外周面の周方向三箇所には、上流側の係止リンク13の端部が揺動自在に枢支連結される板状の連結部22が固着され、更に、第2操作軸9に対する取付け筒体21の上流側への最大移動位置を設定するストッパー用のナット23が、第2操作軸9の内端側ネジ軸部9aの先端側に螺合されている。
そして、第2押圧板11の連結部20と取付け筒体21の連結部22とのうち、軸芯方向で相対向する三組の連結部20,22に亘って夫々係止リンク13,14対が枢支連結されていて、図7〜図9に示すように、第1操作軸8に対する第2操作軸9の外端側への摺動に連動して、弾性環状体12による遮蔽箇所よりも上流側の内周壁面、つまり、連結蓋体2の蓋板部2Cの流路開口周縁に対して係合可能な拡径姿勢に屈曲しながら張り出すように構成されているとともに、図2に示すように、第2操作軸9に、抜止め手段Dの係止リンク13,14対が縮径姿勢に伸展されたとき、係止リンク13、14に当接して係止リンク13,14対の屈曲枢支部S2が径方向外方に突出位置する外側腰折れ姿勢、つまり、係止リンク13,14対の屈曲枢支連結点S2が、取付け筒体21の連結部22に対する枢支連結点S1と第2押圧板11の連結部20に対する枢支連結点S3とを結ぶ線分Yよりも径方向外方に突出位置する外側腰折れ姿勢に接当規制する反転防止手段Fが設けられている。
前記反転防止手段Fを構成するに、図2に示すように、第2操作軸9の内端側ネジ軸部9aのうち、取付け筒体21とロックナット16との間に位置する軸部分に、縮径姿勢への伸展作動に連れて三つの上流側係止リンク13の側辺に当接する弾性変形可能なゴム製の弾性矯正筒体24を外装するとともに、取付け筒体21の下流側端部には、弾性矯正筒体24を局部的に弾性圧縮しながら径方向内方に伸展揺動する三つの上流側係止リンク13の側辺に当接して、各上流側係止リンク13を最も線分Yに近接する設定限界の外側腰折れ姿勢で受止める矯正鍔部25が一体形成されている。
前記反転防止手段Fは、縮径姿勢に伸展操作される係止リンク13に対して最初に当接する弾性規制部である弾性矯正筒体24と、弾性矯正筒体24との当接後において係止リンク13に当接する硬質規制部である取付け筒体21の矯正鍔部25とから構成されている。
次に、前記操作手段Eについて説明する。
図3、図4に示すように、前記第1操作軸8は、第1押圧板10の取付け筒部10Dに対して軸芯方向から嵌合固定される取付け軸部8aを内端側に備えた長尺の操作本体筒軸8Aと、この操作本体筒軸8Aの外端側に嵌合固定される操作延長筒軸8Bとからなり、この操作延長筒軸8Bの内周面8bが正六角形の異径内周面に形成されている。
前記第2操作軸9は、内端側ネジ軸部9aを備えた長尺の操作本体軸9Aと、この操作本体軸9Aの外端側に螺合固定される操作延長軸9Bとからなり、この操作延長軸9Bには、第1操作軸8の操作延長筒軸8Bの端部にスラストベアリング29を介して当接可能な操作ネジ部材30が螺合する外端側ネジ軸部9bと、第1操作軸8の操作延長筒軸8Bに相対回転不能な状態で軸芯方向にのみ摺動自在に嵌合する外周面が正六角形に形成された大径の角軸部9cが形成されている。
そして、前記操作ネジ部材30を締付け側に螺合操作すると、図10,図11に示すように、第2操作軸9に対して第1操作軸8が内端側に押込み摺動され、第2押圧板11に対する第1押圧板10の近接移動に伴う挟圧作用により、非圧縮状態にある弾性環状体12が連結蓋体2の接続管部2Aの内周壁面に密着する拡径状態に弾性変形して、その接続管部2Aの内周壁面と両押圧板10,11の外周部との間を密封状態で遮蔽する。
また、前記第1操作軸8の操作延長筒軸8Bには、一対の第1押え操作杆31が脱着自在に嵌合保持されているとともに、この両第1押え操作杆31には、第2操作軸9の操作延長軸9Bに脱着自在に嵌合保持された第2押え操作杆32に対して係脱操作自在で、係合状態では水圧に抗して第1操作軸8に対する第2操作軸9の外端側への摺動を阻止する第1係止リング33と、蓋体7の底壁部7Bに固着されたL型の一対の係止片34に対して係脱操作自在で、係合状態では水圧に抗して蓋体7に対する第1操作軸8の外端側への摺動を阻止する第2係止リング35が設けられている。
尚、前記蓋体7には止水確認用の排水管36が接続され、この排水管36には開閉操作レバー37Aを備えた水栓37が接続されている。
次に、上述の如く構成された枝管流路遮蔽装置Aを用いての仕切弁6の交換工法について説明する。
[1]図1に示すように、仕切弁6を閉じ操作して、空気弁Bを仕切弁6の連結フランジ部6Bから取り外すとともに、枝管流路遮蔽装置Aに装備された蓋体7の連結フランジ部7Aを取付ける。
このとき、図5に示すように、一対の第1係止リング33を第2押え操作杆32に係合させたまま、一対の第2係止リング35を蓋体7の両係止片34から取り外し、両操作軸8,9を蓋体7に対して上方に引き上げ移動させ、閉塞手段C及び抜止め手段Dを蓋体7の格納室7C内に格納する。
両操作軸8,9の軸芯方向での位置関係は、両第1係止リング33によって規制されていて、その状態では両押圧板10,11の対向間隔が弾性環状体12を圧縮しない又はそれに近い間隔に設定されているため、弾性環状体12は縮径状態に維持されている。
[2]図6に示すように、仕切弁6を開き操作して、両操作軸8,9を蓋体7に対して下方に押し込み移動させ、一対の第2係止リング35を蓋体7の両係止片34に係合して、両操作軸8,9を押し込み操作位置に保持する。
このとき、抜止め手段Dは、連結蓋体2の接続管部2A内の流路よりも断面積の大きな分岐管部1内に位置している。
[3]図7に示すように、一対の第1係止リング33を第2押え操作杆32から取り外すとともに、第2操作軸9の操作延長軸9Bから第2押え操作杆32を取り外すと、水道本管P1を流動する水道水の水圧又はこの水圧と人為的な引き上げ操作力とによって、第2操作軸9が第1操作軸8に対して外端側に摺動し、これに連動して第2押圧板11の連結部20と取付け筒体21の連結部22とに亘って枢支連結された係止リンク13,14対が拡径姿勢に屈曲しながら張り出す。
この状態で、図8,図9に示すように、両第2係止リング35を蓋体7の両係止片34から取り外し、水道水の水圧又はこの水圧と人為的な引き上げ操作力とによって、両操作軸8,9を蓋体7に対して上方に摺動させると、拡径姿勢に屈曲した係止リンク13,14対が、弾性環状体12による遮蔽箇所よりも上流側の内周壁面、つまり、連結蓋体2の蓋板部2Cの流路開口周縁に対して係合する。
[4]図10、図11に示すように、操作ネジ部材30を人為的に締付け側に螺合操作すると、第2操作軸9に対して第1操作軸8が内端側に押込み摺動され、第2押圧板11に対する第1押圧板10の近接移動に伴う挟圧作用により、縮径状態にある弾性環状体12が連結蓋体2の接続管部2Aの内周壁面に密着する拡径状態に弾性変形して、その接続管部2Aの内周壁面と両押圧板10,11の外周部との間が密封状態で遮蔽される。
[5]図12に示すように、蓋体7の排水管36に接続した水栓37の開閉操作レバー37Aを開き操作して放水させ、その放水が止まることで止水を確認したのち、第1押え操作杆31、蓋体7を除去したのち、仕切弁6を分岐管5の連結フランジ部5Bから取り外し、新たな仕切弁6を分岐管5の連結フランジ部5Bに取付ける。
〔第2実施形態〕
上述の第1実施形態では、操作ネジ部材30の人為的な締付け操作により、第2押圧板11に対して第1押圧板10を近接移動させるように構成したが、図13に示すように、一対の油圧ジャッキ40により、第2押圧板11に対して第1押圧板10を近接移動させるように構成してもよい。
つまり、第1操作軸8の操作延長筒軸8Bに、一対の第1押え操作杆31を脱着自在に嵌合保持し、各第1押え操作杆31には、油圧ジャッキ40の取付けプレート41をボルト42で取り付けるとともに、第2操作軸9の操作延長軸9Bには、油圧ジャッキ40のピストンロッド40Aの先端に当接可能な受圧面43aを備えた略T字状の操作アーム43が着脱自在に螺合されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第3実施形態〕
図14は、抜止め手段Dの係止リンク13,14対が縮径姿勢に伸展操作されたとき、係止リンク13,14対の屈曲枢支部S2が径方向外方に突出位置する所定の外側腰折れ姿勢に当接規制する反転防止手段Fの改良を示し、金属製の取付け筒体21の下流側端部に、径方向内方に伸展揺動する三つの上流側係止リンク13の側辺に当接して、各上流側係止リンク13を最も線分Yに近接する設定限界の外側腰折れ姿勢で受止める矯正鍔部25を一体形成するとともに、この矯正鍔部25と第2連結部22との間には、縮径姿勢への伸展作動に連れて三つの上流側係止リンク13の側辺に当接する弾性変形可能なウレタンゴム製等の弾性矯正リング45を外装して構成してある。
この第3実施形態における反転防止手段Fも、第1実施形態の反転防止手段Fと同様に、縮径姿勢に伸展操作される係止リンク13に対して最初に当接する弾性規制部である弾性矯正リング45と、弾性矯正リング45との当接後において係止リンク13に当接する硬質規制部である取付け筒体21の矯正鍔部25とから構成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第4実施形態〕
図15、図16は、前記弾性環状体12の別実施形態を示し、これは、第2押圧板11の筒状部11Bに密着状態で装着自在な円筒状に構成され、それの軸芯方向中央部12aが軸芯方向両端部12bよりも大径に構成されているとともに、その大径中央部12aの外周面12dは、それの軸芯方向中央位置が最も外方に突出する部分球状面に形成され、更に、弾性環状体12の大径中央部12aの内周面12eが、その軸芯方向中央位置が最も外方に突出する部分球状面に形成されている。
また、両小径端部12bの端面の外周側端面部分12cが、軸芯に直交する垂直平面に対して所定角度(当該実施形態では30度)で傾斜する環状傾斜面に形成されている。
そして、一対の押圧板10,11間に介装した筒状の弾性環状体12を、これら両押圧板10,11による軸芯方向からの挟圧で拡径状態に弾性変形させる際、弾性環状体12の軸芯方向両端部12bが小径に構成され、かつ、大径中央部12aの外周面12d及び内周面12eの各々が、その軸芯方向中央位置が最も外方に突出する部分球状面に形成されているため、圧縮時の操作抵抗を大幅に軽減することができる。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第5実施形態〕
図17、図18は、前記弾性環状体12の別実施形態を示し、これは、第2押圧板11の筒状部11Bに密着状態で装着自在な円筒状に構成され、それの軸芯方向中央部12aが軸芯方向両端部12bよりも大径に構成されているとともに、その大径中央部12aの外周面12dは、それの軸芯方向全域に亘って両押圧板10,11の環状押え部10C,11Cの外径と同一又は略同一の外径の円周面に形成され、更に、両小径端部12bの端面の外周側端面部分12cが、軸芯に直交する垂直平面に対して所定角度(当該実施形態では30度)で傾斜する環状傾斜面に形成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔その他の実施形態〕
(1)上述の各実施形態では、前記反転防止手段Fを、第2操作軸9の内端側に設けられた弾性矯正筒体24と取付け筒体21の矯正鍔部25との組み合わせ、又は、弾性矯正リング45と取付け筒体21の矯正鍔部25との組み合わせから構成したが、何れかの一方だけをもって構成してもよい。
(2)上述の各実施形態では、前記反転防止手段Fを、第2操作軸9の内端側に設けられた弾性矯正筒体24と取付け筒体21の矯正鍔部25、又は、弾性矯正リング45と取付け筒体21の矯正鍔部25から構成したが、係止リンク13,14対間に、抜止め手段Dの係止リンク対13,14が縮径姿勢に伸展されたとき、係止リンク対13,14の屈曲枢支部が径方向外方に突出位置する所定の外側腰折れ姿勢に接当規制する規制部材を設けて構成してもよい。
要するに、前記反転防止手段Fとしては、係止リンク13,14対の屈曲枢支連結点S2が、取付け筒体21の連結部22に対する枢支連結点S1と第2押圧板11の連結部20に対する枢支連結点S3とを結ぶ線分Yよりも径方向外方に突出位置する指定の外側腰折れ姿勢に接当規制することのできるものであれば、如何なる構造のものを用いて実施してもよい。
(3)上述の第1実施形態では、前記抜止め手段Dの係止リンク13,14対を、弾性環状体12による遮蔽箇所よりも上流側の管壁部、つまり、連結蓋体2の蓋板部2Cの流路開口周縁に対して係合するように構成したが、この係止リンク13,14対を水道本管P1における分岐管部1の開口周縁に対して係合するように構成してもよい。
(4)上述の第1実施形態では、流体輸送用本管の一例である水道本管1に分岐管部1を一体形成してあるものを例に挙げて説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、水道本管に、それの周方向に沿って脱着自在に固定連結される複数の分割継手体を備え、かつ、そのうちの一つに水道本管の周壁に形成された貫通孔に対して管径方向(分岐軸芯方向)から連通する分岐管部を一体的に突設してある管継手が装着されているものであってもよい。
(5)上述の第1実施形態では、反転防止手段Fを構成する弾性矯正筒体24及び取付け筒体21の矯正鍔部25を、一方の係止リンク13に当接させるように構成したが、他方の係止リンク14又は両係止リンク13,14に当接させるように構成してもよい。
本発明の第1実施形態を示し、空気弁に代えて枝管流路遮蔽装置を取付けるときの一部切欠き正面図、 枝管流路遮蔽装置の閉塞手段及び抜止め手段の拡大断面正面図 枝管流路遮蔽装置の操作手段の拡大断面正面図 図3におけるIV−IV線側面図 仕切弁に枝管流路遮蔽装置を連結したときの断面正面図 閉塞手段及び抜止め手段を下降したときの断面正面図 抜止め手段の係止リンク対を拡径させたときの断面正面図 閉塞手段及び抜止め手段を上昇させて拡径姿勢の係止リンク対を係合させたときの断面正面図 抜止め手段の係止リンク対を拡径させたときの要部の拡大断面正面図 閉塞手段の弾性環状体を拡径状態に弾性変形させたときの断面正面図 閉塞手段の弾性環状体を拡径状態に弾性変形させたときの要部の拡大断面正面図 第1押え操作杆、蓋体、仕切弁を取り外したときの断面正面図 本発明の第2実施形態を示す枝管流路遮蔽装置の断面正面図 本発明の第3実施形態を示す枝管流路遮蔽装置の要部の拡大断面図 本発明の第4実施形態を示す枝管流路遮蔽装置の要部の拡大断面図 弾性環状体の拡大断面図 本発明の第5実施形態を示す枝管流路遮蔽装置の要部の拡大断面図 弾性環状体の拡大断面図 従来の枝管流路遮蔽装置の断面正面図
符号の説明
D 抜止め手段
F 反転防止手段
P1 流体輸送用本管(水道本管)
P2 枝管
6 仕切弁
7 蓋体
8 第1操作軸
9 第2操作軸
10 第1押圧板
10C 環状押え部
11 第2押圧板
11C 環状押え部
12 弾性環状体
12a 大径中央部
12b 端部
12d 部分球状外周面
12e 部分球状内周面
13 上流側係止リンク
14 下流側係止リンク
20 第1連結部
21 取付け筒体
22 第2連結部
24 弾性矯正筒体
45 弾性矯正リング

Claims (4)

  1. 流体輸送用の本管に分岐接続され、かつ、仕切弁が介装された枝管の端部開口を閉塞するようにその仕切弁の下流側端部又はそれに接続する管部分の端部に装着可能な蓋体と、この蓋体を密封状態で軸芯方向に摺動自在に貫通する筒状の第1操作軸と、この第1操作軸内を軸芯方向に摺動自在に貫通する第2操作軸とを設け、この第1操作軸及び第2操作軸の内端側に取付けられた両押圧板間に、これらによる軸芯方向からの挟圧で枝管の内周面に密着する拡径状態に弾性変形してその内周面と両押圧板の外周部との間を遮蔽する弾性環状体を介装し、更に、第2操作軸の内端側と上流側に位置する押圧板との間に亘って、第1操作軸に対する第2操作軸の外端側への摺動に連動して、弾性環状体による遮蔽箇所よりも上流側の部位に対して係合可能な拡径姿勢に屈曲しながら張り出す係止リンク対を備えた抜止め手段が設けられている枝管流路遮蔽装置であって、
    前記第2操作軸に、前記抜止め手段の係止リンク対が縮径姿勢に伸展されたとき、係止リンク対の屈曲枢支部が径方向外方に突出位置する外側腰折れ姿勢に接当規制する弾性矯正体を備えた反転防止手段が設けられている枝管流路遮蔽装置。
  2. 前記反転防止手段が、縮径姿勢に伸展操作される係止リンク対が所定の外側腰折れ姿勢に到達したとき、少なくとも一方の係止リンクに当接する筒状の弾性矯正体を第2操作軸の内端側に外装して構成されている請求項1記載の枝管流路遮蔽装置。
  3. 前記反転防止手段が、第2操作軸の内端側に外嵌され、かつ、一方の係止リンクの端部と枢支連結される連結部を備えた取付け筒体に、縮径姿勢に伸展操作される係止リンク対が所定の外側腰折れ姿勢に到達したとき、一方の係止リンクに当接するリング状の弾性矯正体を装着して構成されている請求項1又は請求項2記載の枝管流路遮蔽装置。
  4. 前記反転防止手段が、縮径姿勢に伸展操作される係止リンク対が所定の外側腰折れ姿勢に到達したときに最初に係止リンクに当接する弾性矯正体と、該弾性矯正体との当接後において設定限界の外側腰折れ姿勢に到達したときに係止リンクに当接する硬質規制部から構成されている請求項1記載の枝管流路遮蔽装置。

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