JP2657925B2 - 管体耐圧閉塞機構 - Google Patents

管体耐圧閉塞機構

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Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 本発明は管体耐圧閉塞機構に係り、少くとも数kg/cm2
以上、一般的に10kg/cm2以上のような高い圧力条件にお
いても安定した閉塞シールをなすことのできる管体耐圧
閉塞機構を提供しようとするものである。
(産業上の利用分野) 各種配管の管端部あるいは中間部などにおいて管内の
気体または液体の高圧条件下で的確な閉塞シールをな
し、あるいは管体閉塞シール条件下で管内流体を適宜に
取出し、更には試験、測定するような目的で使用される
機構。
(従来の技術) ガスその他の気体やその他の液体を供給ないし排出
し、あるいはこれらの流体に粉粒物その他を添加した状
態で搬送するような場合に配管を利用することは古くか
ら行われて来たところであり、今日における生活ないし
作業環境は斯うした配管管路の輻湊したものとなってい
る。従ってこのような配管管路においてその内部流体の
流動を停止ないし制限する必要の存することも明かで、
このためにバルブなどの管路中に組込んで配置された機
器が採用されているが、そうした機器の存しない条件下
においても閉塞しなければならないことが多い。即ち上
記のような供給、排出などに用いられる配管は相当の長
距離に亘るのが普通で、そうした長距離且つ巨大な設備
においても随所にバルブなどを設置するには莫大な機器
を必要とすると共に折角の流圧を甚だしく低下するか
ら、極く限られた地点にのみ設けられているのが普通
で、しかもそのような長大な設備において適宜の位置で
工事し、試験測定することが要請され、このような場合
にはそうした管路の任意の位置で閉塞することが必要と
なる。
従来このようなバルブなどによらない管路の閉塞手段
としては一般的に詰物をなすことであるが、この木栓な
どの詰物による閉塞は工数が多く、しかも不完全であ
る。そこでこのような従来一般のものの不利を解消すべ
く本発明者等は実開昭56−80974や、特開昭62−206498
などの技術を提案している。即ち受板と押板の間に断面
C形のリング状シール材を介装し、このリング状シール
材を該シール材および前記受板、押板の中心部に挿嵌さ
れたボルト(ないし螺管)に対するナットの回動で緊締
し、リング状シール材をU形に彎曲膨出させて管内をシ
ールするものであり、この技術によれば管体の随所に適
用して閉塞することができ、しかもその操作が前記ナッ
トによる平易な操作力で、的確なシール閉塞を行い得
る。
(発明が解決しようとする課題) ところが上記のような従来のものにおいて、その適用
される管体の内面は平滑であり、しかも近時においては
斯うした管体を利用して供給されるガスや水などの流体
における流圧は次第に高いものとなりつつある。即ち流
体圧が高くなることにより効率的な流体の供給、排出を
なすことが可能となることは明かであり、一方今日にお
ける住宅などの密集ないし居住地域の拡大化は既存設備
における設計範囲を超えて前記流体を供給排出すること
が要請されつつある。特に既存設備は経年によって老朽
化し、配管自体を更新すべき状態となりつつあり、そう
した老朽化配管を掘出して更新すべきところ、そのよう
な工事自体が著しく大工事であり、しかもそうした既設
配管管路上は交通施設や構築物が設定されていて、その
ような設備の全体を破壊しなければ該工事を実施できな
いような設置当初で予想し得ない変化となっているのが
一般で、事実上改修更新工事を実施できない状態となっ
ている。そこで既設管路内に新設管を設定し、即ち地表
を掘り起すことなく、既設老朽管を新しい管路の保護管
として利用した管路更新工法が開発され、次第に一般化
していて、このような工法の採用された場合においては
既存設備より小径の管路において、既存設備より大量の
流体を移送することが必要となり、その流圧は隔段に高
いものとならざるを得ないが、斯様にして高圧化した配
管管路においては上記したような先行技術では即応し難
い。つまり本発明者等による前記先願技術は頗る的確な
好ましい技術として各方面に広く採用されているが、具
体的に1つの封塞機構で対応し得る圧力条件は1.3kg/cm
2程度が限度であって、平滑な管体内面においてゴム質
の如きシール材の膨出接合力を以てしては成程巧妙な閉
塞シールであるとしても上記圧力条件を超えて閉塞シー
ルすることは至難である。
勿論、上記のようなシール材および受板、押板を多段
に設けることにより、その耐圧性を向上することについ
て本発明者等が実施検討しているが、このように多段化
することは折角の前記先行技術の有する構成簡易、操作
容易のような技術的メリットを大きく失うものであり、
例えば前記C形シール材を彎曲膨出させるためのナット
による回動緊締操作のみを考察してもその緊締操作スト
ロークが倍増(仮りに2段として)し、又2つのC形シ
ール材に対し同時に緊圧することとなるから操作トルク
も倍増するから緊締操作は数倍に困難なものとなる。
「発明の構成」 (課題を解決するための手段) 1. 受板と押板との間に半径方向に屈曲膨出するように
されたリング状シール材を介装せしめて螺合軸材に軸装
し、該螺合軸材に螺合されたナット部材により前記押板
を受板に向けて押圧し上記リング状シール材を屈曲膨出
させて管体内面に圧着シールさせるようにしたものにお
いて、上述した螺合軸材に対しその周側に複数個の係着
板を伸縮性連結材で連結し略所定の間隔を採って配設す
るようにした係着手段を前記ナット部材により上記リン
グ状シール材と共に係脱操作するように設けたことを特
徴とする管体耐圧閉塞機構。
2. 受板が螺合軸材に固定され、押板と係着手段との間
に介装受部材を設け、該介装受部材に係着手段における
係着板の基端を支承せしめ、ワッシャ部材を介してナッ
ト部材の押圧緊締力を前記係着板に作用させるようにし
た前記1項に記載の管体耐圧閉塞機構。
3. 螺合軸材に頭部を形成し、該頭部に係着手段におけ
る係着板の基端側を支承せしめ、該係着板の遊端側に受
板を接合すると共にリング状シール材および押板とナッ
ト部材を上記螺合軸材に軸装し、前記受板と押板との間
におけるリング状シール材の内部にシール材と該シール
材を圧縮して受板と螺合軸材との間隙をシールするため
のスペーサーを介装した前記1項に記載の管体耐圧閉塞
機構。
4. シール材を圧縮して受板と螺合軸材との間隙をシー
ルするためのスペーサーと複数個の係着板を連結し略所
定の間隔を採って配設するための伸縮性連結材とが一体
の弾性材で形成された前記3項に記載した管体耐圧閉塞
機構。
5. 押板が管体内径より大径として形成され、該押板と
管端との間にゴム質の如きによる防塵カバーを介装せし
め、前記押板から管体の外部に突出した螺合軸材に螺合
したナット部材を締め込むことにより上記した防塵カバ
ーが管端と押板との間に挟み込まれリング状シール材の
屈曲膨出による管体内面接合シール以前に押板が管端に
接合固定化することを防止すると共に管端より外部土砂
などが内部に進入することを防止するようにしたことを
特徴とする前記1項に記載の管体耐圧閉塞機構。
(作用) ナット部材を締め込むと押板が受板に向けて押進され
リング状シール材を外周方向に屈曲膨出させるが、又各
係着板を伸縮性連結材の弾性(伸縮性)に抗して傘開き
状に拡開せしめ、その遊端(外側端)を管体の内面に対
して圧接する。このようなリング状シール材における屈
曲膨出と各係着板の管体内面に対する圧接係止はその何
れかが先行し(従って他方が後行する)あるいは同時進
行であってもよい。然し一般的には係着板が管体内面に
係着固定化し、次いでリング状シール材を膨出シールさ
せるようにする(但しこのリング状シール材の膨出シー
ル作用時にも係着板の固定化が増強される)。リング状
シール材の管体内面に対する圧接は該部分における流体
(ガスまたは液体)の漏洩を阻止し、又傘開き状に拡開
した各係着板遊端の管体内面に対する圧接係止は閉塞機
構全般の管体に対する設定位置を固定化する。
伸縮性連結材は複数個の各係着片を螺合軸材ないし管
体に対して夫々所定の間隔位置に保持し、しかもナット
部材の弛緩時において各係着片を管体に対する圧接係止
状態から解除する。
押板の径が管体内径より小さいときは管体内に進入し
て締め込まれるが、押板の径が管体内径より大きいとき
は係着板が先に管体に係止すると適切な締着閉塞が得難
くなる傾向があり、このような場合に管端と押板との間
にゴム質の如きによる防塵カバーを挟入することによっ
て押板と管端間に締込み代(リング状シール材が完全に
圧接締着されるだけのスペース)を保持し、締込みによ
って防塵の完全を図らしめる。
係着板と受板との間の螺合軸材周側にシール材を介装
し、適切にスペーサなどをも用いることにより受板が螺
合軸材に対しスライドする場合においても該螺合軸材と
の間の隙間を閉塞シールする。
係着板の係止状態で閉塞機構に管体内圧が作用すると
各係着板による管体への係止力は更に増加される。
(実施例) 上記したような本発明によるものの第1の構成関係は
第1図と第2、3図において示す如くであって、ボルト
または螺筒のような螺合軸材1に対し定置される受板2
と該螺合軸材1に対し軸方向において移動可能な押板3
との間に半径方向に屈曲膨出するようにされたリング状
シール材4を介装せしめ、上記押板3を前記螺合軸材1
に螺合したナット部材5により受板2方向に押圧しリン
グ状シール材4を屈曲膨出させてシールさせること自体
は上述した本発明者等による先行技術と同じであり、こ
のため前記した受板2および押板3の前記リング状シー
ル材4に対する接合面に対向した傾斜面部2a、3aの如き
が形成されている。本発明においては上記のような構成
のものにおいて、前記した押板3とナット部材5との間
に介装受部材6と複数個の係着板7を配設したもので、
前記した係着板7の外周部分には第2、3図に示すよう
に各係着板7を所定位置に保持し、しかもナット部材5
による緊圧で拡開作用を行わせるためのゴム質のような
伸縮性連結材8が取付けられ、又この場合には第1図に
示すように受板2が上記した螺合軸材1の先端部に溶接
部12の如きで固定されていて、ナット部材5と各係着板
7との間にはワッシャ部材9が介装されている。
第4図には本発明によるもう1つの構成関係が示され
ており、即ち第1〜3図に示したものにおいては管体内
の任意の個所において設定し得るようにしたものである
のに対し、この第4図のものにおいては特に管端に対し
て設定するようにしたものであって、頭部11を有する螺
合軸材1に対して第1〜3図に示したものと同様に伸縮
性連結材8で外周部分を所定位置に保持するように連結
された複数個の係着板7が上記頭部11で内周側端部を受
けられており、このような係着板7に対して受板2、リ
ング状シール材4および押板3が順次に配設され、押板
3には管体10の端部に覆着する被覆部3bが一体に形成さ
れていて、管体10の外部に突出した螺合軸材1に対して
ナット部材5が螺合されている。又この場合には頭部11
で受けられている前記係着板7および受板2部分は管内
流体が進入するものであることからしてリング状シール
材4の内部に押板3の押進力を受け、受板2の螺合軸材
1側に装着されたOリングのようなシール材14と該シー
ル材14を圧縮シールするスペーサー13が設けられてお
り、即ち押板3のナット部材5による押進でリング状シ
ール材4を彎曲シールさせると共にこのシール材14をも
圧縮して螺合軸杆1と受板2との間隙をシールするよう
に成っている。更に第5図には上記のようなスペーサー
13を用いない本発明のもう1つの構成関係が示されてい
る。即ち頭部11を有する螺合軸杆1に対して係着板7、
受板2、リング状シール材4および押板3を挿着し、該
螺合軸材1に係合されたナット部材5で緊締シールする
ように成っていることは前述した第4図のものと同様で
あるが、この第5図の場合においては上記係着板7の夫
々の配設位置を保持するための伸縮性連結材8と前記シ
ール材14とを一体に形成し、特にシール材14部分につい
ては第4図のものにおけるスペーサー13部分をもゴム質
の如きで一体として形成したもので、更に押板3の内側
には同じくゴム質の如きによる防塵スペーサー15を設
け、ナット部材5による緊締に当って管体10の端部との
間をシールし土層内埋設によっても内部機構部分に土砂
などが進入しないように成っている。
なお前記係着板7については一般的な形態である方形
板が採用された場合においてナット部材5による緊締時
に管体10の内面に対して第6図に示すように両側角部7a
で接合することは明かであり、従って材質的に硬度の高
いものが好ましく、例えば焼入鋼を採用した場合におい
ては一般的な鋼管である管体10の内面に喰い込んで係止
し的確な係着が得られる。又上記のように係着板7が両
側角部7aで係着する構成のものにおいては係着板7の数
如何が具体的な係着力に影響することは明かであって、
特に適用すべき管体10が大径の場合においてはこのよう
な事由から係着板7の配設数を多くすることが管内高圧
条件に耐えるために枢要である。即ちこのような大径管
体に対して前記第5図のものを採用するには第7図に示
すように螺合軸材1の頭部11に対して別に受盤部材21を
取付け、該受盤部材21の周側に形成された段状受部21a
において係着板7の基端を支承せしめるもので、このよ
うにすると頭部11より大径化した段状受部21aにおいて
相当多数の係着板7を配設支承することが可能となる。
又このようにして大径管となった場合においては第5図
に示したものにおける第4図のスペーサー13、シール材
14に相当した部分は別体のシール材24を採用する。
伸縮性連結材8に対する各係着板7の取付け状態につ
いては第8図にその断面構造が示されており、同図
(a)のように各係着板7が伸縮性連結材8の面内に埋
設されたもの、あるいは同図(b)のように各係着板7
が伸縮性連結材8の面上に取付けられるものの如きの何
れでもよく、鋼片の如きである各係着板7はゴム質であ
る伸縮性連結材8に対して焼付けの如きで安定に止着さ
れる。
本発明によるものの具体的な設計製作例として、外径
5mmで内径が4mmの鋼管10端部に適用すべき耐圧閉塞機構
として、螺合軸材1としては外径15mmでその軸心に径6m
mの通孔の形成されたものを採用し、即ちこの通孔を介
して管体ガス流体を外部に取出し、その圧力ないし組成
を試験測定するようにしたもので、受板2、押板3とし
ては厚さが3mmの鋼板を図示のように成形したものを用
い、リング状シール材4は中間部分(最も薄肉化した部
分)の厚さが6mmで硬度JIS HS 50のゴム材を採用し、こ
れらに対する係着板6としては幅が8mmで長さが19mmで
あり厚さ3.2mmの軟鋼鋼板を第6図のように6枚等間隔
に位置するようにゴム質の伸縮性連結材8に焼きつけ接
着したものを第5図のように組付けたものを採用して蝶
ナットであるナット部材5により前記鋼管10の内面を水
により湿潤させた条件下で充分緊締した。即ちこのよう
にして螺合軸材1のナット部材5より延出した部分に管
体を接続し、前記鋼管10内を昇圧した結果は11.2kg/cm2
に達するまでは閉塞機構が全く移動することがなく、従
って又リング状シール材4によるガスシールも完全であ
って全く漏洩のないものであることが確認され、斯うし
た結果は第1〜3図、第4図のものにおいても同様に得
ることができた。
これに対し上記と同じ鋼管10に対し、前記した係着板
7および伸縮性連結材8を用いないで、受板2と押板3
の間にリング状シール材4を介装したものについて同様
に緊締締着し、鋼管10内を昇圧させた場合においては鋼
管10の内面が絶乾状態であると2.3kg/cm2を超えること
によって閉塞機構が押し出され、従って漏れを生ずるこ
ととなるのに対し、鋼管10の内面を水で湿潤させた条件
下の場合には1.3kg/cm2でスライドし漏洩を発生するも
のであった。
即ち本発明によるものは係着板を採用することにより
閉塞機構のスライドし易い湿潤条件下において8〜9倍
も閉塞性能を向上し得るものであることが確認され、勿
論これを複数段に採用することも可能で、それによって
耐圧性能を比例的に高め得られる。何れにしてもコンパ
クトな構成により安定且つ高度の耐圧閉塞を実現し得る
ことを知った。
「発明の効果」 以上説明したような本発明によるときは、管体の中間
部ないし端部の如き、特別なバルブなどの採用されない
条件下において、しかも相当に高い管内流体圧によって
も充分に安定な閉塞シールを確保し得るもので、その構
成も比較的簡易で、取扱いも上記のような高圧条件下で
あるに拘わらず頗る容易であるなどの効果を共に有して
おり、近時における次第に高圧化した各種配管ラインに
関する工事ないし試験測定などに広く利用することが可
能で工業的にその効果の大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の技術的内容を示すものであって、第1図
は本発明による1つの構成関係を示した断面図、第2図
はその係着板および伸縮性連結材についての正面図、第
3図はその断面図、第4図は本発明による他の構成関係
を示した第1図と同様な断面図、第5図は本発明による
更に別の構成関係を示した第1、4図と同様な断面図、
第6図はその係着板の配設関係を示した正面図、第7図
は前記第5図の形式によるものを比較的大径の管体に適
用する場合の係着板部分に関する断面図、第8図は伸縮
性連結材に対する係着片の取付状態の若干を示した断面
図である。 然してこれらの図面において、1は螺合軸材、2は受
板、3は押板、4はリング状シール材、5はナット部
材、6は介装受部材、7は係着板、8は伸縮性連結材、
9はワッシャ部材、10は管体、11は螺合軸材の頭部、13
はスペーサー、14はシール材、21は受盤部材、21aはそ
の段状受部、24はシール材を示すものである。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受板と押板との間に半径方向に屈曲膨出す
    るようにされたリング状シール材を介装せしめて螺合軸
    材に軸装し、該螺合軸材に螺合されたナット部材により
    前記押板を受板に向けて押圧し上記リング状シール材を
    屈曲膨出させて管体内面に圧着シールさせるようにした
    ものにおいて、上述した螺合軸材に対しその周側に複数
    個の係着板を伸縮性連結材で連結し略所定の間隔を採っ
    て配設するようにした係着手段を前記ナット部材により
    上記リング状シール材と共に係脱操作するように設けた
    ことを特徴とする管体耐圧閉塞機構。
  2. 【請求項2】受板が螺合軸材に固定され、押板と係着手
    段との間に介装受部材を設け、該介装受部材に係着手段
    における係着板の基端を支承せしめ、ワッシャ部材を介
    してナット部材の押圧緊締力を前記係着板に作用させる
    ようにした請求項1に記載の管体耐圧閉塞機構。
  3. 【請求項3】螺合軸材に頭部を形成し、該頭部に係着手
    段における係着板の基端側を支承せしめ、該係着板の遊
    端側に受板を接合すると共にリング状シール材および押
    板とナット部材を上記螺合軸材に軸装し、前記受板と押
    板との間におけるリング状シール材の内部にシール材と
    該シール材を圧縮して受板と螺合軸材との間隙をシール
    するためのスペーサーを介装した請求項1に記載の管体
    耐圧閉塞機構。
  4. 【請求項4】シール材を圧縮して受板と螺合軸材との間
    隙をシールするためのスペーサーと複数個の係着板を連
    結し略所定の間隔を採って配設するための伸縮性連結材
    とが一体の弾性材で形成された請求項3に記載した管体
    耐圧閉塞機構。
  5. 【請求項5】押板が管体内径より大径として形成され、
    該押板と管端との間にゴム質の如きによる防塵カバーを
    介装せしめ、前記押板から管体の外部に突出した螺合軸
    材に螺合したナット部材を締め込むことにより上記した
    防塵カバーが管端と押板との間に挟み込まれリング状シ
    ール材の屈曲膨出による管体内面接合シール以前に押板
    が管端に接合固定化することを防止すると共に管体より
    外部土砂などが内部に進入することを防止するようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載の管体耐圧閉塞機
    構。
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