JP3663770B2 - 情報処理装置および方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子的にアクセス可能な文書等のオブジェクトデータに対して、分類やコメント付けなどと言った評価を行うための評価体系(評価単位集合)を管理する情報処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、オフィスには、ワードプロセッサや各種のファイリングシステム、データベースシステム、ネットワークシステム等が導入され、電子情報を扱う環境が整うようになってきた。また、各国の特許、学術論文、文献などのオンラインデータベース化や特許情報のCD−ROM化、さらには、インターネットの普及により、オフィスで入手可能な電子情報が爆発的に増大してきている。それに伴って、オフィス内の組織における情報の共有の重要性が認識されてきている。
しかしながら、組織内で利用される電子情報は、従来紙で表現されていた情報を電子的に置き換えたものがほとんどである。このような置き換えを行っただけでは、電子情報を用いるようになった効果を十分生かしているとは言い難く、必要な情報を的確に得るためには、組織特有の意味付けにしたがって情報が分類やコメント付けなどと言った評価がなされていなければならない。
【0003】
従来より、情報の共有を促進するために、独自の意味付けを行った情報の相互提供を行うという方法がある。
その一つとして、情報に対するコメントの共有を行うものに、特開平6−274493号公報や特開平7−311764号公報に記載された発明がある。これらの発明は、共同執筆を支援することを目的としており、文書に対して各メンバが付けたコメントを管理し、そのコメントを検索・表示できるようにしている。しかしながら、各メンバは任意のコメントを付与するので、小グループにおける情報の共有には十分であるが、大きな組織における情報の共有、あるいは、長期間にわたっての情報の整理を行おうとした場合には、どんな観点で付けられたコメントなのかがわかりにくいという問題が生じる。例えば、「重要だ」というコメントが付いているだけでは、どのような目的に関して重要なのかはわからないという問題が生じる。
【0004】
また、主観的な評価をお互い提供しあうものとして、グループレンズ(Resnick, et al.、 ”GroupLens:An Open Architecture for Collaborative Filtering of Netnews”、 CSCW94, pp.175-186, 1994.)などが知られている。これは、電子掲示板のニュースの各記事に、利用者が自由に5段階評価を付けることができるようにしたものである。利用者は、記事を参照する際に、他の利用者が付けた評価を参考にして、その記事の重要度を判断することができる。
しかしながら、分類などの評価の基本となる評価体系が固定されており、表現力に乏しいという問題があった。仮に、評価体系を新たに作れるようにしたとしても、評価体系の途中変更には利用者間の意思の統一が必要であるため、新たな評価体系の作成は困難である。
【0005】
また、情報に対して独自の意味付けを行うために分類体系を構築し、それを利用して情報の分類を行うという方法がある。
特開平5−63834号公報、特開平7−28834号公報、特開平7−110809号公報に記載された発明は、分類体系を記憶しておき、文書などの情報に対して体系から項目を選ぶことにより整理・分類を行っている。また、特開平7−84858号公報に記載された発明も同様に分類体系を管理するものであるが、特に、ファイルを複数の分類観点により管理するようにしている。
【0006】
しかしながら、組織における情報の意味付けは、組織変更、研究の方向性の変化、技術トレンド、新規技術による技術地図の塗り替え等と言った多くの外的要因により変わっていくものである。そのため、長い期間にわたって分類を続けていくと、必ず途中で分類体系の変更を行うことになり、分類されたそれぞれの情報が、どの時点の分類体系によって分類が行われたかが解らなくなるという問題が生じる。
例えば、「大,小」という分類体系で分類される場合と、「大,中,小」という分類体系で分類される場合とでは、同じ「小」という分類でも意味合いが異なってくる。そのため、「中」というカテゴリーを増やした場合には、以前「大,小」という体系で分類した情報に対して、全て「中」という分類に属すか否かを見直す必要が生じる。
【0007】
このような分類の見直しを行うことは、従来の体系の管理手法では、更新前の体系を失ってしまうため不可能であった。もし仮に、利用者が更新の直前にこのようなチェックを行おうとした場合には、非常に大きなコストがかかってしまう。また、体系を共有する場合には、1人が体系を自分の観点で変更を加えてしまうと、他の人が用いている体系にも変更を加えてしまうことになる。そのため、従来の手法では、分類体系を固定したままで使い続けるか、あるいは、十分にネゴシエーションしてから全員の総意のもとに変更を行う必要があった。
【0008】
これに対して、過去の体系を保存しておいて、それを再現する方法がある。
特開平4−47366号公報に記載された発明は、過去のデータ構造の履歴を保存しておき、ある時点のデータ構造の状態を再現し、それに基づいて情報の検索を行うことができるようにしている。
しかしながら、この発明は、過去に行ったオペレーションをキーにして、ある時点のデータ構造を復元することを目的としている。そのため、複数のデータ構造を名前などによりバージョン管理しているわけではなく、過去の複数のデータ構造の間の関係が保持されていない。これでは、ある過去のデータ構造に対して更新後のデータ構造を示して評価の付け直しを支援することはできず、また、過去に用いた分類体系の中から必要なものを取り出し、新たな分類体系を生成することもできない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
分類やコメント付け等の評価のために用いる評価体系は所与のものではなく、情報の収集を行っていくにつれて、途中で変更する必要が生じるものである。そのため、長い期間にわたっての組織的な情報の評価を支援するためには、次に挙げる2つの課題を解決する必要がある。
(1)状況の変化あるいは各メンバのカスタマイズにより、評価体系の様々なバリエーションができる。しかしながら、情報を評価するときに、その評価を行うために十分な項目を含む体系を選択或いは構築することは難しい。
(2)評価体系を参照したときに、その体系が最新のものかどうかがわからなくなる。さらに、参照した体系が最新のものでなかった場合には、新たな体系による評価のやり直しが必要であるが、非常にコストがかかる。
【0010】
本発明は、上記従来の事情に鑑みなされたもので、情報に対して分類やコメント付与などと言った評価(すなわち、意味づけ)を行うための評価体系(付与する評価属性の候補の集合)を共有する情報処理装置に関して、過去に行われた評価の実行履歴に基づいて、過去に使われた評価体系を検索し、そこから必要な評価体系を抽出して、新たな評価体系の構築を支援することを目的とする。つまり、評価体系を単に体系の名前によってバージョン管理するというのではなく、過去に遡って(更新されたものも含む)、全ての評価体系を候補として、評価フォーム名、評価したユーザ、評価した情報単位といった履歴情報によって、適切な評価体系の選択を行うことを可能にする。
【0011】
また、本発明は、情報に対して分類やコメント付与などと言った評価(すなわち、意味づけ)を行うための評価体系(付与する評価属性の候補の集合)を共有する情報処理装置に関して、評価体系が編集された場合、その編集前の体系を参照あるいは評価に使おうとした際に、その最新の評価体系が更新されており、また、どのような体系に編集されているかをユーザに知らせ、さらに、評価の付け直しを支援することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明では、データオブジェクトに対して評価情報を付与する情報処理装置において、評価の対象となるデータオブジェクトを管理する情報単位管理手段と、評価のための評価単位の集合からなる評価単位集合を複数記憶する評価単位集合管理手段と、評価単位集合管理手段に記憶される評価単位集合に対して評価単位の編集を行う評価単位集合編集手段と、評価単位集合編集手段によって編集された前記評価単位集合を評価単位集合管理手段に記憶指示する記憶指示手段と、評価対象のデータオブジェクトに評価単位集合の評価単位をユーザの指示に基づいて対応づける評価実行手段と、評価実行手段によって対応づけ処理されたデータオブジェクトと評価単位、および評価に用いた評価単位集合との対応関係情報を含む評価結果を記憶する評価実行履歴管理手段と、を備えている。
【0013】
すなわち、データオブジェクトあるいは当該データオブジェクトを特定するための情報は情報単位として情報単位管理手段に、評価単位(分類やコメント等の個々の項目)の集合から成る評価単位集合は評価単位集合管理手段に、それぞれ記憶管理されている。そして、情報単位について評価が行われるたびに、情報単位、評価単位、評価単位集合の三者の対応関係情報が評価結果として評価実行履歴管理手段に蓄積記憶される。
【0014】
なお、評価結果には、評価単位、情報単位、評価単位集合の他に、評価日時、評価に関わるユーザ、等と言った情報も含まれ、利用者は、評価実行履歴管理手段で管理されている評価結果を参照することにより、ある情報がどの評価単位集合(すなわち、評価体系)を用いて評価されたのかを詳細に知ることができる。例えば、グループリーダが使った体系を選ぶと言った場合には、ユーザを選び、評価に使用された順に対応する評価単位集合を表示する。また、例えば、グループのメンバが最近使用した体系を選ぶと言った場合には、グループを選び、評価に使用された順に対応する評価単位集合を表示する。また、「特許」という分類を行うのに用いた体系を選ぶ場合には、分類項目(評価単位)を選び、評価に使用された順に対応する評価単位集合を表示する。また、例えば、「文書A」というオブジェクトに対して分類、評価を行った体系を選ぶ場合には、オブジェクトを選び、そのオブジェクトの評価に使われた評価単位集合を使用順に表示する。
【0015】
また、評価単位集合管理手段は評価単位集合をその名前ごとにバージョン管理し、評価単位集合は、同じ評価フォーム名の集合であっても、複数のバージョンを保持する。
これによって、評価単位集合を参照しようとした場合、評価単位集合検出手段により、作成日時の最新のものが検出されて利用者に知らされる。このため、複数のユーザがそれぞれカスタマイズした評価単位集合を使い分けることも可能になり、最新バージョン以外の評価単位集合も、これから行う評価に用いる評価単位集合の候補として扱うことが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態に係る情報処理装置を図面を参照して説明する。
図1には本実施形態に係る情報処理装置の構成を示してあり、この情報処理装置はネットワーク10を介して互いに接続されたサーバ1とクライアント11から構成されている。そして、これらサーバ1およびクライアント11はワークステーションあるいはパーソナルコンピュータから構成されている。
なお、本実施形態では情報処理をクライアント・サーバによる形式で実現しているが、このような構成である必要はなく、例えばネットワークを用いずに1台の計算機内に構築されてもよい。
【0017】
サーバ1には、評価単位集合管理部2、評価単位管理部3、情報単位管理部4、ユーザ管理部5、グループ管理部6、評価実行履歴管理部7、評価単位集合検索部8が備えられており、これら各手段2〜8により、サーバ1は複数のユーザによって共通に用いられる情報(評価単位、評価単位集合、情報単位、等)を管理する。
【0018】
評価単位集合管理部2は、過去に作成された全ての評価単位集合を記憶して管理する。ここで、評価単位集合は分類やコメント付けなどと言った評価を行うための選択肢である評価単位の集合であり、各評価単位集合は、その一例を図2に示すように、属性として、当該評価単位集合を特定するための評価単位集合id、当該評価単位集合の要素となっている評価単位のリスト、当該評価単位集合の名前である評価フォーム名、当該評価単位集合を作成したユーザの識別情報、当該評価単位集合が作成された日時、と言った情報を含んでいる。
【0019】
評価単位管理部3は、過去に作成された全ての評価単位を記憶して管理する。ここで、評価単位は、文書などのデータオブジェクトを指す情報単位に対して、評価を行うための個々の選択肢(項目)であり、各情報単位の評価においては、各情報単位に対して評価単位名という分類やコメントの内容を表す評価項目が対応づけられる。
各評価単位は、その一例を図3に示すように、属性として、当該評価単位を特定するための評価単位id、評価の項目名を示す評価単位名、当該評価単位を作成したユーザの識別情報、当該評価単位が作成された日時、と言った情報を含んでいる。
なお、後述するように、情報単位と評価単位との対応関係情報は評価実行履歴管理部7に蓄積されて管理される。
【0020】
情報単位管理部4は、評価対象のデータオブジェクトを参照するための情報単位を記憶して管理する。各情報単位は、その一例を図4に示すように、属性として、当該情報単位を特定するための情報単位id、当該情報単位の名前を示す情報単位名、対応するデータオブジェクトを参照するためのポインタ、当該情報単位を作成したユーザの識別情報、当該情報単位が作成された日時、と言った情報を含んでいる。
ここで、情報単位は、ユーザが文書などのデータオブジェクトを指定して、当該データオブジェクトに対して評価単位を対応づける(すなわち、評価を実行する)ことにより生成され、このような評価の実行において、システムが当該データオブジェクトへのポインタを獲得し、さらに、情報単位名の入力をユーザに求め、ユーザによって情報単位名が入力されると、システムが情報単位を生成して情報単位管理部4に格納する。なお、後述するように、情報単位と評価単位との対応関係情報は評価実行履歴管理部7に蓄積されて管理される。
【0021】
ユーザ管理部5は、評価を行う個々のユーザに関する情報を記憶して管理する。このユーザに関する情報は、その一例を図5に示すように、属性として、ユーザを特定するためのユーザid、当該ユーザの名前、当該ユーザのパスワード、と言った情報を含んでいる。
グループ管理部6は、ユーザが属するグループに関する情報を記憶して管理する。このグループに関する情報は、その一例を図6に示すように、属性として、グループを特定するためのグループid、当該グループの名前、当該グループに属しているユーザidのリスト、と言った情報を含んでいる。
【0022】
評価実行履歴管理部7は、後述する評価実行部16により呼び出されて、評価が実行される度に(すなわち、評価単位と情報単位とが対応づけられる度に)、その実行された評価結果を記憶して管理する。各評価結果は、その一例を図7に示すように、属性として、当該評価の行われた日時、当該評価を行ったユーザのid、当該評価に用いられた評価単位集合のid、対応づけられた評価単位のid、対応づけられた情報単位のid、と言った情報を含んでいる。
すなわち、評価の実行によって対応づけがなされた情報単位と評価単位および評価に用いた評価単位集合との対応関係情報が、評価実行履歴管理部7によって蓄積管理されている。
【0023】
評価単位集合検索部8は、後述する評価単位集合選択指示部17から入力された検索条件にしたがって、評価実行履歴管理部7で管理されている情報から該当する評価単位集合を検索し、その評価フォーム名を評価日時順にソートしてクライアント11へ通知する処理を行う。
すなわち、クライアント11の評価単位集合選択指示部17にユーザ名、グループ名、評価単位名、情報単位名といった検索条件が入れられると、この検索条件を満たすレコードを評価実行履歴管理部7に管理された過去の評価の実行履歴(評価結果)から検索する。そして、この検索結果に関して、評価に用いられた評価単位集合のidを獲得するとともに、評価単位集合管理部2からその評価フォーム名を取得し、その評価フォーム名のリストを評価日時の新しい順に、クライアント11の評価単位集合選択指示部17に返す。
【0024】
一方、クライアント11には、評価単位集合保持部12、評価単位集合表示部13、評価単位集合編集部14、情報単位指示部15、評価実行部16、評価単位集合選択指示部17、評価単位集合記憶指示部18、入出力部19が備えられており、これら各手段12〜19により、クライアント11はユーザが行うデータオブジェクトに対する評価を処理する。
【0025】
評価単位集合保持部12は、サーバ1から送られた評価単位集合を保持し、ユーザはこの評価単位集合から評価単位を1つ選択して情報単位(データオブジェクト)に対する評価を実行する。なお、評価単位集合保持部12に保持される評価単位集合のデータ構造は図2に示したものと同様である。
【0026】
評価単位集合表示部13は、評価単位集合保持部12に保持された評価単位集合をユーザにディスプレイ表示し、当該評価単位集合に含まれている各評価単位はボタンとして表示する。したがって、ユーザがボタンの1つを選択することによって、情報単位に対する評価単位の対応づけ、つまり評価が実行される。例えば、評価フォーム名「面白さ」の評価単位集合は図8に示すようにディスプレイ表示され、当該評価単位集合に含まれている各評価単位「面白い」、「少し面白い」、「ふつう」、「つまらない」はそれぞれボタンとして表示される。
また、評価単位集合表示部13は、「評価実行モード」と「評価単位編集モード」とのボタンもディスプレイ表示し、ユーザが「評価単位編集モード」ボタンを選択することにより、評価単位集合編集部14によって、当該評価単位集合中の評価単位を追加や削除し、あるいは、評価単位名を変更する等と言った編集を行うことができる。
【0027】
評価単位集合編集部14は、評価単位集合保持部12が保持する評価単位集合に対して評価単位の編集を行い、この編集処理は上記のようにユーザが「評価単位編集モード」に設定することにより行われる。
例えば、図8に示した評価単位集合から、評価単位「少し面白い」を削除し、さらに評価単位「参考になる」を加え、評価フォーム名を「興味深さ」に変更したとする。この場合、{面白い、参考になる、ふつう、つまらない}という評価単位を要素として、「興味深さ」という評価フォーム名の評価単位集合が新たに生成される。なお、評価フォーム名を「興味深さ」に変更しなかった場合には、評価フォーム名「面白さ」の評価単位集合の要素が変更されたことになる。
【0028】
情報単位指示部15は、評価対象の文書などのデータオブジェクトを特定する情報単位を指示するためのものであり、ユーザの指示にしたがってデータオブジェクトに情報単位を設定する。
すなわち、ユーザが文書ファイルなどのデータオブジェクトを指示してその情報単位名を入力すると、サーバ1の情報単位管理部4に既に情報単位として格納されているかどうかが調べられる。この結果、既に存在していた場合には、情報単位管理部4から対応する情報単位を検索して取り出し、情報単位指示部15に保持する。一方、存在していなかった場合には、新たな情報単位を生成してサーバ1の情報単位管理部4に格納する。
【0029】
また、情報単位指示部15は、ユーザにより指示されたデータオブジェクトに対応する情報単位を1つ保持し、この保持された情報単位が評価実行される対象となる。なお、保持される情報単位のデータ構造は、図4に示したものと同様である。
ここで、データオブジェクトのユーザによる指示は、次のようにして行われる。ファイルシステム、ネットワーク、あるいはデータベース上のデータオブジェクトに対しては、ユーザがその1つを特定するための指示を行う。また、ファイルシステム上のデータオブジェクトに対しては、ユーザが絶対パスを指定する。また、ネットワーク上のデータオブジェクトに対しては、ユーザがURLなどのオブジェクトを一意に識別できるアドレスを指定する。また、データベース上のデータオブジェクトに対しては、ユーザがデータベース内のオブジェクトのidを指定する。
【0030】
評価実行部16は、情報単位指示部15に保持されたデータオブジェクトを表す情報単位に対して、評価単位集合保持部12が保持する評価単位集合の要素の1つである評価単位を対応づけ評価実行を行う。
この評価の実行は、評価単位集合表示部13で表示された評価単位の1つを選択することで行われ、この評価実行が行われると、評価実行部16は評価実行履歴管理部7に、評価日時、評価に用いられた評価単位集合のid、対応づけられた評価単位のid、情報単位のidを送って管理させる。
【0031】
評価単位集合選択指示部17は、ユーザが評価単位集合を選び出すための条件をディスプレイ表示する。この条件としては、ユーザ名、グループ名、評価単位名、情報単位名があり、ユーザによって決定された条件に合致する評価単位集合の評価フォーム名を評価単位集合選択指示部17が評価に使用された順に表示する。
すなわち、評価単位集合選択指示部17は、図9に示すようなディスプレイ表示を行う。同図では、ユーザ名として「hazama」が指示されており、この指示に従って、サーバ1の評価単位集合検索部8により、さらに同図中の右半分の評価フォーム名を表示する領域に、評価に用いられた日時の新しい順にユーザhazamaが評価に用いた評価単位集合の評価フォーム名が表示される。例えば同図のように、さらに評価フォーム名の1つである「面白さ」が指示されることにより、「面白さ」という評価フォーム名が付き且つユーザhazamaが評価を行った評価単位集合の内で最も評価日時の新しい評価単位集合が、評価実行履歴管理部7から評価単位集合保持部12に読み出される。
【0032】
また、例えばユーザ名の代わりに、グループ名「Multimedia−G」を指示すれば、グループMultimedia−Gに属しているユーザが評価を行った評価単位集合の評価フォーム名が、評価に用いられた順に表示される。
また、例えば評価単位名「面白い」を指示すれば、「面白い」という評価単位による評価実行が行われた評価単位集合の評価フォーム名が、評価実行に用いられた順に表示される。
また、例えば情報単位名「特開平6-123412」を指示すれば、その情報単位を評価するのに用いられた評価単位集合の評価フォーム名が、その評価実行順に表示される。
【0033】
評価単位集合記憶指示部18は、評価が実行されるあるいは評価単位集合が読み出されるときに、評価単位集合保持部12の評価単位集合を評価単位集合管理部2に記憶するかどうかの判断を行い、必要に応じて記憶を指示する。特に、評価実行或いは読み出しが行われてから、次に評価実行或いは読み出しが行われるまでの間に、評価単位集合編集部14により評価単位集合の要素である評価単位の追加、削除、あるいは変更が行われた場合に、記憶の指示を行う。
【0034】
入出力部19は、ディスプレイ、キーボード、マウスなどの入出力装置によって構成されており、ここでは、各種のアプリケーションに共通に用いられるウィンドウの表示、キーボード入力、カーソルによるアイコンやボタン操作などの標準的な入出力制御が行なわれるものとする。すなわち、上記したディスプレイ表示、ユーザからの指示入力の受け付け等は、入出力部19をインタフェースとして行われる。
【0035】
次に、上記構成の情報処理装置による処理動作を説明する。
まず、評価単位集合の記憶指示の処理を図10を参照して説明する。この記憶指示処理は、評価単位集合の読み出しあるいは評価の実行が行われると呼び出され、変更フラグが立っていることを条件として実行される(ステップS1)。この変更フラグは、クライアント11の評価単位集合保持部12が保持する評価単位集合に編集が行われたときに立てられ、当該評価単位集合が評価実行履歴管理部7に記憶された時にフラグが降ろされる。つまり、その評価単位集合が評価実行履歴管理部7に記憶されているかどうかを示すフラグである。
【0036】
そして、変更フラグが立っている場合には処理が実行され、評価単位集合の評価フォーム名の変更を必要とするかがユーザに問い合わされ(ステップS2)、必要がある場合には、ユーザからの評価フォームの入力を受け付ける(ステップS3)。
そして、変更フラグを降ろした後(ステップS4)、当該評価単位集合を評価実行履歴管理部7に書き込んで処理を終了する(ステップS5)。
【0037】
次に、評価の実行処理を図11を参照して説明する。この評価の実行処理は、評価単位集合表示部13で「評価実行モード」が設定されている状態において、評価単位集合保持部12が保持する評価単位集合の構成要素の1つである評価単位が選択された場合に、評価実行部16が行う処理である。
まず、情報単位指示部15に評価対象となる情報単位が保持されているかが判断され(ステップS11)、情報単位が保持されている場合には後述するステップS16の処理を行う一方、情報単位が保持されていない場合には情報単位を保持させる処理(ステップS12〜S15)を行う。
【0038】
すなわち、ユーザから評価対象となるデータオブジェクトの指示を受け付け(ステップS12)、このデータオブジェクトに対応する情報単位が情報単位管理部4に存在するかを判断する(ステップS13)。この結果、情報単位管理部4が対応する情報単位を保持していない場合にはユーザからの入力にしたがって新たな情報単位を生成した後(ステップS14)、対応する情報単位を情報単位指示部15に保持させる(ステップS15)。
そして、ユーザによって選ばれた評価単位を情報単位指示部15が保持する情報単位と対応づけ、この評価を行った日時、ユーザid、評価単位集合id、選択された評価単位のid、情報単位のidを互いに対応づけて評価実行履歴管理部7に記憶させる(ステップS16)。なお、この後、上記の評価単位集合の記憶指示処理を行った後(ステップS17)、当該処理を終了する。
【0039】
次に、選択条件による評価フォーム名の表示の処理を、図12を参照して説明する。この処理は、評価単位集合選択指示部17において、ユーザにより評価単位集合の選択条件が入力される度に、その条件を満たす評価単位集合を評価実行履歴管理部7から検索し、その評価フォーム名を表示する処理である。
まず、評価単位集合選択指示部17から入力された選択条件を取得し(ステップS21)、評価実行履歴管理部7から選択条件に合致するレコードを検索する(ステップS22)。そして、検索されたレコードが複数ある場合には、これらレコードを評価日時順にソートして評価単位集合のリストを作成し(ステップS23)、各評価単位集合を評価フォーム名を配列させて表示する(ステップS24)。
【0040】
次に、評価単位集合の読み出しの処理を図13を参照して説明する。この処理は、評価単位集合選択指示部17でユーザにより評価フォーム名が1つ選択されて、「OK」ボタンが押されると呼び出される。
まず、選択された評価フォーム名を取得して(ステップS31)、当該評価フォーム名を有する評価単位集合の内で最も作成日時が新しいものを評価単位集合管理部2から検索する(ステップS32)。そして、検索された評価単位集合が評価単位集合保持部12に保持されている評価単位集合と同じかを判断し(ステップS33)、同じ場合にはそのまま処理を終了する。
【0041】
一方、異なる場合には、前述した評価単位集合の記憶指示処理を行い(ステップS34、図10)、評価単位集合管理部2から検索された評価単位集合を評価単位集合保持部12に読み出して保持させる(ステップS35)。
そして、評価単位集合保持部12に保持させた評価単位集合に新たなidを付与して処理を終了する(ステップS36)。
【0042】
次に、過去に評価に用いられた評価単位集合を利用して、必要な評価単位集合を新たに生成する、という具体例を説明する。
この具体例は、次のような状況を例にとったものである。グループMultimedia−Gに属するユーザnomuraは、これまでマルチメディアのサーベイを行うための評価単位集合として、図14に示すように、評価単位「圧縮」、「通信」、「静止画」、「動画」、「サウンド」、「3D」、「仮想現実感」、「その他」を含む評価フォーム名MM−surveyの評価単位集合を用いて評価を行っていた。ところが、特許に関する評価を行う必要が生じたが、特許に関わる評価単位としてどのようなものを用いればよいのか解らないため、他のメンバが特許の評価に用いている評価単位集合を選び出すことにした。
【0043】
特許を評価するための評価単位集合を得るために、過去に特許を評価するために用いられた評価フォームを取り出してくる必要があり、そのために、まず、特許に関する情報単位を見つけ出し、続いて、その情報単位を評価するのに用いられた他の評価フォームを取り出してくるという方法をとる。
まず、特許に関する情報単位を見つけ出すために、図15に示すように、評価単位集合選択指示部17において評価単位名に「特許」を入力し、「特許」という分類・評価を行った実行履歴を評価実行履歴管理部7から探す。
【0044】
ここで、評価実行履歴管理部7で管理されているこれまでの評価実行の履歴が図16のようになっていたとする。この履歴情報には、図16に示すように、評価が行われた日時、その評価を行ったユーザid、評価に用いられた評価単位集合のid、対応づけられた評価単位のid、対象とされた情報単位のidが対応づけて記述されている。なお、この評価実行履歴情報は、日時以外の属性を全てidにより管理するが、ここでは解りやすくするために、図中の括弧内にその名前を示してある。
【0045】
そして、上記のように、ユーザにより選択条件として評価単位名「特許」が選ばれたことにより、システムは、図16の評価実行履歴において、評価単位名が「特許」であるEval12の評価単位によって評価されたレコードを選択する。そして、このレコードの評価単位集合を検出すると、これらレコードは評価日時の新しい順に、「Form7(評価シート)」と「Form4(Hypertext)」であることがわかり、図15中の右半分の評価フォーム名を示す領域には、評価フォーム名として「評価シート」と「Hypertext」が表示される。
【0046】
そして、図15において、ユーザが「評価シート」を選んで「評価シート参照」ボタンを押したとすると、図17に示すように、評価フォーム名「評価シート」の評価単位集合が評価単位集合保持部12に読み出される。ここで、読み出された評価単位集合は、情報単位のジャンルを示すためのもので、「特許」「論文」「雑誌」といったような名前の評価単位を保持している。
また、図15において、ユーザが「評価シート」を選んで「同時に付けられた評価シート参照」ボタンを押したとすると、この場合には、まず、図16の評価実行履歴において、評価単位集合が「評価シート」で評価単位が「特許」であるレコードが選ばれる。さらに、その時の評価対象である情報単位が「特開平6−121214」であるので、この情報単位に付けられた他の評価単位集合を検索する。図16では、そのレコードは他に1つだけあり、その評価単位集合は「抵触調査シート」であるので、その評価単位集合が図18に示すように表示される。
【0047】
そして、図18に示すように、評価単位集合「抵触調査シート」の「評価単位変更モード」ボタンを選択し、その評価単位を全てコピーする(バッファに読み込む)。そして、「MM−survey」という評価フォーム名の評価単位集合を開き、そこに、先ほどコピーした評価単位を全て(バッファから)ペーストする。これにより、評価単位集合の内容および表示が図19に示すようになり、それと同時に、評価単位集合の変更がなされたことを示す変更フラグが立てられる。
このように、評価実行履歴を利用して評価単位集合を選択し、そこから必要な評価単位を選び出して、必要な評価単位集合を作ることができる。
【0048】
なお、上記の実施形態では、評価単位管理部3が保持する評価単位のデータ構造は、図3に示したようにリスト構造としたが、評価単位間の親子関係が記述される木構造であってもよく、また、評価単位間のリンク関係が記述されるネットワーク構造であってもよい。また、各評価単位は要素間の構造だけではなく、評価単位集合の表示の際の配置位置を決定する座標を持っていてもよい。
【0049】
次に、本発明の他の一実施形態に係る情報処理装置を説明する。この実施形態に係る情報処理装置は、評価を実行或いは参照する際に、その評価単位集合が自分或いは他人によって変更されていないかどうかをチェックし、それをユーザに知らせる機能を有している。
本実施形態の情報処理装置は、図1に示した構成をほぼ同様であるが、サーバ1には評価単位集合検出部が更に備えられ、クライアント11には第2の評価単位集合保持部と第2の評価単位集合表示部とが更に備えられている。
【0050】
サーバ1に備えられる評価単位集合検出部は、評価単位集合保持部12に現在保持されている評価単位集合が、評価単位集合管理部2に記憶されている同じ評価フォーム名の評価単位集合の内で作成日時が最新のものかどうかを判断する機能を有し、最新のものでない場合には、ユーザに通知するとともに、評価単位集合管理部2内の最新の評価単位集合を検出する。
また、クライアント11に備えられる第2の評価単位集合保持部は、サーバ1の評価単位集合検出部によって評価単位集合管理部2内の最新の評価単位集合が検出された場合に、その評価単位集合を読み出して保持する。また、クライアント11に備えられる第2の評価単位集合表示部は、第2の評価単位集合保持部に保持された評価単位集合をディスプレイ表示する。
【0051】
次に、本実施形態における評価実行時の最新の評価単位集合の検出処理を、図20を参照して説明する。
この処理は、評価実行部16により、クライアント11の評価単位集合保持部12が保持する評価単位集合に含まれている評価単位の1つが選択されたときに呼び出される。まず、選択された評価単位集合の評価シート名を取得し(ステップS41)、評価単位集合管理部2において同じ評価シート名の評価単位集合で最新のものを検索する(ステップS42)。
そして、検索された評価単位集合と評価単位集合保持部12が保持する評価単位集合とが同じidであるかを判断し(ステップS43)、同じ場合には、前記した評価単位集合の記憶指示処理(図10)へ移行する(ステップS47)。
【0052】
一方、異なる場合には、選択された評価単位集合の要素情報からユーザ名を取得して、例えば「ユーザ○○によって変更されています」と言った既に編集がなされている状況をユーザに対して表示通知した後(ステップS44)、選択された評価単位集合を第2の評価単位集合保持部に保持させるとともにその内容を表示出力する(ステップS45)。
そして、第2の評価単位集合保持部に保持した評価単位集合を用いて評価が行われたかを判断し(ステップS46)、行われない場合には評価単位集合の記憶指示処理(ステップS47、図10)へ移行する一方、行われた場合には、例えば「評価フォーム名はそのままでよいか?」と言った表示を行って、当該評価単位集合についての評価フォーム名を確認する(ステップS48)。
【0053】
この結果、ユーザが新たな評価フォーム名を入力した場合には、これを受け付けた後(ステップS49)、第2の評価単位集合保持部に保持した評価単位集合に対して、そのユーザ名と評価フォーム名を付与し、これらを評価単位集合管理部2に記憶管理させる(ステップS50)。
【0054】
次に、グループで共同で分類・評価を行っていて、まず、同じ評価体系から始め、各メンバが異なるバージョンを使い分け、他人が評価体系を変更した後に、誰かがその評価体系の古いバージョンを使おうとしたときには、その状況を通知する、という具体例を説明する。
例えば、あるグループで、マルチメディア関連の論文の評価を、図21に示すように、評価単位「圧縮」、「通信」、「静止画」、「動画」、「サウンド」、「3D」、「仮想現実感」、「エージェント」、「U/I」、「テレビ会議」を含んだ評価シート「マルチメディア関連」で行っていたとする。
【0055】
これに対して、ユーザnomuraが、特にテレビ会議関連の論文を詳しく分類・評価しようと思い、図22に示すように、ディスプレイ表示されている当該評価シートに「2地点」、「多地点」、「専用線」、「電話回線」という4つの評価単位を加えた。
一方、ユーザnomuraと共同で評価活動を行っていたユーザhazamaは、図21に示す評価シートを使っているとすると、ユーザhazamaが、ある情報単位に対して、例えば「テレビ会議」という評価単位を対応づけて評価実行しようとすると、「この評価単位集合は、ユーザnomuraによって書き換えられています」という表示とともに、書き換えられた評価単位集合が第2の評価単位集合保持部に読み出され、図23に示すようにそれがディスプレイ表示される。なお、この表示では、図23に示すように、ユーザnomuraによって変更された評価単位が強調表示されている。
【0056】
このような通知に対して、ユーザhazamaは、第2の評価単位集合保持部に保持された評価単位集合(図21)を用いて評価実行することもできるとともに、元の評価単位集合(図22)を用いて評価実行することもできる。
そして、もし第2の評価単位集合保持部の評価単位集合を用いて評価を行う場合には、図22に示した編集後の評価単位集合にユーザ名hazamaを付けて、評価単位集合管理部2へ記憶がなされる。したがって、この評価単位集合が次からユーザhazamaにとっての評価フォーム名「マルチメディア関連」になる。
また、これとは逆に、第2の評価単位集合保持部に保持された評価単位集合を使わずに、元の評価単位集合を使って評価実行した場合には、ユーザhazamaの「マルチメディア関連」評価シートは変わらず図21に示したもののままである。
【0057】
なお、図23に示した元の評価単位集合と新たな評価単位集合とのいずれかを選択するため、図24に示すように、これらいずれかを選択するためのボタンを有した確認ウインドウを、これら評価単位集合と共にディスプレイ表示するようにしてもよい。
また、図23において、ユーザhazamaが第2の評価単位集合を使って評価を実行した場合、例えば「次からそちらの評価単位集合を使うか?」という確認メッセージをユーザに表示し、当該確認をユーザから得たことを条件に、評価単位集合管理部2への記憶を行ってもよい。
【0058】
また、上記した実施形態では、評価単位集合検出部は評価の実行時に最新の評価単位集合の検出を行ったが、情報単位に対応づけられた評価単位を参照した時に、同じ評価フォーム名の最新の評価単位集合の検出を行ってもよい。
また、評価単位集合検出部は、評価単位集合編集部14により、評価単位集合に対して評価単位の追加・削除・変更といった編集を行うときに、同じ評価フォーム名の最新の評価単位集合の検出を行ってもよい。
また、評価単位集合の編集後、編集によって影響のあるオブジェクトの一覧をディスプレイ表示し、一度に全てのオブジェクトに評価の付け直しができるようにしてもよい。
【0059】
また、情報単位に対応づけられた評価単位を参照する際、その評価を行った評価単位集合に関して、同じ評価フォーム名の評価単位集合の内で記憶日時が最新の評価単位集合が他にあれば、その情報単位に評価を行った評価単位集合と、最新の評価単位集合に関し、それらの構成要素である評価単位の違いが解るように差分を強調して表示し、過去の評価結果の付け直しを支援してもよい。
また、評価単位集合検出手段により最新の評価単位集合を検出する際、ユーザ自身が作成したものだけから検出してもよく、また、ユーザ自身が過去に利用したものだけから検出してもよく、また、特定のユーザに限定して検出を行ってもよく、また、特定のグループの構成ユーザに限定してもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、文書などのデータオブジェクトに対して行われた評価がどの評価体系(評価単位集合)によりなされたかを、評価実行履歴管理手段により記憶管理するため、利用者は必要な体系を過去に行われた評価の実行履歴に基づいて選び出し、そこから必要な評価体系を抽出することができる。
そして、評価単位集合を変更した場合には、変更前の評価単位集合で行われた評価に対する再評価作業が生じるが、本発明では、どの情報単位がどの評価単位集合で評価され、その評価単位集合は同じ評価フォーム名の最新の評価単位集合とどう違うのか、という情報が管理されているため、評価の付け直しのナビゲーションができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に一実施形態に係る情報処理装置の構成図である。
【図2】 評価単位集合のデータ構造の一例を示す図である。
【図3】 評価単位のデータ構造の一例を示す図である。
【図4】 情報単位のデータ構造の一例を示す図である。
【図5】 ユーザに関する情報のデータ構造の一例を示す図である。
【図6】 グループに関する情報のデータ構造の一例を示す図である。
【図7】 評価結果のデータ構造の一例を示す図である。
【図8】 評価単位集合の画面表示の一例を示す図である。
【図9】 評価単位集合の選択表示画面の一例を示す図である。
【図10】 評価単位集合の記憶指示処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】 評価実行時の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図12】 選択条件による評価フォーム名の表示処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図13】 評価単位集合の読み出し処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【図14】 評価単位集合の画面表示の一例を示す図である。
【図15】 評価単位集合の選択表示画面の一例を示す図である。
【図16】 評価結果のデータ構造の一例を示す図である。
【図17】 評価単位集合の画面表示の一例を示す図である。
【図18】 評価単位集合の画面表示の一例を示す図である。
【図19】 編集された評価単位集合の画面表示の一例を示す図である。
【図20】 最新の評価単位集合を検出する処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図21】 評価単位集合の画面表示の一例を示す図である。
【図22】 編集された評価単位集合の画面表示の一例を示す図である。
【図23】 評価単位集合を選択するための画面表示の一例を示す図である。
【図24】 評価単位集合を選択するための確認ウインドウの画面表示の一例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・サーバ、 2・・・評価単位集合管理部、 4・・・情報単位管理部、
6・・・グループ管理部、 7・・・評価実行履歴管理部、
8・・・評価単位集合検索部、 10・・・ネットワーク、
11・・・クライアント、 14・・・評価単位集合編集部、
16・・・評価実行部、 18・・・評価単位集合記憶指示部、
Claims (10)
- データオブジェクトに対して評価情報を付与する情報処理装置において、
評価の対象となるデータオブジェクトを管理する情報単位管理手段と、
評価のための評価単位の集合からなる評価単位集合を複数記憶する評価単位集合管理手段と、
評価対象のデータオブジェクトに前記評価単位集合管理手段に記憶された評価単位集合の評価単位をユーザの指示に基づいて対応づける評価実行手段と、
前記評価実行手段によって対応づけ処理されたデータオブジェクトと評価単位、および評価に用いた評価単位集合との対応関係情報を含む評価結果を記憶する評価実行履歴管理手段と、
を備えたことを特徴とする情報処理装置。 - 前記評価単位集合管理手段に記憶される評価単位集合に対して評価単位の編集を行う評価単位集合編集手段と、
前記評価単位集合編集手段によって編集された前記評価単位集合を前記評価単位集合管理手段に記憶指示する記憶指示手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記評価結果に含まれた対応関係情報を検索キーとして、前記評価単位集合管理手段に記憶された評価単位集合を検索する評価単位集合検索手段を、更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記評価実行履歴管理手段に記憶される評価結果は、更に、評価を行った評価者のユーザ識別子を含み、
前記評価単位集合検索手段は当該ユーザ識別子に基づいて特定の評価者が用いた評価単位集合を検索することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 評価者をメンバーとするグループを管理するグループ管理手段を更に備え、
前記評価実行履歴管理手段に記憶される評価結果は、更に、評価を行った評価者のユーザ識別子を含み、
前記評価単位集合検索手段は指定したグループに属する評価者が用いた評価単位集合を検索することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記評価単位集合管理手段は、更に、評価に用いた評価単位集合の識別情報と記憶日時とを記憶し、
前記評価実行履歴管理手段に記憶された特定の評価結果の評価に用いた評価単位集合と識別情報が同一でかつ記憶日時が最新の評価単位集合を検出する評価単位集合検出手段を、更に備え、
前記評価単位集合検出手段によって検出された最新の評価単位集合を前記特定の評価結果に対応づけることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記評価単位集合検出手段は、前記オブジェクトデータに対応づけられた評価単位を含む評価単位集合が参照された時に、最新の評価単位集合を検出することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
- 前記評価単位集合検出手段は、前記オブジェクトデータに対応づけられた評価単位を含む評価単位集合が編集のため読み出された時に、最新の評価単位集合を検出することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
- 或る評価単位集合が編集された時に、当該評価単位集合により評価が行われたオブジェクトデータを、前記評価実行履歴管理手段に記憶された評価結果に基づいて抽出する影響オブジェクト抽出手段を、更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
- 情報処理装置がデータオブジェクトに対して評価情報を付与する情報処理方法において、
前記情報処理装置が備える情報単位管理手段が、評価の対象となるデータオブジェクトを管理し、
前記情報処理装置が備える評価単位集合管理手段が、評価のための評価単位の集合からなる評価単位集合を複数記憶し、
前記情報処理装置が備える評価実行手段が、評価対象のデータオブジェクトに前記評価単位集合管理手段に記憶された評価単位集合の評価単位をユーザの指示に基づいて対応づけ、
前記情報処理装置が備える評価実行履歴管理手段が、前記評価実行手段によって対応づけ処理されたデータオブジェクトと評価単位、および評価に用いた評価単位集合との対応関係情報を含む評価結果を記憶手段に記憶する、
ことを特徴とする情報処理方法。
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