JP3662421B2 - 車載用装置の動作指示方式 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーション装置やオーディオ装置等の車載用装置に対して各種の動作指示を行う車載用装置の動作指示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両には、オーディオ装置やナビゲーション装置等の各種の車載用装置が搭載されている。一般にこれらの車載用装置は各種機能に対応する操作キーを有しており、いずれかの操作キーを押下することによって所望の機能に対応した動作が実行される。例えば、CD再生機能を有するオーディオ装置の場合には、再生、停止、早送り、イジェクト等の操作キーが備わっており、再生キーを押下することによってCDに記録された音楽の再生が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した各種の車載用装置は、それぞれが有する多くの機能を実行するために各種の操作キーを有しており、装置の多機能化に伴って操作キーの数も増加する傾向にある。したがって、車載用装置の筐体のサイズを変えずにこれらの操作キーを前面部分に配置した場合には、各操作キーの間隔が狭くなったり、各操作キーのサイズを小さくする必要があり、車両走行中の操作がしにくいという問題があった。例えば、車両走行中は、運転者が操作キーの上あるいは周辺に刻印された文字等を読んでからその操作キーを選択することは困難であるため、所望の動作の実行を指示する小さな操作キーを的確に押下することは容易ではなかった。同乗者についても同様であり、車両が凹凸のある道路やカーブが連続する道路を走行中に、所望の操作キーを的確に押下することは容易ではなかった。
【0004】
また、上述した各種の車載用装置に備わった多くの操作キーの中には、走行中に操作する必要のないものがあったり、操作の頻度に大きな偏りがある場合がある。例えば、車載用装置としてナビゲーション装置を考えた場合に、任意の地点を指定して登録する機能が備わっているものとすると、このような登録操作を車両走行中に行うことは少ない。一方、CD再生中のオーディオ装置を考えた場合には、早送りキーやイジェクトキーは頻繁に使用される。このように、実際に使用される頻度が異なるにも関わらず、操作キーの配置が固定されているため、運転者等はあまり使用しない操作キーを含む多くの操作キーの中から所望の操作キーを選択しなければならず、操作性が良好であるとはいえなかった。特に、車両走行中は、操作キーの選択にあまり時間をかけることができず、それぞれの操作キーを注視することもできないため、簡単に所望の操作キーを選択することができる操作方式が望まれていた。
【0005】
本発明はこのような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、車載用装置の操作性を向上させることができる車載用装置の動作指示方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明の車載用装置の動作指示方式では、自車の走行状態に応じて、車載用装置が有する複数の機能の中からその時点で実行対象となる1あるいは複数の機能が選択され、選択されたそれぞれの機能に対応する操作キーの割り付けが行われる。このように、自車の走行状態に応じて実行可能な機能が絞られ、それぞれの機能毎に操作キーの割り付けが行われるため、細かい操作が困難な走行状態においては、必要最小限の機能や使用頻度の高い機能を、操作しやすい操作キーを操作することによって実行することができ、車載用装置の操作性を向上させることができる。
【0007】
特に、上述した走行状態としては、車両の走行速度や車両が走行する道路形状の複雑さの度合いを考慮することが好ましい。車両の走行速度が上がるほど、あるいは道路形状が複雑になるほど、細かい操作が困難になるため、選択対象となる実行可能な機能を減らすことにより、単純な操作のみが行われることになり、さらに操作性の向上が可能になる。
【0008】
車両の走行状態に応じて実行可能な機能を減らした場合に、複数の操作キーをグループ分けして、各グループに含まれる操作キーに同一の機能を対応させることが好ましい。すなわち、ある範囲に含まれる複数の操作キーを操作したときに同一の機能が実行されるため、操作者は細かな操作を行うことなく所望の機能を選択することができ、操作性をさらに向上させることができる。
【0009】
また、上述した操作キーは、物理的な接点を有するスイッチ類を用いる場合の他に、ディスプレイ装置上に操作キーに相当する画像を表示しておいて、この画像が指し示されたことをタッチパネルを用いて検出するようにしてもよい。この場合には、ディスプレイ装置に表示する操作キーの配置等が自由に変更可能となるため、自車の走行状態に応じて実行可能な機能を絞った場合に、操作キーの配置や大きさを変更して操作性を向上させることができる。
【0010】
また、上述したように走行状態に応じて実行可能な機能を選択する代わりに、走行状態に応じて実行指示が有効な操作キーと実行指示が無効な操作キーの設定を変えることによっても同等の効果が得られる。すなわち、例えば車両の走行速度が上がるほど、あるいは道路形状が複雑になるほど、動作指示が有効な操作キーを減らすことにより、概略的な操作を行った場合の誤動作を防止して確実に所望の機能のみを実行することができるため、操作性の向上が可能になる。
【0011】
また、上述したように走行状態に応じて実行可能な機能や動作指示が有効な操作キーを増減する場合であっても、リモートコントロールユニットを用いて所定の動作指示を行う場合には、全ての操作キーを使った従来通りの操作を可能とすることが好ましい。運転者以外の同乗者は、多くの操作キーを注視しながら細かな操作を行うことができる場合も多いため、同乗者等がリモートコントロールユニットを用いて各種の動作指示を行うようにすれば、走行状態にかかわらず、車載用装置が有する各種の機能を充分に利用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の車載用装置の動作指示方式を適用した一実施形態のオーディオシステムは、自車の走行状態に応じて、実行対象となる機能を選択するとともに、この選択された機能に対応する操作キーの割り付けを変更することを特徴とする。以下、一実施形態のオーディオシステムについて図面を参照しながら説明する。
【0013】
(1)オーディオシステムの構成
図1は、本発明を適用した一実施形態のオーディオシステムの全体構成を示す図であり、ナビゲーション装置としての機能を兼ね備えた複合システムの構成が示されている。同図に示すオーディオシステム100は、所定のナビゲーション動作を行うナビゲーション装置20と、オーディオ源であるカセットテープデッキ22と、各種の操作指示を与える操作部24と、カセットテープデッキ22を制御するオーディオ制御部26と、オーディオ信号を増幅するアンプ28と、オーディオ信号を出力するスピーカ30とを含んで構成されている。
【0014】
ナビゲーション装置20は、自車位置の検出を行う自車位置検出部2と、経路探索等のナビゲーション動作を行うための地図データが記録されたCD−ROMの読み取りを行うCD−ROM読取装置4と、読み取った地図データを一時的に格納する地図データメモリ6と、ナビゲーション装置20全体の制御を行って経路探索等の所定のナビゲーション動作を行うナビゲーション制御部8と、ナビゲーション制御部8によるナビゲーション動作によって得られた処理結果を格納するメモリ10と、自車周辺の地図画像等を表示するディスプレイ装置12とを含んで構成されている。
【0015】
自車位置検出部2は、例えばGPS受信機、方位センサ、距離センサ等を備えており、所定のタイミングで自車の正確な位置を計測しており、計測結果を自車位置データとしてナビゲーション制御部8に出力する。
【0016】
ナビゲーション制御部8は、所定のナビゲーション動作を行う。例えば、ナビゲーション制御部8は、自車位置検出部2から出力される自車位置データに基づいて、地図データメモリ6から自車周辺の所定範囲の地図データを読み出して地図画像を作成し、自車位置を示すマーク画像を重ねてディスプレイ装置12に表示する。また、ナビゲーション制御部8は、経路探索時においては、地図データメモリ6から出発地と目的地を含む所定範囲の地図データを読み出して、出発地と目的地を結ぶ最適な経路を探索し、探索結果をメモリ10に格納する。また、ナビゲーション制御部8は、自車位置検出部2から出力される自車位置データに基づいて自車速度を算出し、算出結果をオーディオ制御部26に出力する。
【0017】
操作部24は、カセットテープデッキ22が有する各種の機能に対応する複数の操作キーを備えている。図2は、操作部24の一例を示す図である。同図に示す操作部24は、カセットテープデッキ22が有する複数の機能(例えば、再生や早送り等)に対応する20個の操作キー25a〜25uを備えている。利用者は、この操作キー25a〜25uを押下することによって、再生や早送り等の各種の機能に対応する実行指示をオーディオシステム100に対して与えることができる。
【0018】
オーディオ制御部26は、操作部24から出力される実行指示に応じた信号に基づいて、カセットテープデッキ22が有する各種機能の実行制御を行うとともに、カセットテープデッキ22から出力されるオーディオ信号をアンプ28に出力する。このオーディオ信号はアンプ28によって増幅されて、スピーカ30から出力される。
【0019】
また、オーディオ制御部26は、ナビゲーション制御部8から出力される自車速度の算出結果と実行機能選択テーブルとに基づいて、その時点の自車速度に対応して実行対象となる1あるいは複数の機能を選択する。
【0020】
図3は、実行機能選択テーブルの一例を示す図である。同図に示す実行機能選択テーブルは、自車の走行速度とそれぞれの速度毎に実行可能な機能とを対応づけたものである。例えば、走行速度が10km/h以下の場合には、全ての機能が実行可能となる。また、走行速度が10〜60km/hの範囲に含まれる場合には、「再生」、「早送り」、「巻き戻し」の3つの機能のみが実行可能であり、その他の機能は実行対象から除外される。さらに、走行速度が60km/h以上になると、「再生」および「一時停止」の2つの機能のみが実行可能であり、その他の機能は全て実行対象から除外される。実行機能選択テーブルは、例えばオーディオ制御部26の内蔵メモリ(図示せず)に格納されている。
【0021】
さらに、オーディオ制御部26は、操作部24に備わった20個の操作キー25a〜25uを配置位置が近いもの同士をまとめてグループ分けを行い、各グループに含まれる1あるいは複数の操作キーにその時点で実行可能な同じ機能を対応させる操作キーの割り付け処理を行う。
【0022】
上述した自車位置検出部2、ナビゲーション制御部8が走行状態判定手段に、操作部24が操作手段に、オーディオ制御部26が実行機能選択手段および操作キー割付手段に、オーディオ制御部26およびカセットテープデッキ22が機能実行手段にそれぞれ対応する。
【0023】
(2)オーディオシステムの動作
本実施形態のオーディオシステム100は上述した構成を有しており、次に、その動作を説明する。図4は、オーディオシステム100において、自車の走行状態に応じて実行可能な機能を選択する場合の動作手順を示す流れ図である。
【0024】
自車位置検出部2は、内蔵するGPS受信機、方位センサ、距離センサ等により、所定のタイミングで自車位置を計測しており、その計測結果を自車位置データとしてナビゲーション制御部8に向けて出力する(ステップ100)。ナビゲーション制御部8は、入力される自車位置データに基づいて自車速度を算出する(ステップ101)。
【0025】
オーディオ制御部26は、ナビゲーション制御部8によって算出された自車速度と、図3に示した実行機能選択テーブルとに基づいて、その時点で実行対象となる1あるいは複数の機能を選択する(ステップ102)。例えば、ナビゲーション制御部8によって算出された自車の走行速度が50km/hである場合には、オーディオ制御部26は、図3に示した実行機能選択テーブルに基づいて、その時点で実行可能な機能として「再生」、「早送り」、「巻き戻し」の3つを選択する。
【0026】
次に、オーディオ制御部26は、操作部24に備わった20個の操作キー25a〜25uを複数のグループに分類し、分類した各グループに含まれる1あるいは複数の操作キーにその時点で実行可能な機能を対応させる操作キーの割り付け処理を行う。
【0027】
例えば、車両の走行速度が50km/hであって、上述したステップ102において「再生」、「早送り」、「巻き戻し」の3つの機能が選択された場合には、オーディオ制御部26は、図5に示すように、操作キー25a〜25uを互いに接近して配置されたもの同士を組み合わせて3つのグループA、B、Cに分類する。そして、グループAに含まれる6個の操作キー25a〜25fに「巻き戻し」の機能を割り付け、グループBに含まれる6個の操作キー25g〜25mに「再生」の機能を、グループCに含まれる8個の操作キー25n〜25uに「早送り」の機能をそれぞれ割り付ける。
【0028】
また、車両の走行速度が60km/h以上であって、上述したステップ102において「再生」と「一時停止」の2つの機能が選択された場合には、オーディオ制御部26は、図6に示すように、20個の操作キー25a〜25uを互いに接近して配置されたもの同士を組み合わせて2つのグループD、Eに分類する。そして、グループDに含まれる6個の操作キー25a〜25fに「一時停止」の機能を割り付け、グループEに含まれる14個の操作キー25g〜25uに「再生」の機能をそれぞれ割り付ける。
【0029】
このようにして操作キーに対する機能の割り付け処理が終了すると、次に、オーディオ制御部26は、操作部24に含まれるいずれかの操作キーが押下されたか否かを判定する(ステップ104)。いずれの操作キーも押下されない場合にはこの判定処理が繰り返される。また、いずれかの操作キーが押下されると、希オーディオ制御部26は、この押下された操作キーに割り付けたその時点で実行可能な機能を実行する(ステップ105)。例えば、図5に示した6個の操作キー25g〜25mのいずれかが押下された場合には、カセットテープデッキ22に対して再生動作が指示されて、セットされているカセットテープ(図示せず)に記録された音楽等が再生される。
【0030】
このように、本実施形態のオーディオシステム100では、ナビゲーション装置20のナビゲーション制御部8によって自車速度の算出が行われており、オーディオ制御部26は、この算出された自車速度と実行機能選択テーブルとに基づいて、その時点で実行対象となる1あるいは複数の機能を選択し、互いに接近して配置された操作キーを集めてグループ分けを行った後、同一のグループに含まれる操作キーに同一の機能を割り付ける。走行速度が増すにしがたって実行対象となる機能を使用頻度が高い機能や必要最小限の機能に絞っており、その数を減らすことにより、操作自体が簡略化されて操作性を向上させることができる。特に、実行可能な機能が減ったことに対応して、互いに接近して配置された複数の操作キーに同一の機能を割り付けることができるため、細かな操作を行うことなく所望の機能の動作指示を行うことができ、誤操作が減るとともにさらなる操作性の向上が可能になる。
【0031】
ところで、上述した実施形態では、車両の走行速度に応じて実行対象となる機能の数や内容を変更するようにしたが、走行速度以外の要因に基づいて実行可能な機能の数や内容を変更するようにしてもよい。例えば、走行速度の代わりに、自車が走行する道路形状の複雑さ(高速道路であるか否か、カーブの有無等)を用いるようにしてもよい。
【0032】
高速道路やカーブが連続する道路を走行中であるか否かについての判定は、CD−ROMに記録された地図データに基づいて行うことができる。CD−ROMに記録された地図データは、所定の経度および緯度で区切られた図葉を単位としており、各図葉の地図データは、図葉番号を指定することにより特定され、読み出すことが可能となる。また、各図葉ごとの地図データには、▲1▼地図表示に必要な各種のデータからなる描画ユニットと、▲2▼マップマッチングや経路探索、経路誘導等の各種の処理に必要なデータからなる道路ユニットと、▲3▼交差点の詳細データからなる交差点ユニットが含まれている。また、上述した描画ユニットには、VICSセンタから送られてくる渋滞情報に基づいて対応する道路を特定するために必要なVICS変換レイヤのデータと、建物あるいは河川等を表示するために必要な背景レイヤのデータと、市町村名や道路名等を表示するために必要な文字レイヤのデータが含まれている。
【0033】
上述した道路ユニットにおいて、道路上のある交差点と隣接する他の交差点等とを結ぶ線をリンクといい、2本以上のリンクを結ぶ点をノードという。図7は、上述した道路ユニットの全体構成を示す図である。同図に示すように、道路ユニットには、道路ユニットであることを識別するためのユニットヘッダと、全ノードの詳細データを納めた接続ノードテーブルと、接続ノードテーブルの格納位置を示すノードテーブルと、隣接する2つのノードによって特定されるリンクの詳細データを納めたリンクテーブルとが含まれている。
【0034】
図8は、道路ユニットに含まれる各種のテーブルの詳細な内容を示す図である。ノードテーブルは、図8(A)に示すように、着目している図葉に含まれる全ノードに対応したノードレコード#0、#1、…を格納している。各ノードレコードは、その並び順に#0から順にノード番号が与えられており、各ノードに対応する接続ノードテーブルの格納位置を示す。
【0035】
また、接続ノードテーブルは、図8(B)に示すように、存在するノードのそれぞれ毎に、
a.正規化経度・緯度、
b.このノードが交差点ノードであるか否かを示す交差点ノードフラグ、他の図葉との境界にあるノードであるか否かを示す隣接ノードフラグなどからなる「ノードの属性フラグ」、
c.このノードをリンクの一方端とするリンクがある場合に各リンクの他方端を構成するノードの数を示す「接続しているノードの数」、
d.このノードに接続されているリンクに右折禁止やUターン禁止等の交通規制が存在する場合にはその「交通規制の数」、
e.このノードが一方端となっている各リンクのリンク番号を示すリンク本数分の接続ノードレコード、
f.上述した交通規制が存在する場合にはその数に対応した交通規制の具体的な内容を示す交通規制レコード、
g.このノードが他の図葉との境界にあるノードである場合には、隣接する図葉の対応するノードの接続ノードテーブルの位置を示す「隣接ノードレコード」、
h.このノードが交差点ノードである場合には、交差点ユニットにおける対応する交差点レコードの格納位置およびサイズ、
等が含まれる。
【0036】
また、リンクテーブルは、図8(C)に示すように、着目している図葉に含まれる全てのリンクに対応したリンク番号順の複数のリンクレコードを含んでいる。これらの各リンクレコードは、
a.主に探索経路表示用に各リンクに付されたコードであるリンクID、
b.リンクの両端に位置する2つのノードを特定するノード番号1およびノード番号2、
c.リンクの距離、
d.このリンクの通過に必要な時間を分単位で示したコスト、
e.このリンクがVICSセンタで管理しているVICSリンクと対応しているか否かを示すVICSリンク対応フラグ等を含む各種の道路属性フラグ、
f.このリンクに対応した実際の道路が高速道路であるか一般道であるかといった種別を示す道路種別フラグ、
g.このリンクに対応した道路に付された路線番号、
等が含まれる。
【0037】
例えば、高速道路を走行中において実行対象となる機能を選択する場合には、ナビゲーション制御部8は、自車位置検出部2から出力される自車位置データに基づいて自車位置周辺の地図データを読み出し、自車位置周辺の地図データを解析することにより、自車が現在走行している道路が高速道路であるか否かを判定する。具体的には、ナビゲーション制御部8は、図8(C)に示したリンクレコードの「道路種別フラグ」を解析することによって、自車が現在走行している道路が高速道路であることを判定し、判定結果をオーディオ制御部26に出力する。オーディオ制御部26は、この判定結果に基づいて、高速道路走行時に実行可能な1あるいは複数の機能を選択する。
【0038】
また、カーブが連続する道路を走行中において実行対象となる機能を選択する場合には、ナビゲーション制御部8は、自車位置データに基づいて自車位置周辺の地図データを読み出して、自車位置周辺の地図データを解析することにより、自車が現在走行している道路がカーブが連続している道路であるか否かを判定する。
【0039】
図9は、カーブしている道路におけるノード設定の一例を示す図である。カーブしている道路においては、同図のAからEに示すようにノードが設定されている。ナビゲーション制御部8は、自車が現在走行中の道路に対応するいくつかの連続するノードについて、図8(B)に示した接続ノードテーブルの「正規化経度・緯度」を解析することにより、自車が現在走行している道路がカーブが連続する道路であるか否かを判定することができる。
【0040】
ナビゲーション制御部8によって、カーブが連続する道路を自車が走行中であると判定されると、オーディオ制御部26は、この判定結果に基づいて、連続したカーブを有する道路と走行中に実行可能な1あるいは複数の機能を選択する。
【0041】
なお、経路誘導時のように走行する道路が決まっている場合には、現在走行している道路だけでなくその先の道路についても、ナビゲーション制御部8により、あらかじめ高速道路であるか否かあるいはカーブが連続する道路であるか否かを判定するようにしてもよい。
【0042】
このように、道路形状の複雑さ等に基づいて、その道路を走行時に実行対象となる機能を選択し、互いに接近して配置された操作キーを集めてグループ分けを行った後、同一のグループに含まれる操作キーに同一の機能を割り付ける。道路形状の複雑さが増すにしがたって実行対象となる機能を使用頻度が高い機能や必要最小限の機能に絞っており、その数を減らすことにより、操作自体が簡略化されて操作性を向上させることができる。特に、実行可能な機能が減ったことに対応して、互いに接近して配置された複数の操作キーに同一の機能を割り付けることができるため、細かな操作を行うことなく所望の機能の動作指示を行うことができ、誤操作が減るとともにさらなる操作性の向上が可能になる。
【0043】
また、図10に示すように、ナビゲーション装置20を構成するディスプレイ装置12の表示画面にタッチパネル14を取り付けて、画面上に表示された操作キーのマーク画像を直接指し示すことにより各種の機能に対する動作指示を行うようにしてもよい。例えば、自車の走行状態に応じて実行対象となる機能が変更された場合には、オーディオ制御部26からナビゲーション制御部8に対して、その時点で実行可能な機能に関する情報(実行機能データ)が送られる。ナビゲーション制御部8は、この実行機能データに基づいて所定のマーク画像を作成してディスプレイ装置12に表示する。
【0044】
図11は、実行可能な操作キーに対応するマーク画像が表示された表示画面の一例を示す図である。例えば、オーディオ制御部26によって「再生」、「早送り」、「巻き戻し」の3つの機能が選択された場合には、図11に示すように、「再生」、「早送り」、「巻き戻し」の各機能に対応したマーク画像が、大きくしかも見やすい位置に表示される。利用者によっていずれかのマーク画像が指し示されると、この指し示された位置がタッチパネル14によって検出される。オーディオ制御部26は、タッチパネル14から出力される検出信号に基づいて、いずれの機能のマーク画像が指し示されたかを判定することができ、指し示された機能を実行する。なお、ディスプレイ装置12は、通常は地図画像等の表示に用いられるため、図11に示すように、地図画像等が透過するようにマーク画像を表示することが好ましい。
【0045】
また、上述した実施形態では、操作部24に備わった操作キー25a〜25uを押下することによって実行指示が行われるが、図12に示すオーディオシステム200のように、遠隔操作によって実行指示を行う遠隔操作部としてのリモートコントロール(リモコン)ユニット232と、リモコンユニットから出力される赤外線信号を受光するリモコン受光部233を備え、操作部24とは異なる操作手段を併用するようにしてもよい。このように、別にリモコンユニット232を用いて各種の動作指示を行う場合には、上述した実施形態で説明したような走行状態に応じて実行対象となる機能を制限するのではなく、常に全ての機能の実行指示を行うことができるようにすることが好ましい。すなわち、運転者以外の搭乗者がこのリモコンユニット232を使用する場合には、ある程度細かな操作を行うことも可能であり、オーディオシステム200が有する多くの機能を実行することができる。
【0046】
また、上述した実施形態では、実施対象となる機能の数が少なくなったときに、操作部24に備わった操作キー25a〜25uを複数グループに分類し、各グループに属する全ての操作キーに同一の機能を割り付けたが、このようなグループ分けは行わずに、各機能ごとに1個の操作キーを対応させるようにしてもよい。
【0047】
また、上述した実施形態では、カセットテープデッキ22が有する各種の機能を実行する場合の動作指示方式について説明したが、カセットテープデッキ22以外のオーディオソース(FM/AMチューナ、CDプレーヤ等)が有する各種の機能を実行する場合や、オーディオ装置以外、例えばナビゲーション装置が有する各種の機能を実行する場合にも本発明を適用することができる。
【0048】
また、上述した実施形態において、車両の走行状態に応じて実行可能な機能が変更される場合に、その旨の所定のメッセージをディスプレイ装置12の画面上に表示したり、同じ趣旨の音声メッセージをスピーカ30から出力するようにしてもよい。
【0049】
また、上述した実施形態では、車両の走行状態に応じて実行対象となる機能を選択するようにしたが、機能を選択する代わりに、操作部24が備える操作キーの中で、それぞれを押下したときにオーディオ装置26に対してなされる動作指示が有効な操作キーと無効な操作キーとを適宜変更するようにしてもよい。例えば、車両の走行速度が速くなったとき、あるいは走行中の道路形状の複雑さが増したときに、動作指示が無効な操作キーの数を増すということは、結果的に実行可能な機能の数を減らすことに相当するため、上述した実施形態のオーディオシステム100等と同じ効果が得られる。この場合において、オーディオ制御部26が操作キー選択手段に対応する。
【0050】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、自車の走行状態に応じて、車載用装置が有する複数の機能の中からその時点で実行対象となる1あるいは複数の機能が選択され、選択されたそれぞれの機能に対応する操作キーの割り付けが行われるため、細かい操作が困難な走行状態においては、必要最小限の機能や使用頻度の高い機能を、操作しやすい操作キーを操作することによって実行することができ、車載用装置の操作性を向上させることができる。
【0051】
また、車両の走行状態に応じて実行可能な機能を減らした場合に、複数の操作キーをグループ分けして、各グループに含まれる操作キーの同一の機能を対応させることにより、細かな操作を行うことなく所望の機能の実行を指示することができるため、操作性をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施形態のオーディオシステムの全体構成を示す図である。
【図2】操作部の一例を示す図である。
【図3】実行機能選択テーブルの一例を示す図である。
【図4】自車の走行状態に応じて実行可能な機能を選択する場合のオーディオシステムの動作手順を示す流れ図である。
【図5】操作部に備わった複数の操作キーを3つのグループに分類した具体例を示す図である。
【図6】操作部に備わった複数の操作キーを2つのグループに分類した具体例を示す図である。
【図7】道路ユニットの全体構成を示す図である。
【図8】道路ユニットに含まれる各種のテーブルの詳細な内容を示す図である。
【図9】カーブしている道路におけるノードの一例を示す図である。
【図10】タッチパネルを有するオーディオシステムの構成を示す図である。
【図11】実行可能な操作キーに対応するマーク画像が表示された表示画面の一例を示す図である。
【図12】リモコンユニットを備えたオーディオシステムの構成を示す図である。
【符号の説明】
2 自車位置検出部
8 ナビゲーション制御部
12 ディスプレイ装置
14 タッチパネル
20 ナビゲーション装置
22 カセットテープデッキ
24 操作部
26 オーディオ制御部
30 スピーカ
100 オーディオシステム

Claims (9)

  1. 自車の走行状態を判定する走行状態判定手段と、
    車載用装置が有する複数の機能の実行指示を行う複数の操作キーを有し、これら複数の操作キーの配置が予め固定されている操作手段と、
    前記走行状態判定手段によって判定された自車の走行状態に応じて、前記車載用装置が有する複数の機能の中からその時点で実行対象となる1あるいは複数の機能を選択する実行機能選択手段と、
    前記実行機能選択手段によって選択された1あるいは複数の機能のそれぞれに、前記操作手段に含まれる1あるいは複数の前記操作キーを対応させる操作キー割付手段と、
    前記操作手段に含まれるいずれかの前記操作キーが操作されたときに、この操作された操作キーに対応する機能を実行する機能実行手段と、
    前記操作手段に含まれる複数の操作キーの少なくとも一部を備えるリモートコントロールユニットと、
    を備え、前記機能実行手段は、前記リモートコントロールユニットに含まれる操作キーが操作されたときに、前記走行状態判定手段による判定結果にかかわらず、この操作された操作キーに固定的に割り当てられた機能を実行することを特徴とする車載用装置の動作指示方式。
  2. 請求項1において、
    前記走行状態判定手段によって判定される走行状態は自車の走行速度であり、前記実行機能選択手段は、自車の走行速度が速くなるにしたがって、実行対象となる機能の数を減少させることを特徴とする車載用装置の動作指示方式。
  3. 請求項1において、
    前記走行状態判定手段によって判定される走行状態は自車が走行する道路形状の複雑さであり、前記実行機能選択手段は、自車が走行する道路形状が複雑になるにしたがって、実行対象となる機能の数を減少させることを特徴とする車載用装置の動作指示方式。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記操作キー割付手段は、互いに接近して配置された前記操作キーを集めて複数のグループ分けを行い、同一グループに属する前記操作キーに、実行対象となる同一の機能を対応させることを特徴とする車載用装置の動作指示方式。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記操作手段は、前記実行機能選択手段によって選択された機能に対応する前記操作キーを表示するディスプレイ装置と、前記ディスプレイ装置に表示された前記操作キーに対応する表示画面の一部が指し示されたときにこの指し示された位置を検出するタッチパネルとを有しており、
    前記機能実行手段は、前記タッチパネルによる検出結果に基づいて、指し示された操作キーを判定して、この操作キーに対応する機能を実行することを特徴とする車載用装置の動作指示方式。
  6. 自車の走行状態を判定する走行状態判定手段と、
    車載用装置が有する複数の機能の実行指示を行う複数の操作キーを有し、これら複数の操作キーの配置が予め固定されている操作手段と、
    前記走行状態判定手段によって判定された自車の走行状態に応じて、前記実行指示が有効な前記操作キーと前記実行指示が無効な前記操作キーとを選択的に設定する操作キー選択手段と、
    前記実行指示が有効な前記操作キーが操作されたときに、この操作キーに対応する機能を実行する機能実行手段と、
    前記操作手段に含まれる複数の操作キーの少なくとも一部を備えるリモートコントロールユニットと、
    を備え、前記機能実行手段は、前記リモートコントロールユニットに含まれる操作キーが操作されたときに、前記走行状態判定手段による判定結果にかかわらず、この操作され た操作キーに固定的に割り当てられた機能を実行することを特徴とする車載用装置の動作指示方式。
  7. 請求項6において、
    前記走行状態判定手段によって判定される走行状態は自車の走行速度であり、前記操作キー選択手段は、自車の走行速度が速くなるにしたがって、前記実行指示が無効な前操作キーの数を増加させることを特徴とする車載用装置の動作指示方式。
  8. 請求項6において、
    前記走行状態判定手段によって判定される走行状態は自車が走行する道路形状の複雑さであり、前記操作キー選択手段は、自車が走行する道路形状が複雑になるにしたがって、前記実行指示が無効な前記操作キーの数を増加させることを特徴とする車載用装置の動作指示方式。
  9. 請求項6〜8のいずれかにおいて、
    前記操作手段は、前記操作キー選択手段によって選択された前記動作指示が有効な前記操作キーを表示するディスプレイ装置と、前記ディスプレイ装置に表示された前記操作キーに対応する表示画面の一部が指し示されたときにこの指し示された位置を検出するタッチパネルとを有しており、
    前記機能実行手段は、前記タッチパネルによる検出結果に基づいて、指し示された操作キーを判定して、この操作キーに対応する機能を実行することを特徴とする車載用装置の動作指示方式。
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