JP3657175B2 - トンネルオーブン - Google Patents

トンネルオーブン Download PDF

Info

Publication number
JP3657175B2
JP3657175B2 JP2000182004A JP2000182004A JP3657175B2 JP 3657175 B2 JP3657175 B2 JP 3657175B2 JP 2000182004 A JP2000182004 A JP 2000182004A JP 2000182004 A JP2000182004 A JP 2000182004A JP 3657175 B2 JP3657175 B2 JP 3657175B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot air
fired
heating
temperature
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000182004A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002000166A (ja
Inventor
正治 小川
Original Assignee
株式会社久電舎
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社久電舎 filed Critical 株式会社久電舎
Priority to JP2000182004A priority Critical patent/JP3657175B2/ja
Publication of JP2002000166A publication Critical patent/JP2002000166A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3657175B2 publication Critical patent/JP3657175B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はトンネルオーブンに係り、特に被焼成物がコンベア内を移動する過程において焼成処理が行なわれるトンネルオーブンに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に製菓・製パンの生産ラインには、製菓・製パン用トンネルオーブンが設けられており、このトンネルオーブン内に被焼成物(菓子,パン等の生地)を送り込み焼成が行われる。
【0003】
製菓・製パン用トンネルオーブンは、例えば全長が10mを越すような装置であり、大略すると複数の焼成ゾーンにより構成されるオーブン本体、このオーブン本体内で被焼成物を搬送する搬送コンベアー、この搬送コンベアーにより搬送される過程において被焼成物を加熱し焼成する加熱装置、その他各種制御装置、安全装置,及び操作盤等により構成されている。
【0004】
また、加熱装置は、被焼成物の搬送経路の下部に配設された下部加熱装置と、上部に配設された上部加熱装置とにより構成されている。そして、被焼成物は、搬送経路の上下に配設された各加熱装置により焼成処理を行われる構成とされていた。従来、この下部加熱装置及び上部加熱装置は、いずれもガスバーナーにより構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、下部加熱装置及び上部加熱装置を共にガスバーナーにより構成した場合、ガスバーナーはガスの噴射孔の精度を高く維持する必要がある等の理由により、これを直接水洗いすることができなかった。このため、被焼成物から発生した残渣がガスバーナーに付着した場合、これを洗い落とすことが困難であり、衛生性が低下するという問題点があった。
【0006】
この問題点は、特に下部加熱装置において顕著に現れる。即ち、被焼成物から発生する残渣は、通常被焼成物の搬送経路から下方に落下する。このため、被焼成物から発生した残渣のほとんどが下部加熱装置(下部ガスバーナー)に付着する。よって、特に下部加熱装置における衛生性の低下が大きな問題となる。
【0007】
一方、従来のように下部加熱装置及び上部加熱装置の双方がガスを燃焼させて被焼成物を焼成する構成では、焼成時に多大な二酸化炭素が排出される。近年、地球温暖化が問題となっており、あらゆる分野の産業機器において二酸化炭素の排出量を低減する努力が行われている。従って、業務用である製菓・製パン用トンネルオーブンにおいても、二酸化炭素の低減を図る必要がある。
【0008】
更に、近年ではエネルギー使用合理化法(いわゆる、省エネ法)に基づく省エネ対策の推進が要求されているが、従来のように単にガスバーナーにより被焼成物を焼成する構成では、加熱装置の熱効率が悪く、上記の要求に対応することができないという問題点があった。
【0009】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、衛生性の向上及び省エネルギー化を図りつつ、合わせて地球温暖化への対応を図りうるトンネルオーブンを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴とするものである。
【0012】
また、請求項1記載の発明は、
被焼成物がオーブン本体内の搬送経路を搬送装置により搬送される過程において、前記被焼成物の搬送経路に沿って配置された加熱装置により焼成される構成とされたトンネルオーブンにおいて、
前記加熱装置を、熱風を生成する熱風生成手段と、前記被焼成物の搬送経路に沿って配設された加熱ダクトとを具備する構成し、
前記熱風生成手段により生成された前記熱風が前記加熱ダクトを通り再び前記熱風生成手段に戻るよう、前記熱風が前記熱風生成手段と前記加熱ダクトとの間で循環する構成とし、
かつ、前記加熱ダクト内に前記熱風の通路となる往路と復路を形成すると共に、該往路と復路の双方が共に前記搬送経路と対向するよう前記加熱ダクトの面方向に併設された構成としたことを特徴とするものである。
【0013】
また、請求項2記載の発明は、
請求項1記載のトンネルオーブンにおいて、
前記熱風生成手段は電気ヒータを具備することを特徴とするものである。
【0014】
上記した各手段は、次のように作用する。
【0017】
請求項1記載の発明によれば、
加熱ダクト内に熱風の通路となる往路と復路を設け、この往路と復路がそれぞれ加熱ダクトの面方向に併設され構成としたことにより、往路と復路共に被焼成物の搬送経路と対向する構成となる。仮に、往路と復路を鉛直方向に重ねた構成とした場合、上部に位置する一方の熱風の通路のみが焼成に寄与することとなり、熱効率が低下してしまう。
これに対し、往路と復路を加熱ダクトの面方向に併設することにより、往路及び復路の双方を流れる熱風のいずれもが被焼成物の焼成に寄与することとなり、熱効率は向上してトンネルオーブンの省エネルギー化を図ることができる。
【0018】
また、請求項2記載の発明によれば、
熱風生成手段に設けた電気ヒータにより熱風を生成する構成としたことにより、電気ヒータはガスヒータのように二酸化炭素が排出されることはなく、よって近年問題となっている地球温暖化等の環境問題に対処することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
【0021】
図1及び図2は、本発明の一実施例であるトンネルオーブン10の全体構成を示している。図1はトンネルオーブン10の平面図及び正面図であり、図3はトンネルオーブン10の縦断面図である。
【0022】
トンネルオーブン10は、大略するとオーブン本体11、搬送装置12、加熱装置13、及び焼成温度検出装置14等により構成されている。このトンネルオーブン10は、パンの生地等の被焼成物1を搬送装置12に載置し、この搬送装置12によりオーブン本体11内を搬送する過程において、加熱装置13により被焼成物1を焼成する構成とされている。
【0023】
また、本実施例のトンネルオーブン10は、HACCP(ハセップ=危害分析重要管理点)方式に対応した構成とされている。HACCP(ハセップ)方式は、ある食品の加工工程中、発生する恐れのある微生物汚染等の危害について分析(HA)し、それらに対応する上で特に対策が必要な重要管理点(CCP)を見出し、そこへの監視を強化して安全性の確保を図るという方法である。
【0024】
トンネルオーブン10を用いて実施される製菓,製パン工程に適用されるHACCP(ハセップ)方式では、微生物汚染等の危害について分析(HA)を行なうために、搬送コンベアー25に置かれた被焼成物1に温度センサ70を挿入し(図7参照)、焼成時における被焼成物1の温度変化を測定し、そしてこの測定結果より重要管理点(CCP)を見出し、監視を強化することにより安全性の確保を図ることが行なわれる。このため、本実施例に係るトンネルオーブン10は、焼成温度検出装置14を有した構成とされている。
【0025】
以下、トンネルオーブン10の各構成について説明する。
【0026】
先ず、オーブン本体11について説明する。
【0027】
図1及び図2に示すように、オーブン本体11はトンネル構造を有しており、被焼成物1はオーブン本体11内を図中右から左方向へ搬送される構成となっている。本実施例では、オーブン本体11は第1ブロック21と第2ブロック22の二つのブロックにより構成されており、各ブロック21,22毎に焼成条件を設定できる構成とされている。尚、オーブン本体11のブロックは本実施例のように二つのブロックに限定されものではなく、被焼成物1の焼成条件に応じて適宜設定することができる。
【0028】
また、オーブン本体11の図中右側端部には被焼成物1が投入される入口テーブル23が設けられており、オーブン本体11の図中左側端部には焼成された被焼成物1を取り出す出口テーブル24が設けられている。また、オーブン本体11の側面には被焼成物1の焼成状態を確認するための検視孔32及び排気を行なうための排気ダンパー孔33が形成されており、更にオーブン本体11の上部中央位置には焼成により発生した排気ガスを排気するための排気装置34が設けられている。尚、搬送装置12、加熱装置13、及び焼成温度検出装置14は、上記構成とされたオーブン本体11に配設されている。
【0029】
次に、搬送装置12について説明する。
【0030】
搬送装置12は、搬送コンベアー25、コンベアープーリー26,27、及びコンベアー用モータ28等により構成されている。搬送コンベアー25は、入口テーブル23に配設されたコンベアープーリー26と、出口テーブル24に配設されたコンベアープーリー27との間に張架されている。
【0031】
この搬送コンベアー25の両側部にはコンベアーローラー93が配設されており(図7参照)、このコンベアーローラー93がオーブン本体11に設けられたコンベアー案内レール92上を転動することにより、搬送コンベアー25は移動する。また、コンベアー用モータ28は出口テーブル24に配設されており(図2参照)、このコンベアー用モータ28とコンベアープーリー27との間にはベルト29が張架されている。よって、コンベアー用モータ28の駆動力はベルト29を介してコンベアープーリー27に伝達され、これにより搬送コンベアー25は移動する構成となっている。
【0032】
被焼成物1はトレイ2に入れられた上で(図7参照)、入口テーブル23上において搬送コンベアー25上に装着される。そして、搬送コンベアー25が駆動することにより被焼成物1はオーブン本体11内を搬送され、その搬送過程において後述する加熱装置13により焼成処理が行われ、焼成処理が終了した被焼成物1は出口テーブル24において搬送コンベアー25から取り出される。
【0033】
続いて、加熱装置13について説明する。
【0034】
加熱装置13は、本実施例では第1ブロック21及び第2ブロック22にそれぞれ設けられている。この加熱装置13は、図2乃至図4に示すように、大略すると被焼成物1の搬送経路の下部に配設された下部加熱装置30と、搬送経路の上部に配設された上部加熱装置31とにより構成されている。
【0035】
上部加熱装置31は、本実施例ではガスバーナーを用いている。後述する地球温暖化等の環境問題に対処する点からは、二酸化炭素を排出するガスバーナーは望ましくない。しかしながら、被焼成物1の表面に焦げ目を付ける必要がある場合には、加熱力が弱いためガスバーナー以外の加熱装置では十分な焦げ目を付けることができない。このため、本実施例では上部加熱装置31として本実施例ではガスバーナーを用いている。尚、被焼成物1の焼成条件によっては、上部加熱装置31を電気ヒータ等の二酸化炭素を発生させないものを用いることが望ましい。
【0036】
下部加熱装置30は、加熱炉35,ファン36,ファンモータ37,供給ダクト38,排出ダクト39,及び加熱ダクト40等により構成されている。加熱炉35は、被焼成物1を焼成するための熱風を生成する機能を奏するものである。この加熱炉55の内部には第1乃至第3の隔壁41〜43が配設されており、これにより加熱炉35の内部は第1室47,第2室48,及び第3室49が形成されている。
【0037】
具体的には、第1の隔壁41と第2の隔壁42との間に第1室47が形成され、第2の隔壁42と側壁45との間には第2室48が形成され、第3の隔壁43と上部壁44との間には第3室49が形成され、更に第1の隔壁41と側壁46との間には加熱室50が形成されている。
【0038】
ファンモータ37は、側壁45に配設されている。このファンモータ37の回転軸は側壁45を貫通して第2室48内に突出しており、この突出部分にファン36が取り付けられている。よって、ファンモータ37が駆動することにより、ファン36はダイレクトに回転される。
【0039】
また、第2の隔壁42には、ファン36と対向するよう流入開口56が形成されている。よって、ファンモータ37が駆動しファン36が回転することにより、第1室47内の空気は流入開口56を介して第2室48内に流入する構成とされている。また、第3室49と加熱室50とを画成する第3の隔壁43には、複数の吹き出し孔57が形成されている。更に、加熱室50内には電気ヒータ51が配設されており、この電気ヒータ51は吹き出し孔57と対向する位置に配設されている。
【0040】
供給ダクト38及び排出ダクト39は、上記した加熱炉35の両側部に配設されている。この供給ダクト38及び排出ダクト39は、加熱炉35から上方に延出するよう配設されている。また、各ダクト38,39の下部には下部開口52,53が形成されており、各ダクト38,39の上部には上部開口54,55が形成されている。
【0041】
供給ダクト38に形成されている下部開口53は、加熱室50の下部に開口した構成とされている。具体的には、加熱室50に配設された電気ヒータ51の下部位置に開口するよう構成されている。また、排出ダクト39に形成されている下部開口52は、前記した第1室47に開口するよう構成されている。また、各ダクト38,39に形成された上部開口54,55は、加熱ダクト40に連通されている。
【0042】
加熱ダクト40は中空の扁平箱形状を有したダクトであり、被焼成物1の搬送経路の下部に配設されている。即ち、加熱ダクト40は、被焼成物1を搬送する搬送コンベアー25の下部位置に配置されている。前記した加熱炉55で生成された熱風は、供給ダクト38を介して加熱ダクト40に供給され加熱ダクト40を加熱する。被焼成物1は、加熱された加熱ダクト40の輻射熱により焼成処理が行われる。
【0043】
また、加熱ダクト40に供給され被焼成物1の焼成を行った熱風は、排出ダクト39を介して再び加熱炉55に戻る構成とされている。即ち、本実施例では、被焼成物1の焼成処理を行なう熱風は、加熱炉55→供給ダクト38→加熱ダクト40→排出ダクト39→上部開口55の順で循環するよう構成されている。以下、熱風の流れる順に従って、上記した各構成の機能について詳述する。
【0044】
加熱炉55で加熱された熱風は、供給ダクト38の下部開口53に流入する。下部開口53に流入した熱風は、供給ダクト38内を上動して55から加熱ダクト40内に供給される。
【0045】
図4は、加熱ダクト40を拡大して示している。図4(A)は加熱ダクト40の横断面図であり、(B)は加熱ダクト40の正面図である。図4(A)に示すように、加熱ダクト40の内部中央には中央隔壁60が形成されており、また中央隔壁60の両側位置には側部隔壁61がそれぞれ形成されている。これにより、中央隔壁60の両側位置には、それぞれ往路63及び復路64よりなる熱風の通路が形成される。この際、本実施例では、往路63と復路64が、それぞれ扁平箱形状とされた加熱ダクト40(図4(B)参照)の面方向に併設され構成としている。
【0046】
供給ダクト38から加熱ダクト40内に供給された熱風は、中央隔壁60に案内されて往路63内に流入する(熱風の流れを図4(A)に破線で示す)。往路63を流れた熱風は加熱ダクト40の外壁により流れ方向を変換されて復路64内に進行する。そして、復路64内を流れた熱風は、上部開口54より排出ダクト39内に排出される。
【0047】
上記のように本実施例では、往路63と復路64がそれぞれ加熱ダクト40の面方向に併設された構成とているため、往路63と復路64の双方が共に被焼成物1の搬送経路と対向する構成となる。仮に、往路と復路を上下方向(鉛直方向)に重ねた構成を想定すると、上部に位置する一方の熱風の通路のみが被焼成物の搬送経路と対向し焼成に寄与し、下部に位置する他方の熱風の通路は焼成に寄与しない構成となり、熱効率が低下してしまう。
【0048】
これに対し、本実施例では往路63と復路64を加熱ダクト40の面方向に併設した構成であるため、往路63及び復路64の双方を流れる熱風のいずれもが被焼成物1の焼成に寄与することとなる。これにより、熱効率は向上し、よってトンネルオーブン10の省エネルギー化を図ることができる。
【0049】
一方、上部開口54より排出ダクト39内に排出され熱風は、排出ダクト39内を下動して下部開口52から加熱炉55の第1室47に排出される(以下、この加熱ダクト40を通過し加熱炉55に戻った熱風を循環熱風という)。この循環熱風は、加熱ダクト40内を通過することにより、上部開口55から加熱ダクト40に供給されたときの温度に比べ温度の低下が発生しているものの、常温に比べては高い温度となっている。
【0050】
また、第1室47を構成する一方の壁である第2の隔壁42には、前記したように流入開口56が形成されており、この流入開口56はファン36と対向するよう構成されている。ファンモータ37により駆動されるファン36は、第1室47に流入した循環熱風を第2室48に吸引する。また、ファン36により吸引された循環熱風熱風は、続いて第3室49内に流入する。
【0051】
前記したように、第3室49を構成する第3の隔壁43には複数の吹き出し孔57が形成されている。よって、第3室49に流入した循環熱風は吹き出し孔57を介して加熱室50内に流入する。この際、加熱室50内の吹き出し孔57と対向する位置には電気ヒータ51が配設されているため、吹き出し孔57より噴出された循環熱風は電気ヒータ51により加熱され、再び被焼成物1の焼成を行なうに足る温度を有した熱風が生成される。このようにして生成された熱風は、再び下部開口53に流入し、加熱ダクト40に向け送り出される。
【0052】
上記したように本実施例では、熱風を生成する加熱炉55と、被焼成物1の焼成処理を行なう加熱ダクト40との間で、熱風が循環する構成としている。この構成とすることにより、トンネルオーブン10の省エネルギー化を図ることができる。
【0053】
即ち、本実施例では、加熱ダクト40から加熱炉55に戻った循環熱風を加熱する構成としている。循環熱風は、前記のように被焼成物1の焼成処理により温度低下しているものの、まだ常温に比べて高い温度を有している。よって、被焼成物1の焼成を行なうのに必要な温度まで昇温を行なう際、循環熱風を昇温する方が、新たに外部の常温の空気を取り入れてこれを昇温させる構成に比べて、少ないエネルギーで昇温することができる。従って、本実施例の構成とすることにより、トンネルオーブン10の省エネルギー化を図ることができる。
【0054】
また、本実施例では、加熱炉55において熱風を生成する際、電気ヒータ51により熱風を生成する構成としているため、電気ヒータ51はガスヒータのように二酸化炭素が排出されることはなく、よって近年問題となっている地球温暖化等の環境問題にも対処することができる。
【0055】
更に、本実施例では被焼成物1の下部を焼成するのに扁平箱形状の加熱ダクト40を用いているため、直接洗浄を行なうことができないバーナ(上部加熱装置31)と異なり、直接洗浄(水洗い)を行なうことが可能となる。被焼成物1から発生する残渣は、通常被焼成物1の搬送経路から下方に落下するため、残渣のほとんどは下部加熱装置30に付着する。
【0056】
特に本実施例のように、被焼成物1の搬送経路下部に加熱ダクト40を設け、これにより焼成処理を行なう構成では、残渣のほとんどが加熱ダクト40に付着する。しかしながら、上記のように加熱ダクト40が直接洗浄可能な構成であるため、落下した残渣を確実に洗浄することができ、よって衛生的な焼成環境のトンネルオーブン10を実現することができる。
【0057】
次に、焼成温度検出装置14について説明する。
【0058】
前記したようにトンネルオーブン10をHACCP方式に対応するようにするためには、温度センサー70を被焼成物1に装着し、焼成過程における被焼成物1の温度変化を検出する必要がある。このため、トンネルオーブン10には焼成温度検出装置14が設けられている。
【0059】
図5乃至図9は、焼成温度検出装置14を説明するための図である。焼成温度検出装置14は、大略すると温度センサ70,ケーブル71,移動台72,案内レール73,温度検出処理装置74,送り出し/巻き取り機構75,及び温度記録計76等により構成されている。
【0060】
温度センサ70は、図7に示されるように、被焼成物1に直接挿入されることにより装着されるものであり、このためペン状の形状を有している。この温度センサ70にはケーブル71の一端部が接続されており、温度センサ70で検出された被焼成物1の温度は温度信号としてケーブル71を介して送信される。
【0061】
ケーブル71は耐熱構造を有したケーブルであり、被焼成物1が搬送コンベアー25により搬送される際、これに伴い送り出し/巻き取り機構75を介してオーブン本体11内に送り込まれる構成とされている。また、ケーブル71の温度センサー70と接続された側と反対側の他端は、オーブン本体11の外部に引き出された構成とされている。そして、このオーブン本体11から引き出されたケーブル71の端部は、温度記録計76に接続されている(図6参照)。
【0062】
温度記録計76は、温度センサ70からの送信される温度信号に基づき被焼成物1の温度を演算・記録する。また、温度記録計76で求められた温度データは、温度検出処理装置74に送信される。温度検出処理装置74は、図6に示すようにオーブン本体11の側部に設けられており、ディスプレイ装置及びプリンター等を有した構成とされている。温度記録計76から送信された温度データは、温度検出処理装置74に設けられたディスプレイ装置に表示され、また必要に応じてプリンターから出力される。
【0063】
上記のように本実施例では、温度センサー70が被焼成物1内に直接挿入されて被焼成物1と共に搬送されるため、焼成過程における被焼成物1の温度変化を検出することができる。また、上記のように温度センサー70に接続されたケーブル71は、オーブン本体11の外部に引き出され温度記録計76と接続されているため、温度センサー70から送られる温度信号を温度記録計76で即座に処理することができる。これにより、被焼成物1の現在焼成されている温度をリアルタイムで検知することが可能となり、今現在の焼成状態に対して直接焼成条件の調整を行なうことが可能となる。
【0064】
ところで、温度センサ70が適正に被焼成物1の温度を検出するためには、被焼成物1が搬送される過程において温度センサ70が被焼成物1から離脱しないよう(抜け落ちないよう)にする必要がある。具体的には、被焼成物1は図5に矢印X1で示す方向に搬送され、よって温度センサ70も同図中矢印X1方向に移動するため、ケーブル71に図中矢印X2方向の力が作用しないよう構成する必要がある。
【0065】
このために本実施例では、オーブン本体11に移動台72及び送り出し/巻き取り機構75を設けた構成としている。この移動台72及び送り出し/巻き取り機構75は、被焼成物1の搬送速度と同期してケーブル71を送り出す機能を奏するものである。
【0066】
先ず、移動台72について説明する。移動台72は、図7及び図8に拡大して示すように、基台80,ローラー81,延出アーム82,及びアタッチメント83を有した構成とされている。基台80は矩形状の板状体であり、案内レール73に装着され、この案内レール73(上部レール90と下部レール91とによりなる)に案内されて移動する構成とされている。
【0067】
この基台80の下面にはローラー81が配設されており、このローラー81が下部レール91上で転動することにより、移動台72は案内レール73内を移動可能する。この案内レール73は、図5に示すように、入口テーブル23から出口テーブル24まで、オーブン本体11を貫通するよう配設されている。
【0068】
一方、基台80の上面には、ケーブル71を固定する固定部材87が設けられている。ケーブル71の温度センサ70近傍の所定位置は、損傷防止のためのホルダ88を介して固定部材87により基台80に固定されている。尚、基台80の所定位置には、不使用時に温度センサ70を保持するためのセンサーホルダ89が設けられている。よって、HACCP対応ではない焼成処理時に、温度センサ70が邪魔になるようなことはない。
【0069】
また、基台80の中央位置には、延出アーム82が配設されている。この延出アーム82は、図8に示すように上部レール90と下部レール91との間に形成された間隙部分より搬送コンベアー25側に向け延出されており、その先端下部には着脱機構86が配設されている。この着脱機構86は、アタッチメント83を着脱可能に装着する構成とされている。
【0070】
アタッチメント83は、棒状のアーム部84と、このアーム部84の下端部に配設されたマグネット部85とにより構成されている。このアタッチメント83は、アーム部84の上端部が着脱機構86に装着されることにより、延出アーム82に取り付けられる。
【0071】
また、この取り付け状態において、アーム部84の下端部に設けられたマグネット部85は、搬送コンベアー25と磁気的に接合する構成とされている。尚、本実施例では搬送コンベアー25は磁性材料により構成しているため、マグネット部85を直接搬送コンベアー25に接合することができるが、非磁性材料により搬送コンベアー25を構成した場合には、マグネット部85が接合する位置には磁性材料よりなる金属板等を配設しておく必要がある。
【0072】
上記のようにマグネット部85が搬送コンベアー25と接合することにより、搬送コンベアー25が移動すると、搬送コンベアー25の移動力を駆動減として移動台72は案内レール73内を移動する。この際、移動台72は延出アーム82,着脱機構86,及びアタッチメント83を介して搬送コンベアー25と直接接合されているため、移動台72の移動と搬送コンベアー25の移動とを高精度に同期させることができる。即ち、移動台72の移動方向及び移動速度は、被焼成物1の移動方向及び移動速度と高精度に一致する。
【0073】
これにより、温度センサ70と固定部材87との間におけるケーブル71の長さは常に一定となり、被焼成物1と固定部材87との間において、温度センサ70が被焼成物1から離脱する方向にケーブル71に対し力が作用することを防止できる。これにより、被焼成物1が搬送されても、温度センサー70が被焼成物1から離脱することはなく、被焼成物1の温度検出の信頼性を高めることができる。
【0074】
ところで、移動台72が被焼成物1と同期して移動する構成としても、ケーブル71が移動台72の移動に対応してオーブン本体11内に送り込まれないと、やはり温度センサ70は被焼成物1から離脱する可能性がある。即ち、移動台72の移動速度に対してケーブル71の送り込み量が少ないと、移動台72はケーブル71に引っ張られた状態となり、移動台72の移動速度が被焼成物1の搬送速度に対して遅くなる可能性がある。この場合は、やはり温度センサ70は被焼成物1から離脱してしまう。
【0075】
送り出し/巻き取り機構75は、移動台72の移動に伴いケーブル71を円滑にオーブン本体11内に送り込むことにより、温度センサ70の被焼成物1からの離脱を防止する機能を奏するものである。またこの機能に加え、送り出し/巻き取り機構75は、被焼成物1に対する温度検出処理が終了した後において、オーブン本体11内に送り込まれたケーブル71を巻き戻す機能も有している。
【0076】
送り出し/巻き取り機構75は、図5及び図6に示すように、巻き取りプーリー95,クラッチ装置96,巻き取りモータ97,回転コネクタ98,及び第1乃至第3のリミットスイッチ100〜102等により構成されている。
【0077】
巻き取りプーリー95は、ケーブル71を巻き取るプーリーであり、本実施例では入口テーブル23の側面に配設されている。前記したように移動台72に固定されたケーブル71は、各プーリー99を介して巻き取りプーリー95に巻き取られる構成とされている。また、巻き取りプーリー95の支軸には、クラッチ装置96を介して巻き取りモータ97が接続されている。
【0078】
クラッチ装置96は電磁クラッチであり、温度検出処理装置74に接続されている。そして、温度検出処理装置74の指示により、クラッチ装置96はON/OFF動作する構成とされている。クラッチ装置96がONとなった状態において、巻き取りプーリー95は巻き取りモータ97と連結され、巻き取りモータ97の駆動力により巻き取りプーリー95は回動する。一方、クラッチ装置96がOFFとなると、巻き取りプーリー95は巻き取りモータ97から連結解除され、よって巻き取りモータ97は回転自在の状態となる。
【0079】
巻き取りモータ97は、ケーブル71を巻き取る方向に巻き取りプーリー95を回動付勢するモータであり、温度検出処理装置74からの駆動信号により駆動開始及び駆動停止される構成となっている。
【0080】
また、巻き取りプーリー95に巻回されるケーブル71と外部ケーブル77(温度記録計76に接続される。図6参照)とは、回転コネクタ98により接続されている。この回転コネクタ98は、巻き取りプーリー95が回転しても外部ケーブル77に回転を与えることなく、電気的な接続を行ないうる構成とされている。よって、この回転コネクタ98を用いることにより、巻き取りプーリー95が回転しても各ケーブル71,77に捩じれが発生することはなく、巻き取りプーリー95に巻回されるケーブル71と外部ケーブル77との間に接続不良が発生することを防止できる。
【0081】
また、第1乃至第3のリミットスイッチ100〜102は移動台72の位置検出を行なうスイッチであり、移動台72と係合しうるよう案内レール73の近傍位置に配設されている。図5に示されるように、第1のリミットスイッチ100及び第3のリミットスイッチ102は入口テーブル23側に配設されており、第2のリミットスイッチ101は出口テーブル24側に配設されている。また、第3のリミットスイッチ102は、第1のリミットスイッチ100は、第3のリミットスイッチ102に対して図中右側(図中矢印X1方向側)に配設されている。この各リミットスイッチ100〜102は、温度検出処理装置74に接続されている。
【0082】
次に、送り出し/巻き取り機構75の動作について説明する。上記のように、巻き取りモータ97と巻き取りプーリー95は、クラッチ装置96により連結/連結解除される構成とされており、連結解除された状態では巻き取りモータ97の負荷が巻き取りプーリー95に伝達されない構成となっている。温度検出処理装置74は、温度検出時(即ち、焼成時)において、クラッチ装置96をOFF状態とする。
【0083】
これにより、温度検出時には、巻き取りモータ97の負荷が巻き取りプーリー95に印加されることはなく、よって移動台72が被焼成物1の搬送に伴い移動しても、この移動に追随してケーブル71は円滑に巻き取りプーリー95から引き出される。これにより、移動台72の移動がケーブル71により妨げられることはなく、よって温度センサ70が被焼成物1から離脱することを防止できる。
【0084】
一方、焼成処理が終了すると、被焼成物1及び移動台72は出口テーブル24まで移動する。これにより、移動台72は第2のリミットスイッチ101に接触し、温度検出処理装置74は焼成処理が終了したことを検知する。この焼成処理の終了が検知されると、温度検出処理装置74は温度記録計76に対し停止信号を送り、これにより温度記録計76は被焼成物1の温度演算処理及び温度の記録処理を終了させる。
【0085】
また、焼成処理が終了すると、次の焼成処理に備えるため、出口テーブル24まで進行している移動台72を入口テーブル23まで戻すと共に、送り出されたケーブル71を巻き戻す必要がある。この際、ケーブル71は移動台72に固定されているため、ケーブル71を巻き取ることにより、移動台72も自動的に入口テーブル23まで戻される。即ち、本実施例の構成では、ケーブル71を巻き取ることにより、移動台72を戻す処理も同時に行なうことができる。
【0086】
このケーブル71の巻き取り処理を開始するには、温度センサ70を移動台72のセンサーホルダ89にセットすると共に、着脱機構86を操作することによりアタッチメント83を移動台72から離脱させる。これにより、移動台72は案内レール73内を自在に移動できる構成となる。
【0087】
続いて、操作者は、温度検出処理装置74に設けられている巻き戻しスイッチ(図示せず)を操作する。この操作により、温度検出処理装置74はクラッチ装置96をON状態として巻き取りプーリー95と巻き取りモータ97とを結合させると共に、巻き取りモータ97を起動する。これにより、巻き取りモータ97により巻き取りプーリー95は回動し、ケーブル71は巻き取りプーリー95に巻き取られ、これに伴い移動台72も入口テーブル23に向け移動する。
【0088】
入口テーブル23には第1のリミットスイッチ100が設けられており、ケーブル71の巻き取りに伴い移動台72が第1のリミットスイッチ100を操作すると、温度検出処理装置74はケーブル71が巻き取られ、また移動台72が所定位置まで戻ったと判断し、巻き取りモータ97を停止させる。このように、本実施例では、焼成終了後においてケーブル71は自動的に巻き取られ、また移動台72も移動開始前の位置に自動的に戻るため、ケーブル71を設けても焼成処理後の処理を容易化することができる。
【0089】
尚、上記実施例では移動台72を搬送コンベアー25と共に移動させる構成としたが、搬送コンベアー25の移動に同期できる構成であれば移動台72の移動を行う手段は他の構成としてもよく、例えば独自の移動手段を移動台72に設けることも可能である。
【0090】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、次に述べる種々の効果を実現することができる。
請求項1記載の発明によれば、往路と復路を加熱ダクトの面方向に併設することにより、往路及び復路の双方を流れる熱風のいずれもが被焼成物の焼成に寄与することとなり、熱効率は向上してトンネルオーブンの省エネルギー化を図ることができる。
【0093】
また、請求項2記載の発明によれば、電気ヒータを用いることによりガスヒータのような二酸化炭素の排出はないため、よって近年問題となっている地球温暖化等の環境問題に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるトンネルオーブンの全体構成を示しており、(A)は平面図、(B)は正面図である。
【図2】本発明の一実施例であるトンネルオーブンの断面図である。
【図3】本発明の一実施例であるトンネルオーブンに設けられる下部加熱装置を拡大して示す要部断面図である。
【図4】本発明の一実施例であるトンネルオーブンに設けられる加熱ダクトを説明するための図であり、(A)は断面図、(B)は正面図である。
【図5】本発明の一実施例であるトンネルオーブンの入口テーブル近傍及び出口テーブル近傍を拡大して示す平面図である。
【図6】本発明の一実施例であるトンネルオーブンの入口テーブル近傍及び出口テーブル近傍を拡大して示す正面図である。
【図7】本発明の一実施例であるトンネルオーブンに設けられる移動台を拡大して示す斜視図である。
【図8】移動台が搬送コンベアーに装着された状態を示す断面図である。
【図9】案内レールを拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 被焼成物
2 トレイ
10 トンネルオーブン
11 オーブン本体
12 搬送装置
13 加熱装置
14 焼成温度検出装置
23 入口テーブル
24 出口テーブル
25 搬送コンベアー
28 コンベアー用モータ
30 下部加熱装置
31 上部加熱装置
35 加熱炉
36 ファン
37 ファンモータ
38 供給ダクト
39 排出ダクト
40 加熱ダクト
50 加熱室
51 電気ヒータ
52,53 下部開口
54,55 上部開口
56 流入開口
57 吹き出し孔
60 中央隔壁
61 側部隔壁
63 往路
64 復路
70 温度センサ
71 ケーブル
72 移動台
73 案内レール
74 温度検出処理装置
75 送り出し/巻き取り機構
76 温度記録計
82 延出アーム
83 アタッチメント
85 マグネット部
86 着脱機構
87 固定部材
88 ホルダ
89 センサーホルダ
95 巻き取りプーリー
96 クラッチ装置
97 巻き取りモータ
98 回転コネクタ
100 第1のリミットスイッチ
101 第2のリミットスイッチ
102 第3のリミットスイッチ

Claims (2)

  1. 被焼成物がオーブン本体内の搬送経路を搬送装置により搬送される過程において、前記被焼成物の搬送経路に沿って配置された加熱装置により焼成される構成とされたトンネルオーブンにおいて、
    前記加熱装置を、熱風を生成する熱風生成手段と、前記被焼成物の搬送経路に沿って配設された加熱ダクトとを具備する構成し、
    前記熱風生成手段により生成された前記熱風が前記加熱ダクトを通り再び前記熱風生成手段に戻るよう、前記熱風が前記熱風生成手段と前記加熱ダクトとの間で循環する構成とし、
    かつ、前記加熱ダクト内に前記熱風の通路となる往路と復路を形成すると共に、該往路と復路の双方が共に前記搬送経路と対向するよう前記加熱ダクトの面方向に併設された構成としたことを特徴とするトンネルオーブン。
  2. 請求項1記載のトンネルオーブンにおいて、
    前記熱風生成手段は電気ヒータを具備することを特徴とするトンネルオーブン。
JP2000182004A 2000-06-16 2000-06-16 トンネルオーブン Expired - Fee Related JP3657175B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000182004A JP3657175B2 (ja) 2000-06-16 2000-06-16 トンネルオーブン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000182004A JP3657175B2 (ja) 2000-06-16 2000-06-16 トンネルオーブン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002000166A JP2002000166A (ja) 2002-01-08
JP3657175B2 true JP3657175B2 (ja) 2005-06-08

Family

ID=18682850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000182004A Expired - Fee Related JP3657175B2 (ja) 2000-06-16 2000-06-16 トンネルオーブン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3657175B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013035593A1 (ja) 2011-09-05 2013-03-14 株式会社Ihi 加熱炉および連続加熱炉

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60336305D1 (de) * 2002-03-27 2011-04-21 Enodis Corp Mit förderband versehener ofen mit umwälzung feuchtigkeitshaltiger luft und verfahren
FR2870674B1 (fr) * 2004-06-01 2006-12-08 Mecatherm Sa Dispositif de cuisson de produits de boulangerie, viennoiserie, patisserie ou analogue
CN105007742B (zh) * 2013-01-11 2017-12-26 株式会社七洋制作所 烘焙设备和烤箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013035593A1 (ja) 2011-09-05 2013-03-14 株式会社Ihi 加熱炉および連続加熱炉
US10502487B2 (en) 2011-09-05 2019-12-10 Ihi Corporation Heating furnace and continuous heating furnace

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002000166A (ja) 2002-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3657175B2 (ja) トンネルオーブン
WO2017209582A1 (ko) 오븐
CN107225303B (zh) 一种精密回流焊机
JP2002000165A (ja) トンネルオーブン
JP4382725B2 (ja) 食品の加熱装置
JP2007218477A (ja) 加熱調理器
US20040258504A1 (en) Heating and cooling system and production system including this heating and cooling system
CN103093545B (zh) 具有加热、保温及换气功能的自动售货机
CN221382320U (zh) 一种烘烤装置及自助披萨机
JPS58107406A (ja) エ−ジング設備
JP3987064B2 (ja) 熱処理装置
JP2003274841A (ja) コンベアオーブン
JP2009008306A (ja) 熱処理装置
CN220111508U (zh) 一种新型线束烤胶机
KR101607052B1 (ko) 선재의 냉각장치
CN221172763U (zh) 一种在线烤箱
WO2024082246A1 (zh) 一种烹饪设备及其除霜方法
CN209957808U (zh) 一种皮革烘干设备
JP2001245580A (ja) ラックオーブン
CN220269937U (zh) 一种耐火砖烘干装置
JP2016093107A (ja) 食品製造装置
JP2008199934A (ja) ラックオーブン
JP2506255B2 (ja) 魚の熱処理装置
JP2007127382A (ja) 加熱調理器
JPH07101151B2 (ja) 加熱処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040804

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050124

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3657175

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090318

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090318

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100318

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100318

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110318

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110318

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130318

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140318

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees