JP3652554B2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱 Download PDF

Info

Publication number
JP3652554B2
JP3652554B2 JP21235699A JP21235699A JP3652554B2 JP 3652554 B2 JP3652554 B2 JP 3652554B2 JP 21235699 A JP21235699 A JP 21235699A JP 21235699 A JP21235699 A JP 21235699A JP 3652554 B2 JP3652554 B2 JP 3652554B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
connection
sub
wire harness
electric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21235699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001045632A (ja
Inventor
正美 坂元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP21235699A priority Critical patent/JP3652554B2/ja
Priority to TW089114699A priority patent/TW475308B/zh
Priority to KR10-2000-0042999A priority patent/KR100370996B1/ko
Priority to US09/626,393 priority patent/US6368118B1/en
Priority to ES00115093T priority patent/ES2233246T3/es
Priority to EP00115093A priority patent/EP1073148B1/en
Priority to AT00115093T priority patent/ATE283556T1/de
Priority to DE60016105T priority patent/DE60016105T2/de
Publication of JP2001045632A publication Critical patent/JP2001045632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3652554B2 publication Critical patent/JP3652554B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/20Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
    • H01H2085/2075Junction box, having holders integrated with several other holders in a particular wiring layout
    • H01H2085/208Junction box, having holders integrated with several other holders in a particular wiring layout specially adapted for vehicles

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイヤーハーネスの相互接続等に使用され、電源部に接続されて給電を行う電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気接続箱は、バスバー、電線布線等で構成された所定の回路を有する電源部と、ワイヤーハーネスを接続する複数のコネクタハウジングとを備えた構造が採られている。
【0003】
近年、自動車に備えられる電気機器の増加に伴い、ワイヤーハーネスが電気機器の機能毎に分けられてサブワイヤーハーネスとして構成され、電気接続箱にはサブワイヤーハーネス毎に分割して接続されるに至っている。この結果、電気接続箱におけるサブワイヤーハーネスの接続構造が複雑となり、作業性が悪くなるとともに品質が安定しないおそれも出てきた。
【0004】
そこで、ワイヤーハーネスとの接続を簡単にするために、このワイヤーハーネスを構成する複数のサブワイヤーハーネス単位で接続を行う形式の電気接続箱が、実開平6−80318号として提案されている。この電気接続箱は、図7に示すように、ヒューズ、リレー等の電気部品を装着するための複数のキャビティ1を設けたカバー本体2と、該カバー本体2に突き合わせ固定され且つワイヤーハーネス3を構成する各電線4の端末の端子が装着されるハウジング部5を設けた裏カバー6とを備え、カバー本体2と裏カバー6の内部に電気部品及び電線端末が接続される回路が収容されている。裏カバー6は、ワイヤーハーネス3の行き先、負荷システム等により仕分けされるサブワイヤーハーネス3a、3b、3cに対応して複数のサブワイヤーハーネス用裏カバー6a、6b、6cとして分割形成されている。複数のキャビティ1及び回路は、該複数のサブワイヤーハーネス用裏カバー6a、6b、6cに対応してブロック形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成の電気接続箱では、サブワイヤーハーネス3a、3b、3c…の数が増えると、この電気接続箱のサブワイヤーハーネス用裏カバー6a、6b、6c…の数が増えて、これらサブワイヤーハーネス用裏カバー6a、6b、6c…が平面的に並ぶので、電気接続箱が大型化してしまい、車両組付性を悪くするといった問題があった。また、この電気接続箱では、サブワイヤーハーネス3a、3b、3cをその端末でコネクタ接続しているので、コネクタの使用個数が増えて、コスト高になるといった問題があった。また、電気接続箱内部は、バスバー、電線布線での回路構成となっており、回路変更等の設変が難しく、ワイヤーハーネス生産性の貢献度が低いといった問題があった。
【0006】
本発明の目的は、サブワイヤーハーネスの数が増えても大型化するのを可及的に抑制でき、車両組付の自由度が増し、組付作業が容易となる電気接続箱を提供することにある。
【0007】
本発明の他の目的は、サブワイヤーハーネスの数が増えても、コネクタの使用個数が増えるのを抑制できる電気接続箱を提供することにある。
本発明の他の目的は、回路変更等の設変を容易にすることによりワイヤーハーネス生産性の向上を図れる電気接続箱を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ワイヤーハーネスとの接続が、このワイヤーハーネスを構成する複数のサブワイヤーハーネス単位で行われるようになっている電気接続箱において,
絶縁板の板面に前記各サブワイヤーハーネスを構成する各電線の裸の導線をそれぞれ通し互いに平行して配置される複数の電線セット溝を形成し、該各電線セット溝の底に貫通孔を複数形成してなり、前記サブワイヤーハーネスの各電線が個々のサブワイヤーハーネス毎に対応する1枚に平行に通されるようになっていて相互に積層されている複数枚のサブワイヤーハーネス接続板と、
前記各電線セット溝にセットされ該電線セット溝の溝幅に対応する横幅を備えた底板部の一端側の両側辺に電線導通部と電線把持部がそれぞれ対向するように立ち上がって形成し、他端側の一側辺に筒状の貫通接続導体接続部を延設してなる中間接続端子と、
長尺のタブ端子よりなり、前記各サブワイヤーハーネス接続板の各電線セット溝の底に形成されている貫通孔に対応する位置に群として並設されている各貫通接続導体を絶縁ハウジングにそれぞれ支持して構成するコネクタ部と、
前記サブワイヤーハーネス接続板の電線セット溝に装着される前記中間接続端子の底板部の一端側に接続され前記サブワイヤーハーネス接続板に通された前記サブワイヤーハーネスの電線に接続される接続電線の端部に接続され、電源部の接続口に嵌合接続される電源接続コネクタと、
を備え,
前記接続電線を接続した中間接続端子を前記サブワイヤーハーネス接続板の電線セット溝にセットして、該セットした前記中間接続端子の電線導通部間にサブワイヤーハーネスの電線を挿入し、前記コネクタ部の前記各貫通接続導体を前記各サブワイヤーハーネス接続板の各貫通孔に通すことにより、前記各貫通接続導体と前記各サブワイヤーハーネスの電線の裸の導線を電気的に接続して前記各サブワイヤーハーネス接続板に通された前記サブワイヤーハーネス上で立体的な給電回路を構成するようにしたことを特徴とする。
【0009】
このように構成することにより、サブワイヤーハーネスの数の増加は、相互に積層されるサブワイヤーハーネス接続板の積層枚数が増えるだけであり、サブワイヤーハーネスの数が増えても、電気接続箱が大型化するのを可及的に抑制することができる。そして、貫通接続導体が積層されたサブワイヤーハーネス接続板に通されている複数の電線に電気的に接続される結果、サブワイヤーハーネスの数が増えてもサブワイヤーハーネスに接続し回路を形成するコネクタの使用個数が増えるのを抑制することができる。また、前記回路は各サブワイヤーハーネス接続板に通されたサブワイヤーハーネス上で構成されるので、ワイヤーハーネスの生産性が向上し、コストの低減が図れる。
【0010】
更に、かかる構成による電気接続箱では電源部が無く、電源部に接続される電源接続コネクタを備えたので、電源部が無い分、電気接続箱の小型化が図れ、そして電気接続箱と電源部とを分けて車両に組付けることができるので、車両組付の自由度が増し、組付作業が容易となる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記各サブワイヤーハーネス接続板は、前記絶縁板の板面に所定の前記各サブワイヤーハーネスを構成する電線の裸の導線をそれぞれ通互いに平行して配置される複数の電線セット溝を形成し、前記絶縁板の板面に前記各電線セット溝間に絶縁突状を突設して、該絶縁突状の側壁に前記電線セット溝と連通して電線セット溝の一部を構成すると共に該絶縁突状の側壁に前記中間接続端子の貫通接続導体接続部を係合させる係合凹部を長手方向に所定間隔で形成し、該係合凹部の前記各電線セット溝の底に前記貫通接続導体を挿通する貫通孔が長手方向に所定間隔で複数形成して構成したものである
【0012】
このようにして電気接続箱が形成されていると、各サブワイヤーハーネスを構成する電線は、対応するサブワイヤーハーネス接続板上で、各中間接続端子の電線導通部により電気的に接続され且つこの中間接続端子の貫通接続導体接続部でコネクタ部の各貫通接続導体に電気的に接続されることになり、各サブワイヤーハーネス接続板に通されたサブワイヤーハーネス上で、容易に所要の回路を構成することができる。そして、前記の回路は、中間接続端子のセット位置や貫通接続導体の支持位置を所要の位置に求め、或いは変更することにより回路変更等の設変が容易に行える。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記電源接続コネクタに接続されている接続電線は、前記サブワイヤーハーネス接続板にセットされ、前記サブワイヤーハーネスを構成する電線延長て構成したものである
【0014】
このように、電源接続コネクタに接続される接続電線が、サブワイヤーハーネス接続板にセットされている電線を延長したものから構成されていると、接続電線とサブワイヤーハーネスの電線とを接続するための手段を必要とせず、その分構成が簡単になる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項2において、前記電源接続コネクタに接続されている接続電線は、前記サブワイヤーハーネス接続板にセットされて、前記サブワイヤーハーネスを構成する電線に、前記中間接続端子を介して接続したものである
【0016】
このように構成すると、接続電線の長さは自由に求められ、電気接続箱と電源部との距離も自由に求めることができ、その結果、電気接続箱と電源部の車両組付自由度が一層増大する。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1乃至図6は本発明に係る電気接続箱における実施の形態の一例を示したものである。本例の電気接続箱においては、サブワイヤーハーネス3a、3b、3cの各電線4が個々のサブワイヤーハーネス3a、3b、3c毎に対応する1枚に平行に通されるようになっていて相互に積層されている複数枚のサブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cと、サブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cを複数本の貫通接続導体8が貫通して所要の電線4に電気的に接続されて回路を形成するコネクタ部9と、前記サブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cに通されたサブワイヤーハーネス3a、3b、3cの電線4に接続されていて、別体として別途構成されている電源部10に接続される電源接続コネクタ11とを備えている。本例では、前記積層したサブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cは、前記コネクタ部9と絶縁底板22で鋏まれて保持されるようになっている。電源部10には、前記電源接続コネクタ11が接続される接続口12の他に、ヒューズ、リレー等の電気部品を装着するためのキャビティ1が設けられている。
【0018】
前記各サブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cは次のように構成されている。絶縁板13の板面に所定の各サブワイヤーハーネス3a、3b、3cを構成する電線4の裸の導線4aがそれぞれ通される互いに平行する複数の電線セット溝14が形成され、この各電線セット溝14の底に、前記貫通接続導体8が挿通される貫通孔15が長手方向に所定間隔で複数形成されており、そして、前記各電線セット溝14内に、各電線セット溝14に通される電線4の裸の導線4aに電気的に接続される電線導通部16aと所要の前記貫通接続導体8が貫通接続される貫通接続導体接続部16bとを備えた中間接続端子16が任意の位置にセットされている。
【0019】
更に詳細には、前記絶縁板13の板面には各電線セット溝14間に絶縁突状17が突設されており、この絶縁突状17の側壁に、前記電線セット溝14と連通して電線セット溝14の一部を構成し、そして、前記中間接続端子16の貫通接続導体接続部16bを係合させる係合凹部14aが長手方向に所定間隔で形成されており、この係合凹部14aの底に前記貫通接続導体8が挿通される貫通孔15が形成されている。
【0020】
また、前記各電線セット溝14にセットされる前記中間接続端子16は、前記電線セット溝14の溝幅に対応する横幅を持つ所定長さの底板部16cの一端側の両側辺に、電線導通部16aと電線把持部16dがそれぞれ対向するように立ち上がって形成されており、対向する電線導通部16a同士及び電線把持部16d同士の間に電線4を挿入するようになっており、また、底板部16cの他端側の一側辺に貫通接続導体8が貫通接続される筒状の前記貫通接続導体接続部16bが延設されている。
【0021】
前記電線導通部16aにはその内面側に、挿入された電線4に食い込み導線に接触し或いは裸の導線4aに圧接して電気的に接続される導通突片16eが形成されている。また、電線把持部16dは内側に折り曲げられて前記挿入した電線4を把持するようになっている。
【0022】
なお、本例のように電線4の裸の導線4aを挿入すれば、電線把持部16dは裸の導線4aと導通する導通部にもなる。
【0023】
前記底板部16cの他端側の一側辺に延設された貫通接続導体接続部16bは、これに挿通される貫通接続導体8と前記電線導通部16a同士及び電線把持部16d同士の間に挿入された電線4と干渉しないようになっている。そして、この貫通接続導体接続部16bは、中間接続端子16を電線セット溝14にセットしたとき絶縁突状17の側壁に形成されている係合凹部14aに係合するようになっており、且つ係合したとき貫通接続導体接続部16bの筒孔16fと係合凹部16aの底に形成されている貫通孔15とが一致するようになっている。また、貫通接続導体接続部16bには、この貫通接続導体接続部16bを係合凹部14aに係合させたとき係合凹部14aの壁面に弾性的に当接して貫通接続導体接続部16bを支える弾性片16gが設けられている。
【0024】
なお、本例の中間接続端子16では、図4に示すように貫通接続導体接続部16bは底板部16cの左側辺に延設されているが、図示しないが、底板部16cの右側辺或いは左右両側辺に延設されたものも用いることができる。
【0025】
このような構造の各サブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cは、相互に積層されている。
【0026】
前記コネクタ部9は、絶縁ハウジング18に長尺のタブ端子よりなる各貫通接続導体8がそれぞれ支持されて構成されている。各貫通接続導体8は、各サブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cの各電線セット溝14の底に形成されている貫通孔15に対応する位置に群として並設されている。これら群となっている各貫通接続導体8の端部を接続端子として包囲するようにコネクタハウジング19が絶縁ハウジング18に設けられている。
【0027】
前記電源接続コネクタ11は、前記サブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cに通されたサブワイヤーハーネス3a、3b、3cの電線4に接続されてサブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cからの任意の長さに出ている接続電線20に接続されている。この接続電線20は前記サブワイヤーハーネス3a、3b、3cの電線4に接続されている。
【0028】
前記接続電線20とサブワイヤーハーネス3a、3b、3cの電線4との接続にあっては、本例では図5に示すように、前記中間接続端子16を利用し、該中間接続端子16の底板部16cの一端側に前記接続電線20の端部を接続手段21によって接続し、この接続電線20を接続した中間接続端子16をサブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cを構成する絶縁板13の任意の電線セット溝14の任意の位置にセットし、該セットされた中間接続端子16の電線導通部16a間に電線4を挿入することにより、或いは貫通接続導体接続部16bに挿通された貫通接続導体8を介して、前記接続電線20とサブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cに通されたサブワイヤーハーネス3a、3b、3cの電線4が接続されている。
【0029】
なお、前記接続電線20とサブワイヤーハーネス3a、3b、3cの電線4との接続の他例として、図示しないが、サブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cにセットされているサブワイヤーハーネス3a、3b、3cの電線4を利用し、この電線4を延長して引き出し、引き出した部分を接続電線20として利用することもできる。また、前記サブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cを構成する絶縁板13の電線セット溝14にセットされるサブワイヤーハーネス3a、3b、3cの電線4は、その端末でも或いは中間でもよい。
【0030】
このような電気接続箱は、図1に示すように絶縁板13の電線セット溝14の所定の位置に中間接続端子16をセットし、各サブワイヤーハーネス3a、3b、3cを構成する電線4の裸の導線4aを通して把持した各サブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cを相互に重ねて積層し、コネクタ部9の各貫通接続導体8を各サブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cの各貫通孔15に通すと、前記貫通接続導体8が貫通した各貫通孔15に存在する貫通接続導体接続部16bに貫通接続導体8が貫通圧接して電気的に接続され、各貫通接続導体8と各電線4の裸の導線4aが電気的に接続されて各サブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cに通されたサブワイヤーハーネス3a、3b、3c上で立体的な給電回路が構成される。
【0031】
このような電気接続箱によれば、サブワイヤーハーネス3a、3b、3c…の数の増加は、サブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7c…の積層枚数が増えるだけであり、サブワイヤーハーネス3a、3b、3c…の数が増えても、電気接続箱が大型化するのを可及的に抑制することができる。
【0032】
そして、前記貫通接続導体8が、積層された各サブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cに通されている複数の電線4の裸の導線4aに電気的に接続される結果、サブワイヤーハーネス3a、3b、3cの数が増えてもサブワイヤーハーネス3a、3b、3cに接続し回路を形成するコネクタの使用個数が増えるのを抑制することができる。また、前記回路は各サブワイヤーハーネス接続板7a、7b、7cに通されたサブワイヤーハーネス3a、3b、3c上で構成されるので、ワイヤーハーネスの生産性が向上し、コストの低減が図れる。
【0033】
また、前記の回路は、絶縁板13の電線セット溝14における中間接続端子16のセット位置やコネクタ部9の絶縁ハウジング18における貫通接続導体8の支持位置を所要の位置に求め、或いは変更することにより回路変更等の設変が容易に行える。
【0034】
更に、かかる構成による電気接続箱には、電源部が無く、電源部に接続される電源接続コネクタ11を備えたので、電源部が無い分、電気接続箱の小型化が図れ、そして電気接続箱と電源部とを分けて車両に組付けることができるので、車両組付の自由度が増し、組付作業が容易となる。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明したように請求項1に記載の発明によれば、サブワイヤーハーネスの数の増加は、相互に積層されるサブワイヤーハーネス接続板の積層枚数が増えるだけであるので、サブワイヤーハーネスの数が増えても、電気接続箱が大型化するのを可及的に抑制することができる。そして、貫通接続導体が積層されたサブワイヤーハーネス接続板に通されている複数の電線に電気的に接続される結果、サブワイヤーハーネスの数が増えてもサブワイヤーハーネスに接続し回路を形成するコネクタの使用個数が増えるのを抑制することができる。また、前記回路は各サブワイヤーハーネス接続板に通されたサブワイヤーハーネス上で構成されるので、ワイヤーハーネスの生産性が向上し、コストの低減を図ることができる。更に、かかる構成による電気接続箱では電源部が無く、電源部に接続される電源接続コネクタを備えたので、電源部が無い分、電気接続箱の小型化が図れ、そして電気接続箱と電源部とを分けて車両に組付けることができるので、車両組付の自由度が増し、組付作業を容易に行うことができる。
【0036】
また請求項2に記載の発明によれば、各サブワイヤーハーネスを構成する電線は、対応するサブワイヤーハーネス接続板上で、各中間接続端子の電線導通部により電気的に接続され且つこの中間接続端子の貫通接続導体接続部でコネクタ部の各貫通接続導体に電気的に接続されることになり、各サブワイヤーハーネス接続板に通されたサブワイヤーハーネス上で、容易に所要の回路を構成することができる。そして、前記の回路は、中間接続端子のセット位置や貫通接続導体の支持位置を所要の位置に求め、或いは変更することにより回路変更等の設変を容易に行うことができる。
【0037】
また請求項3に記載の発明によれば、電源接続コネクタに接続される接続電線が、サブワイヤーハーネス接続板にセットされ、サブワイヤーハーネスを構成する電線を延長したものから構成されているので、別な接続電線とサブワイヤーハーネスの電線とを接続するための手段を必要とせず、その分構成を簡単にすることができる。
【0038】
また請求項4に記載の発明によれば、接続電線の長さは自由に求められ、電気接続箱と電源部との距離も自由に求めることができ、その結果、電気接続箱と電源部の車両組付自由度が一層増大するといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気接続箱における実施の形態の一例を示す分解斜視図である。
【図2】本例で用いているサブワイヤーハーネス接続板となる絶縁板とこれにセットされる中間接続端子の斜視図である。
【図3】本例で用いているサブワイヤーハーネス接続板となる絶縁板の部分平面図である。
【図4】本例で用いている中間接続端子とこれに接続される貫通接続導体の一例を示す斜視図である。
【図5】電源接続コネクタの接続電線を接続した中間接続端子の斜視図である。
【図6】本例で用いているサブワイヤーハーネス接続板に各中間接続端子をセットしてこれら中間接続端子にサブワイヤーハーネスの電線をセットした状態の一例を示す部分平面図である。
【図7】従来の電気接続箱の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 キャビティ
2 カバー本体
3 ワイヤーハーネス
3a、3b、3c サブワイヤーハーネス
4 電線
4a 裸の導線
5 ハウジング部
6 裏カバー
6a、6b、6c サブワイヤーハーネス用裏カバー
7a、7b、7c サブワイヤーハーネス接続板
8 貫通接続導体
9 コネクタ部
10 電源部
11 電源接続コネクタ
12 接続口
13 絶縁板
14 電線セット溝
14a 係合凹部
15 貫通孔
16 中間接続端子
16a 電線導通部
16b 貫通接続導体接続部
16c 底板部
16d 電線把持部
16e 導通突片
16f 筒孔
16g 弾性片
17 絶縁突状
18 絶縁ハウジング
19 コネクタハウジング
20 接続電線
21 接続手段

Claims (4)

  1. ワイヤーハーネスとの接続が、このワイヤーハーネスを構成する複数のサブワイヤーハーネス単位で行われるようになっている電気接続箱において,
    絶縁板の板面に前記各サブワイヤーハーネスを構成する各電線の裸の導線をそれぞれ通し互いに平行して配置される複数の電線セット溝を形成し、該各電線セット溝の底に貫通孔を複数形成してなり、前記サブワイヤーハーネスの各電線が個々のサブワイヤーハーネス毎に対応する1枚に平行に通されるようになっていて相互に積層されている複数枚のサブワイヤーハーネス接続板と、
    前記各電線セット溝にセットされ該電線セット溝の溝幅に対応する横幅を備えた底板部の一端側の両側辺に電線導通部と電線把持部がそれぞれ対向するように立ち上がって形成し、他端側の一側辺に筒状の貫通接続導体接続部を延設してなる中間接続端子と、
    長尺のタブ端子よりなり、前記各サブワイヤーハーネス接続板の各電線セット溝の底に形成されている貫通孔に対応する位置に群として並設されている各貫通接続導体を絶縁ハウジングにそれぞれ支持して構成するコネクタ部と、
    前記サブワイヤーハーネス接続板の電線セット溝に装着される前記中間接続端子の底板部の一端側に接続され前記サブワイヤーハーネス接続板に通された前記サブワイヤーハーネスの電線に接続される接続電線の端部に接続され、電源部の接続口に嵌合接続される電源接続コネクタと、
    を備え,
    前記接続電線を接続した中間接続端子を前記サブワイヤーハーネス接続板の電線セット溝にセットして、該セットした前記中間接続端子の電線導通部間にサブワイヤーハーネスの電線を挿入し、前記コネクタ部の前記各貫通接続導体を前記各サブワイヤーハーネス接続板の各貫通孔に通すことにより、前記各貫通接続導体と前記各サブワイヤーハーネスの電線の裸の導線を電気的に接続して前記各サブワイヤーハーネス接続板に通された前記サブワイヤーハーネス上で立体的な給電回路を構成するようにしたことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記各サブワイヤーハーネス接続板は、前記絶縁板の板面に所定の前記各サブワイヤーハーネスを構成する電線の裸の導線をそれぞれ通互いに平行して配置される複数の電線セット溝を形成し、前記絶縁板の板面に前記各電線セット溝間に絶縁突状を突設して、該絶縁突状の側壁に前記電線セット溝と連通して電線セット溝の一部を構成すると共に該絶縁突状の側壁に前記中間接続端子の貫通接続導体接続部を係合させる係合凹部を長手方向に所定間隔で形成し、該係合凹部の前記各電線セット溝の底に前記貫通接続導体を挿通する貫通孔が長手方向に所定間隔で複数形成して構成したものである請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記電源接続コネクタに接続されている接続電線は、前記サブワイヤーハーネス接続板にセットされ、前記サブワイヤーハーネスを構成する電線延長て構成したものである請求項1又は2に記載の電気接続箱。
  4. 前記電源接続コネクタに接続されている接続電線は、前記サブワイヤーハーネス接続板にセットされて、前記サブワイヤーハーネスを構成する電線に、前記中間接続端子を介して接続したものである請求項2に記載の電気接続箱。
JP21235699A 1999-07-21 1999-07-27 電気接続箱 Expired - Fee Related JP3652554B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21235699A JP3652554B2 (ja) 1999-07-27 1999-07-27 電気接続箱
TW089114699A TW475308B (en) 1999-07-27 2000-07-24 Electric connection box
US09/626,393 US6368118B1 (en) 1999-07-21 2000-07-26 Electric connection box
KR10-2000-0042999A KR100370996B1 (ko) 1999-07-27 2000-07-26 전기 접속 상자
ES00115093T ES2233246T3 (es) 1999-07-27 2000-07-27 Caja de conexiones electricas.
EP00115093A EP1073148B1 (en) 1999-07-27 2000-07-27 Electric connection box
AT00115093T ATE283556T1 (de) 1999-07-27 2000-07-27 Elektrisches anschlussgehäuse
DE60016105T DE60016105T2 (de) 1999-07-27 2000-07-27 Elektrisches Anschlussgehäuse

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21235699A JP3652554B2 (ja) 1999-07-27 1999-07-27 電気接続箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001045632A JP2001045632A (ja) 2001-02-16
JP3652554B2 true JP3652554B2 (ja) 2005-05-25

Family

ID=16621198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21235699A Expired - Fee Related JP3652554B2 (ja) 1999-07-21 1999-07-27 電気接続箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3652554B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002315149A (ja) 2001-04-12 2002-10-25 Yazaki Corp 電気接続箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001045632A (ja) 2001-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2752010B2 (ja) 電気接続箱
US10525906B2 (en) Branch structure and wire harness
JPH02219413A (ja) 電気接続箱
US7249956B2 (en) Electric connection box
WO2008072442A1 (ja) 分岐コネクタ
JP2018074704A (ja) 分岐構造及びワイヤハーネス
JP3236802B2 (ja) 電気接続箱
JP3651216B2 (ja) 分岐接続箱
JP3652554B2 (ja) 電気接続箱
KR100370996B1 (ko) 전기 접속 상자
JP3690943B2 (ja) 電気接続箱
JP6669043B2 (ja) 配線モジュールおよび配線モジュールにおける接続部材
JP5467835B2 (ja) 機能内蔵コネクタ
JP4176946B2 (ja) 基板用コネクタおよび該基板用コネクタを用いた電気接続箱
JP2000083313A (ja) 電気接続箱
JP4674930B2 (ja) 電気接続箱
JP3085207B2 (ja) 電気接続箱
JPH0583828A (ja) ブスバーの回路変更方法
JP2891313B2 (ja) フラットワイヤハーネス用中継回路体
JP2024031054A (ja) 中間コネクタ
JP3990097B2 (ja) 電気接続箱
KR20060019775A (ko) 플랫케이블 커넥터
JP3888098B2 (ja) ジャンクションブロック
JPH10201050A (ja) 電気接続箱の電源モジュールボックスの構造
JP2022107409A (ja) 分岐接続体、分岐接続体付きハーネス、ハーネス配索構造及び追加回路付きハーネス配索構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040526

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041124

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20041206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050223

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090304

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100304

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100304

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120304

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120304

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130304

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees