JP4176946B2 - 基板用コネクタおよび該基板用コネクタを用いた電気接続箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板用コネクタおよび該基板用コネクタを用いた電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車に搭載される電装品が増える一方で、車内のスペースの増大も求められている。そこで、自動車に搭載される電気接続箱についても小型化が要求されている。
従来、電気接続箱における回路導体としては、銅板を打ち抜いて曲げたバスバーが用いられていたが、最近になり、バスバーの代わりにプリント基板を用いて小型化した電気接続箱が開発されている。
【0003】
この電気接続箱は、実装される電気部品の密度を上げるために、平行に配置された複数枚のプリント基板を収容し、各プリント基板は基板用コネクタで電線に接続している。この基板用コネクタは、図4に示すように、プリント基板1に接続する直角型の端子2が絶縁体3に固定されたプラグ4と、該プラグ4と接続するリセプタクル5からなる。リセプタクル5から引き出された複数の電線7は、結束されてワイヤーハーネスを構成している。
プラグ4は、プリント基板1への組付けの作業性を向上させるために、複数の端子2により多極化されている。これら複数の端子2は、リセプタクル5との挿抜作業を容易にするために、2列で中心対称になるように、バランスよく配置されている。このようにバランスよく配置すると、極数が増えても、プラグ4とリセプタクル5との挿抜作業に要する力が大きくなるのを防ぎ、かつ、端子2、プリント基板1などに作用する力が大きくなるのも防ぐことができる。また、絶縁体3のプリント基板1に対向する取り付け面3aの両端近傍および中央部には、プラグ4をネジでプリント基板1に取り付けるための取り付け穴6が設けられている。
【0004】
図4において、2枚のプリント基板1a、1bの回路導体は予め、端子2との接続位置の配列パターンが中心対称で、かつ、同一になるように設計されている。そして、プラグ4が組付けられた2枚のプリント基板1a、1bは、平行にかつ面対称になるように配置され、端子2が中心対称に配列した2個のプラグ4a、4bが1個のリセプタクル5に接続している。
この場合、2枚のプリント基板1a、1bの接続位置の配列パターンが中心対称で、かつ、同一になっているため、2枚のプリント基板1a、1bには同一形状のプラグ4a、4bを組付けて、2枚のプリント基板1を、平行にかつ面対称になるように配置することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
電気接続箱を小型化するために、プリント基板を小型化しようとすると、プリント基板上に形成される回路導体のパターンが制約され、回路導体のプラグの端子との接続位置をバランスよく、中心対称に配置することが困難になる。そのため、プラグの端子配列も中心に対して対称にすることができなくなる。
【0006】
例えば図5に示すように、プラグ4a、4bの端子2の配列が中心に対して非対称になっている場合、2枚の平行に配置されたプリント基板1a、1bのそれぞれにプラグ4a、4bを面対称になるように組付けようとすると、プラグ4bはプラグ4aと同一形状のものを用いることができない。即ち、プラグ4bは、プラグ4aの端子2の直角曲げ方向を逆にし、かつ、取り付け穴6を設けた取り付け面3bを、プラグ4aの取り付け面3aの反対側に、面対称に設ける必要がある。
【0007】
上述のように、プリント基板1a、1bを小型化しようとすると、形状が異なる2種類のプラグ4a、4bが必要になり、そのために絶縁体3を成形する金型も2面必要になり、金型の設備費用が高くなるという問題があった。
【0008】
本発明は、上述した問題に鑑み、基板コネクタに汎用性を持たせ、絶縁体の成形に用いる金型を減らして、コストを低減することができる基板コネクタと、該基板コネクタを用いた電気接続箱を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解決すべくなされたもので、請求項1記載の発明は、直角型の複数の端子が絶縁体に固定され、該絶縁体にはプリント基板への取り付け穴を有する取り付け面が設けられたプラグと、前記プラグに接続するリセプタクルとからなる基板用コネクタにおいて、前記絶縁体は面対称をなす平行な2面を有し、前記複数の端子は、前記絶縁体の前記平行な2面に平行に配列し、かつ、その配列パターンが反転非対称になるように配列し、前記プラグの取り付け面は前記絶縁体の前記平行な2面の各面に設けられていることを特徴とする基板用コネクタである。
ここで、配列パターンが反転非対称であるということは、180度回転して、向きを反対の方向に変えて、完全に重なり合わないパターンであることを意味する。
【0010】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の基板用コネクタを用いた電気接続箱であって、前記基板用コネクタのプラグが組付けられたプリント基板が面対称に配置されて収容されていることを特徴とするものである。
【0011】
請求項1記載の発明によれば、プラグには、プリント基板への取り付け面が絶縁体の面対称をなす平行な2面の各面に設けられている。そのため、2枚のプリント基板のそれぞれに端子の直角曲げ方向を逆にした前記プラグを異なる取り付け面で取り付けると、2枚のプリント基板を面対称に配置し、前記2個のプラグを1個のリセプタクルに接続させることができる。
したがって、プラグの端子の配列パターンが反転非対称である場合でも、従来のように2面の金型で作製した2種類の絶縁体を用いることなく、一面の金型で作製した絶縁体を用いたプラグで、2枚のプリント基板を面対称に配置することができる。
【0012】
また、請求項2記載の発明のように、請求項1記載の基板用コネクタを電気接続箱内に収容されたプリント基板に取り付けると、プリント基板を小型化し、その回路導体と接続するプラグの端子配列パターンが反転非対称であっても、同じ絶縁体を用いたプラグを使用して面対称にプリント基板を配置することができるので、電気接続箱の製作コストが低減する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる基板用コネクタのプラグの一実施形態を示す斜視図である。
本実施形態が従来例と異なる特徴的なことは、プラグ11a、11bの絶縁体13が面対称の取り付け面13a、13bを有し、2種類のプラグ11a、11bの絶縁体13を1面の絶縁体成形金型で製作できることであり、金型製作費用が低減することである。
【0014】
図1において、プラグ11aは、直方体状の絶縁体13に直角型の端子12aを22本×2列、44本埋め込み、固定したものである。22本の端子12aの配列は、4、5、5、4、4本の4群に分かれ、中心に対して非対称になっている。また、絶縁体13には、プリント基板への取り付け面13a、13bが面対称に設けられている。取り付け面13a、13bには、両端近傍と中央部近傍の3か所に取り付け穴14が設けられている。そして、端子12aは取り付け面13aの方向に直角に曲げられている。
また、プラグ11bは、直角型の端子12bが絶縁体13の取り付け面13b側に直角に曲げられている点を除いては、プラグ11aと同一形状をなしている。
【0015】
プラグ11aは、図2に示すように、ネジ15をプリント基板1aを通して取り付け面13a側の取り付け穴14にねじ込み、プリント基板1aに取り付けられている。同様に、プラグ11bは取り付け面13b側の取り付け穴14にネジをねじ込み、プリント基板1bに取り付けられている。
このようにプラグ11a、11bを取り付けたプリント基板1a、1bは、図1に示すように、プラグ11a、11bを内側にして、平行に、かつ面対称に配置すると、プラグ11a、11bの端子12a、12bの配列も面対称になっている。したがって、このように配置されたプラグ11a、11bは、一個のリセプタクルに容易に接続させることができる。
【0016】
図3は、前記基板用コネクタのプラグ11aを収容した電気接続箱の分解斜視図である。図3において、21はカバー、22はケースである。
この電気接続箱は、プラグ11aを取り付けた前記プリント基板1aと、プラグ11bを取り付けた前記プリント基板1b(図示されず)を面対称に配置して、ケース22内に収容したものである。この場合、プリント基板1a、1bを小型化して、プリント基板1a、1bの回路導体のプラグ11a、11bとの接続部の配置が中心対称でなくとも、1面の絶縁体成形金型で製作したプラグ11a、11bを用いることができ、金型製作費を低減することができる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、プラグの端子の配列が中心対称でない場合でも、従来のように2面の金型で作製した2種類の絶縁体を用いることなく、一面の金型で作製した絶縁体を用いたプラグで、2枚のプリント基板を面対称に配置することができ、金型費が低減するという優れた効果がある。
また、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の基板用コネクタを用いることにより、小型の電気接続箱の製作費を低減することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板用コネクタのプラグの一実施形態の斜視図である。
【図2】上記プラグのプリント基板への取り付け部分の断面図である。
【図3】上記プラグを有する基板用コネクタを用いた電気接続箱の分解斜視図である。
【図4】従来の基板用コネクタの斜視図である。
【図5】従来の基板用コネクタのプラグの問題点の説明図である。
【符号の説明】
1a、b プリント基板
5 リセプタクル
11a、b プラグ
12a、b 端子
13 絶縁体
13a、b 取り付け面
14 取り付け穴
15 ネジ
21 カバー
22 ケース

Claims (2)

  1. 直角型の複数の端子が絶縁体に固定され、該絶縁体にはプリント基板への取り付け穴を有する取り付け面が設けられたプラグと、前記プラグに接続するリセプタクルとからなる基板用コネクタにおいて、
    前記絶縁体は面対称をなす平行な2面を有し、
    前記複数の端子は、前記絶縁体の前記平行な2面に平行に配列し、かつ、その配列パターンが反転非対称になるように配列し、
    前記プラグの取り付け面は前記絶縁体の前記平行な2面の各面に設けられていることを特徴とする基板用コネクタ。
  2. 前記基板用コネクタのプラグが組付けられたプリント基板が面対称に配置されて収容されていることを特徴とする請求項1記載の基板用コネクタを用いた電気接続箱。
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