JP3647209B2 - 太陽電池特性の測定方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、太陽電池特性の測定方法に係る。より詳細には、有効照射面積を有する光源の確保が困難なほど面積の大きな太陽電池の光電変換特性の測定が、小さな照射面積の光源を用いて可能となる太陽電池特性の測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、太陽光を利用する太陽電池による発電方法は、放射能汚染や地球温暖化等の問題を誘起することなく、また太陽光は地球上の至る所に降り注いでいるためエネルギー源の地域的な偏りが少なく、更には複雑で大型の設備を必要とせずに比較的高い発電効力が得られる等の観点から、今後の電力需要の増大に対応でき、かつ、環境破壊を引き起こすことがないクリーンな発電方式として注目を集めるとともに、実用化に向けて様々な研究開発がなされている。
【0003】
上記太陽電池の研究開発では、太陽電池自体の作製技術はもとより、作製された太陽電池の出力特性を適宜評価する技術も重要な開発課題である。
【0004】
この太陽電池の出力特性を評価する手段としては、太陽電池の電圧対電流特性(以下、電圧・電流特性と記す)を調べる方法が最も一般的に使われている。図2は、この電圧・電流特性を調べる装置の一例を示す模式図である。図2において、201は被測定体である太陽電池、202は直流電源、203は電流ケーブル、204は電流計、205は電圧計、206は電圧ケーブル、207はコンピュータ、208は光源、209はシャッターである。
【0005】
図2の装置では、直流電源202は電流ケーブル203および電流計204を介して太陽電池201と接続している。直流電流202としては、一般的に両極性直流電源あるいは電子負荷等が用いられる。また、電圧計205は電圧ケーブル206を介して太陽電池201と接続している。電流計204および電圧計205はコンピュータ207で制御される。光源208からは、JIS規格等に準拠した光量1sun、スペクトルAM1.5に設定された特性測定用の基準光が、太陽電池201に対して照射される。太陽電池201に対する光の照射および遮蔽は、シャッター209の開閉をコンピュータ207で制御して行う。
【0006】
以下では、上述した装置を用いて太陽電池の電圧・電流特性を調べる方法について述べる。
【0007】
まず、光源208のウォームアップおよび基準光量の調整を行い、光源が点灯して、かつ、シャッター209が閉じた状態とする。次に、被測定体である太陽電池201を設置する。そしてシャッター209を開き、太陽電池201の全面に基準光が照射する。この状態にてコンピュータ207の指令により直流電源202は電圧を発生する。発生した電圧値は太陽電池201の種類によって異なり、適宣最適発生電圧を定める。
【0008】
実際の測定手順としては、直流電源202が発生した電圧を徐々に変えながら、太陽電池201の電力取り出し端子にかかる電圧を電圧計205にて、又、その時の電流を電流計204にて読み、これらの測定値をコンピュータ207のメモリーに格納してゆく。
【0009】
必要な範囲における電圧の発生を終えたならば、シャッター209を閉じ、太陽電池201を取り外す。コンピュータ207のメモリーに格納された電圧・電流特性のデータは、適当なソフトウェアにてグラフ化などの処理を行う。
【0010】
図3は、上記手順によって得られた太陽電池の電圧・電流特性の一例を示すグラフである。図3において、横軸Vは電圧を、縦軸Iは電流を示す。図3におけるCは、測定された電圧・電流特性をプロットした点同士を結んで得られる曲線である。そして、曲線C上にある点Kは電圧と電流の積が最大となる点、すなわち最大の電力を取り出すことの可能な点であり、通常最適動作点と呼ばれる。そして、このとき取り出せる最大電力が太陽電池201の出力とされる。
【0011】
ところで、近年、太陽電池は急速に普及しつつあり、例えば一般家屋の屋根上に設置されたり、あるいは遠隔地における実用電源として架台上に設置されて用いられることが多い。このような設置工事の際の作業工数を減らすという観点から、太陽電池1枚あたりの面積が増大する傾向にある。これに伴い、太陽電池の面積に相当する大面積の基準光を発生できる光源が必要となるが、その光源の確保は著しく困難な状況にある。
【0012】
通常、上記光源としてはキセノンランプが最も多く使用されており、これを備えたソーラーシミュレータが装置として用いられている。しかしながら、ソーラーシミュレータは大面積になるにつれて加速度的に高価になってくる。この価格の増大は、ソーラーシミュレータを構成するエアマスフィルター、エンデーサーレンズ等が大型化することに伴って製作が困難になること、加えてランプ用電源が甚だしく大容量化する等の理由による。実用的には、定常光型のソーラーシミュレータでは、約50cm角程度の照射面積を有する光源を備えたものが現在の市場では最大規模である。光源として機能するランプの点灯状態をパルス点灯としてランプ用電源の小容量化を図り、1m角程度の照射面積を持つシミュレータも存在するが、電源以外の部品は基本的に定常光型と変わることはないのでやはり極めて高価である。
【0013】
上述したとおり、光源が高価になるため太陽電池の製造コストも高くなる傾向にあった。このため、安価に大面積な太陽電池特性の測定ができる方法が切望されていた。また、実際に1m角程度を大きく超える面積を持つ太陽電池に対しては、このような照射面積を持つ光源が存在しないため、事実上、太陽電池特性の測定が不可能であった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、大面積の太陽電池特性を、太陽電池の面積より小さな照射面積の光源を用いて求めることが可能な測定方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る太陽電池特性の測定方法は、太陽電池の受光面の一部にのみ光を照射した状態で該太陽電池の電圧・電流特性を調べる第1の工程と、前記太陽電池の受光面に全く光を照射しない状態で該太陽電池の電圧・電流特性を調べる第2の工程と、前記第2の工程で得られた各電圧における電流値に、前記第1の工程において受光面のうち光が照射されなかった領域(以下、暗領域と呼ぶ)の、全受光面に対する割合を、乗じて暗領域に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第3の工程と、前記第1の工程で得られた各電圧における電流値から、前記第3の工程で得られた各電圧における電流値を、同電圧同士減じて前記暗領域の電圧・電流特性の影響を除去し、前記第1の工程において受光面のうち光の照射された領域(以下、明領域と呼ぶ)が単独で切り離された状態に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第4の工程と、を備えたことを特徴としている。
【0016】
この測定方法によれば、太陽電池の面積に依存せず、太陽電池内の所望の領域における特性を容易に測定できる。また、大面積な光源が不要なため、安価な測定が可能となる。
【0017】
上記特徴において、前記第4の工程で得られた各電圧における電流値に、前記太陽電池の全受光面の、前記第1の工程においての明領域に対する割合を乗じて該太陽電池の全受光面に光照射した場合の太陽電池の電圧・電流特性を求める第5の工程を備えたことにより、太陽電池の全受光面の面積より小さな光照射面積の光源でも、太陽電池特性を容易に測定できる。
【0018】
また、本発明に係る太陽電池特性の測定方法は、太陽電池の受光面の一部にのみ光を照射した状態で該太陽電池の電圧・電流特性を調べる第1の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を補正する第2の工程と、前記太陽電池の受光面に全く光を照射しない状態で該太陽電池の電圧・電流特性を調べる第 3の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を補正する第4の工程と、前記第4の工程で得られた各電圧における電流値に、前記第1の工程における暗領域の全受光面に対する割合を乗じて暗領域に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第5の工程と、前記第2の工程で得られた各電圧における電流値から、前記第5の工程で得られた各電圧における電流値を、同電圧同士減じて前記暗領域の電圧・電流特性の影響を除去し、前記第1の工程において明領域が単独で切り離された状態に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第6の工程と、前記第6の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を与え、改めて前記第1の工程において明領域が単独で切り離された状態に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第7の工程と、を備えたことを特徴としている。
【0019】
この測定方法によれば、太陽電池の直列抵抗成分の補正が行われるため、太陽電池の面積に依存せず、太陽電池内の所望の領域における特性を高い精度で測定できる。また、大面積な光源が不要なため、安価な測定も可能である。
【0020】
上記特徴において、太陽電池の受光面の一部にのみ光を照射した状態で該太陽電池の電圧・電流特性を調べる第1の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を補正する第 2 の工程と、該太陽電池の受光面に全く光を照射しない状態で該太陽電池の電圧・電流特性を調べる第 3 の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を補正する第 4 の工程と、前記第 4 の工程で得られた各電圧における電流値に、前記第1の工程における暗領域の全受光面に対する割合を乗じて暗領域に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第 5 の工程と、前記第 2 の工程で得られた各電圧における電流値から、前記第 5 の工程で得られた各電圧における電流値を同電圧同士減じて前記暗領域の電圧・電流特性の影響を除去し、前記第1の工程において明領域が単独で切り離された状態に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第 6 の工程と、前記第6の工程で得られた各電圧における電流値に、該太陽電池の全受光面の、前記第1の工程においての明領域に対する割合を乗じて該太陽電池の全受光面に光照射した場合の太陽電池の電圧・電流特性を求める第7の工程と、前記第7の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を与え、改めて該太陽電池の全受光面に光照射した場合の太陽電池の電圧・電流特性を求める第8の工程と、を備えたことにより、太陽電池の直列抵抗成分の補正が行われるため、太陽電池の全受光面の面積より小さな光照射面積の光源でも、太陽電池特性を高い精度で測定できる。
【0021】
さらに、本発明に係る太陽電池特性の測定方法は、太陽電池の受光面を複数の領域に分割し、該複数の領域に対して前記第 1 の工程乃至第 4 の工程を実施し、該複数の領域ごとに太陽電池の電圧・電流特性を求める第5の工程と、前記第5の工程により複数の領域ごとに得られた太陽電池の電圧・電流特性を、各電圧値に対応する全ての電流値同士加えて、該太陽電池の全受光面に光照射した場合の太陽電池の電圧・電流特性を求める第6の工程とを備えたことにより、太陽電池特性の場所ムラが大きな場合でも、太陽電池の全受光面の太陽電池特性を容易に測定できる。
【0022】
またさらに、本発明に係る太陽電池特性の測定方法は、太陽電池の受光面を複数の領域に分割し、該複数の領域おのおのに対して、その領域にのみ光を照射した状態で該太陽電池の電圧・電流特性を調べる第1の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を補正する第 2 の工程と、前記太陽電池の受光面に全く光を照射しない状態で該太陽電池の電圧・電流特性を調べる第 3 の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を補正する第 4 の工程と、前記第 4 の工程で得られた各電圧における電流値に、前記第1の工程における暗領域の全受光面に対する割合を乗じて暗領域に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第 5 の工程と、前記第 2 の工程で得られた各電圧における電流値から、前記第 5 の工程で得られた各電圧における電流値を同電圧同士減じて前記暗領域の電圧・電流特性の影響を除去し、前記第1の工程において明領域が単独で切り離された状態に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第 6 の工程を実施することで、該複数の領域ごとに太陽電池の電圧・電流特性を求める第7の工程と、前記第7の工程により複数の領域ごとに得られた太陽電池の電圧・電流特性を、各電圧値に対応する全ての電流値同士加えて、該太陽電池の全受光面に光照射した場合の太陽電池の電圧・電流特性を求める第8の工程と、前記第8の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を逆補正する第9の工程と、を備えたことにより、太陽電池の直列抵抗成分の補正が行われるため、太陽電池特性の場所ムラが大きな場合でも、太陽電池の全受光面の太陽電池特性を高い精度で測定できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下では、本発明に係る太陽電池特性の測定方法について具体的に説明する。
【0024】
(太陽電池特性の測定装置)
図1は、本発明の測定方法を実施する装置の一例を示す概略図である。図1において、101は光源、102はマスク、103は上下動装置、104は太陽電池、105は試料台、106はケーブル、110、111は駆動部、112は架台である。
【0025】
光源101は、太陽電池104に対して測定用規準光を照射する機能を有し、その内部にはシャッターユニットが内蔵されている。
【0026】
マスク102は、太陽電池104への光照射領域を厳密に規定するために用いる。マスク102の太陽電池104に接触する面は、太陽電池104に損傷を与えない為のラバー等を設けることが好ましい。また光源101単体での有効光照射面積は、マスク102の切り欠き部よりわずかに大きく、マスク102の外寸を越えてないように設定される。
【0027】
上下動装置103は、マスク102を太陽電池104へ密着させる時、及び光源101とマスク102を水平方向に移動させるとき、マスク102を上昇させるときに用いられる。
【0028】
太陽電池104は、試料台105の上に配置される。また、必要に応じて不図示のクランプ等により試料台105に固定して、太陽電池特性の測定中に試料台105上で移動するのを防止する。また、太陽電池104はケーブル106によって不図示の特性測定用電源等に繋がっている。図1における特性測定用の機材および結線は、図2に示した従来の電圧・電流特性の測定装置と全く同じであるので省略する。
【0029】
駆動部110は光源101とマスク102を図面上の左右方向(X軸方向とする)に移動するために、また駆動部111は光源102とマスク102を図面上の奥手前方向(Y軸方向とする)に移動するために、それぞれ用いられる。
【0030】
架台112は、光源101、マスク102、上下動装置103、X軸方向の駆動部110およびY軸方向の駆動部111から構成される測定装置を、床面上に設置するために用いる。
【0031】
上述した図1の測定装置が図2に示した装置と異なる点は、図2の装置では光源208の光照射領域が太陽電池201の全領域に相当するのに対して、図1の装置では太陽電池104の一部に相当することである。
【0032】
(太陽電池の暗特性と太陽電池の一部を光照射した場合の明特性)
以下では、図1の装置を用いて、本発明に係る太陽電池特性の測定方法を実施する際の手順について述べる。
【0033】
(1)光源101は電源を投入した後、必要なウォームアップ時間を経過し、不図示の光源シャッターが閉じている状態とする。また、室温は太陽電池特性の測定に適切な温度、具体的には25℃程度に保持する。このような条件下で、まず太陽電池104を試料台105上に載せ、必要に応じて不図示のクランプ等により固定する。そして、ケーブル106を結線する。
【0034】
(2)太陽電池104に光があたらないように、あるいは、実質的に1sunに対して無視し得る光量まで太陽電池104を含む試料台105近辺を暗くする。
【0035】
(3)上記(2)の状態で、図2に示した電圧・電流特性の測定装置を用い、太陽電池の暗状態における電圧・電流特性(以降”暗特性”と略記)を測定する。図4に示した曲線Aが、暗特性の一般的な測定結果である。但し、ここで測定された暗特性は、太陽電池の全面積に対するものである。
【0036】
(4)次に、太陽電池104の光照射状態での電圧・電流特性を調べる。ここでは、太陽電池を4ブロックに分割して測定することにする。4ブロックに分割して考えるのは説明のための一例であり、実際に適用する場合の分割数は太陽電池104と光源101およびマスク102の面積の大小関係によって適宣選択されるものである。
【0037】
図5は、太陽電池の受光面を4ブロックに分割して考えて測定する場合の模式図である。図5において、501は太陽電池、502はマスク、B1〜B4は4分割に想定したブロックである。不図示の光源は、マスク502より紙面手前側に、太陽電池501およびマスク502と対向した位置に設ける。
【0038】
(5)上下動装置103を用いてマスク102を太陽電池104に接触しない高さまで上昇させた後、駆動部110および111を用いて、図5に示したB1ブロックの位置となるように、図1のマスク102(図5の502)および光源101を移動する。
【0039】
(6)上下動装置103を用いてマスク102を太陽電池104に密着させる。この時マスク102と太陽電池104間に隙間が生じないように密着させる必要がある。この状態で不図示のシャッターを開き、太陽電池104のB1ブロックにのみ光照射し、他ブロックが暗状態における電圧・電流特性(以降「B1明,B2,B3,B4暗特性」と略記する)を測定した。図6は、その測定結果である。
【0040】
(7)上記「B1明,B2,B3,B4暗特性」の測定後、不図示のシャッターを閉じ、B1ブロックへの光照射を停止した。
【0041】
(8)その後、上下動装置103、駆動部110、111を用いて、光源101およびマスク102を図5のB2ブロック上まで移動させ、上記工程(6)と同様にして、太陽電池104のB2ブロックにのみ光照射し、他ブロックが暗状態における電圧・電流特性(以降「B2明,B1,B3,B4暗特性」と略記する)を測定した。
【0042】
(9)さらに、上記工程(7)と(8)に相当する手順を繰り返すことによって、太陽電池104のB3ブロックにのみ光照射し、他ブロックが暗状態における電圧・電流特性(以降「B3明,B1,B2,B4暗特性」と略記する)と、太陽電池104のB4ブロックにのみ光照射し、他ブロックが暗状態における電圧・電流特性(以降「B4明,B1,B2,B3暗特性」と略記する)と、を測定した。
【0043】
(10)すべてのブロックの測定を終えたならば、シャッターを閉じ、マスク102を上昇させ、ケーブル106をとり外し、太陽電池104を試料台から降ろした。
【0044】
図6は、測定した「B1明,B2,B3,B4暗特性」〜「B4明,B1,B2,B3暗特性」の4つの電圧・電流特性を示したグラフである。ここでは4本の特性曲線が重なっている。この結果は、太陽電池104の特性が面方向に亘って均一であることを示している。これに対して、太陽電池104の特性が面方向に亘って充分に均一でない時には、4本の曲線は完全に重ならない結果がえられる。
【0045】
しかしながら、上記手順でえられた太陽電池の一部にのみ光照射した特性は、B1〜B4の各ブロックを完全に切り離し、各々のブロックごとに測定した特性とは異なる。何故ならば、実際には例えば「B1明,B2,B3,B4暗特性」は、B1ブロックだけを完全に切り離して測定した特性と、残りのB2〜B4の3ブロックの暗特性とを、同電圧時の電流値同士を重ね合わせたものになっているからである。
【0046】
この結果は、B1ブロックとB2〜B4の3ブロックとが電気的に並列接続されていることに起因する。図7は、この様子を示した回路図である。図7において、701は光照射されているB1ブロックであり、702は暗状態にあるB2〜B4の3ブロックに相当する。ここで、710はB1ブロックに照射する光であり、720は電圧・電流特性の測定機につながる端子である。勿論、B1ブロック701とB2〜B4の3ブロック702は電気的回路の説明上分けたのであって外見上は1つの太陽電池である。従って、外部から測定できる特性は、B1ブロックの電流値に、B2〜B4の3ブロックの電流値を加えたものになる。
【0047】
(光照射したブロックが完全に切り離された状態に相当する明特性)
以下では、「B1明,B2,B3,B4暗特性」〜「B4明,B1,B2,B3暗特性」の4つの電圧・電流特性と、全てのブロックを暗状態として得られた暗特性から、各ブロックが完全に切り離された状態に相当する電圧・電流特性を計算する方法を述べる。
【0048】
まず、図4の曲線Aに示した暗特性は4ブロック分の暗特性なので、すべての電圧における電流値を3/4にした曲線Bを求める。この曲線Bは、3ブロック分の暗特性を示す曲線である。
【0049】
この曲線Bを改めて図8に描いたものが図8の曲線Dである。そして、「B1明,B2,B3,B4暗特性」の曲線を改めて図8に描いたものが図8の曲線Pである。すでに述べたように、「B1明,B2,B3,B4暗特性」の曲線Pは、未知のB1ブロックのみを切り離した状態で測定した特性(以降「B1明特性」と略記する。以降同様に命名)に、3ブロック分の暗特性曲線Dを、各電圧時の電流値同士加えたものになっている。従って、「B1明特性」は、各電圧ごとに「B1明,B2,B3,B4暗特性」の電流値から、3ブロック分の暗特性の電流値を引いたものになる。この手続きによって得られた「B1明特性」を表す曲線が図8の曲線L1である。
【0050】
(太陽電池の全面に光照射した場合の特性)
以下では、太陽電池全体の電圧・電流特性を求める方法を述べる。
【0051】
上記の「B1明特性」を求めた方法をB2〜B4の3ブロックにも適用して、「B2明特性」、「B3明特性」および「B4明特性」を求める。図8の曲線L2〜L4はこれら3つの特性曲線である。曲線L1〜L4は、面方向で特性の均一な太陽電池では同じ曲線となり図8のように重なるが、面方向で特性にムラのある場合には重ならない。
【0052】
そして、4つの明特性を、同電圧時の電流同士加えたものが最終的に求めたい太陽電池の全面に光照射した場合の特性(図7の曲線L)である。
【0053】
以上説明したように、太陽電池に対して部分的に光照射したときの特性および暗特性から、太陽電池全面に光照射した時の特性を求めることができる。そして、曲線Lにおける電圧と電流の積の最大値を求めることによって、太陽電池全面に光照射した場合の出力がえられる。実際には、上述した同電圧時の電流値同士を加減算などを行う作業はコンピュータ処理が好適に用いられる。
【0054】
一般的、太陽電池に面方向のムラがある場合には、上述したように各ブロックごとの明特性を各々求めた後で加算する必要がある。これに対して、太陽電池の特性の面方向のムラが事実上無視し得る場合、あるいは求める出力の精度がそれ程重要でない場合には、例えば「B1明特性」の電流値を4倍したものを簡易的に全面光照射時の特性と見なしても構わない。この場合にはブロックB1として太陽電池の例えば中央1カ所のみを測定すれば良い。
【0055】
(太陽電池のブロック分割方法)
上述した考え方を拡張し、例えば太陽電池を9カ所のブロックに分けて考えて3カ所のブロックのみ明特性を求め、その結果をもとに全面光照射時の特性を計算する等の簡略化を必要に応じておこなっても良い。
【0056】
なお、上記計算の手順では各ブロックごとに明特性を一度算出した後、各明特性を加算する方法をとったが、計算自体は種々の変形が可能である。例えば計算の手順として、各ブロックの明特性を算出する前に、「B1明,B2,B3,B4暗特性」〜「B4明,B1,B2,B3暗特性」の4つの電圧・電流特性をまず加算し、その後4ブロック分の暗特性の電流値を3倍した特性を差し引いても良く、この場合の方が計算量を軽減できる。
【0057】
また、上記説明では、太陽電池受光面の面積を光照射面の4倍という整数値にしたが、この比率は任意であって必ずしも整数値でなくとも良い。この場合の例を図9に示す。
【0058】
図9は、太陽電池受光面を6ブロックに分割して考えて測定する場合の分割例を示す模式図である。図9において、901は太陽電池、902はマスクである。また、B1〜B6は分割して考えるブロックを示す。この場合ブロックB1,B2,B4,B5の面積はマスクの切り抜き面積、すなわち光照射面積と同じであるが、ブロックB3,B6は異なっている。しかし、この場合も光照射面積の中で太陽電池が存在する箇所のみを改めて有効光照射面積と考えて計算を行えば良い。
【0059】
(太陽電池が有する電気的な直列抵抗成分の補正)
上述した方法により、太陽電池の一部分に光照射したときの明特性と、暗特性とから全面光照射特性を求めることできるが、更に厳密な結果を求めたい場合には以下に示す補正を施すことが望ましい。
【0060】
太陽電池には電気的な直列抵抗成分が存在する。図10は、この状態を示す等価回路である。図10において、1001は直列抵抗成分のない理想的な太陽電池、1002は直列抵抗成分、1003は特性測定用ケーブルである。
【0061】
図2に示した太陽電池201は、直列抵抗成分のない理想的な太陽電池1001と直列抵抗成分1002から構成されている。従って、図2の電圧・電流特性の測定機で計測された電圧は、理想的な太陽電池1001の出力電圧から、その時直列抵抗成分1002流れる電流による電位降下を差し引いた電圧である。
【0062】
一方、本発明に係る太陽電池特性の測定方法において、計算の元となる特性は同電圧において暗特性、明特性等ですべての電流値が異なっている。しかし、光照射の状況に応じて実際に特性が変化しているのは、直列抵抗成分のない理想的な太陽電池1001であるから、厳密には各々の特性を直列抵抗成分の補正を入れて考える必要がある。
【0063】
具体的には、暗特性と太陽電池の一部にのみ光照射した時の特性から、直列抵抗成分1002による電位降下を差し引いた特性を算出する。実際の計算としては、電圧・電流特性を構成する各ポイントごとの電圧値に、その時の電流値と直列抵抗成分の積を加えたものを、改めてその点の電圧値とする。図11は、この直列抵抗成分の補正処理を示すグラフである。
【0064】
図11において、曲線Dは暗特性を、曲線D′は直列抵抗成分による電位降下を補正した後の暗特性を示す。また、曲線Pは太陽電池の一部にのみ光照射した時の明特性であり、曲線P′は曲線Pに対して直列抵抗成分による電位降下を補正した後の明特性である。そして、補正後の暗特性を示す曲線D′と太陽電池の一部にのみ光照射した時の明特性を示す曲線P′とから求めたものが、全面照射したときの特性を示す曲線L′である。さらに、曲線L′を電圧計(図2-205に相当)で実測可能な特性としたものが、改めて直列抵抗成分による電位降下をつけ加えた(逆補正した)ものが曲線Lである。
【0065】
上記手順によって得られた曲線Lが、実際に外部で測定できる特性となる。内部抵抗成分による電圧降下の補正は厳密に全面光照射時の出力を求めたい場合には必要であるが、その為の計算量が増大するという問題もあり、精度を要求しない場合には必ずしも行わなくとも良い。
【0066】
また、直列抵抗成分は例えば太陽電池を形成する透明電極、下地電極等の直列抵抗の要因を足し合わせたものと定義しても良いし、あるいは各々の特性を示す曲線の傾きから直列抵抗性成分を求めて適用しても良い。
【0067】
【実施例】
以下に実施例をあげて本発明をより詳細に説明するが、本発明がこれら実施例に限定されることはない。
【0068】
(実施例1)
本例では、10cm角の太陽電池の暗特性と、10cm角の太陽電池における中央部5cm角にのみ光照射して測定した明特性とを用い、次に示す計算を行って太陽電池の全面が光照射されたときの特性を求めた。すなわち、10cm角太陽電池の特性は面方向には均一であると仮定し、光照射部は1カ所のみとした。
【0069】
太陽電池特性の測定には図1の装置を、光源101としては大きさが15cm角、有効照射面積が225cm2のものを用いた。マスク102は外径が20cm角で、中心部に5cm角の光透過部となる切り欠きを有する。太陽電池104としては、10cm角のトリプル構造アモルファス・シリコン太陽電池を用いた。
【0070】
太陽電池104を試料台105に載置して、上述した本発明に係る方法によって太陽電池特性を求めた。表1にその結果を示した。
【0071】
(実施例2)
本例では、10cm角の太陽電池を5cm角ごとの4つのブロックに分け、各ブロックごとに特性の測定を行い、次に太陽電池の特性に面方向のムラがあるという前提で、各ブロックの特性を把握した後に全ブロックの特性を足しあわせて全面光照射時の特性を求めた点が実施例1と異なる。
【0072】
他の点は、実施例1と同様とした。
本例の方法によって得られた結果は、表1に示した。
【0073】
(実施例3)
本例では、太陽電池の内部抵抗成分による電位降下を補正し、太陽電池の全面が光照射されたときの特性を求めた点が実施例2と異なる。
【0074】
他の点は、実施例2と同様とした。
本例の方法によって得られた結果は、表1に示した。
【0075】
(比較例)
本例では、太陽電池特性を測定する際に図1のマスク102を用いず、10cm角の太陽電池全面に光照射する状態で特性の測定をした点が実施例1と異なる。 すなわち、本例の方法は、太陽電池の受光面全面に光照射して測定する従来の測定方法に相当する。
【0076】
他の点は、実施例1と同様とした。
本例の方法によって得られた結果は、表1に示した。
【0077】
【表1】
Figure 0003647209
【0078】
表1は、上述した各実施例と比較例において得られた太陽電池特性の結果である。表1から、次に示すことが分かった。
【0079】
(a)実施例1は、比較例に対して最大出力で3.4%程度、開放電圧で0.02V大きい。
(b)実施例2は、比較例に対して最大出力で2%程度大きい。また、短絡電流は比較例の短絡電流とほぼ等しい。この短絡電流の結果は、太陽電池特性の面方向の特性ムラが計算結果に反映されたためと判断できる。
(c)実施例3は、最大出力、開放電圧、短絡電流のいずれの値も比較例と良く一致した。この結果は、太陽電池の内部抵抗成分による電位降下を補正した効果と考えられる。
【0080】
以上の結果から、本発明に係る太陽電池特性の測定方法を用いることにより、光源より大きな面積を有する太陽電池においても、太陽電池特性が正確に測定できることが分かった。
【0081】
なお、実施例1〜3及び比較例では10cm角という比較的小さな太陽電池を試料として用いたが、これは比較例において従来の太陽電池特性の測定方法を実施して、本発明に係る太陽電池特性の測定方法を用いた場合の結果との整合性を検証するためである。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、対応する有効照射面積を持つ光源の確保が困難な大面積の太陽電池の特性を、太陽電池の面積より小さな照射面積の光源を用いて測定することが可能となる。
【0083】
また、光源を小型化することにより、太陽電池特性の測定装置に要する費用の削減が可能となり、その結果太陽電池自体の生産コストを引き下げることができるため、安価な太陽電池の供給が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る太陽電池特性の測定方法を実施する装置の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る太陽電池特性の測定方法を実施する装置の一例を示す模式図である。
【図3】本発明に係る太陽電池の電圧・電流特性の一例を示すグラフである。
【図4】本発明に係る太陽電池の暗状態における電圧・電流特性(暗特性)の一例を示すグラフである。
【図5】太陽電池の受光面を4ブロックに分割して考えて測定する場合の模式図である。
【図6】太陽電池の1ブロックにのみ光照射し、他ブロックが暗状態における電圧・電流特性を示すグラフである。
【図7】光照射部と暗部の電気的接続状態を示した回路図である。
【図8】本発明に係る太陽電池特性の測定方法における計算過程を示すグラフである。
【図9】太陽電池の受光面を6ブロックに分割して考えて測定する場合の分割例を示す模式図である。
【図10】太陽電池に電気的な直列抵抗成分が存在する状態を示す等価回路である。
【図11】本発明に係る太陽電池特性の測定方法における計算過程に、内部抵抗成分による直流抵抗の補正を加えた場合を示すグラフである。
【符号の説明】
101 光源、
102 マスク、
103 上下動装置、
104 太陽電池、
105 試料台、
106 ケーブル、
110、111 駆動部、
112 架台、
201 被測定体である太陽電池、
202 直流電源、
203 電流ケーブル、
204 電流計、
205 電圧計、
206 電圧ケーブル、
207 コンピュータ、
208 光源、
209 シャッター、
501 太陽電池、
502 マスク、
701 太陽電池の光照射部、
702 太陽電池の暗部、
720 端子、
901 太陽電池、
902 マスク、
1001 直列抵抗成分のない理想的な太陽電池、
1002 直列抵抗成分、
1003 ケーブル。

Claims (6)

  1. 太陽電池の受光面の一部にのみ光を照射した状態で該太陽電池の電圧・電流特性を調べる第1の工程と、
    前記太陽電池の受光面に全く光を照射しない状態で該太陽電池の電圧・電流特性を調べる第2の工程と、
    前記第2の工程で得られた各電圧における電流値に、前記第1の工程において受光面のうち光が照射されなかった領域(以下、暗領域と呼ぶ)の、全受光面に対する割合を、乗じて暗領域に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第3の工程と、
    前記第1の工程で得られた各電圧における電流値から、前記第3の工程で得られた各電圧における電流値を、同電圧同士減じて前記暗領域の電圧・電流特性の影響を除去し、前記第1の工程において受光面のうち光の照射された領域(以下、明領域と呼ぶ)が単独で切り離された状態に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第4の工程と、
    を備えたことを特徴とする太陽電池特性の測定方法。
  2. 記第4の工程で得られた各電圧における電流値に、前記太陽電池の全受光面の、前記第1の工程において明領域に対する割合を、乗じて該太陽電池の全受光面に光照射した場合の太陽電池の電圧・電流特性を求める第5の工程を備えたことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池特性の測定方法。
  3. 太陽電池の受光面の一部にのみ光を照射した状態で該太陽電池の電圧・電流特性を調べる第1の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を補正する第2の工程と、
    前記太陽電池の受光面に全く光を照射しない状態で該太陽電池の電圧・電流特性を調べる第3の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を補正する第4の工程と、
    前記第4の工程で得られた各電圧における電流値に、前記第1の工程における暗領域の全受光面に対する割合を乗じて暗領域に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第5の工程と、
    前記第2の工程で得られた各電圧における電流値から、前記第5の工程で得られた各電圧における電流値を、同電圧同士減じて前記暗領域の電圧・電流特性の影響を除去し、前記第1の工程において明領域が単独で切り離された状態に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第6の工程と、
    前記第6の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を与え、改めて前記第1の工程において明領域が単独で切り離された状態に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第7の工程とを備えたことを特徴とする太陽電池特性の測定方法。
  4. 太陽電池の受光面の一部にのみ光を照射した状態で該太陽電池の電圧・電流特性を調べる第1の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を補正する第2の工程と、
    該太陽電池の受光面に全く光を照射しない状態で該太陽電池の電圧・電流特性を調べる第3の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池 の直列抵抗成分による電位降下を補正する第4の工程と、
    前記第4の工程で得られた各電圧における電流値に、前記第1の工程における暗領域の全受光面に対する割合を乗じて暗領域に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第5の工程と、
    前記第2の工程で得られた各電圧における電流値から、前記第5の工程で得られた各電圧における電流値を同電圧同士減じて前記暗領域の電圧・電流特性の影響を除去し、前記第1の工程において明領域が単独で切り離された状態に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第6の工程と、
    前記第6の工程で得られた各電圧における電流値に、該太陽電池の全受光面の、前記第1の工程においての明領域に対する割合を乗じて該太陽電池の全受光面に光照射した場合の太陽電池の電圧・電流特性を求める第7の工程と、
    前記第7の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を与え、改めて該太陽電池の全受光面に光照射した場合の太陽電池の電圧・電流特性を求める第8の工程とを備えたことを特徴とする太陽電池特性の測定方法。
  5. 太陽電池の受光面を複数の領域に分割し、該複数の領域に対して前記第 1 の工程乃至第 4 の工程を実施し、該複数の領域ごとに太陽電池の電圧・電流特性を求める第5の工程と、
    前記第5の工程により複数の領域ごとに得られた太陽電池の電圧・電流特性を、各電圧値に対応する全ての電流値同士加えて、該太陽電池の全受光面に光照射した場合の太陽電池の電圧・電流特性を求める第6の工程とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池特性の測定方法。
  6. 太陽電池の受光面を複数の領域に分割し、該複数の領域おのおのに対して、その領域にのみ光を照射した状態で該太陽電池の電圧・電流特性を調べる第1の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を補正する第2の工程と、
    前記太陽電池の受光面に全く光を照射しない状態で該太陽電池の電圧・電流特性を調べる第3の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を補正する第4の工程と、
    前記第4の工程で得られた各電圧における電流値に、前記第1の工程における暗領域の全受光面に対する割合を乗じて暗領域に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第5の工程と、
    前記第2の工程で得られた各電圧における電流値から、前記第5の工程で得られた各電圧における電流値を同電圧同士減じて前記暗領域の電圧・電流特性の影響を除去し、前記第1の工程において明領域が単独で切り離された状態に相当する太陽電池の電圧・電流特性を求める第6の工程を実施することで、該複数の領域ごとに太陽電池の電圧・電流特性を求める第7の工程と、
    前記第7の工程により複数の領域ごとに得られた太陽電池の電圧・電流特性を、各電圧値に対応する全ての電流値同士加えて、該太陽電池の全受光面に光照射した場合の太陽電池の電圧・電流特性を求める第8の工程と、
    前記第8の工程で得られた太陽電池の電圧・電流特性に対して、該太陽電池の直列抵抗成分による電位降下を逆補正する第9の工程とを備えたことを特徴とする太陽電池特性の測定方法。
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