JP3638735B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハなどの基板に対して、半導体装置の製造、評価、検査および電気特性の計測などの所定処理を施す基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の基板処理装置は、例えば半導体製造工程のクリーンルーム内などに設けられ、半導体ウエハをカセットキャリアから取り出してその半導体ウエハに対してC−V曲線などの電気特性の計測など所定処理を施した後、その半導体ウエハをカセットキャリア内に回収するものであった。このような基板処理装置の構成例について以下の図9および図10に示している。
【0003】
図9は従来の基板処理装置の概略構成を示す正面図であり、図10は図9の基板処理装置のEE′断面図である。
【0004】
図9および図10において、この基板処理装置71上の左手前側には、複数の半導体ウエハ72を階層的に収納するカセットキャリア73を載置し、かつこのカセットキャリア73と共にその取り出し位置から手前側にスライドさせて引き出し可能なカセット載置部74が配設されている。また、カセットキャリア73には半導体ウエハ72を左右方向に搬入・搬出可能な開口部73aが配設されており、この開口部73aに対向し得るようにインデクサアーム75が配設されている。このインデクサアーム75の下方位置にはトランスファアーム76が配設され、その右側には、半導体ウエハ72に対してC−V曲線などの電気特性の計測などの所定処理を施す測定室77が配設されている。この測定室77には、半導体ウエハ72を左右方向に搬入・搬出可能な開閉部77aが配設され、このトランスファアーム76はこの開閉部77aに対向して配設されている。
【0005】
また、インデクサアーム75のアーム駆動部78は、カセットキャリア73とセンタリング部(図示せず)の間および、このセンタリング部(図示せず)とトランスファアーム76の間でこのインデクサアーム75を左右方向および上下方向に移動させる構成となっている。また、インデクサアーム75は、そのアーム先端部で半導体ウエハ72を下方から支持すると共に、その中央下面をアーム先端吸引部で吸引して導体ウエハ72を固定した状態で、カセットキャリア73内に載置された半導体ウエハ72を取り出すと共に、センタリング部(図示せず)で円形の半導体ウエハ72の外径を挾み込むことによってインデクサアーム75の半導体ウエハ72の保持位置を調整した後、インデクサアーム75はトランスファアーム76上へと下方に搬送させる。
【0006】
また、このトランスファアーム76は、半導体ウエハ72に所定の計測を行う測定室77の搬入・搬出用の開閉部77aを介して、測定室77内の半導体ウエハ載置台79と、インデクサアーム75からの半導体ウエハ72の受け取り位置との間で半導体ウエハ72の搬送を行うように構成されている。また、測定室77では半導体ウエハ載置台79は搬入・搬出位置と計測位置との間で移動可能に構成されている。以上のインデクサアーム75およびトランスファアーム76の移動および吸引動作は、図示しないモータおよびその駆動制御部によりなされている。
【0007】
この構成により、まず、カセット載置部74上には右側面に開口部73aが位置するようにカセットキャリア73が載置された後、カセットキャリア73と共にカセット載置部74を手前側から奥側にスライドさせて半導体ウエハ72の搬出位置にセットされる。このように、カセット載置部74を手前側と奥側の間でスライド可能に構成したことによって、カセットキャリア73をカセット載置部74上にセットするのにオペレータが装置本体奥側に入る必要がなくなり、装置本体の手前でカセットキャリア73をカセット載置部74上にセットすることができる。
【0008】
次に、インデクサアーム75の先端吸引部がカセットキャリア73の開口部73a内に移動し、カセットキャリア73内に載置された半導体ウエハ72の中央下面を支持すると共に吸引して開口部73a外に取り出した後、センタリング部(図示せず)で円形の半導体ウエハ72の外径を挾み込むことによってインデクサアーム75の半導体ウエハ保持位置のセンター合わせをしてウエハ保持位置の調整をする。
【0009】
さらに、インデクサアーム75は半導体ウエハ72を下方のトランスファアーム76上に搬送する。このトランスファアーム76は、その先端アーム上で半導体ウエハ72を固定すべく吸引した状態で測定室77内の半導体ウエハ載置台79上に搬入・搬出用の開閉部77aを介して搬送する。測定室77内の半導体ウエハ載置台79上に載置された半導体ウエハ72は半導体ウエハ載置台79と共に計測位置に移動してC−V曲線などの電気特性の測定がなされた後に搬入・搬出位置に戻され、搬入・搬出用の開閉部77aを介してトランスファアーム76によって取り出されることになる。このように、計測が完了した半導体ウエハ72は、トランスファアーム76から受け渡されたインデクサアーム75によってカセットキャリア73内に回収されることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成では、半導体ウエハ72のサイズが例えば200mmから300mmと大きくなれば、装置本体の横方向の間口寸法もその影響を受けて大きくなる。つまり、従来は、装置本体の間口方向にウエハサイズ200mmの3枚分が少なくとも必要であったが、ウエハサイズが300mmと大きくなると装置本体の間口サイズが大幅に大きくなって装置全体が大型化し、クリーンルーム内における装置の設置スペースも大幅に大きくなってしまうという問題があった。
【0011】
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、装置本体の間口寸法を小さくでき、また、半導体ウエハのサイズが大きくなっても、装置本体の間口寸法の増加を防止することができ、クリーンルーム内における装置の設置スペースの増加を防止することができる基板処理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の基板処理装置は、複数の基板を収納するカセットから基板を取り出し、その基板に対して電気的特性の計測を行う測定装置で所定処理を行う基板処理装置において、前記カセットを載置するカセット載置部と、前記カセットから取り出された基板の位置合わせを行う位置合わせ手段と、前記測定装置に対して基板の搬入・搬出を行う第1の基板搬送手段と、前記カセットと位置合わせ手段の間、およびこの位置合わせ手段と前記第1の基板搬送手段の間で基板を搬送する第2の基板搬送手段とを備え、前記カセット載置部、位置合わせ手段、および第1の基板搬送手段の第2の搬送手段からの基板の受け取り位置が上下方向に階層的に配設され、前記カセット載置部の下方に前記位置合わせ手段が配置され、この位置合わせ手段の下方に前記第1の基板搬送手段が配置され、開閉部が基板の搬入・搬出方向で前記第1の基板搬送手段に対向するように前記測定装置を配設し、前記第2の基板搬送手段は、上下方向及び前記第1の基板搬送手段の搬入・搬出方向と直交する方向に基板の搬送をすることを特徴とするものである。
【0013】
この構成により、カセット載置部、位置合わせ手段、および第1の基板搬送手段の第2の搬送手段からの基板の受け取り位置を上下方向に階層的に配設したので、装置本体の間口方向におけるレイアウトの簡素化が可能となり、装置本体の間口寸法を小さく構成することが可能となる。また、基板サイズが例えば直径200mmから直径300mmと大きくなっても、例えば従来のような基板サイズが直径200mm3枚分程度の間口寸法を、基板サイズが直径300mmの2枚分程度の間口寸法とすることが可能となって、装置本体の間口方向の寸法増加が防止されて、クリーンルーム内における装置の設置スペースの増加も防止可能となる
【0014】
また、この構成により、カセット載置部の下方に位置合わせ手段を配置し、さらにその下方に第1の基板搬送手段を配置したので、カセット載置部上のカセットから基板を取り出して、位置合わせ手段さらに第1の基板搬送手段に基板を搬送する第2の基板搬送手段の動作が最短距離でスムーズになされる。また、装置本体の間口方向におけるレイアウトの簡素化が可能となり、装置本体の間口寸法を小さく構成することが可能となる。
【0015】
また、本発明の基板処理装置は、第2の基板搬送手段が、カセットと第1の基 板搬送手段の間で基板を搬送することを特徴とするものである。
【0016】
この構成により、第2の基板搬送手段がカセットと第1の基板搬送手段の間で基板を搬送するので、基板処理部での処理の終えた基板を第2の基板搬送手段により第1の基板搬送手段からカセットへ直接搬送される。
【0017】
また、本発明の基板処理装置は、位置合わせ手段および第1の基板搬送手段の位置の上下方向両側に配設され、基板の有無を検出する基板検出手段と、この基板検出手段の検出信号に基づき、前記位置合わせ手段および前記第1の基板搬送手段での基板の有無を判断する制御手段とをさらに備えたことを特徴とするものである。
【0018】
この構成により、位置合わせ手段および第1の基板搬送手段の位置の上下方向両側に配設された基板検出手段が基板の有無を検出し、制御手段が、検出された検出信号に基づいて基板の位置を判断するので、位置合わせ手段や第1の基板検出手段に残っている基板の検出が可能となり、異常停止時に基板の搬送経路全体で、基板が残っているか否かを検出する。
【0019】
また、本発明の基板処理装置は、制御手段が、第1の基板搬送手段上に基板が残っていると判断した場合、第1の基板搬送手段を初期化させ、第2の基板搬送手段により第1の基板搬送手段から基板を受け取らせ、受け取った基板をカセットへ搬送させることを特徴とするものである。
【0020】
この構成により、制御手段が第1の基板搬送手段上に基板が残っていると判断した場合、第1の基板搬送手段および第2の基板搬送手段により基板がカセットへ搬送される。
【0021】
また、本発明の基板処理装置は、制御手段が、位置合わせ手段上に基板が残っていると判断した場合、第2の基板搬送手段により位置合わせ手段にある基板を受け取らせ、受け取った基板をカセットへ搬送させることを特徴とするものである。
【0022】
この構成により、制御手段が位置合わせ手段上に基板が残っていると判断した場合、第2の基板搬送手段により基板がカセットへ搬送される。
【0023】
また、本発明の基板処理装置は、制御手段が、第1の基板搬送手段上に基板が残っていると判断した場合、第2の基板搬送手段により基板をカセットへ搬送させることを特徴とするものである。
【0024】
この構成により、制御手段が第1の基板搬送手段上に基板が残っていると判断した場合、第2の基板搬送手段により基板がカセットへ搬送される。
【0025】
また、本発明の基板処理装置は、位置合わせ手段は、第1のサイズの基板の位置合わせ用の第1凹部材と、第2のサイズの基板の位置合わせ用の第2凹部材とを備えることを特徴とするものである。
【0026】
この構成により、第1のサイズの基板が位置合わせ手段にある場合、第1凹部材で位置合わせを行い、第2のサイズの基板が位置合わせ手段にある場合、第2凹部材で位置合わせを行う。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る基板処理装置の実施形態について図面を参照して説明する。
【0028】
図1は本発明の一実施形態における基板処理装置の概略構成を示す正面図であり、図2は図1の基板処理装置のDD′断面図である。
【0029】
図1および図2において、この基板処理装置1における架台2上の左手前側には、左右方向に移動可能な第1の基板搬送手段としてのトランスファアーム3が配設され、また、このトランスファアーム3の上方には、位置合わせ手段としてのセンタリング部4が架台2上に主柱で支持された状態で配設されている。さらに、このセンタリング部4の上部にはカセット部であるカセットキャリア5の載置台6が配設されている。これらのトランスファアーム3、センタリング部4、カセットキャリア5およびその載置台6は、垂直方向に階層的にそれぞれ配設されている。
【0030】
また、これらのトランスファアーム3、センタリング部4およびカセットキャリア5の奥側には、第2の基板搬送手段としてのアーム駆動部7およびインデクサアーム8が配設されており、アーム駆動部7によってインデクサアーム8が上下方向および前後方向に移動可能なように構成されている。また、これらのトランスファアーム3、センタリング部4およびカセットキャリア5とインデクサアーム8の右側の架台2上には、半導体ウエハ9に対してC−V曲線などの電気的特性の計測を行う測定装置10が配設されている。この測定装置10には、半導体ウエハ9を左右方向に搬入・搬出可能な開閉部10aが配設されており、この開閉部10aにトランスファアーム3がその進行方向に対して対向するように配設されている。
【0031】
このカセットキャリア5には複数の半導体ウエハ9が階層的に収納されており、これらの半導体ウエハ9をそれぞれ、奥側から前後方向Aに搬出または搬入可能な開口部5aが配設されている。また、インデクサアーム8には、図3に示すように、円形の半導体ウエハ9の外径に略合うような円弧状の凹部材11が配設されており、この凹部材11の中央部から保持アーム部12が延設されている。このインデクサアーム8がカセットキャリア5内から半導体ウエハ9を搬出する際には、カセットキャリア5の開口部5aを介して、インデクサアーム8の保持アーム部12は、そのアーム先端部で半導体ウエハ9を下方から支持すると共に、その中央下面をアーム先端吸引部13で吸引して半導体ウエハ9を固定した状態で、カセットキャリア5内に載置された半導体ウエハ9を搬出する構成である。このとき、円弧状の凹部材11が半導体ウエハ9の外径に当接した状態で半導体ウエハ9が取り出される。
【0032】
また、センタリング部4の奥側には、図3に示すように、円形の半導体ウエハ9の外径に略合うような円弧状の凹部材14が配設されており、インデクサアーム8の保持アーム部12および凹部材11が半導体ウエハ9を保持した状態でセンタリング部4内に入ってセンタリングする際に、これらの円弧状の凹部材11,14で半導体ウエハ9の両端部を互いに外側から挾み込むことによって保持アーム部12による半導体ウエハ9の保持位置のセンター合わせをして良好に位置ずれを修正することができる。なお、半導体ウエハ9はその外径サイズが300mmの場合であって、例えば外径サイズが200mmの半導体ウエハ9aでは、図3の2点鎖線に示すように構成される。このとき、センタリング部4の奥側には、円形の半導体ウエハ9aの外径に略合うような円弧状の凹部材14aが上記凹部材14と階段状に内側に連接されている。
【0033】
さらに、インデクサアーム8は、カセットキャリア5の開口部5aに対向した位置および、センタリング部4の開口部4aに対向した位置、トランスファアーム3の側方に対向した位置にそれぞれ上下方向に移動可能なように構成されている。また、インデクサアーム8は、開口部5aを介してカセットキャリア5の内外を移動可能であり、また、開口部4aを介してセンタリング部4の内外を移動可能であり、さらに、トランスファアーム3に対して半導体ウエハ9を受渡しまたは取り出しすべく移動可能である。図4はトランスファアーム3への半導体ウエハ9の受渡しの場合を示しており、ハンド3aとインデクサアーム8の保持アーム部12とが当たらないように略馬蹄形状のハンド3aの片側には切欠き部3bが形成されている。さらに、このハンド3aの上面には、そのハンド3aの外形に沿って円弧状の吸引溝3cが形成されており、吸引溝3cを介してハンド3a上に載置された半導体ウエハ9を吸引して固定する構成である。このように、インデクサアーム8は、カセットキャリア5とセンタリング部4の間および、このセンタリング部4とトランスファアーム3上の間でこのインデクサアーム8を上下方向および前後方向Aに移動させて半導体ウエハ9を順次搬送し受渡しまたは取り出し可能なようになっている。
【0034】
さらに、トランスファアーム3は、測定装置10内の半導体ウエハ載置台15と、インデクサアーム8からの半導体ウエハ9の受け取り位置との間で半導体ウエハ9の搬入・搬出を行うように構成されている。また、この測定装置10内では半導体ウエハ載置台15は搬入・搬出位置と計測位置との間で移動可能に構成されている。さらに、トランスファアーム3のハンド3aによる半導体ウエハ載置台15への受渡しに際して、図5に示すように、円形の半導体ウエハ載置台15はハンド3aの内径内に位置して半導体ウエハ載置台15よりも大きい外径の半導体ウエハ9を容易に載置してセットすることができる。
【0035】
さらに、センタリング部4の上部中央位置には発光素子16が配設されており、また、この発光素子16に対向すると共に、トランスファアーム3による受渡し位置の下方側に、受光素子17が配設されている。これらの発光素子16および受光素子17は、センタリング部4および、トランスファアーム3による受渡し位置における半導体ウエハ9の有無を検出するようになっている。
【0036】
ここで、測定装置10の概略構成について説明する。
【0037】
図6は図1および図2の基板処理装置における測定装置10の構成を示す図である。
【0038】
図6において、半導体ウエハ9を収容して計測する測定装置10の測定部21は、ベース22と、このベース22上に設けられた駆動装置23と、この駆動装置23のボールねじ部24に連結された架台25と、架台25上に載置された試料テーブルとしての半導体ウエハ載置台15とを備えている。これらの半導体ウエハ載置台15と架台25はボールねじ部24により移動自在に構成されており、また、半導体ウエハ載置台15は、図示しないモータによって駆動されて平面内で回転自在に構成されている。
【0039】
また、この測定部21の筐体上部26の開口部には、フランジ27が固定されており、このフランジ27から下方に、ピエゾ素子を利用した3つの圧電アクチュエータ部28,29,30が設けられている。これらの圧電アクチュエータ部28,29,30の下方には支持板31が設けられ、この支持板31の下方に延設された支持筒32の先端部にはセンサヘッド33が固定されている。このセンサヘッド33は、レーザ光導入用の直角プリズム34と、この直角プリズム34の底面に透光性の電極形成部35とを有している。また、支持筒32には、レーザ発振器36と受光センサ37とが、直角プリズム34および電極形成部35を介したレーザ光路の両端位置に配設されている。
【0040】
さらに、半導体ウエハ9の電気的測定を行う際には、センサヘッド33の底面と半導体ウエハ9の表面とのギャップが約1μm以下に保たれる。これらのレーザ発振器36、センサヘッド33および受光センサ37で構成される光学系は、このギャップを精密に測定するための測定系である。この光学測定系は、レーザ発振器36からのレーザ光がセンサヘッド33の底面で幾何学的な全反射条件で反射する際の、レーザ光のトンネリング現象を利用しており、受光センサ37とこれに接続された光量測定器38とで測定される光量に基づいてギャップの値を測定している。
【0041】
さらに、圧電アクチュエータ部28,29,30は位置制御装置39に接続されており、位置制御装置39を介して圧電アクチュエータ部28,29,30の長さを変化させてセンサヘッド33の底面と半導体ウエハ9の表面とのギャップを調整することができる。また、センサヘッド33の底面に形成された電極と、金属製の半導体ウエハ載置台15にはインピーダンスメータ40が接続されている。これらの光量測定器38、位置制御装置39およびインピーダンスメータ40にはホストコントローラ41が接続されており、このホストコントローラ41によって、半導体ウエハ9に対してC−V曲線などの所定の電気的特性の計測を行う測定装置10全体の制御や、得られたデータの処理が行われる。
【0042】
図7は図1および図2の基板処理装置の各部制御のハード構成を示すブロック図である。
【0043】
図7において、制御部51には、LEDなどの発光素子16が接続されていると共に、この発光素子16からの光を受光するホトトランジスタなどの受光素子17がその出力を増幅するアンプ52を介して接続されており、制御部21は、発光素子16と受光素子17間の遮光の有無、つまり、センタリング部4および、トランスファアーム3による受渡し位置における半導体ウエハ9の有無を判定する。これらの発光素子16および受光素子17で基板検出手段としてのウエハ検出センサ53が構成されている。
【0044】
また、制御部51にはDCモータドライバー54を介してトランスファアーム駆動用のDCモータ55が接続されており、DCモータ55の駆動でトランスファアーム3を移動可能である。この場合、例えば、このDCモータ55の回転軸とプーリ(図示せず)間にはワイヤー(図示せず)が巻回されており、このワイヤー(図示せず)にトランスファアーム3が固定され、かつトランスファアーム3は案内ガイド(図示せず)に沿って左方向または右方向に移動可能に構成することができる。
【0045】
また、制御部51にはステピングモータドライバー56を介してインデクサアーム駆動用のステピングモータ57が接続されており、ステピングモータ57の駆動でインデクサアーム8を移動可能である。この場合、例えば、このステピングモータ57の場合も上記DCモータ55の場合と同様に、ステピングモータ29の回転軸とプーリ(図示せず)の間にワイヤー(図示せず)が巻回されており、このワイヤー(図示せず)に、インデクサアーム8に連結された連結アームが固定され、かつこの連結アームはインデクサアーム8と共に案内ガイド(図示せず)に沿って前方向または後方向に移動可能に構成することができる。
【0046】
さらに、制御部51は半導体ウエハ9を吸引して固定すべくトランスファアーム3の吸引溝3cを負圧にする吸引手段58を所定のタイミングで駆動させると共に、半導体ウエハ9を吸引して固定すべくインデクサアーム8の吸引部13を負圧にする吸引手段59を所定のタイミングで駆動させる。このトランスファアーム3の吸引溝3c内には圧力センサ60が配設されており、この圧力センサ60が接続された制御部51は、この圧力センサ60が所定レベル以下の負圧を検出したときにはトランスファアーム3上に半導体ウエハ9が載置されていると判断し、また、圧力センサ60が所定レベル以上の圧力を検出したときにはトランスファアーム3上に半導体ウエハ9が載置されていないと判断する。また、インデクサアーム8の吸引部13内には圧力センサ61が配設されており、この圧力センサ61が接続された制御部51は、この圧力センサ61が所定レベル以下の負圧を検出したときにはインデクサアーム8上に半導体ウエハ9が載置されていると判断し、また、圧力センサ61が所定レベル以上の圧力を検出したときにはインデクサアーム8上に半導体ウエハ9が載置されていないと判断することができる。
【0047】
この構成により、以下、その作用を説明する。
【0048】
図8は図1および図2の基板処理装置の動作を示すフローチャートである。
【0049】
制御部内の図示しないタイマー装置および各種位置検出手段によって、所定時間ごとのトランスファアーム3やインデクサアーム8などの位置を監視しており、例えば半導体ウエハ9のひっかかりや異常動作などでトランスファアーム3やインデクサアーム8がでたらめな位置にある場合などの異常時に、装置を非常停止させている。
【0050】
この場合に、図8に示すように、まず、ステップS1の原点検出で、トランスファアーム3およびインデクサアーム8の初期化を実施し、トランスファアーム3およびインデクサアーム8はスタート位置に戻るべく動作し始める。このとき、ステップS2で、カセットキャリア5からインデクサアーム8、センタリング部4を介してインデクサアーム8からトランスファアーム3へのウエハ搬送経路において、半導体ウエハ9が残っていないかどうかを検出する。例えば、発光素子16と受光素子17からなるウエハ検出センサ53からの検出信号によって制御部51は、センタリング部4および、インデクサアーム8とトランスファアーム3の受渡し位置における半導体ウエハ9の有無を検出する。また、圧力センサ60からの検出圧力値に応じて制御部51は、トランスファアーム3上に半導体ウエハ9があるかどうかを検出し、また、圧力センサ61からの検出圧力値に応じて制御部51は、インデクサアーム8上に半導体ウエハ9があるかどうかを検出する。これらを組み合わせることによって、制御部51は、半導体ウエハ9が、カセットキャリア5とセンタリング部4間のインデクサアーム8上、センタリング部4、センタリング部4とトランスファアーム3間のインデクサアーム8上、インデクサアーム8とトランスファアーム3の受渡し位置、さらには、搬送途中のトランスファアーム3上のいずれに存在しているかを判定することができる。
【0051】
ここで、ウエハ検出センサ53によるウエハ検出を導入したのは、圧力センサ60によるウエハ検出だけでは、センタリング部4におけるセンタリング時にはインデクサアーム8は吸引を停止しているために、センタリング部4における半導体ウエハ9の有無を検出できなかったのをできるようにするためである。また、ウエハ検出センサ53によるウエハ検出を導入したのは、半導体ウエハ9のウエハサイズが直径200mmの場合など、トランスファアーム3の吸引溝3c上に半導体ウエハ9のオリフラがくるようなときには空気もれなどでその吸引圧力が不安定となるので、圧力センサ61によるウエハ検出だけでは、トランスファアーム3上の半導体ウエハ9の有無を検出できなかったのをできるようにするためである。
【0052】
つまり、ウエハ検出センサ53によるウエハ検出がなされず、圧力センサ61 によるウエハ検出がなされた場合には、半導体ウエハ9が、カセットキャリア5とセンタリング部4の間かまたは、センタリング部4とトランスファアーム3の間のインデクサアーム8上に存在することになり、何れにしても半導体ウエハ9はインデクサアーム8上に存在することになる。また、ウエハ検出センサ53によるウエハ検出がなされ、圧力センサ61によるウエハ検出がなされない場合には、半導体ウエハ9はセンタリング部4に存在することになる。さらに、ウエハ検出センサ53によるウエハ検出がなされ、圧力センサ61によるウエハ検出がなされた場合には、半導体ウエハ9は、トランスファアーム3との受渡し位置におけるインデクサアーム8上に存在することになる。
【0053】
このとき、半導体ウエハ9がセンタリング部4上に存在し、ウエハ検出センサ53によって遮光状態を検出している場合には、インデクサアーム8の復帰動作時に、インデクサアーム8を動作させても遮光状態のままであり、また、半導体ウエハ9がトランスファアーム3との受渡し位置におけるインデクサアーム8上に存在し、ウエハ検出センサ53によって遮光状態を検出している場合には、インデクサアーム8の復帰動作時に、インデクサアーム8を動作させると、ウエハ検出センサ53によって遮光状態から透光状態を検出することで、半導体ウエハ9が、センタリング部4かまたは、トランスファアーム3との受渡し位置におけるインデクサアーム8上かどうかを区別することができる。
【0054】
また、ウエハ検出センサ53によるウエハ検出がなされ、圧力センサ60によるウエハ検出がなされた場合には、半導体ウエハ9は、インデクサアーム8との受渡し位置におけるトランスファアーム3上に存在することになるが、半導体ウエハ9のウエハサイズが直径300mmの場合など、圧力センサ60によるウエハ検出が不安定な場合もあるので、ウエハ検出センサ53によるウエハ検出に加えて、半導体ウエハ9がインデクサアーム8上にない場合にインデクサアーム8との受渡し位置におけるトランスファアーム3上に存在すると判定する。
【0055】
また、ウエハ検出センサ53によるウエハ検出がなされず、圧力センサ60に よるウエハ検出がなされた場合には、半導体ウエハ9は、搬送途中のトランスファアーム3上に存在することになるが、半導体ウエハ9のウエハサイズが直径300mmの場合など、圧力センサ60によるウエハ検出が不安定な場合もあるので、ウエハ検出センサ53によるウエハ不検出に加えて、トランスファアーム3の復帰動作時に、トランスファアーム3を動作させると、ウエハ検出センサ53によって遮光状態から透光状態を検出することで、半導体ウエハ9がインデクサアーム8との受渡し位置におけるトランスファアーム3上に存在することを検出する。
【0056】
さらに、ウエハ検出センサ53によるウエハ検出がなされず、圧力センサ61によるウエハ検出もなされず、トランスファアーム3の復帰動作時にも、ウエハ検出センサ53によって透光状態から遮光状態を検出しない場合には、半導体ウエハ9は、インデクサアーム8、センタリング部4およびトランスファアーム3の何れの位置にも存在せず、半導体ウエハ9がカセットキャリア5から取り出されていないと判定する。このようにして、ウエハ搬送経路内の残置ウエハ検出を行うことができる。
【0057】
次に、ステップS3で、制御部51は、ウエハ搬送経路内に半導体ウエハ9が残っていると判定した場合には、ステップS4で半導体ウエハ9がトランスファアーム3側かまたはセンタリング部4側に存在するかどうかを判定する。ステップS4で半導体ウエハ9がトランスファアーム3側かまたはセンタリング部4側に存在する場合には、ステップS5でインデクサアーム8が半導体ウエハ9の残っている位置に移動する。つまり、上記残置ウエハ検出でトランスファアーム3上に半導体ウエハ9が残っていれば、トランスファアーム3の初期化でトランスファアーム3はインデクサアーム8との半導体ウエハ9の受渡し位置に戻ってくるので、インデクサアーム8はその受渡し位置に移動してインデクサアーム8側に半導体ウエハ9を取り込めばよく、また、上記残置ウエハ検出でセンタリング部4に半導体ウエハ9が残っていれば、インデクサアーム8はセンタリング部4に移動してインデクサアーム8側に半導体ウエハ9を取り込めばよい。また、ステップS4で半導体ウエハ9がトランスファアーム3側にも、センタリング部4側にも存在せず、インデクサアーム8側に存在する場合には、半導体ウエハ9はインデクサアーム8と共にインデクサアーム8の初期位置に戻ってくる。その後、インデクサアーム8上に残置した半導体ウエハ9を、ステップS6でインデクサアーム8によってカセットキャリア5の空スロットに戻して半導体ウエハ9をカセットキャリア5内に回収し、その後、処理をステップS1に戻す。
【0058】
また、ステップS3で、制御部51は、ウエハ搬送経路内に半導体ウエハ9が残っていないと判定した場合には、ステップS7で、インデクサアーム8の先端吸引部13がカセットキャリア5の開口部5a内に移動し、カセットキャリア5内に載置された半導体ウエハ9の中央下面を支持すると共に吸引動作をして開口部5a外に半導体ウエハ9を取り出した後、センタリング部4に向けて搬送する。さらに、ステップS8で、センタリング部4において、円形の半導体ウエハ9の外径を凹部材11,14で両側から挾み込むことによってインデクサアーム8の半導体ウエハ保持位置をセンタリングして位置調整する。このとき、インデクサアーム8は半導体ウエハ9の位置調整を容易にするために吸引を停止している。さらに、ステップS9で、インデクサアーム8は半導体ウエハ9をセンタリング部4からその下方のトランスファアーム3上に搬送する。
【0059】
さらに、ステップS10で、このトランスファアーム3は、そのアーム上で半導体ウエハ9を固定すべく吸引した状態で測定装置10内の半導体ウエハ載置台15上に搬入・搬出用の開閉部10aを介して搬送する。その後、半導体ウエハ載置台15上の半導体ウエハ9は搬入・搬出位置から測定位置に半導体ウエハ載置台15と共に移動して、ステップS11でその半導体ウエハ9に対してC−V曲線などの所定の電気的特性の計測が行われる。その電気的特性の計測後、半導体ウエハ載置台15上の半導体ウエハ9は測定位置から搬入・搬出位置に半導体ウエハ載置台15と共に移動し、半導体ウエハ載置台15上に載置された半導体ウエハ9は、ステップS12で、搬入・搬出用の開閉部10aを介してトランスファアーム3によって取り出されてインデクサアーム8への受渡し位置まで搬送される。さらに、ステップS13で、トランスファアーム3との受渡し位置で半導体ウエハ9を受け取ったインデクサアーム8は、半導体ウエハ9をカセットキャリア5内に搬送して半導体ウエハ9を回収する。
【0060】
したがって、カセットキャリア5が載置されたカセット載置部6、センタリング部4およびトランスファアーム3をこの順に上下方向に階層的に配設したため、装置本体の間口方向のレイアウトの簡素化を行うことができて、装置本体の間口寸法の短縮化を図ることができる。また、ウエハサイズが例えば直径200mmから直径300mmと大きくなったとしても、例えば従来のような基板サイズが直径200mm3枚分程度の間口寸法を、基板サイズが直径300mmの2枚分程度の間口寸法とすることができて、装置本体の間口寸法の増加を防止でき、クリーンルーム内における装置の設置スペースの増加も防止することができる。
【0061】
また、従来は、トランスファアーム3およびインデクサアーム8で基板保持用に吸引しており、その吸引圧力を検出することで搬送途中の基板がトランスファアーム3側にあるのかまたはインデクサアーム8側にあるのかを判定していたが、センタリング部4でセンターを合わせるためにその吸引を止めているので、センタリング部4ではウエハ検出ができず、また、トランスファアーム3の吸引部にオリフラが位置する場合にもウエハ検出ができなかった。本発明においては、センタリング部4およびトランスファアーム3との受渡し位置を含む上下方向に光透過型のウエハ検出センサ53を設けるようにしたので、従来ではウエハ検出できなかったセンタリング部4やトランスファアーム3との受渡し位置でのウエハ検出も可能となり、異常停止時の残置ウエハの発見が基板搬送経路全体で容易になされ得る。
【0062】
従来は、カセットキャリア5からインデクサアーム8によって取り出した半導体ウエハ9をトランスファアーム3まで上下方向に搬送する途中でセンタリングしていたので、センタリング部4での半導体ウエハ9の有無を検出する光センサを設置しようとすると、カセットキャリア5の高さ分をも含んでしまい、光センサの設置距離が大き過ぎて容易にウエハ検出をすることができなかったが、本発明においては、カセットキャリア5から取り出した半導体ウエハ9を、センタリング部4にインデクサアーム8で水平に挿入してセンタリングするようにしており、また同様に、インデクサアーム8で水平に移動させてトランスファアーム3との受渡し位置に半導体ウエハ9を位置させるようにしたので、センタリング部4およびトランスファアーム3との受渡し位置を含む場合であっても、光センサの設置距離が大き過ぎることはなく、容易にウエハ検出をすることができる。
【0063】
また、ウエハサイズが例えば直径200mmから直径300mmと大きくなるとかなり重くなって、カセットキャリア5の設置位置ができるだけ低い位置にあることが望ましいが、本発明のように、カセット載置部6、センタリング部4およびトランスファアーム3を上下方向に階層的に配設した場合にはカセット載置部6が高くなって、カセット載置部6が、できるだけ低い位置にあることが望ましいことと矛盾することになる。これを解決するために、架台2自体を低く設定している。
【0064】
なお、本実施形態では、上側から、カセットキャリア5が載置されたカセット載置部6、センタリング部4さらにトランスファアーム3の順に階層的に設けたが、階層的に配設される順番はこれに限ることはない。本実施形態のように、カセット載置部6、センタリング部4さらにトランスファアーム3の順に階層的に設けた場合には、カセット載置部6上のカセットキャリア5から半導体ウエハ9を取り出して、センタリング部4さらにトランスファアーム3に半導体ウエハ9を搬送するインデクサアーム8の動作が最短距離でスムーズになされる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の基板処理装置によれば、カセット載置部、位置合わせ手段および第1の基板搬送手段の第2の搬送手段からの基板の受け取り位置を上下方向に階層的に配設し、閉部が基板の搬入・搬出方向で第1の基板搬送手段に対向するように前記測定装置を配設し、第2の基板搬送手段は、上下方向及び前記第1の基板搬送手段の搬入・搬出方向と直交する方向に基板の搬送をするため、装置本体の間口方向のレイアウトの簡素化を行うことができ、基板サイズが直径200mmから例えば直径300mmと大きくなっても、例えば装置本体の間口方向に基板サイズが直径200mm3枚分の寸法と、基板サイズが直径300mmの2枚分の寸法と同等になって、装置本体の間口寸法の増加を防止できて、クリーンルーム内における装置の設置スペースの増加も防止することができる。
【0066】
また、本発明の基板処理装置によれば、カセット載置部の下方に位置合わせ手段を配置し、この位置合わせ手段の下方に第1の基板搬送手段を配置したため、カセットから第1の基板搬送手段まで基板を搬送する第2の基板搬送手段の動作を最短距離でスムーズに行うことができる。さらに、装置本体の間口方向におけるレイアウトの簡素化が可能となり、装置本体の間口寸法を小さく構成することができる。
【0067】
また、本発明の基板処理装置によれば、第2の基板搬送手段がカセットと第1の基板搬送手段の間で基板の搬送を行うため、基板処理部での処理の終えた基板をカセットへ搬送する第2の基板搬送手段の動作を最短距離でスムーズに行うことができる。
【0068】
また、本発明の基板処理装置によれば、位置合わせ手段および第1の基板搬送手段の位置の上下方向両側に配設された基板検出手段が基板の有無を検出し、制御手段が、検出された検出信号に基づいて前記位置合わせ手段および前記第1の基板搬送手段での基板の有無を判断するので、位置合わせ手段や第1の基板搬送手段に残っている基板の検出ができ、異常停止時に基板の搬送経路全体で、基板が残っているか否かを検出できる。
【0069】
また、本発明の基板処理装置によれば、第1の基板搬送手段上に基板が残っていると判断した場合、第1の基板搬送手段および第2の基板搬送手段により基板がカセットへ搬送されるので、残っている基板をスムーズにカセットへ回収できる。
【0070】
また、本発明の基板処理装置によれば、位置合わせ手段上に基板が残っている と判断した場合、第2の基板搬送手段により基板がカセットへ搬送されるので、残っている基板をスムーズにカセットへ回収できる。
【0071】
また、本発明の基板処理装置によれば、第1の基板搬送手段上に基板が残っていると判断した場合、第2の基板搬送手段により基板がカセットへ搬送されるので、残っている基板をスムーズにカセットへ回収できる。
【0072】
また、本発明の基板処理装置によれば、第1のサイズの基板が位置合わせ手段にある場合、第1凹部材で位置合わせを行い、第2のサイズの基板が位置合わせ手段にある場合、第2凹部材で位置合わせを行うので、複数の基板のサイズの位置合わせを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における基板処理装置の概略構成を示す正面図である。
【図2】 図1の基板処理装置のDD′断面図である。
【図3】 図1のセンタリング部4における半導体ウエハ9のセンタリング状態を示す平面図である。
【図4】 図1のインデクサアーム8からトランスファアーム3への半導体ウエハ9の受渡し状態を示す平面図である。
【図5】 図1のトランスファアーム3から半導体ウエハ載置台15への半導体ウエハ9の受渡し状態を示す平面図である。
【図6】 図1および図2の基板処理装置における測定装置10の構成を示す図である。
【図7】 図1および図2の基板処理装置の各部制御のハード構成を示すブロック図である。
【図8】 図1および図2の基板処理装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】 従来の基板処理装置の概略構成を示す正面図である。
【図10】 図9の基板処理装置のEE′断面図である。
【符号の説明】
1 基板処理装置
3 トランスファアーム
3a ハンド
4 センタリング部
5 カセットキャリア
5a 開口部
6 載置台
7 アーム駆動部
8 インデクサアーム
9 半導体ウエハ
10 測定装置
10a 開閉部
11,14 凹部材
12 保持アーム部
13 アーム先端吸引部
15 半導体ウエハ載置台
16 発光素子
17 受光素子
21 測定部
51 制御部
53 ウエハ検出センサ
54 DCモータドライバー
55 DCモータ
56 ステピングモータドライバー
57 ステピングモータ
58,59 吸引手段
60,61 圧力センサ

Claims (7)

  1. 複数の基板を収納するカセットから基板を取り出し、その基板に対して電気的特性の計測を行う測定装置で所定処理を行う基板処理装置において、
    前記カセットを載置するカセット載置部と、
    前記カセットから取り出された基板の位置合わせを行う位置合わせ手段と、
    前記測定装置に対して基板の搬入・搬出を行う第1の基板搬送手段と、
    前記カセットと位置合わせ手段の間、およびこの位置合わせ手段と前記第1の基板搬送手段の間で基板を搬送する第2の基板搬送手段とを備え、
    前記カセット載置部、位置合わせ手段、および第1の基板搬送手段の第2の搬送手段からの基板の受け取り位置が上下方向に階層的に配設され、
    前記カセット載置部の下方に前記位置合わせ手段が配置され、この位置合わせ手段の下方に前記第1の基板搬送手段が配置され、
    閉部が基板の搬入・搬出方向で前記第1の基板搬送手段に対向するように前記測定装置を配設し、
    前記第2の基板搬送手段は、上下方向及び前記第1の基板搬送手段の搬入・搬出方向と直交する方向に基板の搬送をする
    ことを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    前記第2の基板搬送手段は、前記カセットと前記第1の基板搬送手段の間で基板を搬送することを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項1または請求項に記載の基板処理装置において、
    前記位置合わせ手段および前記第1の基板搬送手段の位置の上下方向両側に配設され、前記基板の有無を検出する基板検出手段と、
    この基板検出手段の検出信号に基づき、前記位置合わせ手段および前記第1の基板搬送手段での基板の有無を判断する制御手段とをさらに備えたことを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項に記載の基板処理装置において、
    前記制御手段が、前記第1の基板搬送手段上に基板が残っていると判断した場合、前記第1の基板搬送手段を初期化させ、第2の基板搬送手段により前記第1の基板搬送手段から基板を受け取らせ、受け取った基板を前記カセットへ搬送させることを特徴とする基板処理装置。
  5. 請求項または請求項に記載の基板処理装置において、
    前記制御手段が、位置合わせ手段上に基板が残っていると判断した場合、前記第2の基板搬送手段により前記位置合わせ手段にある基板を受け取らせ、受け取った基板を前記カセットへ搬送させることを特徴とする基板処理装置。
  6. 請求項ないし請求項のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記制御手段が、前記第1の基板搬送手段上に基板が残っていると判断した場合、前記第2の基板搬送手段により基板を前記カセットへ搬送させることを特徴とする基板処理装置。
  7. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記位置合わせ手段は、第1のサイズの基板の位置合わせ用の第1凹部材と、第2のサイズの基板の位置合わせ用の第2凹部材とを備えることを特徴とする基板処理装置。
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