JP3636515B2 - 車両座席の背もたれ用ヒンジ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の前部座席の背もたれ用ヒンジ装置に関し、通常の着座位置のための背もたれの傾きの微調節を可能とし、第2に、予め調節された角度位置にその後に戻すことを可能としつつ、特に、その車両の後部座席への出入りを容易にする目的で、背もたれを前に倒すことを可能とするものである。
【0002】
【従来の技術】
そのようなヒンジ装置の中で、この発明は、特に、以下の構成を有するものに関する。すなわち、
・座席の少なくとも一側に設けられ、背もたれをロックするために、移動可能な掛け金と、座部(シートプロパ:seat proper)に固定され前記掛け金を受け入れる溝を有する基体と、前記掛け金を溝に向けて常時付勢する戻りバネとを具備する角度ロック機構と、
・背もたれに取り付けられ、対応する戻りバネの戻り力に抗して掛け金と溝との係合を解除させるための、以下に「ノブ」として参照される制御部材と、
・座席の両側にそれぞれ設けられ、それぞれが、座部に接続され1以上の小片(スラグ:slug)を案内するリングを設けた側板(チークプレート:cheekplate)と、座席の同じ側に配置された前記ロック機構の基体に固定される内歯を有するリングを設けた側板と、前記2つのリングの共通軸線回りに回転するように取り付けられるカムと、座部に連結された側板内で半径方向にスライド可能に取り付けられ前記カムおよび歯付リングと協動する少なくとも1つの歯付小片と、前記カムをその角度ロック位置に向けて付勢する戻りバネとを有する背もたれの角度の不連続的な調節を行なうための調節機構と、
・座席に着座している使用者によって容易に作動させられ、両調節機構の前記カムに同時に回転を生じさせるための、以下に「ハンドル」として参照される回転制御部材と
を具備するものである。
【0003】
そのようなヒンジの周知の例では、
・それ自体の掛け金および溝を有する角度ロック機構が、座席のいずれかの側に設けられ、
・調節機構の2つのカムが、横断シャフトによって、回転に関し永久的に相互に連結されている。
【0004】
そのようなヒンジでは、
・背もたれを前に倒す目的でノブを作動させることにより、2つの掛け金とそれらの溝との係合を同時に解除して、対応する基体のマウントを角度方向に開放する方法、
・または、背もたれの角度の微調節あるいは「快適」調節のためにハンドルを作動させることにより、小片をリングの軸線に向けて変位させて2つの調節機構のそれぞれの歯付小片を対応する歯付リングから半径方向に開放し、それによって背もたれに取り付けられた各側板を座部に取り付けた側板に対して角度方向に開放する方法
のいずれかによって、背もたれを座部に対して角度方向に開放することができる。
【0005】
上記ヒンジは、上述した2種類の角度開放が別々に実行される限り、要求される機能を完全に満足させる。
もし、それらが同時に実行されるならば、すなわち、ノブおよびハンドルの両方が一緒に作動させられるならば、基体とそれに固定された背もたれ側板により構成される各中間組立体が、座部および背もたれの両方に対して角度方向に開放されてしまい、それによって、該組立体は、座席のこれら2つの構成要素の間に全く固定されない状態に据え付けられることになる。
【0006】
そのような条件下において、そして、摩擦の局部的な相違のために、2つの中間組立体の内の一方が他方に対して角度変位させられることが可能となる。
2つの制御部材が続けて開放されるときには、歯付小片がそれらの噛み合い位置に帰還することにより、各背もたれ側板が対応する座部側板に対して角度方向に再び固定されることが保証される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、2つの中間組立体が相互に角度方向にずれている上述した状況下では、マウントと基体間の角度方向の連結は、2つの組立体のうち、背もたれがその初期の既調節位置に戻る間に、溝が対応する掛け金に対して最初に一致されることとなる一方の組立体に対してのみ達成される。
【0008】
これにより、座席と背もたれとの間の連結を保証する完全な結合は、前記組立体を含む座席の一側においては回復されるが、基体−マウント連結の行なわれない他側においては回復されない。
言い換えれば、座部と背もたれとの角度方向の連結強度は、それによって、大幅に、実際にはほぼ半分に低減されてしまうことになる。
この発明の主たる目的は、この欠点を補償することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、この発明は、上述した種類のヒンジ装置であって、本質的には、単一の角度ロック機構を有し、2つの調節機構のカムを一緒に接続するシャフトが、角度方向に相互に相対移動可能な同一線上に並ぶ2つの長尺体により構成され、これら2つの長尺体が、それぞれ2つのカムおよび相互に一角度方向にのみ支え合う2つの半径方向レバーに固定され、前記ロック機構と同一側に配される長尺体に固定される第1のレバーと、他の長尺体に固定され、その軸心から離れた位置で前記ロック機構の掛け金にケーブルによって接続された第2のレバーとを具備し、その組立体が、
・ハンドルを該ハンドルに固定されたカムを有する調節機構のロックを解除する方向に作動させると、第2のレバーに作用する第1のレバーの角度方向の推力によって、他の調節機構のロックも解除され、そのハンドルを原位置へ復帰させると、2つの機構のカムに組み付けられた弾発的な戻り手段によって両方の機構がロック位置に自動的に戻され、かつ、
・掛け金を溝から外す方向にノブを作動させると、第2のレバーがそれと同一方向に回転させられることによって、第2の調節機構のロックが解除され、ノブを開放すると、前記第2の機構のカムがその初期位置に弾発的に角度方向に戻ることにためにそのロック位置に戻される第2の調節機構によって、掛け金の位置と溝の位置とが再び一致した瞬間に掛け金が溝内へ弾発的に復帰さられるように構成される。
【0010】
好ましい具体例において、使用は、以下の1以上を配備することによってなされる。すなわち、
2つの調節機構の制御シャフトを構成する2つの長尺体が、角度方向の相対移動が可能となるような方式で、一方を他方に係合される端部をそれぞれ有し、
2つの接続機構の制御シャフトの2つの構成長尺体間の接続領域が、カムをハンドルに固定された調節機構のすぐ近くに軸方向に配置されており、
第1のレバーは、時計の針のように、シャフトの軸心から遠ざかる端部に向けて先細になるプレートにより構成され、第2のレバーは、同様に、軸の両方向に正反対に延びる細長いプレートにより構成され、そのプレートは、ケーブルに接続される一端を有し、他端には、第1のレバーを角度方向に受けるタブが、そこから90゜の方向に延びるように設けられ、
ケーブルは第2のレバーにバネを介して接続されている。
【0011】
【発明の実施の形態】
上述した主たる構成の他に、この発明は、好ましくは同時に使用され以下に詳細に説明される他の一定の構成を有する。
以下には、添付図面を参照して与えられ、限定されない方式でありのままに与えられるこの発明の2つの好ましい実施の形態を示す。
【0012】
図1は、この発明に係るヒンジ装置の一部を破断した全体的な平面図である。
図2は、図1の矢印IIの方向から見た同一の装置の側面図である。
図3は、図1の矢印IIIの方向から見た前記装置の部分的な断面図である。図4は、図1と同様の図であって、この発明に係る他のヒンジ装置を示している。
【0013】
一般的には、このアイデアは、車両の前部座席の固定された座部1に関して、座席の背もたれ2を水平軸線X回りに回転できるように、以下のように装着するものである。
・第1に、通常の着座位置における背もたれの傾斜が所定の角度範囲に亙って調節可能であること、そして、
・第2に、片側にドアが1枚しかない車両において特に有用であるが、その背もたれが、車両の後部座席に出入りするために、容易に前方に倒すことができ、しかも、その後、背もたれを予め調節された傾斜位置に戻すことができることである。
【0014】
この目的のために、そして、典型的な方法では、ヒンジ装置は、傾斜角度の不連続的な調節のために座席の両側にそれぞれ配置される2つの調節機構A,Bと、背もたれの支柱の1つ、この場合には、例により後部座席への出入りのために与えられる車両のドアに近接する側に仮定される支柱に装着される単一のロック機構Cを具備している。
【0015】
各調節機構A,Bは、
・座部1にそれぞれ組み付けられる座席側板3A,3Bと、
・背もたれ2の骨組に直接あるいは以下に記述する他の方法でそれぞれ固定される背もたれ側板4A,4Bとを具備する。
【0016】
各座席側板は対応する背もたれ側板および該背もたれ側板を座席側板に対する案内された回転において軽快に摺動させる円形ハウジングを形成する適当な圧着リング5A,5Bと協動する。
【0017】
軸心が軸線Xに一致する2つの内側に割出された割出しリングが、各ハウジング内に設けられ、各割出しリングは、ハウジングを形成する2つの側板のうちのそれぞれ1つに組み付けられている。
各ハウジングは、軸線X回りに回転するように装着されハウジングを直角に貫通するシャフト6Aあるいはシャフト6Bに固定されたカムを有している。
【0018】
歯の形成されたくいあるいは小片7A、7Bが、座席側板内に形成されたガイド内を半径方向にスライドするように装着され、カムによってそのスライドが制御されている。前記小片は、軸線X回りに120゜の角度間隔を空けて3箇所に設けられていることが好ましい。小片の歯は、該小片が軸線Xから半径方向に最も離れた位置に配されたときに、2つのリングとの噛み合いがそれらを角度方向にロックする一方、それらが軸線に最も近接する位置に配されたときに、対向する歯の組が2つの側板の角度方向の移動を相互に許容するのに十分な程度に離れるように、2つの側板の内の1つの歯付リングと協動する。
【0019】
シャフト6Aは、座席上に着座している座席の使用者が容易に操作できるハンドル8に固定されている。
加えて、各機構のカムおよびそれに固定された部材を、歯付小片が対向するリングと噛み合う位置、すなわち、ヒンジがロックされる位置である角度方向の静止位置に向けて常時付勢する少なくとも1つのバネが設けられている。
【0020】
同様に知られた方式では、1つの側板4Aは背もたれ2の骨組に永久的に固定されていない。
この側板4Aは、それに形成された溝10(図2)を有し背もたれ2の骨組に固定されたマウント12によって搬送される掛け金11を開放可能に受け入れることのできる基体9に固定されている。
【0021】
掛け金11は、背もたれの骨組に固定され軸線Xに平行な軸線Y回りに回転可能に装着されたフックの先端により構成されていれば都合が良く、フックは、溝10と係合する方向にトーションバネ13によって角度方向に付勢されている。ロッド14は、フック11を、対応するドアと同じ側に配される背もたれ2の側面上部近傍に装着された小さい制御ノブ(図示されてはいないが、符号Mにより表されている)に連結する。
【0022】
上述した装備を与えるヒンジの周知の具体例においては、
・2つの調節機構A、Bのカムにそれぞれ固定された2つのシャフト6A,6Bは、それら自体が、ハンドル8に両方の機構のロックを同時に解除する操作を可能とするように永久的に結合されており、かつ、
・座席の両側において、基体9と、溝10に向けて弾発的に付勢されるフック11を有し、両ロック機構のフックが両方とも同一の制御ノブMによって作動されるマウント12とを有する組立体が見出される。
【0023】
このようなヒンジでは、
・第1に、その着座位置からのいずれかにおいて可能な背もたれの傾きの微調節あるいは「快適」調節を行なうようにハンドル8を回転させることによって、
・第2に、後部座席への出入りを容易にするために背もたれを前方に倒すことを可能とし、しかも、その後、背もたれを予め調節された快適な傾斜角度に自動的に戻すことを可能とするようにノブMを作動させることによって、
背もたれは、角度方向に開放されることができる。
【0024】
上述したように、これら周知の具体例では、もし背もたれがハンドル8およびノブMを同時に作動させることにより、二重に開放された場合には、それによって両側の背もたれに連結された側板4A,4Bおよび対応する背もたれの基体9によって構成される中間機構が、座部に連結された関連する側板3A,3Bおよび背もたれ2の骨組の両方に対して角度方向に開放されてしまうという問題がある。
【0025】
背もたれの両側の中間機構は、それによって外れてしまい、引き続いて起こる運動の間に一側の機構が他側の機構に対して角度方向にずれることができるようになり、それによって、2つの掛け金受入れ用溝相互間に角度方向の位置ずれが生じてしまうことになる。
【0026】
このため、その後のロックは、2つの掛け金の内の1つ、すなわち、背もたれがその通常位置に向けて移動されるときに対応する溝に最初に面した掛け金においてのみ係合を生じ、その結果、背もたれは、一側においてのみ固定されるので、座席に対して適正な角度に固定されないことになる。
この欠点は、以下の方法によって解消される。
【0027】
第1に、1つの掛け金と1つの溝とを具備する単一のロック機構Cがこの場合設けられ、それは、車両の対応するドアに近接する背もたれの側面に配置されている。もちろん、背もたれの他側に配置することも可能である。
第2に、2つの調節機構A,Bの駆動カムにそれぞれ固定される2本のシャフト6A、6Bが、もはや相互に固定されておらず、それらは、共通直線上に維持されるが、相互に独立して角度方向に移動できるように据え付けられている。
【0028】
図1から図3に示された第1の実施形態は、2本のシャフトのうちの1つのシャフト6Bは、軸線X上に、角度方向にスライド可能な方式でシャフト6A端部の円筒状指部16に係合される管状の末端部材15を有している。
加えて、
・シャフト6Aは第1のレバー17に固定され、
・管状の末端部材15は、軸線X回りの一回転方向のみに第1のレバー17に対して角度方向に支持される第2のレバー18に固定されている。
【0029】
例示においては、第1のレバー17は、時計の針のように、軸心から遠ざかる端部に向けて先細になる半径方向に細長い板により構成されている。第2のレバー18は同様に、軸線Xの両側に延びる細長い板であって、一端に、外側に90゜に折れ曲がり第1のレバー17の自由端に対して角度方向に接触させられるタブ19を有している。
【0030】
第2のレバー18の外側に折れ曲がるタブ19から最も離れた端部は、両端をそれぞれ座部1の骨組および背もたれ2の骨組に固定されたシース21内にその長さの大部分を被覆された伸張しないケーブル20によって、フック11の端部に接続されている。
【0031】
2つのレバー17,18の軸線X回りのそれぞれの角度位置は、静止時に、2つのレバーが角度方向に相互に接触し、かつ、調節機構Aを開放するための対応する方向へのハンドル8の回転が第2のレバー18に第1のレバー17によって遊びなく押し戻される効果を有し、それによって、シャフト6Bを調節機構Bのロックを解除する対応する方向(図3に矢印Fで示す。)に駆動させるような方式で選択される。
【0032】
ケーブル20は、溝10からのフック11の係合解除が、第2のレバー18を調節機構Bのロック解除に対応する矢印Fの方向に変位させる効果をも有するように締め付けられている。
図1および図3では、レバー11,18間の角度方向の曲線の相違を吸収するために、レバー18とケーブル20との間に小さいバネ22が設けられているのを見ることができる。
【0033】
上述したヒンジ装置は、以下のように作用する。
傾斜の微調節あるいは「快適」調節のために、背もたれを角度方向に開放するためには、ハンドル8を調節機構Aがロック解除される方向に作動させればよい。このように作動させると、シャフト6Bがレバー18に直接接触するレバー17によって、シャフト6Aにより駆動されるので、調節機構Bも同時にロック解除されるという効果がある。
【0034】
背もたれのこの角度方向の開放は、座席の使用者によって、背もたれの傾きを調節するために使用され、使用者は、強力な戻りバネの対抗力に抗して背もたれにもたれかかるだけでよい。
ハンドル8がその後、その初期位置に戻されると、2つの機構のカムに組み付けられたバネが弾発的に戻りることにより、2つの機構内の小片の歯が再び相対向する歯付リングに噛み合わせられ、それによって、これら2つの機構が、背もたれの新たに調節された傾斜位置に再びロックされることになる。
【0035】
もし、背もたれを前方に倒したい場合には、ノブMを作動させるだけでよく、これにより、以下の2つの効果がある。
・フック11が溝10から外れ、
・シャフト6Bが第2のレバー18のケーブル20により印加された牽引力により回転されるので、調節機構Bがロック解除される。
これにより、背もたれ2は前方に倒されることができる。
【0036】
続いて、ノブMを初期の静止位置に戻すと、背もたれが戻る間に、前記フックが前記溝と同一の角度位置に再び配されるとすぐに、フック11が弾発的に溝10内に再挿入される。
新たな挿入の結果、ケーブル20に生じた弛みは、機構Bのカムにその初期位置への弾発的な帰還を可能とし、それによって、背もたれは、その両側において角度方向に確実に固定されることになる。
【0037】
最後に、もしハンドル8およびノブMが同時に作動させられた場合には、3つの機構A,B,Cが全て同時にロック解除され、そして、その後にハンドル8,ノブMがそれらの初期位置に戻る間に、3つの機構は、全てが再び上述した方式で確実にロックされることが確認される。
【0038】
特に、その静止位置に戻るノブMによる新たな係合が、必然的にフック11をその溝10内に再挿入させ、その再挿入によって、今度は調節機構Bが再びロックさせられる。
上記溝10に対して不本意に角度方向にずれることとなった対応する溝に再挿入されるフック11と同形式の第2のフックには依存しないので、座席の2つの側面のうちの一側における噛み合いあるいはロックが完全に欠如する危険性は、もはや存在しない。
【0039】
その結果、2つの制御部材8,Mがそれらの静止位置に戻るときに、両部材が誤って同時に操作された場合であっても、全ての場合に、角度方向の固定が座部1に対する背もたれ2の両側においてなされることになる。
【0040】
このことは、以下のようにも表現することができる。
・ハンドル8から離れた調節機構Bは、ハンドル8が操作された場合のみならず、ノブMが操作された場合にも制御され、このことは、ロック解除方向および引続く再ロック方向に等しく良好に適用され、これにより、機構Bは2つの部材の内の一方または他方の何らかの操作の終了時に、それらの両方が誤って同時に操作された場合においてさえも、再びロックされる。そして、
・機構AおよびCの各々は、関連する制御部材8あるいは制御部材Mの動作終了時に適正に再ロックされるハンドルと同じ側に配置されているので、背もたれは、該背もたれのハンドルと同じ側において、全ての場合に、同様に、機械的に座部に固定される。
【0041】
図1から図3を参照して記述された実施形態においては、末端部材15および指部16によって供給される2つのシャフト6A,6Bの相互係合、および対応する一対のレバー17,18も、ハンドル8に近接する調節機構Aの軸方向の間近に配置されている。
【0042】
図4に示す変形例では、係合部材15,16およびレバー17,18は、他の調節機構Bのすぐ近くに配置されている。
この変形例では、2つのシャフト6A,6Bの相互係合は、シャフト6Aとシャフト6Bに固定された内側の円筒状指部24との回転を拘束する管状の末端部材23を使用して実施されている。加えて、第1のレバー17はその末端部材23に固定され、第2のレバー18、19は指部24に固定されている。
【0043】
さらに正確には、組み付け容易のために図示されたようにU字状に傾けられることもある管状体25は、その両端において、2つのシャフト6A,6Bの末端の円筒状指部に係合され、溶接によってそれら2つの指部の1つのみに、すなわち、図1ではシャフト6Bの指部に、図4ではシャフト6Aの指部に固定される。
【0044】
その結果、どちらの実施形態が採用されても、その構造、操作および利点が上述から十分に明確な車両座席の背もたれ用ヒンジを得ることができる。
もちろん、そして上述からも認定できるように、この発明は、さらに詳細に記述される適用例および具体例に全く限定されるものではなく、反対に、全ての変形例に広がるものであり、特に、レバー18から離れたケーブル20の端部は、直接掛け金11に固定されることなく、ロッド14やノブMのような掛け金に連結される部品を介して固定されることとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るヒンジ装置の一部を破断した全体的な平面図である。
【図2】図1の矢印IIの方向から見た同一の装置の側面図である。
【図3】図1の矢印IIIの方向から見た前記装置の部分的な断面図である。
【図4】図1と同様の図であって、この発明に係る他のヒンジ装置を示している。
【符号の説明】
A,B 調節機構
C 角度ロック機構
M ノブ(制御部材)
X 軸線
1 座部
2 背もたれ
3A,3B,4A,4B 側板
6A,6B シャフト(長尺体)
7A,7B 小片
8 ハンドル(回転制御部材)
9 基体
10 溝
11 可動掛け金
13 戻りバネ
16,15,23,24 末端部材
17 第1のレバー
18 第2のレバー
19 タブ
20 ケーブル
22 バネ
Claims (5)
- 第1に通常の着座位置のための背もたれの傾斜角度の微調節を行なうことができ、第2にその予め調節された角度位置にその後戻すことを可能としつつ背もたれを前方に倒すことができる車両の前部座席の背もたれ用ヒンジ装置であって、
座席の少なくとも一側に設けられ、移動可能な掛け金(11)と、座部(1)に固定され前記掛け金を受け入れるための溝(10)を有する基体(9)と、前記掛け金を溝に向けて常時付勢する戻りバネ(13)とを具備する背もたれ(2)をロックするための角度ロック機構(C)と、
背もたれに装着され、対応する戻りバネの戻り力に抗して前記掛け金を溝から外すための、以下に「ノブ」として参照される制御部材(M)と、
座席の両側に、各々が座部に連結されかつ1以上の小片を案内するリングとともに設けられる側板(3A,3B)と、内歯の形成されたリングとともに設けられ座席の同側に配される前記ロック機構の基体(9)に固定される側板(4A,4B)と、前記2つのリングの共通軸線(X)回りに回転可能に装着されるカムと、側板内において半径方向にスライド可能に装着され前記カムおよび歯付リングと協動する少なくとも1以上の歯付小片(7A,7B)と、前記カムをその角度ロック位置に向けて付勢する戻りバネとを具備する背もたれの傾きの不連続的な調節のための調節機構(A,B)と、
座席に着座している使用者により容易に作動され両調節機構のカムを同時に回転させるための、以下に「ハンドル」として参照される回転制御部材(8)とを具備するとともに、
単一の角度ロック機構(C)が設けられ、2つの調節機構(A,B)のカムに連結されるシャフトが、相互に角度方向に相対移動可能な共通直線上に配される2つの長尺体(6A,6B)よりなり、これら2つの長尺体が2つのカムおよび相互に一方向のみに角度方向に支え合う2つの半径方向レバーに固定され、かつ、前記ロック機構(C)と同側に配され長尺体(6A)に固定される第1のレバー(17)と、他の長尺体に固定されその軸心から離れた点でケーブル(20)によりロック機構の掛け金(11)に連結される第2のレバー(18)とを具備し、
これらの部材の組立体は、
ハンドル(8)を該ハンドルに固定されたカムを有する調節機構(A)のロックを解除する方向に作動させることにより、第2のレバー(18)に作用する第1のレバー(17)の角度方向の推力によって他の調節機構(B)もロックが解除され、そのハンドルを原位置へ戻すことにより、2つの調節機構のカムに組み付けられた弾発的な戻り手段によって両方の調節機構が自動的にロック位置に戻され、かつ、
掛け金(11)を溝(10)から外す方向にノブ(M)を作動させることにより、第2のレバー(18)がそれと同一方向に回転させられて、それに伴い第2の調節機構(B)のロックが解除され、ノブを開放することにより、前記第2の機構のカムがその初期位置に弾発的に角度方向に戻されるためにそのロック位置に戻される第2の調節機構により、掛け金の位置と溝の位置とが再び一致した瞬間に掛け金が溝内へ弾発的に戻されるように構成されていることを特徴とするヒンジ装置。 - 2つの調節機構の制御シャフトを構成する2つの長尺体(6A,6B)が、それぞれ、角度方向に相対移動可能に一側を他側内に係合される末端部材(16,15;23,24)を具備することを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置。
- 2つの調節機構の制御シャフトを構成する2つの長尺体間の接続領域が、そのカムをハンドル(8)に固定された調節機構(A)に隣接して軸方向に配置されていることを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置。
- 第1のレバー(17)が、シャフトの軸心から遠ざかる端部に向けて時計の針のように先細になるプレートにより構成され、第2のレバー(18)が、同様に、軸心の両側に正反対に延び、一端がケーブル(20)に連結され、他端がそこから90゜の方向に延びるタブ(19)を有し第1のレバーに対して角度方向に隣接させられる細長いプレートにより構成されていることを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置。
- ケーブル(20)がバネ(22)を介して第2のレバー(18)に連結されていることを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置。
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