JP3635917B2 - 車両用シートバック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用シートバック、特に追突時の乗員の頸椎を保護する自動車のシートバック構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のかかる自動車のシートバックとしては、特開平7−291005号公報、特にその第2実施例に示すように、例えば自動車が追突された時、シートは前側に向けての衝撃的な荷重が作用し、その反動で乗員の荷重が後ろ側に向けてシートバックフレーム間に架設されたSばねに作用する。その際、Sばねの両端に位置する連結部材に所定値以上の荷重が加わるため、連結部材は後ろ側に伸び、乗員の身体全体が後傾するのを、ある程度防ぐことができる。また、上側の連結部材が後ろ側に伸びることにより、ヘッドレスト支持アームは、シートバックフレーム上辺部を回動支点として回動し、その上端部に支持されたヘッドレストは、乗員の頭部に接近するように移動する。
【0003】
従って、自動車が追突された時に、斜上後ろ側に乗員が浮き上がる事態が防止され、ヘッドレストが瞬時にして乗員の頭部に接近するので、乗員の頭部はヘッドレストに確実に受け止められ、乗員の頸部の保護が図られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、このような従来技術を左右幅寸法及び高さが少ないシートバックフレームに適用した場合、乗員の上半身が後ろ側に移動しても、上半身自体がシートバックフレームに干渉して連結部材を後ろ側に押す量が少ないので、ヘッドレストの作動量が少ない事になり、改善が求められている。
【0005】
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、左右幅寸法及び高さが少ないシートバックフレームに適用しても十分ヘッドレストの作動量が確保できる車両用シートバックを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、シートバックフレームと、該シートバックフレームの上端部に前後に回転自在なるようにスティが軸支されてなるヘッドレストと、該ヘッドレストのスティより下側の位置に左右に延在されてなり且つ乗員の背中の圧力を受ける受圧部材と、前記シートバックフレームの両側端部に前端部が回転自在に軸支され且つ後端部が前記スティに回転自在に軸支されてなる作動リンクとより構成されてなる車両用シートバックであって、前記作動リンクの前端部と後端部との略中間位置には、下端部が前記シートバックフレームの両側端部に遊動自在に支持されてなる第2リンクの上端部が、回転自在に軸支されることで吊り下げられ、前記受圧部材は、該第2リンクに支持されてなることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用シートバックであって、前記第2リンクの前記シートバックフレームへの遊動支持部は、上下方向に沿うと共に直線状に形成されてなることを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の車両用シートバックであって、前記第2リンクの前記シートバックフレームへの遊動支持部は、該第2リンクが下側に移動するにしたがい前側に該第2リンクを移動せしめる円弧状に形成されてなることを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の車両用シートバックであって、前記第2リンクの前記シートバックフレームへの遊動支持部は、上下方向に沿うと共に下端が前側に湾曲した長穴状に形成されてなることを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、シートバックフレームと、該シートバックフレームの上端部に前後に回転自在なるようにスティが軸支されてなるヘッドレストと、該ヘッドレストのスティより下側の位置に左右に延在されてなり且つ乗員の背中の圧力を受ける受圧部材と、前記シートバックフレームの両側端部に前端部が回転自在に軸支され且つ後端部が前記スティに回転自在に軸支されてなる作動リンクと、前記受圧部材の前側に配されてなるシートバッククッションとを少なくとも構成されてなる車両用シートバックであって、前記作動リンクの前端部と後端部との略中間位置には、下端部が前記シートバックフレームの両側端部に回転自在に支持されてなる第2リンクの上端部が、遊動自在に軸支されてなり、前記受圧部材は、該第2リンクに支持されてなることを特徴とする。
【0011】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の車両用シートバックであって、前記作動リンクの略中間位置への第2リンクの遊動支持部は、長手方向が略直線状をなす長穴よりなり、該遊動支持部の長手方向の中心線が、該中心線の下側延長線上に前記シートバックフレームへの回転支持部が略合致するように形成されてなることを特徴とする。
【0012】
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の車両用シートバックであって、前記作動リンクの略中間位置への第2リンクの遊動支持部は、長手方向が略直線状をなす長穴よりなり、該遊動支持部の長手方向の中心線が、該中心線の下側延長線上と前記シートバックフレームへの回転支持部とがずれた位置になるように形成されてなることを特徴とする。
【0013】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の車両用シートバックであって、前記遊動支持部の長手方向の中心線は、該中心線の下側延長線が、前記シートバックフレームへの回転支持部より後ろ側に存することを特徴とする。
【0014】
請求項9に記載の発明は、請求項5に記載の車両用シートバックであって、前記作動リンクの略中間位置への第2リンクの遊動支持部は、長手方向が略円弧状をなす長穴よりなることを特徴とする。
【0015】
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の車両用シートバックであって、前記遊動支持部の長手方向の円弧形状は、前側に湾曲してなることを特徴とする。
【0016】
請求項11に記載の発明は、請求項5に記載の車両用シートバックであって、前記作動リンクの略中間位置への第2リンクの遊動支持部は、長手方向が略直線状をなす長穴よりなり、該遊動支持部の長手方向の中心線が、該中心線の下側延長線上に前記シートバックフレームへの回転支持部が略合致するように形成されてなると共に前記作動リンクの略中間位置の軸支部より前記シートバックフレームへの回転支持部が後ろ側に配されてなることを特徴とする。
【0017】
請求項12に記載の発明は、請求項5に記載の車両用シートバックであって、前記作動リンクの略中間位置への第2リンクの遊動支持部は、長手方向が略直線状をなす長穴よりなり、該遊動支持部の長手方向の中心線が、前記作動リンクの前端部の前記シートバックフレームへの回転軸支部と該作動リンクの略中間位置に配された軸支部とが略合致するように形成されてなることを特徴とする。
【0018】
請求項13に記載の発明は、請求項5に記載の車両用シートバックであって、前記作動リンクの略中間位置への第2リンクの遊動支持部は、長手方向が略直線状をなす長穴よりなり、該遊動支持部の長手方向の中心線が、該中心線の下側延長線上に前記シートバックフレームへの回転支持部が略合致するように形成されてなると共に前記作動リンクの前端部の前記シートバックフレームへの回転軸支部と該作動リンクの略中間位置に配された軸支部とが略合致するように形成されてなり、更に前記作動リンクの略中間位置の軸支部より前記シートバックフレームへの回転支持部が前側に配されてなることを特徴とする。
【0019】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、受圧部材が第2リンクに支持されて、該第2リンクが作動リンクの前端部と後端部との略中間位置に支持されているため、少ない受圧部材の移動量でも第2リンクが作動リンクを大きく動かすことにより、左右幅寸法及び高さが少ないシートバックフレームに適用しても十分ヘッドレストの作動量が確保することができる。
【0020】
請求項2に記載の発明によれば、第2リンクの前後方向の移動量が少なくて済むので、シートバックの前後方向の厚みを増大させることがない。
【0021】
請求項3に記載の発明によれば、第2リンクの遊動支持部が直線状に形成されている場合に比較して受圧部材が回転軌跡に略平行に回動するため、受圧部材が面で形成されている場合は、受圧部材の移動に関わらず、略全面で荷重を受けることができる。
【0022】
請求項4に記載の発明によれば、受圧部材の回動角度が少なく且つ第2リンクの前後方向の移動量が少なくできる。
【0023】
請求項5に記載の発明によれば、受圧部材が第2リンクに支持されて、該第2リンクの下端部が前記シートバックフレームの両側端部に回転自在に支持されてなり、上端部が作動リンクの前端部と後端部との略中間位置に軸支されてなるため、少ない受圧部材の移動量でも第2リンクが作動リンクを大きく動かすことにより、左右幅寸法及び高さが少ないシートバックフレームに適用しても十分ヘッドレストの作動量が確保することができる。
【0024】
また、第2リンクが下端部を中心に回転することで、該第2リンクの上端部が後ろ側に回転すると、前記作動リンクの後端部が上方に移動し、ヘッドレストが十分作動量を確保されるものの、受圧部材がシートバッククッションに対して離れる方向に移動するため、該受圧部材の作動阻害が生じないことになる。
【0025】
請求項6に記載の発明によれば、前記遊動支持部である長穴の長手方向の中心線と前記シートバックフレームへの回転支持部とが略合致するため、第2リンクが回転すると、該第2リンクの長穴の一方に接するように作動リンクの軸支部がスムースに移動できる。
【0026】
請求項7に記載の発明によれば、前記遊動支持部である長穴の長手方向の中心線と前記シートバックフレームへの回転支持部とがずれた位置になるため、第2リンクが回転すると、該第2リンクの長穴の一方の壁を作動リンクの略中間位置の軸支部が押圧することにより、小さい力での回転が可能となる。
【0027】
請求項8に記載の発明によれば、作動リンクの略中間位置の初期移動方向と遊動支持部の長手方向の中心線とのなす角度が直角に近いため、作動リンクの回転開始が、より小さい力で可能となる。
【0028】
請求項9に記載の発明によれば、作動リンクの略中間位置の初期移動方向と遊動支持部の長手方向の中心線とのなす角度が直角に近いため、作動リンクの回転開始が、より小さい力で可能となる。
【0029】
請求項10に記載の発明によれば、第2リンクが回転すると、該第2リンクの長穴の一方の壁を作動リンクの略中間位置の軸支部が押圧することにより、小さい力での回転が可能となる。
【0030】
請求項11に記載の発明によれば、前記遊動支持部である長穴の長手方向の中心線と前記シートバックフレームへの回転支持部とが略合致し、該回転支持部がが前記作動リンクの略中間位置の軸支部より後ろ側に配されているため、第2リンクが回転支持部を中心に回転すると、該作動リンクの略中間位置の初期移動方向と遊動支持部の長手方向の中心線とのなす角度が直角に近いため、作動リンクの回転開始が、より小さい力で可能となる。
【0031】
請求項12に記載の発明によれば、遊動支持部の長穴が作動リンクの軸支部を押す方向と該軸支部の初期移動方向とが、略一致するため、作動リンクがより小さな力で回転を始めることが可能である。
【0032】
請求項13に記載の発明によれば、遊動支持部の長穴が作動リンクの軸支部を押す方向と該軸支部の初期移動方向とが、略一致するため、作動リンクがより小さな力で回転を始めることが可能である。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。尚、FRを前側、RRを後ろ側、UPは上側、DWは下側として説明する。
【0034】
図1乃至図3は、この発明の第1の実施形態を示すもので、自動車のシートバック1は、シートバックフレーム2と、ヘッドレスト3とよりなる。
【0035】
該シートバックフレーム2は、上端部2aと、該上端部2aの左右端部より垂下されてなる側端部2b、2bと、該側端部2b、2bの下端部に溶接SWにより固設されてなるアンダーフレーム2cとよりなる。
【0036】
該側端部2b、2bに固設されてなるサイドプレート4、4に支持された第1ブラケット5には、第1ピン6によって作動リンク7、7が上下UP,DW方向に回転自在に軸支されてなる。該第1ピン6が軸支されている作動リンク7、7の部位は、前端部7aである。
【0037】
該作動リンク7の後端部7bには、第2ピン9によって支持アーム8の下端部8aが上下UP,DW方向に回転自在に軸支されてなる。
【0038】
該支持アーム8、8の上端部8bには、左右に略水平に延在された第1ロッド10が連結されて、支持アーム8、8間に架設されてなる。
【0039】
該第1ロッド10の中間部位には、前記ヘッドレスト3内に配設された逆U字状の可動スティ11を上下UP,DW方向に移動自在且つ適宜の位置に保持可能なる固定スティ12の下端部12aが溶接GWにより固設されてなる。
【0040】
前記可動スティ11と前記固定スティ12とよりスティ13が構成されてなる。
【0041】
前記シートバックフレーム2の上端部2aには、ボルトナット14により第2ブラケット15が支持され、該第2ブラケット15の保持部28は、前記スティ13の固定スティ12を前側FR、後ろ側RRに移動自在なるように支持している。
【0042】
前記作動リンク7の前端部7aと後端部7bとの略中間位置から前端部7a寄りに形成された支持部7cには、第2リンク16の上端部16aに、第3ピン17が軸支されることにより、前記上端部16aが前側FR、後ろ側RRに回転自在に軸支されることで吊り下げられてなる。
【0043】
該第2リンク16の下端部16bには、「遊動支持部」としての上下方向の長穴18が形成され、該長穴18に、前記シートバックフレーム2の両側端部2b、2bに第3ブラケット20を介して埴設されてなる第4ピン19が摺動自在に結合し、前記第2リンク16は上下方向に遊動自在に支持されてなる。
【0044】
前記長穴18は、該第2リンク16が下側に移動するにしたがい前側FRに該第2リンク16を移動せしめる円弧状に形成されている。
【0045】
符号21は、「受圧部材」としてのプレートで、該第2リンク16の下端部16b近傍に支持されてなる。
【0046】
符号22は、前記第2リンク16の上端部16a,16a間を架設してなる第2ロッドで、該第2ロッド22により、左右の第2リンク16、16が同動できるように支持されてなる。
【0047】
符号23は、前記第2リンク16より張り出した第4ブラケット24、24間及び前記サイドプレート4より張り出した第5ブラケット25、25間に夫々張設されてなるS字スプリングである。
【0048】
符号26は、ヘッドレスト3を除くこれらの部品を内蔵すると共に図示しないクッション性を付与したシートバッククッションである。
【0049】
次に、この実施形態に係るヘッドレスト3の作動を説明する。
【0050】
まず、前記支持アーム8、8は、前記プレート21の移動力により移動される関係を有するので、乗員の上半身が後ろ側RRに移動すると、該乗員の背中により、前記S字スプリング23、特に第4ブラケット24、24間に支持されたS字スプリング23が後ろ側に撓むことになる。後ろ側に撓んだS字スプリング23によって、前記プレート21が後ろ側RRに押される。
【0051】
該プレート21を支持している第2リンク16が前端部7a寄りに位置する第3ピン17を介して作動リンク7を回転付勢するので、該作動リンク7は、第1ピン6を中心に上側UP及び下側DW方向に回転される。
【0052】
従って、作動リンク7が上側UPに回転すれば、支持アーム8、8の上端部8b,8bは上側UP且つ後ろ側RRに移動し、該移動により、前記ヘッドレスト3の固定スティ12の下端部12aも上側UP且つ後ろ側RRに移動されるから、保持部28を中心に可動スティ11側が上側UP且つ前側FRに移動され、該可動スティ11に支持されたヘッドレスト3が、図3に示すように、A寸法だけ前側FRに移動し、B寸法だけ上側UPに移動することで、乗員の頭部を保持することになる。この時、前端部7a寄りに位置する第3ピン17で作動リンク7に結合している第2リンク16を介在しているので、図3に二点鎖線で示したプレート21の位置と、実線で示したプレート21の位置との移動量Lは従来より少なく、しかも作動リンク7が短くても確実にヘッドレスト3の移動ができることになる。
【0053】
また、第2リンク16及び該第2リンク16の遊動支持部の構成は、上記の実施形態に限らず、例えば、第2リンク及び該第2リンクの遊動支持部の要部のみを示す図4のように、第2リンク16’の上下方向に沿った直線状の「係合部」としての長穴18’であっても良く、この場合、プレート21は、第2リンク16’の移動に伴って、図4に一点鎖線で示すようにその面の傾きも比較的大きく変化するが、第2リンク16’の下端部の前後方向の移動量が少なくて済むので、シートバック1の前後方向の厚みを増大させることがない。尚、符号16’a、16’bは、第2リンク16’の上端部及び下端部であり、その他上述してきた実施の形態と同じ箇所については、同じ符号を用いる。
【0054】
更に、同様に要部のみを示す図5のように、遊動支持部を、第2リンク16’’の上端部16’’aと作動リンク7との結合部である第3ピン17の回転軌跡に沿ったサイドプレート4側の「係合部」としての長穴18’’であっても良く、この場合、プレート21の移動に伴うその面の傾きは少ないので、面全体で荷重を受けることができるが、第2リンク16’’の下端部16’’bの前後移動量が大きくなる。
【0055】
尚、上述してきた図1〜図4の実施の形態では、長穴18、18’を第2リンク16、16’に形成したが、図5に示す実施の形態のように、サイドプレート4側に形成しても良く、また逆に、図5に示す実施の形態では長穴18’’をサイドプレート4側に形成したものを示したが、第2リンク16’’に前後方向の余裕があるものなら、図2〜図4に示す実施の形態のように、第2リンク16’’側に形成しても良く、何れも同じ機能を有する。
【0056】
図6乃至図8は、この発明の第2の実施形態を示すもので、図1乃至図4に説明した部材と同一のものは、同一符号を付し、説明を省略する。
【0057】
「受圧部材」としてのプレート21の両端部は、第2リンク30、30に支持されてなる。該プレート21の前側の離間した位置には、前記S字スプリング23が張設されてなると共に前記シートバック1を構成するポリウレタンフォーム等の緩衝材よりなるシートバッククッション26が配されてなる。
【0058】
該第2リンク30の下端部30aは、前記シートバックフレーム2の両側端部2b、2bに、「シートバックフレームへの回転支持部」としての第5ピン31によって回転自在に支持されてなる。該第2リンク30の上端部30bは、作動リンク7の前端部7aと後端部7bとの略中間位置7cに、「軸支部」としての第4ピン32によって遊動自在に軸支されてなる。
【0059】
前記作動リンク7の略中間位置に形成された支持部7cへの第2リンク30の上端部30bには、長手方向が略直線状をなす「遊動支持部」としての長穴33が形成されてなる。該長穴33は、その長手方向の中心線34が、該中心線34の下側延長線34a上に前記シートバックフレーム2への第5ピン31が略合致するように形成されてなる。
【0060】
次に、この実施形態に係るヘッドレスト3の作動を説明する。
【0061】
まず、追突されるなど急激な荷重がシートに着座した乗員に加えられ、乗員の上半身が、二次衝突荷重により後ろ側RRに移動されると、該乗員の背中により、前記S字スプリング23、特に第4ブラケット24、24(図1参照)間に支持されたS字スプリング23が後ろ側に撓むことになる。後ろ側に撓んだS字スプリング23によって、前記プレート21が後ろ側RRに押される。
【0062】
該プレート21を支持している第2リンク30が、第5ピン31を中心に、図8の矢印C方向に回転付勢されるので、第4ピン32が第2リンク30の長穴33内を上方に滑りながら移動する。作動リンク7は、第1ピン6を中心に、図8の矢印D方向に回転付勢されて、該作動リンク7は、第1ピン6を中心に第2ピン9側が上側UP方向に回転される。
【0063】
従って、図7に示すように、二点鎖線で示す作動リンク7の第2ピン9側が、実線で示す位置、即ち上側UPに回転すれば、支持アーム8、8の上端部8b,8bは上側UP且つ後ろ側RRに移動する。該移動により、前記ヘッドレスト3の固定スティ12の下端部12aも上側UP且つ後ろ側RRに移動されるから、保持部28を中心に可動スティ11側が上側UP且つ前側FRに移動され、該可動スティ11に支持されたヘッドレスト3が、図7に示すように、A寸法だけ前側FRに移動し、B寸法だけ上側UPに移動することで、乗員の頭部を保持することになる。
【0064】
この時、作動リンク7の前端部7a寄りに位置する第4ピン32で作動リンク7に結合している第2リンク30を介在しているので、図7に二点鎖線で示したプレート21の位置と、実線で示したプレート21の位置との移動量Laは、従来より少なく、しかも作動リンク7が短くても確実にヘッドレスト3の移動ができることになる。
【0065】
また、前記プレート21が上側UPに移動しないので、該プレート21とバッククッション26との間の上下方向の摩擦力による作動阻害がない。従って、作動リンク7と第2リンク30との作動がなされ、結果的にヘッドレスト3が確実に前側FR且つ上側UPへ移動できる。
【0066】
図9は、この発明の第3の実施形態を示すもので、図6乃至図8に説明した部材と同一のものは、符号を付すに止め、可能な限り説明を省略する。
【0067】
この第3の実施形態の第2の実施形態との主に異なる点は、第2の実施形態の第2リンク30が略直線状であるのに対し、この実施形態の第2リンク35は、その長穴33の下端部近傍の曲がり部35aで略前側FRに屈曲させたものである。
【0068】
次に、この実施形態に係る作動を説明する。
【0069】
前記作動リンク7の略中間位置に形成された第4ピン32の初期移動方向(つまり、作動リンク7の初期回転方向)Bと、第2リンク35の「遊動支持部」としての長穴33の長手方向の中心線34とのなす角度Θ2が、図8に示す角度Θ1よりも直角に近い為、作動開始が第2実施形態より容易となる。
【0070】
図10は、この発明の第4の実施形態を示すもので、図6乃至図8に説明した部材と同一のものは、同一符号を付し、説明を省略する。
【0071】
この第4の実施形態の第3の実施形態との主に異なる点は、第3の実施形態の第2リンク35の長穴33が略直線状であるのに対し、第4実施形態の第2リンク36は、その「遊動支持部」としての長穴37の長手方向が、前側FRを中心とする湾曲状に形成されてなるものである。該第2リンク36の長穴37の下端部近傍には、前記第2リンク35同様、略前側FRに屈曲させた曲がり部36aを有する。
【0072】
次に、この実施形態に係る作動を説明する。
【0073】
前記作動リンク7の略中間位置に形成された第4ピン32の初期移動方向(つまり、作動リンク7の初期回転方向)Bと、第2リンク36の「遊動支持部」としての長穴37の円弧の中心線34とのなす角度Θ3が、図8に示す角度Θ1よりも直角に近い為、作動開始が第2実施形態より容易となる。
【0074】
つまり、第2リンク36が回転すると、該第2リンク36の長穴37の一方の壁を作動リンク7の第4ピン32が押圧することにより、小さい力での回転が可能となる。
【0075】
図11は、この発明の第5の実施形態を示すもので、図6乃至図8に説明した部材と同一のものは、同一符号を付し、説明を省略する。
【0076】
この第5の実施形態の第2の実施形態との主に異なる点は、第2の実施形態の第2リンク30の前記シートバックフレーム2への回転支持部31が前側であるのに対し、第5実施形態の第2リンク30の前記シートバックフレーム2への回転支持部としての第5ピン38が、後ろ側に配されていることである。
【0077】
即ち、前記作動リンク7の略中間位置の第4ピン32への第2リンク30の「遊動支持部」としての長穴33は、前記したように長手方向が略直線状をなし、該長穴33の長手方向の中心線34が、該中心線34の下側延長線34a上に前記シートバックフレーム2への回転支持部としての第5ピン38が略合致するように形成されてなると共に前記作動リンク7の第4ピン32より前記シートバックフレーム2への回転支持部としての第5ピン38が後ろ側RRに配されてなるものである。
【0078】
次に、この実施形態に係る作動を説明する。
【0079】
前記長穴33の長手方向の中心線34と前記シートバックフレーム2への回転支持部としての第5ピン38とが略合致し、該第5ピン38が前記作動リンク7の第4ピン32より後ろ側RRに配されているため、第2リンク30が第5ピン38を中心に矢印Cで示すように回転すると、該作動リンク7の第4ピン32の初期移動方向Bと長穴33の長手方向の中心線34とのなす角度Θ4が直角に近いため、作動リンク7の回転開始が、より小さい力で可能となる。
【0080】
図12は、この発明の第6の実施形態を示すもので、図6乃至図8に説明した部材と同一のものは、同一符号を付し、説明を省略する。
【0081】
この第6の実施形態の第3の実施形態との主に異なる点は、第3の実施形態の作動リンク7の第1ピン6の位置と前記第2リンク35の長穴33とは、何ら関係づけていないのに対し、第6の実施形態の作動リンク7の第1ピン39の位置は、前記第2リンク35の長穴33の中心線34と略一致させた位置に配されていることである。
【0082】
即ち、前記作動リンク7の第4ピン32への第2リンク35の長穴33は、長手方向が略直線長穴状をなし、該長穴33の長手方向の中心線34が、前記作動リンク7の前端部の前記シートバックフレーム2への「回転軸支部」としての第1ピン39と該作動リンク7の略中間位置に配された「軸支部」としての第4ピン32とが略合致するように形成されてなる。
【0083】
次に、この実施形態に係る作動を説明する。
【0084】
長穴33が作動リンク7の第4ピン32を押す方向Bと該第4ピン32の初期移動方向Eとが、略一致するため、作動リンク7がより小さな力で回転を始めることが可能である。
【0085】
図13は、この発明の第7の実施形態を示すもので、図6乃至図8に説明した部材と同一のものは、同一符号を付し、説明を省略する。
【0086】
この第7の実施形態の第2の実施形態との主に異なる点は、第2の実施形態の作動リンク7の第1ピン6の位置と前記第2リンク30の長穴33とは、何ら関係づけていないのに対し、第7の実施形態の作動リンク7の第1ピン39の位置は、前記第2リンク30の長穴33の中心線34と略一致させた位置に配されていることである。
【0087】
即ち、前記作動リンク7の略中間位置である第4ピン32への第2リンク30の遊動支持部としての長穴33は、長手方向が略直線長穴状をなし、該長穴33の長手方向の中心線34が、該中心線34の下側延長線34a上に前記シートバックフレーム2への「回転支持部」としての第5ピン31が略合致するように形成されてなると共に前記作動リンク7の前端部の前記シートバックフレーム2への「回転軸支部」としての第1ピン39と該作動リンク7の第4ピン32とが略合致するように形成されてなり、更に前記作動リンク7の第4ピン32より前記シートバックフレーム2への第5ピン31が前側FRに配されてなる。
【0088】
次に、この実施形態に係る作動を説明する。
【0089】
長穴33が作動リンク7の第4ピン32を押す方向Bと該第4ピン32の初期移動方向Eとが、略一致するため、作動リンク7がより小さな力で回転を始めることが可能である。
【0090】
また、第2リンク30が第5ピン31を中心に矢印C方向に回転すると、該作動リンク7の第4ピン32の初期移動方向Bと長穴33の長手方向の中心線34とのなす角度Θ5が直角に近いため、作動リンク7の回転開始が、より小さい力で可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係るシートバックを示す正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図2のシートバックの作用説明図。
【図4】第1の実施形態の他の例に係る要部側面図。
【図5】第1の実施形態の更に他の例に係る要部側面図。
【図6】この発明の第2の実施形態に係る図2相当側面図。
【図7】図6の作用説明図。
【図8】図7の要部側面図。
【図9】この発明の第3の実施形態に係る要部側面図。
【図10】この発明の第4の実施形態に係る要部側面図。
【図11】この発明の第5の実施形態に係る要部側面図。
【図12】この発明の第6の実施形態に係る要部側面図。
【図13】この発明の第7の実施形態に係る要部側面図。
【符号の説明】
1 シートバック
2 シートバックフレーム
2a シートバックフレームの上端部
2b シートバックフレームの側端部
3 ヘッドレスト
7 作動リンク
7a 作動リンクの前端部
7b 作動リンクの後端部
7c 作動リンクの中間部位の支持部
8 支持アーム
8a 下端部
12a スティの下端部に相当する固定スティの下端部
13 スティ
16、16’、16’’ 第2リンク
16a、16’a、16’’a 第2リンクの上端部
16b、16’b、16’’b 第2リンクの下端部
18、33、37 遊動支持部としての長穴
18’、18’’ 係合部としての長穴
21 受圧部材としてのプレート
26 シートバッククッション
30、35、36 第2リンク
31、38 シートバックフレームへの回転支持部としての第5ピン
32 軸支部としての第4ピン
34 長穴の中心線
39 第1ピン
FR 前側
RR 後ろ側

Claims (13)

  1. シートバックフレームと、該シートバックフレームの上端部に前後に回転自在なるようにスティが軸支されてなるヘッドレストと、該ヘッドレストのスティより下側の位置に左右に延在されてなり且つ乗員の背中の圧力を受ける受圧部材と、前記シートバックフレームの両側端部に前端部が回転自在に軸支され且つ後端部が前記スティに回転自在に軸支されてなる作動リンクとより構成されてなる車両用シートバックであって、
    前記作動リンクの前端部と後端部との略中間位置には、下端部が前記シートバックフレームの両側端部に遊動自在に支持されてなる第2リンクの上端部が、回転自在に軸支されることで吊り下げられ、
    前記受圧部材は、該第2リンクに支持されてなることを特徴とする車両用シートバック。
  2. 請求項1に記載の車両用シートバックであって、
    前記第2リンクの前記シートバックフレームへの遊動支持部は、上下方向に沿うと共に直線状に形成されてなることを特徴とする車両用シートバック。
  3. 請求項1に記載の車両用シートバックであって、
    前記第2リンクの前記シートバックフレームへの遊動支持部は、該第2リンクが下側に移動するにしたがい前側に該第2リンクを移動せしめる円弧状に形成されてなることを特徴とする車両用シートバック。
  4. 請求項1に記載の車両用シートバックであって、
    前記第2リンクの前記シートバックフレームへの遊動支持部は、上下方向に沿うと共に下端が前側に湾曲した長穴状に形成されてなることを特徴とする車両用シートバック。
  5. シートバックフレームと、該シートバックフレームの上端部に前後に回転自在なるようにスティが軸支されてなるヘッドレストと、該ヘッドレストのスティより下側の位置に左右に延在されてなり且つ乗員の背中の圧力を受ける受圧部材と、前記シートバックフレームの両側端部に前端部が回転自在に軸支され且つ後端部が前記スティに回転自在に軸支されてなる作動リンクと、前記受圧部材の前側に配されてなるシートバッククッションとを少なくとも構成されてなる車両用シートバックであって、
    前記作動リンクの前端部と後端部との略中間位置には、下端部が前記シートバックフレームの両側端部に回転自在に支持されてなる第2リンクの上端部が、遊動自在に軸支されてなり、
    前記受圧部材は、該第2リンクに支持されてなることを特徴とする車両用シートバック。
  6. 請求項5に記載の車両用シートバックであって、
    前記作動リンクの略中間位置への第2リンクの遊動支持部は、長手方向が略直線状をなす長穴よりなり、該遊動支持部の長手方向の中心線が、該中心線の下側延長線上に前記シートバックフレームへの回転支持部が略合致するように形成されてなることを特徴とする車両用シートバック。
  7. 請求項5に記載の車両用シートバックであって、
    前記作動リンクの略中間位置への第2リンクの遊動支持部は、長手方向が略直線状をなす長穴よりなり、該遊動支持部の長手方向の中心線が、該中心線の下側延長線上と前記シートバックフレームへの回転支持部とがずれた位置になるように形成されてなることを特徴とする車両用シートバック。
  8. 請求項7に記載の車両用シートバックであって、
    前記遊動支持部の長手方向の中心線は、該中心線の下側延長線が、前記シートバックフレームへの回転支持部より後ろ側に存することを特徴とする車両用シートバック。
  9. 請求項5に記載の車両用シートバックであって、
    前記作動リンクの略中間位置への第2リンクの遊動支持部は、長手方向が略円弧状をなす長穴よりなることを特徴とする車両用シートバック。
  10. 請求項9に記載の車両用シートバックであって、
    前記遊動支持部の長手方向の円弧形状は、前側に湾曲してなることを特徴とする車両用シートバック。
  11. 請求項5に記載の車両用シートバックであって、
    前記作動リンクの略中間位置への第2リンクの遊動支持部は、長手方向が略直線状をなす長穴よりなり、該遊動支持部の長手方向の中心線が、該中心線の下側延長線上に前記シートバックフレームへの回転支持部が略合致するように形成されてなると共に前記作動リンクの略中間位置の軸支部より前記シートバックフレームへの回転支持部が後ろ側に配されてなることを特徴とする車両用シートバック。
  12. 請求項5に記載の車両用シートバックであって、
    前記作動リンクの略中間位置への第2リンクの遊動支持部は、長手方向が略直線状をなす長穴よりなり、該遊動支持部の長手方向の中心線が、前記作動リンクの前端部の前記シートバックフレームへの回転軸支部と該作動リンクの略中間位置に配された軸支部とが略合致するように形成されてなることを特徴とする車両用シートバック。
  13. 請求項5に記載の車両用シートバックであって、
    前記作動リンクの略中間位置への第2リンクの遊動支持部は、長手方向が略直線状をなす長穴よりなり、該遊動支持部の長手方向の中心線が、該中心線の下側延長線上に前記シートバックフレームへの回転支持部が略合致するように形成されてなると共に前記作動リンクの前端部の前記シートバックフレームへの回転軸支部と該作動リンクの略中間位置に配された軸支部とが略合致するように形成されてなり、更に前記作動リンクの略中間位置の軸支部より前記シートバックフレームへの回転支持部が前側に配されてなることを特徴とする車両用シートバック。
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