JP3632240B2 - 往復式電気かみそり - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、往復式電気かみそりに関し、特に内刃と駆動子の連結構造に関し、詳しくは、内刃を外刃に充分密着させ、髭カット能力を向上させようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、内刃2を駆動子1に着脱が可能で、駆動力を伝達する往復式電気かみそりは、図9に示すように、内刃基台24の下部に継手部22が形成され、継手部22の中央部に球状の駆動力被伝達部21aが形成されている。駆動子1の上部には上部が開口した略コの字形状の駆動力伝達部12aが形成されていて、内刃2の球状の駆動力被伝達部21aを抱え込むように嵌合できるようにしてある。駆動力伝達部12aの上端には駆動力被伝達部21aが外れるのを防止するためのフック13が形成されている。駆動力伝達部12aは弾性変形が可能で、駆動力被伝達部21aの着脱時に外側(駆動力を伝達する方向:振動方向)に撓むことができるようにしてある。このことにより、駆動子1が往復運動すれば駆動力伝達部12a、駆動力被伝達部21aを介して内刃2を往復運動させることができるようにしてある。また、内刃2の駆動力被伝達部21aは、球状であるので、駆動力を伝達するとともに駆動力被伝達部21aを中心に内刃2の揺動(傾き)を可能としている。
【0003】
また、図10に示したものは、内刃基台24の下部中央が内刃取付台22aに揺動可能にピン23で固定され、内刃取付台22aの下部にピン11が一体に延出され、駆動子1にはピン11が挿入嵌合される孔21が形成されており、孔21の下部にはピン11の抜止め11aが設けられている。しかして、ピン11を駆動子の孔21に抜き差しすることで、内刃2が駆動子1に着脱自在になっている。この場合、駆動子1の駆動力伝達ポイントは駆動子1の孔21の上面部にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、まず前者の場合、駆動子1側の駆動力伝達部12aの部材にて内刃2の駆動と内刃2の取付けをおこなっているため、内刃2の着脱をスムーズにするための構造と形状の複雑さから上記駆動力伝達部12aは樹脂成形品が好ましく、また、抜止めのためのフック13の形状としてスナップフィット性を持たせるための樹脂成形品は弾性変形量が大きいものとなる。そのため、内刃2への駆動力の伝達に必要な剛性を上げることは難しくなり、また、樹脂の剛性が低いことから駆動子1の上部に開口している略コの字形状の駆動力伝達部12aを高くすることができず、このため、駆動力伝達位置を刃面に近づけることが難しくなり、後述するメカニズムで内刃2の刃面押上力が低下し、髭のカット能力が低下するという問題があった。
【0005】
また、後者の場合も内刃取付台22aの下部に一体形成されたピン11と駆動子1の孔21との間で駆動の伝達がおこなわれるが、ピン11と孔21の間には着脱のために必要なクリアランスが設定されており、駆動力が確実に伝わらないことに加え、駆動子1の駆動力伝達ポイントは駆動子1の孔21の上面部となるため、駆動力伝達ポイントと刃面の距離が長くなり、上記と同様に後述するメカニズムで内刃2の刃面押上力が低下し、髭のカット能力が低下するという問題があった。
【0006】
ここで、駆動力伝達ポイントと刃面押上力をモデル化した図8に基づいて説明する。
P:内刃押上力
B:駆動力伝達ポイントから刃面までの距離
F:駆動力伝達ポイントに発生する駆動力(meω2 +Pμ)
,R:刃面反力
L:刃長
として、刃面の反力R,Rを計算すると、
P=R+R
B・F+R・L/2−R・L/2=0
より、
=P/2−B・F/L
=P/2+B・F/L
となる。
【0007】
このことから、Bの長さによって反力が一次変化することがわかり、充分な反力を得るためにはBの長さつまりは駆動力伝達ポイントと刃面の距離は短い方が良いことがわかり、逆にBが長いとRの反力が不足もしくは無くなり内刃2が密着しなくなり内刃2がバタついたりして髭のカット能力が低下することがわかる。
【0008】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、駆動子に対して内刃が着脱可能なものにおいて、駆動力伝達ポイントと刃面を近づけることによって、内刃を外刃に充分密着させることができ、髭カット能力を向上させることはできる往復式電気かみそりを提供しようとするにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1においては、内刃が、往復動をおこなう駆動子に着脱自在になされた往復式電気かみそりにおいて、駆動子に剛体のピンを一体に設け、ピンとは異なる位置において駆動子に内刃取付部を形成し、内刃に駆動子を挿入する開口を形成した箱状体を設け、箱状体の中央部にピンとの嵌合部を設け、箱状体の対向する両側壁に内刃取付部を取付ける突起を形成したことを特徴とするものである。
【0010】
請求項2においては、内刃取付方向を内刃の振動方向と略直角方向に配置したことを特徴とするものである。
請求項3においては、ピンが内刃取付部より突出していることを特徴とするものである。
【0011】
請求項4においては、押上げバネをピンの外周に配置したことを特徴とするものである。
請求項5においては、ピンがバネ押さえ中央を貫通していることを特徴とするものである。
請求項6においては、バネ押さえ側壁が駆動子と接しており、ピンの振動方向の倒れを低減することを特徴とするものである。
【0012】
請求項7においては、バネ押さえの外れ止め方向と内刃の保持部外れ止め方向(取付方向)を異なる場所及び方向に設定したことを特徴とするものである。
請求項8おいては、外刃取付け時においては、内刃はピンに対して摺動及びピンとの嵌合点にて刃面が傾き可能で、外刃取外し時においては、傾き不可で一定に位置決めされることを特徴とするものである。
【0013】
請求項9においては、バネ押さえの振動方向と垂直な面に押上げバネの外れ防止壁を設けることを特徴とするものである。
請求項10においては、内刃のピンと嵌合する部分の耐磨耗性能をピンの耐磨耗性能よりも低く設定したことを特徴とするものである。
請求項11においては、内刃への駆動力伝達ポイントと内刃刃面揺動(傾き)ポイントを一致させたことを特徴とするものである。
【0014】
請求項12においては、内刃本体中央に内刃への駆動力伝達ポイントへのピンの誘い込みのテーパ状の筒を設けたことを特徴とするものである。
請求項13においては、該テーパ状の筒の下部にピンの径もしくはそれ以下の幅のスリット(内刃取外し時無理な外力を緩和するため)を内刃の振動方向に設けたことを特徴とするものである。
【0015】
請求項14においては、該テーパ状の内刃への駆動力伝達ポイント付近にスリット(内刃2傾き時の嵌合寸法の緩和及びできあがり寸法のがた止めのため)を内刃の振動方向と垂直な方向に設けたことを特徴とするものである。
【0016】
請求項15においては、内刃の下部に駆動子との位置合わせ及び誘い込みとなるリブを設けたことを特徴とするものである。
請求項16においては、内刃装着の際、最初に駆動子のピンと内刃の誘い込みテーパ部にて位置合わせ及び誘い込みがおこなわれ、次に内刃の下部が開口する箱状体の下部の誘い込みリブと駆動子の内刃取付部の上部において位置合わせ及び誘い込みがおこなわれるように構成したことを特徴とするものである。
【0017】
【作用】
請求項1においては、内刃が、駆動子に着脱可能になされた往復式電気かみそりにおいて、駆動子に剛体のピンを一体に設け、ピンを内刃に形成された嵌合部に嵌合させて駆動力を伝達することを特徴としていて、駆動力伝達ポイントを刃面に極力近づけることができる。また、駆動力伝達の剛性も上げることができるため、駆動力の伝達ロスも低減できる。
【0018】
更に、請求項1においては、内刃への駆動力伝達位置と異なる位置で内刃取付部を形成したことを特徴としていて、内刃の着脱を何度もおこなうと、取付部が磨耗もしくは変形するがその場所が異なるため、内刃着脱による磨耗が激しくなっても髭をカットする本来の基本駆動部の伝達ポイントは磨耗しないので、髭そり時の能力が低下しない。
又、請求項1においては、ピンとは異なる位置において駆動子に内刃取付部を形成し、内刃に駆動子を挿入する開口を形成した箱状体を設け、箱状体の中央部にピンとの嵌合部を設け、箱状体の対向する両側壁に内刃取付部を取付ける突起を形成したことを特徴としていて、下部が開口する箱状体によって内刃本体の剛性が上げられる。また、駆動子との取付きが安定し、たとえ不用意な力により一部突起が破損しても粗方位置決めがおこなえ、また、内刃が外れることもない。
【0019】
請求項2においては、内刃取付け方向を内刃の振動方向と略直角方向に配置したことを特徴としていて、内刃が振動する際には振動方向に内刃が外れようとする力が生じるが、内刃取付け方向がその略直角方向であるので、その力の影響を受けずに、常に内刃は安定して駆動子に取付いている。
請求項3においては、ピンが内刃取付部より突出していることを特徴としていて、ピンと内刃の嵌合部の誘いによって内刃が位置決めされた後、内刃取付部を結合するので、内刃を取付けやすく、また、外す際もピンは嵌合部の誘いに位置決めされているので、内刃脱方向が粗方定められて外しやすい。
【0020】
請求項4においては、押上げバネをピンの外周に配置したことを特徴としていて、押上げバネが押圧された場合の座屈を防ぎ、押上力を安定させることができる。
請求項5においては、ピンがバネ押さえ中央を貫通していることを特徴としていて、バネ押さえが不用意に外れ止めと異なる場所及び方向に押圧された場合、もしくは振動時に異常な力を受けた時のバネ押さえ脱落を防止することができる。
【0021】
請求項6においては、バネ押さえ側壁が駆動子と接しており、ピンの振動方向の倒れを低減することを特徴としていて、内刃が振動方向に髭そりをおこなう時もしくはそれ以外にピンの剛性以上の力を受けてピンが倒れようとした場合、ピンはバネ押さえを押し、バネ押さえは側壁を通じて駆動子の内刃取付部の側壁を内部より押圧して、ピンの倒れを低減し破損等を防ぐ。
【0022】
請求項7においては、バネ押さえの外れ止め方向と内刃の保持部外れ止め方向(取付方向)を異なる場所及び方向に設定したことを特徴としていて、内刃の着脱に際して、もしくは着脱による磨耗でバネ押さえが外れてしまう等を防止する。
請求項8においては、外刃取付け時においては、内刃はピンに対して摺動及びピンとの嵌合点にて刃面が傾き可能で、外刃取外し時においては、傾き不可で一定に位置決めされることを特徴としていて、外刃取付け時は髭そり時のそり面との傾きのため外刃の傾きに追随し内刃が傾き可能で、外刃取外し時には内刃が固定され、内刃のみの振動動作(例えば、内刃に付着した髭を掃除するとき、内刃着脱時)において不必要な動きがなくなり、磨耗及び振動等が低減できる。
【0023】
請求項9においては、バネ押さえの振動方向と略垂直な面に押上げバネの外れ防止壁を設けることを特徴としていて、バネの不用意な力による脱落を防止する。
請求項10においては、内刃のピンと嵌合する部分の耐磨耗性能をピンの耐磨耗性能よりも低く設定したことを特徴としていて、長時間の使用に対して、本体側のピンの磨耗を低減し、内刃嵌合部が磨耗してがたつき及び振動等が増加した場合は内刃交換によって対応できる。
【0024】
請求項11においては、内刃への駆動力伝達ポイントと内刃刃面揺動(傾き)ポイントを一致させたことを特徴としていて、内刃への駆動力伝達ポイントから内刃刃面揺動ポイントへの部材及び揺動のための部材等が削減でき、内刃が軽く、結合、嵌合部のがたつきが低減できる。
請求項12においては、内刃本体中央に内刃への駆動力伝達ポイントへの誘い込みのテーパ状の筒を設けたことを特徴としていて、着脱(特に着)がスムーズにおこなえ、また、着脱に際してピンによる内刃嵌合部の磨耗を低減できる。
【0025】
請求項13においては、該テーパ状の筒の下部にピンの径もしくはそれ以下の幅のスリット(内刃取外し時無理な外力を緩和するため)を設けたことを特徴としていて、内刃の着脱(特に脱時)の際、内刃の取外し方向とは異なる場所及び方向に力を加えて取外そうとしたとき、ピンがテーパ状の筒内よりスリットを通って外部に逃げることによって、ピンが曲がったり、内刃が破損したりするのを防止する。
【0026】
請求項14においては、該テーパ状の筒の内刃への駆動力伝達ポイント付近にスリット(内刃傾き時の嵌合寸法の緩和及びできあがり寸法のがた止めのため)を設けたとを特徴としていて、内刃嵌合部が内刃が平行な場合はピン断面と同様の円形状で、内刃が傾いた場合はピンの傾き断面(略楕円)に沿った形状にスリットが開口して変形する。また、嵌合部が弾性変形するので、ピンと嵌合部を寸法で圧入ぎみにしてがた止めをおこなうこともできる。
【0028】
請求項15においては、内刃の下部に駆動子との位置合わせ及び誘い込みとなるリブを設けたことを特徴としていて、内刃位置決めがおこなえ、着脱(特に着)がスムーズにおこなえる。
請求項16においては、内刃装着の際、最初に駆動子のピンと内刃の誘い込みテーパ部にて位置合わせ及び誘い込みがおこなわれ、次に内刃の下部が開口する箱状体の下部の誘い込みリブと駆動子の内刃取付部の上部において位置決め合わせ及び誘い込みがおこなわれるよう構成したことを特徴としていて、ピンの嵌合と内刃位置決めが確実におこなえ、ピンによる内刃の破損や取付部の破損を防ぐことができる。
【0029】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
図1及び図2は2枚刃の往復式電気かみそりを示していて、本体9の上端に2つの駆動子1,1と内刃2,2が略平行に並列に配置されるとともに、本体9の表面に沿って上下動自在に配設されたトリマー10が裏面に取付けられている。
【0030】
本体9の上端に配される上記内刃2は、本体9の駆動子1に対して後述するように着脱自在に取付けられ、内刃2の外側には、矩形枠状のキャリア14にアーチ状に屈曲させて保持された外刃8を配して本体9に保持枠27を介して取外し自在に取付けられて往復式電気かみそりが構成されている。そして2つに内刃2,2が互いに独立して上下にフロート自在となっている。
【0031】
一方、本体9内には取付けベースを介してモータ4とモータ4の回転を往復動に変換して駆動される一対の駆動子1,1とが配設されており、駆動子1の上半分には後述する内刃2との連結のためのヘッドがあり、下半分にはそのヘッドが取付く板状の台3cがあり、その台3cが振動(往復動)方向両端を振動方向に変形可能な継手3aを介してモータ4が取付いている基台に固定されており、モータ4によって偏心部材4a,4aが回転する時、駆動子1,1を各々往復動をおこなわせることができるようにしてある。このような駆動子1,1の往復(振動)運動のための駆動構成は周知である。各内刃2,2は各駆動子1,1の上部に各々連結され、外刃8,8の内面に摺接することができるようにしてある。また5は電池、6はスイッチハンドル、7は制御回路であり、モータ4と共に一つの基台に固定され、それら一体が略片側開口筒状のハウジングとなった本体9に格納され、下部をカバーにて閉塞され、上部は防塵ゴムにてシールされている。
【0032】
次に図4,図5にて駆動子1と内刃2の連結構造について詳細に説明する。図4では図示していない外刃8が取付いており、駆動子1が内刃2を駆動している通常の髭そり状態を示している。
駆動子1の上半分で内刃2との連結部分は、駆動子1の首部より同材料にて延長された内刃取付部12と、内刃取付部12の中心に一体成形されたピン11と、内刃取付部12にピン11を軸として挿入された揺動可能なコイル状のバネ押さえ16と、コイル状の押上げバネ15からなる。
【0033】
内刃取付部12は駆動子1の首部より同材料にて上方に2本の角柱状体が延出された形状で、内刃2への駆動力伝達位置と異なる位置で内刃取付部12を形成するために、その角柱状体の上部に4ヵ所にわたって内刃2の外れを止めるためのフック12cが振動方向と直角方向に設けられており(図5(b)(d)参照)、2つの角柱状体の上部にはスリット12bが設けられ、内刃2に対する着脱力の調整をおこなうことできるようにしてある。また、内刃取付部12のピン11側の側壁外部に補強用リブ12dが形成されている。上記のように内刃取付部12は内刃2の取付け即ち、外れ防止をおこなっているだけで、後述する駆動力伝達ポイント12aとは異なる位置であるので、内刃2の着脱を何度もおこなうと、内刃取付部12が磨耗もしくは変形するが、駆動力伝達ポイント12aとはその場所が異なるため、フック12c…における内刃2の着脱による磨耗が激しくなっても髭をカットする本来の基本駆動時の伝達ポイントは磨耗しないので、髭そり時の能力は低下しないようにしてある。
【0034】
また、上記フック12c…による内刃取付方向を内刃2の振動方向イと直角方向に設定しているので、内刃2が振動する際には振動方向イに内刃2が外れようとする力が生じるが、内刃取付方向がその直角方向であるのでその力の影響を受けずに、常に内刃2は安定して駆動子1に取付くことになる。
ピン11は上記内刃取付部12の中央に位置し、SUSの丸棒で上部に内刃挿入時の誘いアール(円弧)がついており、下部には抜止めの切欠き11aを設け、駆動子1のへッド中央に一体成形されており、ピン1の上端まで駆動力は一体で伝達される。
【0035】
このように内刃取付部12からピン11が大きく突出していることで、駆動力伝達ポイントを刃面に極力近づけることができ、内刃2の押上力の低下を防ぎ、内刃2を外刃8に充分密着させることができる。また、駆動力伝達の剛性も上げることできるため、駆動力の伝達ロスも低減できる。
また、ピン11は内刃取付部12より突出しているので、ピン11と内刃2側の筒21への遊挿によって内刃2が位置決めされた後、内刃取付部12を結合するので、内刃2を取付けやすく、また、外す際もピン11は筒21への遊挿により位置決めされているので、内刃2の脱方向が粗方定められて外しやすい。
【0036】
また、ピン11の周部をピン11の中央付近まで内刃取付部12の成形品で覆ってあり、ピン11と駆動子1の結合性を向上し、振動もしくは内刃2に不用意な力がかかった場合のピン11の倒れの強力に阻止できる。
バネ押さえ16は角板の中央に孔16aがあいた形状で、孔16aにピン11が挿入され、バネ押さえ16はピン11の軸方向に摺動可能で、孔16aの外周に押上げバネ15の外れ止め16bが段がつけられて形成され、内刃取付部12のピン11側にバネ押さえ16の外れ止め突起13が形成されている。押上げバネ15はピン11と同芯でピン11の外周に設置され、下部を駆動子1に、上部をバネ押さえ16にて芯出しされている。バネ押さえ16を介して押上げバネ15で内刃2を外刃8に押付けることで、バネ15による内刃2の押上げを安定させ、確実におこなえる。バネ押さえ16の外れ止め突起13で、バネ押さえ16を介してバネ15を駆動子1に簡単に固定することできる。しかも、押上げバネ15をピン11の外周に配置したことで、押上げバネ15が押圧された場合の座屈を防ぎ、押上力を安定させることができる。更に、ピン11がバネ押さえ16の中央を貫通しているので、バネ押さえ16が不用意に外れ止めと異なる場所及び方向に押圧された場合、もしくは振動時に異常な力を受けた時のバネ押さえ16の脱落を防止することができる。
【0037】
また、バネ押さえ16の振動方向イの側壁面が駆動子1の内刃取付部12の内壁と接しており、内刃2が振動方向に髭そりをおこなう時もしくはピン11の剛性以上の力を受けてピン11が倒れようとした場合、ピン11はバネ押さえ16を押し、バネ押さえ16は側壁を通じて駆動子1の内刃取付部12の側壁を内部より押圧して、ピン11の倒れを低減し破損等を防ぐ。
【0038】
バネ押さえ16の外れ止め方向と内刃2の保持部外れ止め方向(取付方向)を異なる場所及び方向に設定しているので、内刃2の着脱に際して、内刃取付部12のフック12cは振動方向と直角方向内側に撓むことでおこなわれ、もしくは着脱による磨耗が内刃2側に生じても、バネ押さえ16が外れてしまうことがない。
【0039】
バネ押さえ16の振動方向イと垂直な面に押上げバネ外れ防止壁16cを設けてあり、バネ15の不用意な力による脱落を防止する。
内刃2は、複数の半円状の内刃ブレード25を一体成形した内刃基台24と、内刃継手部23よりなる。
内刃基台24の中央に内刃2が下降した際に駆動子1のピン11を逃げるための開口部が形成されている。
【0040】
内刃継手部23の上方はフック形状にて上記内刃基台24を引っ掛けて固定している。内刃継手部23の下部は下方が開口した箱形状を成し、駆動子1の内刃取付部12とピン11を内部に格納する形をとっており、振動方向イとは直交する方向の側壁22の下部には上記駆動子1の内刃取付用のフック12cと着脱自在に嵌合する突起22aが振動方向4隅に4ヵ所形成されている。この下部が開口する箱状体によって内刃1側の剛性が上げられる。また、駆動子1との取付きが安定し、たとえ不用意な力により一部のフック12c部分が破損しても粗方位置決めがおこなえ、また、内刃2が外れることもない。
【0041】
また、上記箱状体の下部に駆動子1の取付部を覆う大きさで駆動子1との位置合わせ及び誘い込みとなるリブ22bを設けており、内刃2の取付け時に位置決めがおこなえ、着脱(特に着)がスムーズにおこなえる。
上記箱状体の中央に内刃2への駆動力伝達ポイントへの誘い込みのテーパ状の筒21を設けてあり、内刃2の着脱の際、まずピン11の先端が筒21のテーパ部21bに挿入され、外刃8が取付いた状態でピン11は嵌合部である駆動力伝達ポイント21aと嵌合する。
【0042】
そのテーパ部21bで着脱(特に着)がスムーズにおこなえ、また、着脱に際してピン11による上記内刃嵌合部の磨耗を低減できる。
該テーパ状の筒21の下部にピン11の径もしくはそれ以下の幅のスリット21d(内刃2の取外し時無理な外力を緩和するため)を振動方向イの両側に設けてあり、内刃2を着脱(特に脱時)する際、内刃2を取外し方向とは異なる方向に力を加えて取外そうとしたとき、ピン11がテーパ状の筒21内よりスリット21dを通って外部に逃げることによって、ピン11が曲がったり、内刃2が破損したりするのを防止する。
【0043】
該テーパ状の筒21の内刃2への駆動力伝達ポイント21a付近にスリット21c(内刃2の傾き時の嵌合寸法の緩和及びできあがり寸法のがた止めのため)を振動方向イと直角方向の両側に設けて、内刃嵌合部が内刃2が平行の場合はピン11の断面と同様の円形状で、内刃2が傾いた場合はピン11の傾け断面(略楕円)に沿った形状にスリット21cが開口して変形する。また、嵌合部が弾性変形するので、ピン11と嵌合部を寸法で圧入ぎみにしてがた止めをおこなうこともできる。
【0044】
また、内刃2のピン11と嵌合する嵌合部で構成されることになる駆動力伝達ポイント21aをSUSより耐磨耗性能の低い樹脂成形品で成形してあり、長時間の使用に対して、本体9側のピン11の磨耗を低減し、内刃嵌合部が磨耗してがた及び振動等が増加した場合は内刃1の交換によって対応できる。
内刃2と駆動子1は内刃2への駆動力伝達ポイント21aの1点、即ち、ピン11の周方向で線状に接し、駆動力を伝達するため、内刃2への駆動力伝達ポイント21aを中心に内刃2の全体が揺動(傾き)でき、内刃2への駆動力伝達ポイント21aから内刃刃面揺動ポイントへの部材及び揺動のための部材等が削減でき、内刃2が軽く、結合、嵌合部のがたが低減できる。
【0045】
次に図6は、図示はしないが外刃8が取付いており、内刃2が下方に押下げられ、さらに内刃2の刃面が揺動(傾いた)している状態を示す。
このときも内刃2と駆動子1は駆動力伝達ポイント21aとピン11でのみ嵌合しているので、内刃2はピン11に対して摺動(上下にフロート)及びピン11との嵌合部、即ち、駆動力伝達ポイント12aにおいて傾き可能となる。
【0046】
また、図7は外刃8を取外した状態を示していて、内刃2が押上げバネ15によって上方に押上げられ、内刃2の駆動力伝達ポイント21aとピン11の嵌合は外れて、内刃2と駆動子1は内刃2の振動方向イとは直交する側壁22の下部にある嵌合突起22aと駆動子1の内刃取付用のフック12cのみで取付いている。また、駆動子1の内刃取付部12の振動方向先端に突部12aが形成され、内刃2の継手部23の開口箱状体の振動方向下部と接して、内刃2の位置決め及び傾きの水平(揺動)固定をおこなっている。
【0047】
上記のため、外刃8の取付き時は髭そり時のそり面との傾きのため外刃8の傾きに追随し内刃2が傾き可能で、外刃8の取外し時には内刃2が固定された内刃2のみの振動動作(例えば、内刃2に付着した髭を掃除するとき、内刃2の着脱時)において不必要な動きがなくなり、磨耗及び振動等が低減できる。また、外刃8の取外し時には駆動力伝達ポイント21aとピン11が嵌合していないので、駆動力伝達ポイント21aが磨耗することがない。
【0048】
また、上記説明は2枚刃の電気かみそりであるが、その枚数、構造に限ったものではない。
【0049】
【発明の効果】
請求項1においては、内刃が、駆動子に着脱可能になされた往復式電気かみそりにおいて、駆動子に剛体のピンを一体に設け、ピンを内刃に形成された嵌合部に嵌合させて駆動力を伝達すべく構成されているから、駆動力伝達ポイントを刃面に極力近づけることができる。また、駆動力伝達の剛性も上げることができるため、駆動力の伝達ロスも低減できる。
【0050】
更に、請求項1においては、内刃への駆動力伝達位置と異なる位置で内刃取付部を形成したから、内刃の着脱を何度もおこなうと、取付部が磨耗もしくは変形するがその場所が異なるため、内刃着脱による磨耗が激しくなっても髭をカットする本来の基本駆動部の伝達ポイントは磨耗しないので、髭そり時の能力が低下しない。
又、請求項1においては、ピンとは異なる位置において駆動子に内刃取付部を形成し、内刃に駆動子を挿入する開口を形成した箱状体を設け、箱状体の中央部にピンとの嵌合部を設け、箱状体の対向する両側壁に内刃取付部を取付ける突起を形成したから、下部が開口する箱状体によって内刃本体の剛性が上げられる。また、駆動子との取付きが安定し、たとえ不用意な力により一部突起が破損しても粗方位置決めがおこなえ、また、内刃が外れることもない。
【0051】
請求項2においては、内刃取付け方向を内刃の振動(往復動)方向と略直角方向に配置したから、内刃が振動する際には振動方向に内刃が外れようとする力が生じるが、内刃取付け方向がその直角方向であるので、その力の影響を受けずに、常に内刃は安定して駆動子に取付いている。
請求項3においては、ピンが内刃取付部より突出しているから、ピンと内刃の嵌合部の誘いによって内刃が位置決めされた後、内刃取付部を結合するので、内刃を取付けやすく、また、外す際もピンは嵌合部の誘いに位置決めされているので、内刃脱方向が粗方定められて外しやすい。
【0052】
請求項4においては、押上げバネをピンの外周に配置したから、押上げバネが押圧された場合の座屈を防ぎ、押上力を安定させることができる。
請求項5においては、ピンがバネ押さえ中央を貫通しているから、バネ押さえが不用意に外れ止めと異なる方向に押圧された場合、もしくは振動時に異常な力を受けた時のバネ押さえ脱落を防止することができる。
【0053】
請求項6においては、バネ押さえ側壁が駆動子と接しており、ピンの振動(往復動)方向の倒れを低減するから、内刃が振動方向に髭そりをおこなう時もしくはそれ以外にピンの剛性以上の力を受けてピンが倒れようとした場合、ピンはバネ押さえを押し、バネ押さえは側壁を通じて駆動子の内刃取付部側壁を内部より押圧して、ピンの倒れを低減し破損等を防ぐ。
【0054】
請求項7においては、バネ押さえの外れ止め方向と内刃の保持部外れ止め方向を異なる場所及び方向に設定したから、内刃の着脱に際して、もしくは着脱による磨耗でバネ押さえが外れてしまう等の防止する。
請求項8においては、外刃取付け時においては、内刃はピンに対して摺動及びピンとの嵌合点にて刃面が傾き可能で、外刃取外し時においては、傾き不可で一定に位置決めされるから、外刃取付け時は髭そり時のそり面との傾きのため外刃の傾きに追随し内刃が傾き可能で、外刃取外し時には内刃が固定され内刃のみの振動動作(例えば、内刃に付着した髭を掃除するとき、内刃着脱時)において不必要な動きがなくなり、磨耗及び振動及び振動等が低減できる。
【0055】
請求項9においては、バネ押さえの振動方向と垂直な面に押上げバネ外れ防止壁を設けるから、バネの不用意な力による脱落を防止する。
請求項10においては、内刃のピンと嵌合する部分の耐磨耗性能をピンの耐磨耗性能よりも低く設定したから、長時間の使用に対して、本体側のピンの磨耗を低減し、内刃嵌合部が磨耗してがたつき及び振動等が増加した場合は内刃交換によって対応できる。
【0056】
請求項11においては、内刃への駆動力伝達ポイントと内刃刃面揺動(傾き)ポイントを一致させたから、内刃への駆動力伝達ポイントから内刃刃面揺動ポイントへの部材及び揺動のための部材等が削減でき、内刃が軽く、結合、嵌合部のがたつきが低減できる。
請求項12においては、内刃本体中央に内刃への駆動力伝達ポイントへの誘い込みのテーパ状の筒を設けたから、着脱(特に着)がスムーズにおこなえ、また、着脱に際してピンによる内刃嵌合部の磨耗を低減できる。
【0057】
請求項13においては、該テーパ状の筒の下部にピンの径もしくはそれ以下の幅のスリットを内刃の振動(往復動)方向に設けたから、内刃の着脱(特に脱時)の際、内刃の取外し方向とは異なる方向に力を加えて取外そうとしたとき、ピンがテーパ状の筒内よりスリットを通って外部に逃げることによって、ピンが曲がったり、内刃が破損したりするのを防止する。
【0058】
請求項14においては、該テーパ状の筒の内刃への駆動力伝達ポイント付近にスリットを内刃の振動(往復動)方向と略垂直な方向に設けたから、内刃嵌合部が内刃が平行な場合はピン断面と同様の円形状で、内刃が傾いた場合はピンの傾け断面(略楕円)に沿った形状にスリットが開口して変形する。また、嵌合部が弾性変形するので、ピンと嵌合部を寸法で圧入ぎみにしてがた止めをおこなうこともできる。
【0060】
請求項15においては、内刃の下部に駆動子との位置合わせ及び誘い込みとなるリブを設けたから、内刃位置決めがおこなえ、着脱(特に着)がスムーズにおこなえる。
請求項16においては、内刃装着の際、最初に駆動子のピンと内刃の誘い込みテーパ部にて位置合わせ及び誘い込みがおこなわれ、次に内刃の下部が開口する箱状体の下部の誘い込みリブと駆動子の内刃取付部の上部において位置決め合わせ及び誘い込みがおこなわれるよう構成したから、ピンの嵌合と内刃位置決めが確実におこなえ、ピンによる内刃の破損や取付部の破損を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の横断面図である。
【図2】同上の縦断面図である。
【図3】同上の分解斜視図である。
【図4】同上の内刃を示し、(a)は正面図、(b)は底面図である。
【図5】同上の内刃を駆動子に連結し、通常の髭そり状態を示し、(a)は正断面図、(b)は側断面図、(c)は内刃を外した駆動子の正面図、(d)は平面図である。
【図6】同上の内刃を駆動子に連結し、内刃が下方に押下げられ、かつ、刃面が傾いた状態の正断面図ある。
【図7】同上の内刃を駆動子に連結し、かつ外刃を取外した状態の正断面図である。
【図8】駆動力伝達ポイントと刃面押上力との関係を示す説明図である。
【図9】従来例の駆動子の内刃の連結構造の説明図である。
【図10】別の従来例の駆動子と内刃の連結構造の説明図である。
【符号の説明】
1 駆動子
2 内刃
8 外刃
11 ピン

Claims (16)

  1. 内刃が、往復動をおこなう駆動子に着脱自在になされた往復式電気かみそりにおいて、駆動子に剛体のピンを一体に設け、ピンとは異なる位置において駆動子に内刃取付部を形成し、内刃に駆動子を挿入する開口を形成した箱状体を設け、箱状体の中央部にピンとの嵌合部を設け、箱状体の対向する両側壁に内刃取付部を取付ける突起を形成して成ることを特徴とする往復式電気かみそり。
  2. 内刃取付方向を内刃の振動(往復動)方向と略直角方向に配置したことを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
  3. ピンが内刃取付部より突出していることを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
  4. 押上げバネをピンの外周に配置したことを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
  5. ピンがバネ押さえ中央を貫通していることを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
  6. バネ押さえ側壁が駆動子と接しており、ピンの振動(往復動)方向の倒れを低減することを特徴とする請求項5記載の往復式電気かみそり。
  7. バネ押さえの外れ止め方向と内刃の保持部外れ止め方向(取付方向)を異なる場所及び方向に設定したことを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
  8. 外刃取付け時においては、内刃はピンに対して摺動及びピンとの嵌合点にて刃面が傾き可能で、外刃取外し時においては、傾き不可で一定に位置決めされることを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
  9. バネ押さえの振動方向と垂直な面に押上げバネの外れ防止壁を設けることを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
  10. 内刃のピンと嵌合する部分の耐磨耗性能をピンの耐磨耗性能よりも低く設定したことを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
  11. 内刃への駆動力伝達ポイントと内刃刃面揺動(傾き)ポイントを一致させたことを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
  12. 内刃本体中央に内刃への駆動力伝達ポイントへのピンの誘い込みのテーパ状の筒を設けたことを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
  13. 該テーパ状の筒の下部にピンの径もしくはそれ以下の幅のスリットを内刃の振動(往復動)方向に設けたことを特徴とする請求項12記載の往復式電気かみそり。
  14. 該テーパ状の内刃への駆動力伝達ポイント付近にスリットを内刃の振動(往復動)方向と垂直な方向に設けたことを特徴とする請求項12記載の往復式電気かみそり。
  15. 内刃の下部に駆動子との位置合わせ及び誘い込みとなるリブを設けたことを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
  16. 内刃装着の際、最初に駆動子のピンと内刃の誘い込みテーパ部にて位置合わせ及び誘い込みがおこなわれ、次に内刃の下部が開口する箱状体の下部の誘い込みリブと駆動子の内刃の取付部上部において位置合わせ及び誘い込みがおこなわれるように構成したことを特徴とする請求項12乃至請求項15のいずれかに記載の往復式電気かみそり。
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