JP3627933B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式を用いたプリンタや複写機等に代表される画像形成装置に関するものである。
電子写真方式を用いた画像形成装置は、高速で高画質印刷を行えるという特長を有しており、計算機やOA機器等の出力装置や複写機として一般に広く使用されている。
また、計算機用の出力装置として用いられる画像形成装置においては、従来、記録用紙として連続紙を用いるものが主流であったが、近年ではこの種の計算機用の出力装置においてもカット紙が用いられるようになってきており、併せて両面印刷のニーズも高まってきている。
更に、印刷に使用する用紙も、証書や手紙等に用いられる厚紙(連量100kg紙以上、厚さ約150μm以上)であったり、再生紙、OHPシート等と多様化している。一方、装置側にも小型化、高信頼化(用紙ジャムが少ない)等の要求が高まっている。
ところで、画像形成装置の転写方式には様々な方式が知られているが、上記のような要求を満たすためにはベルト転写方式が有効である。図6にベルト転写方式を用いた画像形成装置の一例を示す。
感光体1表面は帯電器2により均一に帯電された後、露光器3による光照射で潜像が形成される。潜像は現像機4で現像され、感光体1上にはトナー5による画像が形成される。
一方、図示しない給紙装置から給紙された用紙6は上部ローラ7a及び下部ローラ7bからなるレジストローラ対により搬送され、感光体1上に形成されたトナー像と同期をとって転写ベルト8上に送られ、転写ベルト8により感光体1に押し付けられる。
転写ベルト8裏面には転写器9によりトナー5と逆極性の電荷が供給されているので、感光体1上に形成されたトナー像は用紙6に転写される。用紙6が転写ベルト8から剥離する際には、トナーの舞い上がりを防止するためディスチャージャ12により用紙6裏面にトナーと逆極性の電荷が供給される。その後、用紙6は加熱ローラ11a及びバックアップローラ11bからなる定着機へ送られ、トナー像は用紙6に固着される。
転写を終えた感光体1はクリーニング装置13により残留トナーが除去される。なお、図において、10は転写ベルト8に付着したトナーや紙粉を除去するためのバイアスクリーナであり、トナー5と逆極性の電圧が印加された導電性ブラシローラ10a、導電性ブラシローラ10aよりも高電圧が印加された回収ローラ10b及びトナーや紙粉を回収ローラ10bから除去するブレード10cから構成される。
上記のようなベルト転写方式は、用紙を転写ベルトに吸着して定着部まで搬送するため感光体への用紙巻き付きによる用紙ジャムを少なくすることができるという利点を有している。また、用紙を転写ベルトによって感光体に押し付けるため、用紙先端まで印刷できるという利点を有している。更に、転写ベルトは用紙の吸着搬送機能をも有するため他の用紙搬送系を小型化できるという利点を有している。
ベルト転写方式は上記のような利点を有するものの、画像形成装置を印刷量の多い環境下で用いた場合は次のような問題点が生じる。なお、本発明において、トナーの帯電極性はプラス、マイナスを問わないが、以下の説明においてはトナーの帯電極性をマイナスとして説明する。
まず、第1の問題点は転写ベルト上におけるトナーフィルミングの発生である。現像剤の劣化等により感光体上に付着したカブリトナー(帯電量が少ないトナー、逆極性に帯電してしまったトナー、粒径が小さくなり過ぎたトナー等)は、感光体と転写ベルトとの間に用紙が介在しない状態の時に感光体1から転写ベルト8上に転移してしまう。転写ベルト8上に付着したトナーの内、一部のトナーには、上述のディスチャージャ12からのプラス電荷の影響を受け、極性がマイナスからプラスに反転してしまうものが現れる。
一方、導電性ブラシローラ10aには、転写ベルト8上に付着したマイナス極性のトナーを除去する目的で、プラスの電圧が印加されているため、極性がプラスに反転してしまったトナーについては回収できず、転写ベルト8上に残留トナー23として残されてしまう。
上記のような状態において、レジストローラ対により搬送された用紙6の裏面(転写ベルト8表面と接する側の面)がプラスに帯電していると、残留トナー23は用紙6裏面に付着できないため長期間に渡って転写ベルト8上に蓄積することになり、転写ベルト8上に残留トナー23によるフィルミング層24を形成してしまうことになる。転写ベルト8上にフィルミング層24が形成されると転写ベルト8の吸着性や転写性能が低下し、印刷画像の画質を著しく低下させてしまうという問題を招く。
次に、第2の問題点は転写工程でのトナーの飛び散りとそれに起因するオフセットの発生である。転写ベルト8に送られてくる用紙6の裏面が転写器9により供給する電荷と同極性(プラス)に帯電していると、実質的に転写ベルト8裏面に転写電荷(プラス)を供給したことになり、感光体1表面と用紙6間の電界が高くなり、用紙6が転写部に至る前に感光体1上のトナーが用紙6に飛翔するといった、いわゆる転写前トナー飛び散り(20a)が発生する。
また、転写部においては、転写器により供給する電荷と同極性(プラス)に帯電している用紙6の裏面に対し、転写器9により更にプラス電荷を供給することになるため、転写電荷(プラス)の供給が過剰となり、転写時のトナー飛び散りも発生しやすくなる。
更に、用紙6が感光体1から剥離する際には、剥離放電による転写後トナー飛び散り(20b)が発生する。このようにしてトナー飛び散りが発生すると、印刷画像の画質が低下し、更に、飛び散ったトナーが定着時に加熱ローラ11aに付着し、オフセットトナー21の原因にもなっていた。
これらのトナー飛び散りは、使用する用紙に依存し、用紙連量が100kg紙以上の厚紙であったり、OHPシート等、高抵抗のシートを用いた場合に顕著であり、また、環境的には高湿状態よりも低温低湿時に顕著であることが分かった。
ところで、上述した第1の問題点及び第2の問題点において主原因となる用紙裏面の帯電は、装置内で用紙を搬送する搬送ローラやレジストローラの摩擦帯電によって生じる。
図7にレジストローラ対を通過する用紙の帯電状態を示す。上部ローラ7aの材質としてカーボンファイバを含有したポリアセタール樹脂、下部ローラ7bの材質をネオプレンゴムとし、それぞれ両軸駆動で回転するものとする。
上部ローラ7a及び下部ローラ7bが回転すると、ネオプレンゴムは弾性体であるため両ローラ間で速度差が生じ、摩擦帯電が起きる。この摩擦帯電によって上部ローラ7aはマイナスに、下部ローラ7bはプラスに帯電する。ローラが抵抗体であると電荷のリークが少なく、ローラに電荷が蓄積される。
用紙6はレジストローラ対を通過する時に両ローラからそれぞれ電荷を受け取り、用紙6裏面はプラスに帯電する。特に、使用する用紙が厚紙であったり、低湿環境下では、用紙裏面は数百ボルト〜1キロボルトにまで帯電してしまう。なお、用紙と搬送ローラ或いはレジストローラとの摩擦によっても用紙の帯電は生じる。
また、第2の問題点として説明したトナー飛び散りは、用紙上に付着したトナー量、特に印刷画像が線画像の場合には付着トナーの高さと密接な関係があり、これらの値が大きいほど転写時及び転写前後での用紙上のトナーの飛び散り量が増加する。
また、定着時の加熱ローラ11aへのオフセットトナーの付着量も用紙上に付着したトナー量に依存する。また、用紙6が転写ベルト8から剥離する際には、用紙6上のトナーが舞い上がるという現象が生じるが、この舞い上がりトナー量も同一トナーの場合、用紙上に付着したトナー量に依存する。
図4(a)に用紙上に付着したトナー量Mと舞い上がりトナー量との関係を、図4(b)に用紙上に付着したトナー量Mとオフセットトナー量との関係を示す。なお、付着トナー量Mとは、A4サイズの用紙にL字パターンを印刷密度10%で印刷した場合における転写後の用紙に付着しているトナーの量を示している。付着トナー量Mが臨界値Ms(用紙の種類や用紙厚さ、環境条件によって異なるが、一般的に約70〜80mg)以上になると、舞い上がりトナー量やオフセットトナー量は急増する。
舞い上がりトナー量が多くなると、装置内を汚染したり、定着機の加熱ローラ11a及びバックアップローラ11bを汚染するという問題が生じる。なお、臨界値Msの値は印刷パターンの種類によって異なり、ベタ画像よりも線画像の方が小さい値となる。
本発明の目的は、転写ベルトへのフィルミング層の形成を抑止し、印刷画像の画質低下を防止することが可能な画像形成装置を提供することにある。また、転写時及びその前後に生じるトナーの飛び散りを抑制し、印刷画像の画質低下を防止することが可能な画像形成装置を提供することにある。更に、転写ベルトから用紙が剥離する際に生じるトナーの舞い上がりや定着機でのオフセットトナーの発生を防ぎ、装置内の汚染を防止することが可能な画像形成装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために本発明は、感光体と、該感光体と対向して設けられた転写ローラ又は転写ベルトと、該転写ローラ又は転写ベルト上に、感光体上に形成されたトナー像の帯電極性と逆の極性の電荷を発生させる電荷供給手段と、転写ローラ又は転写ベルトに対し転写材搬送方向上流側に設けられた一対の搬送ローラとを備え、感光体と転写ローラ又は転写ベルトとの間を通過する転写材にトナー像を転写し、転写材上にトナー像を形成する画像形成装置において、前記搬送ローラ対は、転写材搬送路に対し感光体を配置した側に設けられる上部ローラと、転写材搬送路に対し転写ローラ又は転写ベルトを配置した側に設けられる下部ローラとを有し、前記上部ローラを金属で構成して電気的に接地し、前記下部ローラを弾性体で構成するとともに、前記用紙搬送方向に対し前記上部及び下部ローラ対の下流側に、前記用紙裏面及び前記下部ローラの一方又は両方に接触する除電ブラシを設けたことに一つの特徴がある。
本発明によれば、転写ベルトへのフィルミング層の形成を抑止し、印刷画像の画質低下を防止することが可能な画像形成装置を提供することができる。また、転写時及びその前後に生じるトナーの飛び散りを抑制し、印刷画像の画質低下を防止することが可能な画像形成装置を提供することができる。更に、転写ベルトから用紙が剥離する際に生じるトナーの舞い上がりや定着機でのオフセットトナーの発生を防ぎ、装置内の汚染を防止することが可能な画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
(実施例1)
図1は本発明となる画像形成装置の実施例を示す構成図である。印刷プロセスは従来技術と同じであるので説明を省略する。なお、図において、従来技術と同じ部材には同じ符号を付している。
下部ローラ7bを金属で構成してローラ回転軸を接地し、上部ローラ7aをカーボンファイバを含有したポリアセタール樹脂で構成した。下部ローラ7bが接地されているので電荷はリークし、下部ローラ7bが帯電することはない。そして、一方のローラのみを駆動し、他方のローラを従動とすることにより両ローラ間の速度差をなくし、摩擦帯電を防止した。
この結果、下部ローラ7bと接する用紙裏面の帯電を防止することができ、転写ベルト8に付着したトナーは用紙裏面に付着し回収されると共に、転写部でのトナーの飛び散りが防止される。なお、上部ローラ7aのポリアセタール樹脂に添加するカーボンファイバの量を増やし、上部ローラ7aを導電化し接地すると、更に用紙帯電を防止することができる。
16は用紙6の厚さを検出する用紙厚さセンサを示し、通常、光透過型のものを用いる。なお、用紙の重送検出センサを用紙厚さセンサとして兼用することもできる。用紙厚さセンサ16により検出された情報は制御回路15へ送られる。制御回路15は用紙厚さセンサ16からの情報に基づき、露光器3(レーザ、LED等)の駆動電源22や現像機4の操作回路14(現像バイアス電源、モータ駆動回路)に制御信号を送り、露光強度、現像バイアス電圧或いは現像ローラ周速を制御する。
図5に用紙上の付着トナー量Mと現像バイアス電圧VBの関係を示す。なお、付着トナー量Mは先に述べた説明と同一の定義であり、付着トナー量の臨界値MSは80mgであり、転写電流は一定とした。
図5(a)は周速比K(現像ローラと感光体の回転速度の比)を一定とし、使用する用紙を連量135kg紙、連量55kg紙と変化させた場合である。135kg紙、55kg紙のいずれも現像バイアス電圧VBが大きくなるにつれて付着トナー量Mは増加するが、用紙の厚さが厚い135kg紙の方が付着トナー量Mは多い。用紙上の付着トナー量Mは現像ローラによって感光体上に現像された現像トナー量Mgと感光体から用紙への転写効率ηの積(Mg×η)によって決定するが、ベルト転写方式やローラ転写方式の場合、用紙を感光体に押し付ける働きがあるため、用紙の厚さが厚い方が転写効率が高い。
従って、転写電流が一定の場合、用紙の厚さが厚い方が付着トナー量Mは多くなる。現像バイアスVBが400Vの時55kg紙の付着トナー量Mは臨界値MS以下となるのに対し、135kg紙の付着トナー量Mは臨界値MS以上となってしまう。従って、135kg紙を使用する場合は現像バイアス電圧VBを300Vに低下させると現像トナー量Mgが低下し、付着トナー量Mを臨界値MS以下にすることができる。
図5(b)は使用する用紙を連量135kg紙と一定とし、周速比をK、0.8Kと変化させた場合である。周速比をKから0.8Kに20%低下させると、現像トナー量Mgが減少し、用紙上の付着トナー量Mも少なくなる。なお、周速比の低減は、印刷画像の後端欠け防止にも効果がある。
従って、使用する用紙の厚さを用紙厚さセンサ16により検出し、厚さが所定値(例えば連量135kg紙)以上の場合は、現像バイアス電圧を400Vから300Vに下げるか、周速比を20%下げる、或いは現像バイアス電圧及び周速比の両方を低下させることにより、現像トナー量を減少させ用紙上の付着トナー量を低減させることができる。
また、露光器3の露光強度を下げることにより露光部での感光体のコントラスト電位を小さくしても現像トナー量を減少させることができる。
以上説明したように、厚紙印刷時には感光体の現像トナー量を減少させるので、転写条件を変えることなく用紙上の付着トナー量を低減することができ、転写部でのトナー飛び散りや用紙剥離時のトナーの舞い上がりが防止される。
(実施例2)
2つの材質を接触させると、その材質の仕事関数の小さい方がプラスに帯電し、大きい方がマイナスに帯電するという性質を持つ。従って、本発明となる画像形成装置のレジストローラの材質を適当に選択することにより、レジストローラの電荷、ひいては用紙裏面の電荷を調整することができる。
上部ローラ7a及び下部ローラ7bを同じ材質で構成すると、仕事関数が同じであるため帯電が起きず、下部ローラ7bの帯電量をほぼ零にすることができる。この結果、レジストローラ通過時の用紙裏面の帯電を防止することができ、転写ベルト8に付着したトナーは用紙裏面に付着し回収される。
例えば、上部ローラ7a及び下部ローラ7bの両方をネオプレンゴム(仕事関数:約4.9eV)で構成したり、両方をSUS304(仕事関数:約4.5eV)やアルミ(仕事関数:約4.0eV)等の同種の金属で構成すればよい。但し、両方のローラを同種の金属で構成する場合は、用紙の搬送性に問題があるためローラ表面に溝を設けたり粗面処理するなどの配慮が必要である。
(実施例3)
転写器9により供給する電荷の極性がプラスの場合、転写ベルト8に付着しなおかつバイアスクリーナ10によっても回収されないトナーは、プラスの電荷を持っている。このような場合は、下部ローラ7bの材質の仕事関数が上部ローラ7aの材質の仕事関数よりも大きくなるように材質を選択すればよい。
仕事関数は下部ローラ7bの方が大きいため下部ローラ7bはマイナスに帯電し、それに伴い用紙裏面もマイナスに帯電するので、転写ベルト8上に残留したプラス電荷を有するトナーは用紙裏面に付着し回収される。
例えば、上部ローラ7aをネオプレンゴムで構成し、下部ローラ7bをカーボンファイバを含有したポリアセタール樹脂(仕事関数:5.0eV)で構成したり、或いは上部ローラ7aを金属で構成し、下部ローラ7bをネオプレンゴムで構成すればよい。
(実施例4)
また、上記実施例とは反対に、転写器9により供給する電荷の極性がマイナスの場合は、転写ベルト8に付着しなおかつバイアスクリーナ10によっても回収されないトナーは、マイナスの電荷を持つことになるので、このような場合は、下部ローラ7bの材質の仕事関数が上部ローラ7aの材質の仕事関数よりも小さくなるように材質を選択すればよい。
仕事関数は下部ローラ7bの方が小さいため下部ローラ7bはプラスに帯電し、それに伴い用紙裏面もプラスに帯電するので、転写ベルト8上に残留したマイナス電荷を有するトナーは用紙裏面に付着し回収される。
例えば、上部ローラ7aをカーボンファイバを含有したポリアセタール樹脂で構成し、下部ローラ7bをネオプレンゴムで構成したり、或いは上部ローラ7aをネオプレンゴムで構成し、下部ローラ7bを金属で構成すればよい。
(実施例5)
図2は本発明となる画像形成装置のレジストローラ部分の他の実施例を示す構成図である。
上部ローラ7aを金属で構成して電気的に接地し、下部ローラ7bをネオプレンゴムで構成した。17は両ローラのニップ部に対し下部ローラ7b側で、且つ用紙搬送方向に対しレジストローラ対の下流側に設けられた除電ブラシであり、導電性繊維或いは金属ブラシから構成されている。
ブラシの先端は用紙6裏面、下部ローラ7b或いは用紙6裏面と下部ローラ7bの両方に接触しており、下部ローラ7bや用紙の帯電電荷を除去する。
この結果、用紙裏面の帯電を防止することができる。なお、下部ローラ7bの材質としては、カーボンファイバを含有したポリアセタール樹脂等のプラスチックも使用することができる。
(実施例6)
図3は本発明となる画像形成装置のレジストローラ部分の他の実施例を示す構成図である。
上部ローラ7aを金属で構成して電気的に接地し、下部ローラ7bをネオプレンゴムで構成した。18は両ローラのニップ部に対し下部ローラ7b側で、且つ用紙搬送方向に対しレジストローラ対の下流側に設けられたコロナ帯電器であり、上部ローラ7aが対向電極として働きコロナワイヤにより放電を生じさせる。
図3(a)はコロナ帯電器18の電源19としてAC電源を用いる場合であり、用紙裏面の帯電電荷を除去する。図3(b)はコロナ帯電器18の電源19としてDCバイアスを有するAC電源を用いる場合であり、用紙6裏面に転写器9により供給する電荷と逆極性の電荷を付与する。
この結果、用紙の裏面が、転写ベルト8上に残留したトナーと同極性の電荷によって帯電されるのを防止することができる。
なお、上記の説明においては、ベルト転写方式を用いた画像形成装置に基づき説明したが、転写ベルトに代えて転写ローラを用いたローラ転写方式を用いた画像形成装置において本発明を適用した場合にも同等の作用効果が得られる。
本発明の画像形成装置の一実施例を示す構成図である。 本発明に用いるレジストローラの他の実施例を示す構成図である。 本発明に用いるレジストローラの他の実施例を示す構成図である。 舞い上がりトナー量、オフセットトナー量及び用紙上の付着トナー量の関係を示す説明図である。 用紙上の付着トナー量と現像バイアス電圧の関係を示す説明図である。 従来技術による画像形成装置を示す構成図である。 レジストローラ対を通過する用紙の帯電状態を示す説明図である。
符号の説明
1は感光体、3は露光器、4は現像機、5はトナー、6は用紙、7a,7bはレジストローラ、8は転写ベルト、9は転写器、10はバイアスクリーナ、11a,11bは定着機、15は制御回路、16は用紙厚さセンサ、17は除電ブラシ、18はコロナ帯電器である。

Claims (1)

  1. 感光体と、該感光体と対向して設けられた転写ローラ又は転写ベルトと、該転写ローラ又は転写ベルト上に、感光体上に形成されたトナー像の帯電極性と逆の極性の電荷を発生させる電荷供給手段と、転写ローラ又は転写ベルトに対し転写材搬送方向上流側に設けられた一対の搬送ローラとを備え、感光体と転写ローラ又は転写ベルトとの間を通過する転写材にトナー像を転写し、転写材上にトナー像を形成する画像形成装置において、
    前記搬送ローラ対は、転写材搬送路に対し感光体を配置した側に設けられる上部ローラと、転写材搬送路に対し転写ローラ又は転写ベルトを配置した側に設けられる下部ローラとを有し、前記上部ローラを金属で構成して電気的に接地し、前記下部ローラを弾性体で構成するとともに、
    前記用紙搬送方向に対し前記上部及び下部ローラ対の下流側に、前記用紙裏面及び前記下部ローラの一方又は両方に接触する除電ブラシを設けたことを特徴とする画像形成装置。
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