JP2002091182A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002091182A
JP2002091182A JP2000285096A JP2000285096A JP2002091182A JP 2002091182 A JP2002091182 A JP 2002091182A JP 2000285096 A JP2000285096 A JP 2000285096A JP 2000285096 A JP2000285096 A JP 2000285096A JP 2002091182 A JP2002091182 A JP 2002091182A
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JP2000285096A
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Hiroshi Ishii
宏 石井
Toshihiro Sugiyama
敏弘 杉山
Hiroshi Saito
洋 斉藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写ベルト分離後の転写材帯電に伴う搬送ガ
イドでのトナー像の乱れに対して、様々な条件により変
化する転写材の帯電状態に応じて、より最適な転写材の
除電条件によりトナー像の乱れを防止する画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 静電潜像が形成される感光体14と、感
光体14上の静電潜像を現像してトナー像を形成する現
像装置16と、感光体14上のトナー像を転写材Pに転
写する転写ベルト22とを有する画像形成装置1におい
て、転写ベルト22は、ガイド面が、表面の電気抵抗1
10Ω□以上の材料により構成され、ガイド板105
の上流、下流、ガイド板105に設けられた開口部の少
なくともいずれか一つが、除電部材113を有し、かつ
除電部材115への印加電圧は、転写材Pの先端又は
後端を、先端又は後端以外の除電よりも、印加する電圧
を低くする画像形成装置1とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式のプ
リンター、FAX、複写機 等の画像形成装置に関す
る、更に詳細には、転写材搬送時の画像品質を向上させ
る転写搬送ベルトを備える画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の小型化、または、
転写材の搬送安定性から転写ベルトを採用することがあ
る。この転写ベルトは、感光体上のトナー像を中間転写
体としての転写ベルトを介して転写材に転写することで
画像を形成する。この種の画像形成装置では、中間転写
ベルトへの転写方法として、例えば、転写ベルトに転写
バイアスが間接的に印加される間接バイアス印加方式が
知られている。この方式では、転写領域である感光体と
転写ベルトとの接触ニップ部にベルト転写用バイアスロ
ーラが設けられ、このベルト転写用バイアスローラに転
写バイアスが印加されることにより、感光体から中間転
写ベルトへの一次転写が行われる。しかし、感光体から
転写ベルトへの一次転写の際に転写が乱れる場合があ
る。これは、転写の際に、感光体上に形成されたトナー
像がその周辺に散らばったりしてしまい、画像がぼけて
しまい画像のシャープさを損なわれる。
【0003】この転写の乱れを防止するために、例え
ば、特開平5−333704号公報には、転写材が転写
搬送ベルトから剥離する部分である駆動ローラを、静電
容量負荷を有する接地回路を介して接地し、更に剥離直
後に転写材の接触除電部材を設けることで、転写材が剥
離する際に生じる放電を防止し、転写材において劣化の
ない正常な画像が得られる画像形成装置が提案されてい
る。しかし、これだけでは、転写材の帯電を0Vにする
ことはできず、さらに転写ベルトと隣接する位置に除電
部材を設けることが提案されているが、詳細な除電方法
について述べられていない。上記提案は、転写ベルトか
ら分離した際の転写材の帯電を低減する手段であり、よ
り原因系に近い対応手段であるが、逆にこの種の手段で
転写ベルト分離後の転写材帯電に伴う不具合を完全に無
くすことも難しい。
【0004】とくに、転写ベルトから分離した転写材
は、帯電した状態で、搬送ガイドへと進入することにな
るため、電界の乱れにより、転写材上のトナー像の乱れ
が発生しやすい。このようなトナー像の乱れを防止する
ためには、搬送経路に、除電部材を設け、積極的に転写
材を除電してやることが有効であるが、転写材の先端、
後端に関しては、除電部材からの放電が転写材の画像面
側に回り込み、異常放電が発生し、トナー像の乱れが発
生しやすい。これを回避するために、除電の強さを落と
すと、今度は、転写材の先端/後端以外は、除電不足に
陥ってしまう場合があり、この場合の除電不足がトナー
像の乱れの原因となる。
【0005】また、転写材の帯電状態は、転写ベルトの
転写部で印加される転写電圧に大きく影響を受ける。一
般的に、転写部で印加される定電流制御の転写電圧は、
A4サイズを縦通紙した場合、転写ベルトと感光体が直
接接触する面積が増加し、その結果、A4サイズを横通
紙をした場合よりも、印加される転写電圧が低くなる。
このように通紙する転写材の横幅により、印加される転
写電圧が異なり、結果として、転写材の帯電状態が異な
り、最適な除電条件も違ってくる。
【0006】さらに、トナー像の乱れを防止するために
は、搬送経路に、除電部材を設け、積極的に転写材を除
電してやることが有効であるが、一度定着器を通過し、
含水分が極端に低下した裏面時の転写材は、乾燥してい
ることで電気抵抗値が上がり、より帯電しやすい状態と
なるため、片面通紙(表面)時と両面通紙(裏面)時
で、転写材の帯電状態が異なり、その結果、最適な除電
条件も違ってくる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では、
転写ベルト分離後の転写材帯電に伴う搬送ガイドでのト
ナー像の乱れに対して、様々な条件により変化する転写
材の帯電状態に応じて、より最適な転写材の除電条件に
よりトナー像の乱れを防止する画像形成装置を提供する
ことを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、 静電潜像が形成される
感光体と、 感光体上の静電潜像を現像してトナー像を
形成する現像装置と、感光体上のトナー像を転写材に転
写する転写ベルトと を有する画像形成装置において、
転写ベルトは、 ガイド面が、表面の電気抵抗10
10Ω□以上の材料により構成され、ガイド板の上流、
下流、ガイド板に設けられた開口部の少なくともいずれ
か一つが、除電部材を有し、かつ 除電部材への印加電
圧は、 転写材の先端又は後端を、先端又は後端以外の
除電よりも、印加する電圧を低くする 画像形成装置と
する。請求項2に記載の発明は、 静電潜像が形成され
る感光体と、 感光体上の静電潜像を現像してトナー像
を形成する現像装置と、 感光体上のトナー像を転写材
に転写する転写ベルトと を有する画像形成装置におい
て、 転写ベルトは、ガイド面が、表面の電気抵抗10
10Ω□以上の材料により構成され、 ガイド板の上
流、下流、ガイド板に設けられた開口部の少なくともい
ずれか一つが、除電部材を有し、かつ 除電部材への印
加電圧は、 転写材の通紙方向に対して横幅のサイズを
もとに、定電流制御が行われる 画像形成装置とする。
請求項3に記載の発明は、 静電潜像が形成される感光
体と、 感光体上の静電潜像を現像してトナー像を形成
する現像装置と、 感光体上のトナー像を転写材に転写
する転写ベルトと を有する画像形成装置において、
転写ベルトは、ガイド面が、表面の電気抵抗1010Ω
□以上の材料により構成され、 ガイド板の上流、下
流、ガイド板に設けられた開口部の少なくともいずれか
一つが、除電部材を有し、かつ除電部材への印加電圧
は、転写材の通過面により除電部材への印加電圧を決定
する画像形成装置とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態で
ある画像形成装置をその正面側から示した概略断面図で
ある。ここに示した画像形成装置は原稿読み取り、その
原稿画像に基づいて電子写真方式による画像形成を行う
複写機能とプリンタの機能を有しているが、さらにファ
クシミリとしての機能を追加することもできる。
【0010】図1に示すように、画像形成装置本体1の
上部に固設されたコンタクトガラス2上に図示していな
い原稿が置かれ、この原稿は図1の右方へ移動する光源
3によって照明され、その反射光像は、光源3と共に右
方に移動する第1ミラー4に反射し、次いで、光源3の
1/2の速さで右方に移動する第2及び第3ミラー、
5、6で反射した後、読み取り装置7に入射する。読み
取り装置7は、原稿からの反射光像を読み取るための例
えばCCDよりなる図示していないイメージセンサと、
このセンサに光像を結像する同じく図示していない結像
レンズを有している。図1に示した露光装置8は図示し
ていないレーザ光源から出射するレーザ光を反射する回
転多面鏡9、fθレンズなどからなる走査結像用のレン
ズ系10を通ったレーザ光Lを反射するミラー11、1
2、13を有し、そのレーザ光Lが感光体14上に結像
される。レーザ光は読み取り装置7で読み取られた画像
信号に対応して、光変調されており、かかるレーザ光L
を照射された感光体14の表面には、画像原稿に対応す
る静電潜像が形成される。
【0011】静電潜像は、これが現像装置16を通ると
き、トナー像として可視像化される。図1に示した現像
装置16は、現像剤Dを収容した現像剤ケース18とそ
の内部で回転可能に支持された現像ローラ17を有し、
回転駆動される現像ローラ17の周面に現像剤が担持さ
れて搬送され、かかる搬送現像剤によって、感光体14
に形成された静電潜像がトナー像として可視像化され
る。本例の現像装置16では、現像剤Dとしては、トナ
ーとキャリアを有する粉体状の2成分現像剤が用いられ
ている、キャリアを含まない1成分現像剤を用いること
もできる。また現像剤ケース18には、トナー補給容器
18Aが付設され、ここにトナーTが収容され、現像剤
ケース18内の現像剤Dのトナー濃度が低下したとき
に、トナー補給ローラ19が回転して、トナー補給容器
18A内のトナーTが現像剤ケース18内の現像剤中に
補給される。
【0012】一方、複数の給紙カセット20、20A、
20Bのいずれかのカセットから転写材の一例である転
写材Pが矢印A方向に給送され、その転写材Pがレジス
トローラ対21によって、感光体14のトナー像に整合
するタイミングで感光体14と転写ベルト22との間の
転写位置Sに給送される。電気的に中抵抗である10
10Ω□以上の材料より形成された無端状の転写ベルト
22は駆動ローラ23と従動ローラ24とに巻き掛けら
れて矢印B方向に駆動され、転写位置Sにおいて感光体
14の表面に当接している。レジストローラ対21によ
って送り出された転写材Pは、この転写ベルト22に担
持されて搬送されつつ、転写ベルト22と感光体14の
間の転写位置Sを通過する。このとき、転写ベルト22
の裏面側に配置された転写バイアスローラ25には、感
光体14上のトナーの帯電特性と逆特性の電圧が印可さ
れ、感光体上14上のトナー像が転写材Pの表面に静電
転写される。トナー像を転写された転写材Pは引き続き
転写ベルト22に担持されて搬送され、転写ベルト22
を離れたあと、ガイド部材を通過したあと、定着装置3
0を通り、このとき熱と圧力の作用でトナー像が転写材
P上に定着される。次いで、この転写材Pは排紙ローラ
対31によってコピー紙として排紙トレイ32に排出さ
れる。
【0013】トナー像転写後の感光体表面には転写材P
に転写されなかった転写残トナーが付着しており、かか
る転写残トナーは、担持体用クリーニング装置33によ
って除去され、感光体表面が清掃される。清掃後の感光
体表面はランプより成る除電装置37により除電作用を
受けて初期化され、さらに帯電装置15により、感光体
14は一様に帯電され、引き続き、前述の動作が実行さ
れ、次の転写上にトナー像が転写される。担持体用クリ
ーニング装置33はクリーニングブレード34より成る
クリーニング部材とクリーニングケース35と、そのク
リーニングケース35の底部に配置されたトナー排出部
材36とを有している。クリーニングブレード34はゴ
ムなどの弾性体よりなり、感光体14の軸方向における
画像領域、すなわち転写残トナーが付着する領域の全体
に亘って感光体14に対して並行に延び、その基端部は
クリーニングケース35に固定され、これと反対側の先
端エッジ部が感光体14の表面に圧接し、その表面に付
着した転写残トナーを掻き取り除去する。転写装置は転
写ベルト22を巻き掛けた駆動ローラ23と従動ローラ
24と転写バイアスローラ25が、ケース27に回転自
在に支持されている。転写ベルト22の表面にも、感光
体14上の多少の地汚れトナーが移行して付着してお
り、これを放置すると、そのトナーが転写ベルト22に
送り込まれた転写材Pの裏面に付着し、その転写材をト
ナーで汚すことになるため、転写ベルト22の表面に付
着したトナーはベルト用クリーニング装置26によって
除去される。ベルト用クリーニング装置26は、転写ベ
ルト22に直接カウンター方向で当接されるクリーニン
グブレード40により、転写ベルト22上にトナーはク
リーニングされる。
【0014】以上のように、本発明の画像形成装置は、
回転駆動される感光体14より成る像担持体と、この像
担持体の表面にトナー像を形成する現像装置16と、像
担持体表面のトナー像を転写される転写材Pより成る転
写材を搬送する転写ベルト22と、転写材にトナー像を
転写した後の像担持体表面を制そうする担持体用クリー
ニング装置33と、転写ベルト22の表面に付着したト
ナーを転写ベルト表面から除去して転写ベルト表面を清
掃するベルト用クリーニング装置26を有している。
【0015】(第1の実施形態)図2は、本発明の一実
施形態である画像形成装置の転写ベルト周辺の構成をを
その正面側から示した概略断面図である。図3は、ガイ
ド板の構成を示す概略図である。 図4は、転写材がガ
イド板を通過している状態を示す構成図である。図5
は、図4の状態を上面より示す構成図である。転写ベル
ト101は、ゴム系の材質を基材とし、表面層は、電気
的に中抵抗の特性もち、金属の駆動ローラ102及び従
動ローラ103により保持され、ケース104にセット
されている。転写材Pが転写部Sを通過する際に高圧電
源107より、バイアスローラ108に対して、トナー
帯電極性と逆極性の電界が印可される。これにより、バ
イアスローラ108も電流aが流れ、この電流aは、転
写ベルト101を介して、駆動ローラ102に電流b、
従動ローラ103に電流c、さらに転写材Pを介して、
感光体100に電流d流れる。転写工程を安定して行う
ためには、転写電界を常に安定して維持する必要があ
る。このため、バイアスローラの印加される電圧は、感
光体100に流れる電流dがあらかじめ定められて値に
なるように制御されている。実際には、感光体100に
は帯電工程などがあるため、電流dを直接検知するこが
困難であるため、高圧電源107内にある電流検知抵抗
109を用いて、電流eを、d=a−(b+c)=eに
より検知することにより制御が行われる。
【0016】このように転写電圧を制御することによ
り、転写ベルト101や転写材Pの電気抵抗のバラツキ
や環境による変動を吸収することができる。転写ベルト
101は感光体100と転写材Pの領域外(幅)、紙
間、で直接接触するため、感光体100上の地汚れトナ
ーが付着する。この転写ベルト101に付着した地汚れ
トナーを除去しないと、以降の転写材Pの通過時に転写
材Pの裏面が汚れてしまう。そのために、転写ベルト1
01には、クリーニング部材106が当接されている。
このクリーニング部材106は、カウンターブレード方
式によるクリーニング方式を用いている。このクリーニ
ング部材106でかき落とされたトナーは、ケース10
4の一部によって構成されるクリーニングケース104
Aの底部に配置されたトナー排出スクリュー111で排
出される。転写ベル101により転写/搬送された転写
材Pは駆動ローラ102の位置で、駆動ローラ102曲
率分離により、転写ベル101より分離される。この
際、転写材Pは帯電し、次の搬送経路であるガイド板1
05へと進む。ガイド板105には、帯電した転写材P
を除電するための除電部材が配置され、除電部材は、除
電電圧を供給する高圧電源110が接続され、所定の電
圧が印加される。
【0017】ガイド板105は、図3に示すように、板
金のベース112の上に、除電部材113が配置され、
さらに、板金114のの転写材の通過面側に電気的に絶
縁性のPETフィルム115が貼りつけられたガイド部
116が配置されネジ117により、固定されている。
除電部材113は、厚さ0.1mmの薄板の金属材料か
らなり、除電する部分は、するどい先端形状をもつ、針
状電極になっている。転写材Pは、図4に示すように、
転写ベルト101を分離したあと、ガイド板105、定
着ガイド板118に案内され、定着ローラ119へと導
かれる。ガイド板105と定着ガイド板118により、
転写材Pの姿勢が安定し、ガイド板105にある除電部
材113より、転写材Pの除電が行われる。転写材Pは
帯電した状態のまま、ガイド板105に接触するが、ガ
イド板105のガイド面は、絶縁性のPETフィルム1
15を用いているため、接触放電によるトナー像の散り
が発生しないようになっている。図5は、この状態を上
面より見た状態を示している。
【0018】図6は、除電部材に印加される除電電圧の
制御を示すブロック図である。図7は、除電電圧を制御
するためのテーブルである。図8は、制御をする場合の
除電部材位置での除電電圧を印加するタイミングを示す
チャート図である。除電部材113への除電電圧印加
は、高圧電源105より行われるが、その出力レベルは
画像形成装置本体にある制御部より、図6に示すよう
に、出力制御信号が送られることにより決定される。画
像形成装置本体の制御部より送られ出力制御信号は、図
7に示すように、あらかじめ定められている出力制御テ
ーブルにより、転写部材を通過する際の転写材位置(先
端、中、後端、)で、図8に示すように、個別に出力値
が決定される。
【0019】(第2の実施形態)図9は、除電電圧を制
御するためのテーブルである。除電部材113への除電
電圧印加は、高圧電源105より行われるが、その出力
レベルは画像形成装置本体にある制御部より、図6に示
すように、出力制御信号が送られることにより決定され
る。画像形成装置本体の制御部より送られ出力制御信号
は、図9に示すように、あらかじめ定められている出力
制御テーブルにより、転写材の通紙方向に対して横幅の
サイズをもとに、個別に出力値が決定される。
【0020】(第3の実施形態)図10は、除電電圧を
制御するためのテーブルである。図11は、制御をする
場合の除電部材位置での除電電圧を印加するタイミング
を示すチャート図である。除電部材113への除電電圧
印加は、高圧電源105より行われるが、その出力レベ
ルは画像形成装置本体にある制御部より、図6に示すよ
うに、出力制御信号が送られることにり決定される。画
像形成装置本体の制御部より送られ出力制御信号は、図
10に示すように、あらかじめ定められている片面通紙
(表面)時と両面通紙(裏面)時の出力制御テーブルに
より、図11に示すように、個別に出力値が決定され
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
画像形成装置では、最適な除電条件が異なる転写材の先
端、後端、それ以外の範囲、において、個別に除電条件
を設定することにより、トナー像の乱れを防止できる。
請求項2に記載の画像形成装置では、転写材の横幅によ
り、印加される転写電圧が異なり、転写材の帯電状態が
異なるが、転写材の横幅により、除電部材に印加する電
圧を決定し、除電条件を最適化することにより、トナー
像の乱れを防止できる。請求項3に記載の画像形成装置
では、転写材の帯電状態が異なる片面通紙(表面)時と
両面通紙(裏面)時で、除電部材に印加する電圧をか
え、最適な除電条件を得ることによりトナー像に乱れを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である画像形成装置をその
正面側から示した概略断面図である。
【図2】本発明の一実施形態である画像形成装置の転写
ベルト周辺の構成ををその正面側から示した概略断面図
である。
【図3】ガイド板の構成を示す概略図である。
【図4】転写材がガイド板を通過している状態を示す構
成図である。
【図5】図4の状態を上面より示す構成図である。
【図6】除電部材に印加される除電電圧の制御を示すブ
ロック図である。
【図7】除電電圧を制御するためのテーブルである。
【図8】制御をする場合の除電部材位置での除電電圧を
印加するタイミングを示すチャート図である。
【図9】除電電圧を制御するためのテーブルである。
【図10】除電電圧を制御するためのテーブルである。
【図11】制御をする場合の除電部材位置での除電電圧
を印加するタイミングを示すチャート図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 コンタクトガラス 3 光源 4 第1ミラー 5 第2ミラー 6 第3ミラー 7 読み取り装置 8 露光装置 9 回転多面鏡 10 レンズ系 11、12、13 ミラー 14、100 感光体 16 現像装置 17 現像ローラ 18 現像剤ケース 18A トナー補給容器 20 給紙カセット 20A、20B 給紙カセット 21 レジストローラ対 22、101 転写ベルト 23 駆動ローラ 24 従動ローラ 25 転写バイアスローラ 26 ベルト用クリーニング装置 27 ケース 30 定着装置 31 排紙ローラ対 32 排紙トレイ 33 クリーニング装置 34 クリーニングブレード 35 クリーニングケース 36 トナー排出部材 37 除電装置 40 ベルト用クリーニングブレード 102 駆動ローラ 103 従動ローラ 104 ケース 105 ガイド板 106 クリーニング部材 107 高圧電源 108 バイアスローラ 109 電流検知抵抗 110 高圧電源 112 ベース 113 除電部材 114 板金 115 PETフィルム 116 ガイド部 117 ネジ 118 定着ガイド板 119 定着ローラ a、b、c、d、e 電流 D 現像剤 P 転写材 T トナー S 転写位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像が形成される感光体と、 感光体上の静電潜像を現像してトナー像を形成する現像
    装置と、 感光体上のトナー像を転写材に転写する転写ベルトと
    を有する画像形成装置において、 転写ベルトは、 ガイド面が、表面の電気抵抗1010Ω□以上の材料に
    より構成され、 ガイド板の上流、下流、ガイド板に設けられた開口部の
    少なくともいずれか一つが、 除電部材を有し、かつ除電部材への印加電圧は、 転写材の先端又は後端を、先端又は後端以外の除電より
    も、印加する電圧を低くすることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 静電潜像が形成される感光体と、 感光体上の静電潜像を現像してトナー像を形成する現像
    装置と、 感光体上のトナー像を転写材に転写する転写ベルトと
    を有する画像形成装置において、 転写ベルトは、 ガイド面が、表面の電気抵抗1010Ω□以上の材料に
    より構成され、 ガイド板の上流、下流、ガイド板に設けられた開口部の
    少なくともいずれか一つが、 除電部材を有し、かつ除電部材への印加電圧は、 転写材の通紙方向に対して横幅のサイズをもとに、定電
    流制御が行われることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 静電潜像が形成される感光体と、 感光体上の静電潜像を現像してトナー像を形成する現像
    装置と、 感光体上のトナー像を転写材に転写する転写ベルトと
    を有する画像形成装置において、 転写ベルトは、 ガイド面が、表面の電気抵抗1010Ω□以上の材料に
    より構成され、 ガイド板の上流、下流、ガイド板に設けられた開口部の
    少なくともいずれか一つが、 除電部材を有し、かつ除電部材への印加電圧は、転写材
    の通過面により除電部材への印加電圧を決定することを
    特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007322614A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2010066410A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US9141065B2 (en) 2012-03-14 2015-09-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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