JP3627849B2 - 電磁波遮蔽用塗料 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,有害電磁波を遮蔽させ得る電磁波遮蔽用塗料に係り,特に塗料に伝導性高分子物質を混合して電磁波に対する自体抵抗性を有するようにした電磁波遮蔽用塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年,電子技術の進歩により生活全般に亘って使用される電子機器の性能も日増しに向上し,各種機器の小型軽量化が進んで機器のケースが軽く携帯し安いプラスチックに転換されてきている。しかしながら,かかるプラスチックは軽く丈夫で成型性に優れているが,電気的に不導体であるので用いるのに多くの制約がある。
【0003】
大きな問題のうちの一つは電磁波による問題である。外観が非常に秀麗で使用し易くても,電磁波に対応できない場合は各種電磁波による誤作動のおそれがあり,使用することができない。
【0004】
かかる制約を克服するための方法として各種電磁波遮蔽方法が知られている。電磁波を遮蔽する方法には,メッキ,伝導性塗料,真空蒸着,伝導性ポリマーなどを用いるなど各種ある。そのうち,メッキによる方法が一番広く用いられているが,これは他の方法がいろいろな面からメッキ方法に比べて余り利点がなかったためである。
【0005】
実際の例として,伝導性塗料は電磁波の遮蔽効果が低下する短所があり,真空蒸着の場合は設備費用が高く,伝導性ポリマーは材料に制限があるなど今まで解けない課題が多く残っていた。従って,今まではメッキによる方法が一番広く用いられている。しかしかかるメッキによる電磁波遮蔽方法においてもメッキ材料の費用が高いという問題があった。
【0006】
なお,電磁波の一般的な理論と短所に対して説明すると次のようである。
まず,電磁波とは電荷の強さによって形成される電界と,電荷の移動によって形成される磁界が同じ位相で時間と共に変化しながら進行する波動を称する。電界は全ての電導性の物体によって遮蔽されるが,磁界は全ての物体を透過する強い透過性がある。特に磁界は電界に比べて人体にもっと危険な影響があることが知られている。
【0007】
かかる電磁波は人間生活に必要とされる家電製品,無線通信システム,制御システム,電力システム,高周波機器,照明機器などの電気,電子製品及び電力線などから発生する。特に最近にはコンピューターを始めとしてデジタルシステムから発生する電磁波雑音が一番深刻な人工雑音の発生原因になっている。
【0008】
また,電磁波は生体組織に対して程度の差はあるものの,様々な機能障害を起こすことが知られており,このような電磁波による弊害から人体を保護するための研究活動が活発に進められている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は,このような問題点に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,各種電子機器に塗布することによって広帯域周波数の電磁波を効果的に遮蔽することはもちろん,電磁波公害から人体を保護できるようにした電磁波遮蔽用塗料を提供することである。
また,帯電防止の効果のある塗料を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の電磁波遮蔽用塗料は、
アニリンを硫酸およびギ酸を混合した酸溶液に溶かす工程(a)と、
前記酸溶液に酸化剤を添加して、アニリンを反応させる工程(b)と、
前記工程(b)で得られた反応生成物を濾過する工程(c)と、
前記反応生成物を濾過して得られた濾過液にアニリンを添加せず、硫酸とギ酸と酸化剤との混合溶液に溶解し、アニリンを反応させて得られた反応生成物を濾過する工程(d)と、
前記工程(c)と工程(d)の濾過で得られた固状物質を塩酸溶液に懸濁させ、該懸濁液を濾過する工程(f)を含む方法により製造された導電性のポリアニリン(ES、固形分含量1〜50%)と、
マトリックスポリマー(固形分含量1〜50%)と、添加剤とを混合して製造されている。
【0011】
また,前記マトリックスポリマーでビニルエマルジョン樹脂またはアクリルエマルジョン樹脂を用いるのがよい。
【0012】
添加剤のうち湿潤剤では、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(ethylene oxide:4〜10モル)、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル(ethylene oxide:5〜10モル)、スルホコハク酸トリデシルジナトリウム及びポリエチレングリコールラウレート(HLB=6〜15)のうちの一つまたは二つ以上を混合して添加するのがよい。
【0013】
添加剤のうち融着剤では、2、2、4−トリメチル−1、3−ペンタンジオールモノイソブチレート、ブチルカルビトルアセテート、ブチルセロソルブ、ブチルセロソルブアセテート及びジエチレングリコールブチルエチルアセテートのうち一つまたは二つ以上を混合して添加するのがよい。
【0014】
添加剤のうち凍結安定剤では、プロピレングリコール、エチレングリコール及び2、2、4−トリメチル−1、3−ペンタンジオールモノイソブチレートのうち又は二つ以上を混合して添加するのがよい。
【0015】
添加剤のうち消泡剤では,PEG−2タロウェート,イソオクチルアルコール及びジソジウム タロー(獣脂)スルホコハク酸のうち,一つまたは二つ以上を混合して添加するのがよい。
【0016】
添加剤のうちシックナでは、改質ヒドロキシエチルセルロースポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、アクリル酸エステル共重合体及びポリアクリル酸アンモニウムのうち一つまたは二つ以上を混合して添加するのがよい。
【0017】
また、本発明は、アニリンを硫酸およびギ酸を溶解した酸溶液に溶かす工程(a)と、
前記酸溶液に酸化剤を添加して、アニリンを反応させる工程(b)と、
前記工程(b)で得られた反応生成物を濾過する工程(c)と、
前記反応生成物を濾過して得られた濾過液を硫酸およびギ酸を溶解した酸溶液に溶解し、に酸化剤を添加して、アニリンを反応させる工程(d)と、
工程(d)で得られた反応生成物を濾過する工程(e)と、
前記工程(c)および前記工程(e)で得られた固状物質を塩酸溶液に懸濁させ、懸濁液を濾過する工程(f)と、
前記工程(f)で得られた固状物質を乾燥させる工程(g)と、を含む方法であって、工程(d)および(e)を1サイクルとしてそのサイクルを少なくとも1回実施する方法により製造された導電性のポリアニリンと、
マトリックスポリマーと、硬化剤と溶剤とを混合して製造された電磁波遮蔽用塗料である。
【0018】
添加剤のうち分散剤では,ポリエステル改質メチルアルキルポリシロキサン共重合体,スルホンコハク酸エステル及びエチレンアクリル酸共重合体のうち,一つまたは二つ以上を混合して添加するのがよい。
【0019】
添加剤のうち消泡剤では、メチルアルキルシロキサンとアクリル酸共重合体ナトリウム塩のうち、一つまたは二つを混合して添加するのがよい。
【0020】
添加剤のうち表面調整剤では、ポリアクリル酸とポリエステル改質メチルアルキルポリシロキサン共重合体のうち一つ又は二つを混合して添加するのがよい。
【0021】
添加剤のうち紫外線安定剤では,ベンゾトリアゾル誘導体(たとえば2−2’ヒドロキシル−3,5’−ジ−アミルフェニルベンゾトリアゾル)を添加するのがよい。
【0022】
添加剤のうち紫外線吸収剤では、ベンゾフェノン誘導体と2−2’−ジエトキシアセトフェノンのうち一つまたは二つを混合して添加するのがよい。
【0023】
添加剤のうち触媒では,有機スズ化合物,ジブチルスズオキサイド,ジブチルスズジスルフィド,第一スズオクトアート及びテトライソブチルチタナートのうち,一つまたは二つ以上を混合して添加するのがよい。
【0024】
硬化剤では、ヘキサメチレンジイソシアナートイソシアヌル酸、ヘキサメチレンジイソシアナートビウレット、ヘキサメチレンジイソシアナートウレジオン及びイソホロンジイソシアナートイソシアヌル酸のうち一つまたは二つ以上を混合して添加するのがよい。
【0025】
【発明の実施の形態】
最近議論されている電磁波の有害性とは,人体が低周波の微弱な電磁波に長期間さらされる場合に有害か無害かが,論点になっている。すでに,強い電磁波の場合には科学的に有害性が検証されており,各国が人体の保護のために最大露出の限界を規定している。
【0026】
人体が低周波の電磁波に長期間さらされると人体内に誘導電流が生成され,細胞膜内外に存在するNa,K,Clなどの各種イオンの不均衡を招いてホルモン分泌及び免疫細胞に影響を与えることが知られている。
【0027】
前述したように電磁波は電界と磁界で生成されるが,電界は電圧の強さに,磁界は電流の大きさに比例して発生する。電界は電導性の高い物体にによって相当遮断されるが,磁界は磁性が非常に強い特殊合金によってのみ遮断され,磁界遮断はあまり容易ではなかった。人体が電界にさらされる場合,人体は電導体であるので皮膚を介して湿疹などの皮膚疾患を起こすことがあり,磁界は人体を透過しながら血液中の鉄分子に影響を与える。また,電磁波は細胞増殖が早い血球,生殖器,リンパ腺などのような組織などに対して有害であり,また,特に児童に対して有害である。
【0028】
電磁波が起こす症状としては倦怠感,不眠症,神経過敏,頭痛,熟眠に関するメラトニンホルモン減少,脈拍の減少などがあり,病気では白血病,リンパ癌,脳癌,中枢神経系癌,***癌,痴呆,流産及び奇形児出産などがあることが知られているが,前記のような病気以外にも他に様々な病気を誘発させる。
【0029】
このような各種電子機器の有害電磁波弊害から人体を保護することのできる,電磁波に対する自体抵抗性を有する電磁波遮蔽用塗料の開発が急務であった。
【0030】
以下,本発明の実施の形態を詳細に説明する。
一般に塗料(coating material)とは,塗装に用いられる材料としてニス,ペンキなどをいう。一番最初に塗る塗料は防錆が目的で,二番目に塗るものと最後に塗る塗料は外部環境に対する抵抗性を与えるのが目的である。
【0031】
かかる塗料は一般的に顔料(pigment)樹脂(resin),及び有機溶剤で構成される。
【0032】
このとき,有機溶剤ではBTX{(ベンゼン),トルエン及びキシレン},MEK{メチルエチルケトン(CHCOC)}及びMIBK(メチルイソブチルケトン)などがあり,単独又は混合して使用するのが一般的である。
【0033】
本発明の一実施の形態による電磁波遮蔽用塗料は電磁波に対する自体抵抗性を有する電導性高分子物質であるポリアニリン(ES,solid content:1〜50%)とマトリックスポリマー(solid content:1〜50)及び添加剤(additives)を所定割合で混合して製造する。
【0034】
なお,前記したマトリックスポリマーではビニルエマルジョン樹脂またはアクリルエマルジョン樹脂を用いる。
【0035】
また,添加剤では湿潤剤,融着剤,凍結安定剤,消泡剤及びシックナが添加されるが,添加剤のうち湿潤剤ではポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(エチレンオキシド:4〜10モル),ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル(エチレンオキサイド:5〜10モル),ジトリデシルソジウムスルホコハク酸及びポリエチレングリコールラウレート(HLB=6〜15)のうち一つ又は二つ以上を混合して添加する。
【0036】
前記した添加剤のうち融着剤では2、2、4−トリメチルー1、3−ペンタンジオールモノイソブチレート、ブチルカルビトルアセテート、ブチルセロソルブ、ブチルセロソルブアセテート及びジエチレングリコールブチルエチルアセテートのうち一つ又は二つ以上を混合して添加する。
【0037】
前記した添加剤のうち凍結安定剤ではポリエチレングリコール、エチレングリコール及び2、2、4−トリメチル−1、3−ペンタンジオールモノイソブチラートのうち一つ又は二つ以上を混合して添加する。
【0038】
前記した添加剤のうち,消泡剤では,PEG−2タローエート,イソブチルアルコール,及びジソジウムタロースルホコハク酸のうち,一つ又は二つ以上を混合して添加する。
【0039】
前記した添加剤のうちシックナでは、改質ヒドロキシエチルセルロースポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、アクリル酸エステル共重合体及びポリアクリル酸アンモニウムのうち一つ又は二つ以上を混合して添加する。
【0040】
つぎに,本発明の一実施の形態による電磁波遮蔽用塗料の製造について説明する。
本発明の一実施の形態による電磁波遮蔽用塗料はポリアニリン(ES,100%),マトリックスポリマーでアクリル樹脂及び添加剤を所定割合で混合して混合物を構成し,使用直前に製造された混合物に硬化剤と混合溶剤を所定割合で添加して製造できる。
【0041】
この時,添加剤では分散剤,消泡剤,表面調整剤,紫外線安定剤,紫外線吸収剤及び触媒を添加しても良い。また前記した構成に加えて硬化剤をさらに添加しても良い。
【0042】
前記のような構成において添加剤のうち分散剤では,ポリエステル改質メチルアルキルポリシロキサン共重合体,スルホンコハク酸エステル及びエチレンアクリル酸共重合体のうち一つまたは二つ以上を混合して添加する。
【0043】
前記の添加剤のうち、消泡剤ではメチルアルキルシロキサン(methylalkylsiloxane)とアクリル酸共重合体ナトリウム塩(Sodium salto of acrilic acid copolymer)のうち、一つ又は二つを混合して添加する。
【0044】
前記の添加剤のうち、表面調整剤ではポリアクリル酸とポリエステル改質メチルアルキルポリオキサン共重合体のうち一つ又は二つを混合して添加する。
【0045】
前記の添加剤のうち紫外線安定剤ではベンゾトリアゾル 誘導体(2−2’−ヒドロキシ−3,5’ジ−t−アミルフェニルベンゾトリアゾル)を添加する。
【0046】
前記の添加剤のうち紫外線吸収剤ではベンゾフェノン誘導体と2−2’−ジエトキシアセトフェノンのうち一つ又は二つを混合して添加する。
【0047】
前記の添加剤のうち,触媒では有機スズ化合物,ジブチルスズオキサイド,ジブチルスズジスルフィド,第一スズ オクトアート及びテトライソブチルチタナートのうち,一つまたは二つ以上を混合して添加する。
【0048】
また、硬化剤(hardener)では、ヘキサメチレンジイソシアナートイソシアヌル酸、ヘキサメチレンジイソシアナートビウレット、ヘキサメチレンジイソシアナートウレジオン及びイソホロンジイソシアナートイソシアヌル酸のうち一つまたは二つ以上を混合して添加する。
【0049】
前記のように製造された電磁波遮蔽用塗料で,ポリアニリンは次のような過程によって製造される。この時,単量体アニリン(CNH)は精製して使用し,酸化剤で用いられるアンモニウムペルオキシジスルフェート(ammonium peroxydisulfate),HSO及びNHOHはそのまま用いる。
【0050】
(1)まず,容器1に40mlのアニリンを1M−HSO+フォルム酸(formic acid 80:20v/v%)溶液800mlに溶かし0℃で冷却させ,容器2に23gの(NHを200ml1M−HSOに溶かした後0℃で冷却させる。
【0051】
また,容器2の23gの酸化剤(NHが含まれた溶液を容器1のアニリンが含まれた溶液に磁石棒でかき混ぜながら2分に亘って添加した後,容器1と容器2の溶液が混合した反応物を継続して磁石棒で約90分間反応させる。90分の後反応生成物を濾紙を用いて濾過する。
【0052】
(2)なお,前記の(1)番の過程から濾過した濾過液をアニリンを添加せず0℃で別に23gの(NHを1M−HSO+フォルム酸(80:20v/v%)に溶かした後全体の体積が1lとなるようにして約90分間反応させ,90分の後反応生成物を濾紙を用いて濾過する。
【0053】
(3)なお,前記の(2)番の過程から濾過した濾過液を,アニリンを添加せず0℃で別に23gの(NHを1M−HSO+フォルム酸(80:20v/v%)に溶かした後全体の体積が1lとなるようにして約90分間反応させ,90分の後反応生成物を濾紙を用いて濾過する。
【0054】
(4)なお,前記の(3)番の過程から濾過した濾過液をアニリンを添加せず0℃で別に23gの(NHを1M−HSO+フォルム酸(80:20v/v%)に溶かした後全体の体積が1lとなるようにして約90分間反応させ,90分の後反応生成物を濾紙を用いて濾過する。
【0055】
(5)なお,前記の(1)番から(4)番までの過程から濾過した固状物質を,さらに1M−HCI溶液に入れてガラス棒でかき混ぜて混濁液を作った後,磁石棒で約15時間程度かき混ぜた後濾紙を用いて濾過する。
【0056】
この時,濾過の時1M−HCIを用いて濾過液が完全に無色になるまで洗って陽性子化されたポリアニリンが得られる。このポリアニリン(ES,solidcontent:1〜50%)は既存の合成方法によって得られたものより非常に収率が高いものである。前記のように本発明の一実施の形態によるポリアニリンは合成の時,得られる濾過液に単量体であるアニリンを別に添加せず,酸化剤だけを添加する過程を3回ないし5回繰り返すことによって,電気伝導度及び熱的安定性などの物理化学的性質が殆ど等しいポリアニリンを製造することになる。
【0057】
一般的なポリアニリンの分子構造は次のようである。
【0058】
【化1】
Figure 0003627849
【0059】
前記の過程を介して単量体であるアニリンが酸化剤によって分子量が30000から50000に重合されたポリアニリンを示した。
【0060】
次の実施例及び比較例は本発明をさらに詳細に説明するものであるが,本発明の範囲を限定するものではない。
【0061】
【実施例1】
表1に示した重量比で蒸留水,湿潤剤,融着剤,凍結安定剤,消泡剤,シックナを十分に混合されるように攪拌した後,ポリアニリンを入れて1000〜2000rpmで約30分程度攪拌して均一状となるようにする。この混合物にビニルエマルジョン樹脂を入れて完全に混合されるようにして塗料を製造する。
【0062】
なお,電磁波遮蔽用塗料としての物性評価のために製造された塗料をスレート板に乾燥塗膜厚さ40μmで塗布し,自然乾燥の後,接着性試験は“ISO 2409の塗料の接着力試験法”,軽度測定は“JIS K−5400の鉛筆軽度法”,電磁波遮蔽効率は“ASTM−D4935−89の試験法”によって各々測定し,結果を表3に示した。
【0063】
【実施例2】
前記の実施例1においてビニルエマルジョン樹脂の代わりにアクリルエマルジョン樹脂を使用し,実施例1と同一に塗料を製造し,実施例1と同じ方法で物性評価を測定して,結果を表3に示した。
【0064】
【実施例3】
表2に示した重量比で水酸基含有アクリル樹脂,分散剤,消泡剤,表面調整剤,紫外線安定剤,紫外線吸収剤,触媒を十分に混合されるように攪拌した後,重量比で10%のポリアニリンを入れて1000〜2000rpmで約30分程度攪拌して均一状となるようにする。使用直前にこの混合物とポリイソシアナート樹脂及び混合溶媒を均一に混合して塗料を製造した。
【0065】
なお,電磁波遮蔽用塗料としての物性評価のために前記製造された塗料をプラスチックプレートに乾燥塗膜厚さ50μmで噴霧塗装し自然乾燥した後,接着性試験は“ISO2409の塗料の接着力試験法”,軽度測定は“JIS K−5400の鉛筆軽度法”,電磁波遮蔽効率は“ASTM−D4935−89の試験法”によって各々測定し,結果を表3に示した。
【0066】
【実施例4】
前記の実施例3において,水酸基含有アクリル樹脂を10%減らした代わりにポリアニリンの重量比を20%にして実施例3と同じ塗料を製造し,実施例3と同じ方法で物性評価を測定し,結果を表3に示した。
【0067】
【比較例1】
実施例1と比較するために,表1に示したようにポリアニリンの重量比だけビニルエマルジョン樹脂をさらに添加して実施例1と同じ塗料を製造し,実施例1と同じ方法で物性評価を測定し,結果を表3に示した。
【0068】
【比較例2】
実施例2と比較するために,表1に示したようにポリアニリンの重量比だけビニルエマルジョン樹脂をさらに添加して実施例2と同じ塗料を製造し,実施例2と同じ方法で物性評価を測定し,結果を表3に示した。
【0069】
【比較例3】
実施例3と比較するために,表2に示したようにポリアニリンの重量比だけビニルエマルジョン樹脂をさらに添加して実施例3と同じ塗料を製造し,実施例3と同じ方法で物性評価を測定し,結果を表1に示した。
【0070】
【表1】
Figure 0003627849
【0071】
表1に記述したIgepal CO−610(Rhodia Co.)はポリオキシエチレンノニルフェニル エーテル(エチレンオキサイド:7.7モル)、テクサノル(Eaxtman Co.)は2、2、4−トリメチル−1、3−ペンタンジオールモノイソブチラート、Nopalcol 1−TW(Henkel Co.)はPEG−2 tallowate、Natrosolplus(Hercules Co.)は改質ヒドロキシエチルセルロースポリマーを示した。
【0072】
【表2】
Figure 0003627849
【0073】
前記の表2に示したBYK320(BYK Chemic Co.)はポリエステル 改質メチルアルキルポリシロキサン共重合体,BYK065(BYK Chemic Co.)はメチルアルキルシロキサン,BYK355(BYK Chemic Co.)はポリアクリル酸,Tinuvin328(Ciba Geigy Co.)は2−2’−ヒドロキシ−3,5’−ジ−t−アミルフェニルベンゾトリアゾル,Tinuvin292(Ciba Geigy Co.)はベンゾフェノン誘導体,Fascat4231(ElfAtochem Co.)は有機スズ化合物,Desmodur N−3600(Bayer Co.)はヘキサメチレン ジイソシアナート イソシアヌル酸(NCO=23%)を示したものである。
【0074】
【表3】
Figure 0003627849
【0075】
以上のように製造された本発明の一実施の形態による電磁波遮蔽用塗料は,鉄板やプラスチックなどに容易に塗布することができ,塗膜の密着力に優れることはもちろん,塗料粉の落下を防止することができる。また,各種電子機器ケースの角部分の塗装時の困難を解決することができる。
【0076】
特に本発明の一実施の形態による電磁波遮蔽用塗料は自動車の急発進事故を誘発させる電磁波障害(一般的に自動車の急発進事故の原因は電磁波障害にあるとされている。)を防止するための自動車塗装用塗料に使用する場合大きな効果が期待できる。これ以外にもセルラホーン,携帯型無線呼び出し機(pager,”Beeper”という)テレビ,コンピューター用モニタなどのケース面に塗布することによって,これらから発生する電磁波を遮断することができ,人体を保護することができる効果が期待される。
【0077】
このように製造された電磁波遮蔽用塗料は,各種電子機器のケース上に塗布されることによって,各種電子機器から放出される電磁波の電界及び磁界を遮蔽して人体を保護する。
【0078】
また,本発明による電磁波遮蔽用塗料は,物体に電気が流れないようにする帯電防止効果がある。
【0079】
以上,本発明に係る電磁波遮蔽用塗料の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的指艘の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかでありそれについても陶然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0080】
【発明の効果】
以上,詳細に説明したように本発明によれば,各種電子機器に塗布することによって広帯域周波数の電磁波を効果的に遮蔽することはもちろん,電磁波公害から人体を保護できるようにした電磁波遮蔽用塗料を提供することができる。
また,帯電防止の効果のある塗料を提供することができる。

Claims (20)

  1. アニリンを硫酸およびギ酸を混合した酸溶液に溶かす工程(a)と、
    前記酸溶液に酸化剤を添加して、アニリンを反応させる工程(b)と、
    前記工程(b)で得られた反応生成物を濾過する工程(c)と、
    前記反応生成物を濾過して得られた濾過液にアニリンを添加せず、硫酸とギ酸と酸化剤との混合溶液に溶解し、アニリンを反応させて得られた反応生成物を濾過する工程(d)と、
    前記工程(c)と工程(d)の濾過で得られた固状物質を塩酸溶液に懸濁させ、該懸濁液を濾過する工程(f)を含む方法により製造された導電性のポリアニリン(ES、固形分含量1〜50%)と、
    マトリックスポリマー(固形分含量1〜50%)と、添加剤とを混合して製造された電磁波遮蔽用塗料。
  2. 請求項1において、
    前記導電性のポリアニリンは、前記工程(d)で得られた反応生成物を濾過して得られた濾過液にアニリンを添加せず、酸化剤を添加し、アニリンを反応させ、該反応で生成された反応生成物を濾過する工程を少なくとも1回実施して製造される、電磁波遮蔽用塗料。
  3. 前記マトリックスポリマーは、ビニルエマルジョン樹脂を用いることを特徴とする請求項1記載の電磁波遮蔽用塗料。
  4. 前記添加剤のうち、湿潤剤でポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(ethylene oxide:4〜10モル)、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル(ethylene oxide:5〜10モル)、スルホコハク酸トリデシルジナトリウム及びポリエチレングリコールラウレート(HLB=6〜15)のうちの一つまたは二つ以上を混合して添加することを特徴とする請求項1または2記載の電磁波遮蔽用塗料。
  5. 前記添加剤のうち、融着剤で2、2、4−トリメチル−1、3−ペンタンジオールモノイソブチレート、ブチルカルビトルアセテート、ブチルセロソルブ、ブチルセロソルブアセテート及びジエチレングリコールブチルエチルアセテートのうち一つまたは二つ以上を混合して添加することを特徴とする請求項1または2記載の電磁波遮蔽用塗料。
  6. 前記添加剤のうち、凍結安定剤でプロピレングリコール、エチレングリコール及び2、2、4−トリメチル−1、3−ペンタンジオールモノイソブチレートのうち一つ又は二つ以上を混合して添加することを特徴とする請求項1または2記載の電磁波遮蔽用塗料。
  7. 前記添加剤のうち、消泡剤でイソオクチルアルコールを添加することを特徴とする請求項1または2記載の電磁波遮蔽用塗料。
  8. 前記添加剤のうち、シックナで改質ヒドロキシエチルセルロースポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、アクリル酸エステル共重合体及びポリアクリル酸アンモニウムのうち一つまたは二つ以上を混合して添加することを特徴とする請求項1または2記載の電磁波遮蔽用塗料。
  9. アニリンを硫酸およびギ酸を混合した酸溶液に溶かす工程(a)と、
    前記酸溶液に酸化剤を添加して、アニリンを反応させる工程(b)と、
    前記工程(b)で得られた反応生成物を濾過する工程(c)と、
    前記反応生成物を濾過して得られた濾過液にアニリンを添加せず、硫酸とギ酸と酸化剤との混合溶液に溶解し、アニリンを反応させて得られた反応生成物を濾過する工程(d)と、
    前記工程(c)と工程(d)の濾過で得られた固状物質を塩酸溶液に懸濁させ、該懸濁液を濾過する工程(f)と、
    前記工程(f)で得られた固状物質を乾燥させる工程(g)と、を含む方法により製造された導電性のポリアニリン(ES、固形分含量100%)と、
    マトリックスポリマーとしてのアクリル樹脂と、添加剤とを含む混合物に、さらに、硬化剤と溶剤とが混合されて製造される、電磁波遮蔽用塗料。
  10. 請求項9において、
    前記導電性のポリアニリンは、前記工程(d)で得られた反応生成物を濾過して得られた濾過液にアニリンを添加せず、酸化剤を添加し、アニリンを反応させ、該反応で生成された反応生成物を濾過する工程を少なくとも1回実施して製造される、電磁波遮蔽用塗料。
  11. 前記添加剤のうち、分散剤でポリエステル改質メチルアルキルポリシロキサン共重合体、スルホコハク酸エステル及びエチレンアクリル酸共重合体のうち、一つまたは二つ以上を混合して添加することを特徴とする請求項8記載の電磁波遮蔽用塗料。
  12. 前記添加剤のうち、消泡剤でメチルアルキルシロキサンとアクリル酸共重合体ナトリウム塩のうち、一つまたは二つを混合して添加することを特徴とする請求項8記載の電磁波遮蔽用塗料。
  13. 前記添加剤のうち、表面調整剤でポリアクリル酸とポリエステル改質メチルアルキルポリシロキサン共重合体のうち一つ又は二つを混合して添加することを特徴とする請求項8記載の電磁波遮蔽用塗料。
  14. 前記添加剤のうち紫外線安定剤でベンゾトリアゾル誘導体を添加することを特徴とする請求項8記載の電磁波遮蔽用塗料。
  15. 前記添加剤のうち紫外線吸収剤でベンゾフェノン誘導体と2−2`−ジエトキシアセトフェノンのうち一つまたは二つを混合して添加することを特徴とする請求項8記載の電磁波遮蔽用塗料。
  16. 前記添加剤のうち触媒で有機スズ化合物、ジブチルスズオキサイド、ジブチルスズジスルフィド、第一スズオクトアート及びテトライソブチルチタナートのうち、一つまたは二つ以上を混合して添加することを特徴とする請求項8記載の電磁波遮蔽用塗料。
  17. 前記硬化剤で、ヘキサメチレンジイソシアナートイソシアヌル酸ヘキサメチレンジイソシアナートビウレット、ヘキサメチレンジイソシアナートウレジオン及びイソホロンジイソシアナートイソシアヌル酸のうち一つまたは二つ以上を混合して添加することを特徴とする請求項8記載の電磁波遮蔽用塗料。
  18. アニリンを硫酸およびギ酸を混合した酸溶液に溶かす工程(a)と、
    前記酸溶液に酸化剤を添加して、アニリンを反応させる工程(b)と、
    前記工程(b)で得られた反応生成物を濾過する工程(c)と、
    前記反応生成物を濾過して得られた濾過液にアニリンを添加せず、硫酸とギ酸と酸化剤との混合溶液に溶解し、アニリンを反応させて得られた反応生成物を濾過する工程(d)と、
    前記工程(c)と工程(d)の濾過で得られた固状物質を塩酸溶液に懸濁させ、該懸濁液を濾過する工程(f)を含む方法により製造された導電性のポリアニリン(ES、固形分含量1〜50%)と、
    マトリックスポリマー(固形分含量1〜50%)と、添加剤とを混合して製造することを特徴とする電磁波遮蔽用塗料の製造方法。
  19. アニリンを硫酸およびギ酸を混合した酸溶液に溶かす工程(a)と、
    前記酸溶液に酸化剤を添加して、アニリンを反応させる工程(b)と、
    前記工程(b)で得られた反応生成物を濾過する工程(c)と、
    前記反応生成物を濾過して得られた濾過液にアニリンを添加せず、硫酸とギ酸と酸化剤との混合溶液に溶解し、アニリンを反応させて得られた反応生成物を濾過する工程(d)と、
    前記工程(c)と工程(d)の濾過で得られた固状物質を塩酸溶液に懸濁させ、懸濁液を濾過する工程(f)と、
    前記工程(c)と工程(d)の濾過で得られた固状物質を乾燥させる工程(g)と、を含む方法により製造された導電性のポリアニリン(ES、固形分含量100%)と、
    マトリックスポリマーとしてのアクリル樹脂と、添加剤とを混合する工程(A)と、
    前記工程(A)で製造された混合物に、硬化剤と溶剤とを添加する工程(B)を含むことを特徴とする電磁波遮蔽用塗料の製造方法。
  20. 請求項18又は19において、
    前記導電性のポリアニリンは、前記工程(d)で得られた反応生成物を濾過して得られた濾過液にアニリンを添加せず、酸化剤を添加し、アニリンを反応させ、該反応で生成された反応生成物を濾過する工程を少なくとも1回実施して製造される、電磁波遮蔽用塗料の製造方法。
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