JP3623020B2 - 自転車用変速操作装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自転車構成部材に対して外嵌固定可能なガイド体と、前記ガイド体の案内により揺動軸芯回りの揺動変位を行う揺動操作体とを備えた自転車用変速操作装置に関し、このような変速操作装置は、通常、ハンドルバーの外周に沿って所定の幅をもって設けられたグリップに隣接してハンドルバーの外周に嵌合取付される。
【0002】
【従来の技術】
上述したような従来の自転車用変速操作装置は、例えば国際公開WO93/09993から知られており、ハンドルバーの外周面に設けられたグリップに隣接して筒状の操作体がハンドルバーの外周面にハンドルバー軸芯回りに回転可能に嵌合している。この装置では、グリップを握った手の親指を操作体の外周に当てながら操作体を回転させることにより、操作体と一体的に構成されている変速ワイヤ巻き取りリールが変速ワイヤを巻き取ったり、巻き戻したりして、変速ワイヤの他端に接続されたディレーラに操作変位を与える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ハンドルバーの外周面に嵌合させた筒状の操作体をもつ従来の変速操作装置では、親指以外の指と手のひらとで握られるグリップがハンドルバー軸芯に同芯の筒状体であり、残っている親指で操作される筒操作体もハンドルバー軸芯に同芯の筒状体であり、しかもその操作変位はハンドルバー軸芯回りの回転変位である。ここで、グリップを親指以外の指と手のひらとで握った手の親指の揺動動作は親指の根元の関節を中心として揺動であるため、操作体の回転変位の方向と親指の揺動方向がずれており、このことから、親指の揺動で操作体を回転させる時には、グリップを握っている手のひらをずらせる必要が生じるため、その操作感が必ずしも良いものではない。特に、大きな変速変化を得るために操作体を大きく回転させようとする場合に、その操作感の欠点が目立つことになる。
【0004】
本発明の目的は、冒頭部で挙げたタイプの変速操作装置において、操作体の変位方向とこの操作体を操作する親指の揺動方向をできるだけ一致させて、操作感に優れた変速操作装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、自転車構成部材に対して所定の取付軸芯でもって外嵌固定可能なガイド体と、前記ガイド体の案内により揺動軸芯回りの揺動変位を行う揺動操作体とを備えた自転車用変速操作装置において、
前記揺動軸芯が前記取付軸芯に対して傾斜していることを特徴としている。
【0006】
この構成によれば、取付ブラケットが固定される自転車構成部材を握った手の親指で揺動操作体を操作する際、ガイド体の取付軸芯に対して揺動操作体の揺動軸芯が傾斜しているので、親指の揺動方向と操作体の変位方向とが類似し、親指操作感が改善される。
さらに、揺動軸芯の前記取付軸芯に対する傾斜が、前記揺動軸芯が自転車長手中心軸芯に近づくほど自転車前進方向に関して前記取付軸芯から遠ざかるように設定されていることも重要である。
また、本発明による自転車用変速操作装置として、前記揺動操作体の変位によって変速ワイヤを操作する巻き取り体が備えられ、この巻き取り体が揺動操作体の揺動軸芯とは異なる回転軸芯回りで回転可能で、この揺動操作体からの回転動力を巻き取り体に伝達する偏向動力伝達手段が備えられていることも重要である。
特に、本発明による自転車用変速操作装置を、変速ワイヤを操作するためハンドルバーの外周に沿って所定の幅をもって設けられたグリップに隣接して配置する場合、前記変速操作装置を、揺動軸芯回りで揺動操作される揺動操作体と、前記ハンドルバーの外周に適合する装着面と前記揺動操作体の揺動変位路を決定するガイド面とを設けたガイド体とで構成し、その際前記ガイド面は前記装着面を外囲するように延ばされ、前記揺動軸芯は前記グリップの軸芯に対して傾斜するように形成されるとよい。これにより、ハンドルグリップを握った手の親指による揺動操作体に対する操作がスムーズに行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の1つの実施形態では、図4に示すようにハンドルバー1の外周面に嵌合した筒状ガイド体4の外周面4bによって形成される揺動変位路上を移動するようにこの外周面4bにはめ込まれたリング体として揺動操作体5が構成されている。筒状ガイド体4の外周面4bが取付軸芯Xaつまりハンドルバー軸芯Xbに対して傾斜した軸芯Yaをもつことから、揺動操作体5は取付軸芯Xaに対して傾斜した揺動軸芯Yb(軸芯Yaに一致する)回りに揺動、つまり回転運動を行うことができる。円筒体の外周面を案内面としていることからこの揺動操作体5は安定した精度のよい揺動変位を得ることができる。この揺動操作体は、ガイド体に案内される部分と操縦者の指で操作される部分があるため、それぞれの目的に適合されるべき、図10に示すように、揺動操作体105を外筒105aと内筒105bとに分けて構成し、外筒105aを指との感触やノンスリップ特性に優れたゴム等の弾性材料を用い、内筒105bに加工精度を容易に高くすることができる金属を用いるとよい。さらに、図15に示されている揺動操作体305のように、その軸方向の長さを短くしてコンパクトな構成とすることも可能である。そのような場合は特に、揺動操作体の操作性を向上させるため、図16に明確に示されているが、その外周面に周方向に間隔をあけて径方向に突き出している2つの指当て操作具306、307設けると良い。2つの指当て操作具の一方を少数段変速に都合の良い位置に配置し、他方を多数段変速に都合の良い位置に配置すればよい。もちろん指当て操作具が1つであってもその操作性の向上に貢献することができる。揺動操作体の形状としては、必ずしも完全なリング体である必要はなく、図17で示すような部分リング体で構成された揺動操作体405を採用することも可能である。
【0008】
取付軸芯Xaに対する揺動軸芯Ybの傾斜角度αは、使用する変速装置における各変速段に移行するために必要な操作変位量や揺動操作体の外径などによって最適な値は変化するが、現在流通している変速装置やハンドル形状などを考慮すると、5度〜40度であることが望ましい。また、この変速操作装置がハンドルバー1の外周に沿って所定の幅をもって設けられたグリップ2に隣接して配置された場合、揺動軸芯Ybの前記取付軸芯Xaに対する傾斜は、前記揺動軸芯が自転車長手中心軸芯に近づくほど自転車前進方向に関して前記取付軸芯から遠ざかるように設定されていると、グリップ2を握った手の親指の折れ曲がり揺動軌跡と揺動操作体の操作方向が優れた操作感をもってマッチする。
【0009】
本発明の1つの実施形態では、図4に示すように、変速操作装置は揺動操作体の変位によって変速ワイヤ9を操作する巻き取り体6を備えており、この巻き取り体6はドラム状に構成されており、揺動操作体5の揺動軸芯Yb回りで回転可能である。巻き取り体6は揺動操作体5の揺動軸芯Ybと同芯配置されているため、この巻き取り体6もガイド体4の外周面4bに案内されて回転運動することができる。その際、揺動操作体5と前記巻き取り体6を一方向クラッチ20を介して連結すれば、揺動操作体5は操作後常にホームポジションに復帰するため、その操作性はさらに向上する。この場合、巻き取り体6を所定の回転位置に保持する位置決め機構35と、前記位置決め機構により前記巻き取り体の位置保持を解除する変速レバーを含む解除操作部8、30が備えられ、一方方向の変速(増速又は減速)を揺動操作体5で操作し、他方方向の変速(減速又は増速)を変速レバー8で操作することになる。
【0010】
これに対し、別な実施形態では、図14で示すように、巻き取り体206は揺動操作体205の揺動軸芯Ybとは異なる回転軸芯W回りで回転可能で、この揺動操作体205からの回転動力を巻き取り体206に伝達する偏向動力伝達手段210が備えられている。巻き取り体206と揺動操作体205とを同芯配置という制約から解き放つことにより、デザイン的、配置設計的に融通の高い構造が提供されることになる。前記偏向動力伝達手段は、正確な操作変位を任意の箇所に伝達するために適したベベルギヤとフラットギヤとを組み合わせたギヤ伝動機構として構成することができる。
【0011】
さらに別な実施形態では、図10で示すように、ドラム式の巻き取り体に代え、変速操作装置は揺動操作体の変位によって変速ワイヤを操作する揺動レバー106を備えており、この揺動レバー106は、カム109とカムファロア111の組み合わせにより、揺動操作体の変位を受け取るが、カム形状を適切に選択することにより、所望の操作変位量に対する変速ワイヤの変位量を容易に得ることができるし、その設計変更も簡単である。
【0012】
本発明のその他の特徴と利点は以下実施例の説明により明らかにされるだろう。
【0013】
【実施例】
第1実施例:
図1、2、3、4に示すように、自転車構成部材の1つとしてのパイプ状の自転車用ハンドルバー1の端部領域の外周面に嵌合取付された所定の幅をもつグリップ2に隣接して変速操作装置100が配置されている。この変速操作装置100は、ハンドルバー1の外周面に嵌合取付される取付ブラケット3を備えている。この取付ブラケット3は、ハンドルバー1の外周面に合わせた装着面としての内周面を形成しており、ハンドルバー1に取り付けられた際その内周面の中心軸、つまり取付軸芯Xaは、ハンドルバー1の軸芯Xbとほぼ一致する。取付ブラケット3のハンドルバー1への取付を強固にするため、スリット構造をもつ装着面をハンドルバー1の外周面に対して締め付けるための締付ボルト3aが備えられている。取付ブラケット3はさらにブレーキレバー50と一体構造となっている。取付ブラケット3には、ハンドルバー1が貫通する貫通孔4aを設けた筒状のガイド体4が組み付けられており、このガイド体4の外側に形成されたガイド路面としての円断面をもつ外周面に揺動操作体と巻き取り体が揺動可能に嵌合している。図4から明らかなように、貫通孔4aの軸芯、つまりハンドルバー軸芯Xb又は取付軸芯Xaに対してガイド体4の外周面4bの軸芯Yaつまり揺動操作体5の揺動軸芯Ybは角度α、この実施例では5度だけ傾斜している。さらに取付ブラケット3の外側に数字式の変速段マークを有する変速インジケータ7を、そしてその反対側に変速レバー8を取り付けるとともにワイヤ導入ケース部3bを備えている。すなわち、フロントディレーラやリアディレーラなどの自転車用変速装置(図示せず)からの変速ワイヤ9のアウターワイヤをワイヤ導入ケース部3bが備えているアウターホルダー10によって支持させるとともに、変速ワイヤ9のインナーワイヤ9aをワイヤ導入ケース部3bの内部に設けてある複数個のガイドローラ11により前記アウターホルダー10から取付ブラケット3内に案内して巻き取り体6に連結し、揺動変速操作体5と変速レバー8とにより巻き取り体6を巻き取り側や巻き戻し側に回動操作してインナーワイヤ9aを引っ張り操作したり、緩め操作するのである。そして、変速装置がどの変速段に切り換わったかはインジケータ7によって容易に判断できる。
【0014】
図4に示すように、巻き取り体および揺動操作体5は、ここでは完全な筒状に形成されており、前記ガイド体4の外周面4bに差し込まれ、ストッパーリング12によってグリップ2側の抜け止めを行っている。ストッパーリング12と揺動操作体5の右側端面との間には側部ガイドプレート13が介装されているが、この側部ガイドプレート13は、ガイド体4の貫通孔4aの軸芯に対して揺動操作体5の揺動軸芯Ybが5度傾斜していることに鑑み、5度の傾斜面を形成している。
【0015】
図3に示すように、変速レバー8は取付ブラケット3の支軸14に回動可能に取り付けるとともに、取付ブラケット3が備えるレバー受け体15に当接する原位置Nに自動復帰するようにリターンばね16によって揺動付勢してある。前記支軸14は、取付ブラケット3をハンドルバー1に組み付けた際にハンドルバー1の自転車前進方向に関して前方側に位置し、かつ、軸芯P1が車体上下方向に向く縦軸芯となっている。すなわち、変速レバー8は、取付ブラケット3がハンドルバー1に組み付いた状態で図1に示す如く操作部8aがハンドルバー1の前方側に位置し、かつ、前記軸芯P1まわりで揺動する揺動レバーに構成し、ハンドルバー1のグリップ2を握った手の人指し指によって操作される。これに対して、揺動操作体5の揺動軸芯Ybの前記取付軸芯Xaつまりハンドルバー軸芯Xbに対する傾きは、自転車長手中心軸芯に近づくほど自転車前進方向に関して前記取付軸芯Xaから遠ざかるように設定されており、ハンドルバー1のグリップ2を握った手の親指によって操作される。
【0016】
この実施例では、巻き取り体6の一方の方向の回転は揺動操作体5の揺動変位により、巻き取り体6の他方の方向の回転は変速レバー8の揺動変位により行われるが、これらの構成を図4〜図8を用いて説明する;
揺動変速操作体5に爪支軸17を介して揺動可能に取り付けた一対のクラッチ爪18,18と、巻き取り体6の一端側にスプライン係合によって一体に回動するように取り付けたクラッチ歯車19とにより、揺動操作体5の回動力を巻き取り体6に伝達するクラッチ20を構成してある。一対のクラッチ爪18,18それぞれを爪ばね21によってクラッチ歯車19の多数の歯部19aのいずれかに係合するように付勢することで、クラッチ20は入りに付勢されている。
【0017】
前記ガイド体4の外周面4bにおいて、巻き取り体6と揺動操作体5との間に固定プレート22を外周面4bに設けられたプレート取り付け段部による受け止めによって巻き取り体6の方には滑り動かないよう設け、この固定プレート22と揺動操作体5の間に設けた摩擦プレート23と、この摩擦プレート23と前記固定プレート22の間に設けたブレーキばね24とにより、揺動操作体5に対するブレーキ25を構成してある。摩擦プレート23はガイド体4とのスプライン係合のためにガイド体4に対してその軸芯方向には摺動するが、周方向には回動しない。ブレーキばね24が摩擦プレート23を摺動付勢して揺動操作体5の端面に押し当て操作していることにより、ブレーキ25が揺動操作体5に摩擦による制動作用を与える。
【0018】
巻き取り体6の巻き取りドラム部6aに形成したばね室に巻き戻しばね26を設けるとともに、この巻き戻しばね26は一端側がガイド体4の径方向に延びた円環状つば部4cに係止し、他端側が巻き取り体6に係止していて、巻き取り体6が巻き取り側に回動するに伴って弾性変形し、この変形による弾性復元力によって巻き取り体を巻き戻し側に回動操作する。なお、ガイド体のつば部4cは取付ブラケット3とネジ連結されている。巻き戻しばね26と、巻き取り体6のドラム部6aから軸方向に突き出た延長ドラム部6bのところでドラム部6aと前記クラッチ歯車19との間に相対回転可能に外嵌した解除プレート27と、この解除プレート27と前記クラッチ歯車19の間に配置した一対のクラッチ切り体28,28、および、前記変速レバー8と前記解除プレート27を連動連結している連動ロッド29により、変速レバー8と巻き取り体6を連動させる連動機構30が構成されている。
【0019】
巻き取り体6の延長ドラム部6bのところでドラム部6aと前記解除プレート27の間にスプライン係合によって一体に回動するように取り付けたラチェット歯体31と、ガイド体のつば部4cに爪支軸32を介して揺動可能に取り付けるとともに爪ばね33によってラチェット歯体31のいずれかの歯部31aに係合するように揺動付勢した位置決め爪34とにより、巻き取り体6を所定の回動位置に保持する位置決め機構35を構成してある。前記爪支軸32に揺動可能に取り付けた戻り止め爪36と、前記ラチェット歯体31とにより、巻き取り体4が巻き戻し回動する際の回り過ぎを防止する一気戻り防止機構37を構成してある。
【0020】
つまり、クラッチ20が爪ばね21のために入りになっており、位置決め爪34がラチェット歯体31の歯部31aに係止して位置決め機構35が巻き取り体4を巻き戻し側に回動しないように回り止めしていることにより、揺動操作体5は1の矢印Fで示した回動方向にのみ回動操作できる操作体になる。
そして、揺動操作体5を揺動回転操作すると、揺動操作体5の回転動力をクラッチ20が巻き取り体6に伝達し、巻き取り体6がインナーワイヤ9aを巻き取る回動方向Cに回動する。この時、巻き取り体6と共に回動するラチェット歯体31が歯部31aの形状によるカム作用によって位置決め爪34および戻り止め爪36を歯部31aから押し外しながら回動する。巻き取り体6が1回動ピッチを回動して変速装置が1段階だけ変化した回動位置になると、その都度、位置決め爪34が変速操作前に係合していた歯部31aに隣接している次の歯部31aに爪ばね33による揺動付勢のために自動的に係合し、位置決め機構35が作用状態に復帰する。これにより、巻き取り体は1回動ピッチを回動して新たな回動位置になると、その都度、位置決め機構35の作用によってその回動位置を保持するようになる。
【0021】
また、揺動操作体5によって巻き取り体6の巻き取り回動操作を行う場合、位置決め爪34がラチェット歯体31の最終の歯部31aに当接するまで一気に揺動操作できる。これにより、変速装置が変速操作前の変速段から1段階だけ変化した変速段に切り換わるように変速操作できる他、たとえば巻き取り体6を最低速位置と最高速位置の一方から他方まで一気に回動操作するなど、変速装置が変速操作前の変速段から2段階やそれ以上一気に切り換わるように変速操作できる。
【0022】
一方、変速レバー8を原位置Nからハンドルバー1の方に揺動操作すると、連動ロッド29が解除プレート27の図7の如き操作アーム部27aを引き操作し、解除プレート27が図7の位置から回動方向Zに回動する。すると、解除プレート27に備えてある一対の操作ピン27b,27bが図8に実線で示す操作解除位置から仮想線で示す操作位置に移動して一方のクラッチ切り体28の遊端側と、他方のクラッチ切り体28の遊端側とに各別に押圧作用する。このために、いずれものクラッチ切り体28が前記操作ピン27bの作用する側とは反対側の端部に位置するガイド体4に設けられた枢支ピン38のまわりで巻き取り体6から離れる側に揺動して図8に実線で示す入り操作位置から仮想線で示す切り操作位置に移動し、クラッチ爪18のピン部18aに押圧作用してクラッチ爪18をクラッチ歯車19から外し操作する。すなわち、クラッチ20を切りに操作する。さらに、図7に示す如く解除プレート27から延出し、延出端側が位置決め爪34のアーム部34aと戻り止め爪36のアーム部36aとの間に位置している解除アーム部27cが、解除プレート27の回動方向Zへの回動のために、図7に示す操作解除位置から図6に示す操作位置に移動し、戻り止め爪36のアーム部36aに押圧作用して戻り止め爪36を爪先がラチェト歯体31の歯部31aと31aとの間に入り込むように揺動操作する。これにより、図6に示すように、一気戻り防止機構37が自動的に作用状態になり、後に巻き取り体6が巻き戻し回動する際、巻き取り体6の回動ピッチを変速装置が1段階だけ変速する1回動ピッチだけに規制する。この時、位置決め爪34の爪先がラチェット歯体31の歯部31aにまだ当接してストッパー作用をしており、巻き取り体6はまだ回動しない。
【0023】
変速レバー8がさらにハンドルバー1の方に揺動して解除プレート27がさらに回動方向Zに回動すると、解除プレート27の解除アーム部27cが図6に示す操作位置に移動し、位置決め爪34のアーム部34aに押圧作用して位置決め爪34をラチェット歯体31の歯部31aから外し操作する。これにより、位置決め機構35は巻き取り体6が巻き戻しばね26とインナーワイヤ9aによる操作力のために巻き戻し回動することを可能にする。この後変速レバー8がリターンばね16により復帰揺動して解除プレート27の解除アーム部27aが復帰揺動するに伴い、位置決め爪34が変速操作前に当接していた歯部31aに隣接するつぎの歯部31aに当接するように、爪ばね33の作用によってラチェット歯体31の方に揺動し、位置決め機構35が1回動ピッチを回動した後の巻き取り体6に対して位置保持作用をするようになる。
【0024】
したがって、変速レバー8は巻き取り体の巻き戻し操作のみが可能な変速レバーになり、変速レバー8を原位置Nから揺動操作すると、その都度、連動機構30が巻き戻しばね26とインナーワイヤ9aとによる巻き戻し付勢力によって、巻き取り体6を変速レバー8の操作に連動させてインナーワイヤ9aを巻き取る回動方向Dに回動させる。そして、巻き取り体4は一気戻り防止機構37の作用によって1回動ピッチだけ巻き戻し回動し、変速装置が1段階だけ変速した回動位置になると位置決め機構35による作用によってその回動位置を保持する。
【0025】
変速インジケータ7は、取付ブラケット3にハンドルバー軸芯Xbにほぼ直交する軸芯まわりで回動するように取り付けるとともに前記変速段マークを備えている回動部材7aと、変速段マークを透視できるように透明部材で形成するとともに前記回動部材7aをカバーするように配置して取付ブラケット3に固定してある固定部材7bとによって構成してある。前記回動部材7aは巻き取り体6の一端側に形成した図3の如き歯車部6cに噛み合い連動していて巻き取り体6に連動して回動し、巻き取り体6が所定の回動位置になると、複数個の前記変速段マークのうちの変速装置の変速段に対応するものが固定部材7bに備えてある図2Aの如き指示マーク7cに合致するように停止する。つまり、指示マーク7cに合致した変速段マークがいずれの変速段マークであるかを知ることによって変速装置がいずれの変速段になったかが判断できる。
【0026】
第2実施例:
図9に示された本発明の第2実施例は、ハンドルバー軸芯Xbつまり取付軸芯Xaに対してガイド体104つまりその外周面104bの軸芯Yaつまり揺動操作体105の揺動軸芯Ybは角度α、例えば5度だけ傾斜しているという本発明の基本的な特徴は有しているが、第1実施例に比べて、変速ワイヤ9の操作を揺動操作体105だけで行い、変速レバーがなくなっていることに違いがある。
【0027】
図10に示すように、揺動操作体105は、外周面に滑り止め凹凸を形成した外筒105aと、この外筒105aに内嵌するとともに圧着あるいは接着あるいは係合によって外筒105aと一体に回動するように構成した内筒105bとによって構成され、ハンドルバー1に固定されたガイド体104の外周面104bに回動可能に外嵌している。揺動操作体105は、ガイド体104の一端側に形成したストッパ−部104cと他端側に配置された第1側部ガイドプレート107とによってガイド体104からの抜け止めを図られている。ガイド体104には貫通孔104aが設けられており、この貫通孔104aを用いてガイド体104をハンドルバー1に嵌合することにより、ガイド体104結果的には揺動操作体105のハンドルバーに対する位置関係が定まる。つまり、揺動操作体105の揺動軸芯Ybはハンドル軸芯Xbに対して角度α、ここでは5度傾斜している。この目的のため、揺動操作体の変位案内路を形成するガイド体104の外周面104bの軸芯Yaは貫通孔104aの軸芯Yaに対して角度αだけ傾斜している。前記ガイド体104はハンドルバーに外嵌するように形成するとともに、ガイド体104をハンドルバー1に固定するため、取付ブラケット103にはハンドルバー1を外嵌する取り付け筒部103aが設けられており、この筒部103aの先端とガイド体104の端部がかみ合い係合している。図11に示すように、取付ブラケット103は、さらにブレーキレバー50をハンドルバー1に取り付けるレバーブラケット部とネジ連結により一体化されている。
【0028】
変速操作装置100は、図10に示すように、前記ガイド体104の外周面104bに回動可能に取り付けた回動カム体でなる変速カム部109、前記取付ブラケット103に軸芯Qまわりで揺動するように支軸110を介して取り付けた揺動レバー106によって構成してある。変速カム部109のボス部109aに形成したスプラインと、前記揺動操作体105の内筒105bの一端側に形成したスプラインとが係合していることにより、変速カム部109と揺動操作体105とが一体回動するように連動している。変速カム部109の他端は、第2側部ガイドプレート10によって軸方向移動を規制されている。これにより、揺動操作体105を揺動回転操作すると、変速カム部109が揺動軸芯Ybまわりで回動する。揺動レバー106の一端に、回転式ワイヤ連結具を回動自在に付設することで回転式のワイヤ連結部110を形成し、このワイヤ連結部110に前記変速ワイヤ9のインナーワイヤ9aを連結するように構成している。揺動レバー106の前記ワイヤ連結部110と前記揺動軸芯Qとの間にカムフォロア111を設けるとともに、変速装置が自己復元力のために前記インナーワイヤ9aを介して揺動レバー106を揺動付勢することによって、前記カムフォロア111が変速カム部109のカム面109bに常時接触するように構成している。前記カム面109bの前記回動軸芯Xbに沿う方向視での形状を図11の如く形成し、変速カム部109が回動するに伴い、揺動レバー106が前記軸芯Qまわりで揺動して前記インナーワイヤ9aを変速装置の自己復元力に抗して引っ張り操作したり、変速装置が自己復元力で切り換わるように緩め操作するように構成している。
【0029】
前記変速カム面109bに変速装置の変速数に対応する数の凹入部109cを備えるとともに、揺動レバー106がインナーワイヤ9aの所定ストロークの引っ張りあるいは緩め操作をして変速装置が所定の変速段位に切り換わると、この変速段位に対応するいずれかの前記凹入部109cに前記カムフォロア111が入り込み、この入り込みによる変速カム部109と揺動レバー106との係合が、変速カム部109を回動操作された所定の操作位置に位置決めして変速装置を切り換え操作された変速段位に保持することにより、揺動操作体105を揺動回転操作すると、この操作力により、変速操作装置100が変速ワイヤ9のインナワイヤ9aを引っ張り操作したり、緩め操作して変速装置を所定の変速段位に切り換え操作する。
【0030】
前記揺動レバー106の揺動軸芯Qからワイヤ連結部110のワイヤ連結中心までの距離L1を、揺動軸芯Qからカムフォロア111のカム部接触点までの距離L2より大に形成し、揺動レバー106の揺動によってインナーワイヤ9aが引っ張り側や緩み側に移動するストロークが、変速カム部109による揺動レバー106の揺動操作角の割りには長くなるようにしてある。すなわち、変速カム部109を小型に形成して変速操作装置100をコンパクトにしながらも、インナーワイヤ9aが変速に必要な移動ストロークを移動することができる。
【0031】
図12に示すように、前記取付ブラケット103の内部に固定した弾性体製の打撃具112と、前記変速カム部109を形成する回転カム体に形成した被打撃部113とにより、変速報知用の音出し機構114を構成している。すなわち、被打撃部113に変速装置の変速数に対応する数の低部113aを備えるとともに、変速カム部109が所定の操作位置にあると、この操作位置に対応するいずれかの前記低部113aに、打撃具112の打撃作用突部112aが合致するように構成してある。そして、変速操作を行って変速カム部109が回動すると、被打撃部113も回動し、これに伴い、打撃具112の打撃作用突部112aが被打撃部113の突部113bに乗り上がって、打撃具112が弾性変形する。変速カム部109がさらに回動して所定の操作位置になると、これに伴い、打撃作用突部112aが被打撃部113の突部113bを乗り越えて低部113aに落ち込み、打撃具112がそれまでの弾性変形によって備えていた弾性復元力のために打撃作用突部112aが低部113aに衝撃的に接当するように構成してある。したがって、変速操作を行って変速装置の変速段位が切り換わると、音出し機構114が打撃具112と被打撃部113との接当音を発生して変速装置の切り換わりを報知する。
【0032】
図9および図10に示すように、前記取付ブラケット103に、変速装置の変速数に対応する数の表示窓118aが回動グリップの回動方向に並んでいる変速表示部118を備えるとともに、前記揺動操作体105の内筒105bの一端側に速度表示ドラム115を形成して、変速表示機構を構成してある。すなわち、変速操作をして揺動操作体105が揺動すると、これに伴う速度表示ドラム115の回動のために、速度表示ドラム115にシールを付着して形成してある着色帯部115aが表示窓列の内側を移動し、変速装置が所定の変速段位に切り換わると、図13に変速装置が第3速に切り換わった場合を示すように、前記複数の表示窓118aのうち、変速装置の切り換わった変速段位の順位に等しい数の表示窓118aの内側が速度表示ドラム115の着色帯部115a以外の色から着色帯部115aの色に変化する。つまり、変速装置を最低速の変速段位から増速側に変速して行くに伴い、表示窓列の最も端に位置して最低速度に対応する表示窓118aから順次に内側が着色帯部115aの色に変化して行く。したがって、表示窓列の低速側の端に位置する表示窓118aから何番目の表示窓まで色が変化したかを知ることにより、変速装置がいずれの変速段位になっているかを知るのである。
【0033】
尚、図11に示す取り付けねじ116は、前記取付ブラケット103のうち、揺動レバー106とインナーワイヤ9aの連結作業ための開口を閉じる蓋体部分103bを取付ブラケット103の本体側に連結するためのものである。また、図10に示すコイルばね117は、一端側が取付ブラケット103で、他端側が揺動操作体105の内筒105bに係止し、揺動操作体105をインナーワイヤ9aの引っ張り側に揺動操作する際に、その操作力の一部になるように揺動操作体105を付勢し、人為操作の軽減化を図るものである。
【0034】
第3実施例
図14に示された本発明の第3実施例は、第1実施例の変形例というべきものであり、もちろん、ハンドルバー軸芯Xbつまり取付軸芯Xaに対して揺動操作体105の揺動軸芯Ybが角度α、例えば5度だけ傾斜しているという本発明の基本的な特徴は有しているが、第1実施例に比べて、揺動操作体05の揺動軸芯Ybと巻き取り体206の回動軸芯Wが異なっていることに違いがある。つまり、巻き取り体206の回動軸芯Wがハンドルバー1の軸芯とほぼ直交するように配置されている。この構造のため、揺動操作体05の揺動変位をクラッチ爪を介して受け取るクラッチ歯車211と巻き取り体206との間に、揺動操作体05つまりクラッチ歯車211の回転動力を同芯配置されていない巻き取り体206に伝達する偏向動力伝達手段210が必要となる。この偏向動力伝達手段210は、クラッチ歯車211の端部に設けられた第1ベベルギヤ211と、この第1ベベルギヤ211と噛み合うベベルギヤ部とフラットギヤ部とを備えた第1中間ギヤ212と、この第1中間ギヤ212のフラットギヤ部と噛み合う第2中間ギヤ213と、前記第2中間ギヤ213と噛み合うとともに前記巻き取り体の外周部に形成されるギヤ部214とから構成されている。
【0035】
クラッチ爪やクラッチ歯車211の構造、さらには巻き取り体206の周辺に設けられている位置決め機構や一気戻り防止機構、そして変速レバー208の構造は、第1実施例と同様であるため、ここではその説明の繰り返しを避ける。
第4実施例
図15に示された本発明の第4実施例は、第3実施例の変形例というべきものであり、もちろん、ハンドルバー軸芯Xbつまり取付軸芯Xaに対して揺動操作体305の揺動軸芯Ybが角度α、例えば5度だけ傾斜しているという本発明の基本的な特徴は有しているが、第3実施例に比べて、揺動操作体305の幅がちいさくなっており、その代わりに揺動操作体305の外周面に第1指当て操作具306と第2指当て操作具307を設けていることに違いがある。
【0036】
揺動操作体305はリターンばねによって原位置に回動復帰するように構成するとともに、第1変速操作体305が原位置に位置すると、第1指当て操作部306と第2指当て操作部307は図16に示す原位置N1またはN2に位置するように配置してある。すなわち、第2指当て操作部307の原位置N2の方が第1指当て操作部306の原位置N1よりも高レベルに位置し、一段階だけ変速する際には第1指当て操作部306を使用する方が、第2指当て操作部307を使用するよりも指先の持ち上げが少なくて済んで比較的楽に操作でき、2段階や3段階以上の予め設定した複数段階を一気に変速する際には第2指当て操作部307を使用する方が、第1指当て操作部306を使用するよりも第1変速操作体5の比較的大回動角にわたる回動操作がしやすくて巻き取り体206を複数回動ピッチにわたって回動させる必要がありながらも確実に操作できるのである。ここでも、第1実施例や第3実施例と同様な構造の部分の説明の繰り返しは避けることにする。なお、揺動操作体は完全なリング体である必要はなく、図17に示すように、一部を切り欠いた部分的なリング体で揺動操作体405を構成することができる。
【0037】
これまで、第1実施例から第4実施例で示されたそれぞれの特徴的な構成は、それぞれ任意に組み合わされて用いることが可能であり、それらの組み合わされたものも本発明の枠内に入るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自転車用変速操作装置の第1実施例を示す全体平面図
【図2】変速段インジケータの部分を示す外観図
【図3】取付ブラケットのハンドルバーとの取付を示す断面図
【図4】変速操作装置の断面図
【図5】一方クラッチの側面図
【図6】位置決め機構と一気戻り防止機構の説明図
【図7】伝動機構の説明図
【図8】クラッチ切り体の説明図
【図9】本発明による自転車用変速操作装置の第2実施例を示す全体平面図
【図10】変速操作装置の断面図
【図11】変速操作カム部領域の断面図
【図12】音だし機構の断面図
【図13】変速段インジケータによる表示の説明図
【図14】本発明による自転車用変速操作装置の第3実施例を示す全体平面図
【図15】本発明による自転車用変速操作装置の第4実施例を示す全体平面図
【図16】指当て操作部をもつ揺動操作体の説明図
【図17】部分リング体からなる揺動操作体を示す側面図
【符号の説明】
1 ハンドルバー
3 取付ブラケット
4;104 ガイド体
4b;104b 揺動変位路
5;105;205;305;405 揺動操作体
Xa 取付軸芯
Yb 揺動軸芯

Claims (19)

  1. 自転車構成部材(1)に対して取付軸芯(Xa)でもって外嵌固定可能なガイド体(4;104)と、前記ガイド体の案内により揺動軸芯(Yb)回りの揺動変位を行う揺動操作体(5;105;205;305;405)とを備えた自転車用変速操作装置において、
    前記揺動軸芯(Yb)は前記取付軸芯(Xa)に対して傾斜しており、前記揺動軸芯(Yb)の前記取付軸芯(Xa)に対する傾斜は、前記揺動軸芯が自転車長手中心軸芯に近づくほど自転車前進方向に関して前記取付軸芯から遠ざかるように設定されていることを特徴とする自転車用変速操作装置。
  2. 前記揺動操作体は前記ガイド体によって形成された揺動変位路(4b;104b)上を移動するリング体(5;105;205;305)であることを特徴とする請求項1に記載の自転車用変速操作装置。
  3. 前記揺動操作体は前記ガイド体によって形成された揺動変位路(4b;104b)上を移動する部分リング体(405)であることを特徴とする請求項1に記載の自転車用変速操作装置。
  4. 前記リング体(305;405)に、前記リング体の外周面から径方向に突出した指当て操作部(306;307)が少なくとも1つ設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の自転車用変速操作装置。
  5. 前記指当て操作部が第1指当て操作部(306)と第2指当て操作部(307)とからなり、前記第1指当て操作部と第2指当て操作部は前記リング体の周方向に所定間隔をあけて設けられていることを特徴とする請求項4に記載の自転車用変速操作装置。
  6. 前記変速操作装置は変速ワイヤを操作するワイヤ操作体(106)と前記揺動操作体の変位を前記ワイヤ操作体(106)に伝達する変位伝達機構(111,109)を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の自転車用変速操作装置。
  7. 前記ワイヤ操作体は一端を枢支された揺動レバー(106)として構成され、前記変位伝達機構はカム(109)とカムファロア(111)とから構成されていることを特徴とする請求項6に記載の自転車用変速操作装置。
  8. 前記変速操作装置は前記揺動操作体の変位によって変速ワイヤを操作する巻き取り体を備えており、前記巻き取り体(6)は前記揺動操作体(5)の揺動軸芯(Yb)回りで回転可能あることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の自転車用変速操作装置。
  9. 前記揺動操作体(5)と前記巻き取り体(6)は一方向クラッチ(20)を介して連結されていることを特徴とする請求項8に記載の自転車用変速操作装置。
  10. 前記変速操作装置は前記揺動操作体の変位によって変速ワイヤを操作する巻き取り体を備えており、前記巻き取り体は前記揺動操作体の揺動軸芯(Yb)とは異なる回転軸芯(W)回りで回転可能で、前記揺動操作体からの回転動力を前記巻き取り体に伝達する偏向動力伝達手段(210)が備えられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の自転車用変速操作装置。
  11. 前記偏向動力伝達手段(210)がギヤ伝動機構(211,212,213,214)として構成されていることを特徴とする請求項10に記載の自転車用変速操作装置。
  12. 前記変速操作装置は変速レバー(8)を備えており、前記揺動操作体の操作変位により変速ワイヤが一方方向に変位させられ、前記変速レバー(8)の操作変位により変速ワイヤが他方方向に変位させられることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の自転車用変速操作装置。
  13. 前記変速レバーの操作変位方向と前記揺動操作体の操作変位方向は互いに異なっていることを特徴とする請求項12に記載の自転車用変速操作装置。
  14. 前記傾斜の角度(α)は5度から40度であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載された自転車用変速操作装置。
  15. 自転車構成部材(1)に対して取付軸芯(Xa)でもって外嵌固定可能なガイド体(4;104)と、前記ガイド体の案内により揺動軸芯(Yb)回りの揺動変位を行う揺動操作体(5;105;205;305;405)とを備えた自転車用変速操作装置において、
    前記揺動軸芯(Yb)は前記取付軸芯(Xa)に対して傾斜しており、
    前記揺動操作体の変位によって変速ワイヤを操作する巻き取り体が備えられ、前記巻き取り体は前記揺動操作体の揺動軸芯(Yb)とは異なる回転軸芯(W)回りで回転可能で、前記揺動操作体からの回転動力を前記巻き取り体に伝達する偏向動力伝達手段(210)が備えられていることを特徴とする自転車用変速操作装置。
  16. 前記偏向動力伝達手段(210)がギヤ伝動機構(211,212,213,214)として構成されていることを特徴とする請求項15に記載の自転車用変速操作装置。
  17. 前記変速操作装置は変速レバー(8)を備えており、前記揺動操作体の操作変位により変速ワイヤが一方方向に変位させられ、前記変速レバー(8)の操作変位により変速ワイヤが他方方向に変位させられることを特徴とする請求項15又は16に記載の自転車用変速操作装置。
  18. 前記変速レバーの操作変位方向と前記揺動操作体の操作変位方向は互いに異なっていることを特徴とする請求項17に記載の自転車用変速操作装置。
  19. 前記傾斜の角度(α)は5度から40度であることを特徴とする請求項15〜18のいずれか1項に記載された自転車用変速操作装置。
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