JP3621077B2 - 車両用カップホルダ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はドアの内側やシートの背部などに設けられ、カップや缶(カップ類と呼ぶ)を保持できる開閉式の車両用カップホルダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ワンタッチで開閉できる折り畳み式のカップホルダ装置として、例えば実公平4−39071号公報に示されるように、内側にコップ胴受リングを回動可能に軸支した蓋板を、コップ底受板に対して閉状態と起立状態になるようコップ底受板の一側に回動可能に軸承し、コップ胴受リングの回動軸部にクランク部を形成し、蓋板の内側にコップ底受板方向にスライドする板状の蓋開け部材を設けるとともに、蓋開け部材にクランク部に係合してコップ胴受リングを蓋板に対して起伏可能に回動させるカム部を形成し、蓋開け部材をコップ底受板方向へ付勢するスプリングを配設したものが知られている。
【0003】
しかしながら、上記構造のカップホルダ装置の場合、蓋開け部材のカム部がコップ胴受リングの回動軸部に設けたクランク部を付勢して回動させるようになっているため、コップ胴受リングを水平位置まで回動させるために大きなバネ力のスプリングを必要とするとともに、蓋板を開いた時にコップ胴受リングが必ずしも円滑に開かないという問題があった。
また、上記カップホルダ装置では、コップ胴受リングが回動軸部のみで支持されているに過ぎないため、その先端部付近が車体振動や慣性力によって撓みやすく、カップや缶を安定に保持できない場合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、縦方向に配置され、上下方向のガイド溝を有するベースプレートと、ベースプレートに対してその下端部を支点として開閉自在に支持されたカップ底受板を兼ねるカバーとを備え、これらベースプレートとカバーとに、カップ類を保持するためのホルダとアームとを取り付けたものが考えられる。この場合、アームの一端部をベースプレートまたはカバーに対して回動可能に軸支し、ホルダの一端部をベースプレートのガイド溝にスライド自在に係合し、他端部をアームの他端部に回動可能に軸支すれば、アームとホルダを折り畳んでカバーとベースプレートの間に格納できる。なお、アームとホルダとを開き方向に付勢するバネと、カバーをベースプレートに対し閉鎖位置で係止するロック部とを設けることにより、ロックを解除すれば、カバーが自動的に開き、アームとホルダも開くことができる。
【0005】
しかしながら、上記構造の場合、カップ類を保持していない状態で、アームやホルダに外力が加わると、ガイド溝に係合しているホルダの一端部、アームとホルダの連結部、アームとベースプレートまたはカバーとの接続部などが破損しやすいという問題がある。簡単に破損しないようにするには、アームやホルダ、さらにはこれら部品の接続部を補強する必要があり、構造が大型になったり、重量増加を招く問題があった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、ロックの解除操作が容易で、薄型の車両用カップホルダ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、被取付面に縦方向に固定されるベースプレートと、ベースプレートに対して閉鎖位置と水平な開放位置とになるようベースプレートの下端部に開閉可能に軸支されたカップ底受板を兼ねるカバーとを備えた車両用カップホルダ装置において、上記ベースプレートの上端部に、上下方向に変位可能でかつ両側部にロック爪を有するロックボタン一体に設けられ、上記カバーの開放端部に、上記ロックボタンを外部に露出させ、ロックボタンとの干渉防止となる切欠部が形成され、上記切欠部の両側のカバーの開放端部の内側に、上記ロック爪と係合して上記カバーを閉鎖位置で保持する係合部設けられ、上記ロックボタンを下方へ押し下げることにより、ロック爪がカバーの係合部から外れるように構成され、上記カバーを開放方向へ付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明において、ロックボタンを押し下げると、ロックボタンが下方へ変位し、ロック爪がカバーの係合部から外れる。そのため、カバーが開く。この発明の場合、ロックボタンは上からのプッシュ方式のため、操作が簡単であり、ロックボタンがベースプレートと一体に形成されているため、部品数が少なくて済む。また、ロックボタンの両側部にロック爪を形成してあるため、このロック爪と係合するカバーの係合部をロックボタンの両側部に対面する部位に形成すればよい。そのため、カバーの厚みを薄くでき、全体として薄型のカップホルダ装置とすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は本発明が適用される車両用ドアの内側面を示す。
図において、10はカップホルダ装置であり、ドア1の上部内側面に設けられている。カップホルダ装置10は、図2のように、ベースプレート20、カバー30、アーム40、ホルダ50などで構成されており、これら各部品は軟質の樹脂で一体成形されている。
【0010】
ベースプレート20はほぼ平板状の部材であり、図3に示すように上端部の両側に2個のネジ挿通孔21が形成されている。また、ベースプレート20の裏面下部には一対の差込み部22が下向きに形成されており、これら差込み部22をドア1のドアトリム2の孔3(図4参照)に上方から差し込み、かつ前面側からネジ4をインナパネル5の裏面に固着されたナット6に螺入することにより、ベースプレート20はドア1に縦方向に固定される。ベースプレート20の前面中央部には、一対のレール23が縦方向に突設されており、これらレール23の両外側面には上下方向のガイド溝24が形成されている。ガイド溝24の下端部は下方へ開口しており、上部はやや前方へ傾斜24bした後、上端部が前方へ開口している。上記ガイド溝24の上端開口24aの中間には、後述するホルダ50の規制突起53を係止する下向きの規制爪25が形成されている。ベースプレート20の前面下端部には、一対の外向きの軸部26が突設されており、これら軸部26は後述するカバー30の軸受孔31に回動可能に嵌合する。レール23の上端部には前方へ突出する箱型の凸部27が一体に形成されている。ベースプレート20の上縁には、ロックボタン28が上下方向に弾性変位可能に一体成形されている。このロックボタン28の下端部両側には、後述するカバー30の爪(係合部)34と係合し、カバー30を閉鎖状態で保持するロック爪28aが形成されている。
【0011】
カバー30はカップ底受板を兼ねるものであり、ベースプレート20の前面側を覆うことができるように、樹脂で断面凹状に一体成形されている。カバー30の一端部には、ベースプレート20の軸部26が回動可能に嵌合する軸受孔31が形成されており、カバー30はベースプレート20の前面側を覆う閉鎖位置と水平な開放位置とに開閉可能である。また、カバー30の同端部には、後述するアーム40の一端部が嵌合する一対の軸支部32が突設されている。カバー30の他端部には、上記ロックボダン28との干渉を防止するための逃げ部33が切欠形成され、この逃げ部33の内側には、ロックボタン28のロック爪28aと係合して閉鎖状態を保持する爪34が形成されている。カバー30の中央部には、カップ類Cの底部を支える円形の浅い凹部35が形成されている。
【0012】
アーム40も樹脂で略U字形に一体成形されたものであり、その基端部(一端部)にはカバー30の軸支部32に回動可能に嵌合する2本の軸部41a,41bが両側方へ突設されている。このうち、一方の軸部41aは他方の軸部41bに比べて長く形成されており、この長い軸部41aには圧縮コイルスプリング48が挿通されている。そのため、長い軸部41aを一方の軸受部32に嵌合させ、コイルスプリング48を圧縮させた後、短い軸部41bを他方の軸受部32に嵌合させることにより、アーム40をカバー30に対して簡単に組み立てることができ、かつ軸部41a,41bが軸受部32から外れるのを防止できる。アーム40の自由端部(他端部)には、軸部42a,42bが内向きに突設されており、これら軸部42a,42bはホルダ50の軸受孔51に回動可能に嵌合している。なお、一方の軸部42aは他方の軸部42bに比べて長目に形成されており、長い軸部42aにはアーム40とホルダ50とを開き方向Aに付勢する捩りバネ49が挿通されている。
【0013】
ホルダ50はカバー30上に載置されるカップ類Cの転倒を防止するものであり、アーム40の内側に折り畳み可能な形状に樹脂で一体成形されている。この実施例のホルダ50は、一端側が開口した略U字形または略C字形に形成されている。ホルダ50の先端部の開口は、カバー30の爪34の間隔より若干幅広に形成されている。ホルダ50の自由端側の両側部には軸受孔51が形成され、アーム40の軸部42はこれら軸受孔51に回動可能に嵌合している。ホルダ50の自由端側と反対側の端部(中間部)には、上記ベースプレート20のガイド溝24にスライド自在に係合する一対の円柱状スライド突起52が内向きに突設されている。これら突起52の間には、ベースプレート20の規制爪25と係合する規制突起53が上向きに突設されている。規制爪25と規制突起53は本発明の規制手段を構成しており、その係止力は、ホルダ50に前方へ大きな外力が作用した時、比較的容易に外れる程度に設定されている。
【0014】
上記構成のカップホルダ装置10は次のようにして組み立てられる。
まず、ベースプレート20の軸部26をカバー30の軸受孔31に嵌合させ、ベースプレート20とカバー30とを回動可能に連結する。一方、ホルダ50とアーム40とを予め組み立てておき、アーム40の軸部41a,41bをカバー30の軸支部32に嵌合させる。そして、ホルダ50をアーム40の内側へ折り畳みながらカバー30を閉じれば、スライド突起52がガイド溝24の下端開口より自動的に挿入され、組み立てを完了する。
なお、上記のような組立方法のほか、スライド突起52をガイド溝24の上端開口24aに強制的に押し込めば、規制突起53が規制爪25を乗り越えるので、スライド突起52をガイド溝24に挿入することができる。
【0015】
また、カップホルダ装置10を小物入れとして使用したい場合には、ホルダ50とアーム40とを取り外せばよい。まず、カバー30を全開位置まで開き、アーム40の軸部41a,41bをカバー30の軸支部32から外す。即ち、アーム40を長い軸部41a側へ押し込んでコイルスプリング48を圧縮させれば、短い軸部41bが軸支部32から簡単に外れる。そして、ホルダ50のスライド突起52をガイド溝24の下端開口より引き抜けば、ホルダ50とアーム40を簡単に取り外すことができる。
【0016】
次に、上記カップホルダ装置10の開閉動作を、図4〜図6にしたがって説明する。
図4はカバー30を開いた状態であり、カバー30の後縁側の側縁36が、ベースプレート20の軸部26を支えるボス部29の下縁とストッパ突起20aの下縁とに当り、停止している。そのため、カバー30は水平位置で支持され、カバー30にカップ類Cの重量が作用しても、カバー30が撓むことがない。また、アーム40とホルダ50は捩りバネ49により開き方向に付勢されているので、ホルダ50のスライド突起52がガイド溝24の上縁で停止し、ほぼ水平位置にある。なお、アーム40は斜め45度の状態で起立している。
【0017】
カバー30を閉鎖方向に回動させると、約45度回動させた時にカバー30の内面がホルダ50の前端部に当接し、ホルダ50の前端部を斜め後方へ押し上げる。そのため、ホルダ50の後端部(ベースプレート側)は下方へ押し下げられるとともに、ガイド溝24の傾斜部23bを利用して下方へガイドされ、スライド突起52はガイド溝24に沿って下方へスライドする。これに伴い、アーム40も上方へ回動する。図5はこの状態を示す。
【0018】
さらにカバー30を閉鎖方向に回動させ、全閉位置まで到達すると、カバー30の爪34がロックボタン28のロック爪28aと係合し、カバー30は閉鎖状態で保持される。この時、ホルダ50はアーム40の内側へ折り畳まれ、ホルダ50とアーム40はベースプレート20とカバー30との間にコンパクトに格納される。図6はこの状態を示す。
【0019】
一方、全閉位置にあるカバー30を開く場合には、カバー30の頂面に露出しているロックボタン28を押し下げる。これにより、ロックボタン28の前端側が下方へ変位し、ロック爪28aがカバー30の爪34から外れる。そのため、捩りバネ49によりアーム40の上端部が前方へ回動しようとし、カバー30を開き方向へ押す。カバー30が開き方向へ回動すると、アーム40も追随して回動し、ホルダ50のスライド突起52はガイド溝24を上方へスライドする。そして、ホルダ50がほぼ水平位置まで回動した時点で、スライド突起52はガイド溝24の上端に当たって停止し、それ以後はカバー30のみが水平位置まで回動する。
【0020】
上記カップホルダ装置において、カバー30を水平位置まで開いた状態でカバー30上にカップ類Cを載置すると、カップ類Cの外周がホルダ50で保持される。特に、ホルダ50がアーム40によって両側から支持されているので、ベースプレート20とホルダ50とアーム40とが図4のように側面視3角形構造となり、非常に安定な支持構造となる。そのため、車体振動や慣性力が加わってもホルダ50が撓んだりガタついたりせず、カップ類Cを安定に保持できる。
また、カバー30を開いた時、アーム40がカバー30と同方向に回動するので、カバー30のロックを解除するだけで、カバー30とアーム30が円滑に回動し、これに連動してホルダ50も水平位置へと円滑に回動する。また、ホルダ50とアーム40とを開き方向に付勢するバネ49のみで、ホルダ50,アーム40およびカバー30を開き方向に付勢できるため、部品点数が少なく、構造が非常に簡単となる。
【0021】
ところで、上記のようなカップホルダ装置の場合、カバー30を全開位置とし、かつカップ類Cを保持していない状態で、ホルダ50に外力が加わると、スライド突起52、軸部41a,41b、あるいは軸部42a,42bなどが破損しやすい。これら突起や軸部が簡単に破損しないように補強しようとすると、カップホルダ装置全体が大型化する。
そこで、上記実施例ではホルダ50に外力が加わった時、ホルダ50のスライド突起52がガイド溝24から外れるようにし、突起や軸部の破損を防止している。即ち、図4において、ホルダ50に一定値以上の押し下げ力F や前方への引張力F が作用すると、ホルダ50の規制突起53がベースプレート20の規制爪25から外れ、スライド突起52がガイド溝24の上端開口24aから前方へ外れる(図4の二点鎖線で示す)。そのため、スライド突起52や軸部41a,41b、42a,42bなどに無理な力が作用せず、破損を防止できる。
なお、再度組み立てる場合には、前述の組立方法で述べたように、ホルダ50をアーム40の内側へ折り畳みながらカバー30を閉じれば、スライド突起52がガイド溝24の下端開口より自動的に挿入され、容易に組み立てることができる。
【0022】
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、以下に示すように種々変更可能であることは言うまでもない。
図7は規制手段の他の実施例を示す。
この実施例では、ガイド溝24の上端開口24aに内側へ突出する突起24cを形成し、スライド突起52が上端開口24aから自由に抜けないようにしたものである。この場合も、ホルダ50に対し前方への外力が作用すると、スライド突起52が突起24cの間から抜けるので、ホルダ50やアーム40に無理な荷重がかからない。
【0023】
上記実施例では、ホルダ50の両側部を軸支できるようにアーム40を略U字形に形成したが、アームを2本のリンク部材で構成してもよい。要するに、カバー上に載置されたカップ類と干渉せず、かつカバーの内部にホルダと共に折り畳み可能に格納できる形状であれば、形状は限定されない。なお、アームを略U字形とした場合には、ホルダの左右の傾きを規制でき、支持剛性が高くなるという利点がある。
【0024】
また、アーム40をカバー30の軸支部32に上下方向に回動可能に軸支したが、カバー30に代えてベースプレート20に軸支してもよい。また、アームをカバーの軸支部と同軸上に軸支してもよい。
【0025】
上記実施例ではロック部として、ベースプレート20に一体にロックボタン28を形成したが、カバー30にロックボタンを形成してもよく、さらに別体のロックボタンをベースプレート20またはカバー30に取り付けてもよい。実施例のようにロックボタン28の両側にロック爪28aを形成すると、上部プッシュ式でかつ薄型のカップホルダ装置を得ることができる。
【0026】
大型のカップを保持する場合、ホルダ50のスライド突起52がガイド溝24に係合した状態では保持できない場合がある。一方、スライド突起52をガイド溝24から外すと、アーム40が水平位置まで回動してしまうので、カップに倒れ方向の力がかかる。そこで、アーム40の軸部41aにコイルスプリング48に代えてトーションスプリングを挿通し、アーム40に常時上方への回動力を与えてもよい。この場合には、ホルダ50とアーム40がトーションスプリングによって上方へ持ち上げられるので、カップの転倒を防止できる。
【0027】
なお、本発明の車両用カップホルダ装置は、ドアの内側に限らず、シートの背部や車体の内側など、如何なる部位にも採用することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、ロックボタンは上からのプッシュ方式のため、操作が簡単であり、ロックボタンがベースプレートと一体に形成されているため、部品数が少なくて済む。また、ロックボタンの両側部にロック爪を形成してあるため、このロック爪と係合するカバーの係合部をロックボタンの両側部に対面する部位に形成すればよく、そのため、カバーの厚みを薄くでき、全体として薄型のカップホルダ装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカップホルダ装置を搭載した自動車用ドアの内側面図である。
【図2】本発明にかかるカップホルダ装置の全体斜視図である。
【図3】図2のカップホルダ装置の分解斜視図である。
【図4】本発明のカップホルダ装置の全開時の縦断面図である。
【図5】本発明のカップホルダ装置の閉鎖途中の縦断面図である。
【図6】本発明のカップホルダ装置の全閉時の縦断面図である。
【図7】規制手段の他の例の側面図である。
【符号の説明】
10 カップホルダ装置
20 ベースプレート
24 ガイド溝
24a 上端開口
25 規制爪
28 ロックボタン
28a ロック爪
30 カバー
34 爪(係合部)
40 アーム
49 捩りバネ
50 ホルダ
52 スライド突起
53 規制突起

Claims (1)

  1. 被取付面に縦方向に固定されるベースプレートと、ベースプレートに対して閉鎖位置と水平な開放位置とになるようベースプレートの下端部に開閉可能に軸支されたカップ底受板を兼ねるカバーとを備えた車両用カップホルダ装置において、
    上記ベースプレートの上端部に、上下方向に変位可能でかつ両側部にロック爪を有するロックボタン一体に設けられ、
    上記カバーの開放端部に、上記ロックボタンを外部に露出させ、ロックボタンとの干渉防止となる切欠部が形成され、
    上記切欠部の両側のカバーの開放端部の内側に、上記ロック爪と係合して上記カバーを閉鎖位置で保持する係合部設けられ、
    上記ロックボタンを下方へ押し下げることにより、ロック爪がカバーの係合部から外れるように構成され、
    上記カバーを開放方向へ付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする車両用カップホルダ装置。
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