JP3617421B2

JP3617421B2 - Car cowl structure

Info

Publication number: JP3617421B2
Application number: JP2000216126A
Authority: JP
Inventors: 慎一川口
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 2000-07-17
Filing date: 2000-07-17
Publication date: 2005-02-02
Anticipated expiration: 2020-07-17
Also published as: JP2002029451A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のカウル部構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の自動車のカウル部構造としては、特開平０６−２４７３４１号公報に示されているように、カウルトップパネルとダッシュアッパパネル及び、該ダッシュアッパパネルの前端部に接続されるカウルフロントパネルとによって、エアボックスを車幅方向に設け、そして、その側部に設けたカウルサイドパネル等の大きなブレース部材に溶接するなどして前記エアボックスをシールしていたものが知られている。
【０００３】
また、最近では、車室内空間を大きくしたいという要求や、造形上の理由などから、フロントウインドシールドガラスを従来よりも大きく車両前方に設定する構造が求められており、図５に示すような構造が知られている。
【０００４】
この図５に示すカウル部構造では、エアボックス１はカウルトップパネル２とダッシュアッパパネル３、カウルフロントパネル４、及び図外のカウルサイドパネルとで構成してある。
【０００５】
エアボックス１の上壁としてのカウルトップパネル２は断面山形状に形成してあり、このカウルトップアッパ２の前側傾斜壁面上には、ウインドシールドガラス５の下側部を接着固定してある。
【０００６】
前記カウルフロントパネル４の上縁部には、その前方に張り出すカウルフロントエクステンション６を設けてあり、エアボックス１を前記ダッシュパネル７よりもエンジンルームＥ・Ｒ側に向けて張り出して形成してある。
【０００７】
前記ウインドシールドガラス５の下側部から該カウルフロントエクステンション６の上端部に亘って、該ウインドシールドガラス５の下側部、カウルトップパネル２の前端部およびカウルフロントエクステンション６を覆うようにカウルカバー８を配設してある。
【０００８】
そして、カウルフロントエクステンション６の両側部は、図中Ｘに示す領域に亘って、前述のようにその側部に設けた図外のカウルサイドパネル等の大きなブレース部材に溶接したり、パネル間の隙間にシール材を設定するなどして前記エアボックス１をシールしている。
【０００９】
なお、９はエンジンルームＥ・Ｒのボンネットフードを示している。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の構造によれば、図中Ｘに示す領域、つまり、カウルフロントエクステンション６の両側端部ほぼ全域に亘って、溶接もしくはシール材を設定するなどしてエアボックス１をシールしていたため、製造時の作業性が悪いという問題があった。
【００１１】
しかも、このように溶接やシール材によりエアボックスシールしつつ車両前方に設定されると、該エアボックス１の下方のエンジンルームＥ・Ｒ内に配置される図外の補記類等の整備をする際、前記フロアエクステンション６を取り外すのが困難なため、作業性の面で不利となるので、整備の作業性を考慮して、前記カウルフロントエクステンション６を脱着可能に取り付けたいという要求もあった。
【００１２】
そのため、該カウルフロントエクステンション６の両側端部に溶接やシール材等を用いずにエアボックス１をシールすることが望まれている。
【００１３】
そこで、本発明はカウルフロントエクステンションの両側端部に溶接やシール材等を用いずに、エアボックスをシールすることができ、該カウルフロントエクステンションを脱着可能に構成することのできる自動車のカウル部構造を提供するものである。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明にあっては、カウルトップパネルとダッシュアッパパネル及び、該ダッシュアッパパネルの前端部に接続されるカウルフロントパネルと、その前端部に接続され車両前方に延在するカウルフロントエクステンションと、これらの上部を覆うカウルカバーとにより、エアボックスを車幅方向に設定したカウル部構造であって、前記カウルフロントエクステンションの両側端部を支持するブラケットを、カウルフロントパネルの側方に延在するフードリッジに各々設けると共に、前記ブラケットに、前記カウルフロントエクステンションの一方の側端部ほぼ全域の下面に亘って接続される第１接続面と、前記フードリッジに接合される第２接続面とを設け、該ブラケットにより、前記カウルフロントエクステンションとフードリッジとの間をほぼ全域に亘ってシールしたことを特徴としている。
【００１５】
請求項２の発明にあっては、請求項１に記載の自動車のカウル部構造であって、前記ブラケットは、その下端部を該ブラケットの下方に位置する車両骨格部材であるストラットハウジングに接続したことを特徴としている。
【００１６】
請求項３の発明にあっては、請求項１または請求項２に記載のカウル部構造であって、前記ブラケットに、カウルフロントエクステンションとフードリッジとを接続して、これらブラケットとカウルフロントエクステンションとフードリッジとで閉断面を形成したことを特徴としている。
【００１７】
【発明の効果】
請求項１に記載の発明によれば、カウルトップパネルとダッシュアッパパネル及び、該ダッシュアッパパネルの前端部に接続されるカウルフロントパネルと、その前端部に接続され車両前方に延在するカウルフロントエクステンションと、これらの上部を覆うカウルカバーとにより、エアボックスを車幅方向に設定したカウル部構造の前記カウルフロントエクステンションの両側端部を支持するブラケットを、カウルフロントパネルの側方に延在するフードリッジに各々設けると共に、前記ブラケットに、前記カウルフロントエクステンションの一方の側端部ほぼ全域の下面に亘って接続される第１接続面と、前記フードリッジに接合される第２接続面とを設け、該ブラケットにより、前記カウルフロントエクステンションとフードリッジとの間をほぼ全域に亘ってシールしてあるため、従来のように、カウルフロントエクステンションの両側端部ほぼ全域に亘って、エアボックスをシールするために設定していたシール材が不要になり、製造時の作業性を向上することができる。
【００１８】
しかも、エアボックスが車両前方に設定してあっても、このような構造を取ることにより、フロアエクステンションを脱着可能に設定できるので、前記エアボックス下方のエンジンルーム内に配置される補記類等の整備をする際の作業性を向上することができる。
【００１９】
請求項２に記載の発明によれば、請求項１の効果に加えて、前記ブラケットは、その下端部を該ブラケットの下方に位置する車両骨格部材であるストラットハウジングに接続してあるため、サスペンションからの入力を受けるストラットハウジングの支持剛性を高めることができ、ひいては操縦安定性の向上にも寄与することができる。
【００２０】
請求項３に記載の発明によれば、請求項１または請求項２の効果に加えて、前記ブラケットに、カウルフロントエクステンションとフードリッジとを接続して、これらブラケットとカウルフロントエクステンションとフードリッジとで閉断面を形成してあるため、カウルフロントエクステンションの支持剛性を高めることができる。
【００２１】
しかも、請求項２のように、前記ブラケットを、その下端部を該ブラケットの下方に位置する車両骨格部材であるストラットハウジングに接続したものでは、サスペンションからの入力を受けるストラットハウジングの支持剛性をさらに高めることができる。
【００２２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面と共に前記従来の構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
【００２３】
図１〜４において、１はダッシュパネル７の上側に接合配置されて車体フロントウエスト部の車幅方向骨格部材として、および図外の空調装置の外気導入部として機能するエアボックスを示しており、カウルトップパネル２とダッシュアッパパネル３、カウルフロントパネル４とで構成してある。
【００２４】
エアボックス１の上壁としてのカウルトップパネル２は断面山形状に形成してあり、このカウルトップパネル２の前側傾斜壁面上には、ウインドシールドガラス５を接着剤等（図示略）により接着固定してある。
【００２５】
特にこの実施形態では、車体の造形上の理由などからカウルフロントパネル４の上縁部に前方に張り出すカウルフロントエクステンション６を設けて、エアボックス１を前記ダッシュパネル７よりもエンジンルームＥ・Ｒ側に向けて張り出して形成してある。
【００２６】
また、前記ウインドシールドガラス５の下側部から該カウルフロントエクステンション６の上端部に亘って、該ウインドシールドガラス５の下側部、カウルトップパネル２の前端部およびカウルフロントエクステンション６の上部を覆うようにカウルカバー８を配設してある。
【００２７】
前記カウルフロントエクステンション６は、カウルフロントパネル４の上縁部に接続する後部下端６ａと、カウルカバー８に接続する前部上端６ｂと、これら後部下端６ａ及び前部上端６ｂとをつなぐ斜面６ｃとからなっている。
【００２８】
また、前記カウルフロントエクステンション６は、その両側端部を、カウルフロントパネル４の側方に延在するフードリッジ１１の左右に各々設けたブラケット１０によって支持するようにしてある。
【００２９】
具体的には、前記ブラケット１０に、前記カウルフロントエクステンション６の一方の側端部のほぼ全域の下面に亘って接続される第１接続面１２と、前記フードリッジ１１に接合される第２接続面１３とを設け、該ブラケット１０により、前記カウルフロントエクステンション６とフードリッジ１１との間をほぼ全域に亘ってシールしてある。
【００３０】
この実施形態では、前述のようにカウルフロントエクステンション６を後部下端６ａと前部上端６ｂ及びこれらを繋ぐ斜面６ｃとで形成してあるため、ブラケット１０の前記第１接続面１２をこれら後部下端６ａ，前部上端６ｂ，斜面６ｃの下面に沿う後部１２ａ，前部１２ｂ，傾斜部１２ｃによって形成すると共に、前記第２接続面１３を前部上端６ｂ及び斜面６ｃに沿う前部１３ｂ，傾斜部１３ｃとで形成してある。
【００３１】
なお、図２に示すようにブラケット１０の第２接続面の前部１３ｂ及び傾斜部１３ｃとの接続部は、傾斜に対して垂直に形成されるため、成形性を高めるためにこれら前部１３ｂ，傾斜部１３ｃとの間に凹部１３ｄを設けてある。
【００３２】
また、１６は前記フロントカウルパネル４の上縁部、ブラケット１０の後部１２ａ及びフードリッジ１１に接続され、前記ブラケット１０の後部でフロントカウルエクステンション６の下面を覆うブレースであり、これによって前記カウルフロントエクステンション６とフードリッジ１１との間を全域に亘って完全にシールしてある。
【００３３】
特に本実施形態では、前記ブラケット１０は、その下端部１４を該ブラケット１０の下方に位置する車両骨格部材であるストラットハウジング１５の上面に接続してある。
【００３４】
具体的には、図３に示すように、ブラケット１０の上部１２ｂを及び第２接続面１３（１３ｂ，１３ｃ）をフードリッジ１１の上部フランジ１１ａ，側面１１ｂに接続すると共に、下端部１４の下面をストラットハウジング１５の上面に接続してある。
【００３５】
また、前記ブラケット１０には、カウルフロントエクステンション６とフードリッジ１１とに接続して、これらブラケット１０とカウルフロントエクステンション６とフードリッジ１１とで閉断面Ｓを形成してある。
【００３６】
以上の実施形態の構造によれば、カウルフロントエクステンション６の両側端部を支持するブラケット１０を、カウルフロントパネル４の側方に延在するフードリッジ１１に各々設けると共に、前記ブラケット１０に、前記カウルフロントエクステンション６の一方の側端部ほぼ全域の下面に亘って接続される第１接続面１２と、前記フードリッジ１１に接合される第２接続面１３とを設け、該ブラケット１０により、前記カウルフロントエクステンション６とフードリッジ１１との間をほぼ全域に亘ってシールしてあるため、従来のように、カウルフロントエクステンション６の両側端部ほぼ全域に亘って、エアボックス１をシールするために設定していたシール材が不要になり、組み付け作業性を向上することができる。
【００３７】
しかも、エアボックス１が造形上の理由等から車両前方に設定してあっても、このような構造を取ることにより、フロアエクステンション６を脱着可能に設定できるので、前記エアボックス１の下方のエンジンルーム（Ｅ・Ｒ）内に配置される図外の補記類等の整備をする際の作業性を向上することができる。
【００３８】
さらに、本実施形態の構造によれば、以上の効果に加えて、前記ブラケット１０は、その下端部１４を該ブラケット１０の下方に位置する車両骨格部材であるストラットハウジング１５の上面にに接続してあるため、図外のサスペンションからの入力による、図３の矢印に示すような内倒れ荷重等をうけるストラットハウジング１５の支持剛性を高めることができ、ひいては操縦安定性の向上にも寄与することができる。
【００３９】
また、前記ブラケット１０に、カウルフロントエクステンション６とフードリッジ１１とを接続して、これらブラケット１０とカウルフロントエクステンション６とフードリッジ１１とで閉断面Ｓを形成してあるため、カウルフロントエクステンション６の支持剛性を高めることができる。
【００４０】
しかも、前述のように、前記ブラケット１０の下端部１４を該ブラケット１０の下方に位置するストラットハウジング１５に接続したものでは、図外のサスペンションからの入力を受けるストラットハウジング１５の支持剛性をさらに高めることができる。
【００４１】
なお、前述の実施形態では、ブラケット１０に加えて、フロントカウルパネル４の上縁部、ブラケット１０の後部１２ａ及びフードリッジ１１に接続され、前記ブラケット１０の後部でフロントカウルエクステンション６の下面を覆うブレース１６を設け、これによって前記カウルフロントエクステンション６とフードリッジ１１との間を全域に亘って完全にシールした構造を示したが、該ブレース１６をブラケット１０と一体に形成してもよいことはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態を示す斜視図。
【図２】同実施形態の要部を示す分解斜視図。
【図３】図１の矢視Ａによる要部図。
【図４】図１のＢ−Ｂ線に沿う端面図。
【図５】従来の構造における図４相当の端面図。
【符号の説明】
１エアボックス
２カウルトップパネル
３ダッシュアッパパネル
４カウルフロントパネル
６カウルフロントエクステンション
８カウルカバー
１０ブラケット
１１フードリッジ
１２第１接続面
１３第２接続面
１４下端部
１５ストラットハウジング[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cowl structure of an automobile.
[0002]
[Prior art]
As shown in Japanese Patent Application Laid-Open No. 06-247341, a conventional automobile cowl structure includes a cowl top panel, a dash upper panel, and a cowl front panel connected to the front end of the dash upper panel. It is known that an air box is provided in the vehicle width direction and the air box is sealed by welding to a large brace member such as a cowl side panel provided on the side of the air box.
[0003]
Recently, a structure in which the front windshield glass is set larger in the front of the vehicle than in the past has been demanded for reasons such as a desire to enlarge the interior space of the vehicle and for modeling reasons. The structure as shown in FIG. It has been known.
[0004]
In the cowl structure shown in FIG. 5, the air box 1 includes a cowl top panel 2, a dash upper panel 3, a cowl front panel 4, and a cowl side panel (not shown).
[0005]
A cowl top panel 2 as an upper wall of the air box 1 is formed in a cross-sectional mountain shape, and a lower side portion of the windshield glass 5 is bonded and fixed on a front inclined wall surface of the cowl top upper 2.
[0006]
A cowl front extension 6 projecting forward is provided at the upper edge of the cowl front panel 4 and the air box 1 projects from the dash panel 7 toward the engine room ER side. is there.
[0007]
A cowl cover covering the lower side of the windshield glass 5, the front end of the cowl top panel 2 and the cowl front extension 6 from the lower side of the windshield glass 5 to the upper end of the cowl front extension 6. 8 is arranged.
[0008]
Then, both side portions of the cowl front extension 6 are welded to a large brace member such as a cowl side panel (not shown) provided on the side portion as described above over the region indicated by X in the figure, or between the panels. The air box 1 is sealed by setting a sealing material in the gap.
[0009]
In addition, 9 has shown the hood hood of engine room ER.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the conventional structure, the air box 1 is sealed by setting welding or a sealing material over the region indicated by X in FIG. Therefore, there is a problem that workability at the time of manufacture is poor.
[0011]
In addition, when the air box is sealed by welding or sealing material and set in front of the vehicle in this way, maintenance of supplementary notes and the like not shown in the figure arranged in the engine room ER below the air box 1 is performed. At this time, since it is difficult to remove the floor extension 6, it is disadvantageous in terms of workability, and there has been a demand to attach the cowl front extension 6 in a detachable manner in consideration of maintenance workability.
[0012]
Therefore, it is desired to seal the air box 1 without using welding or a seal material at both ends of the cowl front extension 6.
[0013]
Accordingly, the present invention provides a cowl structure for an automobile in which an air box can be sealed without using welding or a sealing material at both ends of the cowl front extension, and the cowl front extension can be configured to be removable. Is to provide.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In the invention of claim 1, a cowl top panel, a dash upper panel, a cowl front panel connected to the front end of the dash upper panel, and a cowl front extension connected to the front end and extending forward of the vehicle. And a cowl cover that covers these upper portions, and a cowl part structure in which the air box is set in the vehicle width direction, and brackets that support both side ends of the cowl front extension extend to the side of the cowl front panel. each is provided on the hood ridge of standing, to the bracket, a first connecting surface which is connected across the lower surface of one side end portion almost the entire area of the cowl front extension, the second connecting surface which is joined to the hood ridge And the cowl front extension and hood lip with the bracket. It is characterized in that the seal substantially over the entire region between.
[0015]
According to a second aspect of the present invention, there is provided the cowl structure of an automobile according to the first aspect, wherein the lower end of the bracket is connected to a strut housing which is a vehicle skeleton member positioned below the bracket. It is characterized by that.
[0016]
According to a third aspect of the present invention, in the cowl structure according to the first or second aspect, a cowl front extension and a hood ridge are connected to the bracket, and the bracket, the cowl front extension, It is characterized by a closed section formed with the food ridge.
[0017]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the cowl top panel, the dash upper panel, the cowl front panel connected to the front end of the dash upper panel, and the cowl front connected to the front end and extending forward of the vehicle. Brackets that support both end portions of the cowl front extension of the cowl structure in which the air box is set in the vehicle width direction are extended to the side of the cowl front panel by the extensions and the cowl covers that cover these parts. each is provided on the hood ridge, to the bracket, the first connecting surface to be connected across the lower surface of one side end portion almost the entire area of the cowl front extension, and a second connecting surface that is joined to the hood ridge The cowl front extension and the hood ridge are provided by the bracket. Since the gap is sealed over almost the entire area, the seal material that was set to seal the air box over almost the entire area of both end portions of the cowl front extension is no longer required as in the past. Workability at the time can be improved.
[0018]
Moreover, even if the air box is set in front of the vehicle, by adopting such a structure, the floor extension can be set so as to be removable, so that supplementary notes and the like arranged in the engine room below the air box Workability at the time of maintenance can be improved.
[0019]
According to the second aspect of the present invention, in addition to the effect of the first aspect, since the lower end of the bracket is connected to a strut housing that is a vehicle skeleton member located below the bracket, the suspension Therefore, the support rigidity of the strut housing that receives the input from the vehicle can be increased, and as a result, the steering stability can be improved.
[0020]
According to the third aspect of the present invention, in addition to the effect of the first or second aspect, a cowl front extension and a hood ridge are connected to the bracket, and the bracket, the cowl front extension and the hood ridge are connected to each other. Since the closed cross section is formed, the support rigidity of the cowl front extension can be increased.
[0021]
In addition, as described in claim 2, when the bracket is connected to a strut housing, which is a vehicle skeleton member positioned below the bracket, the support rigidity of the strut housing that receives input from the suspension is further increased. Can be increased.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with the same reference numerals assigned to the same parts as those of the conventional configuration together with the drawings.
[0023]
1-4, 1 shows the air box which is joined and arranged on the upper side of the dash panel 7 and functions as a vehicle width direction skeleton member of the vehicle body front waist part and as an outside air introduction part of an air conditioner outside the figure. The cowl top panel 2, the dash upper panel 3, and the cowl front panel 4 are configured.
[0024]
A cowl top panel 2 as an upper wall of the air box 1 is formed in a cross-sectional mountain shape, and a windshield glass 5 is bonded and fixed to the front inclined wall surface of the cowl top panel 2 with an adhesive or the like (not shown). It is.
[0025]
In particular, in this embodiment, a cowl front extension 6 projecting forward is provided at the upper edge of the cowl front panel 4 for reasons such as modeling of the vehicle body, and the air box 1 is placed in the engine room E · R more than the dash panel 7. It is formed to project toward the side.
[0026]
Further, the lower part of the windshield glass 5, the front end part of the cowl top panel 2 and the upper part of the cowl front extension 6 are covered from the lower part of the windshield glass 5 to the upper end part of the cowl front extension 6. A cowl cover 8 is arranged as described above.
[0027]
The cowl front extension 6 includes a rear lower end 6a connected to the upper edge of the cowl front panel 4, a front upper end 6b connected to the cowl cover 8, and a slope 6c connecting the rear lower end 6a and the front upper end 6b. It is made up of.
[0028]
The cowl front extension 6 is supported at its both ends by brackets 10 provided on the left and right sides of a hood ridge 11 extending to the side of the cowl front panel 4.
[0029]
More specifically, the bracket 10, substantially between the first connection surface 12 connected across the lower surface of the whole, a second connection is joined to the hood ridge 11 one side end portion of the cowl front extension 6 A surface 13 is provided, and the bracket 10 seals between the cowl front extension 6 and the hood ridge 11 over almost the entire region.
[0030]
In this embodiment, as described above, the cowl front extension 6 is formed by the rear lower end 6a, the front upper end 6b, and the slope 6c connecting them, so that the first connection surface 12 of the bracket 10 is formed by the rear lower end 6a. , The front upper end 6b, the rear portion 12a along the lower surface of the slope 6c, the front portion 12b, and the inclined portion 12c, and the second connection surface 13 is formed with the front upper end 6b and the front portion 13b along the inclined surface 6c, and the inclined portion 13c. And formed.
[0031]
As shown in FIG. 2, the front portion 13b of the second connection surface of the bracket 10 and the connection portion with the inclined portion 13c are formed perpendicular to the inclination, so that these front portions 13b are improved in order to improve the formability. , A recessed portion 13d is provided between the inclined portion 13c.
[0032]
Reference numeral 16 denotes a brace connected to the upper edge of the front cowl panel 4, the rear part 12a of the bracket 10 and the hood ridge 11, and covers the lower surface of the front cowl extension 6 at the rear part of the bracket 10, whereby the cowl front The extension 6 and the hood ridge 11 are completely sealed over the entire area.
[0033]
In particular, in the present embodiment, the bracket 10 has a lower end portion 14 connected to an upper surface of a strut housing 15 that is a vehicle skeleton member located below the bracket 10.
[0034]
Specifically, as shown in FIG. 3, the upper portion 12 b and the second connection surface 13 (13 b, 13 c) of the bracket 10 are connected to the upper flange 11 a and the side surface 11 b of the hood ridge 11, and the lower surface of the lower end portion 14. Is connected to the upper surface of the strut housing 15.
[0035]
The bracket 10 is connected to the cowl front extension 6 and the hood ridge 11, and the bracket 10, the cowl front extension 6 and the hood ridge 11 form a closed section S.
[0036]
According to the structure of the above embodiments, a bracket 10 for supporting the both side ends of the cowl front extension 6, each provided with a hood ridge 11 extending laterally of the cowl front panel 4, to the bracket 10, the A first connection surface 12 connected over the lower surface of almost the entire area of one side end portion of the cowl front extension 6 and a second connection surface 13 bonded to the hood ridge 11 are provided. Since the space between the cowl front extension 6 and the hood ridge 11 is sealed over almost the whole area, the air box 1 is sealed over almost the whole area on both side ends of the cowl front extension 6 as in the prior art. The set sealing material becomes unnecessary, and the assembly workability can be improved.
[0037]
Moreover, even if the air box 1 is set in front of the vehicle for modeling reasons, the floor extension 6 can be set to be removable by adopting such a structure, so that the engine below the air box 1 can be set. Workability at the time of maintenance of supplementary notes outside the figure arranged in the room (ER) can be improved.
[0038]
Furthermore, according to the structure of the present embodiment, in addition to the above effects, the bracket 10 connects the lower end portion 14 to the upper surface of the strut housing 15 that is a vehicle skeleton member positioned below the bracket 10. Therefore, it is possible to increase the support rigidity of the strut housing 15 that receives an inward load as shown by an arrow in FIG. 3 due to input from a suspension not shown in the figure, and thus contributes to improvement in handling stability. Can do.
[0039]
Further, the cowl front extension 6 and the hood ridge 11 are connected to the bracket 10, and the bracket 10, the cowl front extension 6 and the hood ridge 11 form a closed section S. Support rigidity can be increased.
[0040]
Moreover, as described above, when the lower end portion 14 of the bracket 10 is connected to the strut housing 15 positioned below the bracket 10, the support rigidity of the strut housing 15 that receives input from a suspension not shown is further increased. be able to.
[0041]
In the above-described embodiment, in addition to the bracket 10, it is connected to the upper edge portion of the front cowl panel 4, the rear portion 12 a of the bracket 10 and the hood ridge 11, and the rear portion of the bracket 10 covers the lower surface of the front cowl extension 6. Although the brace 16 is provided and thereby the structure between the cowl front extension 6 and the hood ridge 11 is completely sealed over the entire region, the brace 16 may be formed integrally with the bracket 10. Of course.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view showing a main part of the embodiment.
FIG. 3 is a main part view according to an arrow A in FIG. 1;
4 is an end view taken along line BB in FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is an end view corresponding to FIG. 4 in a conventional structure.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Air box 2 Cowl top panel 3 Dash upper panel 4 Cowl front panel 6 Cowl front extension 8 Cowl cover 10 Bracket 11 Hood ridge 12 First connection surface 13 Second connection surface 14 Lower end 15 Strut housing

Claims

カウルトップパネルとダッシュアッパパネル及び、該ダッシュアッパパネルの前端部に接続されるカウルフロントパネルと、その前端部に接続され車両前方に延在するカウルフロントエクステンションと、これらの上部を覆うカウルカバーとにより、エアボックスを車幅方向に設定したカウル部構造であって、
前記カウルフロントエクステンションの両側端部を支持するブラケットを、カウルフロントパネルの側方に延在するフードリッジに各々設けると共に、
前記ブラケットに、前記カウルフロントエクステンションの一方の側端部ほぼ全域の下面に亘って接続される第１接続面と、前記フードリッジに接合される第２接続面とを設け、該ブラケットにより、前記カウルフロントエクステンションとフードリッジとの間をほぼ全域に亘ってシールしたことを特徴とする自動車のカウル部構造。A cowl top panel, a dash upper panel, a cowl front panel connected to the front end portion of the dash upper panel, a cowl front extension connected to the front end portion and extending forward of the vehicle, and a cowl cover covering these upper portions By the cowl structure with the air box set in the vehicle width direction,
Brackets that support both end portions of the cowl front extension are provided on the hood ridges extending to the side of the cowl front panel,
To the bracket, the first connecting surface to be connected across the lower surface of one side end portion almost the entire area of the cowl front extension, and a second connecting surface that is joined to the hood ridge provided by the bracket, wherein A cowl structure for an automobile, wherein the cowl front extension and the hood ridge are sealed over almost the entire area.

前記ブラケットは、その下端部を該ブラケットの下方に位置する車両骨格部材であるストラットハウジングに接続したことを特徴とする請求項１に記載の自動車のカウル部構造。2. The automobile cowl structure according to claim 1, wherein a lower end portion of the bracket is connected to a strut housing that is a vehicle skeleton member positioned below the bracket. 3.

前記ブラケットに、カウルフロントエクステンションとフードリッジとを接続して、これらブラケットとカウルフロントエクステンションとフードリッジとで閉断面を形成したことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の自動車のカウル部構造。The cowl of the automobile according to claim 1 or 2, wherein a cowl front extension and a hood ridge are connected to the bracket, and a closed cross section is formed by the bracket, the cowl front extension and the hood ridge. Part structure.