JP3616775B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スロットマシン、さらに詳しくは、前扉が上下に二分割されており、少なくとも前扉の上側とリールユニットを筐体から着脱可能に形成したスロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスロットマシンは、正面側に開口する筺形の筐体と、筐体の開口部を開閉自在に塞ぐ前扉とから成り、筐体の内部に、リールユニット、ホッパーユニット、遊技を司る基板等が固定設置され、全体が構成されていた。そして、これらの内部装置の電気的接続は、ハーネスを介して個々の部品ごとになされていた。そのため、いわゆる台交換で再生工場に運ばれてきたスロットマシンの、内部装置を筐体から取り出して新しい装置と入れ替える際、配線作業が極めて煩雑であるという問題点があった。
【0003】
一方、従来のスロットマシンは、前扉が一枚板で形成されており、このため、例えば払い出し装置のトラブルや、払い出すためのメダルが無くなってしまったときなど、遊技者の目の前で前扉を開放しなければならない場合には、前扉を開くとスロットマシン内部が丸見えとなってしまい、重要部品が遊技者の目に触れて好ましくない。また、前扉さえ解錠できれば、基板等の制御装置を不正に交換することも簡単にできてしまう。かかる問題点を解決すべく、前扉が上下に分割されたスロットマシンが考案されている(特許文献1参照)。
【0004】
さらに、従来のスロットマシンにおいては、遊技内容を変更する際には筐体まるごと交換しなければならなかったので、遊技内容を変更するための台交換の際、遊技を担当しないホッパーユニット等も同時に交換されることとなり、交換に要する費用がかかるだけでなく、資源の無駄となっていたという問題点があった。かくして、スロットマシンを、遊技性に関わる部分と、遊技性に直接関わらない部分とに分け、このうち遊技性に関わる部分、すなわちリールユニット及び主基板等を交換することにより、全体を交換することなく、新しいスロットマシンで遊技しているかのような印象を与えることがかできる分離型スロットマシンが考案されている(特願2002−156626)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−095973号公報(図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、スロットマシンの正面部分は、機種交換がされてもスタートスイッチ等の操作部やメダル皿などのデザインはあまり変わらず、図柄表示窓の周囲のランプや表示器などが改変される場合が多い。従って、前扉が上下に分割されたスロットマシンの上前扉を筐体から着脱自在に形成し、デザインの異なる上前扉と交換するようにすれば、前扉全部を取り替える場合と比べて費用も安いし資源の無駄もない。
【0007】
しかし、上扉を着脱自在に形成したスロットマシンはもとより、リールユニットをホールにて交換可能に形成した分離型スロットマシンにおいては、分離部品の着脱の便に鑑み、従来のスロットマシンよりもさらに、各構成部品の電気的接続の容易性が求められる。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、交換部分を交換する際に、より容易に、効率的に交換することができる分離型スロットマシンを提供しようとするものであり、特に、種々の電子部品を電気的に接続する電気的接続ケーブルの接続及び取り外しが容易にできる分離型スロットマシンを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0009】
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、正面側に開口する筐体1と、筐体1の開口を開閉自在に塞ぎ、上下に二分割された上前扉30及び下前扉40と、複数の図柄が表示された回転リール20及びこの回転リール20を回転させるための駆動モータM及びこれらを支持する支持 を少なくとも有するリールユニット2と、電源装置8と、遊技メダルを貯留し払い出すための払い出し装置(ホッパーユニット9)と、前記電源装置8及び前記払い出し装置と接続する筐体側接続部とを少なくとも有し、前記上前扉 30 には係合部6の一方(上前扉係合部 62 )が設けられると共に、前記リールユニット2の支持体には、前記上前扉 30 の係合部6と回転自在に係合する他方の係合部6(枠体係合部 61 )が設けてあり、前記上前扉 30 は、前記リールユニット2を筐体1に収納した状態で、筐体1の開口上部 13 を開閉可能に形成されていると共に、接続部を有し、前記リールユニット2は、前記上前扉 30 と一体で筐体内部に着脱可能に形成されていると共に、複数の接続部を有し、前記筐体側接続部は、前記リールユニット2に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続ケーブル50(53,54)により、前記リールユニットと電気的に接続され、前記上前扉30は、上前扉に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続ケーブル50(55)により、前記リールユニット2と電気的に接続されていることを特徴とする。
【0010】
本発明は、分離型スロットマシンとして、前扉3を上下二分割し、リールユニット2及び上前扉 30 を最低限交換可能に形成したものである。
前記筐体1は、正面側に開口部11を有する方形の箱であり、内部にリールユニット2が収納可能である。また、筐体1には、中板12を設けてもよく、前記リールユニット2以外にも、電源装置8や、遊技メダルを貯留し払い出すための払い出し装置としてのホッパーユニット9等を収納可能である。
【0011】
さらに、筐体1には、筐体側接続部が設けられている。本発明においては、筐体側接続部とは、スロットマシンのうち、筐体内部に設置されている構成部品とリールユニット2とを電気的に接続するための接続部であり、例えば筐体1の背面板18の内側に固定された中継コネクタ81とすることができる。筐体側接続部としては、電源装置8やホッパーユニット9との接続部も含むものとする。
【0012】
具体的には、筐体側接続部は、電源装置8、ホッパーユニット9、下前扉40に電気的に接続される電気的接続ケーブル50(52)と接続可能であると共に、前記リールユニット2に電気的に接続される電気的接続ケーブル50(53,54)とも接続可能である。
前記リールユニット2は、複数の図柄が表示された複数の回転リール20と、この回転リール20を回転させるための複数の駆動モータMと、支持体とから構成されている。ここで、支持体は、例えば枠体21とすることができ、前記駆動モータMを固定可能に形成されているが、駆動モータM以外の構成部品、例えば遊技を制御するための主基板や、演出を制御するための副基板などを支持あるいは取り付けあるいは固定可能に形成されていてもよい。
【0013】
さらに、リールユニット2は、前記上前扉 30 と一体で筐体内部に着脱可能に形成されている。「上前扉 30 と一体で・・・着脱可能」とは、筐体1への取り付け及び取り外しを一体的に行うことができるという意味であり、具体的には、リールユニット2に係合部6を介して上前扉 30 が開閉可能に取り付けられているものである。
【0014】
また、リールユニット2には、前記電気的接続ケーブル50(53,54)を接続可能な接続部が複数設けられている。この接続部は、例えば支持体に取り付けられたコネクタとすることもできるし、支持体に取り付けた他の部品に設けられたコネクタとしてもよい。また、複数の接続部を一体形成してもよい。
前記電気的接続ケーブル50(53,54)は、主として駆動モータMに諸信号を送信し又は回転リール20に取り付けられたインデックスセンサーからの諸信号を送信するためのものであり、リールユニット2に設けられた接続部において着脱可能に形成されている。
【0015】
前記上前扉30は、リールユニット2の支持体に、係合部6を介して、筐体1の開口部上13を開塞自在に取り付けられており、下前扉40ともども扉を閉めると、スロットマシンの正面構造となるように形成されているものである。例えば、上前扉30には回転リール20を見ることができる図柄表示窓30等が設けられている。
【0016】
さらに、上前扉30には、電気的接続ケーブル50(55)を接続可能な接続部が設けられている。この接続部は、例えば上前扉コネクタ83とすることができる。
前記電気的接続ケーブル50(55)は、主として上前扉30に取り付けられる種々の部品に諸信号を送信するためのものであり、上前扉30に設けられた接続部において着脱可能に形成されている。
【0017】
なお、本発明においては、下前扉40は筐体1の開口下部14を開塞自在に取り付けられるものであり、筐体1に係合固定されていてもよいし、着脱可能に形成してもよい。
本発明によれば、リールユニット2を交換するときに、上前扉 30 も一体で交換できるので、リールユニット2の交換と共に前扉3のデザインを変更したいときなどには、交換の手間が省けて便利である。また、リールユニット2を筐体1から取り出す際には、電気的接続ケーブル 50(53,54) とリールユニット2に設けられた接続部を外すのみでよい。
【0018】
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記上前扉 30 は、前記係合部6の係合を外すことにより、前記リールユニット2と分離可能に形成されていることを特徴とする。
【0019】
本発明は、分離型スロットマシンとして、前扉3を上下二分割し、リールユニット2及び上前扉30を最低限交換可能に形成するとともに、上前扉 30 をリールユニット2から着脱自在に形成したものである。
上前扉30は、リールユニット2と分離して取り外すことできる。具体的には、前記係合部6の係合を外すことにより、リールユニット2から上前扉30を取り外せるように形成したものである。
リールユニット2は、例えばクリップなどの固定装置10により筐体内部に固定されると共に、固定装置10を解除することにより、筐体1から取り出し可能にすることができる。
【0020】
本発明においては、リールユニット2上前扉30とも分離可能であることから、リールユニット2のみを交換すること、あるいは上前扉30のみを交換することもできる。そして、上前扉30を取り外す際には、電気的接続ケーブル50(55)と上前扉30に設けられた接続部を外すのみでよい。
(請求項3)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0021】
すなわち、請求項3記載の発明は、前記リールユニット2には、遊技の制御を行うための制御装置が取り付けられており、前記制御装置に複数の接続部を設け、前記制御装置は、制御装置に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続ケーブル50(53)により前記筐体側接続部と電気的に接続され、かつ、前記上前扉30に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続ケーブル50(55)により前記上前扉30と電気的に接続されていることを特徴とする。
【0022】
ここで、制御装置としては、例えば配線基板に制御用電子部品一式が搭載されてなる電子基板(単に基板ということもある)等が挙げられるが、リールユニットの作動を制御することができる装置であればよい。スロットマシンでは、回転リールと払い出し装置の作動を制御することができる基板を、通常、主基板と称している。これは、回転リールと払い出し装置の作動以外、例えば画像表示装置や演出用リールや演出用のその他の表示装置などの演出用装置などを制御することができる基板として副基板を備えるようにした場合に、この副基板と区別するためである。
【0023】
本発明は、リールユニット2に主基板を取り付けることにより、請求項記載の発明における「リールユニット2に設けられた接続部」を、「制御装置に設けられた接続部」としたものである。「制御装置に設けられた接続部」は、例えば基板コネクタ82とすることができる。この制御装置に設けられた接続部は複数有り、前記筐体側接続部に接続される電気的接続ケーブル50(53)のほかに、駆動モータMや回転リール20に接続される電気的接続ケーブル50(54)、上前扉30に接続される電気的接続ケーブル50(55)を接続可能となっている。
【0024】
前記制御装置は、例えばリールユニット2の支持体(枠体21)に固定若しくは着脱可能に取り付けられ、リールユニット2と一体的に交換可能になっている。
本発明によれば、リールユニット2と主基板を同時に交換できるので、遊技内容の変更に伴い回転リール20を交換する場合に、交換の手間が省けて便利である。また、リールユニット2を筐体1から取り出す際には、電気的接続ケーブル50(53)と制御装置に設けられた接続部を外すのみでよい。
【0025】
(請求項4)
(特徴点)
請求項4記載の発明は、上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項4記載の発明は、前記上前扉30及び前記リールユニット2及び前記制御装置とはそれぞれ分離可能に形成し、前記制御装置は、制御装置に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続ケーブル50(53)により前記筐体側接続部と電気的に接続され、かつ、制御装置に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続ケーブル50(54)により前記リールユニットと電気的に接続され、かつ、上前扉に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続ケーブル50(53)により前記上前扉と電気的に接続されていることを特徴とする。
【0026】
本発明は、分離型スロットマシンSとして、リールユニット2及び制御装置及び上前扉30を最低限交換可能に形成したものである。
本発明によれば、制御装置のみを交換することができ、その際には、制御装置に設けられた接続部から、電気的接続ケーブル50(53,54,55)を外すのみでよい。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
(図面の説明)
図1乃至図5は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1及び図2は分離型スロットマシンを示す分解斜視図、図3及び図4は分離型スロットマシンの縦断面概略図である。図5は、分離型スロットマシンの各構成部品の電気的接続関係を示す概念図である。
【0028】
本実施の形態における分離型スロットマシンSは、図1に示すように、大きく分けて、正面側に開口部11を有する筐体1、筐体1内部に着脱自在に形成されたリールユニット2、筐体1の開口部11を開閉可能に塞ぐ前扉3、リールユニット2に着脱自在に取り付けられた基板ユニット4及び種々の電子部品を電気的に接続するための電気的接続装置5とから構成されている。
【0029】
(筐体1)
筐体1は、底板15及び側板16及び天板17及び背面板18からなる正面側に開口する箱であり、高さ方向略中央部には、二つの側板16の間に水平方向に中板12が設けられている。そして、この中板12の下面には電源装置8が設けられ、底板15にはホッパーユニット9が固定されている。
【0030】
ここで、電源装置8は、中板12の下面に、取り付け板等を介して取り付けられており、電源基板が内蔵されていると共に、電源スイッチや、遊技店側が種々の設定を行うためのスイッチ等の店操作部100を有している。
ホッパーユニット9は、メダル払い出し装置(図示せず)を有し、遊技メダルを貯留すると共に、入賞時にからメダルを払い出すためのものである。そしてホッパーユニット9には、その作動を制御するためのホッパー制御手段が設けられている。
【0031】
上記電源装置8及びホッパーユニット9は、リールユニット2の交換に際し、必ずしも交換する必要のないものであり、交換時には設置されたままにしておけるようになっているものである。
また、筐体1の開口下部14の左側の側板16には、下前扉40を係合させ、回転自在に支持するための筐体係合部60が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
【0032】
さらに、筐体係合部60の対向側の側板16には、下前扉40を閉めた際、下前扉40をロックするための突出片90(ロック機構7)が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
なお、前記中板12は、本実施の形態に置いては板材にて形成されているが、後述するリールユニット2を開口上部13に収納する際、これを支持できるものであればよく、例えば方形の枠体を二つの側板16の間に水平方向に固定したものででもよい。さらに、中板12を設けずに、側板16、背面板18にリールユニット2の支持部材を設けたり、天板17にリールユニット2を吊り下げるための部材を設けることもできる。
【0033】
(リールユニット2)
リールユニット2は、図1に示すように、種々の部品を設置あるいは固定するための支持体としての枠体21と、この枠体21に固定された駆動モータMに軸着された回転リール20とから形成されている。
枠体21は、アングル材を方形に組み立てた枠であり、上部には上面板22が設けられている。ここで、上面板22を通気性のある部材で形成すると、回転リール20の駆動モータMの発する熱が枠体内にこもらず、加熱によるトラブルを防止できる。
【0034】
また、枠体21の縦枠には、上前扉30を係合させ、回転自在に支持するための枠体係合部61が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、枠体係合部61の対向側の縦枠には、上前扉30を閉めた際、上前扉30をロックするための突出片90(ロック機構7)が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
前記上面板22の上面両端部には、基板取り付け部23が設けられている。基板取り付け部23は、後述する基板ユニット4を着脱自在に取り付けるためのものであり、相対向するスライド溝に基板ユニット4を嵌め込んで固定可能としたものである。なお、基板取り付け部23としては、このような形状に限らず、例えば一方に開口を設けた軸孔を有するブラケット状の突片とすることができ、前記軸孔に基板ユニット4に設けたピンを嵌め入れて固定するようにしてもよい。
【0035】
前記回転リール20は、特に図示しないが、表面に複数の図柄が表示されおり、各回転リール20には、それぞれを別個に回転させることができる駆動モータMが軸着されている。この駆動モータMは、支持板等を介して前記枠体21に固定されている。
リールユニット2は、筐体1の中板12の上に乗せ、開口上部13内部に収納されるものである。そして、固定装置10により筐体1に固着される。固定装置10は、例えばクリップのようなものとすることができ、特に図示しないが、枠体21に設けられた鉤部に引っかけて固定すればよい。
【0036】
なお、リールユニット2には、図5に示すように、リール入出力手段及び演出手段が内蔵されている。リール入出力手段は、操作部41の操作手段からの操作信号を入力したり、回転リール20の図柄の停止位置を主基板に出力したりするためのものである。また、演出手段は、例えばバックライト等の照明関係の演出や、演出専用リールの回転等を行うためのものである。
【0037】
(前扉3)
前扉3は、筐体1の開口部11を開閉自在に塞ぐ扉であり、閉扉状態で、スロットマシの正面構造となるように形成されているものである。
本発明においては、前扉3は上前扉30及び下前扉40とに分割されている。
(上前扉30)
上前扉30は、リールユニット2の枠体21に回転自在かつロック可能に形成されている板状の扉であり、略中央部に回転リール20の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓31を有し、周囲に飾り部33を設けてある。そして、種々の表示を行うための表示装置32が設けられているものである。
【0038】
ここで、前記飾り部33は、ランプ等により形成しても良く、入賞の報知その他の演出時にランプが点滅するようにしてもよい。また、前記表示装置32は、7セグメントLED等により数字を表示するものや、特に図示しないが、画像を表示するための液晶画面あるいはCRTなどとしてもよい。
さらに、図2に示すように、上前扉30の裏面には、枠体係合部61に係合可能な上前扉係合部62が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、上前扉係合部62の対向側には、ロック機構7が設けられている。
【0039】
ここで、上前扉30は、係合部6によりリールユニット2と一体的に形成されていてもよいし、分離可能に形成されていてもよい。これは、係合部6の形状によりどちらにもすることができる。
なお、上前扉30をリールユニット2に取り付けた状態で、リールユニット2を筐体1の開口上部13内に固定し、扉を閉めると、リールユニット2に設けられた突出片90に前記ロック機構7の係止片70が係合し、上前扉30が自動的に施錠され、開口上部13を密閉することができるようになっている。
【0040】
また、上前扉30の解錠は、下前扉40を解錠することにより上前扉30が開くようにしてもよいし、上前扉30専用の鍵穴を設け、所定の鍵により解錠するものとしてもよい。さらには、下前扉40を開くと、上前扉30の解錠手段が操作可能になるように形成してもよい。
ところで、上前扉30には、図5に示すように、上前扉照明手段、情報表示手段、演出手段が内蔵されている。上前扉照明手段は、飾り部33やその他の照明装置の点灯消灯を制御するためのものである。情報表示手段は、表示装置32への表示(例えばクレジットの表示など)を行うためのものである。また、演出手段は、表示装置32により演出を行う場合の表示(例えば画像の表示など)を行うためのものである。
【0041】
(下前扉40)
下前扉40は、筐体1の開口下部14を塞ぐための、上前扉30よりも幅厚の扉であり、筐体1の側板16に回転自在かつロック可能に形成されているものである。
下前扉40の上部は、スロットマシンを作動させるための操作部41となっており、下前扉40の上面は、閉扉時においては、上前扉30よりも前側に突出するようになっている。また、下部には払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け43が形成されており、下前扉40の略中央部には、遊技内容その他の表示をするための前パネルが嵌め込まれている。
【0042】
前記操作部41としては、下前扉40の上面右端にはメダル投入口42及び上面左側に設けられたベットスイッチ、正面側にはスタートスイッチ及びストップスイッチ及び鍵穴44が設けられている。なお、ベットスイッチとは、貯留メダルをメダル投入に代えるためのものであり、スタートスイッチ及びストップスイッチは、回転リール20の回転を開始及び停止させるためのものである。また、鍵穴44は、前扉3を解錠するためのものであり、この穴に所定の鍵を差し込んで回すと、下前扉40のロックが解除されるものである。
【0043】
さらに、図2に示すように、下前扉40の裏面側には、前記メダル投入口42から投入されたメダルを誘導しながらメダルの正偽を判断するためのメダルセレクター45が設けられている。そして、下前扉40の裏面下部の左右には、種々の音声を出力するためのスピーカ46が設けられている。
また、下前扉40の裏面には、筐体係合部60と係合可能な下前扉係合部63が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、下前扉係合部63の対向側には、ロック機構7が設けられている。
【0044】
なお、下前扉40の施錠は、前述した上扉30の施錠と同様である。また、下前扉40の解錠は、鍵穴44に所定の鍵を差し込んで行う。
ところで、下前扉には、図5に示すように、下扉照明手段、演出手段、操作部出力手段が内蔵されている。下扉照明手段は、前パネルのバックライト等の照明装置の点灯消灯を制御するためのものである。演出手段は、スピーカから所定の音声を出力したり、操作手段の点滅等を行うためのものである。操作部出力手段は、操作部41の操作手段の操作信号をリールユニット2や基板ユニット4に送出するためのものである。
【0045】
なお、下前扉40は、筐体1に係合固定してもよいし、着脱自在に形成してもよい。これは、係合部6の形状によりどちらにもすることができる。
(基板ユニット4)
前記基板ユニット4は、遊技及びスロットマシンの作動を制御するための主基板を基板ケースに収納したものである。なお、基板ユニット4としては、各種演出を行うための副基板が設けられていてもよい。
【0046】
前記基板ユニット4は、図1及び図3に示すように、前記リールユニット2の上面板22の上方に、基板取り付け部23を介して着脱自在に取り付けられる。具体的には、基板ケースの左右両端にわたり、前記基板取り付け部23のスライド溝を摺動可能な凸部を設けて、前記基板取り付け部23のスライド溝に嵌め入れて取り付ける。
【0047】
なお、前記副基板は、主基板と異なる場所、例えば回転リール20の側方に設けてもよい。
(電気的接続装置5)
次に、上記構成を有する分離型スロットマシンSの、各部品を電気的に接続するための電気的接続装置5について説明する。
【0048】
電気的接続装置5は、各構成部品を他の構成部品あるいは外部接続端子と接続する電気的接続ケーブル50と、電気的接続ケーブル50を所定の箇所で接続しあるいは接続固定するためのコネクタ80とから構成されている。
電気的接続ケーブル50は、ハーネスや複線コードなどであって、通常遊技機に使用される形態のものであればよく、コネクタ80は、通常遊技機に使用される形態のものであればよいが、同時に多数の電気的接続ケーブルを接続可能に形成されているものが好ましい。
【0049】
電気的接続ケーブル50としては、図3乃至図5に示すように、電源ケーブル51、電気的接続ケーブル52乃至55が少なくとも設けられている。
前記電源ケーブル51は、電源装置8の背面に取り付けられたコードであり、プラグを所定のコンセントに差し込んで、電源装置8を外部接続端子に接続し、スロットマシンに電源を入れるためのものである。
【0050】
電気的接続ケーブル52は、電源装置8及びホッパーユニット9及び下前扉40と中継コネクタ81とを電気的に接続するものであり、電源装置8及び下前扉40の操作部出力手段から分離側の構成部品(基板ユニット4、リールユニット2、上前扉30)に送出される諸信号を送信可能に形成されている。さらに、電気的接続ケーブル52は、基板ユニット4からホッパーユニット9及び下前扉40の演出手段に送出される諸信号、電源装置8からホッパーユニット9に送出される諸信号、電源装置8から下前扉40に送出される諸信号を送信可能に形成されている。
【0051】
なお、電気的接続ケーブル52の、電源装置8及びホッパーユニット9及び中継コネクタ81との接続部分は、取り外しの必要性が極めて少ない事から、各部品に固定されていてもよい。一方、下前扉40との接続部分は、下前扉40を筐体1から取り外す場合もあることから、差込端子を設けて脱着可能しておくのが望ましい。
【0052】
電気的接続ケーブル53は、中継コネクタ81と基板ユニット4とを電気的に接続するものであり、両端には、差込端子が設けてある。電気的接続ケーブル53は、電源装置8及び下前扉40の操作部出力手段から分離側の構成部品(基板ユニット4、リールユニット2、上前扉30)に送出される諸信号を送信可能に形成されているとともに、基板ユニット4からホッパーユニット9及び下前扉40の演出手段に送出される諸信号を送信可能に形成されている。
【0053】
ここで、前記電気的接続ケーブル53の長さを、基板ユニット4(リールユニット2)を筐体1から取り出したときに、基板ユニット4に接続可能な長さに形成すれば、狭いところに手を入れて取り外し作業を行わなくてよい。ただし、この長さは、あまり長すぎると収納に支障が出るので、基板ユニット4を筐体1から取り出した状態で、電気的接続ケーブル53と基板ユニット4を接続するのに必要十分な長さとするのが望ましい。
【0054】
電気的接続ケーブル54は、基板ユニット4とリールユニット2を電気的に接続するためのものであり、電源装置8及び下前扉40の操作部出力手段及び基板ユニット4からリールユニット2に送出される諸信号を送信可能に形成されている。さらに、リールユニット2から基板ユニット4に送出される諸信号を送信可能に形成されている。
【0055】
なお、電気的接続ケーブル54の、基板ユニット4との接続部分には、差込端子が設けられているが、リールユニット2との接続部分は、基板ユニット4との接続部分で脱着可能なため、固定されていてもかまわない。
電気的接続ケーブル55は、基板ユニット4と上前扉30とを電気的に接続するためのものであり、両端には、差込端子が設けてある。電気的接続ケーブル55は、電源装置8及び下前扉40の操作部出力手段及び基板ユニット4及びリールユニット2から上前扉30に送出される諸信号を送信可能に形成されている。
【0056】
なお、電気的接続ケーブル50としては、上記以外のものを有していてもよい。
次に、コネクタ80としては、図3乃至図5に示すように、中継コネクタ81、基板コネクタ82、上前扉コネクタ83、下前扉コネクタ84が少なくとも設けられている。
前記中継コネクタ81は、筐体側接続部であって、筐体1の背面板18の筐体内部側に設けられている。そして、この中継コネクタ81は、電源装置8等と基板ユニット4を電気的に接続する電気的接続ケーブル52、53を、所定の位置で筐体に固定する役割も果たしている。
【0057】
具体的には、中継コネクタ81の一方側(取り付け時に下側となる位置が好ましい)の接続部に電気的接続ケーブル52の反電源装置側の一端を接続固定し、他方の接続部に電気的接続ケーブル53を接続することにより、電気的接続ケーブル52と電気的接続ケーブル53を電気的に接続する。なお、中継コネクタ81の他方の接続部を複数設け、電気的接続ケーブル53以外の電気的接続ケーブルを接続可能に形成してもよい。
【0058】
また、中継コネクタ81は、図3に示すように、リールユニット2を筐体1の開口上部13に収納固定したときに、リールユニット2の上面、すなわち、基板ユニット4の上面よりも高くなる位置に固定されている。そして、前記基板コネクタ82は、基板ユニット4の収納時に上面となる面に固定されている。このように形成することにより、リールユニット2を収納する際に、電気的接続ケーブル53をスムーズに筐体1内部に収納することができる。
【0059】
前記基板コネクタ82は、基板ユニット4に設けられた接続部であって、図5に示すように、電気的接続ケーブル53及び電気的接続ケーブル54及び電気的接続ケーブル55と接続可能に形成されている。具体的には、電気的接続ケーブル53の反筐体1側に設けられた差込端子、電気的接続ケーブル54の反リールユニット2側に設けられた差込端子、及び電気的接続ケーブル55の反上前扉30側に設けられた差込端子を、それぞれ挿入可能なソケットを有している。これらは、図1に示すように、一体的に形成されていてもよいし、別々に設けてあってもよい。ただし、一体的に形成又は一カ所にまとめて配置した方が、交換の際の作業が楽である。
【0060】
なお、基板コネクタ82は、例えば基板ユニット4の上面中央や、上面側方、あるいは基板ユニット4の側面等に設けることもできるが、図示したように、基板ユニット4の上面奥側、少なくとも上面に設けるのが好ましい。
前記上前扉コネクタ83は、上前扉30に設けられた接続部であって、電気的接続ケーブル55と接続可能に形成されている。具体的には、電気的接続ケーブル55の反基板ユニット4側に設けられた差込端子を挿入可能なソケットとなっている。
【0061】
下前扉コネクタ84は、下前扉40に設けられた接続部であって、電気的接続ケーブル52と接続可能に形成されている。具体的には、電気的接続ケーブル52の反電源装置側又は反ホッパーユニット側に設けられた差込端子を挿入可能なソケットとなっている。
なお、コネクタ80としては、上記以外のもの、例えばリールユニット2に設けられた接続部として枠体21に固定したコネクタ等を設けてもよい。
【0062】
(上前扉30及びリールユニット2及び基板ユニット4の交換)
次に、上記構成を有する分離型スロットマシンSにおける、上前扉30及びリールユニット2及び基板ユニット4の交換について説明する。
まず、上前扉30のロックを解除し、上前扉コネクタ83のソケット部分から電気的接続ケーブル55の差込端子を取り外す。このとき、電気的接続ケーブル55は、筐体1の固定側の構成部品あるいは基板ユニット4と送受信される諸信号をすべて送信可能に形成されているので、一回で電気的接続ケーブルの取り外し作業を終了することができる。そして、上扉30を開いて上方向に持ち上げ係合部6を外し、枠体21から上前扉30を取り外す。
【0063】
しかる後、固定装置10を解除し、リールユニット2を手前に引き出してから、リールユニット2の上面に取り付けられた基板ユニット4の基板コネクタ82のソケット部分から電気的接続ケーブル53の差込端子を取り外す。
このとき、前述したように、前記電気的接続ケーブル53の長さを適当な長さにすれば、リールユニット2を引き出すときに電気的接続ケーブル53を引っ張ってコードやコネクタを傷つけることもなく、またリールユニット2を取り出したところで電気的接続ケーブル53と基板コネクタ82との電気的に接続を切ることができるので、狭いところに手を突っ込んで作業する必要がない。さらに、電気的接続ケーブル53は、筐体1の固定側の構成部品と送受信される諸信号をすべて送信可能に形成されているので、一回で電気的接続ケーブルの取り外し作業を終了することができる。
【0064】
なお、リールユニット2と上前扉30が一体的に形成されている場合には、上前扉30を開けてリールユニット2の固定装置10を解除したら、そのままリールユニット2を取り出し、基板ユニット4の基板コネクタ82のソケット部分から電気的接続ケーブル53の差込端子を取り外す。そして上前扉30とリールユニット2を一体として交換することができる。
【0065】
一方、新たなリールユニット2を筐体1に取り付けるときには、まず電気的接続ケーブル53の差込端子を基板コネクタ82のソケット部分に差し込んで接続してから、リールユニット2を開口上部13に収納し、固定装置10により固定する。そして上前扉30を取り付けた後、電気的接続ケーブル55と基板コネクタ82とを電気的に接続する。このとき、先ほど取り外した上前扉30をそのまま取り付ければスロットマシンの外観をいっさい変えることなく遊技内容を変更することができ、異なる上前扉30を取り付ければ、遊技の変更に伴い回転リール20の数が変わったり、表示装置32が変更されても、上扉30の形状を同時に変えることができる。
【0066】
ところで、基板ユニット4のみを交換することもできる。この場合には、上述した手順でリールユニット2を筐体1から取り出し、電気的接続ケーブル54の差込端子を基板コネクタ82のソケット部分から取り外す。このとき、電気的接続ケーブル54は、筐体1の固定側構成部品あるいは基板ユニット4と送受信される諸信号をすべて送信可能に形成されているので、一回で電気的接続ケーブルの取り外し作業を終了することができる。しかる後に、基板ユニット4をリールユニット2の基板取り付け部23から取り外し、新たな基板ユニット4を取り付けて、リールユニット2を筐体1に収納固定すればよい。
【0067】
なお、この発明は、上前扉30のみを筐体1から着脱自在に形成したスロットマシンにも応用できる。この場合、上前扉30はリールユニット2に取り付けられていてもよいし、筐体1の側板16に取り付けられていてもよい。そして、上前扉30を取り外す際には、上前扉コネクタ83のソケット部分から電気的接続ケーブル55の差込端子を取り外すだけでよい。
【0068】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1乃至3
請求項1乃至3記載の発明によれば、上前扉30及びリールユニット2のみを新規なものと取り替えることができて資源の有効利用に役立つと共に、上前扉30及びリールユニット2を交換する際、種々の電子部品を電気的に接続する電気的接続ケーブルの接続及び取り外しが容易にできる分離型スロットマシンを提供することができる。
【0069】
(請求項4)
請求項4記載の発明によれば、上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4記載の発明によれば、制御装置のみを交換する際にも、電気的接続ケーブルコードの接続及び取り外しが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であって、分離型スロットマシンの分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態であって、分離型スロットマシンの、本体から前扉3を外した分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態であって、分離型スロットマシンの縦断面概略図である。
【図4】本発明の実施の形態であって、構成部品を取り出した状態の分離型スロットマシンの縦断面概略図である。
【図5】本発明の実施の形態であって、分離型スロットマシンの各構成部品の電気的接続関係を示す概念図である。
【符号の説明】
S 分離型スロットマシン M 駆動モータ
1 筐体 10 固定装置
11 開口部 12 中板
13 開口上部 14 開口下部
15 底板 16 側板
17 天板 18 背面板
2 リールユニット
20 回転リール 21 枠体
22 上面板 23 基板取り付け部
3 前扉
30 上前扉 31 図柄表示窓
32 表示装置 33 飾り部
40 下前扉 41 操作部
42 メダル投入口 43 メダル受け
44 鍵穴 45 メダルセレクター
46 スピーカ
4 基板ユニット 5 電気的接続装置
50 電気的接続ケーブル 51 電源ケーブル
52 電気的接続ケーブル 53 電気的接続ケーブル
54 電気的接続ケーブル 55 電気的接続ケーブル
80 コネクタ 81 中継コネクタ
82 基板コネクタ 83 上前扉コネクタ
84 下前扉コネクタ
6 係合部
60 筐体係合部 61 枠体係合部
62 上前扉係合部 63 下前扉係合部
7 ロック機構
70 係止片 90 突出片
8 電源装置 9 ホッパーユニット
100 店操作部

Claims (4)

  1. 正面側に開口する筐体と、
    筐体の開口を開閉自在に塞ぎ、上下に二分割された上前扉及び下前扉と、
    複数の図柄が表示された回転リール及びこの回転リールを回転させるための駆動モータ及びこれらを支持する支持体を少なくとも有するリールユニットと、
    電源装置と、
    遊技メダルを貯留し払い出すための払い出し装置と、
    前記電源装置及び前記払い出し装置と接続する筐体側接続部とを少なくとも有し、
    前記上前扉には係合部の一方が設けられると共に、前記リールユニットの支持体には、前記上前扉の係合部と回転自在に係合する他方の係合部が設けてあり、
    前記上前扉は、前記リールユニットを筐体に収納した状態で、筐体の開口上部を開閉可能に形成されていると共に、接続部を有し、
    前記リールユニットは、前記上前扉と一体で筐体内部に着脱可能に形成されていると共に、複数の接続部を有し、
    前記筐体側接続部は、前記リールユニットに設けられた接続部において着脱可能な電気的接続ケーブルにより、前記リールユニットと電気的に接続され、
    前記上前扉は、上前扉に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続ケーブルにより、前記リールユニットと電気的に接続されていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記上前扉は、前記係合部の係合を外すことにより、前記リールユニットと分離可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  3. 前記リールユニットには、遊技の制御を行うための制御装置が取り付けられており、
    前記制御装置に複数の接続部を設け、
    前記制御装置は、制御装置に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続ケーブルにより前記筐体側接続部と電気的に接続され、かつ、前記上前扉に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続ケーブルにより前記上前扉と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1又は2記載のスロットマシン。
  4. 前記上前扉及び前記リールユニット及び前記制御装置とはそれぞれ分離可能に形成し、
    前記制御装置は、制御装置に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続ケーブルにより前記筐体側接続部と電気的に接続され、かつ、制御装置に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続ケーブルにより前記リールユニットと電気的に接続され、かつ、上前扉に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続ケーブルにより前記上前扉と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスロットマシン。
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