JP4335165B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、遊技機に関し、さらに詳しくは、上扉と下扉とを備えるとともに、上扉と下扉との間の隙間を塞ぐ不正防止板を設けた遊技機に関するものである。
従来、資源の有効利用、遊技機交換作業の簡易化及び経費削減等の観点から、遊技内容の変更に最低限必要な構成部品のみを交換し、筐体やその他の部品は交換せずにホールに残したままにしておく、いわゆる分離型遊技機が提供されている。
このような分離型遊技機は、通常、上扉と下扉とに分割されているが、このように上下2枚の扉に分割すると、上扉の下端と下扉の上端との間に隙間が生じてしまう可能性がある。すると、この隙間からドライバー等の工具やワイヤー等の異物が挿入されて、筐体内部の重要部品等にいたずらがなされたり、不正な操作が行われたりするおそれがある。したがって、上述のような異物等の挿入を困難なものとすべく、上扉の下扉側端部に、下扉の上扉側端部の裏面まで達するような隠し部(不正防止板)を設けるような技術が知られている。上述のような技術は、たとえば、下記の特許文献1に開示されている。
特開2003−52890号公報
しかし、上扉及び下扉が上述のような構造をしている場合には、遊技内容の変更に必要な構成部品を設置し、かつ、筐体内部の上部に着脱される交換ユニット(分離体)を交換する際、下扉を完全に開放する必要がある。すなわち、下扉を完全に開放しなければ、前記隠し部(不正防止板)が下扉に引っ掛かってしまい、前記交換ユニット(分離体)を筐体内部から取り外すことができないこととなる。したがって、交換作業者は、面換え、すなわち、遊技内容の変更に係る交換ユニット(分離体)の交換作業を円滑に行うことが困難となっており、作業効率が低下しているという問題が生じていた。
そこで、各請求項に記載された発明は、上記のような事情によりなされたものであり、異物等の挿入により内部装置を不正に操作する、いわゆるゴト行為を防止するとともに、遊技内容の変更に係る分離体の交換作業を円滑に行うことができるような遊技機を提供することを目的とする。
請求項に記載された発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、正面側に開口部11を有する筐形の筐体1と、筐体1の開口部11を開閉自在に塞ぐ前扉3と、複数の図柄を変動表示及び停止表示可能に形成された図柄表示手段と、前記図柄表示手段の図柄表示を制御するための制御装置と、前記図柄表示手段及び前記制御装置を少なくとも搭載可能であり、かつ、前記筐体1の開口部11の上部内部に着脱自在な分離体2と、を少なくとも有し、前記前扉3は、筐体1の開口部11の上部を開閉自在に塞ぐ上扉30と、筐体1の開口部11の下部を開閉自在に塞ぐ下扉40と、から構成された遊技機であって、前記下扉40の上部には、上扉30及び下扉40を閉じた際に上扉30の下端と下扉40の上端との間に生じる隙間を塞ぐ不正防止板51を備え、前記下扉40の裏面側には、前記不正防止板51の上端が前記上扉30の下端よりも下方になる位置(以下、下方位置という)から、前記不正防止板51の上端が前記上扉30の下端よりも上方になる位置(以下、上方位置という)までの間で、前記不正防止板51を移動させる移動手段と、前記上方位置、及び、下方位置において、前記不正防止板の移動を禁止する固定手段とが設けられていることを特徴とする。
ここで、遊技機としては、スロットマシン、パロット遊技機などが挙げられる。
また、図柄表示手段は、表面に複数の図柄を表示した回転リール23や、液晶表示装置などが含まれる。また、制御装置は、遊技や遊技に付随する演出を制御するための基板を備えることができる。基板としては、たとえば、遊技機の各装置の作動を制御することができる電子部品を搭載した基板である主基板が挙げられる。前記主基板は、ROM、RAM、CPU等を有しており、主として、当選の抽選や、図柄表示手段における図柄変動表示及び停止表示など遊技を制御するものである。また、前記主基板のみを備えるのではなく、図柄表示手段などの作動以外を制御することができる基板として副基板を備えることも可能である。また、基板は、不正防止等の観点から、密封可能なケースなどに収納するのが望ましい。また、主基板及び副基板などを、上記のようにケースに収納して一体に構成することで、基板ユニット24を形成することもできる。このように、基板は、基板ユニット24として筐体1内に設けることもできる。
分離体2は、たとえば直方体状の金属枠などからなる支持体21に、図柄表示手段や基板ユニット24等の遊技機の装置等を備えたものであり、筐体1内部の上部に着脱自在となっている。この支持体21は、金属枠のような枠状の構造体として形成するのみならず、側板や天板などを備えた箱状の構造体として形成することもできる。また、この支持体21の内部には、複数の仕切り等を設けて、制御装置等を配置しやすくしても良いものである。
また、分離体2は筐体1内部の上部に着脱自在であれば、その着脱手段は、特に限定されるものではない。たとえば、筐体1の内部空間に分離体2を載置可能とする載置手段を設け、この載置手段により、分離体2を筐体1に着脱自在とすることができる。この載置手段としては、たとえば、筐体1の内部に横方向に渡されて、この筐体1の内部空間を上下二つの空間に仕切るような板状の中板12が挙げられる。また、分離体2を筐体1に吊り下げ可能とし、かつ、筐体1内部を前後方向に移動可能とする吊り下げ手段を設け、分離体2を筐体1に吊り下げることで、分離体2を筐体1に着脱自在とすることもできる。
また、上扉30に係合部(上扉係合部36)を設け、支持体21には、前記上扉係合部36と回転自在に係合する係合部(上部係合部25)を設け、分離体2を筐体1に固定した状態で、筐体1の開口上部13を上扉30で閉塞可能に形成してもよいものである。
また、不正防止板51は、たとえば、下扉40の裏面や側面内側に軸支された平板状の板材や断面L字型のアングル材などとすることができる。
またここで、移動手段は、人が手で操作することにより構成部品が位置移動する機構的構成(リンク装置83)や、所定のスイッチ操作による電気信号に基づいて作動する装置(例えばモータやソレノイド)を含む。また、移動には、回動、上下動を含む。
さらに、固定手段は、結果として不正防止板51の移動を禁止できる形態であればよく、不正防止板51そのものの移動を阻止するストッパーなどの他、たとえば、モータ停止時にモータ軸の回転をロックするロック装置や、リンク装置に設けられたバネなどのように移動手段が有する手段も含まれる。また、本発明では、固定手段の固定を解除する固定解除手段を有していてもよい。また、移動手段が固定手段として機能するものであってもよい。
(作用)
本発明において、上扉30及び下扉40を閉じた状態においては、不正防止板51の上端は上扉30の下端より上方に位置しており、固定手段により移動が禁止されている。そして、不正防止板51は、上扉30と下扉40との間に生じる隙間を塞ぐ。これにより、この隙間から異物等を挿入して内部装置を不正に操作することを防止することができる。また、上扉30を開ける場合には、移動手段により不正防止板51を移動させる。そして、不正防止板51の上端が上扉30の下端より下方に位置するまで移動したら、不正防止板51は当該位置において、固定手段により移動を禁止される。この状態では、不正防止板51に邪魔されることなく、上扉30を開けることができる。
このように、本発明によれば、下扉40を閉めたまま上扉30を開くことができるので、分離体2を交換する際にも下扉40を開ける必要が無く、遊技内容の変更に係る分離体2の交換作業を効率的に行うことができる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の特徴に加え、前記下扉40は、筐体1の開口部11の下部を閉塞した状態で開放不能とする施錠手段(下扉ロック機構7、シリンダー錠70)と、施錠状態を解除するための解錠手段(シリンダー錠70)と、を備え、前記固定手段は、前記施錠手段(下扉ロック機構7、シリンダー錠70)の施錠操作及び前記解錠手段(シリンダー錠70)の解錠操作に基づいて、前記不正防止板51を固定可能に形成されているとともに、前記移動手段は、前記施錠手段(下扉ロック機構7、シリンダー錠70)の施錠操作及び前記解錠手段(シリンダー錠70)の解錠操作により、前記不正防止板51を移動可能に形成されており、前記施錠手段(下扉ロック機構7、シリンダー錠70)の施錠操作により、前記固定手段は下方位置にある不正防止板51の固定状態を解除して前記移動手段が不正防止板を上方位置に移動させるとともに、前記固定手段は前記不正防止板51を上方位置で固定状態にし、前記解錠手段(下扉ロック機構7、シリンダー錠70)の解錠操作により、前記固定手段は上方位置にある不正防止板51の固定状態を解除して前記移動手段が不正防止板51を下方位置に移動させるとともに、前記固定手段は前記不正防止板51を下方位置で固定状態にすることを特徴とする。
本発明は、下扉40の解錠又は施錠と、不正防止板51の移動とを同時に行うことができるようにしたものである。
前記施錠手段は、鍵により施錠する鍵錠装置の他、下扉40に設けた下扉係止片47を、筐体1に設けられた下部凸部27に係止することによりロック状態となり、前記係止が解除されることによりロック解除状態となる装置とすることができる。また、シリンダー錠70のように、解錠手段が施錠手段を兼ねているものを用いることもできる。
また、施錠操作とは、鍵穴44に鍵を挿入して施錠方向に回転し錠前をロック状態にすることのほか、下扉40を閉めることによりロックされるように形成されている場合には、下扉40の閉操作も含む。
また、解錠操作とは、鍵穴44に鍵を挿入して解錠方向に回転し錠前をロック解除状態にすることを含む。
また、「固定手段は、前記施錠手段の施錠操作及び前記解錠手段の解錠操作に基づいて、前記不正防止板を固定可能」とは、「固定手段」が鍵操作や閉扉操作により不正防止板51の移動を禁止することであり、たとえば、鍵穴に挿入した鍵を施錠方向(錠前が施錠状態となる方向)に回転させることにより、不正防止板51を係止する固定手段としてのストッパーを突出させたり、逆に、鍵穴に挿入した鍵を解錠方向(錠前が解錠状態となる方向)に回転させることにより、突出しているストッパーを没入させて不正防止板51の係止状態を解除したり、移動手段を固定手段としてのロック装置がロック状態にして不正防止板51が当該位置で位置固定されるようにしたり、移動手段をロック解除状態にして移動手段が不正防止板51を移動させることができる状態にすることを含む。
「移動手段は、前記解錠手段の解錠操作により、前記不正防止板51を移動」とは、鍵操作をすることにより、移動手段としてのリンク装置83が連動して不正防止板51を移動させることや、鍵操作により、移動手段としての駆動モータやソレノイドを作動させるためのスイッチがONになって、移動手段作動して不正防止板51を移動させることを含む。
(作用)
本発明においては、下扉40の施錠及び解錠操作と、不正防止板51の移動とが一つの手順で済むので、迅速な開閉を行うことができるとともに、遊技内容の変更に係る分離体2の交換作業を円滑に行うことができる。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記した請求項2記載の発明の特徴に加え、前記施錠手段(下扉ロック機構7、シリンダー錠70)の施錠操作及び前記解錠手段(シリンダー錠70)の解錠操作によりスイッチONとなる作動スイッチ60を設け、前記移動手段として、前記作動スイッチ60のON信号に基づいて前記不正防止板51を移動させる作動装置(回転駆動装置53)を設け、前記固定手段は、前記作動スイッチ60のON信号に基づいて、前記不正防止板51の固定状態を解除可能に形成されていることを特徴とする。
本発明は、移動手段を電気信号に基づいて作動する装置にするとともに、この作動装置(回転駆動装置53)を作動させるための作動スイッチ60を、固定手段の固定状態を解除する固定解除手段として位置づけたものである。
ここで、作動装置(回転駆動装置53)は、駆動モータやソレノイドを含み、作動スイッチ60は、遮光センサや接触センサ、押圧スイッチなどを含む。
また、作動スイッチ60は、上扉30の解錠手段(シリンダー錠70)と連動してスイッチング可能に形成されている。例えば、解錠手段(シリンダー錠70)としての錠前に近傍に、解錠方向に鍵を回すとスイッチONになるセンサや押圧ボタンを設けることができる。
(作用)
本発明においては、解錠操作と同時に作動スイッチ60がONとなり、作動スイッチ60がONとなることにより、固定手段の固定状態が解除され、作動装置(回転駆動装置53)が作動して不正防止板51を移動させる。作動スイッチ60がONになることにより固定手段が固定解除状態となるので、不正防止板51は作動装置(回転駆動装置53)により移動することができる。
(請求項4)
請求項4記載の発明は、上記請求項1、2又は3記載の発明の特徴に加え、前記不正防止板51は、上下方向に移動可能に備えられ、前記移動手段は、前記不正防止板51の上端が前記上扉30の下端よりも上方に位置している場合は、前記不正防止板51を下方に移動させる一方、前記不正防止板51の上端が前記上扉30の下端よりも下方に位置している場合は、前記不正防止板51を上方に移動させるように形成されていることを特徴とする。
移動手段としては、不正防止板51の下端部に連結された回転運動を上下運動に変えるためのリンク装置54を作動させることができるロータリーソレノイドや、不正防止板51の側端部に設けられたラックと噛み合う歯車を回転させる駆動モータなどとすることができる。
(作用)
不正防止板51は、上扉30及び下扉40を閉じた状態においては、上扉30と下扉40との間に生じる隙間を塞ぐ位置となっている。そして、たとえば下扉40の解錠操作によって作動スイッチ60がONとなり移動手段が作動すると、下方に移動してその上端が上扉30の下端よりも下方となる位置まで移動する。また、下方に移動した状態の不正防止板51は、たとえば、下扉40の解錠操作によって作動スイッチ60がONとなり、移動手段の作動に基づいて、その上端が上扉の下端よりも上方となる位置まで移動する。
(請求項5)
請求項5記載の発明は、上記請求項4記載の発明の特徴に加え、前記上扉30の下端には、前記不正防止板51の上端が下方から進入可能な板差込部52が設けられ、前記移動手段が、前記不正防止板51を上方に移動させた際には、前記不正防止板51が板差込部52に差し込まれることを特徴とする。
(作用)
不正防止板51は、上扉30及び下扉40を閉じた状態においては、板差込部52に差し込まれる。したがって、上扉30と下扉40との間に生じる隙間から筐体1内部に至るまでの空間が複雑に折れ曲がることとなり、この隙間から筐体1内部へ異物等を挿入することがより困難となるため、より効果的にゴト行為を防止することができる。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、各請求項に記載された発明によれば、異物等の挿入により内部装置を不正に操作する、いわゆるゴト行為を防止するとともに、遊技内容の変更に係る分離体の交換作業を円滑に行うことができるような遊技機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
(1)第1の実施の形態
(図面の説明)
図1から図4までは、本発明の第1の実施の形態を示すものである。
図1は、スロットマシンSを分解した状態を示す斜視図である。図2は、スロットマシンSの前扉3の開放状態、及び、上扉30並びに下扉40を示す斜視図である。図3は、作動スイッチ60がOFFの状態における下扉ロック機構7を示す正面図(a)、及び、作動スイッチがONの状態における下扉ロック機構7を示す正面図(b)である。図4は、施錠状態における不正防止板51を示す側断面図(a)、及び、開錠状態における不正防止板51を示す側断面図(b)である。
また、図5は、第1の実施の形態の変形例であって、施錠状態における不正防止板51を示す側断面図(a)、及び、開錠状態における不正防止板51を示す側断面図(b)である。
本実施の形態における遊技機は、分離型のスロットマシンSである。
この分離型のスロットマシンSは、図1に示すように、正面側に開口部11を有し、かつ、内部空間を上下方向に仕切る水平状の中板12を有する筐体1と、筐体1内部で中板12に着脱自在に設けられる分離体2と、筐体1の開口部11を開閉可能に塞ぐ前扉3とから構成されており、さらに、この前扉3は、筐体1の、中板12上部である開口上部13を開閉可能に塞ぐ上扉30と、筐体1の、中板12下部である開口下部14を開閉可能に塞ぐ下扉40とから構成されている。
(筐体1)
図1に示すように、筐体1は、底板15、右側板16a、左側板16b、天板17、及び、背板18から構成される正面側に開口する箱体である。そして、筐体1内部の、高さ方向略中央部には、二つの側板16の間に水平方向に中板12が設けられている。
そして、この中板12の下面には、電源ユニット4が設けられている。電源ユニット4には、特に図示していないが、電源装置が内装されているとともに、遊技における各種当選役の抽選確率を変更するための設定変更部が設けられている。設定変更部には、特に図示していないが、設定変更用のキーを挿入するための鍵穴や、設定を切り替える設定変更ボタン等の設定変更操作部が備えられている。
また、筐体1内部における底板15の略中央部には、遊技者にスロットマシンSの遊技を行うための遊技メダルを払い出すホッパーユニット5が設けられている。このホッパーユニット5は、上方に向けて開口しており、かつ、遊技メダルを貯留可能に形成されている。また、筐体1内部における底板15の右部には、上方に開口した箱状に形成されたオーバーフロータンク6が、前記ホッパーユニット5に近接して、設けられる。
また、特に図示しないが、前記右側板16aの、中板12より下方には、集中端子板が取り付けられている。集中端子板とは、総メダル投入枚数、総メダル払い出し枚数、総回転数、大当たり抽選回数などの遊技に関するデータを、ホールコンピュータ等との間で送受信する装置である。この集中端子板は、ホールコンピュータとのネットワーク接続ができるのであれば、たとえば筐体1の右側板16a又は左側板16bに備えても良く、中板12の下面に備えても良い。
前述の、電源ユニット4、ホッパーユニット5などは、遊技性に影響を与える部品ではないことから、分離体2の交換に際し、必ずしも交換する必要のないものであり、交換時には設置されたままにしておけるようになっている。
また、前記左側板16bには、前記下扉40を係合させ、回転自在に支持するための下部係合部19が、上下方向に間隔を置いて二つ設けられている。
また、前記右側板16aには、すなわち、前記下部係合部19の対向側には、下扉40をロックするための下部凸部27が、上下方向に間隔を置いて二つ設けられている。
(分離体2)
分離体2は、図1に示すように、種々の部品を設置あるいは固定するための支持体21と、この支持体21に固定されたリールユニット20、及び、スロットマシンSに関する種々の制御を行う基板を収納する基板ユニット24から形成されている。
ここで、リールユニット20は、複数の駆動モータを有し、各駆動モータの回転軸には、各々、表面に複数の図柄が表示された回転リール23が固定されている。また、前記基板ユニット24には、遊技及びスロットマシンSの作動を制御するための主基板と、各種演出を行うための副基板が含まれている。
前記支持体21は、図1に示すように枠体構造となっている。また、この支持体21の左側には、前記上扉30を係合させ、回転自在となるように支持するための上部係合部25が上下方向に間隔を置いて二つ設けられている。
また、この支持体21の右側、すなわち、上部係合部25の対向側には、上扉30を係止するための上部凸部26が設けられている。
分離体2は、筐体1の中板12の上に載置され、開口上部13内部に収納されるものである。その後、分離体2は、固定装置10により筐体1に固着される。
なお、分離体2は、筐体1の天板17に吊り下げられるような形で支持される構造に形成することで、中板12の上方に収納するようにしてもよい。
(上扉30)
上扉30は、分離体2の支持体21の左側に回転自在に支持され、かつ、支持体21の右側で係止可能に形成されている板状の扉であり、図1及び図2に示すように、略中央部に前記回転リール23の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓31を有し、周囲に飾り部33を設けてある。そして、図柄表示窓31の下方には、種々の表示を行うための表示部32が設けられているものである(図1参照)。
ここで、前記飾り部33は、ランプ等により形成しても良く、入賞の報知その他の演出時にランプが点滅するようにしてもよい。また、前記表示部32は、7セグメントLED等により数字を表示するものや、特に図示しないが、画像を表示するための液晶画面あるいはCRTなどとしてもよい。
さらに、上扉30の裏面には、前記上部係合部25に係合可能な上扉係合部36が上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。また、上扉係合部36の対向側には、分離体2の右側に設けられた前記上部凸部26に係止される上扉係止片37が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。上扉30を閉めると、この上扉30の自重により、この上扉30側に設けられた上扉係止片37が、分離体2の右側に設けられた上部凸部26を乗り越えて、この上部凸部26に係止される。なお、この上扉係止片37と上部凸部26との係止は、この上扉30の右側を手前側に引っ張ることで、容易に解除することができるように形成されている。
また、上扉30の裏面上部の左右には、種々の音声を出力するためのスピーカ35が設けられている。
以上のように構成された上扉30は、図2に示すように、前記分離体2を筐体1に固着した状態で、扉を閉めて上扉係止片37と上部凸部26とを係止することにより、筐体1の開口上部13を密閉することができるものである。
また、上扉30には、この上扉30を構成する下板の略中央部を、上扉30の左部から上扉30の右部に至るまで、上方に向けて突出させて形成した板差込部52が設けられている。この板差込部52は、下方に向けて開口する横長箱状に形成されている。そして、この板差込部52には、後述する下扉40に備えられた、隠し部50を構成する不正防止板51が差込可能となっている。
(下扉40)
下扉40は、筐体1の開口下部14を塞ぐための扉であり、筐体1の左側板16bに回転自在かつロック可能に形成されているものである。
下扉40の上部手前側は、スロットマシンSを作動させるための操作部41となっており、下扉40の上面手前側は、閉扉時においては、上扉30よりも前側に突出するようになっている。また、下扉40の下部には払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿43が形成されており、前記操作部41とメダル受け皿43との間には、遊技内容その他の表示をするための表示パネルが取り付けられている(図1参照)。また、前記表示パネルの下部には、ホッパーユニット5からメダル受け皿43へ、遊技メダルを払い出すためのメダル払い出し口45が設けられている。
前記操作部41としては、図1に示すように、下扉40の上面手前側右端にはメダル投入口42及び上面手前側左部に設けられたベットスイッチ、下扉40の正面略中央部にはスタートスイッチ、ストップスイッチ、及び、鍵穴44が設けられている。
なお、ベットスイッチとは、貯留メダルをメダル投入に代えるためのものであり、スタートスイッチ及びストップスイッチは、回転リール23の回転を開始及び停止させるためのものである。また、鍵穴44は、下扉40の施錠を解除する際に所定の鍵を挿入可能に形成されている。
また、下扉40の下部には払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿43が形成されており、前記操作部41とメダル受け皿43との間には、パネルユニットが着脱自在に取り付けられている。
さらに、図2に示すように、下扉40の裏面側には、前記メダル投入口42から投入されたメダルを誘導しながらメダルの正偽を判断するためのメダルセレクター45が設けられている。
また、下扉40の裏面には、前記下部係合部19と係合可能な下扉係合部46が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、下扉係合部46の対向側には、下扉ロック機構7が設けられている。
また、下扉40の上部には、図1及び図2に示すように、隠し部50が形成されている。この隠し部50は、上扉30及び下扉40を閉じた際に、上扉30の下端と下扉40の上端との間に生じる隙間を、両扉の裏面側から塞ぐためのものである。この隠し部50については、後で詳述する。
なお下扉40は、面替えの際には、パネルユニットを新機種に対応したものに交換して、本体は筐体1に据え置かれたままにされるものである。
(下扉ロック機構7)
前記下扉ロック機構7は、バネ(図示しておらず)により常時上方向に付勢され、下扉40の側面内部を上下方向に摺動可能に取り付けられた可動板48と、この可動板38から下扉40の背面側に突出し、上側又は下側に斜辺を有する鉤状の下扉係止片47を備えている。そして、前記下扉係止片47を、筐体1の右側板16aに設けられた下部凸部27に係止させることにより、下扉40をロックするものである。すなわち、下扉ロック機構7は、下扉40を閉めると、下扉係止片47の斜辺が下部凸部27に当接して可動板48が下方に押し下げられた後、バネの力で元の位置に復帰して自動的に下扉係止片47が下部凸部27に係止されるようになっている。
また、下扉ロック機構7には、鍵穴44の奥側に解錠手段としてのシリンダー錠70が設けられており(図3参照)、シリンダー錠70の背面側端部には、図3に示すように、鍵の回転により回転する回転板70Aが設けられている。また、回転板70Aには、可動板48に形成された可動板開口部48Aと係合する突起70bが設けられている。そして、鍵穴44に所定の鍵を差し込んで回すことにより、回転板70Aが回転して可動板48を下方に押し下げ、下扉係止片47と下部係合部19との係合が解除されて、下扉40を開くことができるものである。
また、下扉ロック機構7には、前記隠し部50を電気信号により作動させるための作動スイッチ60が設けられている。
なお、本実施の形態に係るスロットマシンSは、上述のように、下扉ロック機構7を備えることで、下扉40を閉めると、自動的に下扉係止片47が下部凸部27に係止されることにより、下扉40が自動的に施錠されることとなっているが、下扉40の施錠手段としては、特にこのような自動的に下扉40が施錠されるような構造に限定されるものではない。
たとえば、手動により下扉40を施錠するような構造とすることもできる。具体的には、上述の下扉ロック機構7において、可動板48を付勢するバネ(図示しておらず)を設けないものとし、鍵の回転で、すなわち、シリンダー錠70を回転させることで、可動板48を上下動させて、下扉40の施錠又は解錠を行うように形成する。
すなわち、鍵穴44に所定の鍵を差し込んで、所定の方向へ鍵を回転させると、すなわち、所定の方向へシリンダー錠70を回転させると、可動板48が上方へ押し上げられるとともに、下扉係止片47が下部凸部27に係止され、これにより下扉40が施錠される。一方、鍵穴44に所定の鍵を差し込んで、施錠したときと反対の方向へ鍵を回転させると(シリンダー錠70を回転させると)、可動板48が下方へ押し下げられるとともに、下扉係止片47と下部凸部27との係止が解除されて、これにより下扉40が解錠される。このように、シリンダー錠70を回転させることで、手動により、下扉40の施錠、及び、解錠がされる。したがって、このようなシリンダー錠70は、解錠手段だけでなく、施錠手段としても機能するものである。
(隠し部50)
隠し部50は、図4(a)及び(b)に示すように、下扉40の裏面上部に取り付けられた不正防止板51と、ロータリーソレノイド又はモータにより構成される回転駆動装置53と、不正防止板51の下端と回転駆動装置53の回転軸とを連結し、回転駆動装置53の回転運動を不正防止板51の上下運動に変えるためのリンク装置54とを備える。
なお、特に図示していないが、前記下扉40を構成する上板の略中央部には、右端部から左端部まで至る貫通孔であるスリットが形成されている。そして、前記不正防止板51は、このスリットを挿通するように備えられている。
なお、このスリットは、上扉30に形成された板差込部52と対応する位置に形成されている。すなわち、前記不正防止板51を、スリットを介して、上方へ向けて移動させると、この不正防止板51の上端が板差込部52に差し込まれることとなる。
前記不正防止板51は、図1及び図2に示すように、下扉40を構成する上板と略同じ横幅を有する横長長方形状板である。
前記回転駆動装置53は、上述の如く、ロータリーソレノイドやモータにより構成されている。そして、この回転駆動装置53の回転軸には、上述の通り、回転駆動装置53の回転運動を上下運動に変えるためのリンク装置54が連結されており、さらに、このリンク装置54の、回転駆動装置53と反対側の端部には、前記不正防止板51の下端が連結されている。したがって、この回転駆動装置53の回転運動がリンク装置54により上下運動に変えられることにより、このリンク装置54に連結された不正防止板51が、上下運動することとなる。
すなわち、不正防止板51は、前記下扉40に形成されたスリットにガイドされて、上扉30に設けられた板差込部52の内部にまで到達可能となっている。また、後述するが、下扉40が施錠されると、前記回転駆動装置53が作動して、不正防止板51の上端が、板差込部52の内部に到達するまで、すなわち、上扉30の下端よりも上方となる位置まで、不正防止板51が引き上げられる。また、後述するが、下扉40が解錠されると、前記回転駆動装置53により、不正防止板51の上端が、板差込部52から抜き出されるまで、すなわち、上扉30の下端よりも下方となる位置まで、不正防止板51が引き下げられる。
また、回転駆動装置53は、不正防止板51の引き上げ、又は、引き下げによる停止位置で、回転駆動装置53の回転軸を回転不能にロックする固定手段としてのロック装置を備えている。すなわち、回転駆動装置53は、不正防止板51を移動させるための移動手段であると同時に、不正防止板51を固定するための固定手段としても機能することとなる。
なお、固定手段としてのロック装置を回転駆動装置53以外の場所に設けてもよい。具体例としては、例えば、特に図示しないが、回転駆動装置53の回転軸にギヤ状の突起を設け、下扉40の扉枠や不正防止板51に鉤状の係止爪を移動可能に取り付け、回転駆動装置53の駆動停止と同時に前記係止爪が突出して前記突起に係合し、不正防止板51を固定するようにしたものとすることができる。あるいは、回転駆動装置53の回転軸に軸直方向に形成されたピン孔を設け、下扉40の扉枠や不正防止板51に、前記ピン孔に挿入可能な係止ピンを軸方向に移動可能に取り付け、回転駆動装置53の駆動停止と同時に、前記ピン孔に向かって係止ピンを突出させて不正防止板51を固定するものとすることができる。
また、不正防止板51を上下方向に移動させることができれば、そのための機構としては、リンク装置54を用いたものに限定されるものではない。たとえば、特に図示しないが、不正防止板51の側端部にラックを形成し、これと噛み合うギアを回転駆動装置53により回転させることで不正防止板51が上下方向に移動するようにしてもよい。
(作動スイッチ60)
作動スイッチ60は、前記回転駆動装置53を作動させるためのスイッチであって、本実施の形態では、下扉40の施錠を解除するための解錠操作によりスイッチのON、OFFを切り替えられるようになっている。すなわち、作動スイッチ60は、鍵穴44に所定の鍵を挿入してシリンダー錠70の回転板70Aを所定の角度(例えば45度)回転させることによりスイッチング可能に形成されている。
具体的には、作動スイッチ60は、図3に示すように、下扉40の側板内側に固定された発光部及び受光部を有するフォトセンサ61と、可動板48に固定された遮光板62とからなる遮光センサであって、遮光板62がフォトセンサ61の受光部の受光を遮ることによりスイッチONとなり、フォトセンサ61の受光部が受光している場合にはスイッチOFFとなるように形成されている。そして、下扉40の施錠状態、すなわち可動板48に設けられた下扉係止片47が、筐体1の右側板16aに設けられた下部凸部27に係止している状態においては、図3(a)に示すように、遮光板62はフォトセンサ61の位置になく、下扉40の解錠時、すなわち鍵の操作で回転板70Aを回転させ可動板48を押し下げて下扉係止片47と下部凸部27との係止が解除されたときには、図3(b)に示すように、遮光板62がフォトセンサ61の受光部及び発光部の間に位置するようになっている。
なお、下扉40を閉める際、下扉係止片47の斜辺と下部凸部27とが当接して可動板48が下方に移動するが、この移動距離を、遮光板62がフォトセンサ61を遮光する位置までは達しないように設定することにより、下扉40の閉操作のみでは作動スイッチ60がスイッチングされないようにすることができる。一方、可動板48の移動距離を、遮光板62がフォトセンサ61を遮光する位置まで達するように設定することにより、下扉40の閉操作によって作動スイッチ60がスイッチされるようにすることもできる。
そして、回転駆動装置53は、作動スイッチ60がONになると、回転駆動装置53の回転軸が所定の方向に所定の角度だけ回転して作動停止し、作動スイッチ60がOFFの場合、又はOFFになったときは作動しないように形成されている。具体的には、不正防止板51の上端が板差込部52から抜き出ている状態のときに作動スイッチ60をONにすると、回転駆動装置53は、不正防止板51の上端を板差込部52に差し込むように、すなわち、不正防止板51を上方へ移動させるように、回転軸を回転させて、その後、作動停止する。また、不正防止板51の上端が板差込部52に差し込まれている状態のときに作動スイッチ60をONにすると、回転駆動装置53は、不正防止板51の上端を板差込部52から抜き出すように、すなわち、不正防止板51を下方へ移動させるように、回転軸を回転させて、その後、作動停止する。このように、作動スイッチ60は、鍵穴44に挿入した鍵を解錠方向に回転させるごとに、不正防止板51を上方、下方の交互に移動させることができるものである。
なお、回転駆動装置53を作動させるための電力は、筐体1の電源ユニット4から供給されるようにすることができるが、これだと下扉40を筐体1に装着し通電状態にしないと回転駆動装置53が作動しない。ただ、隠し部50の初期状態を、不正防止板51の上端が上扉30の下端よりも低い位置となるような状態にしておけば、分離体2の収納時に不正防止板51が邪魔になることはない。そして、分離体2の装着後、通電状態にしてから鍵を操作して不正防止板51を上方へ移動させればよい。
なお、本実施の形態では、作動スイッチ60を遮光センサとしたが、作動スイッチ60としては、解錠操作に伴いスイッチONとなる押圧スイッチや接触センサであってもよい。
たとえば、特に図示していないが、接触スイッチにより形成された作動スイッチ60を、下扉係止片47の、下部凸部27と係止する面に設ける。そして、この作動スイッチ60は、接触されたときにはスイッチONとなり、接触が解除されたときには、スイッチOFFとなるように形成されている。したがって、下扉40が閉められると、下扉係止片47が下部凸部27に係止されるため、この下部凸部27によって、下扉係止片47に設けられた作動スイッチ60が接触されることとなる。これにより、作動スイッチ60がONとなり、回転駆動装置53が作動することとなる。すると、この回転駆動装置53は、不正防止板51の上端が、板差込部52の内部に到達するまで、不正防止板51を引き上げ、その後、停止する。また、鍵穴44に所定の鍵を挿入して、シリンダー錠70を回転させて、下扉40を解錠すると、下扉係止片47と下部凸部27の係止が解除される。これにより、下部凸部27による作動スイッチ60の接触が解除されて、作動スイッチ60がOFFとなり、不正防止板51は自重により、不正防止板51の上端が板差込部52から抜き出されるまで、下方へ移動し、その後、停止する。作動スイッチ60は、このように形成することもできる。
(分離体2の着脱)
以上のような構成を有するスロットマシンSの、分離体2の着脱について説明する。
まず、上扉30及び下扉40を閉じた状態(施錠状態)では、作動スイッチ60は、スイッチOFFである。このとき、隠し部50の不正防止板51は、図4(a)に示すように、回転駆動装置53がロック状態となってこの不正防止板51の上端が、上扉30の板差込部52に差し込まれた状態となっている。したがって、この状態では、不正防止板51が、上扉30の下端と、下扉40の上端との間に生じる隙間を、両扉の裏面側から塞いでいる。これにより、前記隙間から針金などの異物を筐体1内部に挿入することはできないものとなっている。
さらに、不正防止板51が、上扉30の板差込部52に差し込まれた状態となっていることから、下扉40を閉めたままでは、上扉30を開くことはできない。
そして、上扉30を開く場合には、所定の鍵を鍵穴44に挿入して、所定の解錠方向(たとえば、右回り)に回転させる。すると、シリンダー錠70が解錠状態となる。すなわち、回転板70Aが可動版48を押し下げた状態となる。これにより、下扉ロック機構7の下扉係止片47と、筐体1の右側板16aに設けられた下部凸部27との係止が解除されて、下扉40が解錠される。そして、この解錠操作に伴い、作動スイッチ60がONとなる。
作動スイッチ60がONになると、回転駆動装置53が作動して、図4(b)に示すように、不正防止板51を下方に移動させる。そして、不正防止板51の上端が板差込部52から抜き出されるまで、回転駆動装置53は不正防止板51を移動させて、その後、ロック状態となり作動停止する。この状態では、不正防止板51は上扉30の開閉を妨げることにならないため、上扉30を開くことができる。
そして、上扉30を開いた後、分離体2と筐体1側の内部装置(電源ユニット4、ホッパーユニット5)との接続コネクターを取外し、固定装置10の固定を解除して、上扉30と一体で分離体2を筐体1の開口上部13から抜き出す。
分離体2を取り出した後、新しい分離体2を装着する場合には、下扉40に設けられた不正防止板51は、上扉30の下端よりも低い位置(不正防止板51の上端が板差込部52から抜き出された位置)となっているため、この不正防止板51が邪魔になることなく、開口上部13に収納することができる。そして、分離体2を筐体1に固定して通電状態にしたら、上扉30を閉じ、その後、鍵を操作することにより、回転駆動装置53を作動させて、不正防止板51を板差込部52に差し込めばよい。
(総括)
このように、本実施の形態によれば、隠し部50を移動可能に形成したことにより、上扉30と下扉40との間の隙間を塞ぎ、その隙間から異物を挿入するなどの不正行為を防止することができると同時に、上扉30と下扉40を別々に開くことができる。特に、上扉30は下扉40を閉じたままでも開くことができるので、分離体2の交換作業を効率的に行うことができる。また、下扉40の解錠操作により隠し部50が移動するようになっているので、上扉30を開放する際に、解錠操作とは別に隠し部50を移動させるための操作手順を踏む必要がない。
(第1の実施の形態の変形例)
第1の実施の形態では、上述のように、不正防止板51の先端が、上扉30の底板に形成された板差込部52に差し込まれることにより、この不正防止板51が、上扉30の下端と下扉40の上端との間に生じる隙間を、両扉の裏面側から塞ぐように形成されているが、図5に示すように、不正防止板51を、上扉30前面の手前側を上下方向に移動できるように配置して、上扉30の手前側から、前記隙間を塞ぐように形成してもよい。
このように形成した場合でも、上扉30と下扉40との間の隙間を塞ぎ、その隙間から異物を挿入するなどの不正行為を防止することができると同時に、上扉30と下扉40を別々に開くことができることとなる。
また、第1の実施の形態では、上述のように、回転駆動装置53が、不正防止板51を上下方向に移動させるように形成されていたが、不正防止板51が、上扉30と下扉40との間の隙間を塞ぐことができれば、特にこのような構成に限定されるものではない。
たとえば、不正防止板51を、回動させることにより、上扉30と下扉40との隙間を塞ぐように形成することもできる。
具体的には、特に図示しないが、隠し部50としては、下扉40の裏面上部に取り付けられた不正防止板51と、下扉40の側板内側に設けられ不正防止板51を下方両端部において軸支する支持軸と、支持軸と同軸の回転軸を有し不正防止板51を前後方向に回動させる回転駆動装置53を備える。
この不正防止板51は、鉛直状態となっているときには、その上端が、下扉40の上部から上方に突出し、上扉30の下端よりも上方に位置するようになっている。すなわち、上扉30の下端と下扉40の上端との間の隙間を、両扉の裏面側から塞ぐようになっている。
また、回転駆動装置53は、支持軸を回転させることにより、不正防止板51を前後方向に回動させる。具体的には、回転駆動装置53は、鉛直状態の不正防止板51が水平状態となるまで、又は、水平状態の不正防止板51が鉛直状態となるまで、不正防止板51を回動させるように設定されている。
また、第1の実施の形態と同様に、回転駆動装置53は、不正防止板51が鉛直状態で停止しているとき、及び、不正防止板51が水平状態で停止しているときには、不正防止板51を後方又は前方に回動させる方向に力が加えられても不正防止板51を当該位置で固定させることができるようになっている。具体的には、回転駆動装置53は、特に図示しないが、停止位置において支持軸又は回転駆動装置53の回転軸を回転不能にロックする固定手段としてのロック装置を内蔵している。
そして、下扉40を閉めて施錠したときには、不正防止板51は鉛直状態となって固定されている。この状態で、下扉40の解錠操作をすると、すなわち、作動スイッチ60をONにすると、回転駆動装置53が作動して、不正防止板51を後方に回動させる。そして、回転駆動装置53は、不正防止板51が水平状態となるまで支持軸を回転させた後、ロック状態となる。そして、上扉30が開放可能になる。上扉30を閉めた後は、作動スイッチ60をONにすれば、回転駆動装置53の作動により不正防止板51が前方に回動し、不正防止板51が鉛直状態となるまで支持軸を回転させた後、回転駆動装置53の作動が停止する。
このように形成した場合でも、第1の実施の形態と同様の作用、及び、効果を奏することとなる。
(2)第2の実施の形態
本発明の第2の実施の形態は、隠し部50における不正防止板51を上下方向に移動させる構造が、第1の実施の形態と相違し、他については第1の実施の形態と同一である。したがって、この相違点について、具体的に説明する。
(図面の説明)
図6及び図7は、本発明の第2の実施の形態を示すものである。
図6は、施錠状態における不正防止板51を示す側断面図(a)、及び、解錠状態における不正防止板51を示す側断面図(b)である。図7は、隠し部50及び連結装置80の概略を示す正面図である。
(下扉ロック機構7)
第1の実施の形態と異なり、本実施の形態に係る下扉ロック機構7は、可動板48を付勢するバネを設けておらず、所定の鍵を鍵穴44に差し込んで、シリンダー錠70を回転させることで、可動板48を上下移動させて、下扉40の施錠、又は、解錠を行うように形成されている。
すなわち、鍵穴44に所定の鍵を差し込んで、所定の方向へ鍵を回転させると、すなわち、シリンダー錠70を同方向へ回転させると、可動板48が上方へ押し上げられるとともに、下扉係止片47が下部凸部27に係止され、これにより下扉40が施錠される。一方、鍵穴44に所定の鍵を差し込んで、施錠したときと反対の方向へ鍵を回転させると(シリンダー錠70を回転させると)、可動板48が下方へ押し下げられるとともに、下扉係止片47と下部凸部27との係止が解除されて、これにより下扉40が解錠される。このように、本実施の形態では、シリンダー錠70を回転させることで、手動により、下扉40の施錠、及び、解錠がされる。したがって、本実施の形態におけるシリンダー錠70は、解錠手段だけでなく、施錠手段としても機能するものである。
本実施の形態においては、図6に示すように、下扉ロック機構7に設けられたシリンダー錠70の奥行き方向略中央部には、回転運動を上下方向の直線運動に変えるためのリンク装置83が設けられている。また、このリンク装置83の上端部からは、下扉40の上方に向けて支持部81が突出している。リンク装置83の詳細は特に図示しないが、シリンダー錠70が回転することにより、支持部81を上下に移動させるための構造を有している。この支持部81は、下扉40が施錠されているときは、リンク装置83の上端部から上方に突出し、下扉40が解錠されているときは、リンク装置83に収納されるようになっている。
(隠し部50)
特に図示していないが、下扉40の上板の略中央部には、右端部から左端部まで至る貫通孔であるスリットが形成されている。そして、隠し部50としては、このスリットに挿通する不正防止板51が備えられている。
この不正防止板51の正面右側の下端部は、前記シリンダー錠70のリンク装置83から突出する支持部81に結合されている。さらに、不正防止板51の正面左側の下端部は、後述する連結装置80のリンク装置83から突出する支持部81に結合されている。
図7に示すように、この連結装置80は、下扉40のシリンダー錠70と対向する側に設けられており、シリンダー錠70と同形同大の円筒状部材となっている。そして、シリンダー錠70と連結装置80との間には連結部材82が掛け渡されている。連結部材82は、環状のワイヤーやチェーンであって、シリンダー錠70の回転を連結装置80に伝達するためのものである。また、連結装置80には、シリンダー錠70のリンク装置83と同様のリンク装置83が設けられている。
不正防止板51は、その両端下部をシリンダー錠70の支持部81と、連結装置80の支持部81とによって支持されるようにして、下扉40の裏面側に設けられている。そして、鍵穴44に所定の鍵を挿入して回転させることにより、連結部材82を介して、シリンダー錠70と連結装置80とが連動して上下移動する。これにより、不正防止板51も上下移動可能となっており、上扉30の板差込部52に差し込まれたり、抜き出されたりすることとなる。
(上扉30の開閉)
以上のような構成を有する上扉30の開閉について説明する。
まず、上扉30及び下扉40を閉じた状態(施錠状態)では、隠し部50の不正防止板51は、スリットから上方へ突出し、この不正防止板51の上端が、上扉30の板差込部52に差し込まれた状態となっている。すなわち、不正防止板51の上端が、上扉30の下端部よりも上方に位置して停止している。この状態では、不正防止板51が、上扉30の下端と、下扉40の上端との間に生じる隙間を、両扉の裏面側から塞いでいる。これにより、前記隙間から針金などの異物を筐体1内部に挿入することはできないものとなっている。
さらに、不正防止板51が、上扉30の板差込部52に差し込まれた状態となっていることから、下扉40を閉めたままでは、上扉30を開くことはできない。
そして、この状態で鍵穴44に挿入した鍵を解錠方向(たとえば、右回り)に回転させると、下扉ロック機構7に設けられた可動板48が下方へ押し下げられるとともに、下扉係止片47と下部凸部27との係止が解除されて、これにより、下扉40が解錠されることとなる。さらに、これに伴って、支持部81が下方に移動して不正防止板51が下方へ移動する。不正防止板51は、スリットにガイドされつつ、下方に移動し、この不正防止板51の上端が、上扉30の下端部よりも下方となる位置で停止する。これにより、上扉30が開放可能となる。
上扉30を施錠する場合には、上扉30を閉じてから、鍵を施錠方向(たとえば、左回り)に回すことにより、下扉ロック機構7に設けられた可動板48が上方へ押し上げられるとともに、下扉係止片47と下部凸部27とが係止されて、これにより下扉40が施錠される。そして、これに伴って、支持部81が上方に移動して不正防止板51が上方へ移動する。そして、この不正防止板51が、上扉30の板差込部52に差し込まれた状態となる位置で停止し、上扉30と下扉40との間の隙間を塞ぐこととなる。
(総括)
このように、本実施の形態によれば、不正防止板51を手動で動かすことができるので、スロットマシンSの通電状態の如何を問わず上扉30の開閉を行うことができる。
本発明は、上述したような遊技媒体として円板状の遊技メダルを使用するスロットマシンに限定されるものではなく、スロットマシン以外の遊技機にも応用することができる。たとえば、遊技媒体として、遊技メダルの代わりにパチンコ玉などの遊技球を用いて、スロットマシンと同様の遊技を行わせるパロット遊技機にも適用することができる。
本発明の第1の実施の形態であって、スロットマシンを分解した状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態であって、スロットマシンの前扉の開放状態、及び、上扉並びに下扉を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態であって、作動スイッチがOFFの状態における下扉ロック機構を示す正面図(a)、及び、作動スイッチがONの状態における下扉ロック機構を示す正面図(b)である。 本発明の第1の実施の形態であって、施錠状態における不正防止板を示す側断面図(a)、及び、解錠状態における不正防止板を示す側断面図(b)である。 本発明の第1の実施の形態の変形例であって、施錠状態における不正防止板を示す側断面図(a)、及び、解錠状態における不正防止板を示す側断面図(b)である。 本発明の第2の実施の形態であって、施錠状態における不正防止板を示す側断面図(a)、及び、解錠状態における不正防止板を示す側断面図(b)である。 本発明の第2の実施の形態であって、隠し部及び連結装置の概略を示す正面図である。
符号の説明
S スロットマシン
1 筐体 2 分離体
3 前扉 4 電源ユニット
5 ホッパーユニット 6 オーバーフロータンク
7 下扉ロック機構
10 固定装置
11 開口部 12 中板
13 開口上部 14 開口下部
15 底板 16 側板
16a 右側板 16b 左側板
17 天板 18 背板
19 下部係合部
20 リールユニット 21 支持体
23 回転リール 24 基板ユニット
25 上部係合部 26 上部凸部
27 下部凸部
30 上扉 31 図柄表示窓
32 表示部 33 飾り部
35 スピーカ 36 上扉係合部
37 上扉係止片
40 下扉 41 操作部
42 メダル投入口 43 メダル受け皿
44 鍵穴 45 メダルセレクター
46 下扉係合部 47 下扉係止片
48 可動板 48A 可動板開口部
50 隠し部 51 不正防止板
52 板差込部 53 回転駆動装置
54 リンク装置
60 作動スイッチ 61 フォトセンサ
62 遮光板
70 シリンダー錠 70A 回転板
70b 突起
80 連結装置 81 支持部
82 連結部材 83 リンク装置

Claims (5)

  1. 正面側に開口部を有する筐形の筐体と、
    筐体の開口部を開閉自在に塞ぐ前扉と、
    複数の図柄を変動表示及び停止表示可能に形成された図柄表示手段と、
    前記図柄表示手段の図柄表示を制御するための制御装置と、
    前記図柄表示手段及び前記制御装置を少なくとも搭載可能であり、かつ、前記筐体の開口部の上部内部に着脱自在な分離体と、を少なくとも有し、
    前記前扉は、筐体の開口部の上部を開閉自在に塞ぐ上扉と、筐体の開口部の下部を開閉自在に塞ぐ下扉と、から構成された遊技機であって、
    前記下扉の上部には、上扉及び下扉を閉じた際に上扉の下端と下扉の上端との間に生じる隙間を塞ぐ不正防止板を備え、
    前記下扉の裏面側には、
    前記不正防止板の上端が前記上扉の下端よりも下方になる位置(以下、下方位置という)から、前記不正防止板の上端が前記上扉の下端よりも上方になる位置(以下、上方位置という)までの間で、前記不正防止板を移動させる移動手段と、
    前記上方位置、及び、下方位置において、前記不正防止板の移動を禁止する固定手段と
    が設けられていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記下扉は、筐体の開口部の下部を閉塞した状態で開放不能とする施錠手段と、
    施錠状態を解除するための解錠手段と、を備え、
    前記固定手段は、前記施錠手段の施錠操作及び前記解錠手段の解錠操作に基づいて、前記不正防止板を固定可能に形成されているとともに、
    前記移動手段は、前記施錠手段の施錠操作及び前記解錠手段の解錠操作により、前記不正防止板を移動可能に形成されており、
    前記施錠手段の施錠操作により、前記固定手段は下方位置にある不正防止板の固定状態を解除して前記移動手段が不正防止板を上方位置に移動させるとともに、前記固定手段は前記不正防止板を上方位置で固定状態にし、
    前記解錠手段の解錠操作により、前記固定手段は上方位置にある不正防止板の固定状態を解除して前記移動手段が不正防止板を下方位置に移動させるとともに、前記固定手段は前記不正防止板を下方位置で固定状態にすることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記施錠手段の施錠操作及び前記解錠手段の解錠操作によりスイッチONとなる作動スイッチを設け、
    前記移動手段として、前記作動スイッチのON信号に基づいて前記不正防止板を移動させる作動装置を設け、
    前記固定手段は、前記作動スイッチのON信号に基づいて、前記不正防止板の固定状態を解除することを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記不正防止板は、上下方向に移動可能に備えられ、
    前記移動手段は、前記不正防止板の上端が前記上扉の下端よりも上方に位置している場合は、前記不正防止板を下方に移動させる一方、
    前記不正防止板の上端が前記上扉の下端よりも下方に位置している場合は、前記不正防止板を上方に移動させるように形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の遊技機。
  5. 前記上扉の下端には、前記不正防止板の上端が下方から進入可能な板差込部が設けられ、
    前記移動手段が、前記不正防止板を上方に移動させた際には、前記不正防止板が板差込部に差し込まれることを特徴とする請求項4記載の遊技機。
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