JP3616050B2 - 駐車場料金課金システム - Google Patents

駐車場料金課金システム Download PDF

Info

Publication number
JP3616050B2
JP3616050B2 JP2001343191A JP2001343191A JP3616050B2 JP 3616050 B2 JP3616050 B2 JP 3616050B2 JP 2001343191 A JP2001343191 A JP 2001343191A JP 2001343191 A JP2001343191 A JP 2001343191A JP 3616050 B2 JP3616050 B2 JP 3616050B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parking lot
information
vehicle
parking
exit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001343191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003150989A (ja
Inventor
義浩 古結
哲也 塘中
智一 下田
涼助 岡本
康雄 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2001343191A priority Critical patent/JP3616050B2/ja
Publication of JP2003150989A publication Critical patent/JP2003150989A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3616050B2 publication Critical patent/JP3616050B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車場料金課金システムに係り、更に詳しくは、車両に搭載した狭域通信用の車載器と、広域通信用の携帯端末とを用い、車両の入退場に伴って駐車場料金を自動的に課金処理する駐車場料金課金システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
これまで、自動管理されている有料駐車場では、車両が入場する際に、駐車場入口で運転手が発券機から駐車券を受け取り、一方、駐車場出口では、運転手がその駐車券を清算機に挿入し、更に清算された料金をこの清算機に投入することによって料金収受する方法が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の駐車場料金収受方法では、以下のような問題がある。
【0004】
すなわち、上述したような駐車場料金収受方法では、発券機からの駐車券の受け取り、および清算機への駐車券の挿入および料金の投入を、運転手が運転席から行う必要がある。
【0005】
このため、運転手は、窓を開け、手を伸ばす、あるいは身を乗り出すなどして駐車券の受け取りや、清算機への駐車券の挿入および料金の投入を行っている。
【0006】
したがって、運転手の負担が大きく、駐車場の入口および出口における混雑をもたらしているという問題がある。
【0007】
一方、駐車券を紛失した場合、再発行しなくてはならないために、一旦駐車券を紛失してしまうと、再発行されるまでに、駐車場から出ることができず、その間拘束されてしまうという問題がある。この場合、特に駐車場が混雑している場合だと、駐車場の空きを待っている車両に対しても迷惑をかけてしまう。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、携帯電話と、この携帯電話のオートダイヤル機能を備えた車載器とを用い、必要な情報を携帯電話から決済側に自動的に送信することによって課金処理を行い、車載器のコストダウンを図りつつ駐車場の料金収受に伴う運転手の負担を低減することが可能な駐車場料金課金システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
【0010】
すなわち、請求項1の発明の駐車場料金課金システムは、入口路側装置と、出口路側装置と、車載器と、携帯電話と、入場登録処理装置と、課金処理装置とを備えている。
【0011】
入口路側装置は、駐車場の入口側に設けられ、駐車場に入場する車両を検知し、この検知された車両に向けて少なくとも現在時刻と駐車場料金決済側のアドレスとが記録された駐車場入場情報を送信する。
【0012】
出口路側装置は、駐車場の出口側に設けられ、駐車場から退場する車両を検知し、この検知された車両に向けて少なくとも現在時刻が記録された駐車場退場情報を送信する。
【0013】
車載器は、車両に設けられ、入口路側装置から送信された駐車場入場情報、および出口路側装置から送信された駐車場退場情報を受信し、駐車場入場情報を受信した場合には、この受信した駐車場入場情報に記録されたアドレスへ駐車場入場情報を送信するよう入場指示情報を出力し、駐車場退場情報を受信した場合には、アドレスへ駐車場退場情報を送信するよう退場指示情報を出力する。
【0014】
携帯電話は、車載器から出力された入場指示情報に基づいて、この車両の車両識別情報および駐車場入場情報をアドレスへ送信し、車載器から出力された退場指示情報に基づいて、この車両の車両識別情報および駐車場退場情報をアドレスへ送信する。
【0015】
入場登録処理装置は、携帯電話から送信された車両識別情報および駐車場入場情報を受信し、受信した車両識別情報および駐車場入場情報に基づいてこの車両の駐車場への入場登録処理を行う。
【0016】
課金処理装置は、携帯電話から送信された車両識別情報および駐車場退場情報を受信し、受信した車両識別情報および駐車場退場情報、および入場登録処理装置によってなされた入場登録処理結果に基づいて、この車両への駐車場料金の課金処理を行う。
【0017】
請求項2の発明では、請求項1の発明の駐車場料金課金システムにおいて、課金処理装置は、更に、課金処理結果に基づいて、車両毎に予め定められた口座から駐車場料金を引き落とす。
【0018】
請求項3の発明では、請求項1または請求項2の発明の駐車場料金課金システムにおいて、課金処理装置は、課金処理結果を送信元の携帯電話に向けて送信し、携帯電話は、課金処理装置から送信された課金処理結果を受信し、表示または音声出力する。
【0019】
請求項4の発明では、車両に備えられた車載器と携帯電話とからなる駐車場料金課金システムである。
【0020】
そして、車載器は、駐車場の入口側に設けられた入口路側装置から送信された、少なくとも現在時刻と駐車場料金決済側のアドレスとが記録された駐車場入場情報と、駐車場の出口側に設けられた出口路側装置から送信された、少なくとも現在時刻が記録された駐車場退場情報とを受信する受信手段と、受信手段によって駐車場入場情報が受信された場合には、この受信した駐車場入場情報に記録されたアドレスへ、駐車場入場情報を送信するよう入場指示情報を出力するとともに、受信手段によって駐車場退場情報が受診された場合には、アドレスへ、駐車場退場情報を送信するよう退場指示情報を出力する指示手段とを備えている。
【0021】
一方、携帯電話は、指示手段から出力された入場指示情報に基づいて、アドレスへ車両識別情報および駐車場入場情報を、指示手段から出力された退場指示情報に基づいて、アドレスへ車両識別情報および駐車場退場情報を課金処理側に送信するとともに、課金処理側においてなされた課金処理結果を受信する。
【0022】
請求項5の発明では、請求項4の発明の駐車場料金課金システムにおいて、携帯電話は、受信した課金処理結果を、表示または音声出力する。
【0023】
請求項6の発明では、請求項1乃至5のうちいずれか1項の発明の駐車場料金課金システムにおいて、車載器を、携帯電話よりも狭域における通信に用いる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0025】
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態を図1から図6を用いて説明する。
【0026】
図1は、第1の実施の形態に係る駐車場料金課金システムの構成例を示す概念図である。
【0027】
すなわち、第1の実施の形態に係る駐車場料金課金システムは、車両2に搭載された車載器3と携帯電話4、および駐車場入口に備えられた入口路側装置5、駐車場出口に備えられた出口路側装置6、決済サービスセンタ装置7とから構成してなる。
【0028】
まず、入口路側装置5と出口路側装置6とについて説明する。
【0029】
車両2が駐車場に入場しようとすると、入口ゲート9付近に備えられた図示しないカメラ、VPD、レーザVPD、踏み板、ループコイル等のうちのいずれかがそれを検知する。そして、同様に入口ゲート9付近に設置された図示しないカメラ、電子ナンバープレート(車両無線タグ)リーダ等のうちのいずれかが車両2のナンバープレートを認識し、この認識情報に基づいて、入口路側装置5は、狭域通信によって、この車両2の車両番号、現在時刻、決済サービスセンタ装置7のアドレス等が記録された駐車場入場情報aを暗号化してこの車両2の車載器3に送信する。なお、このような狭域通信の具体的な方法としては、DSRC(Dedicated Short Range Communication)、光ビーコン、電波ビーコン、ブルートゥース等がある。
【0030】
また、一旦駐車場に入った車両2が、駐車場から退場しようとすると、出口ゲート10付近に備えられた図示しないカメラ、VPD、レーザVPD、踏み板、ループコイル等のうちのいずれかがそれを検知する。そして、同様に出口ゲート10付近に設置された図示しないカメラ、電子ナンバープレート(車両無線タグ)リーダ等が車両2のナンバープレートを認識し、この認識情報に基づいて、出口路側装置6は、狭域通信によって、この車両2の車両番号、現在時刻等が記録された駐車場退場情報bを、暗号化してこの車両2の車載器3に送信する。なお、このような狭域通信の具体的な方法もまた、DSRC(Dedicated Short Range Communication)、光ビーコン、電波ビーコン、ブルートゥース等がある。
【0031】
次に、車両2に搭載された車載器3と携帯電話4について説明する。
【0032】
図2は、車載器3の機能ブロック図である。すなわち、車載器3は、狭域受信器12と、CPU13と、メモリ14と、インタフェース(I/F)15とを備えている。
【0033】
狭域受信器12は、入口路側装置5から送信された駐車場入場情報a、および出口路側装置6から送信された駐車場退場情報bを受信し、受信した情報をCPU13に転送する。なお、車載器3および携帯電話4では、駐車場入場情報a、駐車場退場情報bともに復号しない。
【0034】
CPU13は、狭域受信器12から転送された駐車場入場情報aおよび駐車場退場情報bをメモリ14に記憶させる。そして、駐車場入場情報aに基づいて、I/F15に対して、携帯電話4から決済サービスセンタ装置7のアドレスに、駐車場入場情報aを、この車両2の車両識別情報cとともに送信させる。同様に、駐車場退場情報bに基づいて、I/F15に対して、携帯電話4から決済サービスセンタ装置7のアドレスに、駐車場退場情報bを、この車両2の車両識別情報cとともに送信させる。
【0035】
携帯電話4は、I/F15からの指示に基づいて、駐車場入場時には、決済サービスセンタ装置7へ、駐車場入場情報aを、この車両2の車両識別情報cとともに送信する。また、駐車場退場時には、決済サービスセンタ装置7へ、駐車場退場情報bを、この車両2の車両識別情報cとともに送信する。
【0036】
なお、車載器3と携帯電話4との接続方法としては、図3(a)および図3(b)に示すように、PDCケーブルやUSBケーブルなどを用いた有線によるもの、図3(c)および図3(d)に示すように、ブルートゥースや赤外線などを用いた無線によるもの、あるいは、図3(e)に示すように、携帯電話4を車載器3もしくは車両2に直接はめ込んだ一体化によるもの等あるが、その方法は問わない。例えば、図4に示すように、携帯電話4の機能を持つ基板16を車載器3に内蔵した構成としても良い。
【0037】
次に決済サービスセンタ装置7について説明する。
【0038】
決済サービスセンタ装置7は、駐車場に入場する車両2の携帯電話4から、駐車場入場情報aおよび車両識別情報cが送信されるようにしている。そして、これらの情報を受信し、この車両2に対応する入場時間を記録することによって、この車両2の駐車場への入場登録処理を行い、入口ゲート9を開け、車両2の駐車場への入場を許可する。
【0039】
また、駐車場から退場する車両2の携帯電話4から、駐車場退場情報bおよび車両識別情報cが送信されるようにしている。そして、これらの情報を受信し、この車両2に対応する入場時間を検索し、この車両2に対応する駐車時間を計算する。そして、この駐車時間に基づいて駐車場料金を計算するとともに、出口ゲート10を開いて車両2の駐車場からの退場を許可する。なお、計算された駐車場料金は、車両2毎に予め定められた口座から引き落とすようにしている。
【0040】
携帯電話4から決済サービスセンタ装置7へのデータ通信は、広域通信によって行うので、決済サービスセンタ装置7は駐車場に近接している必要はない。したがって、駐車場から遠隔下刃書に配置し、更に複数の駐車場の決済業務を兼用することが可能である。
【0041】
次に、以上のように構成した本実施の形態に係る駐車場料金課金システムの動作について図5に示すデータ流れ図、および図6に示すフローチャートを用いて説明する。
【0042】
車両2が駐車場に入場しようとすると、入口ゲート9付近に備えられた図示しないカメラ、VPD、レーザVPD、踏み板、ループコイル等のうちのいずれかによって検知される。そして、入口ゲート9付近に設置された図示しないカメラ、電子ナンバープレート(車両無線タグ)リーダ等のうちのいずれかによって車両2のナンバープレートが認識される。入口路側装置5では、この認識情報に基づいて、車両番号、現在時刻、および決済サービスセンタ装置7のアドレス等が記録された駐車場入場情報aが作成される。そして、この作成された駐車場入場情報aは暗号化され、狭域通信によってこの車両2の車載器3に送信される。(S1)。
【0043】
この送信された駐車場入場情報aは、車載器3の狭域受信器12に受信され、CPU13に転送される。そして、CPU13では、駐車場入場情報aに基づいて、駐車場入場情報aを拒否するか承諾するかが判定される。なお、拒否する場合というのは、例えば、駐車場を利用するのをやめる場合、あるいは駐車場入場情報aの内容に矛盾がある場合(異なる車両番号が記録されている、あるいは異なる時間が記録されている場合等)である。駐車場入場情報aを承諾する場合には、この駐車場入場情報aがメモリ14に記憶され、更に、I/F15によって、携帯電話4が、駐車場入場情報aで指定された決済サービスセンタ装置7のアドレス(電話番号)へとオートダイヤルされる。携帯電話4が、決済サービスセンタ装置7にオートダイヤルすることによって、広域通信を利用して、決済サービスセンタ装置7に駐車場入場情報aおよびこの車両の車両識別情報cが送信される(S2)。
【0044】
この車両2の携帯電話4から送信された駐車場入場情報aおよび車両識別情報cは、決済サービスセンタ装置7によって受信される。そして、決済サービスセンタ装置7では、これらの情報に基づいて、この車両2に対応する入場時間が記録され、この車両2の駐車場への入場登録処理が行われる。この入場登録処理が完了すると、決済サービスセンタ装置7からの制御によって入口ゲート9が開けられ、車両2が駐車場の中に進入可能となる(S3)。
【0045】
駐車を終えた車両2が、駐車場から退場するために出口ゲート10まで移動すると、図示しないカメラ、VPD、レーザVPD、踏み板、ループコイル等のうちのいずれかによってそれが検知される。更に、出口ゲート10付近に設置された図示しないカメラ、電子ナンバープレート(車両無線タグ)リーダ等によってこの車両2のナンバープレートが認識される。出口路側装置6では、この認識情報に基づいて、車両番号、現在時刻等が記録された駐車場退場情報bが作成される。そして、この作成された駐車場退場情報bは暗号化され、狭域通信によってこの車両2の車載器3に送信される(S4)。
【0046】
この送信された駐車場退場情報bは、車載器3の狭域受信器12に受信され、CPU13に転送される。更に、この駐車場退場情報bがメモリ14に転送されて記憶され、更に、I/F15によって、携帯電話4が、入場時にメモリ14に記憶されたアドレス(電話番号)にしたがって決済サービスセンタ装置7へとオートダイヤルされる。携帯電話4が、決済サービスセンタ装置7にオートダイヤルすることによって、広域通信を利用して、決済サービスセンタ装置7に駐車場退場情報bおよびこの車両の車両識別情報cが送信される(S5)。
【0047】
この車両2の携帯電話4から送信された駐車場退場情報bおよび車両識別情報cは、決済サービスセンタ装置7によって受信される。そして、決済サービスセンタ装置7では、これらの情報と、入場時になされた入場登録処理結果に基づいて、この車両2に対応する入場時間が検索され、この車両2の駐車時間が計算される。そして、この駐車時間に基づいて駐車場料金が計算され(S6)、更に、出口ゲート10が開けられる(S7)。なお、駐車場料金は、車両2毎に予め定められた口座から引き落とされる。
【0048】
決済サービスセンタ装置7が、駐車場料金を携帯電話4に向けて送信し、携帯電話4においてこの駐車場料金を受信することも可能である。また、運転手が自主的に決済サービスセンタ装置7にアクセスして駐車場料金を確認することもできる。
【0049】
上述したように、本実施の形態に係る駐車場料金課金システムにおいては、上記のような作用により、駐車場の利用料金を自動的に計算し、予め定めた口座から引き落とすことができる。これによって、駐車場の進入時および退場時における料金収受に関する手続きを取り除くことができるので、運転手の負担を軽減するのみならず、車両は、駐車場の入口および出口であってもスムーズに通過することができるようになり、駐車場の混雑の緩和に資することができる。
【0050】
また、従来用いている駐車券が不要となるので、駐車券の発券に係るコストを削減することができるのみならず、駐車券を紛失する心配からも解放される。
【0051】
更に、入口路側装置5から車載器3への通信、および出口路側装置6から車載器3への通信はダウンリンクのみであり、かつ、狭域通信に限定することができる。一方、広域通信が必要な決済サービスセンタ装置7との通信については、携帯電話4で行うことができる。このため、車載器3は広域通信を行う必要が無くなり、広域通信トラフィック量を低減することができ、コストダウンを図ることができる。更に、このコストダウンによって、本実施の形態に係る駐車場料金課金システムの普及率を更に高めることが可能となる。
【0052】
なお、出口路側装置6と車載器3との通信を双方向で行い、相互認証することによってセキュリティを高めるようにすることも可能である。
【0053】
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態を図7から図9を用いて説明する。
【0054】
図7は、本実施の形態に係る駐車場料金課金システムに適用する車載器3と携帯電話4との機能ブロック図である。
【0055】
図7に示すように、本実施の形態に係る駐車場料金課金システムに適用する携帯電話4は、送受信器19と、CPU20と、ICカード21とを備えている。この携帯電話4の構成は、その全体構成を図1に示す第1の実施の形態に係る駐車場料金課金システムの構成のうちの携帯電話4に、ICカード21を適用した点のみが異なる。また、車載器3の構成は、図2に示す車載器3における狭域受信器12に代えて狭域送受信器17を備えた点のみが異なる。したがって、ここでは、図7を用いて異なる構成についてのみ説明し、同一部分に関する説明を省略し、重複説明を避ける。
【0056】
車載器3の狭域送受信器17は、入口路側装置5および出口路側装置6と、狭域通信によるデータ送受信を行う。
【0057】
携帯電話4の送受信器19は、通常の通話を行う他に、データの送受信を行う。データの送受信を行う場合には、CPU20と連携して行い、外部からデータを受信した場合には、この受信したデータをCPU20に出力する。一方、外部へデータを送信する場合には、CPU20からデータを受け取って、受け取ったデータを外部へ送信する。
【0058】
CPU20は、送受信器19によって受信されたデータに基づいて、ICカード21へのデータの書き込みや、ICカード21に書き込まれているデータの読み取りを行う。また、送受信器19がデータを送信する場合には、必要なデータを送受信器19に渡す。
【0059】
ICカード21は、データ書込可能な記憶媒体であって、携帯電話4に着脱可能な構成としている。このICカード21には、料金に相当する度数が書き込まれている。そして、駐車場料金を支払う場合には、この駐車場料金に相当する度数が減じられることによって決算するようにしている。このようなICカード21は、ガソリンスタンドやパーキングエリア等の所定の施設において、料金を支払うことによって、料金に相当する度数が書き込まれたものを購入できるようにしている。また、所定の施設において、料金を支払い、その料金に相当する度数を追加して書き込むことも可能としている。
【0060】
このように送受信器19と、CPU20と、ICカード21とを備えた携帯電話4に対して、I/F15からオートダイヤル要求がなされたときの動作について、図8に示すデータ流れ図、および図9に示すフローチャートを用いて説明する。
【0061】
車両2が駐車場に入場しようとすると、入口ゲート9付近に備えられた図示しないカメラ、VPD、レーザVPD、踏み板、ループコイル等のうちのいずれかによって検知される。そして、入口ゲート9付近に設置された図示しないカメラ、電子ナンバープレート(車両無線タグ)リーダ等のうちのいずれかによって車両2のナンバープレートが認識される。入口路側装置5では、この認識情報に基づいて、車両番号、および現在時刻等が記録された駐車場入場情報aが作成される。そして、この作成された駐車場入場情報aは暗号化され、狭域通信によってこの車両2の車載器3に送信される。(S11)。
【0062】
この送信された駐車場入場情報aは、車載器3の狭域送受信器17に受信され、CPU13に転送される。そして、CPU13では、駐車場入場情報aに基づいて、駐車場入場情報aを拒否するか承諾するかが判定される。なお、拒否する場合というのは、例えば、駐車場を利用するのをやめる場合、あるいは駐車場入場情報aの内容に矛盾がある場合(異なる車両番号が記録されている、あるいは異なる時間が記録されている場合等)である。駐車場入場情報aを承諾する場合には、この駐車場入場情報aがメモリ14に記憶される。更に、CPU13に指示に基づいて、狭域送受信器17から入口路側装置5に向けて、狭域通信を利用して、駐車場入場情報aおよびこの車両の車両識別情報cが送信される(S12)。
【0063】
車載器3の狭域送受信器17から送信された駐車場入場情報aおよび車両識別情報cは、入口路側装置5によって受信される。更に、この駐車場入場情報aおよび車両識別情報cは、入口路側装置5から決済サービスセンタ装置7に転送される(S13)。
【0064】
決済サービスセンタ装置7では、転送されたこれらの情報に基づいて、この車両2に対応する入場時間が記録され、この車両2の駐車場への入場登録処理が行われる。この入場登録処理が完了すると、決済サービスセンタ装置7からの制御によって入口ゲート9が開けられ、車両2が駐車場の中に進入可能となる(S14)。
【0065】
また、入場登録処理が完了した旨が、決済サービスセンタ装置7からこの車両2の携帯電話4に対して、広域通信によって送信される(S15)。
【0066】
駐車を終えた車両2が、駐車場から退場するために出口ゲート10まで移動すると、図示しないカメラ、VPD、レーザVPD、踏み板、ループコイル等のうちのいずれかによってそれが検知される。更に、出口ゲート10付近に設置された図示しないカメラ、電子ナンバープレート(車両無線タグ)リーダ等によってこの車両2のナンバープレートが認識される。出口路側装置6では、この認識情報に基づいて、車両番号、現在時刻、および決済サービスセンタ装置7へのアドレス(電話番号)等が記録された駐車場退場情報bが作成される。そして、この作成された駐車場退場情報bは暗号化され、狭域通信によってこの車両2の車載器3に送信される。(S16)。
【0067】
この送信された駐車場退場情報bは、車載器3の狭域送受信器17によって受信され、CPU13に転送される。更に、この駐車場退場情報bがメモリ14に転送されて記憶され、更に、I/F15によって、携帯電話4が、アドレス(電話番号)にしたがって決済サービスセンタ装置7へとオートダイヤルされる。携帯電話4が、決済サービスセンタ装置7にオートダイヤルすることによって、広域通信を利用して、決済サービスセンタ装置7に駐車場退場情報bおよびこの車両の車両識別情報cが送信される(S17)。
【0068】
この車両2の携帯電話4から送信された駐車場退場情報bおよび車両識別情報cは、決済サービスセンタ装置7によって受信される。そして、決済サービスセンタ装置7では、これらの情報と、入場時になされた入場登録処理結果に基づいて、この車両2に対応する入場時間が検索され、この車両2の駐車時間が計算される。そして、この駐車時間に基づいて駐車場料金が計算される(S18)。
【0069】
そして、決済サービスセンタ装置7から駐車場料金情報dが携帯電話4に向けて送信される。この送信された駐車場料金情報dは、携帯電話4の送受信器19によって受信され、CPU20に転送される。そして、CPU20によって、この駐車場料金に相当する度数がICカード21の度数から減じられる(S19)。また、決済サービスセンタ装置7によって、出口路側装置6が制御され、出口ゲート10が開けられる(S20)。
【0070】
なお、ICカード21の残り度数が少なく、駐車場料金を徴収することができない場合には、第1の実施の形態で説明したように、予め定められた口座から駐車場料金が引き落とされる。
【0071】
上述したように、本実施の形態に係る駐車場料金課金システムにおいては、上記のように構成しているので、第1の実施の形態で得られた作用効果を、ICカード21を用いることによっても、同様に奏することができる。
【0072】
以上、本発明の好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0073】
例えば、本発明は上記各実施の形態で説明したような駐車場料金課金システムのみならず、ドライブスルーにおける商品受け取りとそれに対する料金の支払い、ガソリンスタンドにおける料金の支払い、洗車場における料金の支払いなど、車両に対して提供されたサービスに対する料金の支払いに応用することが可能である。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、携帯電話と、この携帯電話のオートダイヤル機能を備えた車載器とを用い、必要な情報を携帯電話から決済側に自動的に送信することによって課金処理を行うことができる。
【0075】
以上により、車載器のコストダウンを図りつつ駐車場の料金収受に伴う運転手の負担を低減することが可能な駐車場料金課金システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る駐車場料金課金システムの構成例を示す概念図
【図2】車載器の機能ブロック図
【図3】車載器と携帯電話との接続方法を示す概念図
【図4】携帯電話の機能を持つ基板を車載器に内蔵した構成例を示す機能ブロック図
【図5】第1の実施の形態に係る駐車場料金課金システムの動作を示すデータ流れ図
【図6】第1の実施の形態に係る駐車場料金課金システムの動作を示すフローチャート
【図7】第2の実施の形態に係る駐車場料金課金システムに適用する車載器と携帯電話との機能ブロック図
【図8】第2の実施の形態に係る駐車場料金課金システムの動作を示すデータ流れ図
【図9】第2の実施の形態に係る駐車場料金課金システムの動作を示すフローチャート
【符号の説明】
a…駐車場入場情報
b…駐車場退場情報
c…車両識別情報
d…駐車場料金情報
2…車両
3…車載器
4…携帯電話
5…入口路側装置
6…出口路側装置
7…決済サービスセンタ装置
9…入口ゲート
10…出口ゲート
12…狭域受信器
13,20…CPU
14…メモリ
15…インタフェース
16…基板
17…狭域送受信器
19…送受信器
21…ICカード

Claims (6)

  1. 駐車場の入口側に設けられ、前記駐車場に入場する車両を検知し、この検知された車両に向けて少なくとも現在時刻と駐車場料金決済側のアドレスとが記録された駐車場入場情報を送信する入口路側装置と、
    前記駐車場の出口側に設けられ、前記駐車場から退場する車両を検知し、この検知された車両に向けて少なくとも現在時刻が記録された駐車場退場情報を送信する出口路側装置と、
    前記車両に設けられ、前記入口路側装置から送信された駐車場入場情報、および前記出口路側装置から送信された駐車場退場情報を受信し、前記駐車場入場情報を受信した場合には、この受信した駐車場入場情報に記録されたアドレスへ前記駐車場入場情報を送信するよう入場指示情報を出力し、前記駐車場退場情報を受信した場合には、前記アドレスへ前記駐車場退場情報を送信するよう退場指示情報を出力する車載器と、
    前記車載器から出力された入場指示情報に基づいて、この車両の車両識別情報および前記駐車場入場情報を前記アドレスへ送信し、前記車載器から出力された退場指示情報に基づいて、この車両の車両識別情報および前記駐車場退場情報を前記アドレスへ送信する携帯電話と、
    前記携帯電話から送信された車両識別情報および駐車場入場情報を受信し、前記受信した車両識別情報および駐車場入場情報に基づいてこの車両の駐車場への入場登録処理を行う入場登録処理装置と、
    前記携帯電話から送信された車両識別情報および駐車場退場情報を受信し、前記受信した車両識別情報および駐車場退場情報、および前記入場登録処理装置によってなされた入場登録処理結果に基づいて、この車両への駐車場料金の課金処理を行う課金処理装置と
    を備えたことを特徴とする駐車場料金課金システム。
  2. 請求項1に記載の駐車場料金課金システムにおいて、
    前記課金処理装置は、更に、課金処理結果に基づいて、車両毎に予め定められた口座から前記駐車場料金を引き落とすようにしたことを特徴とする駐車場料金課金システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の駐車場料金課金システムにおいて、
    前記課金処理装置は、課金処理結果を送信元の携帯電話に向けて送信し、
    前記携帯電話は、前記課金処理装置から送信された課金処理結果を受信し、表示または音声出力するようにしたことを特徴とする駐車場料金課金システム。
  4. 車両に備えられた車載器と携帯電話とからなる駐車場料金課金システムであって、
    前記車載器は、
    駐車場の入口側に設けられた入口路側装置から送信された、少なくとも現在時刻と駐車場料金決済側のアドレスとが記録された駐車場入場情報と、前記駐車場の出口側に設けられた出口路側装置から送信された、少なくとも現在時刻が記録された駐車場退場情報とを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって前記駐車場入場情報が受信された場合には、この受信した駐車場入場情報に記録されたアドレスへ、前記駐車場入場情報を送信するよう入場指示情報を出力するとともに、前記受信手段によって前記駐車場退場情報が受診された場合には、前記アドレスへ、前記駐車場退場情報を送信するよう退場指示情報を出力する指示手段とを備え、
    前記携帯電話は、前記指示手段から出力された入場指示情報に基づいて、前記アドレスへ前記車両識別情報および前記駐車場入場情報を、前記指示手段から出力された退場指示情報に基づいて、前記アドレスへ前記車両識別情報および前記駐車場退場情報を課金処理側に送信するとともに、前記課金処理側においてなされた課金処理結果を受信するようにしたことを特徴とする駐車場料金課金システム。
  5. 請求項4に記載の駐車場料金課金システムにおいて、
    前記携帯電話は、前記受信した課金処理結果を、表示または音声出力するようにしたことを特徴とする駐車場料金課金システム。
  6. 請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の駐車場料金課金システムにおいて、
    前記車載器を、前記携帯電話よりも狭域における通信に用いるようにしたことを特徴とする駐車場料金課金システム。
JP2001343191A 2001-11-08 2001-11-08 駐車場料金課金システム Expired - Fee Related JP3616050B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001343191A JP3616050B2 (ja) 2001-11-08 2001-11-08 駐車場料金課金システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001343191A JP3616050B2 (ja) 2001-11-08 2001-11-08 駐車場料金課金システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003150989A JP2003150989A (ja) 2003-05-23
JP3616050B2 true JP3616050B2 (ja) 2005-02-02

Family

ID=19156926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001343191A Expired - Fee Related JP3616050B2 (ja) 2001-11-08 2001-11-08 駐車場料金課金システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3616050B2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4468098B2 (ja) * 2004-07-26 2010-05-26 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 課金システム、駐車料金算出装置、移動機、車載機及びプログラム
JP2006072728A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Nec Corp 駐車場管理装置、駐車場管理システム、駐車場管理方法、駐車場管理サーバ、精算装置、店舗端末および携帯端末
JP4974385B2 (ja) * 2008-12-05 2012-07-11 クラリオン株式会社 自動料金支払いシステムに用いる車載器
JP5194164B2 (ja) * 2011-02-08 2013-05-08 株式会社ワイティーエム 駐車場管理方法
JP6366126B2 (ja) * 2013-11-27 2018-08-01 日本信号株式会社 駐車場システム
JP6383249B2 (ja) * 2014-10-28 2018-08-29 株式会社駐車場綜合研究所 駐車場電子決済システム、駐車場電子決済方法、プログラム
JP6594028B2 (ja) * 2015-05-12 2019-10-23 株式会社駐車場綜合研究所 顧客動向分析システム、顧客動向分析方法、プログラム
BR112019001784A2 (pt) * 2016-07-29 2019-07-09 Tma Capital Australia Pty Ltd sistema, método e programa de computador para um sistema de monitoramento
JP7073041B2 (ja) * 2016-12-26 2022-05-23 アマノ株式会社 駐車場管理システム、及び駐車場管理方法
EP3635707B1 (en) 2017-06-05 2023-11-08 Citifyd, Inc. Parking objects detection system
CN110570663B (zh) * 2019-09-05 2022-11-15 上海博泰悦臻网络技术服务有限公司 停车时间的处理/提醒方法/***、介质、终端及服务端
JP7402661B2 (ja) * 2019-11-14 2023-12-21 日本信号株式会社 キャッシュレス決済システム
JP2021085375A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 トヨタ自動車株式会社 車両制御システム、および、車両制御装置
CN113269986A (zh) * 2021-07-02 2021-08-17 上海龙枫智能科技有限公司 一种新能源汽车停车充电管理方法及***

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003150989A (ja) 2003-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3616050B2 (ja) 駐車場料金課金システム
HU220494B1 (hu) Eljárás és elrendezés járművek út- és területhasználati díjának megállapítására
JP2005031711A (ja) 車載端末装置、車載端末制御プログラム、車載端末制御プログラムを記録した記録媒体、車載端末装置の通信決済方法、決済管理システム、決済管理プログラム、決済管理プログラムを記録した記録媒体、決済管理方法、料金収受システム、料金収受プログラム、料金収受プログラムを記録した記録媒体、および料金収受方法
JP2002190043A (ja) Dsrc方式を利用した駐車料金の精算装置及びその方法
KR20030038403A (ko) 통행료 징수 시스템 및 통행료 징수 방법
JP2003526854A (ja) 料金の自動課金システム
JPH07320106A (ja) 有料道路料金自動支払システム
JP3509664B2 (ja) 自動料金収受システム及びそのシステム用の車載器
JP2005227996A (ja) 駐車場管理システム
KR20070080364A (ko) 무선통신을 이용한 택시 요금 결제 시스템 및 그 방법
JP2006119691A (ja) 多目的etc車載器及び多目的料金決済システム
KR101540362B1 (ko) 이동통신 단말기와 하이패스 단말기를 이용한 통행료 징수시스템 및 그 방법
JP2004288099A (ja) 有料道路等の料金収受システム
JPH0535933A (ja) 無線カードシステム
KR100802613B1 (ko) 휴대용 단말기를 이용한 자동 과금 징수 방법 및 시스템
JP2005196664A (ja) 車載装置及び自動料金支払システム
KR100426610B1 (ko) 주차장의 요금징수 서비스방법
JP2003044889A (ja) 車載用端末機器及び道路料金収受システム
KR20020038646A (ko) 모바일폰을 이용한 고속도로 통행료 징수 방법
JP2003091753A (ja) 駐車場事前精算システム
JP3861571B2 (ja) 有料道路料金自動収受システム
JP2002042192A (ja) Etcシステム
KR100996611B1 (ko) 차량용 다기능 복합 단말기의 동작 방법
KR100367817B1 (ko) 전자지불용 ic칩이 내장된 광송신장치를 이용한전자지불시스템
JP3487231B2 (ja) 移動体通信システムによる有料道路自動課金方式および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041102

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees