JP3605255B2 - 物品の取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、支持体から雄ねじを突出し、該雄ねじに対応する物品の部位に表面から裏面へ貫通する取付孔を穿設し、該取付孔を通って前記雄ねじに噛合し、かつ、取付孔の孔縁に係止するクリップによって前記物品を前記支持体に取り付ける物品の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の物品の取付構造としては、例えば、特開平6−87367号公報に記載されたものが知られている。これは、支持体から立設された雄ねじを、物品の貫通穴に通し、第1要素を先に物品の貫通穴に通し、貫通穴の奥部に位置する雄ねじのねじ山に第1要素のつめを係合させるとともに物品を押さえて物品を支持体に固定し、第2要素を後から貫通穴に通し、第1要素に当てて第1要素を抜けなくするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ねじはほんのわずかの回転力によって軸方向には極めて大きな荷重と対向できる。上記物品の取付構造は、物品にかかる振動などにより、第1要素のつめが、回転してゆるみ、第2要素を押し上げてさらにゆるみが増大し、物品を支持体に確実に固定することができなくなる。また、定期的な保守点検時にフットレストを取り外す場合には、第2要素を外して、その奥にある第1要素を回転させて、雄ねじから取り外さねばならず、その作業が煩わしく、使い勝手が良くないという問題があった。
本発明は、このような従来技術が有する問題点に着目してなされたもので、物品の振動などによる第1クリップおよび第2クリップの抜け出しを防止し、物品を確実に支持体に固定して、保守点検時に物品の固定し直し作業を行う必要がなく、使い勝手が良く、また、組付け作業の作業性に優れた物品の取付構造を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項に記載された発明に存する。
[1] 支持体から雄ねじを突出し、該雄ねじに対応する物品(10)の部位に表面から裏面へ貫通する取付孔(12)を穿設し、該取付孔(12)を通って前記雄ねじに噛み合い、かつ、取付孔(12)の孔縁(14)に係止するクリップにより前記物品(10)を前記支持体に固定する物品(10)の取付構造であって、
前記クリップは、前記取付孔(12)の奥側に配置される第1クリップ(20)と、前記取付孔(12)の入口側に配置される第2クリップ(30)とからなり、
第1クリップ(20)は、該第1クリップ(20)を雄ねじの上方から支持体へ向けて押し込む際に、前記雄ねじのねじ山に噛み合う噛合部(24)、および、前記第1クリップ(20)を前記取付孔(12)に裏側から表側に向かって通していき、前記取付孔(12)の奥側に配した際に、前記取付孔(12)の回り止め部(16)に嵌合する被回り止め部(26)を有し、
前記第2クリップ(30)は、前記取付孔(12)に表側から裏側に向かって通していき、進入して前記取付孔(12)の孔縁(14)に係止する係止部(34)を有し、
前記第1クリップ(20)と前記第2クリップ(30)とは、前記取付孔(12)内で孔軸方向に引き合うように係合し、第2クリップ(30)を回すことによって、第1クリップ(20)と第2クリップ(30)とが係脱可能な係合手段を配していることを特徴とする物品(10)の取付構造。
【0005】
[2] 前記係合手段は、前記第1クリップ(20)または前記第2クリップ(30)の一方に、他方のクリップと係合する凸部(25)を形成するとともに、前記他方のクリップにガイド溝(35)および該ガイド溝(35)に連続する係合溝(36)とを形成して成り、
前記係合手段のガイド溝(36)は、前記第2クリップ(30)が進入した際に前記凸部(25)を溝奥に案内し、前記係合溝(36)は、前記第2クリップ(30)が孔軸回りに回動した際に前記ガイド溝(35)の溝奥に位置する凸部(25)を前記進入方向とは直交する方向へ案内するよう形成して成ることを特徴とする1項記載の物品の取付構造。
【0006】
[3] 前記係合溝(36)は、その終端近傍に該係合溝(36)の溝内側へ突出して、前記凸部(25)が乗り越える突起部(37)を有していることを特徴とする2項記載の物品(10)の取付構造。
【0007】
[4] 前記係合溝(36)の溝壁(39)の終端部は、前記第2クリップ(30)の回動する方向に対して、前記凸部(25)を引き寄せる方向へ傾斜するテーパ部(139)を有していることを特徴とする2または3項記載の物品(10)の取付構造。
【0008】
次に、前記各項に記載された発明の作用を説明する。
[1]項記載の物品(10)の取付構造では、
支持体から突出している雄ねじを、その取付孔(12)に通すようにして、物品(10)を配置するとともに、物品(10)の取付孔(12)に第1クリップ(20)を通し、第1クリップ(20)の噛合部(24)を雄ねじのねじ山に噛み合わせる。位置決め用のボルトである雄ねじによって、物品(10)が第1クリップ(20)を介して支持体に対して位置決めされている。
物品(10)の取付孔(12)に通っている第2クリップ(30)の係止部(34)は取付孔(12)の孔縁(14)に係止している。
第1クリップ(20)に対して第2クリップ(30)を回すことによって、係合手段が第1クリップ(20)と前記第2クリップ(30)とを係合状態に維持する。両方のクリップ(20,30)が係合状態に維持されているとき、第2クリップ(30)を前記方向に対して反対の方向へ回すと、第1クリップ(20)と第2クリップ(30)とが抜け可能になる。物品を押圧している雄ねじに向けて、第2クリップ(30)を回転するだけで、第1クリップ(20)に対して脱着ができるので、物品の取外しおよび再組付けが極めて容易になる。
【0009】
また、係合手段によって、両方のクリップ(20,30)が孔軸方向に引き合うように係合しているので、車両の走行振動などの振動や力が加わっても、第2クリップ(30)が回ることがないので、雄ねじとの間でゆるみが発生しない。
【0010】
[2]項記載の物品(10)の取付構造では、
前記係合手段は、具体的には、第1クリップ(20)または第2クリップ(30)の一方側の凸部(25)が他方のクリップ側のガイド溝(35)の溝奥に単に進入した状態で、第1クリップ(20)に対して第2クリップ(30)を孔軸回りに回動すると、凸部(25)が係合溝(36)に案内されて、前記進入方向とは直交する方向に移動し、その結果、第1クリップ(20)と第2クリップ(30)とが離脱不能になる。それにより、物品(10)の振動などによっても、第1クリップ(20)および第2クリップ(30)の抜け出しが防止され、物品(10)が支持体に固定された状態を維持する。また、簡単な組み付け作業により、物品(10)が支持されるので、組付け作業の作業性に優れている。
【0011】
[3]項記載の物品(10)の取付構造では、
第1クリップ(20)または第2クリップ(30)の一方に形成される係合溝(36)は、その終端近傍に該係合溝(36)の溝内側へ突出する突起部(37)を有しており、係合溝(36)に案内されその終端へ進入する他方のクリップに形成される凸部(25)は、その突起部(37)を乗り越える。それにより、凸部(25)が係合溝(36)の終端近傍にあって始端側へ戻らなくなり、両方のクリップの係合関係が維持され、第1クリップ(20)と第2クリップ(30)とが離脱不能になり、物品(10)が支持体に確実に支持される。
【0012】
[4]項記載の物品(10)の取付構造では、
両方のクリップ(20,30)の一方に形成される係合溝(36)の溝壁(39)の終端部は、第2クリップ(30)の回動する方向に対して、他方のクリップ(20,30)に形成される凸部(25)を引き寄せる方向へ傾斜するテーパ部(139)を有しており、テーパ部(139)が凸部(25)を引き寄せると、第1クリップ(20)の噛合部(24)が雄ねじのねじ山に固く噛み合い、その結果、物品(10)が支持体の雄ねじにガタなく固定される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜3に基づき本発明の一実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る物品の取付構造の分解斜視図である。 図2は、一実施の形態の変形を示す物品の取付構造の部分斜視図である。第3図は、同じく、一実施の形態の変形を示す物品の取付構造の部分正面図である。
【0014】
図1に示すように、本実施の形態に係る物品の取付構造において、フットレストである物品10は、車体フロアである支持体に固定される。支持体には物品を固定するためのスタッドボルトである雄ねじが立設されている。
【0015】
物品10は、樹脂材により成形され、着座者の足置き台としての表面部11と表面部11に穿設され、表面側から裏面側へ貫通する取付孔12とを有している。取付孔12の表面側の孔縁14は、表面部11より一段下げて形成されている。取付孔12の内壁は、表側が円形断面形であって、奥側が矩形断面形の回り止め部16になっている。
物品10はクリップによって支持体に固定されるが、このクリップは、取付孔12の奥側に配置される第1クリップ20と、取付孔12の入口側に配置される第2クリップ30とからなる。第1クリップ20は、その外形が筒状に成形され、取付孔12の回り止め部16に嵌合する被回り止め部である矩形断面部26と、矩形断面部26に連続し、取付孔12の裏側の孔縁17に当接する大径のフランジ部27とを有している。
【0016】
また、第1クリップ20は、樹脂材により成形され、その筒軸方向に貫通しており、図1において、下側から、ロート状の案内部21、案内部21に連続する細径孔部22、細径部22に連続する大径の嵌合部23とを有している。細径孔部22の孔壁には、孔内に突出し、雄ねじのねじ山に噛み合う一対の噛合部24が形成されている。第1クリップ20の嵌合部23には、内方へ突出する凸部25が形成されている。凸部25の下方には型抜き用の孔28が穿設されている。
【0017】
第2クリップ30は、同じく、樹脂材により成形され、取付孔12に表側から進入して取付孔12の孔縁14に係止する大径の係止部34を有するとともに、第1クリップ20の嵌合部23に取付孔12の孔軸方向で嵌入する嵌合部33を有している。第2クリップ30の係止部34の厚みは、物品10の取付孔12の孔縁14を表面部11から一段下げた段差に相当している。
【0018】
第2クリップ30の嵌合部33には、ガイド溝35および該ガイド溝35に連続する係合溝36とがそれぞれ形成されている。ガイド溝35は、第2クリップが進入した際に凸部25をその溝奥に案内するものであり、係合溝36は、第2クリップが孔軸回りに回動した際にガイド溝35の溝奥に位置する凸部25を前記進入方向とは直交する方向へ案内するものである。第2クリップ30の係止部34の表面部にはマイナスドライバ用の溝38が形成されている。
【0019】
また、図2に示すように、第2クリップ30の係合溝36は、その終端近傍に該係合溝36の溝内側へ突出して、凸部25が乗り越える突起部37を有している。突起部37は、係合溝36の溝底に形成されているが、その溝壁に形成されていても良い。
さらに、図3に示すように、係合溝36の溝壁39は、始端から終端部へ向かって、第2クリップの回動する方向に対して、凸部25を引き寄せる方向へ(図3において上方へ)傾斜するテーパ部139を有している。テーパ部139を係合溝36の始端から終端部へかけて形成したが、少なくとも、係合溝36の終端部に設ければ足りる。
【0020】
次に作用を説明する。
物品10の取付孔12に裏側から表側に向かって第1クリップ20を通していき、回り止め部16に矩形断面形部26を嵌合し、取付孔12の裏側の孔縁に大径のフランジ部27を当接させて、支持体から突出している雄ねじを、第1クリップ20の案内部21を通って細径孔部22に通すようにして、細径孔部の孔壁から内方へ突出する噛合部24を雄ねじのねじ山に噛み合わせる。
次に、物品10の取付孔21に表側から裏側に向かって第2クリップ30を通していき、第2クリップ30の係止部34を取付孔12の表側の孔縁14に係止する。このとき、第2クリップ30の係止部34の表面が、物品10の表面部11に滑らかに連続する。
【0021】
また、このとき、第1クリップ20の嵌合部23と第2クリップ30の嵌合部33が相互に嵌合する。両方の嵌合部23を嵌合する際に、嵌合部23から内方へ突出した凸部25が、嵌合部33のガイド溝35に案内されてガイド溝35の溝奥に進入するようにする。
この凸部25がガイド溝35の溝奥に単に進入したままの状態では、凸部25をガイド溝35の溝奥から溝口へ退出させれば、相互の嵌合部23,33は抜き出しすることができ、第1クリップ20と第2クリップ30とが離間可能である。
【0022】
そこで、この凸部25がガイド溝35の溝奥に進入した状態で、第1クリップ20に対して第2クリップ30を孔軸回りに回動すると、凸部25が係合溝36の始端に移動し、かつ、係合溝36に案内されて、前記進入方向とは直交する方向に移動する。この凸部25が係合溝36内に移動した状態では、第1クリップ20と第2クリップ30とを離間させるべく、両方の嵌合部23,33を抜き出そうとしても、凸部25が係合溝36の溝壁39に当たって、両方のクリップ20,30が離間不能になる。それにより、物品の振動などによっても、第1クリップ20および第2クリップ30の嵌合部23,33の抜け出しが防止され、物品が支持体に固定された状態を維持する。また、第1クリップ20および第2クリップ30をそれぞれ取付孔12に通したり、第2クリップ30を取付孔12の孔軸回りに回動したりする、簡単な組み付け作業により、物品が支持されるので、組付け作業の作業性に優れている。
【0023】
図2において示す他の実施の形態では、嵌合部33に形成される係合溝36は、その終端近傍に該係合溝36の溝内側へ突出する突起部37を有しているので、嵌合部23側の凸部25は、係合溝36に案内されその終端近傍へ進入すると、突起部37を乗り越えるようになる。
凸部25が係合溝36の突起部37を乗り越えることにより、物品にかかる振動などによっては、凸部25が突起部37に遮られて係合溝36の始端側へ戻らなくなり、凸部25が係合溝36の終端近傍の位置に保持され、両方の嵌合部23,33が互いに抜け出さなくなり、両方の嵌合部23,33の嵌合関係が維持され、第1クリップ20と第2クリップ30とが離脱不能になり、物品10が支持体に確実に支持される。
【0024】
図3において示すさらに他の実施の形態では、第2クリップ30が取付孔12の孔軸回りに回動すると、係合溝36のテーパ部139が嵌合部23に形成される凸部25を引き寄せるようになる。テーパ部139が凸部25を引き寄せると、第1クリップ20の噛合部24が雄ねじのねじ山に固く噛み合い、物品10が支持体にガタなく固定される。
また、第1クリップ20と第2クリップ30とが相互に引き寄せられて、相互に強く接触し、相互の弛み方向に対する摩擦抵抗力が高まり、物品の振動などによっては、第1クリップ20と第2クリップ30とが容易には弛まないで、その点からも、物品10を支持体にガタなく固定することができる。
【0025】
前記実施の形態では、凸部25を第1クリップ20に形成し、ガイド溝35を第2クリップ30に形成したものを示したが、逆の態様であっても良い。第1クリップ20側にガイド溝を形成した場合には、第2クリップ30側に形成される凸部を引き寄せるべく、ガイド溝の係合溝の溝壁に形成されるテーパ部は、前記実施の形態に係る係合溝36の溝壁39のテーパ部139の傾斜方向とは反対の方向へ(下方へ)傾斜させればよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明の物品の取付構造であると、物品の振動などによる第1クリップおよび第2クリップの抜け出しを防止し、物品を確実に支持体に固定して、保守点検時に物品の固定し直し作業を行う必要がなく、使い勝手が良く、また、組付け作業の作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る物品の取付構造の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態の変形を示す物品の取付構造の部分斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態の変形を示す物品の取付構造の部分正面図である。
【符号の説明】
10…物品
11…取付孔
12…孔縁
16…回り止め部
20…第1クリップ
23,33…嵌合部
24…噛合部
25…凸部
26…被回り止め部
30…第2クリップ
34…係止部
35…ガイド溝
36…係合溝

Claims (4)

  1. 支持体から雄ねじを突出し、該雄ねじに対応する物品の部位に表面から裏面へ貫通する取付孔を穿設し、該取付孔を通って前記雄ねじに噛み合い、かつ、取付孔の孔縁に係止するクリップにより前記物品を前記支持体に固定する物品の取付構造であって、
    前記クリップは、前記取付孔の奥側に配置される第1クリップと、前記取付孔の入口側に配置される第2クリップとからなり、
    前記第1クリップは、該第1クリップを雄ねじの上方から支持体へ向けて押し込む際に、前記雄ねじのねじ山に噛み合う噛合部、および、前記第1クリップを前記取付孔に裏側から表側に向かって通していき、前記取付孔の奥側に配した際に、前記取付孔の回り止め部に嵌合する被回り止め部を有し、
    前記第2クリップは、前記取付孔に表側から裏側に向かって通していき、進入して前記取付孔の孔縁に係止する係止部を有し、
    前記第1クリップと前記第2クリップとは、前記取付孔内で孔軸方向に引き合うように係合し、第2クリップを回すことによって、第1クリップと第2クリップとが係脱可能な係合手段を配していることを特徴とする物品の取付構造。
  2. 前記係合手段は、前記第1クリップまたは前記第2クリップの一方に、他方のクリップと係合する凸部を形成するとともに、前記他方のクリップにガイド溝および該ガイド溝に連続する係合溝とを形成して成り、
    前記係合手段のガイド溝は、前記第2クリップが進入した際に前記凸部を溝奥に案内し、前記係合溝は、前記第2クリップが孔軸回りに回動した際に前記ガイド溝の溝奥に位置する凸部を前記進入方向とは直交する方向へ案内するよう形成して成ることを特徴とする請求項1記載の物品の取付構造。
  3. 前記係合溝は、その終端近傍に該係合溝の溝内側へ突出して、前記凸部が乗り越える突起部を有していることを特徴とする請求項2記載の物品の取付構造。
  4. 前記係合溝の溝壁の終端部は、前記第2クリップの回動する方向に対して、前記凸部を引き寄せる方向へ傾斜するテーパ部を有していることを特徴とする請求項2または3記載の物品の取付構造。
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