JP3603334B2 - 内燃機関の点火時期制御装置 - Google Patents

内燃機関の点火時期制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、コースト時に車両を加速する際に発生する前後振動を抑制するために内燃機関の点火時期を制御する内燃機関の点火時期制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両運転中に加速する場合、コースト時に要求される点火時期と非コースト時に要求される点火時期とは異なる。また、コースト時にエンジンの燃料噴射を停止している状態から加速する際には、燃料噴射が行われる。この結果、エンジンの出力トルクが急激に変化するため、駆動系のねじれ振動を引き起こし、車両が前後に振動するために運転者に不快感を与える。
【0003】
このような不都合を防止するために例えば特開昭59−201971 号公報では、コースト時から加速する際にエンジン回転数の変化量に応じて点火時期を制御するに当たり、エンジン回転数の絶対値が所定値以上の場合にエンジン回転数の変化量に比例して点火時期を遅角又は進角させて駆動系のねじれを低減するものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図17において、アクセル踏み込み量hに示すようにコースト時に加速する際には、エンジン回転数の変化量はエンジン回転変動gで示すように増減を繰り返す。この変化量の増減により駆動系にねじれ振動が発生する。この際に急激なアクセル操作により最適燃料噴射量を得ることができずにエンジンに十分な出力トルクが得られない場合、エンジン回転の変化量はエンジン回転変動gに示すように負に大きくなることがある。上記特開昭59-201971 号公報に記載されたような従来のエンジン制御では、点火時期の開始の判断としてエンジン回転数変化量の絶対値を用いてる。したがって加速後のエンジン回転数変化量が負に大きくなると、従来の点火時期eに示すように点火時期進角制御が遅角制御より先に行われるので、エンジンの出力トルクの立ち上がりを急激な方向に増長することとなり、従来の制御により発生する前後Ga及び従来の制御により発生する駆動軸トルクcに示すように前後G及び駆動軸トルクが増大し、逆に車両の振動を増長するおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、コースト時に加速する際に内燃機関の回転数の変化に応じて車両の振動を有効に制御することができる内燃機関の点火時期制御装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の内燃機関の点火時期制御装置は、内燃機関の運転状態に応じて点火時期を制御する内燃機関の点火時期制御装置において、車両の加速状態を検出する加速状態検出手段と、内燃機関の回転数の変化率を検出する回転数変化率検出手段と、これら両手段からの信号に応答して加速状態への移行後、内燃機関の回転数の正の変化率が所定値以上である時、内燃機関の点火時期を遅角させる一方、内燃機関の回転数の正の変化率が前記所定値より小さい時及び内燃機関の回転数の変化率が負であるとき、内燃機関の点火時期補正量を0にする遅角補正手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0007】
本発明の第2の内燃機関の点火時期制御装置は、内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段を付加し、この回転数検出手段により検出した内燃機関の回転数に応じて定まる所定時間だけ前記遅角補正手段による遅角制御を行わせるように構成したことを特徴とするものである。
【0008】
本発明の第3の内燃機関の点火時期制御装置は、アクセル踏み込み量を検出するアクセル踏み込み量検出手段を付加し、このアクセル踏み込み量検出手段により検出したアクセル踏み込み量に応じて定まる所定時間だけ前記遅角補正手段による遅角制御を行わせるように構成したことを特徴とするものである。
【0009】
本発明の第4の内燃機関の点火時期制御装置は、アクセル踏み込み速度を検出するアクセル踏み込み速度検出手段を付加し、このアクセル踏み込み速度検出手段により検出したアクセル踏み込み速度に応じて定まる所定時間だけ前記遅角補正手段による遅角制御を行わせるように構成したことを特徴とするものである。
【0010】
本発明の第5の内燃機関の点火時期制御装置は、車速を検出する車速検出手段を付加し、この車速検出手段により検出した車速に応じて定まる所定時間だけ前記遅角補正手段による遅角制御を行わせるように構成したことを特徴とするものである。
【0011】
本発明の第6の内燃機関の点火時期制御装置は、変速機の変速比を検出する変速比検出手段を付加し、この変速比検出手段により検出した変速比に応じて定まる所定時間だけ前記遅角補正手段による遅角制御を行わせるように構成したことを特徴とするものである。
【0012】
本発明の第7の内燃機関の点火時期制御装置は、前記回転数変化率検出手段により、前記内燃機関の回転数の正の変化率の設定値を内燃機関の回転数に応じて増減させることを特徴とするものである。
【0013】
本発明の第8の内燃機関の点火時期制御装置は、前記回転数変化率検出手段により、前記内燃機関の回転数の正の変化率の設定値をアクセル踏み込み量に応じて増減させることを特徴とするものである。
【0014】
本発明の第9の内燃機関の点火時期制御装置は、前記回転数変化率検出手段により、前記内燃機関の回転数の正の変化率の設定値をアクセル踏み込み速度に応じて増減させることを特徴とするものである。
【0015】
本発明の第10の内燃機関の点火時期制御装置は、前記回転数変化率検出手段により、前記内燃機関の回転数の正の変化率の設定値を車速に応じて増減させることを特徴とするものである。
【0016】
本発明の第11の内燃機関の点火時期制御装置は、前記回転数変化率検出手段により、前記内燃機関の回転数の正の変化率の設定値を変速機の変速比に応じて増減させることを特徴とするものである。
【0017】
本発明の第12の内燃機関の点火時期制御装置は、前記加速状態検出手段は、内燃機関の燃料遮断状態から燃料供給状態への切替えを以て車両が加速状態に移行したと判断することを特徴とするものである。
【0018】
本発明の第13の内燃機関の点火時期制御装置は、前記加速状態検出手段は、アクセルペダルが所定値以上の速度及び量で踏み込まれたことを以て車両が加速状態に移行したと判断することを特徴とするものである。
【0019】
【作用】
この目的のために本発明の第1の内燃機関の点火時期制御装置では、図1に概念図を示すように、点火時期制御装置により、内燃機関の運転状態に応じて点火時期を制御するに当たり、加速状態検出手段により車両の加速状態が検出され、かつ、回転数変化率検出手段により内燃機関の回転数の変化率が検出されると、これらの手段からの信号に応答して加速状態へ移行する。その後内燃機関の回転数の正の変化率が所定値以上である場合、遅角補正手段により内燃機関の点火時期を遅角させる一方、内燃機関の回転数の正の変化率が前記所定値より小さい時及び内燃機関の回転数の変化率が負であるとき、内燃機関の点火時期補正量を0にする。
【0020】
内燃機関の回転数の正の変化率が所定値以上である場合点火時期を遅角させる理由は、コースト時から加速した際に生じる車両の前後の振動の起振力は内燃機関の回転数の変化率が正の方向に所定値以上変化すると大きくなり、この瞬時に内燃機関の出力トルクを一時的に低減することにより振動を大幅に低減することができる。したがって、駆動系のガタ、アクセル踏み込み速度等による加速時の内燃機関の回転数の変化のばらつきを考慮して内燃機関の出力トルクを一時的に有効に低減することができるので、コースト時に加速する際に内燃機関の回転数の変化に応じて車両の振動を有効に制御することができ、車両の前後の振動を常に有効に抑制することができる。
【0021】
本発明の第2の内燃機関の点火時期制御装置では、内燃機関の回転数に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0022】
本発明の第3の内燃機関の点火時期制御装置では、アクセル踏み込み量に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0023】
本発明の第4の内燃機関の点火時期制御装置では、アクセル踏み込み速度に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0024】
本発明の第5の内燃機関の点火時期制御装置では、車速に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0025】
本発明の第6の内燃機関の点火時期制御装置では、変速機の変速比に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0026】
本発明の第7の内燃機関の点火時期制御装置では、前記内燃機関の回転数の正の変化率の設定値を内燃機関の回転数に応じて増減させることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0027】
本発明の第8の内燃機関の点火時期制御装置では、内燃機関の回転数の正の変化率の設定値をアクセル踏み込み量に応じて増減させることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0028】
本発明の第9の内燃機関の点火時期制御装置では、内燃機関の回転数の正の変化率の設定値をアクセル踏み込み速度に応じて増減させることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0029】
本発明の第10の内燃機関の点火時期制御装置では、内燃機関の回転数の正の変化率の設定値を車速に応じて増減させることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0030】
本発明の第11の内燃機関の点火時期制御装置では、内燃機関の回転数の正の変化率の設定値を変速機の変速比に応じて増減させることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0031】
本発明の第12の内燃機関の点火時期制御装置では、内燃機関の燃料遮断状態から燃料供給状態への切替えを以て車両が加速状態に移行したと判断することにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0032】
本発明の第13の内燃機関の点火時期制御装置では、アクセルペダルが所定値以上の速度及び量で踏み込まれたことを以て車両が加速状態に移行したと判断することにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0033】
【実施例】
本発明の点火時期制御装置の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図2は本発明の内燃機関の点火時期制御装置の概略構成図である。この内燃機関の点火時期制御装置は、各種センサを有するセンサ群1と、センサ群1からの信号が入力されるとともに各演算を行うマイクロコンピュータ2と、マイクロコンピュータ2らの出力信号が供給される点火装置3及びインジェクタ群4とを具える。
【0034】
センサ群1は、車速Vを検出する車速センサ5と、エンジン水温Cを測定するエンジン水温センサ6と、クランク角の所定角度ごとに角度信号θを出力するとともにタイミングを制御する角度センサ7と、エンジン回転数Neを検出するエンジン回転数センサ8と、スロットル弁がアイドル開度THであるか否かを検出するスロットルスイッチ9と、エンジンの負荷状態を検出するために吸入空気量Qを検出するエアーフローメータ10とを具える。
【0035】
マイクロコンピュータ2は、センサ群1からの信号が入力されるとともに出力信号を点火具え3及びインジェクタ群4に供給する入出力回路11と、CPU12と、角度信号θから算出されるエンジン回転数Ne及び吸入吸気量Qに対応した最適点火時期TADVM(例えば上死点からの角度)が予め設定されたROM13と、RAM14と、演算の基本となるクロックパルスを出力するクロック発振器15とを具える。ROM13に記憶された最適点火時期TADVMは入出力回路6から基準位置信号が供給されるごとに読み出され、その値と基準位置信号発生時からの角度信号θの積算値とが一致すると点火信号を点火装置3に供給する。
【0036】
点火装置3は、点火信号に応じて開閉動作するトランジスタ16と、トランジスタ16が点火信号によってオフになることにより高電圧が発生して点火が行われる点火コイル17と、配電器18と、各気筒ごとに設置された点火プラグ19とを具える。
【0037】
図3は、本発明の内燃機関の点火時期制御装置で適用される点火時期補正プログラムのフローチャートである。ステップ20において、エンジン回転数Ne、吸入空気量Q等から作成された最適点火時期マップを検索することにより、上記最適点火時期TADVMを設定する。ステップ21において、遅角補正を行うか否かすなわち後述する遅角カウンタCNTREFが0か否かを判断する。遅角カウンタが0の場合、遅角補正を行わないで本ルーチンを終了する。遅角カウンタが0でない場合、ステップ22において、後述するようにして点火時期補正量LURTSを設定し、点火時期遅角補正を行うことにより点火コイル17(図2)の点火時期が決定される。
【0038】
本例の動作を説明する。
図4は、本発明の内燃機関の点火時期制御装置の制御ルーチンのフローチャートである。このルーチンは再加速時の点火時期遅角を要求するものであり、例えば10msecごとに実行される。
【0039】
まずステップ23において、車両の加速状態を検出する。車両が加速されていないと判断された場合、ステップ24において点火時期遅角を行うためのパラメータである制御タイマCNTRET、点火時期補正量LURTS及び遅角カウンタCNTREFをすべて0にクリアし、この制御ルーチンを終了する。
【0040】
ステップ23において車両が加速開始されたと判断された場合、ステップ25において、本発明による制御が行われる時間である所定値TMRRTDを、減算タイマである制御タイマCNTRETに格納し、この制御ルーチンを終了する。
【0041】
ステップ23において車両が加速中であると判断された場合、ステップ26において、制御時間内であるか否かすなわち制御タイマCNTRETの値が0か否かを判断する。遅角タイマCNTRETが0であると判断された場合、ステップ24において点火時期遅角を行うためのパラメータである制御タイマCNTRET、遅角補正量LURTS及び遅角カウンタCNTREFをすべて0にクリアし、この制御ルーチンを終了する。
【0042】
ステップ26において制御タイマCNTRETが0でないと判断された場合、ステップ27において振動低減のために現在遅角補正が行われているか否か、すなわち遅角カウンタCNTREFが0か否かを判断する。遅角補正が行われているすなわち遅角カウンタCNTREFが0でないと判断された場合、ステップ28において予め設定された角度分LURTMを遅角補正量LURTSとして選択し、この制御ルーチンを終了する。
【0043】
ステップ27において振動低減のために現在遅角補正が行われていないすなわち遅角カウンタCNTREFが0であると判断された場合、ステップ29において、エンジン回転数の正の変化率DELTNEを、遅角補正を判断するための所定値TRDNEと比較する。エンジン回転数の正の変化率DELTNEが所定値TRDNEを超えていない場合には、ステップ30において遅角補正量LURTS及び遅角カウンタCNTREFをすべて0にクリアし、この制御ルーチンを終了する。
【0044】
ステップ29において、エンジン回転数の正の変化率DELTNEが所定値TRDNEを超えている場合には、ステップ31において制御タイマCNTRETの減算を行う。この減算が行われた後、ステップ32において制御タイマCNTRETが0か否かを判断する。遅角タイマCNTRETが0であると判断された場合、ステップ24において点火時期遅角を行うためのパラメータである制御タイマCNTRET、遅角補正量LURTS及び遅角カウンタCNTREFをすべて0にクリアし、この制御ルーチンを終了する。
【0045】
ステップ32において遅角タイマCNTRETが0でないと判断された場合、ステップ33において、遅角する時間として所定の時間である所定値RETTIMを、タイマ用メモリである遅角カウンタCNTREFに格納する。続いてステップ28において予め設定された角度分LURTMを遅角補正量LURTSとして選択し、この制御ルーチンを終了する。
上述したように、図4の制御プログラムにより車両の振動低減のための点火時期遅角補正が実行される。
【0046】
図5Aは遅角制御を行うために所定値RETTIMとしてエンジン回転数を用いる場合のフローチャートであり、Bはエンジン回転数と所定値RETTIMとの関係図である。このルーチンは例えば10msecごとに実行される。
【0047】
ステップ34において、エンジン回転数に対する所定値RETTIMが図5Bから設定されると、図4のステップ33において所定値RETTIMを遅角カウンタCNTREFに格納する。
【0048】
図5Aの制御プログラムによりエンジン回転数に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることができ、したがってエンジンの点火時期を好適に制御することができる。
【0049】
図6Aは遅角制御を行うために所定値RETTIMとしてアクセル踏み込み量を用いる場合のフローチャートであり、Bはアクセル踏み込み量と所定値RETTIMとの関係図である。このルーチンは例えば10msecごとに実行される。
【0050】
ステップ35において、アクセル踏み込み量に対する所定値RETTIMが図6Bから設定されると、図4のステップ33において所定値RETTIMを遅角カウンタCNTREFに格納する。
【0051】
図6Aの制御プログラムによりアクセル踏み込み量に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることができ、したがってエンジンの点火時期を好適に制御することができる。
【0052】
図7Aは遅角制御を行うために所定値RETTIMとしてアクセル踏み込み速度を用いる場合のフローチャートであり、Bはアクセル踏み込み速度と所定値RETTIMとの関係図である。このルーチンは例えば10msecごとに実行される。
【0053】
ステップ36において、アクセル踏み込み速度に対する所定値RETTIMが図7Bから設定されると、図4のステップ33において所定値RETTIMを遅角カウンタCNTREFに格納する。
【0054】
図7Aの制御プログラムによりアクセル踏み込み速度に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることができ、したがってエンジンの点火時期を好適に制御することができる。
【0055】
図8Aは遅角制御を行うために所定値RETTIMとして車速を用いる場合のフローチャートであり、Bは車速と所定値RETTIMとの関係図である。このルーチンは例えば10msecごとに実行される。
【0056】
ステップ37において、車速に対する所定値RETTIMが図8Bから設定されると、図4のステップ33において所定値RETTIMを遅角カウンタCNTREFに格納する。
【0057】
図8Aの制御プログラムにより車速に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることができ、したがってエンジンの点火時期を好適に制御することができる。
【0058】
図9Aは遅角制御を行うために所定値RETTIMとして変速機の変速比を用いる場合のフローチャートであり、Bは変速機の変速比と所定値RETTIMとの関係図である。このルーチンは例えば10msecごとに実行される。
【0059】
ステップ38において、変速機の変速比に対する所定値RETTIMが図9Bから設定されると、図4のステップ33において所定値RETTIMを遅角カウンタCNTREFに格納する。
【0060】
図9Aの制御プログラムにより変速機の変速比に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることができ、したがってエンジンの点火時期を好適に制御することができる。
【0061】
図10Aは遅角補正を判断するための所定値TRDNEとしてエンジン回転数を用いる場合のフローチャートであり、Bはエンジン回転数と所定値TRDNEとの関係図である。このルーチンは例えば10msecごとに実行される。
【0062】
ステップ39において、エンジン回転数に対する所定値TRDNEが図10Bから設定されると、図4のステップ29において、エンジン回転数の正の変化率DELTNEを所定値TRDNEと比較する。
【0063】
図10Aの制御プログラムによりエンジン回転数に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることができ、したがってエンジンの点火時期を好適に制御することができる。
【0064】
図11Aは遅角補正を判断するための所定値TRDNEとしてアクセル踏み込み量を用いる場合のフローチャートであり、Bはアクセル踏み込み量と所定値TRDNEとの関係図である。このルーチンは例えば10msecごとに実行される。
【0065】
ステップ40において、アクセル踏み込み量に対する所定値TRDNEが図11Bから設定されると、図4のステップ29において、エンジン回転数の正の変化率DELTNEを所定値TRDNEと比較する。
【0066】
図11Aの制御プログラムによりエンジン回転数の正の変化率の設定値をアクセル踏み込み量に応じて増減させることができ、したがってエンジンの点火時期を好適に制御することができる。
【0067】
図12Aは遅角補正を判断するための所定値TRDNEとしてアクセル踏み込み速度を用いる場合のフローチャートであり、Bはアクセル踏み込み速度と所定値TRDNEとの関係図である。このルーチンは例えば10msecごとに実行される。
【0068】
ステップ41において、アクセル踏み込み速度に対する所定値TRDNEが図12Bから設定されると、図4のステップ29において、エンジン回転数の正の変化率DELTNEを所定値TRDNEと比較する。
【0069】
図12Aの制御プログラムによりエンジン回転数の正の変化率の設定値をアクセル踏み込み速度に応じて増減させることができ、したがってエンジンの点火時期を好適に制御することができる。
【0070】
図13Aは遅角補正を判断するための所定値TRDNEとして車速を用いる場合のフローチャートであり、Bは車速と所定値TRDNEとの関係図である。このルーチンは例えば10msecごとに実行される。
【0071】
ステップ42において、車速に対する所定値TRDNEが図13Bから設定されると、図4のステップ29において、エンジン回転数の正の変化率DELTNEを所定値TRDNEと比較する。
【0072】
図13Aの制御プログラムによりエンジン回転数の正の変化率の設定値を車速に応じて増減させることができ、したがってエンジンの点火時期を好適に制御することができる。
【0073】
図14Aは遅角補正を判断するための所定値TRDNEとして変速機の変速比を用いる場合のフローチャートであり、Bは変速機の変速比と所定値TRDNEとの関係図である。このルーチンは例えば10msecごとに実行される。
【0074】
ステップ39において、変速機の変速比に対する所定値TRDNEが図14Bから設定されると、図4のステップ29において、エンジン回転数の正の変化率DELTNEを所定値TRDNEと比較する。
【0075】
図14Aの制御プログラムによりエンジン回転数の正の変化率の設定値を変速機の変速比に応じて増減させることができ、エンジンの点火時期を好適に制御することができる。
【0076】
図15は、加速開始、加速中又は加速していないことをエンジンへの燃料供給の有無により判断するためのフローチャートである。このルーチンは図4のステップ23に相当し、例えば10msecごとに実行される。
【0077】
ステップ44においてエンジンへの燃料供給状態を判断する。エンジンが燃料遮断状態の場合には車両が加速していないと判断される。エンジンが燃料遮断状態から燃料供給状態に切り替えられた場合には車両が加速開始したと判断される。エンジンが燃料供給中である場合には車両が加速中であると判断される。
【0078】
図15の制御プログラムにより、エンジンの燃料遮断状態から燃料供給状態への切替えを以て車両が加速状態に移行したと判断することにより、エンジンの点火時期を好適に制御することができる。
【0079】
図16は、加速開始、加速中又は加速していないことをアクセルペダルの踏み込み速度及び踏み込み量により判断するためのフローチャートである。このルーチンは図4のステップ23に相当し、例えば10msecごとに実行される。
【0080】
ステップ45においてアクセル踏み込み速度が所定値以上か否かを判断する。所定値以上の場合には車両が加速開始したと判断される。所定値未満の場合には、ステップ46においてアクセル踏み込み量が所定値以上か否かを判断する。所定値以上である場合には車両が加速中であると判断される。所定値未満の場合には車両は加速していないと判断される。
【0081】
図16の制御プログラムにより、アクセルペダルの踏み込み速度及び踏み込み量を以て車両が加速状態に移行したと判断することにより、エンジンの点火時期を好適に制御することができる。
【0082】
図17は本発明及び従来の内燃機関の点火時期制御装置の時間変化に対する前後G、駆動軸トルク、点火時期、エンジン回転変動及びアクセル変化量である。図17に示すように、コースト時からアクセルを踏んで加速を開始するとエンジン回転数が正負に大きく変化し、しばらく経過してから駆動軸トルク及び前後Gが変化する。従来の制御による点火時期eでは、加速後にエンジン回転変動gが負の所定値TRENE′を超えると点火時期進角制御が行われるので、従来の制御による駆動軸トルクcが瞬時的に振動し、振幅を増長する方向に働く。それに対して本発明の制御による点火時期fでは従来のような進角制御は行われず、加速後にエンジン回転変動gが正の所定値TRENEを超える場合に大幅な点火時期遅角制御が行われるので、エンジンの出力トルクを下げるタイミングを効率的に捕らえることができる。したがって本発明の制御による駆動軸トルクdの振動を有効に制御することができ、車両の前後振動を有効に抑制することができる。
【0083】
【発明の効果】
上述したように本発明の第1の内燃機関の点火時期制御装置によれば、駆動系のガタ、アクセル踏み込み速度等による加速時の内燃機関の回転数の変化のばらつきを考慮してエンジンの出力トルクを一時的に有効に低減することができるので、コースト時に加速する際に内燃機関の回転数の変化に応じて車両の振動を有効に制御することができ、車両の前後の振動を常に有効に抑制することができる。
【0084】
本発明の第2の内燃機関の点火時期制御装置によれば、内燃機関の回転数に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0085】
本発明の第3の内燃機関の点火時期制御装置によれば、アクセル踏み込み量に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0086】
本発明の第4の内燃機関の点火時期制御装置によれば、アクセル踏み込み速度に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0087】
本発明の第5の内燃機関の点火時期制御装置によれば、車速に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0088】
本発明の第6の内燃機関の点火時期制御装置によれば、変速機の変速比に応じて定まる所定時間だけ遅角制御を行わせることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0089】
本発明の第7の内燃機関の点火時期制御装置によれば、前記内燃機関の回転数の正の変化率の設定値を内燃機関の回転数に応じて増減させることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0090】
本発明の第8の内燃機関の点火時期制御装置によれば、内燃機関の回転数の正の変化率の設定値をアクセル踏み込み量に応じて増減させることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0091】
本発明の第9の内燃機関の点火時期制御装置によれば、内燃機関の回転数の正の変化率の設定値をアクセル踏み込み速度に応じて増減させることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0092】
本発明の第10の内燃機関の点火時期制御装置によれば、内燃機関の回転数の正の変化率の設定値を車速に応じて増減させることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0093】
本発明の第11の内燃機関の点火時期制御装置によれば、内燃機関の回転数の正の変化率の設定値を変速機の変速比に応じて増減させることにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0094】
本発明の第12の内燃機関の点火時期制御装置によれば、内燃機関の燃料遮断状態から燃料供給状態への切替えを以て車両が加速状態に移行したと判断することにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【0095】
本発明の第13の内燃機関の点火時期制御装置によれば、アクセルペダルが所定値以上の速度及び量で踏み込まれたことを以て車両が加速状態に移行したと判断することにより、内燃機関の点火時期を好適に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内燃機関の点火時期制御装置の概念図である。
【図2】本発明の内燃機関の点火時期制御装置の概略構成図である。
【図3】本発明の内燃機関の点火時期制御装置で適用される点火時期補正プログラムのフローチャートである。
【図4】本発明の内燃機関の点火時期制御装置の制御ルーチンのフローチャートである。
【図5】Aは遅角制御を行うために所定値RETTIMとしてエンジン回転数を用いる場合のフローチャートであり、Bはエンジン回転数と所定値RETTIM遅角カウンタとの関係図である。
【図6】Aは遅角制御を行うために所定値RETTIMとしてアクセル踏み込み量を用いる場合のフローチャートであり、Bはアクセル踏み込み量と所定値RETTIM遅角カウンタとの関係図である。
【図7】Aは遅角制御を行うために所定値RETTIMとしてアクセル踏み込み速度を用いる場合のフローチャートであり、Bはアクセル踏み込み速度と所定値RETTIM遅角カウンタとの関係図である。
【図8】Aは遅角制御を行うために所定値RETTIMとして車速を用いる場合のフローチャートであり、Bは車速と所定値RETTIM遅角カウンタとの関係図である。
【図9】Aは遅角制御を行うために所定値RETTIMとして変速機の変速比を用いる場合のフローチャートであり、Bは変速機の変速比と所定値RETTIM遅角カウンタとの関係図である。
【図10】Aは遅角補正を判断するための所定値TRDNEとしてエンジン回転数を用いる場合のフローチャートであり、Bはエンジン回転数と所定値TRDNEとの関係図である。
【図11】Aは遅角補正を判断するための所定値TRDNEとしてアクセル踏み込み量を用いる場合のフローチャートであり、Bはアクセル踏み込み量と所定値TRDNEとの関係図である。
【図12】Aは遅角補正を判断するための所定値TRDNEとしてアクセル踏み込み速度を用いる場合のフローチャートであり、Bはアクセル踏み込み速度と所定値TRDNEとの関係図である。
【図13】Aは遅角補正を判断するための所定値TRDNEとして車速を用いる場合のフローチャートであり、Bは車速と所定値TRDNEとの関係図である。
【図14】Aは遅角補正を判断するための所定値TRDNEとして変速機の変速比を用いる場合のフローチャートであり、Bは変速機の変速比と所定値TRDNEとの関係図である。
【図15】加速開始、加速中又は加速していないことをエンジンへの燃料供給の有無により判断するためのフローチャートである。
【図16】加速開始、加速中又は加速していないことをアクセルペダルの踏み込み速度及び踏み込み量により判断するためのフローチャートである。
【図17】本発明及び従来の内燃機関の点火時期制御装置の時間変化に対する前後G、駆動軸トルク、点火時期、エンジン回転変動及びアクセル変化量である。
【符号の説明】
1 センサ群
2 マイクロコンピュータ
3 点火装置
4 インジェクタ群
5 車速センサ
6 エンジン水温センサ
7 角度センサ
8 エンジン回転センサ
9 スロットルスイッチ
10 エアーフローメータ
11 入出力回路
12 CPU
13 ROM
14 RAM
15 クロック発振器
16 トランジスタ
17 点火コイル
18 配電器
19 点火プラグ
V 車速
C エンジン水温
θ 角度信号
Ne エンジン回転数
TH アイドル開度
Q 吸入空気量
TADVM 最適点火時期
a 従来の制御により発生する前後G
b 本発明の制御により発生する前後G
c 従来の制御により発生する駆動軸トルク
d 本発明の制御により発生する駆動軸トルク
e 従来の制御による点火時期
f 本発明の制御による点火時期
g エンジン回転変動
h アクセル操作量

Claims (13)

  1. 内燃機関の運転状態に応じて点火時期を制御する内燃機関の点火時期制御装置において、
    車両の加速状態を検出する加速状態検出手段と、
    内燃機関の回転数の変化率を検出する回転数変化率検出手段と、
    これら両手段からの信号に応答して加速状態への移行後、内燃機関の回転数の正の変化率が所定値以上である時、内燃機関の点火時期を遅角させる一方、内燃機関の回転数の正の変化率が前記所定値より小さい時及び内燃機関の回転数の変化率が負であるとき、内燃機関の点火時期補正量を0にする遅角補正手段とを設けたことを特徴とする内燃機関の点火時期制御装置。
  2. 内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段を付加し、この回転数検出手段により検出した内燃機関の回転数に応じて定まる所定時間だけ前記遅角補正手段による遅角制御を行わせるように構成したことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  3. アクセル踏み込み量を検出するアクセル踏み込み量検出手段を付加し、このアクセル踏み込み量検出手段により検出したアクセル踏み込み量に応じて定まる所定時間だけ前記遅角補正手段による遅角制御を行わせるように構成したことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  4. アクセル踏み込み速度を検出するアクセル踏み込み速度検出手段を付加し、このアクセル踏み込み速度検出手段により検出したアクセル踏み込み速度に応じて定まる所定時間だけ前記遅角補正手段による遅角制御を行わせるように構成したことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  5. 車速を検出する車速検出手段を付加し、この車速検出手段により検出した車速に応じて定まる所定時間だけ前記遅角補正手段による遅角制御を行わせるように構成したことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  6. 変速機の変速比を検出する変速比検出手段を付加し、この変速比検出手段により検出した変速比に応じて定まる所定時間だけ前記遅角補正手段による遅角制御を行わせるように構成したことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  7. 前記回転数変化率検出手段により、前記内燃機関の回転数の正の変化率の設定値を内燃機関の回転数に応じて増減させることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  8. 前記回転数変化率検出手段により、前記内燃機関の回転数の正の変化率の設定値をアクセル踏み込み量に応じて増減させることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  9. 前記回転数変化率検出手段により、前記内燃機関の回転数の正の変化率の設定値をアクセル踏み込み速度に応じて増減させることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  10. 前記回転数変化率検出手段により、前記内燃機関の回転数正の変化率のの設定値を車速に応じて増減させることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  11. 前記回転数変化率検出手段により、前記内燃機関の回転数正の変化率のの設定値を変速機の変速比に応じて増減させることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  12. 前記加速状態検出手段は、内燃機関の燃料遮断状態から燃料供給状態への切替えを以て車両が加速状態に移行したと判断することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  13. 前記加速状態検出手段は、アクセルペダルが所定値以上の速度及び量で踏み込まれたことを以て車両が加速状態に移行したと判断することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の点火時期制御装置。
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