JP3601900B2 - 携帯電話無線機用送話部 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電話無線機用送話部、特に携帯電話無線機用送話部に内蔵されるマイクの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1には、一般的な携帯電話無線機の外観が示されている。図1に示すように、携帯電話無線機本体上方には、受話部Bが設けられ、受話部Bには、複数個の孔が設けられている。また、この受話部Bの下方に通話先の電話番号等を表示する表示部Cが設けられている。そして、表示部Cの下方には、操作部Dが形成されている。更に、携帯電話無線機本体の下端には、送話部Aが回動可能に軸支されている。従って、携帯電話無線機を使用する場合には、操作部Dを覆うように折り畳まれた送話部Aを回動させて開き、送話部Aを介して音声を送信する。一方、未使用時には、送話部Aを回動させて折り畳んでおく。また、上記送話部Aは、フリップ筐体1とフリップ筐体1を覆うカバーフリップ筐体2とからなり、送話部Aには、差動マイクが内蔵されている。更に、フリップ筐体1及びカバーフリップ筐体2には、差動マイクの前後に当たる個所に孔が設けられている。従って、この前後の孔から差動マイクに音声が伝わる。ここで、差動マイクとは、一般に指向性マイク、接話マイク等の総称であって、前後の音声を集音し、その差を取って横方向から来る音をキャンセルするマイクをいう。
【0003】
次に、図8を用いて、従来の携帯電話無線機における送話部内の差動マイクの固定構造について説明する。尚、図8は、従来の携帯電話無線機を図1のa−a′線に沿って見た断面図である。
【0004】
カバーフリップ筐体2cの裏面には、差動マイク3を挿入するための円筒状のリブ12cが設けられている。また、差動マイク3は、ケーブル5aと半田付けされた後、マイクホルダ4g内に挿入される。また、マイクホルダ4gは、差動マイク3をリブ12c内に固定するように、リブ12cに圧入される。尚、マイクホルダ4gは、例えばゴム素材からなる。従って、マイクホルダ4gによって、差動マイク3の前面と背面との絶縁性が取られ、かつ前気室の気密性が確保される。
【0005】
次に、カバーフリップ筐体2cとフリップ筐体1aとを組み合わせる。この時、マイクホルダ4gとフリップ筐体1aとの接触部分、特にケーブル5aとマイクホルダ4g及びフリップ筐体1aとの間の隙間を埋めるために、接着剤9がその隙間部分に塗布される。これによって、差動マイク3の後気室の密閉性が確保される。
【0006】
ここで、前気室とは、カバーフリップ筐体2cに設けられた孔を介してマイクの前面に至る送話部A内の空間をいい、また後気室とは、フリップ筐体1aに設けられた孔を介してマイクの後面に至る送話部A内の空間をいう。また、気室は、音声を空気を介して差動マイクに伝達するための空間である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の携帯電話無線機用送話部は、図8に示すようにフリップ筐体1aとマイクホルダ4gとの密着性を確保するために、接着剤9をケーブル5aとマイクホルダ4g及びフリップ筐体1aとの間に塗布して隙間を埋めるため、この接着剤9の塗布量、塗布する場所にばらつきが発生する可能性が高く、このため差動マイク3の後気室の気密性が不十分となるおそれがあった。後気室の気密性が不十分になると、フリップ筐体1aやカバーフリップ筐体2cの振動が送話部A(すなわち、フリップ)内で共鳴して雑音として差動マイク3に集音されたり、受話部Bからの音声が送話部Aに回り込みエコーとなって差動マイク3に集音されたり等するため、差動マイク3の感度が劣化するという問題があった。
【0008】
本発明は上記従来の課題に鑑みたものであり、その目的は、組み立て時の作業性を良好にして、後気室の機密性を担保し、製品のばらつきを防止した感度の良好な携帯電話無線機用送話部を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上のような課題を解決するために、本発明に係る携帯電話無線機用送話部は、以下の特徴を有する。
【0010】
(1)送話部にマイクを内蔵する携帯電話無線機において、前記送話部は、フリップ筐体と、前記フリップ筐体を覆うカバーフリップ筐体と、からなり、前記カバーフリップ筐体の裏面には、前記マイクを挿入するためのマイク収納部が設けられ、更に前記マイクを前記マイク収納部内に保持するためのマイクホルダが設けられ、前記マイクホルダは、前記マイクと電気的に接続されるケーブルが挿入一体成形され、更に前記送話部の他の内部空間とマイクの気室とを隔離するように、前記フリップ筐体とカバーフリップ筐体との間に設けられており、その上下面は気室となる部分を除いてフリップ筐体及びカバーフリップ筐体に密着する形状に形成されている。
【0011】
従って、マイクホルダには、ケーブルが収納されているので、従来のように組み立て時にケーブルとマイクホルダ及びフリップ筐体との間の隙間を接着剤で埋める必要がなく、後気室の気密性のばらつきを防止できる。また、マイクホルダがフリップ筐体及びカバーフリップ筐体との間に設けられ、送話部の他の内部空間とマイクの気室とを隔離するように成形されているので、マイクホルダをマイク収納部に保持するだけで、簡便にマイクの前後の気室の気密性を確保できる。これにより、フリップ筐体やカバーフリップ筐体の振動が送話部(すなわち、フリップ)内で共鳴して雑音としてマイクに集音されることも、受話部からの音声が送話部に回り込みエコーとなってマイクに集音される可能性もない。
【0012】
(2)上記(1)に記載の携帯電話無線機用送話部において、更に、前記マイクホルダは、前記マイク収納部と協働して前記マイクを前記マイク収納部に保持し、前記マイクと電気的に接続されるケーブルが挿入一体成形され、更に前記送話部の他の内部空間とマイクの気室とを隔離するように、前記フリップ筐体とカバーフリップ筐体との間に設けられている。
【0013】
従って、マイクホルダをマイク収納部と協働してマイクをマイク収納部に保持するだけで、簡便にマイクの前後の気室の気密性を確保できる。
【0014】
(3)上記(1)に記載の携帯電話無線機用送話部において、更に、前記マイクホルダは、前記マイク収納部に圧入されると共に、前記マイクと電気的に接続されるケーブルが挿入一体成形され、更に前記送話部の他の内部空間とマイクの気室とを隔離するように、前記フリップ筐体とカバーフリップ筐体との間に設けられている。
【0015】
従って、マイクホルダをマイク収納部に圧入するだけで、簡便にマイクの前後の気室の気密性を確保することができる。
【0016】
(4)上記(1)に記載の携帯電話無線機用送話部において、更に、前記フリップ筐体には、前記マイクホルダを圧入固定するためのマイク収納部が設けられている。
【0017】
すなわち、フリップ筐体及びカバーフリップ筐体に、それぞれマイクホルダを圧入するためのマイク収納部が設けられているので、マイクホルダをフリップ筐体とカバーフリップ筐体とにより密着固定することができる。このため、上記同様、フリップ筐体やカバーフリップ筐体の振動がフリップ内で共鳴して雑音としてマイクに集音されることも、受話部からの音声が送話部に回り込みエコーとなってマイクに集音される可能性もなく、良好な感度が得られる。
【0018】
(5)送話部にマイクを内蔵する携帯電話無線機において、前記送話部は、フリップ筐体と、前記フリップ筐体を覆うカバーフリップ筐体と、からなり、前記カバーフリップ筐体の裏面には、前記マイクを挿入するためのマイク収納部が設けられ、更に前記マイクを前記マイク収納部内に保持するためのマイクホルダが設けられ、前記マイクホルダは、前記マイクと電気的に接続されるケーブルが収納され、更に前記送話部の他の内部空間とマイクの気室とを隔離するように、前記フリップ筐体とカバーフリップ筐体との間に設けられ、前記カバーフリップ筐体に固定されている振動部材に、前記マイクが装着されている。
【0019】
従って、振動部材にマイクが装着されているので、振動部材を介して音声をマイクに伝えることができる。このため、マイクの前気室が不要となり、フリップの厚みを薄くすることができる。これにより、携帯電話無線機自体の厚みも薄型化が可能となる。
【0020】
(6)上記(5)に記載の携帯電話無線機用送話部において、マイクと連通するが設けられている。
【0021】
例えば、差動マイクを用いる場合、マイク前面と背面の空気振動の差によって集音するので、マイク前面の振動部材に連通部を設けることにより、マイク前面と背面の音圧差のバランスが良好となる。従って、マイクの集音の感度が向上する。
【0022】
(7)送話部にマイクを内蔵する携帯電話無線機において、前記送話部は、フリップ筐体と、前記フリップ筐体を覆うカバーフリップ筐体と、からなり、前記カバーフリップ筐体の裏面には、前記マイクを挿入するためのマイク収納部が設けられ、更に前記マイクを前記マイク収納部内に保持するためのマイクホルダが設けられ、前記マイクホルダは、前記マイクと電気的に接続されるケーブルを収納するための孔と、気室となる部分を除いてフリップ筐体を及びカバーフリップ筐体に密着する上下面と、を有し、前記マイクホルダに前記マイクを圧入し、前記孔に通された前記ケーブルと前記マイクとを電気的に接続してから前記孔と前記ケーブルとの隙間を接着剤で埋め、その後に、前記マイクホルダが前記マイク収納部に圧入される共に前記送話部の他の内部空間とマイクの気室とが隔離されるように前記フリップ筐体とカバーフリップ筐体のと間に配置される。
【0023】
従って、マイクホルダには、ケーブルを収納するケーブル収納部が設けられ、またマイクホルダは、フリップ筐体及びカバーフリップ筐体との間に配置されているので、ケーブル収納後にケーブル収納部とケーブルとの間の空間を接着剤で塞ぐことによって、送話部の他の内部空間とマイクの気室とを隔離することができる。特に、接着剤の塗布する場所が特定されており、塞ぐ隙間も限定されているので、後気室の気密性のばらつきを防止することができる。これによって、上記同様良好な感度を得ることができる。
【0024】
(8)上記(7)に記載の携帯電話無線機用送話部において、更に、前記フリップ筐体には、前記マイクホルダを圧入固定するためのマイク収納部が設けられている。
【0025】
すなわち、フリップ筐体及びカバーフリップ筐体に、それぞれマイクホルダを圧入するためのマイク収納部が設けられているので、マイクホルダをフリップ筐体とカバーフリップ筐体とにより確実に固定することができる。このため、上記同様、良好な感度を得ることができる。
【0026】
(9)送話部にマイクを内蔵する携帯電話無線機において、前記送話部は、フリップ筐体と、前記フリップ筐体を覆うカバーフリップ筐体と、からなり、前記カバーフリップ筐体の裏面には、前記マイクを挿入するためのマイク収納部が設けられ、前記マイク収納部に圧入され前記マイク収納部内に前記マイクを固定すると共に前記カバーフリップ筐体と密着するマイクホルダと、前記マイクと電気的に接続されるケーブルと、前記ケーブルを前記マイクホルダ上に這わせた後前記マイクホルダ及びケーブルと密着固定される自己融着ゴムと、を有し、前記自己融着ゴムは、前記フリップ筐体とも密着して、前記送話部の他の内部空間と前記マイクの気室とを隔離する。
【0027】
従って、マイクホルダをマイク収納部に圧入してマイクの前気室を気密にすると共に、ケーブルをマイクホルダ上に這わせた後、自己融着ゴムをマイクホルダ及びケーブルに密着固定され、更に自己融着ゴムの他の面は、フリップ筐体に密着するので、マイクの後気室も気密になる。これにより、簡便に送話部の他の内部空間と前記マイクの気室とを隔離することができ、上記同様良好な感度を得ることができる。
【0030】
10)上記(1)から()のいずれかに記載の携帯電話無線機の送話部において、マイクは、差動マイクである。
【0031】
上述の(1)〜(10)の構成により、送話部の他の内部空間とマイクの気室とを隔離されるが、更に差動マイクを用いることにより、送話部の表裏の両方向から音声を集音し、両者の差を取って横方向からの雑音をキャンセルすると同時に、球面波と平面波による近接の音声は集音され、遠方の音声をキャンセルするなどして音声の調整を行うことができるので、音声が明瞭になる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施の形態を説明する。
【0033】
第1実施形態.
図1及び図2を用いて、第1実施形態の携帯電話無線機用送話部について説明する。尚、上述した従来の携帯電話無線機等の構成と同様の構成要件には、同一の符号を付しその説明を省略する。
【0034】
図2には、本実施形態の携帯電話無線機を図1のa−a′線に沿って見た断面が示されている。
【0035】
図2に示すように、フリップ筐体1a及びカバーフリップ筐体2aには、それぞれ差動マイク3と対峙する個所に孔21a、孔22aが設けられている。また、カバーフリップ筐体2aの裏面には、差動マイク3を挿入するためのマイク収納部が設けられている。本実施形態において、マイク収納部は、円筒状のリブ12aである。更に、マイクホルダ4aは、差動マイク3と電気的に接続される、例えば半田付けにより接続されるケーブル5aが収納(例えば挿入一体成形)されている。また、マイクホルダ4aは、その上下面が前気室14及び後気室16となる部分を除いて、フリップ筐体1a及びカバーフリップ筐体2aに密着する形状に成形されている。従って、マイクホルダ4aは、リブ12aと協働して差動マイク3をリブ12aに保持し、更に送話部Aの他の内部空間と差動マイク3の前気室14、後気室16とが隔離される。また、マイクホルダ4aは、例えばゴム素材等からなるので、フリップ筐体1a及びカバーフリップ筐体2aとの密着性が高くなる。更に、従来のマイクホルダに比べ、フリップ筐体1a及びカバーフリップ筐体2aに接する表面積を大きくしたことにより、フリップ筐体1aとカバーフリップ筐体2aとの剛性が高くなる。
【0036】
従って、マイクの前後気室の気密性を確保され、更にフリップ筐体1aとカバーフリップ筐体2aとの剛性が高くなるので、フリップ筐体1aやカバーフリップ筐体2aの振動が送話部A(すなわち、フリップ)内で共鳴して雑音としてマイクに集音されることも、受話部からの音声が送話部に回り込みエコーとなってマイクに集音される可能性もない。
【0037】
次に、本実施形態の携帯電話無線機用送話部の組み立てについて、図2を用いて説明する。
【0038】
ケーブル5aが挿入一体成形されたマイクホルダ4aに差動マイク3を挿入する。次いで、ケーブル5aを差動マイク3に半田付けする。その後、カバーフリップ筐体2aのリブ12aにマイクホルダ4aを圧入する。これによって、マイクホルダ4aの下面は、カバーフリップ筐体2aの裏面に密着して前気室14の気密性を確保すると共に、このマイクホルダ4aによって、差動マイク3の前面と背面との絶縁性を取ることができる。次いで、カバーフリップ筐体2aにフリップ筐体1を係合させる。ことにより、マイクホルダ4aの上面がフリップ筐体1に密着し、後気室16の気密性が確保される。更に、ケーブル5a部分もマイクホルダ4aに一体成形されているので、従来のように、ケーブルとマイクホルダとの間の密閉性が不十分となり、後気室16の漏れが生じるおそれもない。 なお、本実施形態では、マイクホルダ4aの上下面が、フリップ筐体1aとカバーフリップ筐体2aに密着しているが、これに限るものではなく、上下面のいずれかに他の密着部材が挿入されてもよい。また、本実施形態では、差動マイク3を用いたが、これに限るものではなく、携帯電話無線機用送話部に用いられるマイクであればよい。
【0039】
第2実施形態.
図1及び図3を用いて、第2実施形態の携帯電話無線機用送話部について説明する。尚、上述した従来の携帯電話無線機等及び第1実施形態の構成と同様の構成要件には、同一の符号を付しその説明を省略する。
【0040】
図3には、本実施形態の携帯電話無線機を図1のa−a′線に沿って見た断面が示されている。
【0041】
本実施形態の携帯電話無線機用送話部は、図3に示すように、第1実施形態の送話部の構成に加え、更にフリップ筐体1bの裏面には、マイクホルダ4aを圧入固定するための他のマイク収納部が設けられている。本実施形態において、他のマイク収納部は、円筒状のリブ11bである。本実施形態において、リブ11bは、リブ12aに対峙する位置であって、リブ12aの外径より大きく形成されている。
【0042】
従って、図3に示すように本実施形態の送話部は、フリップ筐体1b及びカバーフリップ筐体2aの裏面に、それぞれマイクホルダ4bを圧入するためのリブ11bとリブ12aが設けられているので、マイクホルダ4bは、上下に位置するリブ11b及びリブ12aに圧入され、フリップ筐体1bとカバーフリップ筐体2aとに第1実施形態に比べてより密着固定する。これにより、後気室16の気密性は、第1実施形態に比べより確実になる。
【0043】
このため、上記同様、フリップ筐体1bやカバーフリップ筐体2aの振動がフリップ内で共鳴して雑音として差動マイク3に集音されることも、受話部Bからの音声が送話部Aに回り込みエコーとなって差動マイク3に集音される可能性もなく、良好な感度が得られる。
【0044】
第3実施形態.
図1及び図4を用いて、第3実施形態の携帯電話無線機用送話部について説明する。尚、上述した従来の携帯電話無線機等及び第1実施形態の構成と同様の構成要件には、同一の符号を付しその説明を省略する。
【0045】
図4には、本実施形態の携帯電話無線機を図1のa−a′線に沿って見た断面が示されている。
【0046】
本実施形態の携帯電話無線機用送話部は、図4に示すように、カバーフリップ筐体2aの裏面には、差動マイク3を挿入するためのマイク収納部、すなわち円筒状のリブ12aが設けられ、一方フリップ筐体1cの裏面にも、マイクホルダ4cを圧入固定するための他のマイク収納部、すなわち円筒状のリブ11cが設けられている。このリブ11cは、リブ12aに対峙し、ほぼリブ12aの外径と同じ大きさに形成されている。また、マイクホルダ4cは、差動マイク3と電気的に接続されるケーブル5aを収納する収納部、すなわちケーブル5aを貫通させる孔が設けられ、更にリブ12a及びリブ11c内に圧入され、その上下面が、前気室14及び後気室16となる部分を除いて、フリップ筐体1c及びカバーフリップ筐体2aに密着するような形状に成形されている。なお、上記マイクホルダ4cも、例えばゴム素材等からなるので、フリップ筐体1a及びカバーフリップ筐体2aとの密着性が高くなる。
【0047】
次に、本実施形態の携帯電話無線機用送話部の組み立てについて、図4を用いて説明する。
【0048】
まず、マイクホルダ4c内に差動マイク3を挿入し、次いでマイクホルダ4cの孔にケーブル5aを通す。その後、差動マイク3にケーブル5aを半田付けし、孔とケーブル5aとの間の空間を接着剤9によって塞ぐ。更に、カバーフリップ筐体2aのリブ12aにマイクホルダ4cを圧入し、その後マイクホルダ4cがリブ11c内に圧入されるように、カバーフリップ筐体2aにフリップ筐体1cを係合させる。
【0049】
これにより、差動マイク3の前面と背面の絶縁性を取れる。また、ケーブル5aの貫通後に孔とケーブル5aとの間の空間を接着剤9によって塞ぐことにより、送話部Aの他の内部空間と気室、特に後気室16とを隔離することができる。更に、接着剤9の塗布する場所が特定されており、塞ぐ隙間も限定されているので、後気室16の気密性のばらつきを防止することができる。また、少量の接着剤9により隙間を塞ぐことができるので、材料コストを低減することができる。また、上記同様に良好な感度を得ることができる。
【0050】
第4実施形態.
図1及び図5を用いて、第4実施形態の携帯電話無線機用送話部について説明する。尚、上述した従来の携帯電話無線機等及び第1実施形態の構成と同様の構成要件には、同一の符号を付しその説明を省略する。
【0051】
図5には、本実施形態の携帯電話無線機を図1のa−a′線に沿って見た断面が示されている。
【0052】
本実施形態の携帯電話無線機用送話部は、図5に示すように、カバーフリップ筐2a体の裏面に、差動マイク3を挿入するためのマイク収納部、すなわち円筒状のリブ12aが設けられている。また、マイクホルダ4dは、リブ12aに圧入されリブ12a内に差動マイク3を固定すると共に、前気室14となる部分を除いて、カバーフリップ筐体2aと密着する。これによって、差動マイク3の前面と背面の絶縁性を取ると共に、前気室14の気密性も担保される。なお、上記マイクホルダ4dは、例えばゴム素材等からなり、従来のマイクホルダに比べカバーフリップ筐体2aに接触する面積が大きいので、カバーフリップ筐体2aとの密着性が高くなる。
【0053】
本実施実施形態の特徴は、マイクホルダ4dが、送話部Aの厚みよりやや薄く形成され、後述する自己融着ゴム6と融着しやすい素材からなり、またケーブル5bも、その外皮の絶縁材料が自己融着ゴム6と融着しやすい素材、例えば天然ゴムからなることである。従って、ケーブル5bを差動マイク3に電気的に接続した後、ケーブル5bをマイクホルダ4d上に這わせ、その後マイクホルダ4d及びケーブル5bに自己融着ゴム6を融着させる。これにより、これらを一体化させることができる。自己融着ゴム6としては、伸展させると活性化し、伸展させた状態で対象物に貼り付けると、その形状で固まる例えば天然ゴム等が好ましい。
【0054】
次に、本実施形態の携帯電話無線機用送話部の組み立てについて、図5を用いて説明する。
【0055】
まず、差動マイク3にケーブル5aを半田付けした後、差動マイク3をマイクホルダ4d内に挿入し、マイクホルダ4dをリブ12aに圧入する。これにより、差動マイク3の前面と背面との絶縁性を取り、かつ前気室14が気密になる。次に、ケーブル5bをマイクホルダ4d上に這わせ、マイクホルダ4d及びケーブル5bに後気室16になる部分を除いて、自己融着ゴム6を貼り融着させる。また、自己融着ゴム6の厚みは、その後カバーフリップ筐体2aにフリップ筐体1aを係合させたときに、自己融着ゴム6の上面がフリップ筐体1aに密着する厚みとする。これにより、自己融着ゴム6は、マイクホルダ4d、ケーブル5b及びフリップ筐体1aに密着し、後気室16が気密になる。このため、送話部Aの他の内部空間と気室、特に後気室16とを隔離することができ、上記同様、良好な感度を得ることができる。
【0056】
第5実施形態.
図1及び図6を用いて、第5実施形態の携帯電話無線機用送話部について説明する。尚、上述した従来の携帯電話無線機等及び第1実施形態の構成と同様の構成要件には、同一の符号を付しその説明を省略する。
【0057】
図6には、本実施形態の携帯電話無線機を図1のa−a′線に沿って見た断面が示されている。
【0058】
本実施形態の携帯電話無線機用送話部は、図6に示すように、カバーフリップ筐体2aの裏面には、差動マイク3を挿入するためのマイク収納部、すなわち円筒状のリブ12aが設けられている。また、マイクホルダ4eは、リブ12a内に圧入されると共に、カバーフリップ筐体2aと前気室14及び後気室16となる部分を除いてカバーフリップ筐体2aと密着する。更に、マイクホルダ4eには、差動マイク3と電気的に接続されるケーブル5aを挿入可能な凹部が設けられている。また、フリップ筐体1aには、注入後硬化する硬化液7をその内部に注入するための注入口9が設けられている。尚、マイクホルダ4eは、密着性の観点から例えばゴム素材からなる。
【0059】
本実施形態の携帯電話無線機用送話部の組み立てる場合、差動マイク3をマイクホルダ4e内に挿入し、次いで、凹部にケーブル5aを差し込み、差動マイク3にケーブル5aを半田付けする。その後、マイクホルダ4eをリブ12aに圧入する。これにより、差動マイク3の前面と背面の絶縁性を取ると共に、前気室14が気密になる。次いで、カバーフリップ筐体2aにフリップ筐体1aを係合させる。このように送話部Aが組み立てられた後に、注入口9から硬化液7を送話部A内に注入し、硬化液7によって、差動マイク3周辺のフリップ筐体1aとカバーフリップ筐体2aとの間の隙間を埋める。これにより、送話部Aの他の内部空間と後気室16とを隔離することができる。従って、上記同様良好な感度を得ることができる。更に、硬化液7が内部で硬化することによって、フリップ筐体1aとカバーフリップ筐体2aとの剛性感が高まる。
【0060】
本実施形態における硬化液7としては、初期は流動性を有し、その後硬化する液体であればよく、例えばスキー靴等の足型を取るために用いる硬化剤等が好適である。
【0061】
第6実施形態.
図1及び図7を用いて、第6実施形態の携帯電話無線機用送話部について説明する。尚、上述した従来の携帯電話無線機等及び第1実施形態の構成と同様の構成要件には、同一の符号を付しその説明を省略する。
【0062】
図7には、本実施形態の携帯電話無線機を図1のa−a′線に沿って見た断面が示されている。
【0063】
本実施形態の携帯電話無線機用送話部は、図7に示すように、第1実施形態の構成に近似し、カバーフリップ筐体2bの裏面に、差動マイク3を挿入するためのマイク収納部、すなわち円筒状のリブ12aが設けられ、またマイクホルダ4fは、後気室16になる部分を除いて、フリップ筐体1aとカバーフリップ筐体2bに密着するように成形され、更にケーブル5aが挿入一体成形されている。尚、上記マイクホルダ4fは、密着性の観点からゴム素材からなる。
【0064】
本実施形態の特徴は、カバーフリップ筐体2bに固定されている振動部材に、差動マイク3が装着されている。本実施形態において、振動部材は、薄い(例えば数十ミクロンの厚さ)金属プレート8である。また、金属プレート8には、差動マイク3が音声を集音するためのマイクに連通する連通部が設けられている。本実施形態において、連通部は孔18である。なお、金属プレート8自体は、薄いプレートであって、カバーフリップ筐体2bと同等の強度を有するプレートである。
【0065】
従って、金属プレート8を介して音声の振動を差動マイク3に伝えることができるので、差動マイク3の前気室が不要となり、送話部Aの厚みを薄くすることができ、携帯電話無線機自体の厚みも薄型化が可能となる。更に、差動マイク3を用いる場合、マイク前面と背面の空気振動の差によって集音するので、マイク前面の振動部材(すなわち、金属プレート8)に連通部(すなわち、孔18)を設けることにより、マイク前面と背面の音圧差のバランスが良好となる。従って、マイクの集音の感度が向上する。
【0066】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る携帯電話無線機用送話部によれば、マイクホルダにケーブルを収納することにより、従来のように組み立て時にケーブルとマイクホルダ及びフリップ筐体との間の隙間を接着剤で埋める必要がなく、特に後気室の気密性のばらつきを防止でき、作業性も向上する。また、マイクホルダがフリップ筐体及びカバーフリップ筐体との間に設けられ、送話部の他の内部空間とマイクの気室とを隔離するように成形されているので、マイクホルダをマイク収納部に保持するだけで、簡便にマイクの気室の気密性を確保できる。
【0067】
また、フリップ筐体及びカバーフリップ筐体に、それぞれマイクを保持するマイク収納部を設けることにより、マイクホルダは、マイク収納部と協働してマイクをマイク収納部に確実に保持することができる。更に、フリップ筐体及びカバーフリップ筐体にそれぞれ設けられたマイク収納部に、マイクホルダを圧入することにより、マイクホルダをフリップ筐体とカバーフリップ筐体との間に確実に配置することができる。このため、上記同様、フリップ筐体やカバーフリップ筐体の振動がフリップ内で共鳴して雑音としてマイクに集音されることも、受話部からの音声が送話部に回り込みエコーとなってマイクに集音される可能性もなく、良好な感度が得られる。
【0068】
また、振動部材をマイク前面に配置することによって、振動部材を介して音声をマイクに伝えることができる。このため、マイクの前気室が不要となり、フリップの厚みを薄くすることができる。これにより、携帯電話無線機自体の厚みも薄型化が可能となる。
【0069】
また、振動部材に連通部を設けることにより、差動マイクを用いる場合のマイク前面と背面の音圧差のバランスが良好となる。従って、マイクの集音の感度が向上する。
【0070】
また、マイクホルダにケーブルを収納するケーブル収納部を設け、またマイクホルダの上下面が、フリップ筐体及びカバーフリップ筐体との間に配置されるようにマイクホルダを成形することによって、ケーブル収納後にケーブル収納部とケーブルとの間の空間を接着剤によって塞ぎ、送話部の他の内部空間とマイクの気室とを隔離することができる。特に、接着剤の塗布する場所が特定されており、塞ぐ隙間も限定されているので、気密性のばらつきを防止することができる。
【0071】
また、マイクホルダをマイク収納部に圧入してマイクの前気室を気密にすると共に、ケーブルをマイクホルダ上に這わせた後、自己融着ゴムをマイクホルダ及びケーブルに密着固定し、更に自己融着ゴムの他の面が、フリップ筐体に密着するように構成したことにより、マイクの後気室も気密になる。従って、簡便に送話部の他の内部空間と前記マイクの気室とを隔離することができる。
【0072】
また、フリップ筐体に設けられた注入口から硬化液を注入し、硬化液によってマイク周辺のフリップ筐体とカバーフリップ筐体間の隙間を埋めることにより、送話部の他の内部空間とマイクの気室とを隔離することができる。
【0073】
以上のように送話部の他の内部空間とマイクの気室とを隔離するより、フリップ筐体やカバーフリップ筐体の振動が送話部(すなわち、フリップ)内で共鳴して雑音としてマイクに集音されることも、受話部からの音声が送話部に回り込みエコーとなってマイクに集音される可能性もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な携帯電話無線機の外観を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態の携帯電話無線機を図1のa−a′線に沿って見た断面図である。
【図3】第2実施形態の携帯電話無線機を図1のa−a′線に沿って見た断面図である。
【図4】第3実施形態の携帯電話無線機を図1のa−a′線に沿って見た断面図である。
【図5】第4実施形態の携帯電話無線機を図1のa−a′線に沿って見た断面図である。
【図6】第5実施形態の携帯電話無線機を図1のa−a′線に沿って見た断面図である。
【図7】第6実施形態の携帯電話無線機を図1のa−a′線に沿って見た断面図である。
【図8】従来の携帯電話無線機を図1のa−a′線に沿って見た断面図である。
【符号の説明】
1a フリップ筐体、2a カバーフリップ筐体、3 差動マイク、4a マイクホルダ、5a ケーブル、12a リブ,14 前気室、16 後気室、21a,22a 孔、A 送話部、B 受話部、C 表示部、D 操作部。

Claims (10)

  1. 送話部にマイクを内蔵する携帯電話無線機において、
    前記送話部は、フリップ筐体と、前記フリップ筐体を覆うカバーフリップ筐体と、からなり、
    前記カバーフリップ筐体の裏面には、前記マイクを挿入するためのマイク収納部が設けられ、
    更に前記マイクを前記マイク収納部内に保持するためのマイクホルダが設けられ、
    前記マイクホルダは、前記マイクと電気的に接続されるケーブルが挿入一体成形され、更に前記送話部の他の内部空間とマイクの気室とを隔離するように、前記フリップ筐体とカバーフリップ筐体との間に設けられており、その上下面は気室となる部分を除いてフリップ筐体及びカバーフリップ筐体に密着する形状に形成されていることを特徴とする携帯電話無線機用送話部。
  2. 更に、前記マイクホルダは、前記マイク収納部と協働して前記マイクを前記マイク収納部に保持し、前記マイクと電気的に接続されるケーブルが挿入一体成形され、更に前記送話部の他の内部空間とマイクの気室とを隔離するように、前記フリップ筐体とカバーフリップ筐体との間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話無線機用送話部。
  3. 更に、前記マイクホルダは、前記マイク収納部に圧入されると共に、前記マイクと電気的に接続されるケーブルが挿入一体成形され、更に前記送話部の他の内部空間とマイクの気室とを隔離するように、前記フリップ筐体とカバーフリップ筐体との間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話無線機用送話部。
  4. 更に、前記フリップ筐体には、前記マイクホルダを圧入固定するためのマイク収納部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話無線機用送話部。
  5. 送話部にマイクを内蔵する携帯電話無線機において、
    前記送話部は、フリップ筐体と、前記フリップ筐体を覆うカバーフリップ筐体と、からなり、
    前記カバーフリップ筐体の裏面には、前記マイクを挿入するためのマイク収納部が設けられ、
    更に前記マイクを前記マイク収納部内に保持するためのマイクホルダが設けられ、
    前記マイクホルダは、前記マイクと電気的に接続されるケーブルが収納され、更に前記送話部の他の内部空間とマイクの気室とを隔離するように、前記フリップ筐体とカバーフリップ筐体との間に設けられ、
    記カバーフリップ筐体に固定されている振動部材に、前記マイクが装着されていることを特徴とする携帯電話無線機用送話部。
  6. 前記振動部材には、前記マイクと連通するが設けられていることを特徴とする請求項5に記載の携帯電話無線機用送話部。
  7. 送話部にマイクを内蔵する携帯電話無線機において、
    前記送話部は、フリップ筐体と、前記フリップ筐体を覆うカバーフリップ筐体と、からなり、
    前記カバーフリップ筐体の裏面には、前記マイクを挿入するためのマイク収納部が設けられ、
    更に前記マイクを前記マイク収納部内に保持するためのマイクホルダが設けられ、
    前記マイクホルダは、
    前記マイクと電気的に接続されるケーブルを収納するための孔と、
    気室となる部分を除いてフリップ筐体及びカバーフリップ筐体に密着する上下面と、
    を有し、
    前記マイクホルダに前記マイクを圧入し、前記孔に通された前記ケーブルと前記マイクとを電気的に接続してから前記孔と前記ケーブルとの隙間を接着剤で埋め、
    その後に、前記マイクホルダを前記マイク収納部に圧入すると共に前記送話部の他の内 部空間とマイクの気室とが隔離されるように前記フリップ筐体とカバーフリップ筐体のと間に配置したことを特徴とする携帯電話無線機用送話部。
  8. 更に、前記フリップ筐体には、前記マイクホルダを圧入固定するためのマイク収納部が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の携帯電話無線機用送話部。
  9. 送話部にマイクを内蔵する携帯電話無線機において、
    前記送話部は、フリップ筐体と、前記フリップ筐体を覆うカバーフリップ筐体と、からなり、
    前記カバーフリップ筐体の裏面には、前記マイクを挿入するためのマイク収納部が設けられ、
    前記マイク収納部に圧入され前記マイク収納部内に前記マイクを固定すると共に前記カバーフリップ筐体と密着するマイクホルダと、
    前記マイクと電気的に接続されるケーブルと、
    前記ケーブルを前記マイクホルダ上に這わせた後前記マイクホルダ及びケーブルに密着固定させる自己融着ゴムと、有し、
    前記自己融着ゴムは、前記フリップ筐体とも密着して、前記送話部の他の内部空間と前記マイクの気室とを隔離することを特徴とする携帯電話無線機用送話部。
  10. 前記マイクは、差動マイクであることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の携帯電話無線機用送話部。
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