JP3600900B2 - 感圧粘着式化粧シート製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に建物内壁の内装等に使用される感圧粘着式化粧シートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、建物内壁の内装は、梁や柱等に固定された内壁用パネルに、表面にエンボス加工やプリント等の装飾が施された化粧シートを貼着して行われている。
【0003】
化粧シートには、例えば、裏面に予め粘着剤を塗布して粘着剤層を設け、その粘着剤層をその粘着性を損なわないで剥離可能な剥離保護紙で被覆したものが製品化されているが、これらを素人が貼るのは困難で、専門技術を有する職人が施工するのが主流となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来の技術では、化粧シートの粘着剤層がシート裏面全体に平に塗布されているため、パネルに一度貼り付いてしまうと、剥がすのが困難で、貼り付け位置がずれていたりすると修正することが難しく、また、剥がれたとしても粘着剤がパネル面にこびりついて残ってしまい、再度その化粧シートを貼り付けることができなくなってしまう。更に、貼り付けの際に化粧シートとパネルとの間に気泡が生じやすく、この気泡を取り除くことは困難であった。
【0005】
従って、壁面を美麗に仕上げようとすれば、化粧シートを貼着する作業は、素人では難しく、もっぱら作業は高度な専門技術を有する職人に頼らなければならず、施工費用が高額になってしまうという問題があった。
【0006】
また、従来の化粧シートは、塩化ビニールや紙等の素材を含んで不可分に構成されているため、リサイクルできないという問題がある。更に、化粧シートを廃棄物として焼却した場合には、ダイオキシン等の有害な物質を発生したり、埋め立て処理に困る灰が発生したりするという問題があり、ゴミ処理場(埋め立て処理場)不足等が問題となっている昨今では、直接廃棄する場合に、従来の化粧シートは嵩張りやすいという問題があった。
【0007】
本発明は、このような従来の技術の状況を鑑み、素人でも安価かつ容易に施工することができ、且つ環境に優しくリサイクル可能な感圧粘着式化粧シートの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、表面にプリント等の装飾を施したシート本体と、該シート本体に重ねて設けられ、粘着剤を遮断する遮断層と、該遮断層に重ねて設けられ、弾性を有すると共に粘着剤が含浸可能な弾性層と、該弾性層の表面より突出し、所定間隔毎に平行配置され、表面に弱粘着性の粘着層を有する多数の隔離用部材とを備え、前記弾性層に粘着剤を含浸させ、被貼着物に対し一定以上の押圧力で押し付けることにより、前記被貼着物に貼着されるようにしてなる感圧粘着式化粧シートの製造方法であって、前記シート本体と弾性層の一体化は、該シート本体を送り出しながら遮断層を形成するポリオレフィン系樹脂を溶解させて前記シート本体の裏面全体をコーティングするように広げて塗膜させ、該樹脂が固化する前に弾性層を重ね合わせてプレスロールと冷却ロールとからなるプレス手段に通して加圧し冷却させることにより行い、前記弾性層に対する隔離用部材の一体化は、前記弾性層に対して隔離用部材形成用ダイスより溶解したポリオレフィン系樹脂を線状に流下させ、前記とは別のプレスロールと冷却ロールとからなるプレス手段に通して軽く加圧するとともに冷却固化させることにより行い、前記粘着剤は、前記弾性層に対して隔離用部材の上からを塗布することによって含浸させ、しかる後、前記隔離用部材表面に付着した粘着剤を掻き取ることにより該隔離用部材の表面に極薄の弱粘着性粘着剤層を形成するようにしたことを特徴としてなる感圧粘着式化粧シート製造方法にある。
【0009】
尚、隔離用部材を介して弾性層に粘着剤の粘着性を損なわないで剥離可能な剥離保護紙を重ねて付着させることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る感圧粘着式化粧シート製造方法の実施の形態を図1〜6について説明する。
【0011】
図において、1は本発明によって製造される感圧粘着式化粧シートであり、この感圧粘着式化粧シート1は、表面にプリント等の装飾を施したシート本体2と、粘着剤を遮断する遮断層3と、不織布からなる弾性層4と、弾性層4から突出した複数の隔離用部材5,5…と、弾性層4に含浸された粘着剤と、隔離用部材5,5…に付着させた剥離保護紙6とを備えて構成されている。
【0012】
シート本体2は、図2に示すように、ポリオレフィン系樹脂をもってシート状に成形され、シートにエンボス加工を施したり、プリントしたりして装飾がなされている。
【0013】
弾性層4は、ポリオレフィン系樹脂からなる不織布で構成され、この不織布4の構造は、内部に空隙を備え、粘着剤が含浸可能になっているとともに、押圧することにより弾性変形するようになっている。
【0014】
このシート本体2と弾性層4との接合は、図3に示すように、シート本体2を送り出しながら、遮断層3を形成するポリエチレン樹脂を溶解させて遮断層形成用ダイス9よりシート本体2裏面全体をコーティングするように広げて塗膜させ、その直後(ポリエチレン樹脂が固化する前に)に弾性層(不織布)4を重ね合わせ、この重ね合わせたものをプレスロール10と、冷却ロール11とからなるプレス手段12に通して加圧するとともに、ポリエチレン樹脂(遮断層3)が冷却固化されることによりなされ、シート本体2と弾性層4とが遮断層3を介して接合され、一体に形成されるようになっている。
【0015】
尚、シート本体2と弾性層4との間に形成された遮断層3は、ポリエチレン樹脂がシート状に薄く(10〜20ミクロン)塗膜され、粘着剤をシート本体側に透過させずに遮断するようになっている。
【0016】
隔離用部材5は、図2に示すように、弾性層4の表面に幅が0.5mm〜3mmと極細の線状にラミネート加工を施すことにより弾性層4より0.1mm〜0.5mmほど突出して形成される。また、多数の隔離用部材5が所定間隔(2mm〜20mm)毎に平行に配置されて、隣り合う隔離用部材5,5間に形成された溝状の空間13はその両端部が開口されている。
【0017】
線状ラミネート加工は、図4、図5に示すように、プレスロール14により送り出されるシート本体2、遮断層3及び弾性層4からなる化粧シート上に、隔離用部材形成用ダイス15より溶解したポリエチレン樹脂を上記化粧シート(弾性層4)に線状に流下させ、それをプレスロール14と冷却ロール16とからなるプレス手段17に通して軽く加圧するとともに、ポリエチレン樹脂が冷却固化されることによりなされる。
【0018】
隔離用部材形成用ダイス15は、その下面に一定間隔毎に流下孔18,18…が複数個形成され、この流下孔18,18…より樹脂を線状に流下させることにより、隔離用部材5,5…は、弾性層4上に一定間隔毎に線状をなして平行配置されるようになっている。
【0019】
粘着剤は粘着コータ19と呼ばれる自動塗布機を用いて弾性層4に含浸され、図6に示すように、化粧シート1の弾性材層4表面が軽く浸る程度に粘着剤20の入った粘着剤用受け皿21の位置を調整し、化粧シート1を送りローラ22により送り出し、粘着剤用受け皿21を通過させることにより、粘着剤20は隔離用部材5の上から弾性層4に塗布され、次いで、隔離用部材表面に付着した粘着剤をドクターコータ23と呼ばれるはけで掻き取ることにより、隔離用部材5の表面には、極薄の弱粘着性粘着剤層24が形成される。
【0020】
弱粘着性粘着剤層24は、粘着剤量が少ない(1〜10g)ために極弱い粘着性を発揮するようになる。また、弾性層4には、粘着剤が隔離用部材5,5間から浸透し充分に含浸され、弾性層4は十分な粘着性を発揮する粘着層としての働きも備えるようになる。
【0021】
そして、隔離用部材5,5…の表面には、粘着剤の粘着性を損なわないで剥離可能な剥離保護紙6が弱粘着性粘着剤層24により付着されている。
【0022】
尚、シート本体2、遮断層3、弾性層4、隔離用部材5の全てをポリオレフィン系の樹脂でもって形成することにより、感圧粘着式化粧シート1のリサイクルが可能となり、また、この感圧粘着式化粧シート1を焼却するような場合においても、ポリオレフィンは水と炭酸ガスになり、オゾン層破壊の原因となるフロンも発生せず、環境ホルモンやダイオキシンも発生しないので、環境問題を考える上で好ましい。
【0023】
次に、上述した化粧シート1を使用した貼り付け施工方法について説明する。
【0024】
まず、化粧シート1より剥離保護紙6を剥離し、図7に示すように、化粧シート1を被貼着物(天井及び壁等)25に当て、化粧シート1の隔離用部材5を被貼着物25に軽く当接させた状態で、隔離用部材表面に形成された弱粘着性粘着剤層24により化粧シート1を仮止めする。このとき、弾性層4の表面は、粘着剤の粘着力が充分発揮されない位置に隔離用部材5,5…により被貼着物25から隔離されるとともに、隔離用部材表面の弱粘着性粘着剤層24により仮止めされているので、弾性層4に含浸された粘着剤が被貼着物25にこびりついたりすることがなく、当接したまま化粧シート1の位置をずらして、位置合わせをすることができる。
【0025】
化粧シート1を所定の位置に合わせ終えたら、化粧シート1を一定以上の押圧力をもって被貼着物25に押し付ける。このとき、図8に示すように、弾性層4が弾性変形し、隔離用部材5,5…が弾性材4に埋没すると共に、弾性層4が隔離用部材表面と同じ位置に現れる、弾性層4には粘着剤が含浸されているため粘着層として働き化粧シート1は、被貼着物(天井又は壁)25に貼着される。
【0026】
この際、隔離用部材5,5間の間隔を広くとるか、狭くとるかによりその性質が異なり、間隔を広くとると、弾性層4が被貼着物25に接合する面積が広がり、貼着力が強くなり、一方、間隔を狭くとると、粘着力は弱くなるが、位置決め作業等の作業がやり易くなる特徴をもっている。
【0027】
また、化粧シート1と被貼着物25との間に気泡が発生してしまった場合や皺を生じてしまった場合には、隔離用部材5,5…の整列方向(隔離用部材の長手方向)に沿って気泡、皺を追ってゆくと内部に滞在した空気は空間13を伝って端部開口部から排除され、美麗に仕上げられるようになっている。
【0028】
このようにして、化粧シートの貼着作業が終了する。
【0029】
尚、上述の実施例では、弾性層4として不織布を用いた場合について説明したが、不織布以外でも、発泡ポリエチレンを用いて形成してもよく、その他のポリオレフィン系樹脂であって、弾性を有すると共に粘着剤を含浸することができるものを用いてもよい。
【0030】
上述の実施例では、表面に直接装飾を施したシート本体2を使用した例について説明したが、シート本体を基礎部と装飾部とから構成し、それを張り合わせたものを使用してもよく、この場合、シート本体2の基礎部を紙若しくはポリオレフィン系樹脂をもって形成し、その表面にエンボス加工を施したシートを貼ったり、プリントを施したりして装飾部を形成する。
【0031】
また、上述の実施例では、隔離用部材5,5…をシート本体2、遮断層3、弾性層4とが既に一体化された化粧シートに形成する例について説明したが、先に弾性層4に上述したようにラミネート加工により隔離用部材5,5…を形成し、その後、シート本体2、遮断層3とこの弾性層4を一体化させてもよい。
【0032】
上述の実施例では、遮断層3、隔離用部材5を形成するのに、ポリエチレン樹脂を使用したが、ポリプロピレン樹脂などの他のポリオレフィン系樹脂を使用してもよく、ポリオレフィン系樹脂に限らずその他の材料を用いてもよい。
【0033】
【発明の効果】
上述のように、本発明に係る製造方法により製造される感圧粘着式化粧シートは、表面にプリント等の装飾を施したシート本体と、該シート本体に重ねて設けられ、粘着剤を遮断する遮断層と、該遮断層に重ねて設けられ、弾性を有すると共に粘着剤が含浸可能な弾性層と、該弾性層の表面より突出し、所定間隔毎に平行配置され、表面に弱粘着性の粘着層を有する多数の隔離用部材とを備え、前記弾性層に粘着剤を含浸させ、被貼着物に対し一定以上の押圧力で押し付けることにより、前記被貼着物に貼着されるものであるため、一度貼着させても押圧して充分な粘着力を発揮させない限り、隔離用部材により弾性層に含浸させた粘着剤が被着面から隔離され、被着面にこびりつくようなことがなく、隔離用部材表面の弱粘着性粘着剤層により仮止めされた状態で化粧シートの位置調整を簡単に行うことができ、素人でも容易に化粧シートを貼ることができ、職人に依存しないので安価かつ短期に施工することができる。また、隔離用部材は、所定間隔毎に平行配置されたことで、隔離用部材間の空間が隔離用部材の両端部分で開口し、化粧シートを貼り付けた際に、化粧シートと被貼着面との間に気泡が発生しても、その開口部から気泡を外に逃がすことができ、化粧シートの貼付が美麗に行える。
【0034】
また、前記シート本体と弾性層の一体化は、該シート本体を送り出しながら遮断層を形成するポリオレフィン系樹脂を溶解させて前記シート本体の裏面全体をコーティングするように広げて塗膜させ、該樹脂が固化する前に弾性層を重ね合わせてプレスロールと冷却ロールとからなるプレス手段に通して加圧し冷却させることにより行い、前記弾性層に対する隔離用部材の一体化は、前記弾性層に対して隔離用部材形成用ダイスより溶解したポリオレフィン系樹脂を線状に流下させ、前記とは別のプレスロールと冷却ロールとからなるプレス手段に通して軽く加圧するとともに冷却固化させることにより行い、前記粘着剤は、前記弾性層に対して隔離用部材の上からを塗布することによって含浸させ、しかる後、前記隔離用部材表面に付着した粘着剤を掻き取ることにより該隔離用部材の表面に極薄の弱粘着性粘着剤層を形成するようにしたことにより、隔離用部材を容易に形成することができ、製造効率が向上するとともに、製造コストが削減される。また、好適に弾性層表面に突出するようになる。
【0035】
シート本体、遮断層、弾性層及び隔離用部材は、ポリオレフィン系樹脂をもって成形されたことにより、リサイクルが可能となり、更に、焼却するような場合でも、水と炭酸ガスになり、フロンや環境ホルモン、ダイオキシン等の有害物質を発生させないので環境にも優しい。
【0036】
また、隔離用部材を介して弾性層に粘着剤の粘着性を損なわないで剥離可能な剥離保護紙を重ねて付着させたことにより、貼着作業を行うまで長期間、好適に粘着剤を保護し、粘着剤の粘着性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製造方法により製造される感圧粘着式化粧シートの一例を示す部分拡大斜視図である。
【図2】同上の縦断面図である。
【図3】本発明に係る製造方法における化粧シートの形成工程を示す断面図である。
【図4】隔離用部材の形成方法を示す斜視図である。
【図5】同上の縦断面図である。
【図6】弾性層に粘着剤を塗布する工程を示す縦断面図である。
【図7】本発明に係る製造方法によって製造される感圧粘着式化粧シートの仮止め状態を示す縦断面図である。
【図8】同上の貼着状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 感圧粘着式化粧シート
2 シート本体
3 遮断層
4 弾性層
5 隔離用部材
6 剥離保護紙
9 ダイス
10 プレスロール
11 冷却ロール
12 プレス手段
13 空間
14 プレスロール
15 ダイス
16 冷却ロール
17 プレス手段
18 流下孔
19 粘着コータ
20 粘着剤
21 粘着剤受け皿
22 送りロール
23 ドクターコータ(はけ)
24 弱粘着性粘着剤層
25 被貼着物

Claims (2)

  1. 表面にプリント等の装飾を施したシート本体と、該シート本体に重ねて設けられ、粘着剤を遮断する遮断層と、該遮断層に重ねて設けられ、弾性を有すると共に粘着剤が含浸可能な弾性層と、該弾性層の表面より突出し、所定間隔毎に平行配置され、表面に弱粘着性の粘着層を有する多数の隔離用部材とを備え、前記弾性層に粘着剤を含浸させ、被貼着物に対し一定以上の押圧力で押し付けることにより、前記被貼着物に貼着されるようにしてなる感圧粘着式化粧シートの製造方法であって、
    前記シート本体と弾性層の一体化は、該シート本体を送り出しながら遮断層を形成するポリオレフィン系樹脂を溶解させて前記シート本体の裏面全体をコーティングするように広げて塗膜させ、該樹脂が固化する前に弾性層を重ね合わせてプレスロールと冷却ロールとからなるプレス手段に通して加圧し冷却させることにより行い、
    前記弾性層に対する隔離用部材の一体化は、前記弾性層に対して隔離用部材形成用ダイスより溶解したポリオレフィン系樹脂を線状に流下させ、前記とは別のプレスロールと冷却ロールとからなるプレス手段に通して軽く加圧するとともに冷却固化させることにより行い、
    前記粘着剤は、前記弾性層に対して隔離用部材の上からを塗布することによって含浸させ、
    しかる後、前記隔離用部材表面に付着した粘着剤を掻き取ることにより該隔離用部材の表面に極薄の弱粘着性粘着剤層を形成するようにしたことを特徴としてなる感圧粘着式化粧シート製造方法。
  2. 隔離用部材介して弾性層に粘着剤の粘着性を損なわないで剥離可能な剥離保護紙を重ねて付着させた請求項1に記載の感圧粘着式化粧シート製造方法
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