JP3595186B2 - 缶体洗浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、重合缶や反応缶等の缶体の内部を洗浄する缶体洗浄装置に関するものであり、特に缶体内部における棒状回転洗浄ノズルの回転位置を検知する検出手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
化学、石油、薬品工場等で使用される重合缶、反応缶、発酵槽等の缶体内部を洗浄する缶体洗浄装置において、缶内の隅々まで洗浄するためにノズルを移動させながら洗浄する装置がある。このような洗浄装置では、ノズルは缶体外部のノズル格納室に収納されており、昇降装置によってノズルを缶体のマンホール上に配置した自動ボールバルブ及びマンホールの開口を通過させて缶体内部に下降して洗浄を行う。そして、洗浄終了後はノズルを上昇させ、開口及び自動ボールバルブを通過させてノズル格納室へ収納する必要がある。
【0003】
ここで、缶体内部の洗浄効果を増大させるために、洗浄ノズルとしては、ランスパイプの軸心と直交する軸周りに自転しながら高圧洗浄液を噴射するいわゆる3Dノズルが従来から一般的に知られている。3Dノズルは、棒状の2本のノズルをノズルホルダーの相対する位置に偏心させて配置し、高圧洗浄液の噴射反力によりノズルホルダーの中心を支点として自転しながらランスパイプの軸周りに公転して、高圧洗浄液を棒状ノズルから噴射するものである。尚、外部駆動手段を備えた場合には、噴射反力によるノズル自転機構が不要のため棒状の2本のノズルをノズルホルダーの相対する位置に直列に配置したものである。
【0004】
このような3Dノズルを有する洗浄装置としては、2本の棒状ノズルの全長の最大値をマンホール開口又は自動ボールバルブの口径以下とし、洗浄終了後、ノズルの停止位置に拘わらず、ノズルをマンホール開口及び自動ボールバルブを通過させてノズル格納室まで上昇可能としたコンパクトランス型の洗浄装置が一般的に知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような洗浄装置には次のような問題点がある。コンパクトランス型の洗浄装置では、棒状回転洗浄ノズルのノズル長が短いため収束性が悪く、洗浄液の射程距離も短くなってしまう。このため、小さいサイズの缶体内部を洗浄するのには問題ないが、サイズの大きい缶体を洗浄する場合には、缶体内壁に洗浄液が到達できない場合があり、十分な洗浄効果を得ることができない。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、缶体内部のノズル方向の検知を可能とすることにより、棒状回転洗浄ノズルのノズル長及び缶体のサイズの大小に拘わらず良好な洗浄効果を得ることができる缶体洗浄装置を提供することを主な目的とする。また、本発明の別の目的は、簡易な構造で製造コストを低減することができる缶体洗浄装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、洗浄対象の缶体内に該缶体の開口を通して挿入されるランスパイプと、該ランスパイプの下部に装着され、前記ランスパイプの軸心周りに公転可能であると共に前記ランスパイプの軸心と直交する自転軸周りに回転可能な棒状回転洗浄ノズルと、前記ランスパイプを缶体外部で支持する支持構体と、前記ランスパイプを前記支持構体に対してその軸方向に昇降させる昇降装置とを備え、棒状回転洗浄ノズルの両端から前記自転軸と直交する平面内の互いに逆向きの二方向へ高圧洗浄液を噴射させつつ棒状回転洗浄ノズルがランスパイプの軸心周りに公転及び前記自転軸周りに自転しながら缶体内を高圧洗浄液の噴流で洗浄する缶体洗浄装置において、前記自転軸周りにおける棒状回転洗浄ノズルのノズル軸心の向きがランスパイプの軸心方向に対して予め定められた角度以下の並置範囲内にあることを検出するノズル回転位置検出手段を備え、このノズル回転位置検出手段は、缶体開口をノズルが通過できる程度の方向にノズルが向いているときにノズルからの噴射流を受けることのできる予め定められた面積の受圧板と該受圧板に棒状回転洗浄ノズルからの噴射流が当たっているときにのみ出力を生じる圧力検出手段とを含み、前記受圧板がランスパイプ周面上の予め定められた位置に固定されていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明では、自転軸周りにおける棒状回転洗浄ノズルのノズル軸心の向きがランスパイプの軸心方向に対して予め定められた角度以下の並置範囲内にあることを検出するノズル回転位置検出手段を備えている。
【0009】
ここで、予め定められた角度以下の並置範囲内とは、棒状回転洗浄ノズルのノズル軸心とランスパイプの軸心の角度が、棒状回転洗浄ノズルが缶体の開口を通過できる程度の角度をなしていることをいう。即ち、本発明では、ノズル回転位置検出手段によって、棒状回転洗浄ノズルの方向が缶体の開口を通過できる方向にあるか否かを缶体外部から容易に検出することができる。
【0010】
本発明のノズル回転位置検出手段は、棒状回転洗浄ノズルのノズル軸心の向きを検出するものであればその構成は本請求項に係る発明では特に限定しない。
【0011】
棒状回転洗浄ノズルは、ランスパイプの軸心周りに公転可能であると共に前記ランスパイプの軸心と直交する自転軸周りに回転可能であればその構成は本請求項に係る発明では特に限定されない。例えば、棒状回転洗浄ノズルを外部の駆動装置によって公転又は自転を強制駆動させるように構成する他、棒状回転洗浄ノズルがそれ自身からの高圧洗浄液の噴射反力により自転し、この自転によってランスパイプの軸心周りに回転することにより棒状回転洗浄ノズルを公転させるようないわゆる3Dノズルとして構成することができる。この場合には、外部の駆動装置を必要としないため、製造コストの低減化が図られる。
【0012】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の缶体洗浄装置において、前記ランスパイプは、前記支持構体と相対回転不能な外側パイプと、該外側パイプの内側に入れ子式に配置され、前記外側パイプと相対回転可能な内側パイプとからなり、前記内側パイプをその軸心周りに回転させる第1回転機構と、前記棒状回転洗浄ノズルを前記ランスパイプの軸心と直交する自転軸周りに回転させる第2回転機構と、を更に備え、前記内側パイプと、前記第1回転機構と、前記第2回転機構とは一連の歯車連結機構を構成しており、前記ノズル回転位置検出手段は、前記歯車連結機構に付設されていることを特徴とするものである。
【0013】
本発明は、請求項1に係る発明の好ましい態様の一つであり、一連の歯車伝達機構により棒状回転洗浄ノズルの自転軸周りの回転(自転)とランスパイプの軸心周りの回転(公転)とが連動して行われる洗浄装置に係るものである。
【0014】
本発明では、内側パイプと内側パイプをその軸心周りに回転させる第1回転機構と棒状回転洗浄ノズルを自転軸周りに回転させる第2回転機構とが一連の歯車連結機構を構成しているので、ノズルの自転と内側パイプの回転とは互いに関連づけられている。即ち、ノズルの自転と内側パイプの回転とは一連の歯車連結機構によって相互に伝達される。そして、ノズル回転位置検出手段は、この歯車伝達機構に付設されているので、ノズルが缶体の開口を通過できる方向にあるか否かを、缶体外部から容易に検出することができ、その構造も簡易なものとなる。
【0015】
本発明の一連の歯車連結機構は、内側パイプ、第1回転機構及び第2回転機構とを構成するものであればその構成は特に限定されるものではない。例えば、一連の歯車伝達機構として、歯車をノズルの自転軸に設けるとともに、該歯車と噛合する歯車を内側パイプの軸に設けて、ノズルの自転を内側パイプの軸心周りの回転に伝達するように構成することができる。この場合には、ノズル回転位置検出手段として、内側パイプの歯車の回転した歯数を計数することにより、両歯車の歯数の比と計数した歯数に基づき、ノズルの方向又はノズルが缶体の開口を通過できる方向にあるか否かを判断するように構成することができる。この場合、両歯車の歯数を同一にしても良いが、両歯車の歯数を異なるように構成することが好ましい。ノズルの軌跡を細かくすることができるという利点がある。
【0016】
また、ノズル回転位置検出手段は、歯車連結機構に付設されていればその構成は特に限定されるものではない。例えば、ノズル回転位置検出手段として、支持構体に対して相対回転不能な外側パイプに歯車連結機構と付設したものが挙げられる。
【0017】
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の缶体洗浄装置において、前記第1回転機構に前記内側パイプをその軸心周りに回転させるための回転を与えるノズル公転用回転駆動装置が設けられていることを特徴とするものである。
【0018】
本発明では、第1回転機構に設けられた公転用回転駆動装置によって、内側パイプをその軸心周りに強制的に回転させ、これによって棒状回転洗浄ノズルは内側パイプの軸心周りに公転する。そして、この公転は、一連の歯車伝達機構によって第2回転機構に伝達され、棒状回転洗浄ノズルは自転軸周り自転する。即ち、本発明では第1回転機構に設けられた公転用回転駆動装置によって棒状回転洗浄ノズルが公転と共に自転を行うことになる。このため構造が簡略化しつつ、缶体外部から容易にノズルが缶体の開口を通過できる方向にあるか否かを検出することができる。
【0019】
本発明の別の態様としては、請求項1に記載の缶体洗浄装置において、前記第2回転機構が前記第1回転機構及び前記内側パイプから独立しており、前記第1回転機構に前記内側パイプをその軸心周りに回転させるための回転を与えるノズル公転用回転駆動装置が設けられており、前記第2回転機構に前記棒状回転洗浄ノズルを前記自転軸周りに回転させるための回転を与えるノズル自転用回転駆動装置が前記ノズル公転用回転駆動装置とは別に設けられていることを特徴とするものが挙げられる。
【0020】
本発明は、ノズルの自転が内側パイプの軸心周りの回転(公転)と独立に行われる洗浄装置に係るものである。本発明では、棒状回転洗浄ノズルの自転と公転とは独立に行われるため、ノズル回転位置検出手段は、棒状回転洗浄ノズルの公転とは無関係に自転のみを考慮すれば良いため、ノズルが缶体の開口を通過できる方向にあるか否かを検出することがより簡便なものとなる。
【0025】
請求項に係る発明は前記ノズル回転位置検出手段は、予め定められた面積の受圧板と該受圧板に棒状回転洗浄ノズルからの噴射流が当たっているときにのみ出力を生じる圧力検出手段とを含み、前記受圧板がランスパイプ周面上の予め定められた位置に固定されていることを特徴とするものである。
【0026】
本発明は、ノズル回転位置検出手段の別の好ましい態様の一つである。受圧板が固定された内側パイプ周面上の予め定められた位置とは、棒状回転洗浄ノズルが内側パイプ軸心方向とノズルが予め定められた角度以下の並置範囲内にあるときに噴射流を受けることができる位置であり、例えば内側パイプ周面上の缶体上部とすることが可能である。
【0027】
また、受圧板の予め定められた面積は、棒状回転洗浄ノズルが内側パイプ軸心方向とノズルが予め定められた角度以下の並置範囲内にあって、缶体開口をノズルが通過できる程度の方向にノズルが向いているときに噴射流を受けることができる程度の面積をいう。
【0028】
このように本発明では、棒状回転洗浄ノズルが内側パイプ軸心方向とノズルが予め定められた角度以下の並置範囲内にあるときの噴射流を受圧板で受け、そのときにノズル回転位置検出手段の圧力検出手段が出力を生じるので、ランスパイプの内側パイプが回転不可能に構成されている洗浄装置の場合でも、簡易な構造でノズルが缶体の開口を通過できる方向にあるか否かを検知することが可能となる。
【0029】
本発明は、棒状回転洗浄ノズルの自転及び公転を歯車伝達機構により強制的に駆動する洗浄装置のみならず、棒状回転洗浄ノズルがそれ自身からの高圧洗浄液の噴射反力により自転すると共に、内側パイプとは無関係に独自の公転機構を有し、この公転機構によって自転による回転を変換してランスパイプの軸心周りに回転することにより棒状回転洗浄ノズルを公転させる3Dノズルにも適したものとなる。
【0030】
請求項に係る発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の缶体洗浄装置において、棒状回転洗浄ノズルを缶体の開口に挿入又は該開口から抜出するためのランスパイプの昇降に際し、前記棒状回転洗浄ノズルの公転及び自転が停止状態で且つ前記ノズル回転位置検出手段が、検出出力を生じていることを条件に昇降装置を作動可能とする制御手段を更に備えたことを特徴とするものである。
【0031】
本発明において、棒状回転洗浄ノズルの公転と自転が共に停止状態のとき洗浄は終了している。そして、この停止状態のとき、ノズル回転位置検出手段が検出出力を生じている場合、即ち棒状回転洗浄ノズルが缶体の開口を通過できる程度にランスパイプと並置されていることをノズル回転位置検出手段が検出した場合にノズルを上昇させる。このため、棒状回転洗浄ノズルのノズル長のサイズに拘わらず、ノズルを缶体開口を通過させることができる。従って、サイズの大きな缶体にも利用することができ、従来のノズル長の短いコンパクトランス型の洗浄装置に比較して、洗浄効果を向上させることが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態について、以下図示例とともに説明する。図1に第1の実施形態に係る重合缶体洗浄装置の概略構成図を示す。第1実施形態の重合缶体洗浄装置は、重合缶内部を洗浄するものであり、図1に示すとおり、高圧洗浄液を噴射する棒状回転洗浄ノズル1と、上下移動可能な外側パイプ3と、外側パイプの内側に入れ子式に設けられ、下部先端に棒状回転洗浄ノズル1を装着した上下移動可能な内側パイプ2と、内側パイプ2をその軸心周りに回転させるための駆動モータ15と、外側パイプ3及び内側パイプ2を昇降させて棒状回転洗浄ノズル1を上下移動させるための昇降装置13と、ノズル1を収納するノズル格納室7と、洗浄液の通路を開閉するための自動ボールバルブ6と、ノズル1の回転位置を検出するための位置検出部11とから概略構成される。ここで、位置検出部11は本発明のノズル回転位置検出手段を、駆動モータ15は本発明のノズル公転用駆動装置を構成する。
【0033】
図2は、位置検出部11の拡大断面図であり、図3は棒状回転洗浄ノズル1と内側パイプ2との接続部分の拡大断面図である。
【0034】
外側パイプ3と内側パイプ2とは本発明のランスパイプを構成するものである。図2及び図3に示すように、外側パイプ3は筒状となっており、その内部には洗浄液供給口に取り付けらた供給ポンプ(図示せず)からノズル1へ高圧洗浄液の液路となる内側パイプ2が入れ子式に設けられている。内側パイプ2の下部先端には後述する棒状回転洗浄ノズル1が接続されている。また、外側パイプ3及び内側パイプ2は、昇降装置13の作動によって昇降可能であり、先端のノズル1と共に重合缶4上面の開口5及び自動ボールバルブ6を通して重合缶4内に挿入可能となっている。内側パイプ2は、また駆動モータ15の駆動により軸心Aの周りに回転可能となっている。内側パイプ2の先端には歯車16bが装着されており、後述するように、この歯車16bにより内側パイプ2の回転がノズル1の自転軸Bに伝達される。
【0035】
棒状回転洗浄ノズル1は、図1及び図3から見て上下方向に2個の噴射口を有し、自転軸Bの周りに回転可能である。ノズル1の自転軸Bには歯車16aが装着されており、この歯車16aは内側パイプ2の歯車16bと噛み合っている。このため、内側パイプ2が軸心Aを中心として回転すると、その回転力は内側パイプ2軸心の歯車16bとノズル1の歯車16aを介してノズル1に伝達され、この結果ノズル1は自転軸Bを中心に自転しながら、内側パイプ2と共にその軸心Aを中心に公転して高圧洗浄液を噴射するようになっている。
【0036】
位置検出部11は、図2に示すように、内側パイプ2上部に装着された歯車16cと、この歯車16cに噛み合いかつ並列配置された歯車16dと、該歯車16dの軸心に取り付けられ、周面上に突起状のドグ9を有する回転部材8と、近接センサ10とから構成される。近接センサ10と、回転部材8と、ドグ9とは、本発明のノズル回転位置検出手段を構成する。近接センサ10は、回転部材8が回転してドグ9と対向したときに出力信号を昇降装置13に送出するようになっている。
【0037】
ここで、ノズル自転軸Bの歯車16aは本発明の第2回転機構を、内側パイプ2の歯車16bは本発明の第1回転機構を夫々構成する。そして、歯車16aと、歯車16bと位置検出部11の歯車16c及び16dとは、本発明の一連の歯車連結機構を構成する。歯車16aと16bの歯数、又は歯車16cと16dの歯数が夫々等しくなっている。このため、ノズル1の一自転は、内側パイプ2の一回転(即ち、ノズルの一公転)及び回転部材8の一回転に相当する。本実施形態では、ノズル1が鉛直方向C(図1におけるノズル1の上下方向)になった際に回転部材8が近接センサ10と対向する位置にドグ9を設けている。このため、ドグ9を近接センサ10で検出した場合には、ノズル1が重合缶4内部で鉛直方向Cにあることになる。尚、回転部材8の周面上の互いに180度の角度間隔でドグ9を設けて、ノズル1が自転により半回転したときに近接センサ10による検出を行うようにしても良い。
【0038】
尚、本実施形態に係る歯車16aと16bの歯数、又は歯車16cと16dの歯数を夫々等しく構成しているが、異なる歯数の歯車を複数組み合わせてもよい。この場合には、各歯車の歯数の比によって、回転部材8のドグ9の位置や、近接センサ10により出力信号を送出するタイミングを変更することが必要となる。
【0039】
例えば、内側パイプ2に取付けた歯車16cの歯数をノズル自転用の歯車16aより多くし、かつ歯車16aとドグ取付用の歯車16dの歯数を同一となるように構成してもよい。この場合には、ノズル方向の検出が容易にしながら、ノズルの軌跡を細かくすることができる。
【0040】
また、位置検出部11で常時回転する歯車16dの歯数をカウントすることにより、ノズル1の一自転及び鉛直方向Cか否かを判断してもよい。
【0041】
また、本実施形態の位置検出部11では、ノズル1が鉛直方向Cにあるか否かを検出しているが、ノズル1と外側パイプ3の軸心とが、ノズル1が重合缶4上面の開口5及び自動ボールバルブ6を通過できる程度の角度範囲内にあることを検出するようにしても良い。
【0042】
昇降装置13は、エアシリンダ12とその制御部から構成され、制御部は本発明の制御手段を構成する。制御部は、洗浄開始時に外側パイプ3及び内側パイプ2を下降してノズル1を重合缶4内部に挿入するようにエアシリンダ12を制御する。また、駆動モータ15が停止状態で、かつ近接センサ10からの出力信号を受けた場合に外側パイプ3及び内側パイプ2を上昇させてノズル1を重合缶4内部から抜き出すようにエアシリンダ12を制御する。即ち、ノズル1の自転及び公転が停止し、かつ重合缶4内部でノズル1が鉛直方向C(図3における上下方向)になったときにエアシリンダ12が作動して、ノズル1が開口5及び自動ボールバルブを通って重合缶4外部へ抜き出されるようになっている。本実施形態のようなエアシリンダを利用した昇降装置は、コンパクトなため特に小型の缶体の内部を洗浄する場合に適している。
【0043】
次に、このように構成された重合缶体洗浄装置を使用した洗浄方法について説明する。第1実施形態に係る重合缶体洗浄装置を洗浄対象である重合缶4の開口5に図1に示すように取り付ける。この時、ノズル1は鉛直方向Cの状態でノズル格納室7に格納されている。尚、ノズル格納室7は、ノズル1を格納するともに外側パイプ3を缶体外部で支持する本発明の支持構体を構成するものである。
【0044】
次いで、エアシリンダ12を作動し外側パイプ3を下降させる。これにより、ノズル1は鉛直方向Cの状態のまま、ノズル格納室7から自動ボールバルブ6及び重合缶4上面の開口5を通って重合缶4内部に挿入される。
【0045】
ノズル1が重合缶4内部に挿入されたら、駆動モータ15を始動し内側パイプ2を回転させる。このとき、内側パイプ2の回転が歯車16b、歯車16aを介しノズル自転軸Bに伝達される。これと同時に、洗浄水供給口に接続された供給ポンプ(図示せず)から高圧洗浄水を供給する。これによりノズル1は駆動モータ15によって自転及び公転をしながら高圧洗浄水を噴射する。
【0046】
この時、位置検出部11では、ノズル1が一自転してノズル1の方向が鉛直方向Cになる毎に回転部材8のドグ9が近接センサ10で検出され、出力信号が昇降装置13の制御部に送られる。
【0047】
洗浄作業を終了させる場合には、駆動モータ15を停止し内側パイプ2の回転を止める。これによりノズル1の自転も停止する。ノズル1が鉛直方向Cで停止している場合には、上述のように近接センサ10から昇降装置13の制御部に出力信号が送られてくるので、エアシリンダ12が作動し外側パイプ3及び内側パイプ2が上昇する。これにより、ノズル1は鉛直方向Cの状態で重合缶4上面の開口5及び自動ボールバルブを通って缶外部へ抜き出される。ノズル1がノズル格納室7まで移動すると、エアシリンダ12を停止する。
【0048】
このように本実施形態では、位置検出部11によって重合缶4内部においてノズル1の方向が鉛直方向Cにあるか否かを検出できるので、ノズル1のノズル長の大小に拘わらずノズル1の外部への搬出が可能となる。また、ノズル1が鉛直方向Cであるか否かの検出も、歯車16a,16b,16c,16dと近接センサ10のみによって行われるので構造も簡易なものとなっている。
【0049】
次に、第2の実施形態に係る重合缶体洗浄装置について説明する。図4は、第2実施形態に係る洗浄装置の概略構成図である。第2実施形態においては、位置検出部11のみ第1実施形態の洗浄装置と異なる。このため、外側パイプ3、内則パイプ2、ノズル1については第1実施形態と同一符号を付し説明を省略する。また、図4において、自動ボールバルブ6は説明の都合上省略している。
【0050】
第2実施形態の洗浄装置の位置検出部11は、ノズル格納室7上壁を貫通する支軸19により支持され、かつノズル格納室7内の外側パイプ3周面上に設けられた受圧板17と、受圧板17とノズル格納室7上部内壁との間に受圧板17の支軸19を包囲するように設けられたスプリング18と、ノズル格納室7外部で受圧板17の支軸19の移動を検知するリミットスイッチ20とから構成される。スプリング18及びリミットスイッチ20は本発明の圧力検出手段を構成する。
【0051】
本実施形態では、図4に示すように、ノズル1が鉛直方向C(図4で示す上下方向)に向いている状態で高圧洗浄液が噴射されると、噴射流が受圧板17に当たる。この噴射流の圧力により受圧板17はスプリング18の弾性力に抗して上方に移動するが、これに伴い支軸19も上方に移動してリミットスイッチ20に接触する。このリミットスイッチ20は出力信号を昇降装置13の制御部に送出するようになっている。
【0052】
従って、受圧板17の受けた噴射流の圧力によるリミットスイッチ20の出力によって、重合缶4内部のノズル1が鉛直方向Cに向いているか否かを缶体外部から容易に検出することが可能となる。また、位置検出部11が、このように受圧板17、スプリング18及びリミットスイッチ20のみで構成されているため、構造も簡易となっている。
【0053】
尚、本実施形態では、受圧板17はノズル1が鉛直方向Cにあるときに噴射流を受け止めることとしているが、ノズル1が缶体上面の開口5及び自動ボールバルブ6を通過できる程度の方向の範囲内にある場合に、噴射流を受け止めることができる程度の面積を有していれば、必ずしもノズル1が鉛直方向Cにあることを検出することには限られない。
【0054】
次に第3の実施形態に係る重合缶体洗浄装置について説明する。図5は、第3実施形態に係る洗浄装置の概略構成図である。第3実施形態においては、棒状洗浄ノズルのみが第2実施形態の洗浄装置と異なる。このため、位置検出部11、外側パイプ3、内側パイプ2については第2実施形態と同一符号を付し説明を省略する。
【0055】
第3実施形態の洗浄装置は、ノズルとして公知の3Dノズル51を使用したものである。即ち、ノズル51がそれ自身からの高圧洗浄液の噴射反力により自転し、この自転によって内側パイプ2の軸心周りに公転するようになっている。
【0056】
3Dノズル51の本体カバー52内部には複数の傘歯車からなる傘歯車機構(図示せず)が設けられている。また、図5に示すように棒状の2本の棒状洗浄ノズル1をノズルホルダー23の相対する位置に偏心させて取り付けられている。このため、ノズル1から高圧洗浄液を噴射すると、その噴射反力によりノズル1が自転軸Bの周りに自転するようになっている。この自転によって、公知の3Dノズルの公転機構と同様にノズルホルダー23の回転力が本体カバー52内部の傘歯車機構に伝達され、3Dノズル本体がその軸心周りを公転するようになっている。
【0057】
位置検出部11については、第2実施形態の洗浄装置と同様なので説明を省略する。
【0058】
次に第4実施形態に係る重合缶体洗浄装置について説明する。第4実施形態の洗浄装置は、図6に示すように、外側パイプ3及び内側パイプ2をその軸方向に昇降させる昇降装置として、第1実施形態の洗浄装置のエアシリンダ12を利用した昇降装置13の代わりに、ノズル昇降用モータ21とローラチェーン22を用いたものである。その他の構成については、第1実施形態と同様のため同一符号を付し説明を省略する。
【0059】
本実施形態の昇降装置は、ノズル昇降用モータ21と、ローラチェーン22と、制御部(図示せず)とから構成され、制御部は第1実施形態の制御部と同様に本発明の制御手段を構成する。制御部は、洗浄開始時にノズル昇降用モータ21を駆動し、ローラチェーン22を矢印E方向に移動(回転)させ、外側パイプ3及び内側パイプ2を下降してノズル1を重合缶4内部に挿入するように制御する。また、駆動モータ15が停止状態で、かつ近接センサ10からの出力信号を受けた場合、即ちノズル1の自転及び公転が停止し、かつ重合缶4内部でノズル1が鉛直方向C(図3における上下方向)になった場合に、ノズル昇降用モータ21を駆動し、ローラチェーン22を矢印Eの逆方向である矢印F方向に移動(回転)させ、外側パイプ3及び内側パイプ2を上昇させてノズル1を重合缶4内部から抜き出すように制御する。
【0060】
本実施形態の昇降装置は、エアシリンダを用いた昇降装置と異なり、ノズルの昇降範囲を長くとることができるので、特に大型の重合缶体内部を洗浄する場合に効果的である。
【0061】
第1実施形態、第2実施形態及び第4実施形態に係る重合缶体洗浄装置は、いずれも外部に設けた駆動モータ15により、内側パイプ2の回転、即ちノズル1の公転と、ノズル1の自転とを行わせているが、駆動モータ15とは異なる別の駆動部を設け、この駆動部によりノズル1の公転とは独立にノズル1の自転を行わせるようにしても良い。
【0062】
また、第1から第4の実施形態のいずれの洗浄装置も、重合缶内部を洗浄するものとしているが、この他に反応缶等の内部を洗浄するようにしても良い。
【0063】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明は、自転軸周りにおける棒状回転洗浄ノズルのノズル軸心の向きがランスパイプの軸心方向に対して予め定められた角度以下の並置範囲内にあることを検出するノズル回転位置検出手段を備えているので、缶体内部において、ノズルが缶体の開口を通過できる方向にあるか否かを缶体外部から容易に検出することができるという効果がある。
【0064】
また、本発明は、棒状回転洗浄ノズルの公転及び自転が停止状態で且つノズル回転位置検出手段が検出出力を生じていることを条件に昇降装置を作動可能とする制御手段を備えているので、棒状回転洗浄ノズルのノズル長のサイズに拘わらず、ノズルを缶体開口を通過させることができるという効果を有する。また、このためサイズの大きな缶体に対しても洗浄効果を向上させることができるという効果がある。
【0065】
更に、本発明において、内側パイプと、内側パイプをその軸心周りに回転させる第1回転機構と、棒状回転洗浄ノズルをランスパイプの軸心と直交する自転軸周りに回転させる第2回転機構とを一連の歯車連結機構で構成し、ノズル回転位置検出手段を該歯車連結機構に付設した場合、又はノズル回転位置検出手段が、予め定められた面積の受圧板と該受圧板に棒状回転洗浄ノズルからの噴射流が当たっているときにのみ出力を生じる圧力検出手段とを含み、前記受圧板がランスパイプ周面上の予め定められた位置に固定されている場合には、構造が簡易となり製造コストの低減化が図られるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る缶体洗浄装置の概略構成図である。
【図2】第1実施形態に係る缶体洗浄装置の位置検出部の構成図である。
【図3】第1実施形態に係る缶体洗浄装置のノズルとインナーパイプの接続状態を示す構成図である。
【図4】第2実施形態に係る缶体洗浄装置の概略構成図である。
【図5】第3実施形態に係る缶体洗浄装置の概略構成図である。
【図6】第4実施形態に係る缶体洗浄装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1: 棒状回転洗浄ノズル
2: 内側パイプ
3: 外側パイプ
4: 缶体
5: 開口
6: 自動ボールバルブ
7: ノズル格納室
8: 回転部材
9: ドグ
10:近接センサ
11:位置検出部
12:エアシリンダ
13:昇降装置
14:減速部
15:駆動モータ
16a,16b,16c,16d:歯車
17:受圧板
18:スプリング
19:支軸
20:リミットスイッチ
21:ノズル昇降用モータ
22:ローラチェーン
23:ノズルホルダー
51:3Dノズル
52:3Dノズル本体カバー

Claims (4)

  1. 洗浄対象の缶体内に該缶体の開口を通して挿入されるランスパイプと、該ランスパイプの下部に装着され、前記ランスパイプの軸心周りに公転可能であると共に前記ランスパイプの軸心と直交する自転軸周りに回転可能な棒状回転洗浄ノズルと、前記ランスパイプを缶体外部で支持する支持構体と、前記ランスパイプを前記支持構体に対してその軸方向に昇降させる昇降装置とを備え、棒状回転洗浄ノズルの両端から前記自転軸と直交する平面内の互いに逆向きの二方向へ高圧洗浄液を噴射させつつ棒状回転洗浄ノズルがランスパイプの軸心周りに公転及び前記自転軸周りに自転しながら缶体内を高圧洗浄液の噴流で洗浄する缶体洗浄装置において、
    前記自転軸周りにおける棒状回転洗浄ノズルのノズル軸心の向きがランスパイプの軸心方向に対して予め定められた角度以下の並置範囲内にあることを検出するノズル回転位置検出手段を備え
    このノズル回転位置検出手段は、缶体開口をノズルが通過できる程度の方向にノズルが向いているときにノズルからの噴射流を受けることのできる予め定められた面積の受圧板と該受圧板に棒状回転洗浄ノズルからの噴射流が当たっているときにのみ出力を生じる圧力検出手段とを含み、前記受圧板がランスパイプ周面上の予め定められた位置に固定されていることを特徴とする缶体洗浄装置。
  2. 前記ランスパイプは、前記支持構体と相対回転不能な外側パイプと、該外側パイプの内側に入れ子式に配置され、前記外側パイプと相対回転可能な内側パイプとからなり、
    前記内側パイプをその軸心周りに回転させる第1回転機構と、前記棒状回転洗浄ノズルを前記ランスパイプの軸心と直交する自転軸周りに回転させる第2回転機構と、を更に備え、
    前記内側パイプと、前記第1回転機構と、前記第2回転機構とは一連の歯車連結機構を構成しており、
    前記ノズル回転位置検出手段は、前記歯車連結機構に付設されていることを特徴とする請求項1に記載の缶体洗浄装置。
  3. 前記第1回転機構に前記内側パイプをその軸心周りに回転させるための回転を与えるノズル公転用回転駆動装置が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の缶体洗浄装置。
  4. 棒状回転洗浄ノズルを缶体の開口に挿入又は該開口から抜出するためのランスパイプの昇降に際し、前記棒状回転洗浄ノズルの公転及び自転が停止状態で且つ前記ノズル回転位置検出手段が、検出出力を生じていることを条件に昇降装置を作動可能とする制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の缶体洗浄装置。
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