JP3593276B2 - 情報記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、その周辺の音声を入力する音声入力手段と、該音声入力手段により入力された音声を所定の記録媒体に記録するとともに、前記所定の記録媒体の不連続な複数の領域に一連の情報を記録可能な記録手段とを有する情報記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル画像が多く使われるようになってきており、動画像としてのデジタル画像データを記録する記録媒体としてMD、MOなどの光磁気ディスクを用いる情報記録装置が出現しつつある。動画像をVTR(VHS、8ミリ)などの磁気テープメディアに記録する装置では、記録状態が常に時間に対してリニアである。
【0003】
これに対して、記録媒体として光磁気ディスクを用いる装置では、記録しているデータの管理情報(どこの領域にどのようなデータが記録されているかなどを示す情報)をも記録するようになっており、この管理情報に基づいて、記録時には、データの記録が可能な領域を探し出し、この探し出した領域にデータを記録するようになっている。
【0004】
そして、前に記録されたデータの一部が消去されるなどして記録可能な領域が断片化された状態の記録媒体にデータを記録する場合には、通常は、内周側に存在する記録可能な領域から順にデータを記録するようになっており、記録領域を順次換えていかなければならない。記録領域を換えるためには記録媒体とデータのやり取りを行うヘッドを大きく移動させる必要があり、当然のことながら、ヘッドを大きく移動させている間はデータの記録ができない。
【0005】
したがって、記録媒体として光磁気ディスクを用いる装置では、データを一旦メモリに格納してから記録媒体に記録するようになっており、データの記録状態が常にリニアであるというわけではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、ヘッドを大きく移動させる際には、処理を迅速化するためにヘッドを高速で移動させるので、どうしても騒音が発生してしまう。したがって、マイクロフォンなど、周囲の音声を入力するための音声入力手段を有し、該音声入力手段により入力された音声を記録する情報記録装置では、ヘッドを大きく移動させる際に発生する騒音が上記音声入力手段によってひろわれ、データの記録状態が常にリニアではないがために、記録媒体に記録されてしまうという問題があった。この記録された騒音は再生されると、リニアに記録される磁気テープメディアの定常音とは異なり、一般的には異音として認識されてしまう。
【0007】
また、データの記録再生が繰り返され、記録可能な領域が断片化されればされるほど、記録中にヘッドを大きく移動させる動作が頻発し、その結果、その動作に伴って発生する騒音も頻発するので、この騒音が記録媒体に頻繁に記録されてしまう。
【0008】
そこで、本発明は、その周囲の音声を入力する音声入力手段によって入力された音声を含んだ情報を記録媒体に記録すると、ヘッドを大きく移動させることにより発生する騒音が記録されるという問題を改善した情報記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、周囲の音声を入力する音声入力手段を有する情報記録装置において、情報を記録媒体に記録するに際して、前記音声入力手段により入力された音声が前記情報に含まれているかを判別し、前記音声入力手段により入力された音声が前記情報に含まれていれば、前記記録媒体内に連続して記録可能な時間が所定の時間よりも長い領域が有るかを判別し、前記記録媒体内に連続して記録可能な時間が所定の時間よりも長い領域が有れば、前記記録媒体内に連続して記録可能な時間が所定の時間よりも長い領域のみに前記情報が記録されるように制御する制御手段を設けている。
【0010】
上記構成により、上記所定の時間を適切に設定しておけば、上記音声入力手段により入力された音声を含んだ情報を記録媒体に記録している間に、記録する領域を換える動作が減少する。
【0011】
また、請求項2に記載の発明では、周囲の音声を入力する音声入力手段を有する情報記録装置において、情報を記録媒体に記録するに際して、前記音声入力手段により入力された音声が前記情報に含まれているかを判別し、前記音声入力手段により入力された音声が前記情報に含まれていれば、前記記録媒体内に連続して記録可能な時間が所定の時間よりも長い領域が有るかを判別し、前記記録媒体内に連続して記録可能な時間が所定の時間よりも長い領域が有れば、前記記録媒体内に連続して記録可能な時間が所定の時間よりも長く、かつ、連続して記録可能な時間が最も長い領域を検出し、この検出された領域のみに前記情報が記録されるように制御する制御手段を設けている。
【0012】
上記構成により、上記音声入力手段により入力された音声を含んだ情報を記録媒体に記録している間には、記録する領域を換える動作はなくなる。
【0013】
また、請求項3に記載の発明では、周囲の音声を入力する音声入力手段と、メモリと、制御手段とを有する情報記録装置において、前記制御手段は、情報を一旦前記メモリに格納してから記録媒体に記録するに際して、前記音声入力手段により入力された音声が前記情報に含まれているかを判別し、前記音声入力手段により入力された音声が前記情報に含まれていれば、前記音声入力手段により入力された音声が含まれている情報を連続して記録することができる記録可能領域が前記記録媒体内に有るかを判別し、前記記録可能領域が有れば、全ての前記記録可能領域を指定して前記情報の記録を開始するように制御し、前記記録可能領域が複数ある場合に、前記情報の記録の進行に伴って複数の前記記録可能領域に順次データを記録するように制御し、前記情報の記録の進行に伴って複数の前記記録可能領域に順次データを記録する場合に、或る一つの前記記録可能領域の先頭から終端までデータが記録されてから次の前記記録可能領域の先頭からデータの記録を続行する迄の期間は、前記音声入力手段により入力された音声の前記メモリへの取り込みを停止するように制御する。
【0014】
記録する領域を換える際には騒音が発生し、この騒音が上記音声入力手段によってひろわれてしまうが、上記構成により、上記騒音が発生している間に上記音声入力手段によって入力された音声、すなわち、上記騒音が混入した音声については記録媒体に記録されない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態である、光磁気ディスクを記録媒体として画像データを記録及び再生する画像記録再生装置のブロック図である。同図において、1は外部画像を撮像画像とするカメラからなる画像入力部である。2は外部音声を入力するマイクロフォンからなる音声入力部である。
【0016】
3は、操作部7から送られてくる指令に基づいて各部の動作を制御する管理部である。例えば、記録時には、画像入力部1、音声入力部2を介してそれぞれ入力された画像データ、音声データを自身のメモリに一旦一時記憶して管理及び制御を行った後に記録再生部5へ送り、また、再生時には、記録再生部5から送られてくる画像データを管理して表示部4に表示させる。4は、管理部3から送られてくる画像データを表示し、及び、操作部7から送られてくるデータに基づいて装置の動作状況を示す表示を行う表示部である。
【0017】
5は、記録媒体である光磁気ディスク6に対して直接データの書き込み及び読み込みを行うピックアップ5aと、ピックアップ5aを保持するとともに、光磁気ディスク6上の任意の位置にピックアップ5aを移動させるピックアップ駆動回路5bとを有し、管理部3の制御の下、管理部3から送られてくる画像データ及び音声データを記録媒体である光磁気ディスク6に記録し、また、光磁気ディスク6に記録されている画像データ及び音声データを再生し、管理部3へ送る記録部である。7はユーザーが当該装置に対して指令を入力するための操作部である。
【0018】
ここで、記録媒体である光磁気ディスク6について説明する。光磁気ディスク6は、図2に示すように、管理領域Kと記録領域Rとを有しており、管理領域Kは最内周に位置している。記録領域Rには画像データや音声データが記録され、管理領域Kには、記録領域Rに記録されているデータの管理情報(データが記録されているアドレスなどの目次的な情報)が記録される。管理領域Kに記録されている管理情報によって、記録領域Rのうちデータが記録されていない領域、言い換えれば、データの記録が可能な領域(以下、この領域を「記録可能領域」と言う)及びそのサイズ(連続して記録可能な時間)を認識することができる。
【0019】
さて、画像入力部1、音声入力部2を介してそれぞれ入力された画像データ、音声データを光磁気ディスク6に記録するように操作部7から指令を受けた際に、管理部3が行う処理について図3に示すフローチャートを用いて説明する。
【0020】
まず、記録再生部5へ管理情報送信命令を送信する(#1)。尚、記録再生部5は、管理情報送信命令を受けて、光磁気ディスク6から管理領域Kに記録されている管理情報を再生して管理部3へ送信するようになっている。そして、管理部3は、記録再生部5から管理情報を受け取ると、受け取った管理情報に基づいてディスクの記録可能領域を認識する(#2)。
【0021】
次に、入力画像データが動画像データであるか静止画像データであるかを判定する(#3)。#3での判定の結果、入力画像データが動画像データであれば(#3のY)、認識した記録可能領域の中に動画記録可能設定最小サイズTよりも大きなサイズの領域(以下、この領域を「動画記録可能領域」と呼ぶ)が存在するか否かを判定する(#4)。
【0022】
#4での判定の結果、動画記録可能領域が存在すれば(#4のY)、データを記録する領域として全ての動画記録可能領域を指定した上で、記録開始命令を記録再生部5へ送信する(#5)。一方、#4での判定の結果、動画記録可能領域が存在しなければ(#4のN)、後述する#10へ移行する。
【0023】
これに対して、#3での判定の結果、入力画像データが静止画像データであれば(#3のN)、データを記録する領域として全ての記録可能領域を指定した上で、記録開始命令を記録再生部5へ送信する(#6)。尚、記録再生部5は、記録開始命令を受けて、指定された領域の中の内周側の領域の先頭からデータを順次記録し始めるようになっている。
【0024】
次に、#5あるいは#6の終了後、操作部7から記録停止命令が送信されてきたか否かを判定する(#7)。#7での判定の結果、操作部7から記録停止命令が送信されてくると(#7のY)、記録再生部5へ記録停止命令を送信して(#8)、処理を終了する。尚、記録再生部5は、記録停止命令を受けて、光磁気ディスク6へのデータの記録を終了するようになっている。また、記録再生部5は、データの記録を終了すると、光磁気ディスク6の記録領域Rにおける現在の記録状況に応じて管理領域Kに記録されている管理情報を書き換えるようになっている。
【0025】
一方、#7での判定の結果、操作部7から記録停止命令が送信されてこなければ(#7のN)、記録再生部5から記録停止通知が送信されてきたか否かを判定する(#9)。尚、記録再生部5は、記録開始命令を受けた際に指定された領域の全てにデータを記録すると(すなわち、データを記録する領域がなくなると)、記録動作を停止するとともに、そのときの記録領域Rへの記録状況に応じて管理領域Kに記録されている管理情報を書き換え、その後、管理部3へ記録停止通知を送信するようになっている。
【0026】
#9での判定の結果、記録停止通知が送信されてくると(#9のY)、光磁気ディスク6の交換を促して(#10)、処理を終了する。一方、#9での判定の結果、記録停止通知が送信されてこなければ(#9のN)、前述した#7へ移行する。尚、#10にて光磁気ディスク6の交換を促す手法としては、例えば、表示部4にデータを記録することができない旨を表示するようにすればよい。
【0027】
ここで、図4に示すように、記録領域Rに静止画像データS1及び動画像データM1が記録されており、記録可能領域P1(領域サイズ>動画記録可能設定最小サイズT)、記録可能領域P2(動画記録可能最小サイズT<領域サイズ<動画記録可能設定最小サイズT)、及び、記録可能領域P3(領域サイズ>動画記録可能設定最小サイズT)が存在する光磁気ディスク6に動画像データを記録する場合について考えてみる。
【0028】
尚、静止画像データS1は1枚の静止画ではなく、複数枚の静止画のグループを表すものとする。また、動画記録可能最小サイズTとは、動画像データを記録するのに規格上最小限必要となる領域サイズのことであり、また、動画記録可能設定最小サイズTとは本実施形態の画像記録装置で独自に設定した領域サイズであり、動画記録可能最小サイズTよりも大きく設定されている。
【0029】
この場合は、記録可能領域P1と記録可能領域P3との2つの領域が動画記録可能設定最小サイズTよりも大きなサイズをもつ動画記録可能領域であるので、以上に説明した処理により、最も内周側の動画記録可能領域である記録可能領域P1の先頭からデータが記録され始め、もし、記録可能領域P1の終端までデータが記録された場合は、記録可能領域P1の次に内周側に位置する動画記録可能領域である記録可能領域P3の先頭からデータの記録が続行される。
【0030】
尚、記録可能領域P1の次に内周側に位置する記録可能領域P2は、動画記録可能設定最小サイズTよりも領域サイズが小さいので、本実施形態では、動画像データを記録する領域としては小さく、そこに動画像データを記録すると、ピックアップを高速移動させる処理が必要となると判断して動画像データの記録には使用しない。但し、静止画像データの記録には記録可能領域P2を含めて全ての記録可能領域を使用する。
【0031】
このように、本実施形態では、所定のサイズよりも大きな記録可能領域にのみ画像データを記録するようになっているので、言い換えれば、画像データの記録自体は可能であっても、画像データを記録するとピックアップを高速移動させることになる可能性が高い、比較的小さなサイズの記録可能領域には画像データを記録しないようになっているので、ピックアップを高速移動させる頻度が減少する。したがって、ピックアップの高速移動に伴って発生する騒音が光磁気ディスク6に記録される頻度が減少するので、上記騒音が光磁気ディスク6に記録されるという問題を改善することができる。
【0032】
本発明の第2実施形態である画像記録再生装置について説明する。構成は上記第1実施形態と同一であるので説明を省略する。画像入力部1、音声入力部2を介してそれぞれ入力された画像データ、音声データを光磁気ディスク6に記録するように操作部7から指令を受けた際に、管理部3が行う処理について図5に示すフローチャートを用いて説明する。尚、図3に示すフローチャートを用いて説明した、上記第1実施形態での処理と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0033】
#5あるいは#6の終了後、動画記録可能設定最小サイズTよりも大きなサイズをもつ動画記録可能領域の全てを用いて動画像データを記録可能な時間、及び、記録可能領域の全てを用いて記録可能な静止画の枚数を、図6に示すように、表示部4に表示させる(#6−2)。尚、これらの情報はトラック管理情報に基づいて管理部3が認識するようになっている。#6−2の次は、#7へ移行する。
【0034】
以上の処理により、例えば、図4に示した記録状態となっている光磁気ディスク6にデータを記録する場合は、動画記録可能領域である記録可能領域P1及びP3を用いて動画データを記録可能な時間が表示され、また、全ての記録可能領域P1、P2、及び、P3を用いて記録可能な静止画の枚数が表示される。したがって、ユーザーは動画の記録可能時間及び静止画の記録可能枚数を認識することができる。
【0035】
本発明の第3実施形態である画像記録再生装置について説明する。構成は上記第1及び第2実施形態と同一であるので説明を省略する。画像入力部1、音声入力部2を介してそれぞれ入力された画像データ、音声データを光磁気ディスク6に記録するように操作部7から指令を受けた際に、管理部3が行う処理について図7に示すフローチャートを用いて説明する。尚、図3に示すフローチャートを用いて説明した、上記第1実施形態での処理と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0036】
#4での判定の結果、動画記録可能領域が存在すれば(#4のY)、データを記録する領域として領域サイズが最大の動画記録可能領域のみを指定した上で、記録開始命令を記録再生部5へ送信する(#5−3)。#5−3の次は、#7へ移行する。
【0037】
ここで、例えば、図4に示した記録状態であって、さらに、記録可能領域P1のサイズ>記録可能領域P3のサイズである光磁気ディスク6に動画像データを記録する場合は、以上に説明した処理により、最大の領域サイズをもつ動画記録可能領域P1にのみデータが記録されるので、データの記録中にピックアップを高速移動させる処理は発生し得ない。したがって、ピックアップの高速移動に伴って発生する騒音が光磁気ディスク6に記録されることはなくなり、上記騒音が光磁気ディスク6に記録されるという問題を解消することができる。
【0038】
本発明の第4実施形態である画像記録再生装置について説明する。構成的には、上記第1、第2、及び、第3実施形態と同一であるので説明を省略する。画像入力部1、音声入力部2を介してそれぞれ入力された画像データ、音声データを光磁気ディスク6に記録するように操作部7から指令を受けた際に、管理部3が行う処理について図8に示すフローチャートを用いて説明する。尚、図3に示すフローチャートを用いて説明した、上記第1実施形態での処理と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0039】
#3での判定の結果、入力画像データが動画像データであれば(#3のY)、認識した記録可能領域の中に規格上の動画記録可能最小サイズTよりも大きなサイズの領域(以下、この領域を「規格上動画記録可能領域」と呼ぶ)が存在するか否かを判定する(#4−4)。
【0040】
#4−4での判定の結果、規格上動画記録可能領域が存在すれば(#4−4のY)、データを記録する領域として全ての規格上動画記録可能領域を指定した上で、記録開始命令を記録再生部5へ送信する(#5−4)。
【0041】
#5−4あるいは#6の終了後、図9に示すように、各規格上動画記録可能領域にそれぞれ動画像データを記録可能な時間H−1、及び、記録可能領域の全てを用いて記録可能な静止画の枚数H−2、並びに、記録領域を移動するときには記録が一時停止する旨を知らせる表示H−3を表示部4に表示する(#6−4)。尚、上記動画像データを記録可能な時間及び記録可能な静止画の枚数については、管理部3が記録再生部5から得たトラック管理情報に基づいて認識するようになっている。#6−4の終了後は、#7へ移行する。
【0042】
また、#7での判定の結果、操作部7から記録停止命令が送信されてこなければ(#7のN)、記録再生部5からピックアップ高速移動開始通知が送信されてきたか否かを判定する(#7−41)。尚、記録再生部5は、ある1つの記録可能領域の先頭からデータを記録し始め、その記録可能領域の終端までデータを記録した場合は、次の記録可能領域の先頭からデータの記録を続行するために、ピックアップ5aを高速で移動させるわけであるが、ピックアップを高速で移動させるに先立って、ピックアップ高速移動開始通知を管理部3へ送信するようになっている。
【0043】
#7−41での判定の結果、ピックアップ高速移動開始通知が送信されてこなければ(#7−41のN)、#10へ移行するが、これに対して、ピックアップ高速移動開始通知が送信されてくると(#7−41のY)、入力されたデータのメモリへの取り込みを一時停止するとともに、図10に示すように、記録を一時停止する旨の表示H−4を表示部4に開始させる(#7−42)。
【0044】
そして、#7−42の終了後は、記録再生部5からピックアップ高速移動終了通知が送信されてくると(#7−43のY)、入力データのメモリへの取り込みを再開するとともに、#7−42で表示部4に開始させた図10に示す表示を終了させる(#7−44)。#7−44の終了後は、#10へ移行する。尚、記録再生部5はピックアップの高速移動を終了した直後に、ピックアップ高速移動終了通知を管理部3へ送信するようになっている。
【0045】
以上の処理により、規格上動画を記録できる(動画記録可能最小サイズTよりも大きなサイズである)記録可能領域の全てが動画像データの記録領域として使用されるとともに、ピックアップを高速で移動させている間に入力されたデータは光磁気ディスク6に記録されないことになるので、画像及び音声がほんの僅かな時間途切れてしまうという現象を伴いはするが、ピックアップの高速移動に伴って発生する騒音が光磁気ディスク6に記録されることはなくなり、上記騒音が光磁気ディスク6に記録されるという問題を解消することができる。また、記録可能領域のうちの規格上動画データを記録可能な領域を全て用いて動画像データを記録するようになっているので、記録領域を有効に活用することができる。
【0046】
また、図4に示した記録状態となっている光磁気ディスク6にデータを記録する場合はそれぞれ規格上動画記録可能領域である記録可能領域P1、P2、P3に動画像データを記録可能な時間が表示され、また、全ての記録可能領域P1、P2、及び、P3を用いて記録可能な静止画の枚数が表示される。したがって、ユーザーは動画の記録可能時間及び静止画の記録可能枚数を認識することができる。
【0047】
尚、本題4実施形態では、ピックアップの高速移動時に画像データ及び音声データともにメモリへの取り込みを中止するようになっているが、ピックアップの高速移動により影響を受けるのは音声データだけであるので、画像データについてはメモリへの取り込みを続行するようにしておいてもよい。このようにしておけば、画像については途切れることはなくなる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の情報記録装置によれば、記録中に記録する領域を大きく換える頻度、すなわち、記録媒体と直接データのやり取りを行うヘッドを大きく移動させる頻度が減少し、これにより、ヘッドの大移動に伴って発生する騒音が記録媒体に記録される頻度が減少するので、上記騒音が記録媒体に記録されるという問題を改善することができる。
【0049】
また、請求項2に記載の情報記録装置によれば、記録中にヘッドを大きく移動させることがなくなるので、ヘッドを大きく移動させる際に発生する騒音が記録媒体に記録されることはなくなり、上記騒音が記録媒体に記録されるという問題を解消することができる。
【0050】
また、請求項3に記載の情報記録装置によれば、ヘッドを大きく移動させている間に入力された音声については記録媒体に記録しないので、音声が一部途切れることにはなるが、全ての記録可能領域を用いて記録を行ったとしても、ヘッドを大きく移動させる際に騒音が記録媒体に記録されることはなくなり、したがって、記録領域を有効に活用した上で、上記騒音が記録媒体に記録されるという問題を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である画像記録再生装置のブロック図である。
【図2】光磁気ディスクの構造を示す図である。
【図3】第1実施形態の装置にて管理部が行う処理を示すフローチャートである。
【図4】光磁気ディスクの記録状態の一例を示す図である。
【図5】第2実施形態における管理部が行う処理を示すフローチャートである。
【図6】第2実施形態において表示部に表示される文字列を示す図である。
【図7】第3実施形態における管理部が行う処理を示すフローチャートである。
【図8】第4実施形態における管理部が行う処理を示すフローチャートである。
【図9】第4実施形態において表示部に表示される文字列を示す図である。
【図10】第4実施形態において表示部に表示される文字列を示す図である。
【符号の説明】
1 画像入力部
2 音声入力部
3 管理部
4 表示部
5 記録再生部
5a ピックアップ
5b ピックアップ駆動回路
6 光磁気ディスク
7 操作部

Claims (3)

  1. 周囲の音声を入力する音声入力手段と、
    情報を記録媒体に記録するに際して、前記音声入力手段により入力された音声が前記情報に含まれているかを判別し、前記音声入力手段により入力された音声が前記情報に含まれていれば、前記記録媒体内に連続して記録可能な時間が所定の時間よりも長い領域が有るかを判別し、前記記録媒体内に連続して記録可能な時間が所定の時間よりも長い領域が有れば、前記記録媒体内に連続して記録可能な時間が所定の時間よりも長い領域のみに前記情報が記録されるように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする情報記録装置。
  2. 周囲の音声を入力する音声入力手段と、
    情報を記録媒体に記録するに際して、前記音声入力手段により入力された音声が前記情報に含まれているかを判別し、前記音声入力手段により入力された音声が前記情報に含まれていれば、前記記録媒体内に連続して記録可能な時間が所定の時間よりも長い領域が有るかを判別し、前記記録媒体内に連続して記録可能な時間が所定の時間よりも長い領域が有れば、前記記録媒体内に連続して記録可能な時間が所定の時間よりも長く、かつ、連続して記録可能な時間が最も長い領域を検出し、この検出された領域のみに前記情報が記録されるように制御する制御手段
    を有することを特徴とする情報記録装置。
  3. 周囲の音声を入力する音声入力手段と、メモリと、制御手段とを有し、
    前記制御手段は、
    情報を一旦前記メモリに格納してから記録媒体に記録するに際して、前記音声入力手段により入力された音声が前記情報に含まれているかを判別し、前記音声入力手段により入力された音声が前記情報に含まれていれば、前記音声入力手段により入力された音声が含まれている情報を連続して記録することができる記録可能領域が前記記録媒体内に有るかを判別し、前記記録可能領域が有れば、全ての前記記録可能領域を指定して前記情報の記録を開始するように制御し、
    前記記録可能領域が複数ある場合に、前記情報の記録の進行に伴って複数の前記記録可能領域に順次データを記録するように制御し、
    前記情報の記録の進行に伴って複数の前記記録可能領域に順次データを記録する場合に、或る一つの前記記録可能領域の先頭から終端までデータが記録されてから次の前記記録可能領域の先頭からデータの記録を続行する迄の期間は、前記音声入力手段により入力された音声の前記メモリへの取り込みを停止するように制御することを特徴とする情報記録装置。
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