JP3592251B2 - 還元鋳造方法、還元鋳造装置及びこれに用いる成形型 - Google Patents

還元鋳造方法、還元鋳造装置及びこれに用いる成形型 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は溶湯の表面に形成された酸化皮膜を還元しつつ鋳造する還元鋳造方法、還元鋳造装置及びアルミニウム還元鋳造方法に用いる成形型に関する。
【0002】
【従来の技術】
鋳造方法には種々の方法があるが重力鋳造法は鋳造品の質の良さ、成形型の簡易さ等の多くの利点を有する。図5は重力鋳造法によるアルミニウムの鋳造に使用する成形型の例を示す。成形型100は金属製であり、下型102aと上型102bの分割型によって所望形状の鋳造品が鋳造されるキャビティ104が形成されている。
上型102bには、アルミニウムまたはその合金等の金属の溶湯を注湯する湯口106とキャビティ104との間に押湯部108が形成され、キャビティ104に注湯された際に、キャビティ104内の空気を抜く空気抜き孔110が形成されている。
【0003】
ところで、金属の溶湯が凝固する際には、約3%程度の収縮が発生する。このため、キャビティに充填された溶湯の凝固によって生じる収縮は、得られる鋳造品にヒケ等の欠陥として発現する。図5に示す成形型100に設けた押湯部108は、キャビティ104に充填された溶湯が凝固に伴なって収縮する際に、押湯部108の重力によって溶湯を補充し、ヒケ等の欠陥が生じることを防止する。押湯部108からキャビティ104に溶湯を補充する作用は、押湯部108に注湯された溶湯の重力の作用によるから、通常の鋳造装置では押湯部108として大きな容積を確保している。
【0004】
これは、鋳造装置の成形型内での溶湯の流動性が低いため、押湯部108の重量を大きくして強制的に溶湯を補充する必要があるからである。たとえば、アルミニウムの鋳造では、アルミニウムがきわめて酸化しやすいため、溶湯の表面にアルミニウムの酸化皮膜が形成され溶湯の流動性が低下するという問題があり、このため、キャビティ104の内壁面に溶湯の流動性を向上させる塗型剤を塗布するといったことが行われている。
【0005】
このようなアルミニウムの鋳造方法に関して、本出願人は先に塗型を使用することなくアルミニウムの流動性を向上させることができ、良好な外観のアルミニウム鋳造品を得るアルミニウム鋳造方法について提案した(特開2000−280063号公報)。このアルミニウム鋳造方法においては、図6に示すように、成形型100のキャビティ104に還元性化合物であるマグネシウム窒素化合物(Mg)を導入した後、アルミニウムまたはその合金の溶湯を注湯して鋳造することを特徴とする。マグネシウム窒素化合物は、アルミニウムまたはその合金の溶湯の表面に形成された酸化皮膜を還元する作用を有し、これによって溶湯の表面張力を低減して溶湯の流動性、湯周り性を高め、湯じわ等をなくして高品質の鋳造を可能にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、重力鋳造法ではキャビティに溶湯を充填する際にエアや酸化物が巻き込まれることを防止するため、溶湯を層流にしてキャビティに充填する。溶湯を層流として充填させるため、従来の成形型では湯口とキャビティとを連絡するゲートを大きくとり、乱流を極力生じさせないように、キャビティの下面からゆっくりと湯面が上昇するように注湯している。図5に示す成形型100において押湯部108の径を大きくとっているのは、押湯部108内の溶湯による押湯の作用と、キャビティ104に注湯する際にできるだけエアや酸化物を巻き込まないようにするためである。また、層流によって注湯するため成形型を傾斜させて注湯する方法も広く行われている。
【0007】
このように、重力鋳造法では注湯時に乱流が生じないようにするためゲートを広くとったり、層流によって注湯しやすい位置にゲートを設けるといった制約があって、成形型や設備の自由度が規制されるという問題がある。また、傾斜注湯を行うような場合には設備が大型になって複雑になるという問題がある。また、従来の重力鋳造法の場合の歩留まりは一般に50〜60%程度であり、他の鋳造方法と比較して決して良好とは言い難い。
【0008】
本発明はこのような従来の重力鋳造法における課題を解決すべくなされたものであり、前述した還元性化合物を利用して溶湯の表面に形成される酸化皮膜を還元しつつ鋳造する還元鋳造方法を利用することによって、高品質でかつ効率的な鋳造方法を提供することを目的としている。還元鋳造方法による場合は、溶湯の表面の酸化皮膜が還元されることで、溶湯の流動性が高まり、湯周り性が向上してキャビティ内での溶湯の充填性が良好となる。本発明は、このような還元鋳造方法による作用をさらに効果的に発揮することを可能にする還元鋳造方法、還元鋳造装置及びアルミニウム還元鋳造に好適に用いられる成形型を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備える。
すなわち、金属の溶湯を成形型のキャビティ内に注湯し、成形型のキャビティ内で溶湯と還元性化合物とを接触させて溶湯の表面に形成された酸化皮膜を還元しつつ鋳造する還元鋳造方法であって、溶湯を前記キャビティに注湯する際に、該溶湯をキャビティ内で乱流状態を生じさせるように注湯することを特徴とする。
また、金属の溶湯を成形型のキャビティ内に注湯し、成形型のキャビティ内で溶湯と還元性化合物とを接触させて溶湯の表面に形成された酸化皮膜を還元しつつ鋳造する還元鋳造方法であって、前記キャビティより上流側に、押湯部よりも流路径の細いランナーを設け、該ランナーの流路径を調整して溶湯のキャビティ内への流速を調整して乱流状態を生じさせるように注湯することを特徴とする。
また、金属の溶湯としてアルミニウムまたはその合金の溶湯を使用し、成形型内にマグネシウムガスと窒素ガスとを導入して反応させて得たマグネシウム窒素化合物を還元性化合物として鋳造することを特徴とする。
【0010】
また、金属の溶湯を成形型のキャビティ内に注湯し、成形型のキャビティ内で溶湯と還元性化合物とを接触させて溶湯の表面に形成された酸化皮膜を還元しつつ鋳造する還元鋳造装置であって、前記キャビティの上流側に、押湯部よりも流路径く形成され、溶湯をキャビティ内で乱流状態を生じさせるように注湯するランナーが設けられていることを特徴とする。
また、前記キャビティの直前に押湯部が設けられ、該押湯部にランナーが接続されていることを特徴とする。
また、前記ランナーの上流側に設けられる湯口に、溶湯をためる溶湯溜まりが設けられ、溶湯溜まりとランナーとの連通を開閉する開閉部材が設けられていることにより、溶湯溜まりに貯溜されている溶湯を一気にキャビティに注入することができ、溶湯の流速を速めてキャビティに注入することができる。
また、前記ランナーの内壁面が断熱処理され、あるいは前記ランナーが、セラミック、アルミナボード等の断熱材により成形されていることにより、ランナーにおける溶湯の流動性が良好となり、キャビティに注入される溶湯の流速を速めることができる。
【0011】
また、アルミニウムまたはその合金の溶湯をキャビティ内に注湯し、マグネシウムガスと窒素ガスとを反応させて生成したマグネシウム窒素化合物と前記溶湯とをキャビティ内で接触させ、溶湯の表面に形成された酸化皮膜を還元しつつ鋳造するアルミニウム還元鋳造方法に用いられる成形型において、前記キャビティの上流側に、押湯部よりも流路径く形成され、溶湯をキャビティ内で乱流状態を生じさせるように注湯するランナーが設けられていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面とともに詳細に説明する。
図1は本発明に係る鋳造装置10の全体構成を示す説明図であり、アルミニウム鋳造に適用した例を示す。
12はアルミニウムまたはアルミニウム合金を注湯して鋳造品を得る成形型である。成形型12には湯口12a、キャビティ12b、押湯部15を介して湯口12aとキャビティ12bとを連通するランナー16が設けられている。
【0013】
成形型12は配管22によって窒素ガスボンベ20と接続され、配管22のバルブ24を開放することにより、成形型12の窒素ガス導入口12dからキャビティ12b内に窒素ガスが注入され、キャビティ12b内を窒素ガス雰囲気として実質的に非酸素雰囲気とすることができる。
また、アルゴンガスボンベ19は、配管26によって金属ガスを発生する発生器としての加熱炉28に接続されており、配管26に設けられたバルブ30を開くことによって加熱炉28内にアルゴンガスが注入される。この加熱炉28は、ヒータ32によって加熱されており、炉内温度は金属ガスとしてのマグネシウムガスを発生させるため、マグネシウム粉末が昇華する800℃以上に設定されている。バルブ30によって加熱炉28に注入されるアルゴンガス量を調整することができる。
【0014】
アルゴンガスボンベ19は、バルブ33が介装された配管34によって、マグネシウム粉末が収容されているタンク36に接続され、タンク36は配管38によって、バルブ30よりも下流側の配管26に接続されている。配管38には加熱炉28へのマグネシウム粉末の供給量を制御するバルブ40が介装されている。加熱炉28は、配管42を介して成形型12の金属ガス導入口12cに接続されており、加熱炉28でガス化された金属ガスは成形型12の金属ガス導入口12cから金属ガス導入路12eを介してキャビティ12b内に導入される。配管42に介装したバルブ45は、成形型12のキャビティ12bに注入する金属ガスの供給量を調節するためのものである。
【0015】
図2に成形型12の構成を拡大して示す。成形型12は金属製の型部13と、硫酸カルシウム等のセラミック製のアダプター14とを組み合わせて成り、型部13とアダプター14とはその境界面で分割可能に設けられている。また、型部13はキャビティ12b内で溶湯が凝固した後、型開きして鋳造品が型内から取り出される分割型に形成されている。
型部13のキャビティ12bの頂部には押湯部15が配され、押湯部15とキャビティ12bとは、押湯部15よりも縮径したゲート15aを介して接続されている。
【0016】
本実施形態の成形型12において、型部13に設けられている押湯部15の容積は、従来の重力鋳造装置に用いられる成形型に設けられる押湯部の容積にくらべて、はるかに小さい。本実施形態において、このように押湯部15の容積を小さく形成できるのは、還元鋳造方法によって鋳造する場合は、注湯時の湯周り性がきわめて良いため、押湯作用を利用することなく容易にキャビティに溶湯を充填できることによる。したがって、本実施形態において型部13に形成する押湯部15の容積は、キャビティ12b内で溶湯が凝固する際のヒケを補充する程度に設定すればよい。
【0017】
アダプター14に設けるランナー16は、押湯部15を介してキャビティ12bと湯口12aとを連通するとともに、湯口12aからキャビティ12bに注入する溶湯の流速、流量を調節するために設けたものである。実施形態では、押湯部15に向けて真っ直ぐに垂下するようにランナー16を配置し、湯口12aから溶湯が垂直にキャビティ12bに落とし込まれるようにしている。ランナー16の流路径を押湯部15よりも細く設定しているのは、キャビティ12bに注入される溶湯の流速を、湯口12aから単に押湯部15を介してキャビティ12bに注入する場合よりも速めるためである。ランナー16からキャビティ12bに溶湯を充填する際の溶湯の流速および流量は、ランナー16の流路径やランナー16の長さ等を調節することによって制御することが可能である。
【0018】
なお、湯口12aからキャビティ12bに注湯する際にある程度の流速で注湯できるようにするため、本実施形態では、湯口12aに一定量の溶湯を溜める溶湯溜まりを設け、ランナー16の開口部に溶湯溜まりとランナー16との連通を開閉する開閉部材としての開閉栓18を取り付け、湯口12aに一定量の溶湯が溜まった時点で開閉栓18をあけてキャビティ12bに溶湯を注入開始し、溶湯溜まりの溶湯の湯面が一定の高さを保持するよう溶湯を補充して注湯する。
また、ランナー16を通過する際の溶湯の流動性を良好にするため、断熱性を有する塗型を用いてランナー16の内壁面に断熱処理を施し、あるいはアダプター14をセラミックあるいはアルミナボード等の断熱材によって形成してランナー16の断熱性をキャビティ12bが形成されている型部13よりも高くする方法も有効である。
【0019】
本実施形態に示す成形型12のように、湯口12aとキャビティ12bとをランナー16によって連通し、ランナー16を介してキャビティ12bに溶湯を注入すると、上記のように、注湯時の溶湯の流速が速くなってキャビティ12b内へは、溶湯が乱流となって注入される。本実施形態において、ランナー16を細径にしぼり、溶湯の流速を上げてキャビティ12bに溶湯を注入する構成としているのは、キャビティ12b内で積極的に乱流を起こして溶湯を注入するためである。このように、キャビティ12bに溶湯を注入する際に乱流を起こすようにして注湯する方法は、還元鋳造方法を用いた鋳造方法にきわめて好適に利用することが出来る。
【0020】
図1に示す鋳造装置10によるアルミニウムの還元鋳造は以下のようにしてなされる。
まず、バルブ24を開放し、窒素ガスボンベ20から配管22を経て成形型12のキャビティ12b内に窒素ガスを注入し、キャビティ12b内の空気を窒素ガスによってパージする。キャビティ12b内の空気は成形型12の排気孔(不図示)から排出され、キャビティ12b内が窒素ガス雰囲気となって実質的に非酸素雰囲気となる。その後、バルブ24をいったん閉じる。
【0021】
成形型12のキャビティ12b内の空気をパージしている際に、バルブ30を開放して加熱炉28内に、アルゴンガスボンベ19からアルゴンガスを注入し、加熱炉28内を無酸素状態とする。
次いで、バルブ30を閉じ、バルブ40を開放し、アルゴンガス圧によりタンク36内のマグネシウム粉末をアルゴンガスと共に加熱炉28内に送り込む。加熱炉28は、ヒータ32によりマグネシウム粉末が昇華する800℃以上の炉内温度になるように加熱されている。このため、加熱炉28に送り込まれたマグネシウム粉末は昇華してマグネシウムガスとなる。
【0022】
次に、バルブ40を閉じ、バルブ30およびバルブ45を開放し、アルゴンガスの圧力、流量を調節しつつ、成形型12の金属ガス導入口12cから金属ガス導入路12eを経由してマグネシウムガスをキャビティ12b内に注入する。
キャビティ12b内にマグネシウムガスを注入した後、バルブ45を閉じ、バルブ24を開放して、窒素ガス導入口12dからキャビティ12b内に窒素ガスを注入する。成形型12内に窒素ガスを注入することにより、マグネシウムガスと窒素ガスとがキャビティ12b内で反応しマグネシウム窒素化合物(Mg)が生成される。マグネシウム窒素化合物はキャビティ12bの内壁面に粉体として析出する。
窒素ガスをキャビティ12b内に注入する際には、窒素ガスの圧力および流量を適宜調節して行う。窒素ガスとマグネシウムガスとが反応し易いように窒素ガスを予熱して成形型12の温度が低下しないようにして注入することもよい。
【0023】
キャビティ12bの内壁面にマグネシウム窒素化合物が析出している状態で、湯口12aにアルミニウムの溶湯50を注湯する。注湯時には、ランナー16を開閉栓18で閉止し、湯口12aに設けた溶湯溜まりに一定量の溶湯を溜めた後、開閉栓18をあけて湯口12aから溶湯50を流下させるようにすることによって、溶湯50の流速を高めてキャビティ12bに注入することができる。
図3に、湯口12aからキャビティ12bに溶湯50を注入している状態を示す。溶湯50はランナー16を経由することで流れがしぼられて、流速が速められた状態でキャビティ12bに注入される。
キャビティ12bに注入されたアルミニウムの溶湯はキャビティ12b内のマグネシウム窒素化合物と接触し、マグネシウム窒素化合物の作用によって溶湯の表面の酸化皮膜から酸素が奪われ、溶湯の表面が純粋なアルミニウムに還元される。
【0024】
アルミニウムの溶湯は酸素と化合して溶湯の酸化皮膜が形成されやすいという性質があり、酸化皮膜が形成されることによって、キャビティ内での湯周り性が阻害されて鋳造品に巣が生じたり、湯じわが生じたりする原因となる。これに対して、マグネシウム窒素化合物にアルミニウムの溶湯を接触させ、アルミニウムの表面に形成される酸化皮膜を還元して鋳造する方法(還元鋳造方法)の場合は、溶湯の表面の酸化皮膜が還元されて純粋なアルミニウムの表面となることにより、酸化皮膜が形成されて溶湯の表面張力が大きくなることを防止し、湯周り性が良好となって短時間のうちにキャビティに溶湯を充填することができるとともに、溶湯の未充填部がなくなり、湯じわ等のない良品が得られるという特徴がある。
【0025】
本実施形態では、ランナー16を経由してキャビティ12bに溶湯を注入することにより、アルミニウムの溶湯が乱流状態となってキャビティ12bに注入される。このように乱流状態でキャビティ12bに溶湯50を注入すると、キャビティ12b内に生成されているマグネシウム窒素化合物とアルミニウムの溶湯50との還元反応が促進され、アルミニウムの溶湯の流動性がたかまって、より短時間のうちにキャビティ12bに溶湯50を充填することが可能となる。このように、溶湯50を乱流状態としてキャビティ12bに注入する場合には、引き続いてキャビティ12bに注入されてくる溶湯50に対してもマグネシウム窒素化合物による還元反応が持続して作用し、好適な鋳造がなされるようになる。図3は、乱流状態で溶湯50が注入される状態を示している。
【0026】
還元鋳造方法によって鋳造する場合は、アルミニウムの流動性がきわめて良好になるから、数秒程度のうちにキャビティ12bへの溶湯の充填が完了する。したがって、ランナー16を介してキャビティ12bに溶湯が注入され、押湯部15に溶湯50が充填されたところで、ランナー16を開閉栓18によって閉止し、キャビティ12b内の溶湯を凝固させるようにする。
還元鋳造方法による場合は、キャビティ12bへの溶湯の充填が短時間のうちに完了するから、従来の鋳造方法の場合のように、キャビティ内で溶湯が凝固しないよう型温を高くしておく必要がない。したがって、キャビティ12bに充填された溶湯も短時間のうちに凝固が完了する。実際、本実施形態の還元鋳造方法による場合は、成形型12を室温にしたまま鋳造することができ、これによって湯じわや巣などのない良好な鋳造品を得ることができる。
【0027】
上記実施形態の鋳造装置では、キャビティ12bの直前に設けた押湯部15にランナー16を接続した成形型12を使用することによって、ランナー16から注入される溶湯が最終的に押湯部15を充填し、溶湯が凝固する際のヒケを押湯部15から補充して鋳造することができる。また、鋳造後には、押湯部15を分断することで鋳造品を得ることができる。還元鋳造方法による場合は押湯部15の容積が小さくできるから溶湯が凝固した後に押湯部15内で凝固した金属を分断する作業は容易である。
【0028】
なお、成形型に設けるランナー16の位置は、キャビティ12bに連通する位置であれば製品に応じて適宜選択することが可能である。図4は鋳造装置10で使用する成形型12の他の実施形態を示す。この成形型12では、押湯部15を経由してキャビティ12bに連絡する湯路とは別に、キャビティ12bにじかにランナー16を接続する湯路を設けたことを特徴とする。前述したように、本実施形態の成形型12は、キャビティ12b内で乱流となるように溶湯50を注入することを特徴とする。したがって、図4に示す成形型12のようにキャビティ12bに注湯する上流側にキャビティ12bにじかにランナー16を接続し、ランナー16の径を押湯部15よりも細径として溶湯を注入する際の速度を速めることによって、キャビティ12b内で乱流させながら溶湯50を注入することができる。
【0029】
本実施形態の成形型12を使用する場合は、前述したと同様にして、キャビティ12bの内壁面にマグネシウム窒素化合物が析出させた後、まず、湯口12fにアルミニウムの溶湯50を注湯してランナー16からキャビティ12b内に溶湯を注入する。ランナー16からキャビティ12bに注入された溶湯は、キャビティ12b内へは乱流状態となって注入され、キャビティ12b内のマグネシウム窒素化合物と溶湯表面の酸化皮膜との還元反応が促進され、アルミニウムの流動性がより高められた状態で充填されていく。
【0030】
一方、湯口12aにも、湯口12fへの注湯と同時もしくは若干遅れてアルミニウムの溶湯50を注湯し押湯部15を介してキャビティ12bに溶湯を注入する。最終的には押湯部に充填された溶湯によって凝固の際のヒケを防止しながら凝固させる。還元鋳造方法の場合は溶湯の湯周り性がきわめて良いから、押湯部をほとんど設けずに鋳造することも可能である。
このように、製品に応じてランナー16あるいは必要に応じて押湯部15を配置することによって好適な還元鋳造を行うことが可能となる。
【0031】
還元鋳造方法では溶湯表面に形成される酸化皮膜を還元して溶湯の表面を純粋な溶湯金属としてキャビティに充填させるようにすることが重要な条件である。上記各実施形態において、ランナー16を経由してキャビティ12bにアルミニウムの溶湯50を注入し、キャビティ12b内で溶湯を乱流させながら注湯しているのは、この還元反応を促進させるためであり、還元反応を促進させることによって溶湯の流動性を高め、溶湯の濡れ性、湯周り性を良好にして、キャビティ12bの内壁面との転写性(平滑性)に優れ、湯ジワ等のない良好な鋳造品を得ることが可能とする。
【0032】
キャビティの上流側にランナーを設けて、ランナーを経由してキャビティに溶湯を注入する成形型の場合は、ランナーの流路径および/または長さを調節することによってキャビティに注入される溶湯の流速および流量を調節することが可能である。したがって、成形型を設計する際に、製品の形状、大きさ等に合わせてランナーの流路径あるいは長さを適宜設定しておくことにより、製品ごとに最適な流速および流量で溶湯をキャビティに注入して鋳造することができる。
【0033】
また、上述したように、還元鋳造方法による場合は溶湯の湯周り性が良好となって成形型のキャビティに容易に溶湯が充填されるから、従来の鋳造装置で使用する成形型のように、成形型を保温する必要がなく、成形型を加温する装置構成が不要となって鋳造装置の構成を簡素化することができ、また、成形型に塗型を用いたりする必要がなくなることから、成形型自体の構造も簡素化できるという利点がある。
【0034】
なお、以上の説明では、溶湯としてアルミニウムまたはその合金の溶湯を用いた鋳造方法について説明したが、本発明はマグネシウムまたは鉄等の金属、またはこれらの合金の溶湯を用いた鋳造方法にも適用できる。
【0035】
【発明の効果】
本発明に係る還元鋳造方法、還元鋳造装置およびこれに用いる成形型によれば、上述したように、従来の重力鋳造方法における注湯方法とはまったく異なり、キャビティに溶湯を注入する際に溶湯をキャビティ内で乱流させながら注湯することによって、キャビティ内に生成されている還元性化合物と溶湯表面の酸化皮膜との還元反応が促進され、キャビティ内における溶湯の流動性、湯周り性が良好となり、溶湯の未充填、湯じわ等のない良品を得ることができる。また、溶湯の流動性、湯周り性が良好となることから製品の歩留まりを向上させることが可能となる。また、成形型については、キャビティの上流側にランナーを設けることによって、キャビティ内に溶湯を乱流させながら注入させて、好適な還元鋳造を行うことができる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鋳造装置の全体構成を示す説明図である。
【図2】鋳造装置に用いる成形型の構成を示す断面図である。
【図3】成形型に溶湯を注入している状態を示す説明図である。
【図4】鋳造装置に用いる成形型の他の構成例を示す断面図である。
【図5】従来の鋳造装置で使用される成形型の構成例を示す断面図である。
【図6】アルミニウムの還元鋳造方法によって鋳造する方法を示す説明図である。
【符号の説明】
10 鋳造装置
12 成形型
12a 湯口
12b キャビティ
12c 金属ガス導入口
12d 窒素ガス導入口
12e 金属ガス導入路
13 型部
14 アダプター
15 押湯部
15a ゲート
16 ランナー
18 開閉栓
19 アルゴンガスボンベ
20 窒素ガスボンベ
28 加熱炉
36 タンク
50 溶湯
100 成形型
102a 下型
102b 上型
104 キャビティ
106 湯口
108 押湯部

Claims (8)

  1. 金属の溶湯を成形型のキャビティ内に注湯し、成形型のキャビティ内で溶湯と還元性化合物とを接触させて溶湯の表面に形成された酸化皮膜を還元しつつ鋳造する還元鋳造方法であって、
    溶湯を前記キャビティに注湯する際に、該溶湯をキャビティ内で乱流状態を生じさせるように注湯することを特徴とする還元鋳造方法。
  2. 金属の溶湯を成形型のキャビティ内に注湯し、成形型のキャビティ内で溶湯と還元性化合物とを接触させて溶湯の表面に形成された酸化皮膜を還元しつつ鋳造する還元鋳造方法であって、
    前記キャビティより上流側に、押湯部よりも流路径の細いランナーを設け、該ランナーの流路径を調整して溶湯のキャビティ内への流速を調整して乱流状態を生じさせるように注湯することを特徴とする還元鋳造方法。
  3. 金属の溶湯としてアルミニウムまたはその合金の溶湯を使用し、成形型内にマグネシウムガスと窒素ガスとを導入して反応させて得たマグネシウム窒素化合物を還元性化合物として鋳造することを特徴とする請求項1または2記載の還元鋳造方法。
  4. 金属の溶湯を成形型のキャビティ内に注湯し、成形型のキャビティ内で溶湯と還元性化合物とを接触させて溶湯の表面に形成された酸化皮膜を還元しつつ鋳造する還元鋳造装置であって、
    前記キャビティの上流側に、押湯部よりも流路径く形成され、溶湯をキャビティ内で乱流状態を生じさせるように注湯するランナーが設けられていることを特徴とする還元鋳造装置。
  5. 前記キャビティの直前に押湯部が設けられ、該押湯部にランナーが接続されていることを特徴とする請求項4記載の還元鋳造装置。
  6. 前記ランナーの上流側に設けられる湯口に、溶湯をためる溶湯溜まりが設けられ、溶湯溜まりとランナーとの連通を開閉する開閉部材が設けられていることを特徴とする請求項4または5記載の還元鋳造装置。
  7. 前記ランナーの内壁面が断熱処理され、あるいは前記ランナーが、セラミック、アルミナボード等の断熱材により成形されていることを特徴とする請求項4、5または6記載の還元鋳造装置。
  8. アルミニウムまたはその合金の溶湯をキャビティ内に注湯し、マグネシウムガスと窒素ガスとを反応させて生成したマグネシウム窒素化合物と前記溶湯とをキャビティ内で接触させ、溶湯の表面に形成された酸化皮膜を還元しつつ鋳造するアルミニウム還元鋳造方法に用いられる成形型において、
    前記キャビティの上流側に、押湯部よりも流路径く形成され、溶湯をキャビティ内で乱流状態を生じさせるように注湯するランナーが設けられていることを特徴とするアルミニウム還元鋳造方法に用いられる成形型。
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