JP3589547B2 - 複写システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、接続された複数の複写装置から出力をする場合のコピーカウントを管理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機を複数台連結して画像データ送受信して、2台以上の画像形成装置でコピー出力を行う、または印刷出力を行うことにより、多量の出力を迅速に行う技術が従来より用いられていた。例えば、特願平8−164782公報記載の発明では、複数枚コピー時にも、画像読取時間および印字処理時間の短縮化も図れ、全体の処理時間の短縮化を図ることができる画像処理システムが開示されている。
ところで、コピー、および印刷の課金(サービスメンテ実施料金)は、コピーあるいは印刷の枚数に応じて徴収されるのが一般的である。この様に、2台以上の機械で原稿画像を分担出力する際、原稿を読み取った機械は読み取りの為のスキャナ動作が必要となり、一般的にはコピーの課金が課される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、他方の画像出力のみをする装置は、画像データを受信し出力するため、プリンタとしての機能しか使わず、この場合も印刷のための課金が課される必要が生じる。
また、原稿を読み取り、複写をする機械(親機・マスター機)と画像データを受信して印刷出力する機械(子機・スレーブ機)が、任意に選択できる装置もある。即ち、ある時は親機になり、またあるときにはその機械が子機にもなりえるシステムが利用されている。このようなシステムの場合、ユーザーから見れば一つのコピー処理であるが、機械の課金から見れば、一台の機械がコピーとして使われたのか、同じコピージョブであるけれどもプリンタ機能として使われたのか区別をしなければ、正しくその機械に対して課金ができない。
そこで、本発明の目的は、接続されたコピー機でコピーを実施する場合、一台の機械がコピーとして使われたのか、接続された外部のコピー装置からの画像データの印刷出力として使われたのかを区別しカウントすることを可能にし、一台の機械に対する課金を正しく行うことができる複写システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、画像読取装置と画像形成装置を有する複数の複写機からなる複写システムにおいて、前記複数の複写機をマスター複写機とスレーブ複写機とに設定する設定手段と、前記設定手段にてマスター複写機に設定された複写機にて画像を出力する場合、給紙または排紙が行われる度に出力した枚数をカウント記憶する第1のカウント手段と、前記設定手段にてスレーブ複写機に設定された複写機にて画像を出力する場合、給紙または排紙が行われる度に出力した枚数をカウント記憶する第2のカウント手段とを具備したことにより前記目的を達成する。
【0005】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の複写システムにおいて、前記第1のカウント手段にてカウントされた枚数と前記第2のカウント手段にてカウントされた枚数とを合計する合計手段と、前記第1のカウント手段にてカウントされた枚数、前記第2のカウント手段にてカウントされた枚数および前記合計手段にて合計された枚数を表示する表示手段とをさらに具備したことにより前記目的を達成する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を図1ないし図14を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の好適な実施の形態にかかる画像形成装置を示た側面図であり、図2は、その操作部の例を示した図である。自動原稿送り装置(以後ADF)1にある原稿台2に、原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部30(図2参照)上のスタートキー34が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。一枚の原稿を給送完了により原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。
給送された原稿は読み取りユニット50によってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取り後、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4および排送ローラ5によって排出される。
【0008】
さらに、原稿セット検知7にて原稿台2に次の原稿があることを検知した場合、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5は搬送モータ26によって駆動される。
第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からのレーザーによって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。
そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって排紙トレイ19に排出される。
【0009】
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ19側に導かないで、両面入紙搬送路113に搬送し、反転ユニット112でスイッチバック反転し両面搬送ユニット111に送る。両面搬送ユニットに送られた用紙は再度縦搬送ユニット14に送られて裏面に画像を印刷された後に排紙される。
また、転写紙を反転して排出する場合は上記反転ユニット112でスイッチバック反転した用紙を両面ユニットに送らずに反転排紙搬送路114に送り出して排紙する。
【0010】
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27はメインモータ25によって駆動され、各給紙装置11、12、13はメインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ22〜24によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータ25(図4参照)の駆動を中間クラッチ21によって伝達駆動される。
【0011】
図2に示すように、操作部30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキー34、モードクリアキー35があり、液晶タッチパネル31には、機能キー37、部数、および画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
図3は操作部30の液晶タッチパネル31の表示一例を示した図である。
オペレータが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチすることで、選択された機能を示すキーが黒く反転する。
また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば変倍であれは変倍値等)は、キーにタッチすることで、詳細機能の設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネルは、ドット表示器を使用しているため、その時の最適な表示をグラフィカルに行うことが可能となる。
【0012】
図4はメインコントローラを中心に、制御装置を表したブロック図である。
メインコントローラ20は画像形成装置全体を制御する。メインコントローラ20には、オペレータに対する表示、オペレータからの機能設定入力制御を行う操作部30、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、画像メモリからの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット(IPU)49、原稿自動送り装置(ADF)1、等の分散制御装置が接続されている。
また、メインコントローラ20には、複数の画像形成装置に接続して装置の構成および機能情報、動作制御に関する情報の送受信を行うための連結I/F(インターフェース)48が接続されている。
【0013】
メインコントローラ20は、連結I/F48を介して接続された画像形成装置の情報を獲得し、動作を設定することにより連結動作の制御を行う、もしくは接続された他の画像形成装置からの要求を獲得し自機の動作の制御を行う。
各分散制御装置とメインコントローラ20は必要に応じて機械の状態、動作司令のやりとりを行っている。また、紙搬送等に必要なメインモータ25、各種クラッチ21〜24も接続されている。
【0014】
図8には、接続された画像形成装置と情報の送受信を行うか、否かを設定するための表示部の例が示してある。図8に記載されている「連結」キーをオペレータがタッチすることにより、接続されている複数の画像形成装置を用いた連結動作の設定が選択され自機が連結動作のマスター機として、以下の設定により接続された自機以外の画像形成装置(スレーブ機)に対して動作の要求を行う。
また、「カウント確認」キーがあり、このキーをタッチすることで、図9に示す「コピーカウンタ確認」表示がされる。このカウンタ確認画面では、マスター機としてコピーした枚数、スレーブ機としてコピーした枚数、および全コピー枚数を表示する。この表示の中の「戻る」キーをタッチすると、再び図8の表示画面に戻ることが可能となる。
【0015】
続いて、図1を参照して、画像形成装置の原稿読み取りから、画像の書き込みまでの処理を説明する。
読み取りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系には、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54等で構成されている。露光ランプ51および第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55および第3ミラー56は図示しない第1キャリッジ上に固定されている。
原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジ第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に操作される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
【0016】
書き込みユニット57はレーザー出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオードおよびモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わっている。
書き込みユニット57から出力されるレーザー光が、画像作像系の感光体15に照射される。図示しないが感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。
【0017】
図5は、画像処理ユニット(IPU)49内部の構成を表したブロック図である。
まず、露光ランプ51から照射された光の反射を、CCDイメージセンサ54にて光電変換し、A/D(アナログ/ディジタル)コンバータ61にてディジタル信号に変換する。ディジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正62がなされた後、画像処理部63にてMTF補正、γ補正等がなされる。変倍処理72を経由した画像信号は変倍率に合わせて拡大縮小され、セレクタ64に流れる。このセレクタ64では、画像信号の送り先を、書き込みγ補正ユニット71または、画像メモリコントローラ65への切り替えが行われる。書き込みγ補正ユニット71を経由した画像信号は作像条件に合わせて書き込みγが補正され、書き込みユニット57に送られる。
【0018】
画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。また、画像メモリコントローラ65等への設定や、読み取り部50、書き込み部57の制御を行うCPU(中央処理装置)68、およびそのプログラムやデータを格納するROM(リード・オンリ・メモリ)69、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)70を備えている。
さらに、CPU68は、メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66のデータの書き込み、読み出しが行える。
【0019】
連結I/F48は画像情報の送受信のため、メモリコントローラ65のデータバスに接続され、データの入出力が可能な構成になっている。画像形成装置間のデータ転送速度に応じて、画像情報は画像メモリ66を介して転送される。すなわち、画像出力時にはメモリコントローラ65から画像メモリ66に画像データを格納した後、画像形成装置間のデータ転送速度に応じて順次画像メモリ66からデータを読み出して、連結I/F48にデータを転送する。
画像力時には連結I/F48より転送される画像データを画像メモリ66に格納した後、画像メモリ66からメモリコントローラ65を介して装置内部で画像データの処理を行う。上述の構成により、画像形成装置の機能の制約を受けることなく連結動作の実現が可能となる。
【0020】
原稿画像で画像メモリコントローラ65へ送られた画像は、画像メモリコントローラ65内にある画像圧縮装置によって画像データを圧縮した後、画像メモリ66に送られる。
ここで画像圧縮する理由は、最大画像サイズ分の256階調のデータをそのまま画像メモリ66に書き込むことも可能であるが、1枚の原稿画像で画像メモリ66を大変多く使用する。画像圧縮を行うことで、限られた画像メモリ66を有効に利用することができる。また、一度に多くの原稿画像データを記憶することが出来るため、ソート機能として、貯えられた原稿画像イメージデータをページ順に出力することができる。この場合画像を出力する際に画像メモリ66のデータをメモリコントローラ65内の伸長装置で順次伸長しながら出力を行う。このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。
【0021】
また画像メモリ66の機能を利用して、複数枚の原稿画像を、画像メモリ66の転写紙一枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込むことも可能となる。例えば4枚の原稿画像を、画像メモリの転写紙一枚分の4等分されたエリアに順次書き込むことで、4枚の原稿が一枚の転写紙イメージに合成され集約されたコピー出力を得ることが可能となる。このような機能は一般に「集約コピー」と呼ばれている。
【0022】
画像メモリ66の画像は、CPU68からアクセス可能な構成となっている。このため画像メモリ66の内容を加工することが可能であり、例えば画像の間引き処理、画像の切り出し処理等が行える。加工には、メモリコントローラ65のレジスタにデータを書き込むことで画像メモリ66の処理を行うことができる。加工された画像は再度画像メモリ66に保持される。
また、画像メモリ66の内容をCPU68が読みだし、I/Oポート67を経て、画像データ73として操作部30に転送することが可能な構成となっている。
【0023】
一般に、操作部30の画面表示解像度は低いため、画像メモリ66の原画像は画像間引きが行われ操作部30に送られる。
画像メモリ66は、多くの画像データを収納するためハードディスクが用いられることもある。ハードディスクを用いることにより、外部電源が不用で永久的に画像を保持できる特徴もある。
複数の定型の原稿(フォーマット原稿)をスキャナで読み込み保持するためには、このハードディスクが用いられるのが一般的である。
【0024】
ここで、図6を用いて、セレクタ64における1ページ分の画像信号について説明する。
/FGATEは、1ページの画像データの副走査方向の有効期間を表している。/LSYNCは、1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで、画像信号が有効となる。主走査方向の画像信号が有効であることを示す信号が、/LGATEである。これらの信号は、画素クロックVCLKに同期しており、VCLKの1周期に対して1画素8ビット(256階調)のデータが送られてくる。
本実施の形態では、転写紙への書込密度400dpi、最大画素数は、主走査4800画素、副走査6800画素である。転写紙に画像形成される画像と、/FGATE、/LGATEの信号の関係を図6に示してある。また、画像データは255に近いほど白画像になるとする。
【0025】
図7は、メインコントローラー20の詳細を記述したものである。一般的なCPUを核とする部品構成となっている。
メインコントローラー20には、CPU80とプログラムが格納されているROM81、一時的なメモリとして使用されるRAM82、クラッチやソレノイドを駆動する為のI/Oポート83、カウンタ値等を記憶しておく不揮発メモリであるNV−RAM84から構成される。また、CPU80はIPU49とデータ送受を行い画像形成のタイミング、メモリ転送のタイミングを指示する。
これらの部品は、CPU80のデータバス、アドレスバスによって制御されている。
【0026】
次に、フローチャートに基づき、本実施の形態の動作について説明する。
図10には、本装置のメインフローを示してある。
まず、電源を投入すると、まず初期化処理が行われる(ステップ10)。初期化の主な内容は、各種フラグのリセット、各種カウンターのクリア、画像メモリのクリア、画像形成モード(変倍、分割など)のリセット等を行う。
初期化終了後、キー入力または、画像形成制エンジンからのイベント(何等かの変化要因)の発生待ちとなる(ステップ11)。そして、ユーザーが何等かのキー操作を行うと、操作部30よりキー入力イベントとして通知される。同様に、何等かの画像形成制エンジンの変化、例えばADF1に原稿をセットすると原稿セット検知7の信号の変化がエンジン・イベントとして通知される。
【0027】
キーまたはエンジンの、何れかのイベントが発生すると(ステップ11;Y)、発生したイベントがキー入力なのか、エンジンなのかを判定する(ステップ12)。エンジンの場合は、エンジン・イベント処理(ステップ13)、キー入力の場合は、キー入力イベント処理(ステップ14)が呼び出され、再びステップ11のイベント待ちとなる。
【0028】
図11は、図10のキー入力イベント処理(ステップ14)を詳しく示したものである。
まず、プリントスタートキーのキー押下イベントをチェックする(ステップ20)。プリントスタートキーであれば(ステップ21;Y)、ステップ28のコピー処理を実行する。
次に、プリントスタートキーでなければ(ステップ21;N)、テンキーのキー入力があったか否かをチェックする(ステップ22)。キーイベントがテンキーであればステップ29のテンキー処理を行う。
【0029】
テンキーの入力がなかった場合(ステップ22;N)、クリアストップキーの押下イベントをチェックする(ステップ23)。クリアストップキーのイベントであれば(ステップ23;Y)、ステップ30のクリアストップ処理を実行する。
クリアストップキーのイベントでなければ(ステップ23;N)、印字設定キーの押下イベントをチェックする(ステップ24)。印字機能の設定キーが押下されると(ステップ24;Y)、印字設定処理が実行される(ステップ31)。
【0030】
印字機能の設定キーが押下されないと(ステップ24;N)、両面設定キーイベントの判断を行う(ステップ25)。両面機能が選択あるいは選択状態から解除された時に(ステップ25:Y)、両面設定処理が実行される(ステップ32)。
次に、両面設定キーが押下されないと(ステップ25;N)、連結コピーキーイベントの判断を行う(ステップ26)。キーをタッチすると(ステップ26;Y)、連結コピー設定処理が実行される(ステップ33)。
【0031】
連結コピーキーが未選択状態でキーをタッチした場合は、連結コピー機能が設定され、接続されている複写機を探し、相手機がスレーブ機として利用可能か否かを判断し、利用できなければ、操作部上に警告表示を出すとともに、連結コピー機能を解除する。スレーブ機として利用出来る場合は、自機がマスター機となり、接続された複写機をスレーブ機として制御を開始する。
なお、ステップ27は、ステップステップ21〜ステップ26まで以外のキーイベントがあったか否かを判断している。キーイベントがあった場合にはステップ34のその他のキー処理を実行する。そして、各々のキーイベント処理を実行したならば処理を終了する。
【0032】
以上の処理手順を図12のフローチャートに示してある。
まず、現在連結コピー機能が選択されているか否かを判断する(ステップ40)。連結コピー機能が選択されていない(キー表示が白状態)の時は(ステップ40;N)、接続されている複写機が存在するか否かを判断する(ステップ41)。具体的な方法としては、このフローが処理される前に、複写機の電源が立ち上がった時点で、お互いの存在を確認するために、接続確認信号、あるいは接続確認コマンドを交わし、相手機の存在を記憶しておく方法や、このフローが処理された時点で、接続確認信号をチェックし、接続されているか否かを判断する方法がある。
【0033】
接続されている複写機がある場合は(ステップ41;Y)、そのスレーブ機が使用可能か否かを判断する(ステップ42)。現在スレーブ機が使用中であった場合や、異常状態にある場合はスレーブ機として利用できない(ステップ42;N)。スレーブ機として利用できる状態である時は(ステップ42;Y)、利用可能であるスレーブ機に対して、スレーブ要求を送出する(ステップ43)。この要求送出によって、マスター機、スレーブ機の関係が発生する。
そして、マスター機で設定されている機能の状態をスレーブ機に通知し(ステップ44)、お互いの機械間の設定機能の矛盾をなくす処理を行う。
最後に、連結コピー機能を設定し(ステップ45)、操作部30上の連結キーを選択状態(黒く表示)する。
【0034】
一方、複写機接続されていない場合や(ステップ41;N)、接続されていてもスレーブ機として利用不能の場合は(ステップ42;N)、警告表示を操作部30上に表示出力し(ステップ47)、連結コピー設定解除状態(キーを白くする)に設定する。(ステップ48)。
また、現在既に連結コピー機能が設定されている場合は(ステップ40;)、接続されている相手機に対して、スレーブ要求を解除し、両機のマスター機、スレーブ機の関係を断つ処理を実施する(ステップ46)。
【0035】
次に、本実施の形態における、コピーカウントの処理の手順を図13、図14のフローチャートを参照して説明する。
まず、連結コピーモードが設定されているか否かを判断する(ステップ51)。連結コピーモードが設定されていれば(ステップ51;Y)、カウント方法が給紙カウントか、排紙カウントかの判断を行う(ステップ52)。ここで、給紙カウントとは、コピーの転写紙の給紙が開始した時点で課金する方式であり、排紙カウントとは、コピーが排紙された時点でカウントする方式である。給紙カウントでは、確実な課金ができる長所があるが、途中で紙詰まりが発生した場合、紙詰まりの紙にも課金されてしまう欠点がある。また排紙カウントは、コピーされ排紙された紙に確実に課金できる反面、完全排出前に電源等を切ることで、ほぼ完全なコピーとして課金を免れて転写紙を得ることが可能となる不具合もある。
【0036】
カウント方法が排紙カウントと指定されている場合、転写紙の排紙イベントを待つ(ステップ53)。排紙イベントは、複写機の排紙センサー等のON・OFFの状態から作り出されるイベントである。
一方、給紙カウント設定されていた場合は、給紙イベントを待つ(ステップ61)。給紙イベントは、給紙段に設けられた給紙ローラーを駆動するクラッチなどのONイベントと同期して作られるイベントである。
ステップ53で排紙イベント、ステップ61で給紙イベントを確認できたならば、現在の機械の設定がマスター機かスレーブ機かを判断する(ステップ54)。マスター機であれば(ステップ54;Y)、図7のNV−RAM84からマスターカウントを読み出し、このカウント値に+1して再度NV−RAM84に戻す(ステップ55)。一方、現在の状態がスレーブ機であれば(ステップ54;N)、同様にスレーブカウントを読み出し、+1して再度NV−RAM84に戻す(ステップ56)。
【0037】
一方、連結コピーモードで無い時には(ステップ51;N)、前記ステップ52と同様に、給紙カウントか排紙カウントかチェックする(図14、ステップ57)。各々のカウントモードに応じ、排紙イベント待ち(ステップ58)、給紙イベント待ちを行い(ステップ59)、イベントが発生すると、マスターカウントを+1する(ステップ60)。
この様に、自機がマスター機かスレーブ機になっているかによって、コピー枚数カウントが、マスター機でのコピーカウントとスレーブ機でのコピーカウントといった様に別々にカウントされる。
【0038】
具体的に例をあげて説明すると、スキャナ動作を伴うコピー動作でコピーされた転写紙に対して一枚10円の課金、スキャナ動作を伴わないプリンタ動作としてコピーされた転写紙に対して8円の課金である場合、図9に示すカウント値であれば、
58936×10円=589,360円
36936× 8円=295,488円
でトータル、884,848円の課金となる。
従来は、コピー枚数のみに課金されていたため、95872枚に対して10円を掛け合せた958,720円と課金するしかなかったが、本実施の形態により機械の使われかたに応じた正しい課金処理がなされることが可能となった。
【0039】
【発明の効果】
請求項1記載の発明では、原稿を読取りコピーする機械(親機・マスター機)と画像データを受信して印刷出力する機械(子機・スレーブ機)が、任意に選択できるシステムであって、ある時は親機になり、またあるときにはその機械が子機にもなりえるシステムの場合でも、コピーを実施する場合、一台の機械がコピーとして使われたのか、接続された外部のコピー装置からの画像データの印刷出力として使われたのかを第1のカウンタと第2のカウンタで区別しカウントすることを可能にし、一台の機械に対する課金を正しくすることができる。
【0040】
請求項2記載の発明では、マスター機としてコピーした枚数、スレーブ機としてコピーした枚数、および全コピー枚数を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施の形態にかかる画像形成装置を示た側面図である。
【図2】操作部の例を示した図である。
【図3】操作部の液晶タッチパネルの表示一例を示した図である。
【図4】メインコントローラを中心に制御装置を表したブロック図である。
【図5】画像処理ユニット(IPU)内部の構成を表したブロック図である。
【図6】セレクタにおける1ページ分の画像信号を説明した図である。
【図7】メインコントローラーの詳細を示した図である。
【図8】接続された画像形成装置と情報の送受信を行うか否かを設定するための表示部の例が示した図である。
【図9】表示部にコピーカウンタ確認が表示がされたところ示す図である。
【図10】本装置の処理の手順を示したフローチャートである。
【図11】キー入力イベント処理の手順を示したフローチャートである。
【図12】連結コピー設定処理の手順を示したフローチャートである。
【図13】コピーカウントの処理の手順を示したフローチャートである。
【図14】図13の続きであり、コピーカウントの処理の手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置(ADF)
2 原稿台
3 給送ローラ
4 給送ベルト
6 コンタクトガラス
7 原稿検知
15 感光体
17 定着ユニット
20 メインコントローラ
25 メインモータ
30 操作部
48 連結I/F
49 IPU(画像処理ユニット)
50 読み取りユニット
54 CCDイメージセンサ
57 書き込みユニット
61 A/Dコンバータ
64 セレクタ
65 メモリコントローラ
66 画像メモリ
68 CPU
69 ROM
70 RAM
83 I/Oポート
84 NV−RAM

Claims (2)

  1. 画像読取装置と画像形成装置を有する複数の複写機からなる複写システムにおいて、
    前記複数の複写機をマスター複写機とスレーブ複写機とに設定する設定手段と、
    前記設定手段にてマスター複写機に設定された複写機にて画像を出力する場合、給紙または排紙が行われる度に出力した枚数をカウント記憶する第1のカウント手段と、
    前記設定手段にてスレーブ複写機に設定された複写機にて画像を出力する場合、給紙または排紙が行われる度に出力した枚数をカウント記憶する第2のカウント手段とを具備したことを特徴とする複写システム。
  2. 前記第1のカウント手段にてカウントされた枚数と前記第2のカウント手段にてカウントされた枚数とを合計する合計手段と、
    前記第1のカウント手段にてカウントされた枚数、前記第2のカウント手段にてカウントされた枚数および前記合計手段にて合計された枚数を表示する表示手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の複写システム。
JP10526497A 1997-04-07 1997-04-07 複写システム Expired - Lifetime JP3589547B2 (ja)

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