JP3537612B2 - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JP3537612B2
JP3537612B2 JP28605696A JP28605696A JP3537612B2 JP 3537612 B2 JP3537612 B2 JP 3537612B2 JP 28605696 A JP28605696 A JP 28605696A JP 28605696 A JP28605696 A JP 28605696A JP 3537612 B2 JP3537612 B2 JP 3537612B2
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勝彦 佐々木
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教夫 道家
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1回の複写ジョブ
に対する複写動作を、複数の画像形成装置で分担する連
結した画像形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル複写機を複数台接続
し、読み込んだ画像データを互いに送受信して効率的に
コピーを行うことが行われている。例えば特開平7−2
9767号公報に記載された発明によると、複数台の複
写機を接続し、発信元となる複写機が通信線を介して他
の複写機の状態をステータス情報データにより確認し、
アイドル状態であれば、複写枚数指定データおよび画像
データを送信して、指定された部数のコピー動作各装
置に分担させることにより、コピーの生産性および利用
効率の向上を図っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数のディ
ジタル複写機を連結した場合に、出力転写紙が1種類で
ある場合は、コピー終了後の出力結果の統合作業が非常
に簡単である。そのため、連結先の装置でも同じ画像で
コピーを行い、コピー時間を短縮することが望まれてい
る。また、連結動作でスタックコピーを行った場合、同
じページに相当するコピー画像がマスター・スレーブ両
機にまたがって出力されると、コピー終了後の統合作業
でユーザーが混乱する虞がある。さらに、片面原稿を両
面にコピーする場合などは、原稿が3枚以上になったら
出力転写紙も2種類以上になるため単に連結先の装置で
同じ画像をコピーするだけでは有効な処理ができない。
また、この判断を全部の原稿読み込み終了後に行うとそ
れだけコピー開始時間が遅くなってしまう。
【0004】1セットの原稿束を連結された2台の装置
で分担してコピー出力するような場合、両方の装置がな
るべく同時に動作を終了することが望ましい。マスター
機で読み込んだ原稿をあらかじめ両者に割り振ってコピ
ーすると、両者のコピースピードが異なる場合や、同じ
であっても、別の印刷要求等の割り込みが発生した場合
には終了時間が一致しなくなってしまう。例えば、スレ
ーブ機での出力ページ順をマスター機と反対にした場
合、スレーブ機の画像面がページ順と合わなくなってし
まう。そのため、仕上がりコピーを統合する際にページ
の入れ替え作業が必要になってしまう。また、APS
(自動用紙選択機能)、スタックモードで連結コピーを
開始した場合、マスター・スレーブ機にジョブを振り分
ける際、原稿に相当するサイズの転写紙が存在しない装
置にジョブが振り分けられると、そのページはコピーで
きないため他方の装置でコピーすることになる。その
際、ページ順が狂ってしまう虞があるため、ユーザーが
コピー終了後に出力結果をまとめるのが面倒になってし
まう。
【0005】
【0006】本発明の第の目的は、スレーブ機での出
力画像面はマスター機とは逆にするように構成して、仕
上がりコピーを統合する際にページの入れ替え作業が不
要な画像形成システムを提供することである。本発明の
の目的は、原稿のサイズが相違する場合、原稿をす
べて読み込んでからサイズのチェックを行い、必要なサ
イズの転写紙があることを確認してから連結コピー動作
を開始するようにした画像形成システムを提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、原稿画像を読み取り画像データに変換する画像読み
取り装置を備えた第1の画像形成装置と、受信した画像
データを出力する画像出力装置を備えた第2の画像形成
装置とが通信回線を介して接続されており、前記第1の
画像形成装置の画像読み取り装置には各種データを送信
する送信手段が、前記第2の画像形成装置には各種デー
タを受信する受信手段がそれぞれ設けられ、前記第1の
画像形成装置の送信手段から送信され、前記通信回線を
介して、前記第2の画像形成装置の受信手段で受信され
たメッセージに応じて、前記第2の画像形成装置が前記
第1の画像形成装置から送信された画像データを転写紙
に出力する画像システムにおいて、前記第1の画像形成
装置が、前記画像読み取り装置が読み取った画像データ
を蓄積する記憶装置を備え、また、前記第1の画像形成
装置と前記第2の画像形成装置のいずれの装置も画像が
形成された転写紙を反転させて出力する反転手段を備え
ており、前記第1の画像形成装置は、前記記憶装置に蓄
積された画像データのうち、前記画像読み取り装置が最
初に読み取った原稿ページから画像形成を開始し、前記
第2の画像形成装置は、前記記憶装置に蓄積された画像
データのうち、前記画像読み取り装置が最後に読み取っ
た原稿ページから画像形成を開始し、前記第1の画像形
成装置または前記第2の画像形成装置のいずれか一方が
前記反転手段を用いることにより、前記第1の画像形成
装置と前記第2の画像形成装置とが排出する転写紙の画
像面が互いに逆になっていることにより、前記第1の目
的を達成する。
【0008】
【0009】請求項記載の発明では、請求項1記載
発明において、前記第1の画像形成装置に前記通信回線
を介して前記第2の画像形成装置にセットされている転
写紙のサイズを検知するサイズ検知手段を備え、前記画
像読み取り装置が読み取った画像データが全て前記記憶
装置に蓄積されている際、前記サイズ検知手段が、前記
第1の画像形成装置セットされているサイズの転写紙
が、前記第2の画像形成装置にセットされていない旨を
検知した場合、前記第1の画像形成装置のみによる出力
が行われることにより、前記第2の目的を達成する。
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1ないし図13を参照して詳細に説明する。まず、
図1〜7図は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置
の概略図、操作部の概略図、及びブロック図である。図
1に本発明の実施の形態に係る画像形成装置概略を示
してある。まず、自動原稿送り装置(以後ADF)1に
ある、原稿台2にコピーをしたい原稿の画像面を上にし
て置かれた原稿束は、操作部30上のスタートキー34
が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送
ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に
給送されるようになっている。この装置は、一枚の原稿
を給送完了により原稿枚数をカウントアップするカウン
ト機能を有している。
【0012】給送された原稿は、読み取りユニット50
によってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読
み取り後、給送ベルト4及び排ローラ5によって外部
に排出される。さらに、原稿セット検知7にて原稿台2
に次の原稿があることが検知された場合、前原稿と同様
にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、
給送ベルト4、排ローラ5は搬送モータ26によって
駆動される。そして、第1トレイ8、第2トレイ9、第
3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置
11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給
紙され、搬送ユニット14によって感光体15に当接す
る位置まで搬送される。
【0013】読み取りユニット50にて読み込まれた画
像データは、書き込みユニット57からのレーザーによ
って感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過
することによってトナー像が形成される。そして、転写
紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって
搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写され
る。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排
紙ユニット18によって排紙トレイ19に排出される。
【0014】転写紙の両面に画像を作像する場合は、
1から第3給紙トレイ8〜10から給紙され作像された
転写紙を排紙トレイ19側に導かないで、両面入紙搬送
路113に搬送し、反転ユニット112でスイッチバッ
ク反転し両面搬送ユニット111に送る。両面搬送ユニ
ット111に送られた用紙は再度搬送ユニット14に送
られて裏面に画像を印刷された後に排紙される。また、
転写紙を反転して排出する場合は上記で反転ユニット1
12でスイッチバック反転した用紙を両面搬送ユニット
111に送らずに反転排紙搬送路114に送り出して排
紙する。感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット1
7、排紙ユニット18、現像ユニット27はメインモー
タ25によって駆動され、第1から第3給紙装置11〜
13はメインモータ25の駆動を給紙クラッチ22〜
24によって伝達駆動される。搬送ユニット14はメイ
ンモータ25の駆動を中間クラッチ21によって伝達駆
動される。
【0015】図2には、操作部30の外観を示してあ
る。この操作部30には、液晶タッチパネル31、テン
キー32、クリア/ストップキー33、プリントキー3
4、モードクリアキー35が設けてあり、液晶タッチパ
ネル31には、機能キー37、部数、及び画像形成装置
の状態を示すメッセージなどが表示される。
【0016】図3は、操作部30の液晶タッチパネル3
1の表示の一例を示した図である。オペレータが液晶タ
ッチパネル31に表示されたキーにタッチすることで、
選択された機能を示すキーが黒く反転するようになって
いる。また、機能の詳細を指定しなければならない場合
(例えば変倍であれは変倍値等)は、キーにタッチする
ことで、詳細機能の設定画面が表示される。このよう
に、液晶タッチパネルは、ドット表示器を使用している
ため、その時の最適な表示をグラフィカルに行うことが
可能である。
【0017】図4には、メインコントローラ20を中心
に、制御装置を図示してある。このメインコントローラ
20は、画像形成装置全体を制御する働きをする。メイ
ンコントローラ20には、オペレータに対する表示、オ
ペレータからの機能設定入力制御を行う操作部30、ス
キャナの制御、原稿画像を画像メモリ66に書き込む制
御、画像メモリ66からの作像を行う制御等を行う画像
処理ユニット(IPU)49、原稿自動送り装置(AD
F)1、等の分散制御装置が接続されている。また、メ
インコントローラ20には複数の画像形成装置に接続し
て装置の構成および機能情報、動作制御に関する情報の
送受信を行うための連結I/F(インターフェース)4
8が接続されている。
【0018】このメインコントローラ20は連結I/F
48を介して接続された画像形成装置の情報を獲得し、
動作を設定することにより連結動作の制御を行い、若し
くは接続された他の画像形成装置からの要求を獲得し自
機の動作の制御を行うようになっている。各分散制御装
置とメインコントローラ20は必要に応じて機械の状
態、動作指令のやり取りを行っている。また、紙搬送等
に必要なメインモータ25、各種クラッチ21〜24も
接続されている。
【0019】図7には、接続された画像形成装置と情報
の送受信を行うか否かを設定するための表示部の例を示
してある。オペレータが、図7に記載されている「連
結」キーをタッチすることにより、接続されている複数
の画像形成装置を用いた連結動作の設定が選択され自機
が連結動作のマスター機として、以下の設定により接続
された自機以外の画像形成装置(スレーブ機)に対して
動作の要求を行う。
【0020】ここで、図1に戻り、画像形成装置の原稿
読み取りから、画像の書き込みまでの手順を説明する。
読み取りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガ
ラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系は、
露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCD
イメージセンサ54等で構成されている。露光ランプ5
1及び第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に
固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は図示し
ない第キャリッジ上に固定されている。原稿像を読み
取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリ
ッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に
操作される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆
動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメージ
センサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて
処理される。
【0021】書き込みユニット57はレーザ出力ユニッ
ト58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レー
ザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレー
ザダイオード及びモータによって高速で定速回転する多
角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わっている。書き込
みユニット57から出力されるレーザ光が、画像作像系
の感光体15に照射される。図示しないが感光体15の
一端近傍のレーザビームを照射される位置に、主走査同
期信号を発生するビームセンサが配置されている。
【0022】図5は、画像処理ユニット(IPU)49
内部構成のブロック図である。露光ランプ51から照射
された光の反射を、CCDイメージセンサ54にて光電
変換し、A/Dコンバータ61にてディジタル信号に変
換する。ディジタル信号に変換された画像信号は、シェ
ーディング補正62がなされた後、画像処理部63にて
MTF補正、γ補正等がなされる。変倍処理部72を経
由した画像信号は変倍率に合せて拡大縮小され、セレク
タ64に流れる。このセレクタ64では、画像信号の送
り先を、書き込みγ補正ユニット71または、メモリコ
ントローラ65への切り替えが行われる。書き込みγ補
正ユニット71を経由した画像信号は作像条件に合わせ
て書き込みγが補正され、書き込みユニット57に送ら
れる。
【0023】メモリコントローラ65とセレクタ64間
は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となってい
る。また、メモリコントローラ65等への設定や、読み
取りユニット50、書き込みユニット57の制御を行う
CPU(中央処理装置)68、及びそのプログラムやデ
ータを格納するROM(リード・オンリー・メモリ)6
9、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)70を備え
ている。さらに、CPU68は、メモリコントローラ6
5を介して、画像メモリ66のデータの書き込み、読み
出しが行える。
【0024】連結I/F48は、画像情報の送受信のた
め、メモリコントローラ65のデータバスに接続され、
データの入出力が可能な構成になっている。画像形成装
置間のデータ転送速度に応じて、画像情報は画像メモリ
66を介して転送される。すなわち、画像出力時にはメ
モリコントローラ65から画像メモリ66に画像データ
を格納した後、画像形成装置間のデータ転送速度に応じ
て順次画像メモリ66からデータを読み出して、連結I
/F48にデータを転送する。画像力時には連結I/
F48より転送される画像データを画像メモリ66に格
納した後、画像メモリ66からメモリコントローラ65
を介して装置内部で画像データの処理を行う。上述の構
成により、画像形成装置の機能の制約を受けることなく
連結動作の実現が可能となる。
【0025】原稿画像でメモリコントローラ65へ送ら
れた画像は、メモリコントローラ65内にある画像圧縮
装置によって画像データを圧縮した後、画像メモリ66
に送られる。ここで画像圧縮を行う理由は、最大画像サ
イズ分の256階調のデータをそのまま画像メモリ66
に書き込むことも可能であるが、1枚の原稿画像で画像
メモリ66を大変多く使用してしまう。画像圧縮を行う
ことで、限られた画像メモリ66を有効に利用すること
ができる。また、一度に多くの原稿画像データを記憶す
ることが出来るため、ソート機能として、貯えられた原
稿画像イメージデータをページ順に出力することができ
る。この場合、画像を出力する際に画像メモリ66のデ
ータをメモリコントローラ65内の伸長装置で順次伸長
しながら出力を行う。このような機能は一般に「電子ソ
ート」と呼ばれている。
【0026】また、画像メモリ66の機能を利用して、
複数枚の原稿画像を、画像メモリ66の転写紙一枚分の
エリアを分割したエリアに順次読み込むことも可能とな
る。例えば、4枚の原稿画像を、画像メモリ66の転写
紙一枚分の4等分されたエリアに順次書き込むことで、
4枚の原稿が一枚の転写紙イメージに合成され集約され
たコピー出力を得ることが可能となる。このような機能
は一般に「集約コピー」と呼ばれている。画像メモリ6
6の画像をCPU68からアクセス可能な構成となって
いる。このため画像メモリ66の内容を加工することが
可能であり、例えば画像の間引き処理、画像の切り出し
処理等を行うことができる。加工には、メモリコントロ
ーラ65のレジスタにデータを書き込むことで画像メモ
リ66の処理を行うことができる。加工された画像は再
度画像メモリ66に保持される。
【0027】また、画像メモリ66の内容をCPU68
が読み出し、I/Oポート67を経て、画像データ73
として操作部30に転送することが可能な構成となって
いる。一般に、操作部30の画面表示解像度は低いた
め、画像メモリ66の原画像は画像間引きが行われ操作
部30に送られる。画像メモリ66は、多くの画像デー
タを収納するためハードディスクが用いられることもあ
る。ハードディスクを用いることにより、外部電源が不
用で永久的に画像を保持できる特徴もある。複数の定型
の原稿(フォーマット原稿)をスキャナで読み込み保持
するためには、このハードディスクが用いられるのが一
般的である。
【0028】ここで、図6を用いて、セレクタ64にお
ける1ページ分の画像信号について説明する。/FGA
TEは、1ページの画像データの副走査方向の有効期間
を表している。/LSYNCは、1ライン毎の主走査同
期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロッ
クで、画像信号が有効となる。主走査方向の画像信号が
有効であることを示す信号が、/LGATEである。こ
れらの信号は、画素クロックVCLKに同期しており、
VCLKの1周期に対し1画素8ビット(256階調)
のデータが送られてくる。本実施の形態では、転写紙へ
の書込密度400dpi、最大画素数は、主走査480
0画素、副走査6800画素である。転写紙に画像形成
される画像と、/FGATE、/LGATEの信号の関
係をこの図6に示してある。また本実施例では、画像デ
ータは255に近いほど白画像になる。
【0029】次に、図8、図9に基づき、本実施の形態
における処理手順説明する。図8、図9は、本実施の
形態の動作手順を説明したフローチャートである。ま
ず、連結コピーキーが押下されると(図8、ステップ1
0)、連結コピーキーが押下された複写機をマスター
機、連結された他方の複写機をスレーブ機とし、作業分
担メッセージをマスター機からスレーブ機に伝える(ス
テップ11)。第1の実施の形態では、マスター機の自
動原稿送り装置1にセットした原稿枚数により、ちょう
ど1種類の出力転写紙画像が生成される場合を想定して
る。この場合、原稿枚数は1枚に限らず、例えば複数枚
の原稿を1枚の転写紙に縮小して出力する集約コピー等
の場合は、集約原稿数がこの場合にセットする原稿枚数
に相当する。
【0030】続いて、プリントキーを押下すると(ステ
ップ12;Y)、自動原稿送り装置1より送られた原稿
をスキャナ部が読み始め(ステップ13)、全ての原稿
の読み込みが終了した時点で(ステップ14;N、ステ
ップ15;Y)、1種類の出力転写紙画像だけが生成さ
れた場合、もしくは読み込み途中で1種類の出力転写紙
画像が生成され、且つ原稿自動送り装置1に次原稿が
無い場合(ステップ14;Y、ステップ17;N)、連
結された出力装置全てに、出力終了時間が同じになるよ
うに調整された枚数と共に、同じ出力転写紙画像を伝
え、複写動作開始メッセージを伝える。そして、マスタ
ー、スレーブ両機で同一の画像を出力する(ステップ1
6)。
【0031】図9は、第2の実施の形態および第3の実
施の形態の動作を示している。この第2の実施の形態で
は、マスター機の自動原稿送り装置1にセットした原稿
枚数により、2種類以上の出力転写紙画像が生成される
場合を説明する。まず、プリントキーを押下すると(図
8、ステップ12;Y)、原稿自動送り装置1より送ら
れた原稿をスキャナ部が読み始める(ステップ13)。
画像読み込み途中で1種類の出力転写紙画像が生成さ
れ、且つ原稿自動送り装置に次原稿がある場合(ステッ
プ17;Y)、マスター機へ、1枚目の出力転写紙画像
と、出力開始メッセージを伝える(ステップ18)。
【0032】第3の実施の形態では、以後、スキャン動
作に伴い(ステップ19)、新たな出力転写紙画像が生
成された時点で、連結している出力装置のうち、もっと
も早く出力動作が終了する、若しくは動作終了している
と判断された出力装置へ、出力転写紙画像と出力動作開
始メッセージを伝える(ステップ23)。そして、読み
込みが終了した後(ステップ21;Y)、最後の転写紙
画像を空いている若しくはもっとも早く空く装置で出力
する(ステップ22)。
【0033】図10は、第4、第5の実施の形態に関す
る動作手順を説明したフローチャートである。図7に示
す連結コピーキーが押下されると(ステップ30)、連
結コピーキーが押下された複写機をマスター機、連結さ
れたもう一方の複写機をスレーブ機とし、作業分担メッ
セージをマスター機からスレーブ機に伝える(ステップ
31)。次に、スタックモードを指定し、原稿をコピー
する枚数を指定する(ステップ32)。ここでプリント
キーが押下されると(ステップ33;Y)、コピー動作
を開始する。
【0034】先頭原稿を読み込んだ時点で(ステップ3
4)、マスター機側で先頭ページからスタック出力を開
始する(ステップ35;Y、ステップ37)。全ての原
稿読み取りが終了した時点で(ステップ36;Y)、ス
レーブ機側より最終原稿画像から、読み込み順とは逆順
で指定枚数でのスタック出力を開始する(ステップ3
8)。また、第5の実施形態では、スレーブ側の複写機
の転写紙画像面はマスター機の転写紙画像面とは逆にし
て出力する。マスター機の出力ページの前のページを、
スレーブ機が出力終了した時点で、コピー動作を終了す
る(ステップ39;Y)。
【0035】図11、図12は、連結スタック動作によ
って得られる出力転写紙の、作業者による結合作業に関
する説明図である。ここでは、原稿5枚で連結スタック
動作を指定した場合を想定する。マスター機では原稿画
像の表が上を向いた状態で転写紙束が得られ((4)
(5)の順)、スレーブ機では原稿画像の表が下を向い
た状態で転写紙束が得られる((3)(2)(1)の
順)。転写紙束の結合は、マスター機の転写紙束の一番
と、スレーブ機の転写紙束の一番上を合わせることに
より行う。即ち、マスター機の(4)の上とスレーブ機
(3)の下とを結合させる(図12参照)。
【0036】図13は、第6の実施の形態に関する動作
手順を説明したフローチャートである。第4及び第5の
実施の形態に加え、自動用紙選択機能(APS)を有効
にした場合の動作を説明している。自動用紙選択機能と
は、原稿と同じサイズの用紙を自動的に選択する機能で
ある。全ての原稿読み取りが終了した時点で(ステップ
46;Y)、スレーブ機で原稿ページの逆順でのコピー
を開始する前に、マスター機の用紙カセットにセットさ
れているコピー出力に必要なサイズの用紙が、スレーブ
機の給紙ユニットにセットされているかどうかを確認し
(ステップ48)、セットされていない場合は(ステッ
プ48;N)、スレーブ機にはコピー作業を分担せず、
マスター機のみで複写動作を行う(ステップ50)。
【0037】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、マスタ
ー機とスレーブ機、両方の機械の出力転写紙を統合する
作業が簡単に行える。
【0038】請求項2に記載の発明によれば、原稿のサ
イズが相違する場合、原稿をすべて読み込んでからサイ
ズのチェックを行い、必要なサイズの転写紙があること
を確認してから連結コピー動作を開始するようにでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置概略を
示した図である。
【図2】操作部の外観を示した図である。
【図3】図2の操作部の液晶タッチパネルの表示一例を
示した図である。
【図4】メインコントローラを中心に、制御装置を示し
た図である。
【図5】画像処理ユニット内部構成のブロック図であ
る。
【図6】転写紙に画像形成される画像と、/FGAT
E、/LGATEの信号の関係を示た図である。
【図7】接続された画像形成装置と情報の送受信を行う
か否かを設定するための表示部の例を示した図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態の動作手順を説明し
たフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態の動作手順を説明し
たフローチャートである。
【図10】本発明の第4、第5の実施の形態の動作手順
を説明したフローチャートである。
【図11】連結スタック動作によって得られる出力転写
紙の、作業者による結合作業に関する説明図である。
【図12】連結スタック動作によって得られる出力転写
紙の、作業者による結合作業に関する説明図である。
【図13】本発明の第6の実施の形態の動作手順を説明
したフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置(ADF) 2 原稿台 3 給紙ローラ 4 給紙ベルト 5 排紙ローラ 6 コンタクトガラス 7 原稿セット検知 8〜10 第1〜第3トレイ 11〜13 第1〜第3給紙ユニット 14 搬送ユニット 15 感光体 20 メインコントローラ 25 メインモータ 30 操作部 31 液晶ディスプレイ 48 連結I/F(インターフェース) 50 読み取りユニット 51 露光ランプ 54 CCDイメージセンサ 57 書き込みユニット 65 メモリコントローラ 66 画像メモリ
フロントページの続き (72)発明者 道家 教夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 宇野 高彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平8−251319(JP,A) 特開 平5−300342(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 B41J 29/38 G03G 21/00 396

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取り画像データに変換す
    る画像読み取り装置を備えた第1の画像形成装置と、受
    信した画像データを出力する画像出力装置を備えた第2
    の画像形成装置とが通信回線を介して接続されており、 前記第1の画像形成装置の画像読み取り装置には各種デ
    ータを送信する送信手段が、前記第2の画像形成装置に
    は各種データを受信する受信手段がそれぞれ設けられ、 前記第1の画像形成装置の送信手段から送信され、前記
    通信回線を介して、前記第2の画像形成装置の受信手段
    で受信されたメッセージに応じて、前記第2の画像形成
    装置が前記第1の画像形成装置から送信された画像デー
    タを転写紙に出力する画像システムにおいて、 前記第1の画像形成装置が、前記画像読み取り装置が読
    み取った画像データを蓄積する記憶装置を備え、また、
    前記第1の画像形成装置と前記第2の画像形成装置のい
    ずれの装置も画像が形成された転写紙を反転させて出力
    する反転手段を備えており、 前記第1の画像形成装置は、前記記憶装置に蓄積された
    画像データのうち、前記画像読み取り装置が最初に読み
    取った原稿ページから画像形成を開始し、 前記第2の画像形成装置は、前記記憶装置に蓄積された
    画像データのうち、前記画像読み取り装置が最後に読み
    取った原稿ページから画像形成を開始し、 前記第1の画像形成装置または前記第2の画像形成装置
    のいずれか一方が前記反転手段を用いることにより、 前記第1の画像形成装置と前記第2の画像形成装置とが
    排出する転写紙の画像面が互いに逆になっている ことを
    特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の画像形成装置に前記通信回線
    を介して前記第2の画像形成装置にセットされている転
    写紙のサイズを検知するサイズ検知手段を備え、 前記画像読み取り装置が読み取った画像データが全て前
    記記憶装置に蓄積されている際、前記サイズ検知手段
    が、前記第1の画像形成装置セットされているサイズ
    の転写紙が、前記第2の画像形成装置にセットされてい
    ない旨を検知した場合、前記第1の画像形成装置のみに
    よる出力が行われることを特徴とする請求項1記載の画
    像形成システム。
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