JP3585757B2 - シートのサイドフィニッシャー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用シート(座席)のサイドフィニッシャー、詳しくは、シートクッション(座部)の側部に取付けられる合成樹脂製サイドフィニッシャーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のサイドフィニッシャーは、例えば、実開平4ー24826号公報、実開平4ー67129号公報に開示されているように、シートクッションの起立状ベースなどに、多数のビス、ネジなどの締結部材で締結することにより取付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、サイドフィニッシャーの取付後、締結部材の頭部がサイドフィニッシャーの外面に露出するため、締結部材によってサイドフィニッシャーの外観品質が損なわれていた。
【0004】
また、サイドフィニッシャーをシートクッション側に締結する際、シートクッション側の被締結個所がサイドフィニッシャーによって被われるため、締結作業の作業性が悪い不具合があった。
【0005】
そこで、本発明は斯様な従来品の不具合を除去することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための本発明は、シートクッションの側部に取付けられるサイドフィニッシャーであって、シートクッションの構成部材より外方に突出する突起に掛止される掛止部を内面に有する本体と、この本体の後端よりシートクッションの背部方向に折曲する後フィニッシャー部とからなり、該後フィニッシャー部に、シートクッションの後端に有する固定片を挟持する一対の挟持片と、前記固定片にねじ止めする通孔とを設けてなる構成である。
【0007】
本体の掛止部をシートクッション側の突起に掛止して、後フィニッシャー部の挟持片でシートクッション側の固定片を挟持することにより、サイドフィニッシャーをシートクッション側に仮止でき、この仮止状態で後フィニッシャー部をねじ止めすることにより、サイドフィニッシャーはシートクッションに取付けられる。
【0008】
そのため、シートクッションの側部側に位置する本体を締結部材で締結する必要がないため、サイドフィニッシャーの外観品質が向上し、また、仮止後にねじ止めするため、サイドフィニッシャーの取付作業も向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を、図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るサイドフィニッシャー(C)を備える自動車用シートを示し、シートクッション(SC)の下部外側面はサイドフィニッシャー(C)に被覆されている。図中(SB)は、シートバックを示す。
【0010】
図1に示すサイドフィニッシャー(C)は、スライドレール(5)のアッパーレール(50)と一体のベースプレート(51)に取付けられている。図中(52)はアッパーレール(50)がスライド自在に嵌合するロアレールを示す。
【0011】
サイドフィニッシャー(C)は、シートクッション(SC)の下部外側面を被覆する本体(C2)と、この本体(C2)よりシートクッション(SC)の後部側に折曲する後フィニッシャー部(C1)とから構成されている。
【0012】
以上の本体(C2)は、図2、図3、図6に示すように、その内面に設けた倒L字状の掛止部(2)がベースプレート(51)側に突設するL字状の突起(4)に掛止される。突起(4)には掛止した掛止部(2)の脱落を防止するための底片(41)が一体に形成されている。
なお、突起(4)は、図示するものと逆方向に向けてベースプレート(51)に取付けてもよい。
【0013】
後フィニッシャー部(C1)は、図6乃至図8に示すように、固定部(1)が内面側に設けてあり、この固定部(1)は一対の挟持片(10)(10)と、この挟持片(10)(10)の内面に突設し中央にビス取付用の通孔(12)を開孔する凹窪部(11)とから構成されている。
【0014】
一方、ベースプレート(51)の後端面には、前記挟持片(10)(10)に挟持され、後フィニッシャー部(C1)がビス(6)止めされる固定片(3)が設けてある。
【0015】
図示する固定片(3)は、図9に示すように、ベースプレート(51)に溶接した平板状のプレート部(31)と、このプレート部(31)に一体に形成しネジ止め孔(32)を有するコ字状の被挟持部(30)とから構成されているが、挟持片(10)(10)に挟持されビス(6)止めされるものであれば、図示するものに限定されるものでない。
【0016】
この固定片(3)に後フィニッシャー(C1)が、図3乃至図4に示すようにビス(6)によって締結される。即ち、本体(C2)の掛止部(2)を突起(4)に掛止した後、挟持片(10)(10)で固定片(3)の被挟持部(30)を挟持することにより、サイドフィニッシャー(C)がベースプレート(51)側に仮止される。
【0017】
そのため、サイドフィニッシャー(C)が回転等するこなく、ベースプレート(51)に位置決めされる。そのため、ビス(6)の締結用の後フィニッシャー部(C1)の通孔(12)と固定片(3)側のネジ止め孔(32)とが一致し、ビス(6)によって後フィニッシャー部(C1)をベースプレート(51)側に容易に締結できる。
【0018】
後フィニッシャー部(C1)をベースプレート(51)側に締結することにより、サイドフィニッシャー(C)は本体(C2)が掛止されているため、ベースプレート(51)に取付けられ、脱落する虞れがない。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、サイドフィニッシャーのシートクッションの側部を被う本体には前記従来品の如く全く締結部材が露出することがないため、サイドフィニッシャーの外観品質を向上し得る。
【0020】
また、サイドフィニッシャーをシートクッション側に取付ける際に、本体の掛止部をシートクッション側に掛止し、シートクッション側の固定片を一対の挟持片で挟持することにより、サイドフィニッシャーをシートクッション側の所定位置に仮止できるため、サイドフィニッシャーのシートクッションに対する取付作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサイドフィニッシャーを有する自動車用シートの部分切欠斜視図である。
【図2】本発明に係るサイドフィニッシャーとその取付部材を示す部分切欠斜視図である。
【図3】図1のIIIーIII線断面図である。
【図4】図3のA部の拡大図である。
【図5】図4のVーV線断面図である。
【図6】本発明に係るサイドフィニッシャーの部分切欠斜視図である。
【図7】図6のB部の拡大図である。
【図8】図7のVIIIーVIII線断面図である。
【図9】本発明に係るサイドフィニッシャーを締結する部分の斜視図である。
【符号の説明】
C サイドフィニッシャー
C1 後フィニッシャー部
C2 サイドフィニッシャーの本体
SC シートクッション
2 掛止部
3 固定片
4 突起
10 挟持片
12 ねじ止め用の通孔
Claims (1)
- シートクッションの側部に取付けられるサイドフィニッシャーであって、シートクッションの構成部材より外方に突出する突起に掛止される掛止部を内面に有する本体と、この本体の後端よりシートクッションの背部方向に折曲する後フィニッシャー部とからなり、
該後フィニッシャー部に、シートクッションの後端に有する固定片を挟持する一対の挟持片と、前記固定片にねじ止めする通孔とを設けてなるシートのサイドフィニッシャー。
Priority Applications (1)
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JP37695098A JP3585757B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | シートのサイドフィニッシャー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP37695098A JP3585757B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | シートのサイドフィニッシャー |
Publications (2)
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JP2000198379A JP2000198379A (ja) | 2000-07-18 |
JP3585757B2 true JP3585757B2 (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=18508005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37695098A Expired - Fee Related JP3585757B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | シートのサイドフィニッシャー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3585757B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6794904B2 (ja) * | 2017-04-03 | 2020-12-02 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP37695098A patent/JP3585757B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000198379A (ja) | 2000-07-18 |
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