JP3578840B2 - 電流型インバータの並列負荷への供給電力制御方法及びその供給電力制御装置 - Google Patents

電流型インバータの並列負荷への供給電力制御方法及びその供給電力制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電流型負荷共振インバータの並列負荷への供給電力制御方法及びその供給電力制御装置に係り、詳細には、運転条件が異なる複数の誘導負荷を並列運転するための電流型負荷共振インバータの並列負荷への供給電力制御方法及びその供給電力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電流型負荷共振インバータから交流電力が供給される負荷としては、例えば、近接して並列配置された運転条件の異なる複数の誘導負荷(例えば、誘導加熱を利用した溶解炉が近接配置された場合等)があり、この場合、その誘導負荷毎に含まれるインダクタンス成分の違いにより、複数の共振条件が異なる共振回路が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の近接して並列配置された運転条件の異なる複数の誘導負荷にあっては、その誘導負荷毎に含まれるインダクタンス成分の違いにより、複数の共振条件が異なる共振回路が形成されていたため、単一電源により構成された電流型負荷共振インバータにより各誘導負荷を並列運転しようとすると、近接配置された誘導負荷間では相互干渉が発生して、電流型負荷共振インバータによる並列負荷への供給電力制御の正常動作が難しくなるとともに、運転効率が低下するという問題点があった。
【0004】
また、誘導負荷を並列運転する電流型負荷共振インバータでは、誘導負荷に対して定電流源として動作し、各誘導負荷に供給する出力電流の断続はできないため、出力電流の通電時間を負荷毎にオーバーラップさせて切替運転する必要があった。
【0005】
本発明の課題は、近接して並列配置された運転条件の異なる複数の誘導負荷を単一電源により構成された電流型負荷共振インバータにより並列運転する際に、各誘導負荷の運転条件に対応して設定した各インバータ回路におけるスイッチング素子のスイッチング動作を時分割制御することにより、誘導負荷間の相互干渉の発生を防止し、運転効率を向上させる電流型負荷共振インバータの並列負荷への供給電力制御方法及びその供給電力制御装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の手段は次の通りである。
【0007】
請求項1記載の発明は、
単一直流電源から複数のインバータ回路に直流電力を供給し、該インバータ回路毎に運転条件の異なる負荷を並列接続し、該各インバータ回路におけるスイッチング素子のスイッチング制御により並列接続された各負荷に供給する交流電力を制御する電流型インバータの並列負荷への供給電力制御方法において、
前記負荷毎の運転条件に対応して前記各インバータ回路におけるスイッチング素子の動作条件を設定し、
この設定した動作条件に基づいて前記各インバータ回路における各スイッチング素子のスイッチングタイミングを時分割制御し、
この時分割制御において、前回の時分割期間における各インバータ回路のスイッチング素子の動作条件を記憶し、この記憶した動作条件に基づいて今回の時分割期間における各インバータ回路のスイッチング素子の動作条件を設定し、各インバータ回路のスイッチング素子のスイッチングタイミングを制御して、並列負荷へ供給する交流電力を制御するようにしたことを特徴としている。
【0008】
請求項2記載の発明は、
単一直流電源から複数のインバータ回路に直流電力を供給し、該インバータ回路毎に運転条件の異なる負荷を並列接続し、該各インバータ回路におけるスイッチング素子のスイッチング制御により並列接続された各負荷に供給する交流電力を制御する供給電力制御装置において、
前記負荷毎の運転条件に対応して前記各インバータ回路におけるスイッチング素子の動作条件を設定する動作条件設定手段と、
この設定した動作条件に基づいて前記各インバータ回路における各スイッチング素子のスイッチングタイミングを時分割制御する制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0009】
また、この場合、前記制御手段は、前記時分割制御において、前回の時分割期間における各インバータ回路のスイッチング素子の動作条件を記憶し、この記憶した動作条件に基づいて今回の時分割期間における各インバータ回路のスイッチング素子の動作条件を設定し、各インバータ回路のスイッチング素子のスイッチングタイミングを制御して、並列負荷へ供給する交流電力を制御することが有効である。
【0010】
請求項1記載の発明によれば、
単一直流電源から複数のインバータ回路に直流電力を供給し、該インバータ回路毎に運転条件の異なる負荷を並列接続し、該各インバータ回路におけるスイッチング素子のスイッチング制御により並列接続された各負荷に供給する交流電力を制御する電流型インバータの並列負荷への供給電力制御方法において、前記負荷毎の運転条件に対応して前記各インバータ回路におけるスイッチング素子の動作条件が設定され、この設定された動作条件に基づいて前記各インバータ回路における各スイッチング素子のスイッチングタイミングが時分割制御され、この時分割制御では、前回の時分割期間における各インバータ回路のスイッチング素子の動作条件が記憶され、この記憶された動作条件に基づいて今回の時分割期間における各インバータ回路のスイッチング素子の動作条件が設定され、各インバータ回路のスイッチング素子のスイッチングタイミングが制御されて、並列負荷へ供給する交流電力が制御される。
【0011】
したがって、並列配置された誘導負荷を並列運転する際に、その誘導負荷間の相互干渉の発生を防止することができる単一電源で構成された電流型インバータの並列負荷への供給電力制御方法を提供することができる。
【0012】
請求項2記載の発明によれば、
単一直流電源から複数のインバータ回路に直流電力を供給し、該インバータ回路毎に運転条件の異なる負荷を並列接続し、該各インバータ回路におけるスイッチング素子のスイッチング制御により並列接続された各負荷に供給する交流電力を制御する供給電力制御装置において、動作条件設定手段に、前記負荷毎の運転条件に対応して前記各インバータ回路におけるスイッチング素子の動作条件が設定され、制御手段により、この設定された動作条件に基づいて前記各インバータ回路における各スイッチング素子のスイッチングタイミングが時分割制御される。
【0013】
したがって、並列配置された誘導負荷を並列運転する際に、その誘導負荷間の相互干渉の発生を防止することができる単一電源で構成された電流型インバータの並列負荷への供給電力制御装置を提供することができる。
【0014】
また、請求項2記載の発明によれば、前記制御手段では、前記時分割制御において、前回の時分割期間における各インバータ回路のスイッチング素子の動作条件が記憶され、この記憶された動作条件に基づいて今回の時分割期間における各インバータ回路のスイッチング素子の動作条件が設定され、各インバータ回路のスイッチング素子のスイッチングタイミングが制御されて、並列負荷へ供給する交流電力が制御される。
【0015】
したがって、電流型インバータの並列負荷への供給電力制御装置において、並列負荷に応じた適切な運転を時分割制御することができ、単一電源で構成された電流型インバータの運転効率を向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図5は、本発明を適用した電流型負荷共振インバータの一実施の形態を示す図である。
【0017】
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態の電流型負荷共振インバータ1の回路構成を示す図である。
この図1において、電流型負荷共振インバータ1は、図外の交流電源から入力される交流電圧をサイリスタD1、D2により整流して直流電圧を出力する全波位相制御整流回路2と、全波位相制御整流回路2から出力される直流電圧に含まれる脈流成分を平滑化する直流リアクトルLDと、パワーMOS−FET等によるスイッチング素子S1〜S4をブリッジ接続して構成されるインバータ回路3、4と、インバータ回路3、4から出力される高周波出力電流IHF1,IHF2を負荷A、負荷Bに伝達するトランスT1、T2と、インバータ回路3、4から出力される高周波出力電流IHF1,IHF2を検出する高周波電流検出用変成器CT1、CT2と、この高周波出力電流IHF1,IHF2により負荷側に発生する高周波負荷電圧VHF1,VHF2を検出する高周波電圧検出用変成器VT1、VT2とにより構成されている。
【0018】
インバータ回路3、4のスイッチング素子S1〜S4は、スイッチング素子S1,S4とスイッチング素子S2,S3の組み合せで各ゲート電極のスイッチングタイミングが制御され、そのスイッチング信号TPA,TP*A,TPB,TP*Bは、後述するスイッチング制御回路10内のフリップフロップ回路16、17から入力される。
【0019】
インバータ回路3の出力端子には、トランスT1、T2を介して負荷A、Bが接続されており、負荷A、Bは、コンデンサC1、C2及びコイルL1、L2の合成回路により構成されている。
【0020】
図2は、図1の電流型負荷共振インバータ1内のインバータ回路3、4のスイッチング素子S1〜S4のスイッチングタイミングを制御するスイッチング制御回路10のブロック構成図である。
【0021】
この図2において、スイッチング制御回路10は、ANDゲート21、22、23、インバータ24及びORゲート25により構成されたカウンタ用入力回路11と、カウンタ12と、コンパレータ13と、VCO14と、ANDゲート26、27及びインバータ28により構成されたフリップフロップ用入力回路15と、フリップフロップ16、17により構成されている。
【0022】
カウンタ用入力回路11は、フリップフロップ回路16、17から出力されるスイッチング信号TPA,TPBをANDゲート21、22の一方の入力端子に入力し、ORゲート25を介してANDゲート23によりカウンタ12に出力する回路である。また、ANDゲート23に入力されるSTART DELAY信号は、図示しない図外の制御部から電流型負荷共振インバータ1の起動運転期間中に“Lo”信号に設定されることにより、その起動運転期間中は、カウンタ12へのデータ入力を無効とし、起動運転終了後の通常運転に移行した後は、“Hi”信号に設定されることによりカウンタ12へのデータ入力を有効とする。
【0023】
カウンタ12は、カウンタ用入力回路11から入力されるスイッチング信号TPA,TPBの各パルス数をカウントし、その各カウント値をコンパレータ13に出力する。コンパレータ13は、カウンタ12から入力されるスイッチング信号TPA,TPBによるカウント値と後述する動作比率設定表を設定した図外のメモリから入力される動作比率設定値とを比較し、その比較結果に基づいてカウンタ用入力回路11のANDゲート21、22及びフリップフロップ用入力回路15のANDゲート26、27の各ゲートをオン/オフ制御して、フリップフロップ回路16、17へのVCO14からのパルス信号の入力タイミングを制御するゲート制御信号を出力する。
【0024】
このコンパレータ13に動作比率設定値を出力するメモリに格納される動作比率設定表の一例を図3に示す。この動作比率設定表は、横軸に時分割制御する際の周期Tを設定し、縦軸に時分割周期T内で負荷A及び負荷Bをどのような割合(%)で動作させるかを決定する動作比率を設定している。
【0025】
VCO(Voltage Controled Oscillator:電圧制御発振器)14は、後述する設定電圧生成回路30から入力される設定電圧信号に基づいて負荷A及び負荷Bの各運転条件に対応したパルス信号を発振してフリップフロップ用入力回路15に出力する。また、VCO14は、電流型負荷共振インバータ1の起動時に、図示しない図外の制御部から入力される起動用設定電圧信号に基づいて起動運転条件に対応したパルス信号を発振してフリップフロップ用入力回路15に出力する。
【0026】
フリップフロップ用入力回路15は、VCO14から入力されるパルス信号を、ANDゲート26を介してフリップフロップ回路16に出力するとともに、ANDゲート27のゲートオンの時に、入力されるパルス信号をANDゲート27を介してフリップフロップ回路17に出力する。
【0027】
フリップフロップ回路16は、フリップフロップ用入力回路15から入力されるパルス信号に基づいてスイッチング信号TPA,TP*Aを生成して、図1のインバータ回路3のスイッチング素子S1〜S4のゲートに出力して、スイッチング素子S1〜S4のスイッチング動作を制御する。
【0028】
フリップフロップ回路17は、フリップフロップ用入力回路15から入力されるパルス信号に基づいてスイッチング信号TPB,TP*Bを生成して、図1のインバータ回路4のスイッチング素子S1〜S4のゲートに出力して、スイッチング素子S1〜S4のスイッチング動作を制御する。
【0029】
図4は、電流型負荷共振インバータ1が起動運転から通常運転に移行した時に、図2のVCO14に、設定電圧信号を出力する設定電圧生成回路30の回路構成図である。
【0030】
この図4において、設定電圧生成回路30は、位相比較回路31、負荷A用設定電圧生成回路32及び負荷B用設定電圧生成回路33により構成されている。
【0031】
位相比較回路31は、図1の高周波電流検出用変成器CT1、CT2及び高周波電圧検出用変成器VT1、VT2により検出される高周波出力電流IHF1,IHF2と高周波負荷電圧VHF1,VHF2の位相を比較し、その比較結果に基づいて位相差に対応する電圧信号を生成してVCO14に出力する。
【0032】
負荷A用設定電圧生成回路32は、サンプルホールド回路(SH−A)32a、電圧設定用コンデンサCA及びスイッチSW1、SW2により構成されている。
【0033】
サンプルホールド回路32aは、図示しない図外の制御部から入力されるA−MEMORY信号の入力タイミングにより自身の負荷A用設定電圧生成回路32から出力される負荷A用設定電圧信号をサンプリングして保持し、電圧設定用コンデンサCAに出力する。電圧設定用コンデンサCAは、サンプルホールド回路32aから入力される負荷A用設定電圧信号による電荷を蓄積する。
【0034】
スイッチSW1は、図示しない図外の制御部から入力されるASet信号によりオン状態になり、電圧設定用コンデンサCAに蓄積された電荷による負荷A用設定電圧信号をVCO14に出力する。スイッチSW2は、図示しない図外の主制御部から入力されるAReset信号によりオン状態になり、電圧設定用コンデンサCAに蓄積された電荷をグランド側に放電させて、電圧設定用コンデンサCAを初期化する。
【0035】
負荷B用設定電圧生成回路33は、サンプルホールド回路(SH−B)33a、電圧設定用コンデンサCB及びスイッチSW3、SW4により構成されている。
【0036】
サンプルホールド回路33aは、図示しない図外の制御部から入力されるB−MEMORY信号の入力タイミングにより自身の負荷B用設定電圧生成回路33から出力される負荷B用設定電圧信号をサンプリングして保持し、電圧設定用コンデンサCBに出力する。電圧設定用コンデンサCBは、サンプルホールド回路33aから入力される負荷B用設定電圧信号による電荷を蓄積する。
【0037】
スイッチSW3は、図示しない図外の主制御部から入力されるBSet信号によりオン状態になり、電圧設定用コンデンサCBに蓄積された電荷による負荷B用設定電圧信号をVCO14に出力する。スイッチSW4は、図示しない図外の主制御部から入力されるBReset信号によりオン状態になり、電圧設定用コンデンサCBに蓄積された電荷をグランド側に放電させて、電圧設定用コンデンサCBを初期化する。
【0038】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
本実施の形態の電流型負荷共振インバータ1における動作について図5に示す各部の信号のタイミングチャートを参照して説明する。
【0039】
電流型負荷共振インバータ1において、図示しない主電源スイッチがONされると、図外の交流電源から入力される交流電圧が全波位相制御整流回路2により整流されて直流電圧として出力されると、直流リアクトルLDによって、その出力直流電圧に含まれる脈流成分が平滑化されてインバータ回路3、4に供給される。
【0040】
そして、スイッチング制御回路10では、図示しない図外の制御部から起動用設定電圧信号がVCO14に入力されると、その起動用設定電圧信号に基づいて起動運転条件に対応したパルス信号が発振されてフリップフロップ用入力回路15に出力される。この起動運転条件に対応したパルス信号が、フリップフロップ用入力回路15のANDゲート26、27によりフリップフロップ回路16、17に出力されると、フリップフロップ回路16、17では、スイッチング信号TPA,TP*A、TPB,TP*Bが生成されて、インバータ回路3、4の各スイッチング素子S1〜S4のゲートに対して出力される。
【0041】
インバータ回路3、4では、フリップフロップ回路16、17から各スイッチング素子S1〜S4のゲートに入力されるスイッチング信号TPA,TP*A、TPB,TP*Bにより、スイッチング素子S1〜S4のスイッチング動作が、スイッチング素子S1、S4とスイッチング素子S2、S3の各組み合わせで制御されて、負荷A、負荷Bに対して起動周波数の出力電流が供給されて、起動運転が開始される。
【0042】
そして、この起動運転により負荷A及び負荷Bが起動周波数で所定期間づつ運転されると、その各起動運転期間中に高周波電流検出用変成器CT1、CT2により高周波出力電流IHF1,IHF2が各々検出されるとともに、この高周波出力電流IHF1,IHF2により負荷A及び負荷B側に発生する高周波負荷電圧VHF1,VHF2が、高周波電圧検出用変成器VT1、VT2により各々検出されて、図4の設定電圧生成回路30内の位相比較回路31に出力される。
【0043】
位相比較回路31では、負荷Aの運転中では、高周波出力電流IHF1と高周波負荷電圧VHF1の位相が比較され、その位相差に相当するA用設定電圧信号が生成されるとともに、負荷Bの運転中では、高周波出力電流IHF2と高周波負荷電圧VHF2の位相が比較され、その位相差に相当するB用設定電圧信号が生成されてVCO14に出力されて、通常運転状態に移行される。
【0044】
また、起動運転中は、スイッチング制御回路10内のカウンタ用入力回路11のANDゲート23では、図外の制御部から入力されるSTART DELAY信号が“Lo”レベルにセットされているため、カウンタ12へは、フリップフロップ回路16、17から出力されるスイッチング信号TPA、TPBは入力されていない。
【0045】
そして、通常運転状態に移行すると、START DELAY信号が“Hi”レベルに切り替えられ、上記スイッチング制御回路10内のコンパレータ13の出力は、カウンタ12からカウント値が入力される前は、“Hi”レベルであるとすると、フリップフロップ用入力回路15のANDゲート26のインバータ28側の入力が“Lo”レベルとなってゲートオフ状態となり、ANDゲート27のコンパレータ側入力が“Hi”レベルとなって(図5(f)参照)ゲートオン状態となり、VCO14から入力される発振信号がフリップフロップ回路17に出力される。
【0046】
フリップフロップ回路17では、入力される発振信号によりスイッチング信号TPB,TP*Bが生成されて(図5(d)、(e)参照)、インバータ回路4に出力されると、インバータ回路4のスイッチング素子S1〜S4スイッチング動作が、スイッチング素子S1、S4とスイッチング素子S2、S3の各組み合わせで制御されて、負荷Bに対して運転周波数の出力電流が供給されて、通常運転が開始される。
【0047】
この時、負荷Bへの高周波出力電流IHF2 が高周波電流検出用変成器CT2により検出されるとともに、この高周波出力電流IHF2 による高周波負荷電圧VHF2 が高周波電圧検出用変成器VT2により検出されて、設定電圧生成回路30内の位相比較回路31に出力されると、その位相差に応じた電圧信号が生成されて、スイッチング制御回路10内のVCO14に出力されることにより、位相差に基づく発振信号が生成されて、フリップフロップ回路17に出力される。
【0048】
また、この時、フリップフロップ回路17から出力されるスイッチング信号TPBは、カウンタ用入力回路11内のANDゲート22に出力され、ORゲート25及びANDゲート23を介してカウンタ12に出力されて、カウンタ12内でカウントアップされる。そして、そのカウントアップ値がコンパレータ13に出力されて、上記図3に示した負荷B側の動作比率設定値と比較され、入力されるカウント値が動作比率設定値に達したことが確認されると、コンパレータ13の出力が、“Hi”レベルから“Lo”レベルに切り替えられると(図5(f)参照)、ANDゲート27がゲートオフ状態となり、フリップフロップ回路17へのパルス信号の供給が停止されて、負荷Bの運転が停止される。
【0049】
この時、設定電圧生成回路30内の負荷B用設定電圧生成回路33では、図外の制御部からB−MEMORY信号が入力されて(図5(j)参照)、サンプルホールド回路33aに入力されるB用設定電圧信号が保持され、その電荷が電圧設定用コンデンサCBに蓄積される。
【0050】
次いで、フリップフロップ用入力回路15内のANDゲート26がゲートオン状態(図5(c)参照)になり、設定電圧生成回路30内の負荷A用設定電圧生成回路32では、図外の制御部からASet信号がスイッチSW1に入力されてオン状態となり(図5(h)参照)、先の起動運転で電圧設定用コンデンサCAに蓄積された電荷がA用設定電圧信号としてVCO14に出力される。
【0051】
この直後、負荷A用設定電圧生成回路32では、図外の制御部からAReset信号がスイッチSW2に入力されてオン状態となり(図5(i)参照)、電圧設定用コンデンサCAに蓄積された電荷かがグランド側に放電されて初期化される。
【0052】
VCO14では、入力されたA用設定電圧信号に基づいた発振信号が生成されてANDゲート26を介してフリップフロップ回路16に出力されると、フリップフロップ回路16では、入力された発振信号に基づいてスイッチング信号TPA,TP*Aが生成されて(図5(a)、(b)参照)、インバータ回路3に出力されると、インバータ回路3のスイッチング素子S1〜S4スイッチング動作が、スイッチング素子S1、S4とスイッチング素子S2、S3の各組み合わせで制御されて、負荷Aに対して運転周波数の出力電流が供給されて、通常運転が開始される。
【0053】
この時、負荷Aへの高周波出力電流IHF1 が高周波電流検出用変成器CT1により検出されるとともに、この高周波出力電流IHF1 による高周波負荷電圧VHF1 が高周波電圧検出用変成器VT1により検出されて、設定電圧生成回路30内の位相比較回路31に出力されると、その位相差に応じた電圧信号が生成されて、スイッチング制御回路10内のVCO14に出力されることにより、位相差に基づく発振信号が生成されて、フリップフロップ回路16に出力される。
【0054】
また、この時、フリップフロップ回路16から出力されるスイッチング信号TPAは、カウンタ用入力回路11内のANDゲート21に出力され、ORゲート25及びANDゲート23を介してカウンタ12に出力されて、カウンタ12内でカウントアップされる。そして、そのカウントアップ値がコンパレータ13に出力されて、上記図3に示した負荷A側の動作比率設定値と比較され、入力されるカウント値が動作比率設定値に達したことが確認されると、コンパレータ13の出力が、“Lo”レベルから“Hi”レベルに切り替えられると(図5(c)参照)、ANDゲート26がゲートオフ状態となり、フリップフロップ回路16へのパルス信号の供給が停止されて、負荷Aの運転が停止される。
【0055】
この時、設定電圧生成回路30内の負荷A用設定電圧生成回路32では、図外の制御部からA−MEMORY信号が入力されて(図5(g)参照)、サンプルホールド回路32aに入力されるA用設定電圧信号が保持され、その電荷が電圧設定用コンデンサCAに蓄積される。
【0056】
次いで、フリップフロップ用入力回路15内のANDゲート27がゲートオン状態(図5()参照)になり、設定電圧生成回路30内の負荷B用設定電圧生成回路33では、図外の制御部からBSet信号がスイッチSW3に入力されてオン状態となり(図5(k)参照)、先の通常運転で電圧設定用コンデンサCBに蓄積された電荷がB用設定電圧信号としてVCO14に出力される。
【0057】
この直後、負荷B用設定電圧生成回路33では、図外の制御部からBReset信号がスイッチSW4に入力されてオン状態となり(図5(l)参照)、電圧設定用コンデンサCBに蓄積された電荷かがグランド側に放電されて初期化される。
【0058】
VCO14では、入力されたB用設定電圧信号に基づいた発振信号が生成されてANDゲート27を介してフリップフロップ回路17に出力されると、フリップフロップ回路17では、入力された発振信号に基づいてスイッチング信号TPB,TP*Bが生成されて(図5(d)、(e)参照)、インバータ回路4に出力されると、インバータ回路4のスイッチング素子S1〜S4スイッチング動作が、スイッチング素子S1、S4とスイッチング素子S2、S3の各組み合わせで制御されて、負荷Bに対して運転周波数の出力電流が供給されて、通常運転が繰り返される。
【0059】
この時、同様に、負荷Bへの高周波出力電流IHF2 が高周波電流検出用変成器CT2により検出されるとともに、この高周波出力電流IHF2 による高周波負荷電圧VHF2 が高周波電圧検出用変成器VT2により検出されて、設定電圧生成回路30内の位相比較回路31に出力されると、その位相差に応じた電圧信号が生成されて、スイッチング制御回路10内のVCO14に出力されることにより、位相差に基づく発振信号が生成されて、フリップフロップ回路17に出力される。
【0060】
また、この時、フリップフロップ回路17から出力されるスイッチング信号TPBは、カウンタ用入力回路11内のANDゲート22に出力され、ORゲート25及びANDゲート23を介してカウンタ12に出力されて、カウンタ12内でカウントアップされる。そして、そのカウントアップ値がコンパレータ13に出力されて、上記図3に示した負荷B側の動作比率設定値と比較され、入力されるカウント値が動作比率設定値に達したことが確認されると、コンパレータ13の出力が、“Lo”レベルから“Hi”レベルに切り替えられると(図5(f)参照)、ANDゲート27がゲートオフ状態となり、フリップフロップ回路17へのパルス信号の供給が停止されて、負荷Aの運転が停止される。
【0061】
この時、設定電圧生成回路30内の負荷A用設定電圧生成回路33では、図外の制御部からB−MEMORY信号が入力されて(図5(j)参照)、サンプルホールド回路33aに入力されるB用設定電圧信号が保持され、その電荷が電圧設定用コンデンサCBに蓄積される。
【0062】
そして、通常運転状態では、引続き、上記負荷A用及び負荷B用に運転条件を設定した時分割運転が繰り返し実行される。
【0063】
以上のように、本実施の形態の単一電源構成の電流型負荷共振インバータ1では、並列接続された負荷A及び負荷Bが、通常運転中は、設定電圧生成回路30内の負荷A用設定電圧生成回路32及び負荷B用設定電圧生成回路33に設定される各負荷A、Bの運転条件に対応した設定電圧に基づくスイッチングタイミングでインバータ回路3、4のスイッチング動作が時分割制御されるため、誘導負荷間の相互干渉の発生を防止することができるとともに、並列負荷毎に運転条件を設定して時分割制御することができ、単一電源により構成された電流型負荷共振インバータ1における運転効率を向上させることができる。
【0064】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、並列配置された誘導負荷を並列運転する際に、その誘導負荷間の相互干渉の発生を防止することができる単一電源で構成された電流型インバータの並列負荷への供給電力制御方法を提供することができる。
【0065】
請求項2記載の発明によれば、並列配置された誘導負荷を並列運転する際に、その誘導負荷間の相互干渉の発生を防止することができる単一電源で構成された電流型インバータの並列負荷への供給電力制御装置を提供することができる。
【0066】
また、請求項2記載の発明によれば、電流型インバータの並列負荷への供給電力制御装置において、並列負荷に応じた適切な運転を時分割制御することができ、単一電源で構成された電流型インバータの運転効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電流型負荷共振インバータの回路構成図。
【図2】図1のインバータ回路のスイッチング素子S1〜S4のスイッチングタイミングを制御するスイッチング制御回路のブロック構成図。
【図3】図2のコンパレータに入力する動作比率設定値を設定する動作比率設定表を示す図。
【図4】図2のVCOの設定電圧信号を生成する設定電圧生成回路の回路構成図。
【図5】図1のインバータ回路のスイッチング素子S1〜S4のスイッチングタイミングを制御する際の各部の信号のタイミングチャートを示す図。
【符号の説明】
1 電流型負荷共振インバータ
2 全波位相制御整流回路
3、4 インバータ回路
10 スイッチング制御回路
11 カウンタ用入力回路
12 カウンタ
13 コンパレータ
14 VCO
15 フリップフロップ用入力回路
16、17 フリップフロップ回路
21〜23、26、27 ANDゲート
24、28 インバータ
25 ORゲート
30 設定電圧生成回路
31 位相比較回路
32 負荷A用設定電圧生成回路
32a サンプルホールド回路
33 負荷B用設定電圧生成回路
33a サンプルホールド回路
LD 直流リアクトル
CT1、CT2 高周波電流検出用変成器
VT1、VT2 高周波電圧検出用変成器
S1〜S4 スイッチング素子
CA、CB 電圧設定用コンデンサ
SW1〜SW4 スイッチ

Claims (2)

  1. 単一直流電源から複数のインバータ回路に直流電力を供給し、該インバータ回路毎に運転条件の異なる負荷を並列接続し、該各インバータ回路におけるスイッチング素子のスイッチング制御により並列接続された各負荷に供給する交流電力を制御する電流型インバータの並列負荷への供給電力制御方法において、
    前記負荷毎の運転条件に対応して前記各インバータ回路におけるスイッチング素子の動作条件を設定し、
    この設定した動作条件に基づいて前記各インバータ回路における各スイッチング素子のスイッチングタイミングを時分割制御し、この時分割制御において、前回の時分割期間における各インバータ回路のスイッチング素子の動作条件を記憶し、
    この記憶した動作条件に基づいて今回の時分割期間における各インバータ回路のスイッチング素子の動作条件を設定し、各インバータ回路のスイッチング素子のスイッチングタイミングを制御して、並列負荷へ供給する交流電力を制御するようにしたことを特徴とする電流型インバータの並列負荷への供給電力制御方法。
  2. 単一直流電源から複数のインバータ回路に直流電力を供給し、該インバータ回路毎に運転条件の異なる負荷を並列接続し、該各インバータ回路におけるスイッチング素子のスイッチング制御により並列接続された各負荷に供給する交流電力を制御する供給電力制御装置において、
    前記負荷毎の運転条件に対応して前記各インバータ回路におけるスイッチング素子の動作条件を設定する動作条件設定手段と、
    この設定した動作条件に基づいて前記各インバータ回路における各スイッチング素子のスイッチングタイミングを時分割制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記時分割制御において、前回の時分割期間における各インバータ回路のスイッチング素子の動作条件を記憶し、この記憶した動作条件に基づいて今回の時分割期間における各インバータ回路のスイッチング素子の動作条件を設定し、各インバータ回路のスイッチング素子のスイッチングタイミングを制御して、並列負荷へ供給する交流電力を制御することを特徴とする供給電力制御装置。
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