JP3578245B2 - 電磁型発音体 - Google Patents

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【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁型発音体に関し、特に電磁型発音体の振動板に対する落下等による側面からの外部衝撃によって振動板が塑性変形し特性不良になるのを改良した電磁型発音体に関する。
【0002】
【従来の技術】
電磁型発音体は近年普及が目覚ましい携帯電話やポケットベルなどペ−ジャ−の呼び出し用に多く用いられている。このような携帯用の機器に用いる場合、落下その他で外部からの強い衝撃を受けることがある。その為、従来から電磁型発音体の振動板が外部衝撃によって大きく変位しないようにするための構造が種々提案されている。
【0003】
図6は従来の電磁型発音体構造の断面図である。プラスチック材料で成形された放音孔1aを有する円筒状の発音体ケ−ス1には、外周部を発音体ケ−ス1の内周部に固着された磁性材料からなるヨ−クベ−ス2と、ヨ−クベ−ス2の中央部に設けられた柱状の鉄心3と、ヨ−クベ−ス2の周囲に配置された円筒形マグネット4と、弾性を有する磁性材料からなる振動板5を備え、振動板5はマグネット4と鉄心3とヨ−クベ−ス2とで磁気回路を形成している。又、マグネット4の外周部は発音体ケ−ス1の内周部との間に殆ど隙間が無く取り付けられている。振動板5はマグネット4に吸着固定され、振動板5の中心部には鉄心3との磁気的結合を密にすると共に振動質量を高めるために鉄片9が取り付けられている。又、振動板5を駆動するために鉄心3の周囲に配置された励磁コイル6と、励磁コイル6の端末を外部に導くために基板7に設けられた2つの外部接続端子8a、8bを有している。そして、振動板5は外部接続端子8a、8bに電気信号を印加して電磁的に駆動される。
【0004】
発音体ケ−ス1の放音孔1a側と振動板5とでできる空間は振動空間として共鳴室10を形成している。
強い外部衝撃が加わると、振動板5はマグネット4に吸着固定であるために、マグネット4から離脱し、又、極薄の板材料からなる振動板5が変形したり、振動板5にスポット溶接されている鉄片9が脱落する恐れがある。従って、この従来例では共鳴室10の発音体ケ−ス1の内周部にケ−ス突き出し部1cを設けて、振動板5の外周部が共鳴室10の方向に許容範囲を越えて移動しないように規制されている。
【0005】
図7は図6に示す従来の電磁型発音体の発音体ケ−ス1の内周部に設けたケ−ス突き出し部1cと振動板及びマグネットとの取付構造の要部拡大断面図である。振動板5はその外周部がケ−ス突き出し部1cで規制されているために外部衝撃によって移動し、マグネットより離脱することはない。しかし、この従来例では振動板5の中央部の移動が規制されていないために、強い外部衝撃に対しては振動板5の防護としては不十分であった。
【0006】
そこで、上記従来例の欠点を改良するものとして特開平6−165293号「電気音響変換器」に外部衝撃から振動板5を防護する構造が提案されている。図8は特開平6−165293号に開示の電磁型発音体の構造の断面図である。図8において図6と同じ符号は同じ機能作用をするものである。
【0007】
図8に示す電磁型発音体の構造においては振動板5の一方面側に形成された共鳴室10の内壁部に、振動板5の中央部に取り付けられた鉄片10の部分で外部衝撃による前記振動板の移動許容範囲を規制する移動制限手段を設けたものである。即ち、共鳴室10の音を外部に導く放音筒を長くして放音孔突き出し部1bを設けて移動制限手段として用い、放音孔突き出し部1bの端部と鉄片9の間隔を通常の振動許容範囲と同等か若しくはそれより僅か大きく設定したものである。又、振動板5の外周部の移動規制については、図6の場合と同様に発音体ケ−ス1の内周部に突き出し部1cを設けて振動板5の外周部が共鳴室10の方向に許容範囲を越えて移動しないように規制したものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平6−165293号に開示の電磁型発音体の構造においては、振動板5に対する垂直方向からの外部衝撃に対しては振動板5の移動を一定許容範囲に規制するという点では効果があるが、振動板5に対する側面からの強い外部衝撃を受けた場合、図6、図8に示した上記いずれの従来例においても振動板5を支持している円筒状のマグネット4の外周部と発音体ケ−ス1の内周部との間に殆ど隙間がないために、外部衝撃力が図6では発音体ケ−ス1とマグネット4を経て、又、図8では発音体ケ−ス1から直接振動板5に伝わることで、振動板5が大きく変位して塑性変形し、振動特性が不良になるという問題があった。
【0009】
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、振動板に対する側面からの強い外部衝撃を受けても、その衝撃力を柔らげて振動板の塑性変形が発生しないようにして、安定した振動特性の電磁型発音体を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の電磁型発音体においては、放音孔を有する発音体ケ−スと、磁性材料からなるヨ−クベ−スと、前記ヨ−クベ−スの中央部に設けられた鉄心と、前記ヨ−クベ−スの外周上に配置されたマグネットと、前記発音体ケ−スの内部にあって前記マグネットと前記鉄心と前記ヨ−クベ−スにより磁気回路を形成するように、前記マグネット上に配置された振動板と、前記鉄心の周囲に配置された励磁コイルと、前記励磁コイルの端末を外部に導くための外部接続端子とを有する電磁型発音体において、前記発音体ケ−スの内周部にケース突き出し部を設け、前記マグネットは前記ケース突き出し部に前記マグネットの上面を突き当てて配置されており、前記マグネットの外周部に段部を形成して、前記マグネットの外周部と前記発音体ケ−スの内周部との間に隙間を設け、外部衝撃によって前記振動板が塑性変形しないようにしたことを特徴とするものである。
【0012】
更に、本発明の電磁型発音体においては、放音孔を有する発音体ケ−スと、磁性材料からなるヨ−クベ−スと、前記ヨ−クベ−スの中央部に設けられた鉄心と、前記ヨ−クベ−スの外周上に配置されたマグネットと、前記発音体ケ−スの内部にあって前記マグネットと前記鉄心と前記ヨ−クベ−スにより磁気回路を形成するように、前記マグネット上に配置された振動板と、前記鉄心の周囲に配置された励磁コイルと、前記励磁コイルの端末を外部に導くための外部接続端子とを有する電磁型発音体において、前記マグネットの外周部に段部を形成し、且つ前記マグネットの段部は前記マグネットの外周部に沿って部分的に複数箇所に設けて、前記マグネットの外周部と前記発音体ケ−スの内周部との間に隙間を設け、外部衝撃によって前記振動板が塑性変形しないようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
又、本発明の電磁型発音体においては、放音孔を有する発音体ケ−スと、磁性材料からなるヨ−クベ−スと、前記ヨ−クベ−スの中央部に設けられた鉄心と、前記ヨ−クベ−スの外周上に配置されたマグネットと、前記発音体ケ−スの内部にあって前記マグネットと前記鉄心と前記ヨ−クベ−スにより磁気回路を形成するように、前記マグネット上に配置された振動板と、前記鉄心の周囲に配置された励磁コイルと、前記励磁コイルの端末を外部に導くための外部接続端子とを有する電磁型発音体において、前記発音体ケ−スの内周部にケース突き出し部を設け、前記マグネットは前記ケース突き出し部に前記マグネットの上面を突き当てて配置されており、前記発音体ケ−スの内周部に段部を形成して、前記マグネットの外周部と前記発音体ケ−スの内周部との間に隙間を設け、外部衝撃によって前記振動板が塑性変形しないようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
又、本発明の電磁型発音体においては、放音孔を有する発音体ケ−スと、磁性材料からなるヨ−クベ−スと、前記ヨ−クベ−スの中央部に設けられた鉄心と、前記ヨ−クベ−スの外周上に配置されたマグネットと、前記発音体ケ−スの内部にあって前記マグネットと前記鉄心と前記ヨ−クベ−スにより磁気回路を形成するように、前記マグネット上に配置された振動板と、前記鉄心の周囲に配置された励磁コイルと、前記励磁コイルの端末を外部に導くための外部接続端子とを有する電磁型発音体において、前記発音体ケ−スの内周部に段部を形成し、且つ前記発音体ケ−スの内周部の段部は前記発音体ケ−スの内周部に沿って部分的に複数箇所に設けて、前記マグネットの外周部と前記発音体ケ−スの内周部との間に隙間を設け、外部衝撃によって前記振動板が塑性変形しないようにしたことを特徴とするものである。
【0015】
又、本発明の電磁型発音体においては、放音孔を有する発音体ケ−スと、磁性材料からなるヨ−クベ−スと、前記ヨ−クベ−スの中央部に設けられた鉄心と、前記ヨ−クベ−スの外周上に配置されたマグネットと、前記発音体ケ−スの内部にあって前記マグネットと前記鉄心と前記ヨ−クベ−スにより磁気回路を形成するように、前記マグネット上に配置された振動板と、前記鉄心の周囲に配置された励磁コイルと、前記励磁コイルの端末を外部に導くための外部接続端子とを有する電磁型発音体において、前記発音体ケ−スの内周部にケース突き出し部を設け、前記マグネットは前記ケース突き出し部に前記マグネットの上面を突き当てて配置されており、前記マグネットの外周部と前記発音体ケ−スの内周部との間に緩衝部材を全周又は部分的に複数箇所に介在させて隙間を設け、外部衝撃によって前記振動板が塑性変形しないようにしたことを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基いて説明する。尚、図において、従来技術と同一部材は同一符号で示し、説明を省略する。図1は本発明の第1の実施例の電磁型発音体の要部の構造を示す断面図である。又、図2は図1における振動板の取付け部分(図1において点線で囲んだ部分)の要部拡大断面図である。
【0017】
円筒状の発音体ケ−ス1は振動板5の中央部に取り付けられた鉄片9部分で振動板5と垂直方向の外部衝撃による振動板5の移動許容範囲を規制する移動制限部材として、共鳴室10の音を外気に導く放音孔突き出し部1bを長くして、放音孔突き出し部1bの端部と鉄片9の間隔を通常の振動許容範囲と同等か若しくはそれより僅か大きく設定している。又、発音体ケ−ス1の共鳴室10の内壁部に振動板5の外周部の移動を許容範囲に制限するケ−ス突き出し部1cを設けている。又、円筒状のマグネット4には振動板5を境に共鳴室10と反対側の外周部に沿って段部4aを形成して、発音体ケ−ス1の内周部との間に段部4aで出来る隙間11を設けたものである。この隙間11の距離は0.6mm程度である。
【0018】
この様な構成によって、第1の実施例においては、振動板5に対する垂直方向からの外部衝撃に対しては、振動板5の中央部の変位は放音孔突き出し部1bで規制し、又、振動板5の外周部の変位はケ−ス突き出し部1cで規制することができる。
【0019】
又、一方、振動板5に対する側面からの外部衝撃に対しては、隙間11によって外部衝撃力が一旦プラスチック製の発音体ケ−ス1で吸収される。そのために、従来例のように外部衝撃力が発音体ケ−ス1及びマグネット4を経て、又は、発音体ケ−ス1から直接振動板5に伝わることがないので衝撃力は隙間11が存在することにより柔らげられ、振動板5の変位が小さく塑性変形を生ずることがなく安定した振動特性を維持することができる。
【0020】
尚、上記の実施例においては、マグネット4の外周部に沿って全周に段部4aを設けたが、この段部はマグネット4の外周部に沿って部分的に複数箇所に設けることもできる。
【0021】
図3は本発明の第2の実施例を示すもので、振動板の取付け部分の要部拡大断面図である。第2の実施例においては、振動板5を境に共鳴室10と反対側のマグネット4の外周部に沿って発音体ケ−ス1の内周部に段部1dを形成して、発音体ケ−ス1との間に隙間11を設けたものである。 第2の実施例では段部1dはプラスチック製の発音体ケ−ス1に形成しているので第1の実施例のマグネット4の段部4aに比べると射出成形で簡単に作ることができる。又、段部1dがプラスチック材料でできていることから衝撃力の吸収効果を大きくすることができる。
【0022】
図4は第2の実施例の変形例を示すもので、発音体ケ−ス1を内側から見た平面図である。図4における発音体ケ−ス1は、第2の実施例の場合の段部1dを発音体ケ−ス1の内周部に沿って部分的に複数箇所に設けたものである。この実施例ではマグネット4を発音体ケ−ス1の段部1dで部分的に保持しているために、第2の実施例より衝撃力の吸収効果を更に大きくすることができる。
【0023】
図5は本発明の第3の実施例で、振動板の取付け部分の要部拡大断面図である。第3の実施例においては、マグネット4の外周部と発音体ケ−ス1の内周部との間に全周又は複数箇所に緩衝部材12を介在させて隙間を設けたものである。緩衝部材12としては弾性を有する材料例えばゴムやプラスチックやシリコン等の接着剤を使用することによって外部衝撃の吸収効果を大きくし、振動板5の塑性変形を防止することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上述べたことから明らかなように、本発明によれば、振動板を保持しているマグネットの外周部と発音体ケ−スの内周部との間に隙間を設けることによって、振動板が側面から強い外部衝撃を受けた場合でも、衝撃力を吸収して振動板の塑性変形を防止し、安定した振動特性を有する電磁型発音体を得ることができる。
【0025】
又、マグネットの外周部と発音体ケ−スの内周部との間の隙間はマグネットの外周部又は発音体ケ−スの内周部に段部を設けることにより得ることができるので、簡単な構造で振動板の側面からの衝撃力を吸収して振動板の塑性変形を防止し、安定した振動特性を有する電磁型発音体を得ることができる。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の要部の構造を示す断面図である。
【図2】図1における振動板の取付け部分の要部拡大断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の振動板の取付け部分の要部拡大断面図である。
【図4】第2の実施例の変形例としての発音体ケ−ス1を内側から見た平面図である。
【図5】本発明の第3の実施例の振動板の取付け部分の要部拡大断面図である。
【図6】従来例の電磁型発音体構造の断面図である。
【図7】図6の振動板及びマグネットの取付構造の要部拡大断面図である。
【図8】他の従来例の電磁型発音体構造の断面図である。
【符号の説明】
1 発音体ケ−ス
1a 放音孔
1b 放音孔突き出し部
1c ケ−ス突き出し部
1d 発音体ケース内周部の段部
2 ヨ−クベ−ス
3 鉄心
4 マグネット
4a マグネット外周部の段部
5 振動板
6 励磁コイル
7 基板
8a、8b 外部接続端子
9 鉄片
10 共鳴室
11 隙間
12 緩衝部材

Claims (5)

  1. 放音孔を有する発音体ケ−スと、磁性材料からなるヨ−クベ−スと、前記ヨ−クベ−スの中央部に設けられた鉄心と、前記ヨ−クベ−スの外周上に配置されたマグネットと、前記発音体ケ−スの内部にあって前記マグネットと前記鉄心と前記ヨ−クベ−スにより磁気回路を形成するように、前記マグネット上に配置された振動板と、前記鉄心の周囲に配置された励磁コイルと、前記励磁コイルの端末を外部に導くための外部接続端子とを有する電磁型発音体において、前記発音体ケ−スの内周部にケース突き出し部を設け、前記マグネットは前記ケース突き出し部に前記マグネットの上面を突き当てて配置されており、
    前記マグネットの外周部に段部を形成して、前記マグネットの外周部と前記発音体ケ−スの内周部との間に隙間を設け、外部衝撃によって前記振動板が塑性変形しないようにしたことを特徴とする電磁型発音体。
  2. 放音孔を有する発音体ケ−スと、磁性材料からなるヨ−クベ−スと、前記ヨ−クベ−スの中央部に設けられた鉄心と、前記ヨ−クベ−スの外周上に配置されたマグネットと、前記発音体ケ−スの内部にあって前記マグネットと前記鉄心と前記ヨ−クベ−スにより磁気回路を形成するように、前記マグネット上に配置された振動板と、前記鉄心の周囲に配置された励磁コイルと、前記励磁コイルの端末を外部に導くための外部接続端子とを有する電磁型発音体において、前記マグネットの外周部に段部を形成し、且つ前記マグネットの段部は前記マグネットの外周部に沿って部分的に複数箇所に設けて、前記マグネットの外周部と前記発音体ケ−スの内周部との間に隙間を設け、外部衝撃によって前記振動板が塑性変形しないようにしたことを特徴とする電磁型発音体。
  3. 放音孔を有する発音体ケ−スと、磁性材料からなるヨ−クベ−スと、前記ヨ−クベ−スの中央部に設けられた鉄心と、前記ヨ−クベ−スの外周上に配置されたマグネットと、前記発音体ケ−スの内部にあって前記マグネットと前記鉄心と前記ヨ−クベ−スにより磁気回路を形成するように、前記マグネット上に配置された振動板と、前記鉄心の周囲に配置された励磁コイルと、前記励磁コイルの端末を外部に導くための外部接続端子とを有する電磁型発音体において、前記発音体ケ−スの内周部にケース突き出し部を設け、前記マグネットは前記ケース突き出し部に前記マグネットの上面を突き当てて配置されており、
    前記発音体ケ−スの内周部に段部を形成して、前記マグネットの外周部と前記発音体ケ−スの内周部との間に隙間を設け、外部衝撃によって前記振動板が塑性変形しないようにしたことを特徴とする電磁型発音体。
  4. 放音孔を有する発音体ケ−スと、磁性材料からなるヨ−クベ−スと、前記ヨ−クベ−スの中央部に設けられた鉄心と、前記ヨ−クベ−スの外周上に配置されたマグネットと、前記発音体ケ−スの内部にあって前記マグネットと前記鉄心と前記ヨ−クベ−スにより磁気回路を形成するように、前記マグネット上に配置された振動板と、前記鉄心の周囲に配置された励磁コイルと、前記励磁コイルの端末を外部に導くための外部接続端子とを有する電磁型発音体において、前記発音体ケ−スの内周部に段部を形成し、且つ前記発音体ケ−スの内周部の段部は前記発音体ケ−スの内周部に沿って部分的に複数箇所に設けて、前記マグネットの外周部と前記発音体ケ−スの内周部との間に隙間を設け、外部衝撃によって前記振動板が塑性変形しないようにしたことを特徴とする電磁型発音体。
  5. 放音孔を有する発音体ケ−スと、磁性材料からなるヨ−クベ−スと、前記ヨ−クベ−スの中央部に設けられた鉄心と、前記ヨ−クベ−スの外周上に配置されたマグネットと、前記発音体ケ−スの内部にあって前記マグネットと前記鉄心と前記ヨ−クベ−スにより磁気回路を形成するように、前記マグネット上に配置された振動板と、前記鉄心の周囲に配置された励磁コイルと、前記励磁コイルの端末を外部に導くための外部接続端子とを有する電磁型発音体において、前記発音体ケ−スの内周部にケース突き出し部を設け、前記マグネットは前記ケース突き出し部に前記マグネットの上面を突き当てて配置されており、
    前記マグネットの外周部と前記発音体ケ−スの内周部との間に緩衝部材を全周又は部分的に複数箇所に介在させて隙間を設け、外部衝撃によって前記振動板が塑性変形しないようにしたことを特徴とする電磁型発音体。
    【0001】
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