JP3567860B2 - 加湿装置およびそれを用いた空気調和機 - Google Patents

加湿装置およびそれを用いた空気調和機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、室内に加湿空気を供給する加湿装置およびそれを用いた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来、加湿装置としては、加湿ロータと、上記加湿ロータを経由する吸湿通路に設けられた吸湿ファンと、上記加湿ロータを経由する加湿通路に設けられた加湿ファンと、上記加湿ロータを一定回転速度で駆動する加湿ロータ用モータと、上記加湿通路の加湿ロータよりも上流側に設けられたヒータとを備えものがある。この加湿装置は、室外において外気から加湿ロータに水分を吸着させた後、その加湿ロータから水分を脱着させて加湿した加湿空気を加湿ホースを通じて室内に供給する。そうすることにより、冬季の乾燥しやすい室内の湿度を調整して快適性を向上できる。
【0003】
ところが、上記加湿装置では、加湿ロータの回転速度が一定であるために、外気湿度や外気温度の変化により加湿ロータの吸脱着能力が変化し、最適な加湿運転ができないという問題がある。
【0004】
また、本出願人により、加湿空気を加湿ホースを介して室内に吹き出す加湿運転と乾燥空気を加湿ホースに吹き込む乾燥運転とを交互に繰り返す加湿装置が提案されている。この加湿装置では、低コストで加湿ホース内の結露水の滞留を防ぐことができる(なお、この加湿装置は、この発明を理解しやすくするために説明するものであって、公知技術ではなく、従来技術ではない)。ところが、上記加湿運転と乾燥運転を交互に行う加湿装置では、外気温度や外気湿度に関係なく乾燥運転を制御し、外気温度が高いか低湿度で加湿ホース内部に結露が発生しにくいにもかかわらず乾燥運転を行うため、加湿運転時間が短くなって加湿量が不足し、快適性が損なわれるという問題がある。
【0005】
そこで、この発明の目的は、最適な加湿運転を行うことができ、加湿量不足を解消して室内の快適性を向上できる加湿装置およびそれを用いた空気調和機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の加湿装置は、加湿ロータと、上記加湿ロータを経由する吸湿通路に設けられた吸湿ファンと、上記加湿ロータを経由する加湿通路に設けられた加湿ファンと、上記加湿ロータを駆動する加湿ロータ用モータと、上記加湿通路の上記加湿ロータよりも上流側に設けられたヒータとを備えた加湿装置において、上記加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホースと、外気温度 , 上記加湿ホースの長さ , 上記加湿ファンの風量 , 上記ヒータの入力 , 上記加湿ホースの出口側の吹き出し空気の温度または上記加湿ホースの出口側の吹き出し空気の湿度の少なくとも1つに基づいて、上記加湿ホース内が結露しない湿度の加湿空気が上記加湿ホースを介して室内に供給されるように、上記加湿ロータ用モータの回転数を制御する制御手段を備えたことを特徴としている。
【0007】
上記請求項1の加湿装置によれば、上記加湿ロータ用モータにより回転する上記加湿ロータの上記吸湿通路に面する領域に、上記吸湿通路に設けた吸湿ファンにより外気を通過させ、加湿ロータの吸湿通路に面する領域に外気から水分を吸着させる。そして、上記加湿ロータ用モータにより回転する加湿ロータの吸湿通路に面していた領域(水分を吸着した領域)は、加湿ロータの回転に伴って順に上記加湿通路に面して、上記加湿通路に設けた加湿ファンにより、ヒータで加熱された空気を上記加湿通路に面する加湿ロータの領域を通過させ、加湿ロータから水分を脱着させて空気を加湿する。このようにして、上記加湿ロータの回転に伴って吸着と脱着を繰り返し、加湿空気を室内に供給する。このとき、上記加湿ロータの回転速度が速いと、水分の吸脱着量が増えて加湿空気の湿度が高くなり、加湿ロータの回転速度が遅いと、水分の吸脱着量が減って加湿空気の湿度が低くなるので、外気温度 , 上記加湿ホースの長さ , 上記加湿ファンの風量 , 上記ヒータの入力 , 上記加湿ホースの出口側の吹き出し空気の温度または上記加湿ホースの出口側の吹き出し空気の湿度の少なくとも1つに基づいて、上記制御手段により加湿ロータ用モータを制御して、加湿ホース内が結露しない湿度の加湿空気が加湿ホースを介して室内に供給されるように、加湿ロータを適切な回転速度にすることによって、加湿ホース内の結露を防ぎつつ加湿空気の湿度を最適にすることが可能となる。したがって、最適な加湿運転を行うことができ、加湿量不足を解消して室内の快適性を向上できる。
また、請求項2の加湿装置は、請求項1の加湿装置において、上記制御手段は、上記加湿ホースの長さ , 上記加湿ファンの風量 , 上記ヒータの入力 , 上記加湿ホースの出口側の吹き出し空気の温度または上記加湿ホースの出口側の吹き出し空気の湿度の少なくとも1つと外気温度とに基づいて、上記加湿ロータ用モータの回転数を制御することを特徴としている。
また、請求項3の加湿装置は、請求項1の加湿装置において、上記制御手段は、上記加湿ホースの長さと上記加湿ファンの風量または上記ヒータの入力の少なくとも2以上に基づいて、上記加湿ロータ用モータの回転数を制御することを特徴としている。
【0008】
また、請求項の加湿装置は、請求項1または2の加湿装置において、外気温度を検出する外気温度センサを備え、上記外気温度センサにより検出された外気温度が低くなるほど、上記制御手段は、上記加湿ロータの回転速度が遅くなるように上記加湿ロータ用モータを制御することを特徴としている。
【0009】
上記請求項の加湿装置によれば、上記外気温度センサにより検出された外気温度が低くなるほど、加湿ロータで加湿された空気の湿度(相対湿度)が高くなるので、加湿ロータの回転速度が遅くなるように、上記制御手段により加湿ロータ用モータを制御することによって、加湿通路から吹き出す加湿空気の湿度を下げて、外気温度に応じた適切な湿度の加湿空気を供給できる。また、上記加湿空気の湿度を最適制御することにより、加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホース等の通路内の結露を防ぐこともできる。
【0010】
【0011】
【0012】
また、請求項の加湿装置は、請求項1乃至4のいずれか1つの加湿装置において、上記制御手段が上記加湿ホースの長さに基づいて上記加湿ロータ用モータの回転数を制御するとき、上記加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホースを備え、上記制御手段は、上記加湿ホースが長くなるほど、上記加湿ロータの回転速度が遅くなるように上記加湿ロータ用モータを制御することを特徴としている。
【0013】
上記請求項の加湿装置によれば、上記加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホースが長くなるほど、加湿ホース内を通過するときに加湿空気の温度が低下して、加湿ロータで加湿された空気の湿度(相対湿度)が高くなるので、加湿ロータの回転速度が遅くなるように、上記制御手段により加湿ロータ用モータを制御することによって、加湿通路から吹き出す加湿空気の湿度を下げて、加湿ホース長に応じた適切な湿度の加湿空気を供給できる。また、上記加湿空気の湿度を最適制御することにより、加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホース内の結露を防ぐこともできる。
【0014】
また、請求項の加湿装置は、請求項1乃至5のいずれか1つの加湿装置において、上記制御手段が上記加湿ファンの風量に基づいて上記加湿ロータ用モータの回転数を制御するとき、上記制御手段は、上記加湿ファンの風量が少なくなるほど、上記加湿ロータの回転速度が遅くなるように上記加湿ロータ用モータを制御することを特徴としている。
【0015】
上記請求項の加湿装置によれば、上記加湿ファンの風量が少なくなるほど、加湿ロータで加湿された空気の湿度(相対湿度)が高くなるので、加湿ロータの回転速度が遅くなるように、上記制御手段により加湿ロータ用モータを制御することによって、加湿通路から吹き出す加湿空気の湿度を下げて、加湿ファンの風量に応じた適切な湿度の加湿空気を供給できる。また、上記加湿空気の湿度を最適制御することにより、加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホース等の通路内の結露を防ぐこともできる。
【0016】
また、請求項の加湿装置は、請求項1乃至6のいずれか1つの加湿装置において、上記制御手段が上記ヒータの入力に基づいて上記加湿ロータ用モータの回転数を制御するとき、上記制御手段は、上記ヒータの入力が小さくなるほど、上記加湿ロータの回転速度が遅くなるように上記加湿ロータ用モータを制御することを特徴としている。
【0017】
上記請求項の加湿装置によれば、上記ヒータの入力が小さくなるほど、加湿ロータを通過する空気の温度が下がり、加湿ロータで加湿された空気の湿度(相対湿度)が高くなるので、加湿ロータの回転速度が遅くなるように、上記制御手段により加湿ロータ用モータを制御することによって、加湿通路から吹き出す加湿空気の湿度を下げて、ヒータの入力に応じた適切な湿度の加湿空気を供給できる。また、上記加湿空気の湿度を最適制御することにより、加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホース等の通路内の結露を防ぐこともできる。
【0018】
また、請求項の加湿装置は、請求項1乃至7のいずれか1つの加湿装置において、上記加湿ホースの出口側の吹き出し空気の温度を検出する出口側温度センサを備え、上記制御手段が上記出口側温度センサにより検出された上記加湿ホースの出口側の吹き出し空気の温度に基づいて上記加湿ロータ用モータの回転数を制御するとき、上記制御手段は、上記出口側温度センサにより検出された上記加湿ホースの出口側の吹き出し空気の温度が低くなるほど、上記加湿ロータの回転速度が遅くなるように上記加湿ロータ用モータを制御することを特徴としている。
【0019】
上記請求項の加湿装置によれば、上記出口側温度センサにより検出された加湿ホースの出口側の吹き出し空気の温度が低くなるほど、加湿ロータで加湿された空気の湿度(相対湿度)が高くなるので、加湿ロータの回転速度が遅くなるように、上記制御手段により加湿ロータ用モータを制御することによって、加湿通路から吹き出す加湿空気の湿度を下げて、加湿ホースの出口側の吹き出し空気の温度に応じた適切な湿度の加湿空気を供給できる。また、上記加湿空気の湿度を最適制御することにより、加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホース等の通路内の結露を防ぐこともできる。
【0020】
また、請求項の加湿装置は、請求項1乃至8のいずれか1つの加湿装置において、上記加湿ホースの出口側の吹き出し空気の湿度を検出する出口側湿度センサを備え、上記制御手段が上記出口側湿度センサにより検出された上記加湿ホースの出口側の吹き出し空気の湿度に基づいて上記加湿ロータ用モータの回転数を制御するとき、上記制御手段は、上記出口側湿度センサにより検出された上記加湿ホースの出口側の吹き出し空気の湿度が高くなるほど、上記加湿ロータの回転速度が遅くなるように上記加湿ロータ用モータを制御することを特徴としている。
【0021】
上記請求項の加湿装置によれば、上記出口側温度センサにより検出された加湿ホースの出口側の吹き出し空気の湿度が高くなるほど、加湿ロータの回転速度が遅くなるように、上記制御手段により加湿ロータ用モータを制御することによって、加湿通路から吹き出す加湿空気の湿度を下げて、加湿ホースの出口側の吹き出し空気の湿度に応じた適切な湿度の加湿空気を供給できる。また、上記加湿空気の湿度を最適制御することにより、加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホース等の通路内の結露を防ぐこともできる。
【0022】
また、請求項10の空気調和機は、請求項1乃至のいずれか1つの加湿装置を用いたことを特徴としている。
【0023】
上記請求項10の空気調和機によれば、室内が乾燥しやすい暖房運転時に上記加湿装置により室内を効果的に加湿することによって、より快適な暖房を提供できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の加湿装置およびそれを用いた空気調和機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0025】
図1はこの発明の第1実施形態の加湿装置を用いた空気調和機の概略ブロック図であり、1は室内ユニット、2は室外ユニット、3は上記室外ユニット2の上部に配置された加湿装置、4は上記室内ユニット1と加湿装置3とを接続する加湿ホース4である。この加湿装置を用いた空気調和機は、加湿装置3から加湿ホース4を介して室ユニット1に加湿空気を供給して、室内を加湿する。
【0026】
また、図2は図1に示す加湿装置3を用いた空気調和機の要部のブロック図を示しており、加湿装置3は、ケーシング(図示せず)内に円板状の加湿ロータ11を配置している。この加湿ロータ11は、シリカゲル,ゼオライト,アルミナ等の吸着材が例えばハニカム状または多孔多粒状に成形されており、軸11aを中心に加湿ロータ用モータ12によって回転する。また、上記ケーシング内を仕切り板(図示せず)で仕切って、加湿ロータ11の各部を経由する吸湿通路Aと加湿通路Bとを形成している。
【0027】
上記吸湿通路Aの加湿ロータ11よりも下流側に吸湿ファン13を設け、その吸湿ファン13を駆動する吸湿ファン用モータ14を設けている。上記加湿ロータ11は、吸湿通路Aを矢印の方向に流れる空気から吸湿する(水分を吸着する)。
【0028】
一方、上記加湿通路Bの加湿ロータ11よりも下流側に加湿ファン15を設け、その加湿ファン15を駆動する加湿ファン用モータ16を設けて、空気を矢印に示すように吸引して流すようにしている。上記加湿通路Bの加湿ロータ11よりも上流側の部分にヒータ17を設けて、このヒータ17で加熱された空気が加湿ロータ11を通るときに、加湿ロータ11によって加湿される(加湿ロータ11から水分を脱着する)。このように、上記吸湿通路Aの空気から加湿ロータ11が吸着した水分は、ヒータ17によって加熱された空気によって脱着されて、この空気が加湿される。そうして加湿された空気は、加湿ファン15によって加湿ホース4に送られる。
【0029】
また、図2において、21は室内ユニット本体5の加湿ホース4の吹出口4a近傍に配置され、加湿ホース4の出口側の吹き出し空気の湿度(相対湿度)を検出する出口側湿度センサ、22は上記吹出口4a近傍に配置され、加湿ホース4の出口側の吹き出し空気の温度を検出する出口側温度センサ、23は上記加湿ホース4の加湿ファン15の下流側近傍に配置され、加湿ホース4の入口側の吹き出し空気の温度を検出する入口側温度センサ、24は外気温度を検出する外気温度センサ、25は外気湿度を検出する外気湿度センサである。また、31は上記出口側湿度センサ21,出口側温度センサ22からの信号を受けて、室内ファン(図示せず)等を制御する室内制御部、32は上記入口側温度センサ23,外気温度センサ24および外気湿度センサ25からの信号を受けて、圧縮機(図示せず)等を制御する室外制御部、33は上記室外制御部32からの信号を受けて、加湿運転を制御する制御手段としての加湿運転制御部である。上記加湿運転制御部23は、加湿ロータ用モータ12,吸湿ファン用モータ14,加湿ファン用モータ16およびヒータ17を制御する。
【0030】
図3は上記加湿装置3において外気温度,外気湿度,吸湿ファン13の風量,加湿ファン15の風量およびヒータ17の入力を夫々一定とした場合の加湿ロータ11の回転速度(rpm)と加湿ホース4の出口湿度(RH%)の関係および加湿ロータ11の回転速度(rpm)と加湿能力(g/h)の関係を示す図である。図3に示すように、加湿ロータ11の回転速度が速くなるほど、加湿空気の湿度が高くなり、加湿能力が大きくなる一方、加湿ロータ11の回転速度が遅くなるほど、加湿空気の湿度が低くなり、加湿能力が小さくなる。
【0031】
上記構成の加湿装置3において、加湿運転制御部33は、外気温度,外気湿度,加湿ホース4の長さ,吸湿ファン15の風量,ヒータ17の入力,加湿ホース4の出口側の吹き出し空気の温度および加湿ホース4の出口側の吹き出し空気の湿度のうちのいずれか1つに基づいて、加湿ロータ用モータ12を制御することにより加湿ロータ11の回転速度を制御して、加湿ホース4内が結露しない最適ポイントで加湿運転を行う。
【0032】
以下に、外気温度,外気湿度,加湿ホース4の長さ,吸湿ファン15の風量,ヒータ17の入力,加湿ホース4の出口側の吹き出し空気の温度および加湿ホース4の出口側の吹き出し空気の湿度の夫々に基づいて、加湿ロータ11の回転速度を制御する処理を次の(1)〜(7)に説明する。
【0033】
(1) 外気温度センサ24により検出された外気温度が低くなるほど、加湿ロータ11の回転速度が遅くなるように、加湿運転制御部33により加湿ロータ用モータ12を制御することによって、加湿ホース4内が結露しない湿度でかつ加湿能力が最も高くなるような最適湿度の加湿空気を供給することができる。また、外気温度が低いほど加湿ホース4に送り込む空気の湿度(相対湿度)が高くなり、加湿ホース4内が結露しやすくなるので、加湿ホース4に送り込む空気の湿度を下げるために加湿ロータ11の回転速度を遅くする。
【0034】
(2) 外気湿度センサ2により検出された外気湿度が高くなるほど、加湿ロータ11の回転速度が遅くなるように、加湿運転制御部33により加湿ロータ用モータ12を制御することによって、加湿ホース4内が結露しない湿度でかつ加湿能力が最も高くなるような最適湿度の加湿空気を供給することができる。また、外気湿度が高いほど加湿能力が上がって加湿ホース4に送り込む空気の湿度が高くなり、加湿ホース4内が結露しやすくなるので、加湿ホース4に送り込む空気の湿度を下げるために加湿ロータ11の回転速度を遅くする。
【0035】
(3) 加湿ホース4が長くなるほど、加湿ロータ11の回転速度が遅くなるように、加湿運転制御部33により加湿ロータ用モータ12を制御することによって、加湿ホース4内が結露しない湿度でかつ加湿能力が最も高くなるような最適湿度の加湿空気を供給することができる。また、加湿ホース4が長いほど加湿ホース4内が結露しやすくなるので、加湿ホース4に送り込む空気の湿度を下げるために加湿ロータ11の回転速度を遅くする。
【0036】
(4) 吸湿ファン15の風量が少なくなるほど、加湿ロータ11の回転速度が遅くなるように、加湿運転制御部33により加湿ロータ用モータ12を制御することによって、加湿ホース4内が結露しない湿度でかつ加湿能力が最も高くなるような最適湿度の加湿空気を供給することができる。また、吸湿ファン15の風量が少ないほど加湿ホース4に送り込む空気の湿度が高くなり、加湿ホース4内が結露しやすくなるので、加湿ホース4に送り込む空気の湿度を下げるために加湿ロータ11の回転速度を遅くする。
【0037】
(5) ヒータ17の入力が小さくなるほど、加湿ロータ11の回転速度が遅くなるように、加湿運転制御部33により加湿ロータ用モータ12を制御することによって、加湿ホース4内が結露しない湿度でかつ加湿能力が最も高くなるような最適湿度の加湿空気を供給することができる。また、ヒータ17の入力が小さいほど加湿ホース4に送り込む空気の湿度が高くなり、加湿ホース4内が結露しやすくなるので、加湿ホース4に送り込む空気の湿度を下げるために加湿ロータ11の回転速度を遅くする。
【0038】
(6) 出口側温度センサ22により検出された加湿ホース4の出口側の吹き出し空気の温度が低くなるほど、加湿ロータ11の回転速度が遅くなるように、加湿運転制御部33により加湿ロータ用モータ12を制御することによって、加湿ホース4内が結露しない湿度でかつ加湿能力が最も高くなるような最適湿度の加湿空気を供給することができる。また、加湿ホース4の出口側の吹き出し空気の温度が低いほど加湿ホース4に送り込む空気の湿度(相対湿度)が高くなり、加湿ホース4内が結露しやすくなるので、加湿ホース4に送り込む空気の湿度を下げるために加湿ロータ11の回転速度を遅くする。
【0039】
(7) 出口側湿度センサ21により検出された加湿ホース4の出口側の吹き出し空気の湿度が高くなるほど、加湿ロータ11の回転速度が遅くなるように、加湿運転制御部33により加湿ロータ用モータ12を制御することによって、加湿ホース4内が結露しない湿度でかつ加湿能力が最も高くなるような最適湿度の加湿空気を供給することができる。また、加湿ホース4の出口側の吹き出し空気の湿度が高いほど加湿ホース4内が結露しやすくなるので、加湿ホース4に送り込む空気の湿度を下げるために加湿ロータ11の回転速度を遅くする。
【0040】
なお、上記(1)〜(7)では、加湿ホース4内が結露しない湿度で加湿能力が最も高い最適湿度の加湿空気を供給したが、室内に供給される加湿空気に要求される湿度であってもよいのは勿論である。
【0041】
このように、上記加湿装置3は、外気温度,外気湿度,加湿ホース4の長さ,吸湿ファン15の風量,ヒータ17の入力,加湿ホース4の出口側吹出空気の温度および加湿ホース4の出口側吹出空気の湿度のうちのいずれか1つに基づいて、加湿運転制御部33により加湿ロータ用モータ12を制御して加湿ロータ11を適切な回転速度にすることによって、加湿ホース内の結露を防ぎつつ最適な加湿運転を行うことができ、加湿量不足を解消して室内の快適性を向上できる。
【0042】
また、上記加湿装置を用いた空気調和機によれば、室内が乾燥しやすい暖房運転時に室内を効果的に加湿することによって、より快適な暖房を行うことができる。
【0043】
上記実施の形態では、加湿装置を用いた空気調和機について説明したが、この発明の加湿装置を他の暖房装置に用いてもよいし、装置単体で使用される加湿装置等にこの発明を適用してもよい。
【0044】
また、上記実施の形態では、外気温度,外気湿度,加湿ホース4の長さ,吸湿ファン15の風量,ヒータ17の入力,加湿ホース4の出口側吹出空気の温度および加湿ホース4の出口側吹出空気の湿度のうちのいずれか1つに基づいて、加湿ロータ用モータ12を制御することにより加湿ロータ11の回転速度を制御したが、外気温度,外気湿度,加湿ホース4の長さ,吸湿ファン15の風量,ヒータ17の入力,加湿ホース4の出口側吹出空気の温度および加湿ホース4の出口側吹出空気の湿度のうちの2以上に基づいて、加湿ロータ用モータを制御することにより加湿ロータの回転速度を制御してもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上より明らかなように、請求項1の発明の加湿装置は、加湿ロータと、上記加湿ロータを経由する吸湿通路に設けられた吸湿ファンと、上記加湿ロータを経由する加湿通路に設けられた加湿ファンと、上記加湿ロータを駆動する加湿ロータ用モータと、上記加湿通路の上記加湿ロータよりも上流側に設けられたヒータとを備えた加湿装置において、上記加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホースと、外気温度 , 上記加湿ホースの長さ , 上記加湿ファンの風量 , 上記ヒータの入力 , 上記加湿ホースの出口側の吹き出し空気の温度または上記加湿ホースの出口側の吹き出し空気の湿度の少なくとも1つに基づいて、上記加湿ホース内が結露しない湿度の加湿空気が上記加湿ホースを介して室内に供給されるように、上記加湿ロータ用モータの回転数を制御する制御手段を備えたものである。
【0046】
したがって、請求項1の発明の加湿装置によれば、上記制御手段により加湿ロータ用モータを制御して、加湿ロータを適切な回転速度にして、加湿ホース内が結露しないように加湿空気の湿度を最適にすることによって、加湿ホース内の結露を防ぎつつ最適な加湿運転を行うことができ、加湿量不足を解消して室内の快適性を向上できる。
【0047】
また、請求項の発明の加湿装置は、請求項1または2の加湿装置において、外気温度を検出するにより検出された外気温度が低くなるほど、上記制御手段により上記加湿ロータの回転速度が遅くなるように加湿ロータ用モータを制御するので、外気温度が低く湿度(相対湿度)が高くなるようなときに加湿通路から吹き出す加湿空気の湿度を下げて、外気温度に応じた適切な湿度の加湿空気を供給できると共に、上記加湿空気の湿度を最適制御することにより、加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホース等の通路内の結露を防ぐことができる。
【0048】
【0049】
また、請求項の発明の加湿装置は、請求項1乃至4のいずれか1つの加湿装置において、上記加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホースが長くなるほど、上記制御手段により上記加湿ロータの回転速度が遅くなるように加湿ロータ用モータを制御するので、加湿ホース長が長く加湿ホース内が結露しやすいようなときに加湿通路から吹き出す加湿空気の湿度を下げて、加湿ホース長に応じた適切な湿度の加湿空気を供給できると共に、上記加湿空気の湿度を最適制御することにより、加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホース内の結露を防ぐことができる。
【0050】
また、請求項の発明の加湿装置は、請求項1乃至5のいずれか1つの加湿装置において、上記加湿ファンの風量が少なくなるほど、上記制御手段により上記加湿ロータの回転速度が遅くなるように加湿ロータ用モータを制御するので、加湿ファン風量が少なく加湿空気の湿度(相対湿度)が高くなるようなときに加湿通路から吹き出す加湿空気の湿度を下げて、加湿ファンの風量に応じた適切な湿度の加湿空気を供給できると共に、上記加湿空気の湿度を最適制御することにより、加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホース等の通路内の結露を防ぐことができる。
【0051】
また、請求項の発明の加湿装置は、請求項1乃至6のいずれか1つの加湿装置において、上記ヒータの入力が小さくなるほど、上記制御手段により上記加湿ロータの回転速度が遅くなるように加湿ロータ用モータを制御するので、ヒータの入力が小さく加湿空気の湿度(相対湿度)が高くなるようなときに加湿通路から吹き出す加湿空気の湿度を下げて、ヒータの入力に応じた適切な湿度の加湿空気を供給できると共に、上記加湿空気の湿度を最適制御することにより、加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホース等の通路内の結露を防ぐことができる。
【0052】
また、請求項の発明の加湿装置は、請求項1乃至7のいずれか1つの加湿装置において、上記加湿ホースの出口側の吹き出し空気の温度を検出する出口側温度センサを備え、上記出口側温度センサにより検出された加湿ホースの出口側の吹き出し空気の温度が低くなるほど、上記制御手段により上記加湿ロータの回転速度が遅くなるように加湿ロータ用モータを制御するので、出口側の吹出空気温度が加湿空気の湿度(相対湿度)が高くなるようなときに加湿通路から吹き出す加湿空気の湿度を下げて、出口側の吹出空気温度に応じた適切な湿度の加湿空気を供給できると共に、上記加湿空気の湿度を最適制御することにより、加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホース等の通路内の結露を防ぐことができる。
【0053】
また、請求項の発明の加湿装置は、請求項1乃至8のいずれか1つの加湿装置において、上記加湿ホースの出口側の吹き出し空気の湿度を検出する出口側湿度センサを備え、上記出口側湿度センサにより検出された加湿ホースの出口側の吹き出し空気の湿度が高くなるほど、上記制御手段により上記加湿ロータの回転速度が遅くなるように加湿ロータ用モータを制御するので、出口側の吹出空気湿度が加湿空気の湿度(相対湿度)が高くなるようなときに加湿通路から吹き出す加湿空気の湿度を下げて、出口側の吹出空気湿度に応じた適切な湿度の加湿空気を供給できると共に、上記加湿空気の湿度を最適制御することにより、加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホース等の通路内の結露を防ぐことができる。
【0054】
また、請求項10の発明の空気調和機は、請求項1乃至のいずれか1つの加湿装置を用いたので、室内が乾燥しやすい暖房運転時に上記加湿装置により室内を効果的に加湿することによって、より快適な暖房を提供できる空気調和機を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態の加湿装置を用いた空気調和機の概略ブロック図である。
【図2】図2は上記加湿装置を用いた空気調和機の要部の構成図である。
【図3】図3は上記加湿装置の加湿ロータの回転速度と加湿ホースの出口湿度との関係および加湿ロータの回転速度と加湿能力との関係を示す図である。
【符号の説明】
1…室内ユニット、2…室外ユニット、
3…加湿装置、4…加湿ホース、
5…室内ユニット本体、6…表示部、
11…加湿ロータ、12…加湿ロータ用モータ、
13…吸湿ファン、14…吸湿ファン用モータ、
15…加湿ファン、16…加湿ファン用モータ、
17…ヒータ、21…出口側湿度センサ、
22…出口側温度センサ、23…入口側温度センサ、
24…外気温度センサ、25…外気湿度センサ、
31…室内制御部、32…室外制御部、
33…加湿運転制御部。

Claims (10)

  1. 加湿ロータ(11)と、上記加湿ロータ(11)を経由する吸湿通路に設けられた吸湿ファン(13)と、上記加湿ロータ(11)を経由する加湿通路に設けられた加湿ファン(15)と、上記加湿ロータ(11)を駆動する加湿ロータ用モータ(12)と、上記加湿通路の上記加湿ロータ(11)よりも上流側に設けられたヒータ(17)とを備えた加湿装置において、
    上記加湿通路からの加湿空気を室内に搬送する加湿ホース ( ) と、
    外気温度 , 上記加湿ホース ( ) の長さ , 上記加湿ファン ( 15 ) の風量 , 上記ヒータ ( 17 ) の入力 , 上記加湿ホース ( ) の出口側の吹き出し空気の温度または上記加湿ホース ( ) の出口側の吹き出し空気の湿度の少なくとも1つに基づいて、上記加湿ホース ( ) 内が結露しない湿度の加湿空気が上記加湿ホース ( ) を介して室内に供給されるように、上記加湿ロータ用モータ(12)の回転数を制御する制御手段(33)を備えたことを特徴とする加湿装置。
  2. 請求項1に記載の加湿装置において、
    上記制御手段 ( 33 ) は、上記加湿ホース ( ) の長さ , 上記加湿ファン ( 15 ) の風量 , 上記ヒータ ( 17 ) の入力 , 上記加湿ホース ( ) の出口側の吹き出し空気の温度または上記加湿ホース ( ) の出口側の吹き出し空気の湿度の少なくとも1つと外気温度とに基づいて、上記加湿ロータ用モータ ( 12 ) の回転数を制御することを特徴とする加湿装置。
  3. 請求項1に記載の加湿装置において、
    上記制御手段 ( 33 ) は、上記加湿ホース ( ) の長さと上記加湿ファン ( 15 ) の風量または上記ヒータ ( 17 ) の入力の少なくとも2以上に基づいて、上記加湿ロータ用モータ ( 12 ) の回転数を制御することを特徴とする加湿装置。
  4. 請求項1または2に記載の加湿装置において、
    外気温度を検出する外気温度センサ(24)を備え、
    上記外気温度センサ(24)により検出された外気温度が低くなるほど、上記制御手段(33)は、上記加湿ロータ(11)の回転速度が遅くなるように上記加湿ロータ用モータ(12)を制御することを特徴とする加湿装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の加湿装置において、
    上記制御手段 ( 33 ) が上記加湿ホース ( ) の長さに基づいて上記加湿ロータ用モータ ( 12 ) の回転数を制御するとき、上記制御手段(33)は、上記加湿ホース(4)が長くなるほど、上記加湿ロータ(11)の回転速度が遅くなるように上記加湿ロータ用モータ(12)を制御することを特徴とする加湿装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の加湿装置において、
    上記制御手段 ( 33 ) が上記加湿ファン ( 15 ) の風量に基づいて上記加湿ロータ用モータ ( 12 ) の回転数を制御するとき、上記制御手段(33)は、上記加湿ファン(15)の風量が少なくなるほど、上記加湿ロータ(11)の回転速度が遅くなるように上記加湿ロータ用モータ(12)を制御することを特徴とする加湿装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の加湿装置において、
    上記制御手段 ( 33 ) が上記ヒータ ( 17 ) の入力に基づいて上記加湿ロータ用モータ ( 12 ) の回転数を制御するとき、上記制御手段(33)は、上記ヒータ(17)の入力が小さくなるほど、上記加湿ロータ(11)の回転速度が遅くなるように上記加湿ロータ用モータ(12)を制御することを特徴とする加湿装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の加湿装置において、
    記加湿ホース(4)の出口側の吹き出し空気の温度を検出する出口側温度センサ(22) 備え、
    上記制御手段 ( 33 ) が上記出口側温度センサ ( 22 ) により検出された上記加湿ホース ( ) の出口側の吹き出し空気の温度に基づいて上記加湿ロータ用モータ ( 12 ) の回転数を制御するとき、上記制御手段(33)は、上記出口側温度センサ(22)により検出された上記加湿ホース(4)の出口側の吹き出し空気の温度が低くなるほど、上記加湿ロータ(11)の回転速度が遅くなるように上記加湿ロータ用モータ(12)を制御することを特徴とする加湿装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1つに記載の加湿装置において、
    記加湿ホース(4)の出口側の吹き出し空気の湿度を検出する出口側湿度センサ(21) 備え、
    上記制御手段 ( 33 ) が上記出口側湿度センサ ( 21 ) により検出された上記加湿ホース ( ) の出口側の吹き出し空気の湿度に基づいて上記加湿ロータ用モータ ( 12 ) の回転数を制御するとき、上記制御手段(33)は、上記出口側湿度センサ(21)により検出された上記加湿ホース(4)の出口側の吹き出し空気の湿度が高くなるほど、上記加湿ロータ(11)の回転速度が遅くなるように上記加湿ロータ用モータ(12)を制御することを特徴とする加湿装置。
  10. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の加湿装置を用いたことを特徴とする空気調和機。
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