JP3567339B2 - 車両用昇降装置における座乗部の回動・昇降装置 - Google Patents

車両用昇降装置における座乗部の回動・昇降装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は車両用昇降装置における座乗部の回動・昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バスのように車室の床面が地上から比較的高く、昇降ストロークを大きく要求される車両用昇降装置においても、主として平行リンク型の昇降装置が用いられていた。
【0003】
【発明が解決ようとする課題】
従来の技術で説明したように、バスのように車室の床面が地上から比較的高く、昇降ストロークを大きく要求される車両用昇降装置においても、主として平行リンク型の昇降装置が用いられていたから、車両の側方にプラットホームが大きく迫り出し、昇降場所の確保が困難であった。
【0004】
特に、座席を車外に旋回し、昇降して乗降を行おうとすると、旋回機構と昇降支持機構とが複雑となりコスト高になるばかりでなく、作動の円滑が期待できなかったのである。この発明昇降装置は、前述の欠点を解消する目的でなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
車室に上下端を軸受して回転支柱軸を回転自在に支承し、その回転支柱軸にブラケットにより昇降案内支持筒を縦向きに一体に支架して共に旋回自在に設け、その昇降案内支持筒内に、座乗部を取付けた昇降フレームを支架する昇降体を、内壁面に沿って昇降自在に装置すると共に、昇降案内支持筒に内装した動力機構に関連して昇降自在に設け、前記回転支柱軸には下端に昇降するロックピンを配備してこのロックピンと同心円に対応するロック孔を、座乗部が回転支柱軸を中心とする旋回で車内位置と車外位置とで係合するように固定配置している車両用昇降装置における座乗部の回動・昇降装置において、昇降案内支持筒の下半内方の内装する動力機構は、昇降案内支持筒の中心部を占める細長い引っ張り動力発生用オイルシリンダーを、その下端を支軸により軸支して配置し、その動力発生用オイルシリンダーからピストンロッドを突出させ、そのピストンロッドの先端に軸受部を設けて下部プーリーを軸架すると共に、さらに上方に延長した延長部にワイヤー連結軸を設け、昇降案内支持筒の上部内方には上部プーリーを並列支架し、ワイヤーは、その一端を前記ピストンロッドの延長部に設けたワイヤー連結軸に連結し、上方へ引き上げて前記上部プーリーに掛け、下方へ降して下部プーリーに掛け、これを上方へ引き上げて上部プーリーに掛け、それから再び下方へ降ろして案内孔より外方へ引き出し、昇降体に支架した昇降フレームに連結していることを特徴とする車両用昇降装置における座乗部の回動・昇降装置にある
【0006】
前記昇降案内支持筒は、外周面に互いに平行な縦向き孔縁を有する案内孔を開孔し、その縦向き孔縁の両側の前面内壁面に、前記動力機構、下部プーリーおよびその他の関連機構を避けて接する上部前面支承輪を上方側に、反対の後面内壁面に同じく前記動力機構、下部プーリーおよびその他の関連機構を避けて接する下部後面支承輪を下方側に備え、同じく前記動力機構、下部プーリーおよびその他の関連機構を避けて上部前面支承輪の後方に配置されて90度齟齬して左右側面内壁面に接する上部側面支承輪を上方側に、同じく前記動力機構、下部プーリーおよびその他の関連機構を避けて下部後面支承輪の前方に配置されて90度齟齬して左右側面内壁面に接する下部側面支承輪を下方側に有する昇降体を配置してもよいものである
【0007】
前記ロックピンと関連する操作機構は、回転支柱軸の下端にロックピン軸受板を取付け、その軸受板に設けた軸受孔にロックピンを上下にスライド自在に嵌挿すると共に、軸受 板の上面に拡張スプリングを配備し、ロックピンを常時下方へ付勢して降下し、ディスクの車内位置ロック孔と車外位置ロック孔とに係合するように設けてもよいものである
【0008】
前記ロックピンと関連するハンドル操作機構は、昇降案内支持筒の下部外周に設けた下部枢軸に下部ハンドルを枢支し、前記ロックピンの上端と下部連杆を介して連結し、この下部ハンドルと、昇降案内支持角筒の中間部外周に設けた上部枢軸に枢支される上部ハンドルを、上部連杆をもって連結してもよいものである
【0009】
【発明の実施の形態】
車室に上下端を軸受して回転支柱軸を回転自在に支承し、その回転支柱軸にブラケットにより昇降案内支持筒を縦向きに一体に支架して共に旋回自在に設け、その昇降案内支持筒内に、座乗部を取付けた昇降フレームを支架する昇降体を、内壁面に沿って昇降自在に装置すると共に、昇降案内支持筒に内装した動力機構に関連して昇降自在に設け、前記回転支柱軸には下端に昇降するロックピンを配備してこのロックピンと同心円に対応するロック孔を、座乗部が回転支柱軸を中心とする旋回で車内位置と車外位置とで係合するように固定配置している車両用昇降装置における座乗部の回動・昇降装置において、前記昇降案内支持筒の下半内方の内装する動力機構は、昇降案内支持筒の中心部を占める細長い引っ張り動力発生用オイルシリンダーを、その下端を支軸により軸支して配置し、その動力発生用オイルシリンダーからピストンロッドを突出させ、そのピストンロッドの先端に軸受部を設けて下部プーリーを軸架すると共に、さらに上方に延長した延長部にワイヤー連結軸を設け、昇降案内支持筒の上部内方には、上部プーリーを並列支架し、ワイヤーは、その一端を前記ピストンロッドの延長部に設けたワイヤー連結軸に連結し、上方へ引き上げて前記上部プーリーに掛け、下方へ降して下部プーリーに掛け、これを上方へ引き上げて上部プーリーに掛け、それから再び下方へ降ろして案内孔より外方へ引き出し、昇降体に支架した昇降フレームに連結し、前記昇降案内支持筒は、外周面に互いに平行な縦向き孔縁を有する案内孔を開孔し、その縦向き孔縁の両側の前面内壁面に、前記動力機構、下部プーリーおよびその他の関連機構を避けて接する上部前面支承輪を上方側に、反対の後面内壁面に同じく前記動力機構、下部プーリーおよびその他の関連機構を避けて接する下部後面支承輪を下方側に備え、同じく前記動力機構、下部プーリーおよびその他の関連機構を避けて上部前面支承輪の後方に配置されて90度齟齬して左右側面内壁面に接する上部側面支承輪を上方側に、同じく前記動力機構、下部プーリーおよびその他の関連機構を避けて下部後面支承輪の前方に配置されて90度齟齬して左右側面内壁面に接する下部側面支承輪を下方側に有する昇降体を配置し、前記ロックピンと関連する操作機構は、回転支柱軸の下端にロックピン軸受板を取付け、その軸受板に設けた軸受孔にロックピンを上下にスライド自在に嵌挿すると共に、軸受板の上面に拡張スプリングを配備し、ロックピンを常時下方へ付勢して降下し、ディスクの車内位置ロック孔と車外位置ロック孔とに係合するように設け、前記ロックピンと関連するハンドル操作機構は、昇降案内支持筒の下部外周に設けた下部枢軸に下部ハンドルを枢支し、前記ロックピンの上端と下部連杆を介して連結し、この下部ハンドルと、昇降案内支持角筒の中間部外周に設けた上部枢軸に枢支される上部ハンドルを、上部連杆をもって連結してなる車両用昇降装置における座乗部の回動・昇降装置
【0010】
【実施例】
以下、この発明を実施の一例である図面により説明すると、1は回転支柱軸であって、例えば、車室2の天井面2aに設けた上部軸受3と床面2bに設けた下部軸受4に、それぞれ対応する上下の上端軸部5と下端軸部6を嵌合して回転自在に支承すると共に、下端に昇降するロックピン7を配備し、これと対応する車内位置ロック孔8と車外位置ロック孔9を所要角度離隔させて開孔するディスク10を下部軸受4に固着して配置している。
【0011】
前記回転支柱軸1は、詳しくは、図5に示すように、下端軸部6を下部軸受4に対してスラストボールベアリング11を介し、スラスト方向と旋回方向とに支承すると共に外部から座乗部12の昇降動力として自在接手13を介してオイルパイプ14を接続し、回転支柱軸1に作動オイルの供給を可能に設けている。
【0012】
回転支柱軸1にブラケット15、16を取り付け、このブラケット15、16に昇降案内支持筒17を縦向きに支架している。
【0013】
前記昇降案内支持筒17の上部内方には、上部プーリー18、19を並列支架している。
【0014】
前記昇降案内支持筒17の下半内方には、中心部を占める細長い引っ張り動力発生用オイルシリンダー20を、その下端を支軸20aにより軸支して配置し、その動力発生用オイルシリンダー20からピストンロッド21を突出させ、そのピストンロッド21の先端に軸受部22を設けて下部プリー23を軸架すると共に、さらに上方に延長した延長部24にワイヤー連結軸25を設けている。
【0015】
前記引っ張り動力発生用オイルシリンダー20の上部背面にオイルパイプ接手26を設け、その先端を昇降案内支持筒17の背面の開孔27から外方へ出して前記回転支柱軸1に外周面に突出するオイルパイプ接手28とパイプ29により連通している。
【0016】
前記昇降案内支持筒17は、図1および図3に示すように、外周面に互いに平行な縦向き孔縁30a、30bを有する案内孔30を開孔し、その縦向き孔縁30a、30bの両側の前面内壁面17aに、前記引っ張り動力発生用オイルシリンダー20、下部プーリー23および後述のワイヤー32を避けて接する上部前面支承輪33を上方側に、反対の後面内壁面17bに同じく引っ張り動力発生用オイルシリンダー20、下部プーリー23および後述のワイヤー32を避けて接する下部後面支承輪34を下方側に備え、同じく引っ張り動力発生用オイルシリンダー20、下部プーリー23および後述のワイヤー32を避けて上部前面支承輪33の後方に配置されて90度齟齬して左右側面内壁面17c、17dに接する上部側面支承輪35を上方側に、同じく引っ張り動力発生用オイルシリンダー20、下部プーリー23および後述のワイヤー32を避けて下部後面支承輪34の前方に配置されて90度齟齬して左右側面内壁面17c、17dに接する下部側面支承輪36を下方側に有する昇降体37を配置している。
【0017】
ワイヤー32は、その一端を前記ピストンロッド21の延長部24に設けたワイヤー連結軸25に連結し、上方へ引き上げて前記上部プーリー19に掛け、下方へ降して下部プーリー23に掛け、これを上方へ引き上げて上部プーリー18に掛け、それから再び下方へ降ろして案内孔30より外方へ引き出し、昇降体37に支架した昇降フレーム38に連結して配備している。そして昇降フレーム38の先端に前記座乗部12を支架している。尚、上部プーリー18、19は上下に調節自在である。
【0018】
ロックピン7を連結する操作機構39は、図6に示すように、回転支柱軸1の下端にロックピン軸受板40を取付け、そのロックピン軸受板40に設けた軸受孔41にロックピン7を上下にスライド自在に嵌挿すると共に、ロックピン軸受板40の上面に拡張スプリング42を配備し、ロックピン7を常時下方へ付勢して降下し、ディスク10の車内位置ロック孔8、9に係合するように設けている。
【0019】
前記拡張スプリング42は支枠43に囲まれ、上端を支枠43の上部内面43aに接し、下端を座金44に接している。座金44はピン45によりロックピン7に貫通取付け、ピン45が支枠43の下部内面43bに接し、それ以上降下しないように設けている。
【0020】
昇降案内支持筒17の下部外周に設けた下部枢軸46に下部ハンドル47を枢支し、前記ロックピン7の上端と下部連杆48を介して連結し、この下部ハンドル47と、昇降案内支持筒17の中間部外周に設けた上部枢軸49に枢支される上部ハンドル50を、上部連杆51をもって連結している。
【0021】
この発明は、前述のように構成されるものであるから、車室2に座乗部12を格納した状態では、昇降案内支持筒17において、引っ張り動力発生用オイルシリンダー20のオイル作動によりピストンロッド21は降下位置に縮小してワイヤー32を引上げており、その一端に連結されている昇降フレーム38を最上昇位置に引上げている。したがって、図8において実線で示すように、座乗部12を配置している。そこで、一般車室の座席と同様にこの座乗部12に腰を降して乗車することができる。
【0022】
次に、座乗部12を車外に繰り出すには、車室のドアー(図示しない)を開き、車室内からでは上部ハンドル50を、例えば手前に引いて、ロックピン7を上昇させ、車外からでは、下部ハンドル47を下げて、ディスク10の車内位置ロック孔8から引き上げるとロックが解除し、回転支柱軸1を中心に、昇降案内支持筒17と共に座乗部12を旋回することができ、車室出入口52より座乗部12を外方へ送り出す。そこで、ロックピン7はディスク10の車外用ロック孔9に再び嵌入し、その状態に昇降案内支持筒17を固定する。そこで引っ張り動力用オイルシリンダー20を連通するオイル弁(図示しない)を操作して解放すると、ピストンロッド21には座乗部12の荷重がかかっているので、引っ張り動力用オイルシリンダー20よりオイルを排出してピストンロッド21は上昇し、連結するワイヤー32を緩めて昇降体37を昇降案内支持筒17の底面又は開口の下端に接するまで降下し、これに支架する座乗部12を降下するものである。そして車外の座乗部12から路面に直接に立つことができる。
【0023】
反対に、車室に乗車するときには、座乗部12を上記の順序で車外に降下セットしたところで、座乗部12に腰を掛け、そのままの状態で、座乗部12を引っ張り動力用オイルシリンダー20およびピストンロット21の作用でワイヤー32を引き、昇降体37を上昇させ、座乗部を上昇させる。上端所定位置に達したとき、下部レバー又は上部レバーを持って操作し、ロックピン7を車外位置ロック孔9から外し、ロックがフリーとなったところで、回転支柱1を中心に昇降案内筒を回動し、座乗部12を車室に旋回移動した後、ロックピン7を再びディスク10の車内位置ロック孔8に嵌合し、その車室の所定位置にセットした状態にロックするものである。
【0024】
前記この発明昇降装置の実施例は、バスの後半寄車室に設置する場合を示したが、一般の前部乗降口に設置することもでき、座乗部を乗降口を通して車室外に旋回移動し、その位置に昇降案内支持筒をロックして座乗部を昇降し、路面から直接に座席に腰を降した状態で乗車又は降車することができる。
【0025】
【発明の効果】
この発明昇降装置は、以上のようになるから、バスのように車室の床面が地上から比較的高く、昇降ストロークを大きく要求されても昇降案支持筒に座乗部を支架する昇降体を配備し、案内昇降することにより大きなストロークを得ることができ、従来の平行リンク型の昇降装置に比較してコンパクトに全体を構成することができるものである。
【0026】
また昇降装置を回転支柱軸と昇降案支持筒に分割構成することによって、旋回の中心支持機構と、昇降機構とを夫々専属し、構造の簡単化、作動の確実化および円滑化、さらにロック機構の操作性の向上を図ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明車両用昇降装置の一部切り欠き正面図である。
【図2】同じくその右側面図である。
【図3】同じくその一部切り欠き左側面図である。
【図4】その回転支柱軸の上端を支承する軸受け構造を示す拡大断面図である。
【図5】同じくその回転支柱軸の下端を支承する軸受け構造を示す拡大断面図である。
【図6】座乗部旋回ロック機構を示す側面図である。
【図7】座乗部旋回ロック機構のロックピンと嵌合するディスク単体の正面図である。
【図8】同じくこの発明車両用昇降装置の全体を示す正面図で、仮線は座乗部を車室の外方に迫り出し、昇降する状態を示すものである。
【図9】同じく側面図で座乗部の昇降する状態を示すものである。
【図10】同じく座乗部の旋回する状態を示すものである。
【符号の説明】
1 回転支柱軸
2 車室
2a 天井面
2b 床面
3 上部軸受
4 下部軸受
5 上端軸部
6 下端軸部
7 ロックピン
8 車内位置ロック孔
9 車外位置ロック孔
10 ディスク
11 スラストボールベアリング
12 座乗部
13 自在接手
14 オイルパイプ
15 ブラケット
16 ブラケット
17 昇降案内支持筒
17a 前面内壁面
17b 後面内壁面
17c 左側面内壁面
17d 右側面内壁面
18 上部プーリー
19 上部プーリー
20 引っ張り動力発生用オイルシリンダー
20a 支軸
21 ピストンロッド
22 軸受部
23 下部プーリー
24 延長部
25 ワイヤー連結軸
26 オイルパイプ接手
27 開孔
28 オイルパイプ接手
29 パイプ
30 案内孔
30a 縦向き孔縁
30b 縦向き孔縁
32 ワイヤー
33 上部前面支承輪
34 下部後面支承輪
35 上部側面支承輪
36 下部側面支承輪
37 昇降体
38 昇降フレーム
39 操作機構
40 ロックピン軸受板
41 軸受孔
42 拡張スプリング
43 支枠
43a 上部内面
43b 下部内面
44 座金
45 ピン
46 下部枢軸
47 下部ハンドル
48 下部連杆
49 上部枢軸
50 上部ハンドル
51 上部連杆
52 車室出入口

Claims (4)

  1. 車室に上下端を軸受して回転支柱軸を回転自在に支承し、その回転支柱軸にブラケットにより昇降案内支持筒を縦向きに一体に支架して共に旋回自在に設け、その昇降案内支持筒内に、座乗部を取付けた昇降フレームを支架する昇降体を、内壁面に沿って昇降自在に装置すると共に、昇降案内支持筒に内装した動力機構に関連して昇降自在に設け、前記回転支柱軸には下端に昇降するロックピンを配備してこのロックピンと同心円に対応するロック孔を、座乗部が回転支柱軸を中心とする旋回で車内位置と車外位置とで係合するように固定配置している車両用昇降装置における座乗部の回動・昇降装置において、昇降案内支持筒の下半内方の内装する動力機構は、昇降案内支持筒の中心部を占める細長い引っ張り動力発生用オイルシリンダーを、その下端を支軸により軸支して配置し、その動力発生用オイルシリンダーからピストンロッドを突出させ、そのピストンロッドの先端に軸受部を設けて下部プーリーを軸架すると共に、さらに上方に延長した延長部にワイヤー連結軸を設け、昇降案内支持筒の上部内方には上部プーリーを並列支架し、ワイヤーは、その一端を前記ピストンロッドの延長部に設けたワイヤー連結軸に連結し、上方へ引き上げて前記上部プーリーに掛け、下方へ降して下部プーリーに掛け、これを上方へ引き上げて上部プーリーに掛け、それから再び下方へ降ろして案内孔より外方へ引き出し、昇降体に支架した昇降フレームに連結していることを特徴とする車両用昇降装置における座乗部の回動・昇降装置。
  2. 車室に上下端を軸受して回転支柱軸を回転自在に支承し、その回転支柱軸にブラケットにより昇降案内支持筒を縦向きに一体に支架して共に旋回自在に設け、その昇降案内支持筒内に、座乗部を取付けた昇降フレームを支架する昇降体を、内壁面に沿って昇降自在に装置すると共に、昇降案内支持筒に内装した動力機構に関連して昇降自在に設け、前記回転支柱軸には下端に昇降するロックピンを配備してこのロックピンと同心円に対応するロック孔を、座乗部が回転支柱軸を中心とする旋回で車内位置と車外位置とで係合するように固定配置している車両用昇降装置における座乗部の回動・昇降装置において、昇降案内支持筒は、外周面に互いに平行な縦向き孔縁を有する案内孔を開孔し、その縦向き孔縁の両側の前面内壁面に、前記動力機構、下部プーリーおよびその他の関連機構を避けて接する上部前面支承輪を上方側に、反対の後面内壁面に同じく前記動力機構、下部プーリーおよびその他の関連機構を避けて接する下部後面支承輪を下方側に備え、同じく前記動力機構、下部プーリーおよびその他の関連機構を避けて上部前面支承輪の後方に配置されて90度齟齬して左右側面内壁面に接する上部側面支承輪を上方側に、同じく前記動力機構、下部プーリーおよびその他の関連機構を避けて下部後面支承輪の前方に配置されて90度齟齬して左右側面内壁面に接する下部側面支承輪を下方側に有する昇降体を配置していることを特徴とする車両用昇降装置における座乗部の回動・昇降装置。
  3. 車室に上下端を軸受して回転支柱軸を回転自在に支承し、その回転支柱軸にブラケットにより昇降案内支持筒を縦向きに一体に支架して共に旋回自在に設け、その昇降案内支持筒内に、座乗部を取付けた昇降フレームを支架する昇降体を、内壁面に沿って昇降自在に装置すると共に、昇降案内支持筒に内装した動力機構に関連して昇降自在に設け、前記回転支柱軸には下端に昇降するロックピンを配備してこのロックピンと同心円に対応するロック孔を、座乗部が回転支柱軸を中心とする旋回で車内位置と車外位置とで係合するように固定配置している車両用昇降装置における座乗部の回動・昇降装置において、ロックピンと関連する操作機構は、回転支柱軸の下端にロックピン軸受板を取付け、その軸受板に設けた軸受孔にロックピンを上下にスライド自在に嵌挿すると共に軸受板の上面に拡張スプリングを配備し、ロックピンを常時下方へ付勢して降下し、ディスクの車内位置ロック孔と車外位置ロック孔とに係合するように設けていることを特徴とする車両用昇降装置における座乗部の回動・昇降装置。
  4. 車室に上下端を軸受して回転支柱軸を回転自在に支承し、その回転支柱軸にブラケットにより昇降案内支持筒を縦向きに一体に支架して共に旋回自在に設け、その昇降案内支持筒内に、座乗部を取付けた昇降フレームを支架する昇降体を、内壁面に沿って昇降自在に装置すると共に、昇降案内支持筒に内装した動力機構に関連して昇降自 在に設け、前記回転支柱軸には下端に昇降するロックピンを配備してこのロックピンと同心円に対応するロック孔を、座乗部が回転支柱軸を中心とする旋回で車内位置と車外位置とで係合するように固定配置している車両用昇降装置における座乗部の回動・昇降装置において、 ロックピンと関連するハンドル操作機構は昇降案内支持筒の下部外周に設けた下部枢軸に下部ハンドルを枢支し、前記ロックピンの上端と下部連杆を介して連結し、この下部ハンドルと、昇降案内支持角筒の中間部外周に設けた上部枢軸に枢支される上部ハンドルを、上部連杆をもって連結していることを特徴とする車両用昇降装置における座乗部の回動・昇降装置。
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