JP3567022B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に装着され、未定着トナー像を記録媒体上に定着させる定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に装着され、転写紙等の記録媒体上に転写された未定着画像(加熱溶融性の樹脂等よりなるトナーにより形成された画像)を加熱して記録媒体上に定着させる定着装置として、ヒータを内蔵した定着ロ−ラ(加熱ローラ)と加圧ローラとを圧接させ、両ローラ間に記録媒体を通過させて熱と圧力とにより記録媒体上の未定着トナー像の定着を行なう、ヒートローラ方式の定着装置は周知である。
【0003】
従来のヒートローラ方式の定着装置においては、定着ロ−ラを軸受を介して装置フレームに支持している。その軸受は、通常、CリングやEリング等のストッパ(止め輪)により外側への抜け止めが行われている。また、内側への位置決めは装置フレームにより行なうのが一般的である。なお最近では、コスト削減等のために定着ロ−ラを支持する軸受に半円形の軸受を用いるケースが増えてきている。
【0004】
図4は、従来の定着装置の一例を説明するための分解斜視図であり、(a)に定着ローラを、(b)に装置フレーム及び加圧ロ−ラを示してある。この図に示す定着ロ−ラ12は、スベリ軸受16により定着フレーム14に回転可能に支持される。すなわち、定着ロ−ラ12をフレーム14内に挿入し、定着ロ−ラ12の両側からスベリ軸受16をローラ12に嵌挿し装置フレーム14に支持する。そして、一方のローラ端部には軸受16の外側に定着ギヤ17をはめこみ、その外側から止め輪15を定着ロ−ラ12に嵌挿して軸受16及び定着ギヤ17の抜け止めを行う。定着ロ−ラ12の反対側は、軸受16の直ぐ外側に止め輪15を嵌挿して軸受16の抜け止めを行う。止め輪15は、定着ロ−ラ12の両端部付近の外周面に設けられた溝12aに嵌まり込んで保持される。ローラ両側の軸受16は、そのフランジ面がフレーム14に当接することによりローラ内側への移動を規制されて位置決めされる。なお、フレーム14内で定着ロ−ラ12の下部には加圧ロ−ラ13が位置しており、図示しない加圧機構により加圧ロ−ラ13は定着ロ−ラ12に圧接される。また、フレーム14の用紙搬入及び搬出口は図示を省略されている。
【0005】
この様に、従来の定着装置においては、Cリング又はEリング等の止め輪を用いて、軸受の定着ロ−ラからの抜け止めを行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したような従来の定着装置において、止め輪の使用は部品コストを上昇させ、また、組み付け工程が増えることにより製造コストも上昇するという問題があった。
【0007】
本発明は、従来の定着装置における上述の問題を解決し、コストを上昇させることなく定着ロ−ラからの軸受の抜け止めを行うことのできる定着装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の課題は、本発明により、熱源を内蔵した定着ローラと該定着ローラに圧接される加圧ローラとを有し、両ローラ間に未定着画像を担持した記録媒体を通過させて未定着画像を記録媒体に定着させる定着装置において、装置フレームが前記定着ローラを支持する上フレームと前記加圧ローラを支持する下フレームとに分割され、前記定着ローラが、ローラ両端部付近でローラ周面に介在する略半円形の軸受を介して前記上フレームに支持されるとともに、前記定着ローラは、一方側端部に駆動ギヤが嵌装され、該駆動ギヤと反対側のローラ端部外径が他の部分のローラ外径よりも大きく構成され、ローラ自体により前記駆動ギヤと反対側の軸受の抜け止めが行われることにより解決される。
【0009】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例の定着装置を示す分解斜視図である。この図に示す定着装置1において、定着装置のフレームは、上フレーム4と下フレーム5とに分割されている。上フレーム4内には定着ロ−ラ2が、下フレーム5内には加圧ロ−ラ3が夫々配置される。加圧ロ−ラ3は、図示しない加圧機構により上方に付勢され、定着ロ−ラ2に圧接される。従って、定着ロ−ラ2は加圧ロ−ラ3の上に載った状態となる。
【0010】
定着ロ−ラ2は、図2に示すように、フランジ付のスベリ軸受6a,6bにより上フレーム4に支持されている。スベリ軸受6a,bは、図3に示すように半円形をしており、そのフランジ部に上フレーム4の半円形切欠き部(図1参照)が嵌まり込んでいる。定着ロ−ラ2の下方からは加圧ロ−ラ3が図示しない加圧機構により上方に付勢されており、よって、定着ロ−ラ2は加圧ロ−ラ3とスベリ軸受6a,bとにより回転可能に支持されることになる。
【0011】
ところで、定着ロ−ラ2の、一方の端部(図2において左側端部)のローラ径は、他の部分のローラ径よりも大きくされている。その大径部分2aと小径部分の段差の端面にスベリ軸受6aの外側面が当接することにより、スベリ軸受6aの定着ロ−ラ2からの抜け止めが行われている。スベリ軸受6aの、図2において右方への位置決めは上フレーム4により行われる。従って、スベリ軸受6aは定着ロ−ラ2のローラ軸方向への移動を規制されて位置決めされている。同時に、定着ロ−ラ2は、図2において右方への移動を規制される。
【0012】
定着ロ−ラ2の、図2において右側端部には、定着ロ−ラ駆動用の定着ギヤ7が嵌装されている。そして、その定着ギヤ7に駆動ギヤ8が噛み合わされ、図示しないモータの回転が定着ロ−ラ2に伝達されて定着ロ−ラ2が回転駆動される。定着ロ−ラ2のギヤ7側端部は大径にされておらず中央部分と同じローラ径となっている。これは、定着ギヤ7を定着ロ−ラ2に嵌め込むためである。また、駆動ギヤ8はフランジ付きギヤとなっており、ギヤ8のフランジ8aが定着ギヤ7の側面を押さえることにより、定着ギヤ7の定着ロ−ラ2からの抜け止めが行われる。そして、定着ギヤ7の抜け止めが行われることにより、定着ギヤ7の側面に当接したスベリ軸受6bも定着ロ−ラ2からの抜け止めが行われることになる。さらに、スベリ軸受6bは上フレーム4により、図2において左方への移動を規制されている。
【0013】
この様にして、スベリ軸受6a,6bの抜け止めが行われる。従って、本実施例においては、軸受の抜け止めのためにCリング又はEリング等の止め輪類を用いる必要がなく、部品コスト及び組み付けコストの低減を図ることができる。
【0014】
なお、本実施例では、定着ギヤ7の定着ロ−ラ2からの抜け止めを、定着ギヤ7に噛み合わせたフランジ付きギヤ8により行っているが、これを通常のギヤとして、定着ギヤ7の外側にCリング又はEリング等の止め輪類を使用しても良い。この場合、止め輪の省略は定着ロ−ラの一端部側のみとなるが、その場合でもコストの削減に寄与することはできる。
【0015】
また、本実施例では、軸受の抜け止めをするために定着ロ−ラ2の端部(一方の端部)を軸受装着部及び定着部よりも大径としたが、ローラ端部を軸受装着部及び定着部よりも大径とするのではなく、軸受装着部(スベリ軸受が嵌まり込む部分)だけが他の部分よりも小径となるようにローラを構成することにより、ローラ端部の外径を軸受装着部の外径よりも大きくなるようにしても良い。この場合には、定着ギヤの嵌挿に支障を来さずに軸受の抜け止めを行うことができるので、ローラ両側の止め輪類を省略してコストダウンを図ることができる。例えば、定着ロ−ラの端部と定着部(加圧ロ−ラと圧接される部分)の外径を同一とし、軸受装着部をローラ端部及び定着部よりも小径としても良い。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の定着装置によれば、駆動ギヤと反対側のローラ端部外径が他の部分のローラ外径よりも大きく構成され、ローラ自体により前記駆動ギヤの反対側の軸受の抜け止めが行われるので、一方側の止め輪を省略しても軸受の抜け止めを図ることができ、コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】その定着装置の定着ロ−ラの支持方法を示す側面図である。
【図3】その定着装置の定着ロ−ラを支持する軸受を示す正面図である。
【図4】従来の定着装置の一例を示す分解斜視図であり、(a)は定着ロ−ラを、(b)は装置フレーム及び加圧ロ−ラを示す。
【符号の説明】
1 定着装置
2,12 定着ロ−ラ
2a 大径部
3,13 加圧ロ−ラ
4 上フレーム
5 下フレーム
6,16 スベリ軸受
7,17 定着ギヤ
8 駆動ギヤ
14 定着フレーム
15 止め輪(ストッパ)

Claims (1)

  1. 熱源を内蔵した定着ローラと該定着ローラに圧接される加圧ローラとを有し、両ローラ間に未定着画像を担持した記録媒体を通過させて未定着画像を記録媒体に定着させる定着装置において、
    装置フレームが前記定着ローラを支持する上フレームと前記加圧ローラを支持する下フレームとに分割され、
    前記定着ローラが、ローラ両端部付近でローラ周面に介在する略半円形の軸受を介して前記上フレームに支持されるとともに、
    前記定着ローラは、一方側端部に駆動ギヤが嵌装され、該駆動ギヤと反対側のローラ端部外径が他の部分のローラ外径よりも大きく構成され、ローラ自体により前記駆動ギヤと反対側の軸受の抜け止めが行われることを特徴とする定着装置。
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